氷河戦士ガイスラッガー
テンプレート:出典の明記 テンプレート:Infobox animanga/Header テンプレート:Infobox animanga/TVAnime テンプレート:Infobox animanga/Footer 『氷河戦士ガイスラッガー』(ひょうがせんし ガイスラッガー)は、テレビ朝日の火曜日19:00-19:30枠に於いて、1977年4月12日から8月30日にかけて全20話が放送されたテレビアニメ。
目次
概要
3万年前に宇宙からの侵略者であるインベム星人により滅ぼされた、ソロン王国[1]の生き残りである5人のサイバノイド戦士・ガイスラッガーの戦いを描き、故郷を失い、サイバノイドとしての宿命を背負った主人公達の悲哀を中心とした、ハードなストーリー展開の作品。
本作品は東映テレビ事業部が企画し、制作を東京ムービー新社(当時の社名は東京ムービー、下請制作はオカスタジオ)に委託していた。広告代理店は東映エージェンシーが担当しており、提供スポンサーはタカトクトイスが主力を務めていた。
石ノ森章太郎(当時・石森)原作による、『サイボーグ009』のリメイク的要素も多分に含まれている[2][3]。元々『超神ビビューン』の後番組は『快傑ズバット』の予定だったが、東京12チャンネル(現・テレビ東京)で放送されていた『忍者キャプター』が第43話で打ち切りとなった為、『快傑ズバット』は同局へ移行[2]。この為、急遽この作品を『地球戦士ソロン』の仮題[4]で企画・制作となった[2]。
視聴率は3%前後に低迷。本放送は第20回にて打ち切りとなり、ストーリーはデガス将軍率いる地球攻撃部隊を全滅させた後、ガイスラッガーがソロン号でインベム星へ出撃する所で終了している。
ストーリー
三万年前、南極大陸に栄えていた超古代文明・ソロン王国[1]は、宇宙からの侵略者インベム星人の攻撃で滅亡の危機に瀕する。
ソロン王国では、インベム星への直接攻撃のために、5人の少年戦士を強力な戦闘力を持つサイバノイド(改造人間の本作中での呼称)に改造。彼らはガイスラッガーと名づけられた。しかし、ガイスラッガーは遠いインベム星への長旅に備えた人工冬眠の実験中不慮の事故により、ソロン号諸共氷河の底に閉じ込められ、インベム星へ立つ事も出来ず祖国が滅びたことも知らないまま氷の下で眠り続けることになる。
ソロン王国を滅ぼしたインベム星人だが、地球は氷河期を迎えたため、利用価値のない星として一度は撤退した。そして、三万年後の現代、地球を再び利用価値のある星と認識した彼らは、再び地球侵略を開始した。
三万年の時を越えて覚醒したガイスラッガーは、インベムに殺された犬のジロをサイバノイド犬として改造し、5人と1匹のチームで、地球を守るためにインベム星人に立ち向かう。インベムを倒したとしても帰る祖国は既にないのだが、ガイスラッガーは母なる星・地球のために万能戦闘機ソロン号を操り、孤独な戦いを続ける。
主な登場人物
ガイスラッガーのメンバー
- シキ・ケン
- 声 - 古谷徹
- ガイスラッガーの(実質的な)リーダーで、ソロン号の操縦を担当。カヤに憎まれ口を叩かれる事もあるものの、要所要所でリーダーシップを発揮する。
- 『サイボーグ009』の009(島村ジョー)に外見が似ている[2]。上半身は白く下半身は赤いツートンカラー。
- ミト・カヤ
- 声 - 神谷明
- 斜に構えた性格のキャラでスキンヘッド。戦略全般を担当しているため、一応は彼がリーダー。言いたい事を言うキャラだが、ゆえに一番人間臭い。
- 『サイボーグ009』の007(グレート・ブリテン)に容姿が酷似[2][5]。右上腕内部に光線砲を内蔵(こちらは004(アルベルト・ハインリッヒ)に類似[2])。上半身は白く下半身は青いツートンカラー。
- オノ・リキ
- 声 - 若本紀明
- 他の4人が人間時の外見を残しているのに対し、仮面の様な顔とロボット然とした身体を持つ怪力男(改造前の容姿はエンディングテーマ時に見ることが出来る)。ソロン攻撃時以外も含め戦闘・調査担当で、ソロン攻撃時にも常に彼が先陣を切る。
- 全身は灰色を基調としている。
- イイ・タロ
- 声 - 山本圭子
- 天才技術者の少年サイバノイド。技術全般及び情報解析担当。道具もなしに兵器を作る等、色々な意味で使える子供。地球防衛軍の対インベム用兵器開発にも協力していた。又ソロン攻撃時に敵の武装に対する対応策を瞬時に解析し、在り合わせの部品で対抗装備を開発することもあった。
- 上半身は白く下半身は黄色いツートンカラー。
- タニ・マリ
- 声 - 小宮和枝
- 紅一点女性サイバノイド。負傷したサイバノイドの修理・救護担当だが、ソロン攻撃時は他メンバーと同様の勇敢な戦闘要員となる。
- 上半身は白く下半身は緑のツートンカラー。
- ジロ
- かつては志岐博士の愛犬だったが、インベムの攻撃により命を落とす。マリの手によりサイバノイド犬として蘇り、ガイスラッガーの一員となる。普段は特に警察犬・軍用犬的な扱いは受けていない。言葉をしゃべる事は出来ないが、人間の言葉を理解出来、チョークをくわえて地面に文字を書くことが出来る。最終決戦で完全に死亡してしまう。
ガイスラッガーの協力者
- 志岐博士
- 声 - 飯塚昭三
- 国立地質研究所所長で、ガイスラッガーの現代での身元引受人となる。時には厳しく怒ることもあるが、知識豊富なナイスガイである。ケンのおじに似ているが、志岐家とケンとの血縁関係は特に言及されない。
- 志岐玲子
- 声 - 吉田理保子
- 志岐博士の娘。高校生。
- 志岐浩
- 声 - 田上和枝
- 玲子の弟で7歳(最終回で8歳に)。ケンの弟・コウに似ている。
- 糸魚川長官
- 声 - 宮内幸平
- 国防庁長官。ガイスラッガーに理解を示し、協力する。時にはガイスラッガーと対立する立場になったり、ギャグメーカーの面を見せることもある。
インベム星人
設定
ソロン号
ガイスラッガーが攻撃に使用する万能戦闘機。機体は中央部が隆起しておりその脇から少し薄い機体と楕球型ドームを持つ左右部分、その端から段差装甲と後端にサブスラスター各一機を持つ主翼へと繋がる。隆起した中央部の後端にメインスラスターを一機装備する。外装は、機体と機首が鮮やかな赤を基調とし、各翼部及び伸張部は銀色を基調としたカラーリングである。機体はソロン合金(ソロン王国製の特殊合金)で覆われていて、ある程度の攻撃は跳ね返す威力を持つ。
機体及び主翼の後端にブースターを備え、主翼前端部から翼端部に掛けて段差を持つ装甲を設けてある。この装甲は一見すると一定ピッチで同じ幅の板を張り付けた様な形になっている。機体上面左右のドームには速射ミサイルを発射する三連装ミサイルポッドが内蔵され、発射時にはドーム前部を下方に格納し発射口を開く。機体前面にある吸気口内にはビーム機銃が隠されている。機体前方に巨大なドリルを装備し、これがこのメカの外見的特徴となっている。このドリルは『ソロン攻撃』で敵機に突っ込んで体当たりし、敵機装甲を突き破り進入用の穴を開けるのに使用する。穴を開けた後はドリルが割れ、コックピットからの通路が開いて敵艦内に直接進入できる。ドリルで突っ込む事を『ドリル・オン』、逆を『ドリル・オフ』と呼称する(ドリル・オン及びドリル・オフの詳細は後述→ソロン攻撃。)。
レーザー用の光子バリヤーおよびミサイル用の磁力バリヤーを持つが、両方を同時に使用することはできず、戦略担当のカヤの判断で両者を切り替え、使用する。
機体内部は前方にガイスラッガー各人の座席を備えたコクピットが、後方にはサイバノイドがマリの手によって修理を受けるクリニックルームと動力部となる機械室がある。本来の出入り口は後方にあるが、ソロン攻撃中には機首のドリルが展開し、出入りが可能になる。
インベムの攻撃によりソロン号がダメージを受けた際には、技術者のタロが修理を行う。
コクピット
コクピットは機体中央部の隆起部分に位置し、屋外視認キャノピーは機体前方部、ドリル後方上部に半円状に五枚が位置する。各人の席は内部最前列中央にリキの席(『ソロン攻撃』時に進入する際の通路になる為折り畳み可能な簡易シートだが、強度は他の四人の席よりも上)があり、少し後ろにずれて、前部座席として左右にケンとカヤの席、その後ろにタロとマリの後部座席が丁度Vの字形に並ぶ。シートはリキの突入口部以外は4人共同じ仕様(アームレスト付で大型、航空機若しくは戦闘機と同様仕様のフットレスト付)のもので、各人の専用装甲が内蔵されている。その為に五人の中で最年少のタロには少し大きいサイズになっている。ケンの席の前にはソロン号の操縦桿をはじめとした操縦に関する機器が、カヤの席の前にはバリヤやセンサー類の操作盤が、リキの席の前には武器の操作盤があり、座席ごとにそれぞれ役割分担が決められている。他にタロの席の横にコンピュータ[6]があり、操作する時はタロの座席がコンピュータ側に回転する。高速推進時はコクピット内も激しく揺れる過酷な状況になるが、身体を固定するシートベルトの様なものはなく、タロやマリなどは自分の座席の中で必死に耐えるシーンも登場した。
本作品を語る上で、ソロン号のコクピットは欠かせない場所である。ソロン号が移動基地の役割も兼ねているため、そこは操縦席であり、作戦会議室にもなる。ゆえに本編各話のスタイルとして、コクピット内のシーンが非常に多い[7]。
ソロン攻撃
ガイスラッガーが、インベム軍に対して行う切り札の攻撃方法。通常はリキのみが戦闘担当だが、ソロン攻撃開始に伴いケン、カヤ、タロ、マリの4人も全身を装甲で覆った戦闘フォームとなる(この変身はソロン号内でのみ可能に描写されているが、本編で深く語られていない。なお、OPでは作画ミスにより敵艦突入直後のカットで通常時の姿のままだった)[8]。装甲装着時には、四人は「ソ・ロ・ン」のコードを発し、然る後シートから各人の装甲が展開しそのまま装着される。そして、ソロン号機首のドリルで敵艦に突入し、敵機内部より白兵戦を展開する。一種のラム戦であり、その際にソロン号は機首ドリル部を伸張すると共に主翼を格納し、同時に主翼前縁部の装甲で機体前部をガードし、変形終了と同時に加速。ドリルを回転させながら敵機に突入し、ドリルは回転停止と同時に上下に鳥の嘴の如く展開、伸張部のチューブを通って全員で敵機内に進入する。作戦終了後は全員のソロン号への帰還が確認された後、ドリル出入口を閉じ、突入時と逆回転させて間隙を作り、機体に装備された逆噴射ブースターで離脱、突入前と逆のプロセスでドリルと主翼を変形。メインブースターを用いて一気に加速、現場より急速脱出し、敵機の爆発から回避する。ソロン号のドリルはストレートタイプ(テーパーリーマと同様の両刃)であり、左右どちらに回転しても切削力を生じる。
サイバノイド戦士
首から上の頭部は完全に人間時代のままで、首から下は上半身の白と下半身の各キャラのシンボルカラーのツートンカラーの外皮で覆われている(一見スーツのようにも見えるが、脱ぐことは出来ない)。 身体のライン・シルエットは人間時代のものを踏襲しているが、内部は完全に機械化されており、攻撃を受けて故障しても部品交換により回復する(ソロン号のクリニックルームは、サイバノイドに関するあらゆる故障を修理することが可能)。 ただし頭脳部分のみは交換が効かないため、そこが弱点ともなっている(実際に最終話でジロがタロをかばって頭に攻撃を受け、死亡している)。 また、腰の両側には銃を装備。腰部の小型エンジンにより飛行も可能だが、飛行シーンはあまり描かれなかった。
通常は人間と同じ様な生活を送り、食事は必要としない[9]ものの睡眠は取り[10]、ソロン号のコックピットで待機中にいねむりをすることもある。又、咽頭部にはあらゆる言語を発生可能な音声合成機、耳殻内には周囲の言語を記録・解析し、如何なる言語も解析可能な自動翻訳機を備える。#1に於いて、五人は当初はソロン王国公用語を用いていたが、志岐博士達が全く違う言語を用いていると理解するやこの機能を用いて完全な日本語を駆使する様になった。諸外国の人達との会話にもこの機能を用いている。
オペレーションセンター
国立地質研究所所の中の組織として、表向きは地質の調査をする部門という事になっているが、実際はソロン号を格納し、インベムの侵攻に対するガイスラッガーの前線基地である。 日本国民に対してインベムの侵攻はまだ秘密にされており、ソロン号も地質の調査を行うという名目で発進する。 インベム星人はソロン号の基地を必死に探したが、結局発見は出来なかった。
ソロンマーク
太陽を模してデザインされたソロン王国のエンブレムで、円内を四色の四半円に塗り分け、八本の光芒がその外に突き出ている。ソロン号の機体、コクピット内の座席、ガイスラッガーの身体及び装甲[11]とあらゆる部分に描かれている。
スタッフ
- 企画:斉藤侑、平山亨(※クレジットなし)、鈴木武幸
- 原作:石ノ森章太郎
- チーフディレクター:石黒昇
- 原画:金田一功、富沢和雄、大内山武、小和田良博、寺司重幸、飯山嘉昌、山崎勝彦、原田薫、佐藤徹、他
- 動画:豊永みちる、今井正彦、石井儀一、阿部司、神林光嗣、大塚伸治、中村範子、貞光紳也、鍋島修、田口智子、渋谷早苗、飯島正勝、他
- 美術監督:石津節子
- 美術設定:吉田実、吉原一輔
- 背景:西芳邦、八村博也、佐藤道子、他
- 仕上:川上直子、曽根由貴子、萩原澄恵、他
- 特殊効果:新井正春、前川孝、他
- 撮影監督:高橋宏固
- 撮影監督補:白井久男、山本芳久、引野正之、他
- 編集:鶴渕映画
- 音楽:菊池俊輔
- 録音演出:斉藤敏夫
- 音響効果:森賢一
- 調整:山下欽也
- 音響制作:東北新社
- 音響制作担当:沼田かずみ
- 現像:東京現像所
- タイトル:鈴木誠二
- 制作進行:高橋誠、神代保男、佐藤慶子、他
- 制作デスク:小野忠
- 制作協力:東映エージェンシー、東京ムービー、オカスタジオ
- 制作:テレビ朝日、東映
主題歌
- オープニングテーマ「氷河戦士ガイスラッガー」
- 作詞 - 石ノ森章太郎 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 水木一郎
- テレビではコーダ(曲の終わり)と吹雪の音がクロスフェードするという、珍しい演出がされている。
- エンディングテーマ「われらの命 ソロン号」
- 作詞 - 八手三郎 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 堀江美都子、コロムビアゆりかご会
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 放送日 |
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1 | 戦士 三万年前より還る | 辻真先 | 石黒昇 | 富永貞義 | 1977年 4月12日 | |
2 | 消えたスペースシャトル | 藤川桂介 | 秦泉寺博 | 山下征二 | 4月19日 | |
3 | イースター島から来た少年 | 雪室俊一 | 石黒昇 | 富永貞義 | 4月26日 | |
4 | 悪魔の海の決闘 | 安藤豊弘 | 秦泉寺博 | 5月3日 | ||
5 | トンカラリンは地獄の門 | 辻真先 | 吉田健次郎 | 5月17日 | ||
6 | 明日香の巨大な謎 | 藤川桂介 | 秦泉寺博 | 5月24日 | ||
7 | ストーンサークルの贈り物 | 雪室俊一 | 石黒昇 | 山下征二 | 5月31日 | |
8 | 日本のピラミッド | 安藤豊弘 | 磯浜太郎 | 秦泉寺博 | 富永貞義 | 6月7日 |
9 | 冬眠カプセルの少女 | 雪室俊一 | 石黒昇 | 山下征二 | 6月14日 | |
10 | ジロ暁に吠える | 辻真先 | 吉田健次郎 | 富永貞義 | 6月21日 | |
11 | 亡霊潜水艦Uボート | 藤川桂介 | 秦泉寺博 | 6月28日 | ||
12 | 悲しみと怒りは胸に | 安藤豊弘 | 磯浜太郎 | 秦泉寺博 | 7月5日 | |
13 | 狙われたソロン号 | 辻真先 | 吉田健次郎 | 7月12日 | ||
14 | あゝ! 祖国よ | 藤川桂介 | 秦泉寺博 | 7月19日 | ||
15 | 人間爆弾作戦 | 安藤豊弘 | 石黒昇 | 7月26日 | ||
16 | 夕子の羽衣 | 雪室俊一 | 磯浜太郎 | 8月2日 | ||
17 | 月は戦場だ | 辻真先 | 吉田健次郎 | 8月9日 | ||
18 | 熱砂の激闘 | 藤川桂介 | 石黒昇 | 8月16日 | ||
19 | インベムへの亡命者 | 雪室俊一 | 磯浜太郎 | 吉田健次郎 | 富永貞義 | 8月23日 |
20 | 21光年への特攻 | 安藤豊弘 | 石黒昇 | 8月30日 |
5月10日はプロ野球中継 大洋-巨人~川崎球場(1900-2054)のため休止
映像ソフト化
- 2008年7月21日発売の『石ノ森章太郎 生誕70周年 DVD-BOX』に、第1話が収録されている。
- 2009年8月7日に、『氷河戦士ガイスラッガー コンプリートDVD』が東映ビデオより発売された。全話のソフト化は、これが初めてである。
脚注
テンプレート:Asbox- ↑ 1.0 1.1 放送開始前に『テレビマガジン』で情報が公開された際には、企画時の初期設定としての『ソロモン王国』の名前だった。
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 テンプレート:Cite book
- ↑ この時期、手塚治虫原作の『鉄腕アトム』を基にしたリメイク的作品の『ジェッターマルス』や、タツノコプロでも一部設定や登場人物に『マッハGoGoGo』に共通項が見られる『とびだせ!マシーン飛竜』など、過去作の翻案的位置づけの作品がいくつか製作されている。
- ↑ 放送開始前に『テレビマガジン』誌上で発表された際には当初この仮題で公開された。
- ↑ テレビマガジン増刊号に掲載された土山よしきによる漫画では004タイプの顔で描かれた。
- ↑ ソロン攻撃時の激しい衝撃にもコンピュータの記憶部分は全く影響されない。それは記憶素子がソロン王国で作られた電子的な物(現在で云う所のフラッシュメモリの類)であり、HDの様な物理的接触が存在しない為である。
- ↑ 同じく古代遺跡が物語の鍵となっている『魔境伝説アクロバンチ』もメインマシンのコクピットでのドラマが本作と同じく非常に多い。同作はこの他にも本作との共通点が多々見られる。
- ↑ 尚当時、『テレビマガジン』誌上では"シートに収納されている装甲を身に付ける"旨の説明が付録小冊子内で語られている。
- ↑ 但し、意志疎通やコミュニケーションを兼ねて食事をする事はある。これは彼等が実は戦闘用の改造人間である事を隠蔽する目的や、志岐家での団欒等の意味が各状況により存在する。尚食べた食料は完全に分解され、予備のエネルギーとなる。
- ↑ 他の身体機能を低下し各組織・機構をクールダウンし、加えて脳髄の生命維持を行う為に必要な機能。本来の生命体の睡眠はサイバノイドの機能保全にも一定のヒントを与えていた。
- ↑ ガイスラッガーの身体には丹田の部分に描かれている。身体に描かれているものと装甲に描かれているものとでは、若干位置がずれている。