東京現像所

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株式会社東京現像所(とうきょうげんぞうしょ、TOKYO LABORATORY LTD.)は、主に映画フィルムの現像、プリント及びポストプロダクション作業を行う会社

概要

1955年東宝大映大沢商会東和商事などの映画関係各社及び、藤山愛一郎らの出資により設立。本社は東京都調布市に所在している。現在(2013年)、東宝の連結子会社で、阪急阪神東宝グループに属している。

フィルム現像/プリント以外の業務として、映像の特殊効果処理やメディア変換、字幕スーパーなどの焼き込み、テレシネ処理、ビデオ編集VFX作業、カラーグレーディング、DCPのエンコードやコピー、シネアド・予告編のネットワーク配信なども行っている。

また、アーカイブ作業としてビネガーシンドロームの進行した映画フィルムの復元、デジタル化、保管なども行っている。 劣化したフィルムを復元するための技術を持った職人(日本には四人いるうちの二人)を抱えている。

創立50周年を迎えた2005年には、東宝東和が配給した洋画のエンドクレジット後に「To Generation Next 東京現像所 50th Anniversary」のロゴと「ご覧いただきました作品は私たちがプリントしました」の旨を表示していた。

制作に関与した主な番組

特撮

テレビアニメ

1960年代~1970年代

1980年代

1990年代

2000年代以降では、主にサンライズスタジオコメットJ.C.STAFFシンエイ動画などが制作するアニメ作品に於いて、「ビデオ編集」「オンライン編集」といった形で関わっている。

備考

参考文献

  • 「調布・映画小史 」(著:市川久夫/刊:調布史談会/1990年)

関連項目

外部リンク

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