ちびまる子ちゃん

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テンプレート:Sidebar with collapsible listsちびまる子ちゃん』(ちびまるこちゃん)は、さくらももこによる日本漫画アニメ作品、またその主人公のニックネーム。作者の少女時代の思い出を軸に、普通の小学生の生活を綴るコメディ。

概要

本作品は、1974年から1975年の昭和50年代初期に、静岡県清水市(現静岡市清水区の入江地区)で少女時代を過ごした、作者のさくらももこの投影である小学校低学年の「ちびまる子ちゃん」が、家族、友達とともに繰り広げる日常生活を描いた、笑いあり、涙ありのコメディである。アニメ第2期の初期に時代設定を当時の現代である1990年代前半に変更したが、後に元の時代設定に戻している。

1989年度(平成元年)、第13回講談社漫画賞少女部門受賞。

初期には作者自身の小学生時代の実話をもとにしたエッセイ風コミックだったが、長期連載になるに従って作風が変化し、ほぼ完全にフィクションのみの話になっていく。それに伴い、登場キャラクターも初期は比較的リアルな人物描写だったが、次第にマンガチックにデフォルメして描かれるようになる。また、本作のフィクション化に伴って、作品の舞台である1974年当時の日本にはまだ存在しなかった物が作中で取り上げられる事例も見られるようになっている[注 1]

もともと実話がベースだったため、ギャグ漫画として独白風のツッコミが入っていることが本作の特徴の一つである。

テレビアニメ作品、劇場アニメ作品とともに大人気となったほか、連載されていた漫画『りぼん』のコミックスの中では通巻最高発行部数(3000万部以上)を記録。関連商品、キャラクターグッズも数多い。1989年に西武百貨店の新聞広告で使われたり、『アイドル時代の神話』(小倉千加子/著、朝日新聞社)(元は朝日ジャーナルの連載記事)などの書籍での紹介で、ある程度アニメ本放送前から一般にも知られていたが、1990年のテレビアニメ放送とそれに伴う関連商品発売、その他のアニメ版を基にしたイラスト広告などでの利用によって「平成のサザエさんと呼ばれるほどの国民的な認知度を得るに至る。1990年のキャラクター商品の売上額は年間100億円以上を記録した。1991年には700億円に達したとされており[1]、「人間キャラは売れない」という業界のジンクスを覆した[2]


2006年4月18日10月31日には実写テレビドラマ化され(ドラマの項を参照)、2007年4月19日からはレギュラー番組として『まるまるちびまる子ちゃん』の放送を開始した。当初半年の予定だった放送期間は延長され、2008年2月28日に番組終了となった。

2007年7月から2011年12月31日まで東京新聞中日新聞北陸中日新聞中日新聞社発行朝刊紙面と提携をしている新聞紙面で、ちびまる子ちゃんの4コマ漫画が連載されていた。

2013年8月18日サンケイスポーツ産業経済新聞社)の掲載にて、3代目のちびまる子ちゃん実写テレビドラマが5年半ぶりに放送することが発表された。キャストは3代目・まる子役を演じる信太真妃が選出され、同年10月1日に「スペシャルドラマちびまる子ちゃん」として、放送される(ドラマの項を参照)。「スペシャルドラマちびまる子ちゃん」では「『まる子、おじいちゃんを祝う』の巻」「『まる子、席替えをする』の巻」「『まる子、納豆を食べよう』の巻」「『まる子とたまちゃん、風船の手紙を拾う』の巻」の4本の作品が製作された。

漫画

テンプレート:雑多な内容の箇条書きりぼん』(集英社)、昭和61年(1986年)8月号 - 平成8年(1996年)6月号に連載され、看板作品となる。連載終了以降は不定期に掲載。2009年5月号で次の不定期連載作品の『コジコジ』とのコラボ漫画が描かれ、まる子は一時的にコジコジに引導を渡されることとなったが、2013年11月号に新作が掲載された。

かつて同時期に連載していた岡田あーみんとの合作企画で、『お父さんは心配症』のキャラクターが登場し、まる子と一緒にデパートに行ったことがある(コミックス2巻収録「まる子、デパートへ行く」)。

  • 2006年より『りぼん』の増刊枠「ぴっかぴか増刊 あみーご!」にてアニメ版がメイン扱いで掲載されており、翌2007年7月にはちびまる子ちゃん単独(『まるまるちびまる子ちゃん』含む)掲載の号が発売された。
  • 『りぼん』2007年5月号から2008年7月号にかけて、アニメ版を漫画風に再編集したものが掲載された。

単行本

2012年9月現在、コミックス版16巻(りぼんマスコットコミックス)、文庫版9巻、愛蔵版(特製ちびまる子ちゃん)5巻、集英社ガールズリミックス版第9 - 10巻の2巻、および『ちびまる子ちゃん-大野君と杉山君』『ちびまる子ちゃん -わたしの好きな歌』の映画原作2巻が刊行されている。

1995年に描かれた「まる子、夢について考える。」はコミックス版13巻に収録される予定だったが、未収録に変更となっている。

関連漫画

永沢君

また、中学生になった永沢君を主人公としたスピンオフコミックとして『永沢君』(小学館・『ビッグコミックスピリッツ』連載)も刊行されており、冴えない中学生男子たちの日常を描いている。世界観は『ちびまる子ちゃん』と同一だが、まる子は登場しない。永沢のクラスメートとして藤木、花輪、野口、城ヶ崎、小杉が登場(後者3人は元々この作品が初登場)する。『ちびまる子ちゃん』でのエピソードである「火事によるトラウマ」にも触れられている。

漫画版「ひとりずもう」

2006年に小学館ビッグコミックスピリッツ』に作者の自著エッセイ「ひとりずもう」を原作とした漫画を連載、単行本上下巻が発売されたが、登場人物のキャラクターデザインが「ちびまる子ちゃん」に準じている。

4コマ版「ちびまる子ちゃん」

2007年から4年半の間、新聞で連載されていた『4コマちびまる子ちゃん』は全13巻刊行された(後述)。

4コマ漫画

2007年7月1日から中日新聞東京新聞北陸中日新聞日刊県民福井(以上、中日新聞社が発行)、北海道新聞西日本新聞中国新聞徳島新聞河北新報神戸新聞、8月1日から新潟日報の朝刊に、4コマ漫画として毎号連載されていた。連載開始当初は原則として、日曜・祝日掲載分はカラー、その他の日の掲載分はモノクロで掲載されていたが、2008年4月1日から連日カラー掲載になった。2007年7月15日から、「字が小さい」という読者からの指摘により、全体を大きくした。2008年1月からは小学館から単行本が発行されている。約4年半、1500回以上連載したが、2011年12月31日に4コマ漫画版の新作連載が終了[3]、翌年1月は後継連載『おーい 栗之助』が始まるまでのつなぎとして「傑作選」が掲載された(1月1日から『カリンさん』が始まった新潟日報を除く)。単行本は全13巻。設定について、原作本編が1974年 - 1975年を舞台にしているのに対し、4コマ版は現代を舞台としており、時事ネタなども多く取り入れられている。

テレビアニメ

フジテレビ系列日曜18:00 - 18:30JST)にて放送中。日本アニメーション制作。

本放送前にパイロットフィルム(音声無し、吹き出し字幕付き)が制作されており、その映像はDVD『ちびまる子ちゃん全集1992年「花輪クンに恋人が!」の巻』の付録に収録されている。キャラクターデザインは第1期以降や原作と大きく異なる。

第1期は、1990年(平成2年)1月7日 - 1992年(平成4年)9月27日に放送された。全142話。この第1期の終了は当初の予定通りだったという。第2期は、1995年(平成7年)1月8日より放送中。2012年(平成24年)3月25日の放送で累計20年(途中休止分を除く)となり、テレビ朝日系列の『クレヨンしんちゃん』(1992年4月開始)とともに長寿番組の仲間入りとなった。また、2012年(平成24年)2月12日の放送で累計放送回数1000回を達成した。

1991年から1992年にかけて「中央児童福祉審議会推薦」番組となり、オープニングにはそのクレジットがあった。FNS各局でも本番組を直後の時間帯の『サザエさん』・『熱血!平成教育学院』とともに「青少年に見てもらいたい番組」に指定している。

まる子は、第1期と2000年代の作品では怠惰さやトラブルメーカーなど、原作に比較的忠実な性格設定となっている。原作にある独白を中心とした説明書きも、ナレーションという形で生かされている。また、実際に起きた事件、社会現象(仮面ライダースナック廃棄、七夕豪雨ユリゲラー、長嶋茂雄引退など)も多く取り扱われた(永沢家の火災も新聞の静岡版に掲載された実話である)。しかし、第2期初期(1995年 - 1998年頃)の作品では、まる子が時に正義感の強い所を見せたりトラブルの解決者となり、内容もいじめや教育実習生の苦悩、伝統工芸伝承者の後継者難などを取り上げた「社会派」の作品もあった。また終戦記念日前にはヒデじいの体験として『太平洋戦争』を描いた回もあった。

原作者は『サザエさん』のように本作の関連商品を許諾しない方針だったという。しかし、アニメ化に際して、商品化権なしにはスポンサーが集まらなかったので許諾した。もっとも本作のような作風ではキャラクター商品は売れないと判断されており、放送開始直前では8社しか商品化しなかった。しかし放送開始後、人気が過熱、1990年5月には31社が商品化した。ところが人気の過熱を警戒した原作者が商品化を拒絶したために、商品化が滞るようになった。この結果、すでに商品化を決定した各社は機会損失により経済的損害を蒙り、本作のキャラクター商品は著しく不足した。1990年の夏休みでは真正商品の不足のために偽物の商品が氾濫した[4]

2011年4月改編以降は、少女漫画発のテレビアニメ作品では唯一の全日帯・単独枠で本放送がなされる作品である。また日曜日で放送される少女女児向けアニメは、『プリキュアシリーズ』(ABC制作・テレビ朝日系列)とともに生き残っている。

また、2011年5月以降は「ちびまる子ちゃん誕生25周年記念企画」として「ちびまる子ちゃん誕生25周年記念 あのお話をもう一度! よりぬき原作祭」を開催し5月の5週と6月以降は月1ペースでアニメ化された原作ありの作品をリメイクして放送。しかし、そのままリメイクすると初回放送時と現在では違和感が生じてしまうため、一部の登場人物や内容はその話の雰囲気を壊さない程度にアレンジされている(現在「君」付けでは呼ばない永沢のことを当時のまま「君」付けで呼ぶなど、当時そのままの部分もある)。

また、後番組『サザエさん』同様ゴールデンタイムの直前の時間帯に放送されるため、番組改編期における特番による休止は少ない。その代わり、長時間拡大のスペシャル版を放送する機会も比較的少ない傾向にある。

視聴率

最高視聴率は1990年10月28日に記録した39.9%。なお、1964年には『鉄腕アトム』が40.3%という本番組を凌ぐ視聴率を記録しているが[5]、当時は日記式の視聴率調査であり、自動的に視聴率を測定する現行のオンラインメーター方式は1977年以降の導入である[6]。本作のアニメ視聴率1位の記録は、関東地区の1977年9月26日以降の調査においてというただし書きがついている。

フォーマット

1995年からステレオ放送を実施している。また、文字多重放送を実施しており、まる子の台詞は黄色、ナレーションは〈〉(山括弧)で囲んで緑、それ以外の人物は白で表示される。『FNSの日』内でも1990年 - 1996年の『1億人のテレビ夢列島'90』→『1億2500万人の超夢リンピック』まではモノラル放送だったが、1997年の『真夏の27時間ぶっ通しカーニバル』からはステレオ放送になっている。なお、『FNSの日』では2003年まで(放送休止期間の1994年・1995年を除く)毎年放送されてきたが、2004年は放送無し、2005年から再び放送されるも、2008年から再び放送されていない。

第1期は1話約12分の2本編成(不定期で30分2部編成の話もある)をメインに放送していたが、第2期から前半後半2部編成になった。また、2002年頃から再び12分2本立てをメインに変わったが、現在でも不定期やFNSの日などの放送の場合は30分2部編成で放送している。

1999年に制作方式をセル画のフィルム撮影からデジタル制作に移行した[7]。2013年9月まで毎月第二週目を除きセル画で制作されていた『サザエさん』とは対照的に、かなり早い時期にデジタル制作となった。

2005年9月25日放送分より、ハイビジョン制作に移行(系列外放送局も含む)。当初エンディングはハイビジョン制作ではなく、画面左右にサイドパネル(花が流れる模様入り)を入れて放送していたが、2010年1月以降はハイビジョン映像に変更。

2008年12月7日の放送から、地上アナログ放送ではレターボックス(画面上下に黒帯を付加してアスペクト比16:9の画面)での放送に移行。

提供バック2004年12月26日までブルーバックだったが、2005年1月以降は本編の1場面に差し替えられた。

2009年9月20日の放送のみ副音声で解説放送が実施されたが、2014年4月6日の放送から毎週ステレオ二重音声による解説放送を実施。なお、後番組にあたる『サザエさん』も解説放送を実施した。

2009年4月5日の放送から提供アナウンスの声がまる子(TARAKO)になり、2話目終了後CMに入らずそのまま次回予告に変更され、長年続いていた終了時のエンドカードも廃止された。現在は、OP→提供クレジット→CM(30秒×2)→Aパート→CM→Bパート→CM(2014年4月6日より復活)→次回予告→ED→提供クレジットという形になっている。

2014年8月3日よりフジテレビ製作アニメとは初めてとなる連動データ放送を開始した。[8]また、同日にOP前に流れる5秒ほどのタイトルアバンが廃止された。

声の出演

テンプレート:See

さくら家の人々とナレーションを演じた声優の変遷

出演期間 さくらももこ さくらひろし
(お父さん)
さくらすみれ
(お母さん)
さくらさきこ
(お姉ちゃん)
さくら友蔵
(おじいちゃん)
さくらこたけ
(おばあちゃん)
ナレーション
第1期 1990年1月7日 - 1992年9月27日
TARAKO
<center>屋良有作 <center>鈴木みえ

一龍斎貞友
<center>水谷優子 <center>富山敬 <center>佐々木優子 <center>キートン山田
第2期 1995年1月8日 - 1995年9月17日
1995年9月24日 - 2010年6月20日 <center>青野武
2010年6月27日 - <center>島田敏

ゲスト出演者

スタッフ

  • 製作 - 本橋浩一(日本アニメーション)→石川和子
  • 製作管理 - 高桑充・中島順三(途中から)→本橋寿一
  • 企画 - 中島順三→佐藤昭司(日本アニメーション)、清水賢治(フジテレビ)[第1期・第2期の途中まで]
  • 監修 - 宮永正隆(途中)、芝山努(途中)
  • 音楽 - 中村暢之川原伸司(第2期初期)
  • キャラクターデザイン - 重国勇二→河内日出夫(第1期)、船越英之・中原久文(途中まで)(第2期)
  • 美術監督 - 野村可南子
  • 音響監督 - 本田保則(アーツプロ)
  • 効果 - 松田昭彦(フィズサウンドクリエイション
  • プロデューサー - 立川善久→和田実→金田耕司→鈴木専哉→石井浩二→川上大輔→春名剛生松崎容子→水野綾子→高木明梨須→狩野雄太(フジテレビ)、佐藤昭司→遠藤重夫→田中真津美→落合智→戸川淳・早船健一郎→戸川淳→田中伸明(日本アニメーション)
  • 監督 - 芝山努(第1期のみ)、須田裕美子高木淳
  • シリーズ監督(第1期):石崎すすむ→棚橋一徳
  • 文芸(第1期) - 安濃高志→宮永正隆
  • 背景 - アトリエローク・スタジオアクアほか
  • 撮影監督 - 森田俊昭・沖野雅英→杉山幸夫 ほか→(不在)
  • 音響制作 - 音響映像システム→サンオンキョー
  • 録音スタジオ - タバック[第1期]→アバコスタジオ[第2期]
  • 現像→ビデオ編集[第2期の途中から] - 東京現像所
  • 編集 - 小野寺桂子・寺野剛・浜宇津妙子→名取信一・中野一穂→貴村純美・渡邉智子→三宅圭貴・宮崎満里奈
  • 脚本協力 - さくらプロダクション・多田弘子
  • 制作協力 - 亜細亜堂(岡村雅裕)・ライフワーク[第1期のみ]
  • 制作 - フジテレビ日本アニメーション

第1期の2年目前半からは(第67話から不定期で、第103話から連続で)さくらが脚本を担当していたが、1999年4月25日の第2期第220話からはほかの脚本家が担当したオリジナルストーリーを放送している(その後、2000年の10周年SP、同年 - 2001年にかけての13話(リメイク)、2005年の15周年SPではさくらが担当)。まる子の声優であるTARAKOが脚本を書いた回もあった(2006年6月までで31本)。

主題歌・挿入歌

歴代の主題歌・劇中歌は20数曲に及び、数曲を除いた大半がさくらによる作詞(一部訳詞)である。また、『じゃがバタコーンさん』では作曲も担当している。

第1期初代エンディングテーマ『おどるポンポコリン』(B.B.クイーンズ)は1990年の第32回日本レコード大賞を受賞。三倉茉奈・佳奈カバーしたバージョンが第2期オープニングテーマに使われた時期があったが、2000年11月からはオリジナルの『おどるポンポコリン』が今度はオープニングテーマに使われている。このほか、木村カエラがカバーしたバージョンや、再結成したB.B.クイーンズ自身によるリメイクバージョンも使用された。

第1期2代目エンディングテーマ『走れ正直者』(西城秀樹)が1991年にヒットする。この曲は第1期の筆頭スポンサーであるNTT(当時)の『キャッチホン』のCM(まる子が出演)で先行使用され、その後に番組ED曲として使われた。その際、CMバージョンでは「インディアン」という歌詞だった部分がED版では「ソーセージ(双生児)」に変更された。第1期が終了して『ツヨシしっかりしなさい』に移行した際に、NTTを始め森永製菓以外の同枠のスポンサーは総入れ替えされており、第2期開始時には同番組終了時のスポンサーを引き継いでいる。

挿入歌は第2期に使われることが多くなったが、2000年前半からは使われることはなくなった。

オープニングテーマ

第1期
  1. ゆめいっぱい」(第1話(1990年1月7日) - 第142話(1992年9月27日))
    作詞 - 亜蘭知子 / 作曲・編曲 - 織田哲郎 / 歌 - 関ゆみ子 / 絵コンテ・原画 - 湯浅政明
第2期
  1. うれしい予感」(第1話(1995年1月8日) - 第73話(1996年5月26日))
    作詞 - さくらももこ / 作曲 - 大瀧詠一 / 編曲 - CHELSEA / 歌 - 渡辺満里奈 / 絵コンテ・原画 - 湯浅政明
  2. 「うれしい予感」(第28話(1995年7月16日))
    作詞 - さくらももこ / 作曲 - 大瀧詠一 / 編曲 - CHELSEA / 歌 - さくらももこ(TARAKO)・穂波たまえ(渡辺菜生子
  3. 「ハミングがきこえる」(第74話(1996年6月2日) - 第179話(1998年6月28日))
    作詞 - さくらももこ / 作曲・編曲 - 小山田圭吾 / 歌 - カヒミ・カリィ
  4. おどるポンポコリン(1998年バージョン)」(第180話(1998年7月5日) - 第253話(1999年12月19日))
    作詞 - さくらももこ / 作曲 - 織田哲郎 / 編曲 - 佐橋俊彦 / 歌 - ManaKana泉谷しげる
  5. KinKiのやる気まんまんソング」(第254話(2000年1月9日) - 第294話(2000年10月29日))
    作詞 - さくらももこ / 作曲 - 飯田建彦 / 編曲 - 長岡成貢 / 歌 - KinKi Kids
  6. 「おどるポンポコリン」(第295話(2000年11月5日) - 第746話(2009年12月27日)、第793話(2011年1月9日) - 第807話(2011年4月24日)、第888話(2013年1月6日) - 第953話(2014年4月27日
    作詞 - さくらももこ / 作曲・編曲 - 織田哲郎 / 歌 - B.B.クイーンズ
    ※2005年9月25日分放送から、ハイビジョン制作された映像にリニューアルされた。
    ※レコード会社名は諸事情により表記されない(エンディングより)。
    ※2011年1月9日分放送から再び使われることに伴い映像がリニューアルされた。
    ※オープニングとしては使用期間が最長である。
  7. 「おどるポンポコリン(2010年バージョン)」(第747話(2010年1月10日) - 第792話(2010年12月26日))
    作詞 - さくらももこ / 作曲 - 織田哲郎 / 編曲 - 石野卓球 / 歌 - 木村カエラ / コーラス:ボーズ&アニ(スチャダラパー
    番組開始20周年を迎えたことによりOP映像がリニューアル、木村も魔女となってまる子と共演した。
  8. 「おどるポンポコリン(ちびまる子ちゃん誕生25周年バージョン)」(第808話(2011年5月1日) - 第887話(2012年12月30日))
    作詞 - さくらももこ / 作曲 - 織田哲郎 / 編曲 - 葉山たけし / 歌 - B.B.クイーンズ
    ※漫画ちびまる子ちゃん誕生25周年を記念し、曲も映像もリニューアル。B.B.クイーンズの4人のキャラクターも登場している。レコード会社名は表記されない(エンディングより)。
    2011年6月以降は、通常の新作放送の場合はオリジナルの、「よりぬき原作祭」の場合は25周年バージョンの『おどるポンポコリン』が並行して使用されている。
  9. 「おどるポンポコリン(2014年バージョン)」(第954話(2014年5月4日) - )
    作詞 - さくらももこ / 作曲 - 織田哲郎 / 編曲 - ArmySlick / 歌 - E-girls

エンディングテーマ

第1期
  1. おどるポンポコリン」(第1話(1990年1月7日) - 第65話(1991年3月31日))
    作詞 - さくらももこ / 作曲・編曲 - 織田哲郎 / 歌 - B.B.クイーンズ / 絵コンテ・原画 - 湯浅政明
    ※29話はエンディング映像が異なる。
  2. 走れ正直者」(第66話(1991年4月7日) - 第142話(1992年9月27日))
    作詞 - さくらももこ / 作曲・編曲 - 織田哲郎 / 歌 - 西城秀樹 / 絵コンテ・原画 - 湯浅政明
第2期
  1. 針切じいさんのロケン・ロール」(第1話(1995年1月8日) - 第73話(1996年5月26日))
    作詞 - さくらももこ / 作曲 - Sheb Wooley / 編曲 - Rinky O'hen / 歌 - 植木等
  2. 「針切じいさんのロケン・ロール」(第28話(1995年7月16日))
    作詞 - さくらももこ / 作曲 - Sheb wooley / 編曲 - Rinky O'hen / 歌 - おじいちゃんと子供たち
  3. 「あっけにとられた時のうた」(第74話(1996年6月2日) - 第179話(1998年6月28日))
    作詞 - さくらももこ / 作曲 - 知久寿焼 / 編曲・歌 - たま
  4. 「ゆめいっぱい(新バージョン)」
    作詞 - 亜蘭知子 / 作曲 - 織田哲郎 / 歌 - さくらももこ(TARAKO)・穂波たまえ(渡辺菜生子)
  5. 「じゃがバタコーンさん」(第180話(1998年7月5日) - 第230話(1999年6月27日)、第239話(1999年9月5日) - 第340話(2001年9月23日))
    作詞・作曲 - さくらももこ / 編曲 - 小山田圭吾 / 歌 - ManaKana / 振付 - 戸辺久美子
    ※当初から2000年7月までの映像は、キャラクターが演奏中全て、曲に合わせてダンスするという画期的なものであった。
    ※2000年9月頃からデジタル採色で制作された映像に変更された。この映像ではダンスが廃止された。
  6. 「ちびまる子音頭」(第231話(1999年7月4日) - 第238話(1999年8月29日)と2000年の夏休み期間のみ)
    作詞 - さくらももこ / 作曲・編曲 - 佐橋俊彦 / 歌 - ManaKana
  7. 「休日の歌(Viva La Vida)」(第341話(2001年10月7日) - 第417話(2003年4月6日))
    作詞 - DELiGHTED MINT/U-SKE / 作曲・編曲 - U-SKE / 歌 - DELiGHTED MINT
  8. 「宇宙大シャッフル」(第418話(2003年4月13日) - 第481話(2004年7月4日))
    作詞 - さくらももこ / 作曲 - 忌野清志郎 / 歌 - LOVE JETS
  9. 「アララの呪文」(第482話(2004年7月11日) - 第850話(2012年3月25日))
    作詞 - さくらももこ / 作曲 - 岡本真夜 / 編曲 - 松原憲 / 歌 - ちびまる子ちゃん(TARAKO)with 爆チュー問題爆笑問題)(エンディング振り付け - パパイヤ鈴木
    ※2010年1月10日から映像が変更されたが、引き続きダンスは行われている。
    ※エンディング曲としては使用期間が最長である。
  10. 100万年の幸せ!!」(第851話(2012年4月1日) - )
    作詞 - さくらももこ / 作曲・編曲・歌 - 桑田佳祐[10]
    ※2014年5月からは一部エンディング映像が変わった。

そのほかに、山崎ハコ「呪い」や島倉千代子人生いろいろ」など、本人役で歌い手が登場した回のみ特別にエンディング曲に使われたことがある。

挿入歌

  1. すばらしいおじいちゃんまる子心のうた
  2. オレはカメラマン
  3. おいぼれじいさんのテーマ
    ※初代友蔵バージョンと2代目友蔵のバージョンがある。
  4. 胃腸のマーチ
  5. 野口さんのお笑い音頭
  6. 一杯の甘酒まる子心の演歌
  7. 長山君をたたえる歌
  8. ヒロシ天涯孤独のテーマ
  9. 冬田さんの恋のワルツ
  10. たまえとまる子の親友の歌
  11. 青いクチビルの歌
  12. 佐々木のじいさんの木の生命力をたたえる歌
  13. 藤木ひきょうのテーマ「ひきょう者」
  14. まる子ちゃん絵かきうた

ほかにも第1期にB.B.クイーンズが歌う『ゆめいっぱい』、植木等西城秀樹、第2期に城みちる山本リンダの曲などが挿入歌として使われたことがある。

BGM

一部のクラシック曲を除き、中村暢之が全曲作曲している。 第1期終了時点では67曲であったが、第2期が始まった翌年の1996年11月時点で219曲も作られており[11]、使用される機会が少ないBGMも数多い。

サブタイトルアニメーション

一部を除きすべてその話の脚本を書いたスタッフの名前も明記されている。

  • 1代目:1990年1月7日 - 1992年9月27日
部屋でまる子とさき子がケンカしているところをすみれが怒って追いかけ、途中で窓を閉める。
  • 2代目:1995年1月8日 - 1996年5月26日
まる子のクラスメートが顔を出す。
  • 3代目:1996年6月2日 - 1998年6月28日
まる子の飛ばしたシャボン玉が大きく膨らむ。
  • 4代目:1998年7月5日 - xxxx年xx月xx日
富士山をバックに、まる子と猫やウサギが一緒に木の舟に乗っている。
  • 5代目:2000年xx月xx日 - 200x年xx月xx日
マジシャンの格好をしたまる子が花火を打ち上げる。
  • 6代目:200x年xx月xx日 - 2005年9月25日
魔女の衣装を着たまる子が猫、ウサギ、サルに魔法で食べ物を渡す。
  • 7代目:2005年10月2日 - 2009年12月27日
まる子が落書きした絵が動く。
  • 8代目:2010年1月10日 - 2010年12月26日
アラビア風の格好をしたまる子がランプから顔を出す。
  • 9代目:2011年1月9日 - 2012年12月30日
おかめのお面をかぶった友蔵が、まる子の前で踊る。
  • 10代目:2013年1月6日 -

以下の3パターンが回によってランダムに変わる。

まる子とひろしがお風呂に入っている。 2013年5月5日の放送では菖蒲が入っていた。
まる子とたまえが教室の椅子に座っている。
すみれが料理している隙にまる子がお菓子をつまみ食いする。

アイキャッチ

AパートとBパートで違うアニメーションが使用される。

  • 1代目:1990年1月7日 - 1992年9月27日
Aパート まる子が「ウダダウダダウダウダダーダ」と歌い、ウサギと猫が演奏する。
Bパート まる子が照れくさく笑い、ウサギがタンバリンを叩く。
  • 2代目:1995年1月8日 - 1996年5月26日
Aパート 真ん中に小さくまる子の顔が百面相し、最後に落ち込んだ顔になる。
Bパート Aパートと同じで、最後は笑った顔になる。
  • 3代目:1996年6月2日 - 1998年6月28日
Aパート まる子のクラスメイトが手を繋ぎ、最後はまる子の姿が映し出される。
Bパート まる子の顔があらゆる方向に変わり、最後に正面を向くところで止まる。
  • 4代目:1998年7月5日 - 2000年0x月xx日
Aパート 正面を向いたまる子が走ってきて、やがて止まる。
Bパート 池の上で葉っぱに乗ったまる子が1回転した後で、正面を向いて手を振る。
  • 5代目:2000年04月xx日 - 200x年xx月xx日
Aパート 10周年を記念したアニメーション。まる子とたまえがハンドルを回して10周年ロゴを引き上げる。
Bパート まる子とたまえが10周年ロゴのまる子と同じポーズをとる。
  • 6代目:2001年xx月xx日 - 200x年xx月xx日
Aパート まる子が馬に乗って手を振る。
Bパート まる子が鳥に乗って寝る。
  • 7代目:200x年xx月xx日 - 200x年xx月xx日
Aパート 風見鶏が風で回転し、風見鶏に乗ったまる子が目を回す。
Bパート まる子が綿毛と一緒に空を飛ぶ。
  • 8代目:2005年04月xx日 - 200x年xx月xx日
Aパート 15周年を記念したアニメーション。赤、青、黄色のまる子の顔が動き回り、最後は1つになって笑う顔になる。
Bパート 赤の3つのまる子の顔と、黄色の3つのたまえの顔が回転し、最後はそれぞれ1つになって笑って手をつなぐ。また、後ろに青の野口の顔が通り過ぎ、最後のシーンの隅で不気味に笑う。
  • 9代目:200x年xx月xx日 - 200x年xx月xx日
Aパート まる子が雲(わたあめ)を棒に刺して浮かび上がる。
Bパート Aパートと同じでまる子が棒に刺したわたあめを食べ、雲の上に落ちる。
  • 10代目:2010年1月10日 - 2010年12月26日
Aパート 20周年を記念したアニメーション。20の形をした風船をウサギと猫が膨らませて、まる子に被せる。
Bパート ウサギと猫が飛び跳ねて、まる子に風船を被せる。
  • 11代目:20xx年xx月xx日 - 20xx年xx月xx日,20xx年xx月xx日 - 201x年xx月xx日
Aパート 魔女の姿をしたまる子が、月からほうきに乗るのに失敗する。
Bパート 魔女の姿をしたまる子が、月からほうきに乗るのに成功する。
  • 12代目:201x年xx月xx日 - 2012年12月30日
Aパート 原作漫画の扉絵のアルバムが登場し、見開きの右のページが出る。このアニメーションのみ、一ヶ月ごとに絵が変わる。
Bパート Aパートと同じで、見開きの左のページが出る。
  • 13代目:2013年1月6日 - 2014年7月20日
Aパート マジシャンの格好をしたまる子が帽子から蛙、又は兎を出す。
Bパート Aパートと同じで帽子から鳩、又は薔薇を出す。

2014年8月3日の放送より、データ放送「フルーツキャッチゲーム」がスタートし、Aパート後半部分で、まる子が何のフルーツをとるかクイズを出し、それを当てるというもので、Bパートの後半はアイキャッチに入らずすぐCMに入るようになった。

全日本フィギュア四大陸フィギュア世界フィギュアなどが近日放送の場合は、まる子やたまえなどがスケートをしているアイキャッチが流れる他、バレーボールワールドカップの開催時期にはバボちゃんが登場する。AパートとBパートとでアニメーションは違う。

次回予告

次回予告はまる子が行う。現在のやり方では、2つの話をつなげたあらすじを言い(1話のみの場合はそのあらすじを言う)、そのあと2つのサブタイトルを読み上げる。第1期では、日常的なコメントをしたあと、サブタイトルの読み上げというやり方だった。

各話リスト

テンプレート:See

放送局

2013年2月現在
放送地域 放送局 放送日時 放送系列 備考
関東広域圏 フジテレビ 日曜 18:00 - 18:30 フジテレビ系列 制作局
北海道 北海道文化放送 同時ネット
岩手県 岩手めんこいテレビ[注 2]
宮城県 仙台放送
秋田県 秋田テレビ
山形県 さくらんぼテレビ[注 3]
福島県 福島テレビ
新潟県 新潟総合テレビ
長野県 長野放送
静岡県 テレビ静岡
富山県 富山テレビ
石川県 石川テレビ
福井県 福井テレビ
中京広域圏 東海テレビ
近畿広域圏 関西テレビ
島根県鳥取県 山陰中央テレビ
岡山県・香川県 岡山放送
広島県 テレビ新広島
愛媛県 テレビ愛媛
高知県 高知さんさんテレビ[注 3]
福岡県 テレビ西日本
佐賀県 サガテレビ
長崎県 テレビ長崎[注 4]
熊本県 テレビくまもと
宮崎県 テレビ宮崎[注 5] フジテレビ系列
日本テレビ系列
テレビ朝日系列
鹿児島県 鹿児島テレビ[注 6] フジテレビ系列
沖縄県 沖縄テレビ
山梨県 山梨放送[注 7] 土曜 5:29 - 5:59 日本テレビ系列 13日遅れ
大分県 テレビ大分[注 8] 月曜 15:55 - 16:24[注 9] フジテレビ系列
日本テレビ系列
15日遅れ
日本全域 アニマックス 月 - 金曜 17:00 - 17:30 アニメ専門BS/CS放送 第1期ほぼ全て、
第2期101話以降は
2012年10月より開始
リピート放送あり
不定期放送局
  • 四国放送(日本テレビ系列、 第2期の途中で打ち切るも現在はサザエさんの差し替え放送)
  • テレビ山口TBS系列、 第2期の途中で打ち切るもごくたまにサザエさんの差し替え放送という形で放送されることあり)
過去の放送局
  • 青森放送(日本テレビ系列、第2期の途中で打ち切り)
  • テレビ岩手(日本テレビ系列、 第1期のみ、第1期の途中から岩手めんこいテレビへ移行)
  • 山形テレビ(1993年3月までフジテレビ系列だったため、第1期のみ同時ネット。現在はテレビ朝日系列。 第2期はさくらんぼテレビ開局と同時に開始)
  • 高知放送(日本テレビ系列、 第1期のみ、その後高知さんさんテレビへ移行)
海外の放送局

このほか、放送されているかは不明だが、ロシアのハバロフスクでキャラクター児童靴が販売されているのを原作者自身が確認している[12]

備考
  • テレビ大分では、本来の時間帯にローカル番組『スパーク オン ウェイヴ』を放送しているため、日時を変更している。さらに第2期に関しては放送されなかった時期があった。
  • テレビ山口では、2000年3月いっぱいをもって一度は放送を終了したが、2003年4月に放送を再開。しかし、わずか半年後に再び打ち切られた。なお、その前後に『サザエさん』の放送休止差し替えという形で放送したことがあり、最近では2013年1月5日の10:45 - 11:15に放送されている。

映像ソフト

ポニーキャニオンより発売。第1期は『ちびまる子ちゃん全集』に全てのエピソードが収録されている[13]。第2期は第1話から順次発売されている(一部の回を除く)。


テンプレート:前後番組

劇場アニメ

その他書籍

  • 『ちびまる子ちゃん』オリジナルアニメ絵本(集英社)5巻
  • 『ちびまる子ちゃん(さくらももこのシリーズ絵本)』(集英社)5巻
  • 『おはなしちびまる子ちゃん』(集英社)10巻
  • 『アニメ版 ちびまる子ちゃん』(金の星社)12巻
  • 『ちびまる子ちゃんのあんぜんえほん』(金の星社)4巻
  • 『ちびまる子ちゃんの漢字辞典』などの、満点ゲットシリーズ(集英社)12巻
  • 『満点人物伝』(集英社)3巻
  • 『ちびまる子ちゃんのゲームブック』(ポプラ社)4巻
  • 『ちびまる子ちゃんの学級日誌』(学習研究社)5巻
  • 『ちびまる子ちゃんはなまるえほん』(永岡書店)3巻
  • 『ちびまる子ちゃん こども小説』(集英社、構成:五十嵐佳子

など

ゲーム

  • ちびまる子ちゃん おこづかい大作戦!:1990年12月7日発売。タカラより販売。ゲームボーイ用ソフト。
  • ちびまる子ちゃん2 デラックスまる子ワールド:1991年9月13日発売。タカラより販売。ゲームボーイ用ソフト。
  • ちびまる子ちゃん うきうきショッピング:1991年10月4日発売。ナムコより販売。ファミリーコンピュータ用ソフト。
  • ちびまる子ちゃん「はりきり365日」の巻:1991年12月13日発売。エポック社より販売。スーパーファミコン用ソフト。
  • ちびまる子ちゃん クイズでピーヒャラ:1992年1月10日発売。ナムコより販売。PCエンジン用ソフト。
  • ちびまる子ちゃん わくわくショッピング:1992年1月14日発売。ナムコより販売。メガドライブ用ソフト。
  • ちびまる子ちゃん3 めざせ!ゲーム大賞の巻:1992年3月27日販売。タカラより販売。ゲームボーイ用ソフト。
  • ちびまる子ちゃん4 これが日本だよ! 王子さま:1992年8月7日発売。タカラより販売。ゲームボーイ用ソフト。
  • ちびまる子ちゃん まる子デラックス劇場:1995年5月26日発売。タカラより販売。ゲームボーイ用ソフト。
  • ちびまる子ちゃん めざせ! 南のアイランド!!:1995年12月1日発売。コナミより販売。スーパーファミコン用ソフト。
初代友蔵を演じた富山敬の作品はこの作品と『ちびまる子ちゃん まる子デラックスクイズ』だけである。
  • ちびまる子ちゃんの対戦ぱずるだま:1995年12月15日発売。コナミより発売。セガサターン用ソフト。
初代『対戦ぱずるだま』のルールをベースに、キャラクターを『ちびまる子ちゃん』のものに差し替えた作品。連鎖するごとにキャラの台詞が変化する。進行役および最終ボスとして、ゲームオリジナルキャラクターのぱずるだまおじさん(声:津久井教生)が登場する。攻撃パターンも初代準拠でキャラクターを差し替えたものだが、原作のロボ作・課長・大岩に相当する攻撃パターンがなく、代わりにたまちゃん・山田くんに新規の攻撃パターンが用意されている。
1994年12月9日にプレイステーション版『ツインビー対戦ぱずるだま』が発売後、当初はセガサターンにおいても『ツインビー対戦ぱずるだま』が発売される予定であったが、コナミ側が当該ソフトの販売数が見込めないと判断し、発売日の直前に中止を発表する。その翌年、キャラクターを『ちびまる子ちゃん』に差し替えた本作が発売される事となった。なお、コナミが発売したセガサターンソフトのうち、プレイステーションに同一タイトルが存在しないのはこのソフトのみである。永沢くんの対戦敗北アニメが原作にあった火事の描写を下に作られていて、その描写が問題になって店頭では回収(発売中止)になった。
  • ちびまる子ちゃん まる子絵日記ワールド:1995年12月22日発売。タカラより販売。プレイステーション用ソフト。
日記(ストーリー)は春・夏・秋・冬から選べる。夏と冬は画面内の絵にクリックする部分によってストーリー展開が異なる。
  • ちびまる子ちゃん まる子デラックスクイズ:1996年1月26日発売。タカラより販売。ネオジオ用ソフト。
初代友蔵を演じた富山敬の作品はこの作品と『ちびまる子ちゃん めざせ! 南のアイランド!!』だけである。
  • ちびまる子ちゃん ご町内みんなでゲームだよ!:2001年8月10日発売。エポック社より販売。ゲームボーイカラー用ソフト。
  • ちびまる子ちゃんDS まるちゃんのまち:2009年2月5日発売。バンダイナムコゲームスより販売。ニンテンドーDS用ソフト。
学校でボランティアとして切手を集めることになり、最初は嫌々だったまる子がお金に変えることができると知った途端、やる気を出して切手を集めるというストーリーである。
当初は2007年に開発が始まり2008年内に発売予定だったが、2009年に変更になった。また、発売元がバンプレストからバンダイナムコゲームスに変更になった(開発はバンプレストのまま)。
話は原作・アニメを含め、その数は100話もある。大体の話は普通のプレイで、10分程度で終わる。
Welcome Price2800版(ベスト版)が2010年7月22日に発売。
このほか息やタッチペンを使ったミニゲームがある。
プレイヤーは、まる子や仲間たちと一緒に材料を集めてキッチンでお菓子を作り、お菓子の国を発展させていく。
  • ちびまる子ちゃんと迷路のまち:Android端末用・2013年10月1日配信。ビーライン・インタラクティブ・ジャパンより提供。
いろいろなテーマで作られた大きな迷路の中で、鬼ごっこやアイテム集め競争がタップ操作を行って遊ぶ。ちびまる子ちゃんとおかしの国』との連動キャンペーンも行われている。両方で遊んでいると「おかしのデコレーション」がプレゼントされた。

他に、2009年より携帯サイト「フジテレビゲームセンターCX」内にゲームコンテンツが多数提供されていたり、2012年にソーシャルエコゲーム『ネットでマングローブ』でちびまる子ちゃんのキャラクターが登場するコラボレーションイベントが行われたりしている。

広告イメージキャラクター

国民的アニメかつ、老若男女からの知名度が高いため、テレビCMなどのイメージキャラクターとして起用されることが多い[14]

テレビドラマ

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2006年スペシャルドラマ版

2006年(平成18年)4月18日、アニメと同じくフジテレビ系列にて19:00 - 20:54(『カスペ!』)に3篇のオムニバスドラマとして放送された。テンプレート:要出典範囲と『カスペ!』史上最高となる高視聴率を記録した。なお、東海テレビ(中日対阪神戦)・テレビ新広島(広島対横浜戦)は、プロ野球中継の関係で後日放送となり、東海テレビは4月23日 (13:00 - 14:55) に、テレビ新広島は4月22日 (12:00 - 13:56) に放送された。

もともとは、アニメ15周年記念企画として、2005年初頭の放送を想定して企画をスタートさせたものだが、その時は適役が見つからずに中断。しかしドラマ化を諦めきれずにいたフジテレビ側が、2005年末に再度オーディションを敢行。遂に500人の中から、まる子に適任の子役森迫永依)を見つけたことでプロジェクトが再始動。無事放送された[注 10]

また、さくら家は昭和を思わせるかなりレトロな造りになっているが、外に出ると平穏な現代の風景である。

2006年10月31日(4月同様『カスペ!』で放送)には、ドラマ第2弾が放送された。

開始前から番宣としてドラマの出演者が様々なフジテレビの番組に出演したが、中でもまる子役の森迫永依とヒロシ役の高橋克実は2006年10月26日放送の『とんねるずのみなさんのおかげでした』の1コーナー『石橋貴明のトークダービー』でこの役(まる子とヒロシ)として出演もした。

同年12月5日には公式ホームページのアクセスが1万件を突破したことで緊急アンコール版が放送された。アニメ放送第1話にこれまでのドラマスペシャルの傑作選(第2弾の第1話『まる子、作文に悩む』と、第1弾の第3話『たまちゃん、大好き』)を2本のほかに新作ドラマ『3年4組大忘年会』の構成だった。

出演者(ゲスト)のほとんどが友情出演である。基本的にアニメ版をベースに、出来るだけその雰囲気を実写で再現するような演出がなされ、アニメ・漫画の実写化でしばしば見られる違和感を極力抑えることに成功している。

主な例

  • 家や学校などのセットや生徒たち(特に髪型は一部カツラ)のディテールを出来るだけ忠実に再現。
  • アニメ版まる子役のTARAKOがドラマ冒頭や宣伝で声の出演を行う。
  • アニメ版ナレーター役のキートン山田がドラマ版同様ナレーターを担当。また第2弾では、提供読みも担当した。このことは、アニメ・テレビドラマ版通して初めてである。
  • 主題歌は「おどるポンポコリン」、エンディング曲は「アララの呪文」。放送当時のアニメでの使用曲をそのまま使用。

また、実写の特性を生かして、『8時だョ!全員集合』の1シーン(加藤茶の“チョットだけよ〜”)や山口百恵レコードジャケット写真をそのまま使用。BGMにも百恵・山本リンダのオリジナル曲を挿入(なぜか必殺シリーズのBGMや効果音、殿様キングスの「なみだの操」も挿入)するなど、本作本来の持ち味であるノスタルジックな部分が少し強調されている。ヒロシが読んでいる新聞・産経新聞も当時の紙面に合わせて、第一面の題字はカタカナの「サンケイ」表示やモノクロの紙面にするなど、小道具にも細かい配慮がなされている。

その一方、撮影は静岡市ではなく関東地方で行われ、富士山などはCG処理で加えられた。ドラマに登場する入江小学校も実際の清水入江小学校とは明らかに異なる。

出演

第1弾及びアンコール版のみの出演
第2弾及びアンコール版のみの出演

スタッフ

  • 原作・監修:さくらももこ
  • 脚本:さくらももこ、樫田正剛
  • 音楽:中村暢之
  • 企画:松崎容子(フジテレビ)
  • プロデュース:浅野澄美
  • 技術プロデュース:瀬戸井正俊
  • 美術プロデュース:柴田慎一郎
  • 広報:谷川有季(フジテレビ)
  • 演出:西浦正記
  • 映像協力:第一弾:TBS 第二弾:日本テレビ
  • 協力:さくらプロダクション、日本アニメーション
  • 製作:FCC
  • 製作著作:フジテレビ

レギュラードラマ版

テンプレート:Main 2回(+1回アンコール)のスペシャル (SP) ドラマ放送が好評だったことを受け、2007年(平成19年)4月19日から2008年(平成20年)2月28日まで木曜午後7時台に『クイズ$ミリオネア』の後番組として『まるまるちびまる子ちゃん』が放送された。同番組ではレギュラードラマとバラエティコーナーで構成され、すなわちレギュラードラマはコーナードラマであるとも言える。キャストもおじいちゃん役のモト冬樹と戸川先生役の笠井信輔以外は一新され、オーディションで伊藤綺夏が二代目まる子に選出された。

2013年スペシャルドラマ版

テンプレート:基礎情報 テレビ番組 テンプレート:Sidebar with collapsible lists

2013年10月1日の19:00 - 20:54に、フジテレビ系列カスペ!』枠にて放送。フジテレビ開局55周年特別番組。主演は信太真妃[注 11][15]

2006年実写化以来5年半ぶりに戻ってきたちびまる子ちゃんの配役は、3作連続出演となるさくら友蔵(演:モト冬樹)、戸川先生(演:笠井信輔)以外の全てのキャストが一新された[16]

出演

スタッフ

放送日程

放送日 サブタイトル 脚本
2013年10月1日 「まる子、おじいちゃんを祝う」の巻 樫田正剛
「まる子、席替えをする」の巻 高橋幹子
「まる子、納豆を食べよう」の巻 樫田正剛
「まる子とたまちゃん、風船の手紙を拾う」の巻 高橋幹子

さくら家の人々を演じた俳優の変遷

作品 さくらももこ さくらひろし
(お父さん)
さくらすみれ
(お母さん)
さくらさきこ
(お姉ちゃん)
さくら友蔵
(おじいちゃん)
さくらこたけ
(おばあちゃん)
<center>2006年 <center>森迫永依 <center>高橋克実 <center>清水ミチコ <center>福田麻由子 <center>モト冬樹 <center>市毛良枝
<center>まるまる <center>伊藤綺夏 <center>三村マサカズ <center>酒井法子 <center>村崎真彩 <center>宮崎美子
<center>2013年 <center>信太真妃 <center>児嶋一哉 <center>飯島直子 <center>蒔田彩珠 <center>鷲尾真知子

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ

注釈

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出典

テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

先代:
ほのぼの君
中日新聞東京新聞北陸中日新聞日刊県民福井北海道新聞西日本新聞徳島新聞朝刊連載漫画
2007.7.1 - 2011.12.31
次代:
おーい 栗之助
(2012年2月1日から)
先代:
あんずちゃん
中国新聞河北新報神戸新聞朝刊連載漫画
2007.7.1 - 2011.12.31
次代:
おーい 栗之助
(2012年2月1日から)
先代:
あんずちゃん
新潟日報朝刊連載漫画
2007.8.1 - 2011.12.31
次代:
カリンさん

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  1. 『マーチャンダイジングライツレポート』1991年10月号
  2. 日本のアニメ―世界を席巻する新しい「日本文化」
  3. ちびまる子ちゃん終了 31日最終回徳島新聞 2011年12月18日
  4. 『マーチャンダイジングライツレポート』1991年9月号
  5. 引田惣弥『全記録 テレビ視聴率50年戦争―そのとき一億人が感動した』講談社、2004年、97頁、221頁
  6. 藤平芳紀『視聴率の正しい使い方』朝日新聞社、2007年、134-135頁。
  7. 消えるTVアニメのセル画 残るは「サザエさん」だけ / 【動画】セル画消滅? テレビアニメでサザエさんが最後 asahi.com(朝日新聞)コミミ口コミ 2007年8月29日
  8. ちびまる子ちゃん フルーツキャッチゲームフジテレビ公式サイト
  9. 中居は、この次に放送された「サザエさんSP」にも出ていた。
  10. 桑田佳祐が『ちびまる子ちゃん』新テーマ担当 自身初のアニメ曲 - ORICON STYLE 2012年2月10日
  11. CD「ちびまる子ちゃんSOUND COLECTION」(COCC-13957、日本コロムビア、1996年)ブックレットより
  12. 「近い外国1 気になっていた街ハバロフスク」『富士山』第1号 小学館 1999年
  13. アニメ「ちびまる子ちゃん」DVD
  14. ちびまる子ちゃん 広告チラシ
  15. テンプレート:Cite web
  16. テンプレート:Cite web
  17. ちびまる子ちゃん オフィシャルサイトちびまる子ちゃんニュース2013年9月3日
  18. スペシャルドラマちびまる子ちゃん オフィシャルサイトスペシャルドラマちびまる子ちゃんお知らせ 3年4組クラスのキャスト公開2013年9月20日
  19. テンプレート:Cite web