高岡市
高岡市(たかおかし)は、富山県北西部の市である[1][2]。富山県第2の都市で、県西部(呉西)の中心都市である。
加賀藩主前田利長が築いた高岡城の城下町として発展し、高岡城の廃城後は商工業都市として発展した[1][2]。伝統工芸の高岡銅器に代表される鋳物の生産が盛んで、豊かな水と電力を背景にアルミニウム工業も発達している。
「高岡」の地名は『詩経』の一節「鳳凰鳴矣于彼高岡(鳳凰鳴けり彼の高き岡に)」に由来し[3][4]、前田利長が築城と開町に際して名づけた瑞祥地名である[5]。
面積テンプレート:自治体面積/富山県km²、人口テンプレート:自治体人口/富山県人(テンプレート:自治体人口/富山県、テンプレート:自治体人口/富山県)。
目次
地理
面積は209.38 km²(20,938ha)、富山県の面積の約5%を占めている。面積の内訳は、36.22 km²が宅地、56.92 km²が農地、22.7 km²が山林、2.21 km²が原野、85.44 km²が公有地(公園など)、5.89 km²が荒地となっている。
また、高岡市の市域は南北に19.2 km、東西に24.5kmに亘る[6]。市の周囲は125.9kmであり[6]、海岸線の総距離が日本で3番目に短い富山県(147 km)で考えると、同じぐらいの長さに匹敵する。
富山県の4の市(氷見市、小矢部市、砺波市、射水市)、石川県の2の町(津幡町、宝達志水町)、合わせて6の市町と隣接する。
地形
隣接する氷見市との境から市の南西部(福岡地区)にかけて、150m - 300mぐらいの山々が連なり、特に氷見市近くの二上山を中心とする二上山丘陵には高い山が集まっている。
また、庄川と小矢部川が流れ、支流が市内を縫っている。小さな河川も含めると、10数本の河川が市内を流れている。
日本の渚百選にも選ばれる雨晴海岸が市の北部にある。海水浴場がひしめき、夏場は海水浴で賑わう。また、海岸の沖に高岡市唯一の島である男岩がある。近くには女岩という岩もあり、こちらは立山連峰と重なる風景で有名。
市の中心部および北部から東部は射水平野の一部で、一方で砺波平野の一部である西部から南部では、一部で散居村の風景もみられる。
山岳
- 二上山:高岡市の最高峰で、二上山丘陵の中心峰。274m。
- 城山:二上山の西に位置する。259m。
- 鉢伏山:二上山の東に位置する。200m。
- 大師ヶ岳:高岡市の山で最も北に位置する。253m。
- 三方峰:氷見市との境にある。150m。
- 三千坊山:高岡市で二番目に高い山。264m。
- 金山:市の南に位置する。160m。
- 清水山:市の南に位置する。170m。
- 城ヶ平山:市の南に位置する。170m。
- 元取山:市の南に位置する。195m。
- 向山:市の南に位置する。203m。
- 奥山:市の南に位置する。200m。
- 平尻山:高岡市の山で最も南に位置する。119m。
河川
- 庄川:高岡市と射水市の境に沿って流れる。河口は射水市新湊地域にある。
- 和田川:庄川の支流。砺波市栴檀山地区に源を有し、砺波市栴檀野地区では和田川ダムを有する。
- 小矢部川:南砺市から流れる。高岡市、射水市の境を河口とする。
- 岸渡川:小矢部川の支流。主に福岡地域を流域とし、桜並木でも知られる。
- 黒石川:小矢部川の支流の一つ。
- 子撫川:小矢部川の支流の一つ。
- 千保川:小矢部川の支流。庄川から小矢部川へ流れ込む。
- 祖父川:小矢部川の支流の一つ。
- 和田川:小矢部川の支流の一つ。
- 地久子川:小矢部川の支流。農業用水を水源とする。
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湖沼
- 五位ダム湖:五位ダムのダム湖。高岡市内の湖沼としては最大の面積を誇る。
- 子撫川ダム湖:高岡市と小矢部市に跨る子撫川ダムのダム湖。子撫川ダムは小矢部市にある。
- 熊野谷池
- 赤尾谷内池
- 与茂九郎池
- 杉野池
- 中池
- 大帯池
- 猿谷池
- 殿谷池
- 桜池
- 後谷溜池
- 中北溜池
- 赤塚溜池
- 平田溜池
島嶼
気候
気候は日本海側気候に含まれる。富山県の全域が豪雪地帯であることもあり、冬は雪が多い。年によっては豪雪になることもあり、平成18年豪雪では、最深積雪104cm、2011年には最深積雪127cmを記録した。
2005年の気象記録では、平均気温は13.8℃、平均湿度は74%、年間総降水量は約2,698.0mm、日照時間は1,544.7時間だった[6]。
人口
地域
- 平米(ひらまい)
人口3,720人。高岡市中心部の一角をなす地域。高岡市役所がある。
- 定塚(じょうづか)
人口9,595人。高岡市中心部の一角をなす地域。JR高岡駅がある。
- 下関(しもぜき)
人口8,651人。1925年8月1日に高岡市に編入された旧射水郡下関村だった地域。
- 博労(ばくろう)
人口7,090人。JR高岡駅北西の地域。
- 横田(よこた)
人口6,286人。1928年6月1日に高岡市に編入された旧射水郡横田村だった地域。
- 西条(さいじょう)
人口7,197人。1928年6月1日に高岡市に編入された旧射水郡西条村だった地域。
- 川原(かわら)
人口3,243人。高岡市中心部北縁の地域。
- 成美(せいび)
人口8,748人。高岡市中心部北縁の地域。
- 二上(ふたがみ)
人口2,656人。1933年8月1日に高岡市に編入された旧射水郡二上村だった地域。
- 能町(のうまち)
人口11,596人。1942年4月1日に高岡市に編入された旧射水郡能町村だった地域。
- 牧野(まきの)
人口8,761人。1951年4月4日に高岡市に編入された旧射水郡牧野村だった地域。
- 野村(のむら)
人口16,681人。1942年4月1日に高岡市に編入された旧射水郡野村だった地域。住宅地が広がり、市内最大の人口を抱える。
- 二塚(ふたつか)
人口3,736人。1942年4月1日に高岡市に編入された旧射水郡二塚村だった地域。
- 佐野(さの)
人口5,665人。1942年4月1日に高岡市に編入された旧射水郡佐野村だった地域。
- 福田(ふくた)
人口2,882人。1949年1月1日に高岡市に編入された旧西礪波郡福田村だった地域。
- 木津(きづ)
人口5,414人。JR高岡駅南西の地域。
- 小勢(おぜ)
人口1,049人。1954年4月1日に高岡市に編入された旧西礪波郡小勢村だった地域。
- 立野(たての)
人口3,370人。1955年4月1日に高岡市に編入された旧西礪波郡立野村だった地域。
- 東五位(ひがしごい)
人口4,743人。1953年10月5日に高岡市に編入された旧西礪波郡東五位村だった地域。
- 石堤(いしつつみ)
人口1,322人。1953年10月5日に高岡市に編入された旧西礪波郡石堤村だった地域。
- 国吉(くによし)
人口3,797人。1951年3月17日に高岡市に編入された旧西礪波郡国吉村だった地域。
- 守山(もりやま)
人口2,845人。1942年4月1日に高岡市に編入された旧射水郡守山村だった地域。
- 伏木(ふしき)
人口12,208人。1942年4月1日に高岡市に編入された旧射水郡伏木町だった地域。市北部の中心部。富山県内で最も早く開けた地で、古代は越中国の国府が置かれた。伏木港ができてからは高岡の外港として栄え、現在は化学工業や製紙工業が盛ん。
- 太田(おおた)
人口2,850人。1953年10月5日に高岡市に編入された旧氷見郡太田村だった地域。高岡市の北端にある。市内唯一の旧氷見郡だった地域であり、旧氷見郡唯一の現在氷見市でない地域である。
- 戸出(といで)
人口13,734人。1966年2月10日に高岡市に編入された旧西礪波郡戸出町だった地域。市南部の中心部。
- 中田(なかだ)
人口6,644人。1966年2月10日に高岡市に編入された旧東礪波郡中田町だった地域。
- 福岡(ふくおか)
旧西礪波郡福岡町。人口3,071人。旧福岡町の中心部で、町村制施行当初から福岡町だった地域。JR福岡駅がある。
- 山王(さんのう)
旧西礪波郡福岡町。人口3,961人。1940年2月11日に福岡町と合体した旧西礪波郡山王村だった地域。
- 大滝(おおたき)
旧西礪波郡福岡町。人口2,465人。1940年2月11日に福岡町と合体した旧西礪波郡大滝村だった地域。
- 西五位(にしごい)
旧西礪波郡福岡町。人口2,073人。1954年8月1日に福岡町と合体した旧西礪波郡西五位村だった地域。
- 五位山(ごいやま)
旧西礪波郡福岡町。人口488人。1954年8月1日に福岡町と合体した旧西礪波郡五位山村だった地域。高岡市の西端にある。
- 赤丸(あかまる)
旧西礪波郡福岡町。人口1,310人。1954年9月15日に福岡町に編入された旧西礪波郡赤丸村だった地域。
歴史
古代、現在の高岡の郊外は、越中国の国府であり、そのため、746年に国司として大伴家持が赴任し、在任した五年間にとても多くの秀歌を残した。これは、高岡市が“万葉の里”と呼ばれる由来であり、現在も行われている高岡万葉まつりのメインイベントである万葉集全20巻朗唱の会にも受け継がれている。近世になると、1609年に加賀藩主の前田利長が高岡城に入り、“高岡”の町が開かれる。この1609年の開町により、近世高岡の文化が始まることとなる。開町の当時は、5,000人にも満たない人々で町が構成され、城の周囲や南の台地に、侍屋敷が配置されていた。だが、1615年の一国一城令により、高岡城は無くなってしまった。当時、「城の無い城下町は衰退していく」と言われていたが、前田利常の「高岡の人々の転出を規制し、商業都市への転換を図る」という政策が功を奏したため、高岡は発展の道を辿り始め、高岡の“商工業の町”としての歴史が始まっていく。高岡銅器や高岡漆器などもこの頃から始まった。近代では、1889年4月1日に青森県の弘前市などの全国30都市と共に市制が施行され、日本初の市の1つとして、“高岡市”が誕生する。この頃から伏木港(現伏木富山港伏木地区)での交易が盛んになってくる。現代では2005年11月1日に隣接する福岡町と共に旧高岡市と旧福岡町を廃止し旧市と旧町をもって新設合併し、新しく“高岡市”が発足し、県西部における中核的な市としての役割が果たせるかどうかが課題である。
古代
- 5世紀頃 - 桜谷古墳が造成される。
- 8世紀頃 - 越中国が成立し、現在の高岡市伏木が国府となる。
- 741年 - 伏木に越中国分寺が建立される。
- 746年7月 - 大伴家持が越中国の国司となり、伏木に赴任。
- 751年8月 - 大伴家持が国司の仕事を終える。
中世
近世
近代
- 1889年4月1日:全国30都市と共に市制が施行される。
- 1898年1月2日:高岡駅が出来て、運行が始まる。
- 1916年9月1日:合併以前の市章が制定される。
- 1924年9月25日:高岡高等商業学校(後の富山大学工学部)が設立される。
- 1934年7月8日:本丸町に「高岡電燈本社ビル(現本丸会館)」が竣工。
現代
- 1951年5月30日:伏木港と富山港が統合し、伏木富山港が生まれる。
- 1974年10月19日:ミランドポリス市と姉妹都市提携を結ぶ。
- 1977年4月8日:フォートウェイン市と姉妹都市提携を結ぶ。
- 1985年8月10日:錦州市と友好都市提携を結ぶ。
- 1989年4月1日:市制施行100周年を迎える。
- 2004年4月1日:高岡駅前にウイング・ウイング高岡がオープン。
- 2005年11月1日:福岡町と合併し“高岡市”が新しく発足。市章が新たに制定される[7]。
- 2007年11月30日:中心市街地活性化基本計画が国に認定される。県内2番目。全国19番目。
- 2009年9月13日:開町400周年を迎える。高岡開町まつり[8]。
行政区域の変遷
- 1889年4月1日:市制、町村制が施行され、日本最初の30の市の1つとして旧・高岡市が誕生。
- 1917年5月15日:掛開発村、佐野村の一部を編入。
- 1925年8月1日:下関村を編入。
- 1928年6月1日:西条村、横田村を編入。
- 1932年10月1日:佐野村の一部を編入。
- 1933年8月1日:二上村を編入。
- 1942年4月1日:伏木町、佐野村、能町村、野村、二塚村、守山村を編入。
- 1942年10月1日:新湊町を編入。
- 1949年1月1日:福田村を編入。
- 1951年1月1日:1942年に編入された新湊町域が、新湊町と牧野村に分けられ、それぞれ分立。
- 1951年3月17日:国吉村を編入。
- 1951年4月4日:牧野村を編入。
- 1953年10月5日:太田村、石堤村、東五位村を編入。
- 1955年4月1日:立野村を編入。
- 1966年2月10日:戸出町、中田町を編入。
- 2005年11月1日:(旧)高岡市、福岡町と新設合併し、新・高岡市となる。地方公共団体としての旧・高岡市は消滅。
行政
市長
歴代市長
高岡市の歴代市長は以下の通り[9]。
代 | 名前 | 就任年月日 | 退任年月日 |
---|---|---|---|
1 | 奥田貞済 | 1889年5月16日 | 1891年4月9日 |
2 | 市川伯孝 | 1891年6月20日 | 1892年11月7日 |
3 | 堀二作 | 1892年11月8日 | 1898年11月7日 |
4 | 筏井甚吉 | 1898年11月11日 | 1901年9月20日 |
5 | 堀二作 | 1901年10月2日 | 1907年10月1日 |
6 | 松島喜五郎 | 1907年10月15日 | 1913年10月14日 |
7 | 鳥山敬二郎 | 1913年11月28日 | 1917年11月27日 |
8 | 鳥山敬二郎 | 1917年12月8日 | 1921年12月7日 |
9 | 上埜安太郎 | 1922年9月16日 | 1926年5月21日 |
10 | 南慎一郎 | 1926年8月7日 | 1930年8月6日 |
11 | 早苗西蔵 | 1930年8月11日 | 1934年8月10日 |
12 | 堀豊 | 1934年8月26日 | 1938年7月22日 |
13 | 木津太郎平 | 1938年12月4日 | 1942年11月27日 |
14 | 木津太郎平 | 1942年12月3日 | 1945年12月19日 |
15 | 堀健治 | 1946年1月23日[注 1] | 1946年11月22日 |
16 | 武田儀八郎 | 1947年4月5日 | 1948年4月14日 |
17 | 南慎一郎 | 1948年6月1日 | 1952年5月31日 |
18 | 堀健治 | 1952年6月1日 | 1956年5月24日 |
19 | 堀健治 | 1956年5月25日 | 1960年5月24日 |
20 | 堀健治 | 1960年5月25日 | 1964年5月24日 |
21 | 堀健治 | 1964年5月25日 | 1968年5月24日 |
22 | 堀健治 | 1968年5月25日 | 1972年5月24日 |
23 | 堀健治 | 1972年5月25日 | 1976年5月24日 |
24 | 堀健治 | 1976年5月25日 | 1980年5月24日 |
25 | 堀健治 | 1980年5月25日 | 1984年5月24日 |
26 | 堀健治 | 1984年5月25日 | 1988年5月24日 |
27 | 佐藤孝志 | 1988年5月25日 | 1992年5月24日 |
28 | 佐藤孝志 | 1992年5月25日 | 1996年5月24日 |
29 | 佐藤孝志 | 1996年5月25日 | 2000年5月24日 |
30 | 佐藤孝志 | 2000年5月25日 | 2004年5月24日 |
31 | 橘慶一郎 | 2004年5月25日 | 2005年10月31日 |
代 | 名前 | 就任年月日 | 退任年月日 |
---|---|---|---|
- | 石澤義文[注 2] | 2005年11月1日 | 2005年11月19日 |
1 | 橘慶一郎 | 2005年11月20日 | 2009年6月19日 |
2 | 高橋正樹 | 2009年7月12日 | (現職) |
市議会
高岡市議会は定数30人の議員で構成される。定例会と臨時会があり、定例会は3月、6月、9月、12月に行われる。
歴代議長・副議長
代目 | 議長 | 副議長 | 就任年月日 | 退任年月日 |
---|---|---|---|---|
1代目 | 向栄一朗 | 大井正樹 | 2005年11月30日 | 2006年12月22日 |
2代目 | 二上桂介 | 盤若進二 | 2006年12月22日 | 2007年12月20日 |
3代目 | 舘勇将 | 水口清志 | 2007年12月20日 | 2008年12月18日 |
4代目 | 大井正樹 | 高畠義一 | 2008年12月18日 | 2009年11月20日 |
5代目 | 盤若進二 | 荒木泰行 | 2009年11月20日 | 2010年12月20日 |
6代目 | 盤若進二 | 梅田信一 | 2010年12月20日 | 2011年12月19日 |
7代目 | 高畠義一 | 青木紘 | 2011年12月19日 | 現職--> |
- 高岡警察署
- 高岡駅前交番
- 志貴野交番
- 御馬出交番
- 清水交番
- 横田交番
- 能町交番
- 野村交番
- 高岡西交番
- 戸出交番
- 伏木幹部交番
- 福岡交番
- 中田駐在所
- 守山駐在所
- 国吉駐在所
- 佐野駐在所
- 二塚駐在所
- 太田駐在所
消防署
- 高岡市消防本部
- 高岡消防署
- 伏木消防署
- 戸出消防署
- 福岡消防署
郵便局
- 高岡内免郵便局
- 高岡広小路郵便局
- 高岡本町郵便局
- 高岡横田郵便局
- 高岡中川郵便局
- 高岡大手町郵便局
- 高岡郵便局
- 高岡野村郵便局
- 石堤郵便局
- 高岡駅前郵便局
- 高岡南町郵便局
- 高岡若富郵便局
- 高岡蓮花寺簡易郵便局
- 高岡駅南郵便局
- 高岡南星町郵便局
経済
伝統産業としては、梵鐘や仏具などの銅器製造(高岡銅器)が全国的に有名であり、高岡大仏に生かされている。また、高岡漆器や高岡仏壇も有名である。豊富な水を利用した水力発電のために、電力が安いことから、アルミの製品の生産が発展している。現在でも、アルミの建材の出荷は多額で、三協立山アルミの本社やリクシル(旧新日軽)の工場がある。事業所を置く会社としては、隣の砺波市で創業された、大手運輸会社の一つ、トナミ運輸の本社がある。また、創業者のゆかりの地という経緯から、読売新聞の北陸支社が設けられている。他に、ショウワノートの本社、チューリップテレビの本社、北陸コカ・コーラボトリングの本社もある。また、国勢調査(2000年)による産業就業人口は、第一次産業が2,036人、第二次産業が35,760人、第三次産業が53,594人だった。
主な本社設置企業
工場・事業所を置く主な企業
主な大型商業施設
福祉
医療機関
環境・衛生に関する施設
- 高岡市環境クリーン工場
- 高岡市リサイクルプラザ
- 高岡市不燃物処理場
- 福岡リサイクルセンター
教育
高岡市は、高岡の“ものづくり”の産業を知ってもらうため、独自の科目「ものづくり・デザイン科」を取り入れている。現在、高岡市内の小学5年生と小学6年生と中学1年生が、「ものづくり・デザイン科」を学んでいる。
幼稚園
小学校
- かつて存在した小学校
中学校
- かつて存在した中学校
高等学校
- かつて存在した高等学校
大学
- 以下は廃校となった大学
特別支援学校
- 高岡市立こまどり支援学校
- 富山県立高志支援学校高等部こまどり分教室
- 富山県立高岡支援学校
- 富山県立高岡高等支援学校
- 富山県立高岡聴覚総合支援学校
専修学校
- いまむら文化服装専修学校
- 厚生連高岡看護専門学校
- 高岡経理専門学校
- 高岡市医師会看護専門学校
- 高岡市立看護専門学校
- 高岡第一学園幼稚園教諭・保育士養成所
- 高橋家政専門学校
- 富山県立保育専門学院
- 北陸工業専門学校高岡分校(高岡メディアポート)
- 安川専門学校ロイモード学院
各種学校
- 高新自動車学校
- 高岡珠算学校
- 高岡自動車学校
- 北陸自動車学校
学校教育以外の施設
保育所
文化
文化施設
図書館
- 高岡市立中央図書館(ウイング・ウイング高岡内)
- 高岡市立伏木図書館
- 高岡市立戸出図書館
- 高岡市立中田図書館
- 高岡市立福岡図書館(高岡市ふくおか総合文化センター(Uホール)内)
- 眉丈文庫
- 富山大学附属図書館芸術文化図書館
- 高岡法科大学図書館
博物館・美術館・動物園
- 高岡市立博物館(高岡古城公園内)
- 高岡市万葉歴史館
- 高岡市鋳物資料館
- 高岡市土蔵造りのまち資料館
- 高岡市福岡歴史民俗資料館(福岡公園内)
- 高岡市伏木気象資料館
- 高岡市伏木北前船資料館
- 雅楽の館(滝邸)
- 清水町配水塔資料館(清水町水道公園内)
- 菅笠の館
- 二上山郷土資料館
- ミュゼふくおかカメラ館
- 高岡市美術館
- 青井記念館美術館
- 高岡古城公園動物園(高岡古城公園内)
ホール
スポーツ施設
- 高岡市民体育館(高岡古城公園内)
- 高岡市竹平記念体育館
- 高岡市立戸出体育館
- 高岡市勤労者余暇活用センター
- Takaoka Municipal Gymnasium 1-1.jpg
高岡市民体育館
その他の施設
- 財団法人高岡地域地場産業センター
- 高岡防災センター
- 福岡防災センター
- 高岡地方卸売市場
- 本丸会館
- 高岡市少年育成センター
- 高岡市視聴覚教育センター
- 高岡市教育センター
- 富山県消費生活センター
- ウイング・ウイング高岡
- 高岡市民文化振興事業団
- 高岡市生涯学習センター
- 男女平等推進センター
- 高岡市体育協会
- 高岡市東部老人福祉センター
- 高岡市南部老人福祉センター
- 社会福祉協議会館
- 大和高岡店
- 高岡市国際交流センター
- オタヤ市民サービスコーナー
- 高岡テクノドーム
- 富山県総合デザインセンター
宗教
神社
寺院
キリスト教会
観光
景勝地
城跡
史跡
神社・寺院
公園・広場・レジャー施設
祭事・催事
- 日本海高岡なべ祭り(1月) - 鍋料理が振舞われる。
- 高岡桜まつり(4月) - 高岡古城公園などで行われる桜の祭り。
- 福岡さくらまつり(4月) - 福岡地区で行われる桜の祭り。
- 高岡といで菜の花フェスティバル(4月)
- さまのこフェスタin金屋町(4月下旬 - 5月上旬) - 金屋町で行われる。
- 高岡御車山祭(5月1日) - 高岡関野神社例祭。
- たかまちまつり(5月3日) - 「高岡獅子舞大競演会」などが行われる。
- 高岡つつじまつり(5月上旬) - 水道つつじ公園で行われる。
- 伏木曳山祭(5月15日) - 伏木神社例祭。
- 御印祭(6月19日・6月20日) - 金屋町で行われる。
- 戸出七夕まつり(7月3日 - 7月7日) - 戸出地区で行われる七夕祭り。
- 高岡七夕まつり(8月1日 - 8月7日) - 中心市街地で行われる七夕祭り(高岡の人は仙台、平塚と高岡が「日本三大七夕」として誇りにしている)。
- 伏木港まつり(8月上旬)
- リバーサイドフェスタ(8月) - 福岡地区で行われている催し。
- 中田かかし祭(9月下旬) - 中田地区で行われるかかし祭り。
- 高岡大仏まつり(9月22日・9月23日)
- つくりもんまつり(9月23日・9月24日) - 福岡地区で行われる。
- 高岡万葉まつり(10月) - 「万葉集全20巻朗唱の会」などが行われる。
- 幌武者行列(10月) - 戸出野神社例祭。
文化財
国指定文化財
国宝・重要文化財
- 国宝(建造物)
- 瑞龍寺(仏殿、法堂、山門)
- 重要文化財(建造物)
- 瑞龍寺(総門、禅堂、大茶堂、高廊下、北回廊、南東回廊、南西回廊)
- 気多神社(本殿)
- 武田家住宅
- 佐伯家住宅
- 勝興寺(本堂、経堂、御霊屋、鼓堂、宝蔵、総門、唐門、式台門、大広間および式台、台所、書院および奥書院、御内仏)
- 菅野家住宅(主屋、土蔵)
- 重要文化財(絵画)
- 重要文化財(彫刻)
- 重要文化財(工芸品)
- 銅錫杖頭(双竜飾)(個人蔵、東京国立博物館に寄託)
- 紙本墨書後陽成院宸翰御消息(瑞龍寺所有)
登録有形文化財
- 高岡商工会議所 伏木支所(旧伏木銀行)
- 清水町配水塔資料館(旧配水塔、水源地水槽、第三源井上屋)
- 澤田家住宅(主屋)
- 棚田家住宅(主屋、味噌蔵、道具蔵、衣装蔵)
- 福岡町歴史民俗資料館(旧福岡町役場)
- 谷村家住宅(主屋)
- 能松家住宅(主屋)
- 佐野家住宅(主屋、茶室、一番の蔵、二番の蔵、調度蔵、味噌蔵、防火壁)
- 井波屋仏壇店
- 有藤家住宅
- 清都酒造場(主屋)
- 旧南部鋳造所(キュポラ、煙突)(株式会社ノースランド所有、管理)
- 旧伏木測候所(庁舎、測風塔)
- 有礒正八幡宮(本殿、釣殿、拝殿および幣殿)
重要無形文化財
- 各個認定
- 総合認定
重要有形民俗文化財
- 高岡御車山(高岡御車山保存会)
重要無形民俗文化財
史跡・特別史跡
- 史跡
重要伝統的建造物群保存地区
富山県指定文化財
有形文化財
- 建造物
- 絵画
- 絹本著色日蓮宗本尊曼荼羅図(大法寺所有)
- 彫刻
- 工芸品
- 短刀 銘 則重
- 高岡御車山
- 刀 無銘 伝 則重
- 刀 銘 国次
- 刀 金像嵌 銘 義弘
- 刀 銘 友次
- 書跡・典籍
- 紙本墨書近衛信尋筆懐紙(瑞龍寺所有)
- 古文書
- 木造篠川村市場制札(西照寺所有)
- 歴史資料
無形文化財
- 蝋方鋳造技術(須賀精一)(1979年没、認定解除)
- 漆工芸勇助塗技術(彼谷芳三)(1994年没、認定解除)
- 漆工芸錆絵技術(高瀬直義)(1977年没、認定解除)
- 漆工芸蒔絵技術(大井見太郎)(2001年没、認定解除)
- 金属工芸双型鋳造技術(吉野竹治)
無形民俗文化財
史跡
天然記念物
高岡市指定文化財
近世高岡の文化遺産群
富山県と高岡市は「近世高岡の文化遺産群」として、高岡市の文化財の世界遺産への登録を目指している。文化庁の選定する国内暫定候補入りは一時継続審議となっていたが結局見送られている。現状では世界遺産登録への道はまだまだ遠いが、県や市、市民などが一体となって世界遺産登録に向けて活動している。
交通
鉄道
西日本旅客鉄道(JR西日本)3路線11駅、日本貨物鉄道(JR貨物)1路線2駅、万葉線2路線17駅が所在する。また、北陸新幹線が2014年度の開業に向けて建設中で、城端線との交点に新高岡駅(仮称)が設置され、城端線にも新駅が設置される予定。
市内の鉄道路線と駅は以下の通り。小文字は市外の隣の駅。
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- 北陸本線: 小矢部市 石動駅 - 福岡駅 - 西高岡駅 - 高岡駅 - 射水市 越中大門駅
- 氷見線: 高岡駅 - 越中中川駅 - 能町駅 - 伏木駅 - 越中国分駅 - 雨晴駅 - 氷見市 島尾駅
- 城端線: 高岡駅 - 二塚駅 - 林駅 - 戸出駅 - 砺波市 油田駅
- 北陸新幹線(建設中): 富山市 富山駅 - 新高岡駅(仮称) - 金沢市 金沢駅
- 日本貨物鉄道(JR貨物)
- 高岡軌道線: 高岡駅停留場 - 末広町停留場 - 片原町停留場 - 坂下町停留場 - 急患医療センター前停留場 - 広小路停留場 - 志貴野中学校前停留場 - 市民病院前停留場 - 江尻停留場 - 旭ヶ丘停留場 - 荻布停留場 - 新能町停留場 - 米島口停留場 - 能町口停留場 - 新吉久停留場 - 吉久停留場 - 射水市 中伏木停留場
- 新湊港線: 射水市 東新湊駅 - 中新湊駅 - 射水市 新町口駅
バス路線
高速バス
- 東京 - 高岡・氷見線(加越能バス・西武バス)
- 氷見・高岡 - 岐阜・名古屋線(加越能バス・岐阜乗合自動車)
- 北陸ドリーム名古屋号(西日本ジェイアールバス・ジェイアール東海バス)
- きときとライナー(イルカ交通)
路線バス
- 加越能バス
- 富山地方鉄道(富山駅前 - 高岡駅前線を運行)
- 高岡市コミュニティバス「こみち」(加越能バスに運行を受託)
- 高岡市公営バス(福岡地区で運行。福新交通に運行を委託)
- 海王交通(新湊 - 伏木 - 磯はなび線を運行。明穂輸送グループ)
- 射水市コミュニティバス(牧野地区で運行)
道路
船舶
市のシンボル
現在の高岡市の市章は、福岡町との合併後に制定されたものである。公募されたものの中から4つに絞られたのち、市民へのアンケートを経て決定した[13]。デザインは「高」の字を図案化したもので、緑と青が豊かな自然と水を表している。また、合併前の旧市章は、1916年9月1日に制定されたもので、デザインは「高」の字を丸く図案化したものだった。
高岡市は、市の木につまま(タブノキ)、市の花にかたかご(カタクリ)、市の花木にさくらを制定している。旧高岡市は、市の花にカタカゴ、市の花木にコシノヒガンザクラを制定していた。
また、市のマスコットキャラクターに、越中国司大伴家持をモデルにした家持くんと、加賀藩主前田利長をモデルにした利長くんがいる。
姉妹都市・友好都市・提携都市
高岡市の姉妹都市、友好都市、提携都市は以下の通り[14][15]。
姉妹都市
友好都市
提携都市
- 25px 富山県 氷見市: 高岡市と氷見市との防災相互応援協定書。1983年7月26日締結。2005年12月1日再締結。
- 25px 石川県 小松市: 小松市・高岡市災害時相互応援協定。1996年2月21日締結。2005年12月1日再締結。
- 25px 石川県 金沢市: 高岡市・金沢市災害時相互応援協定。1996年3月4日締結。2005年12月1日再締結。
- 25px 新潟県 長岡市: 高岡市・長岡市災害時相互応援協定。1996年5月9日締結。2006年1月4日再締結。
- 25px 富山県 射水市: 高岡市と射水市との防災相互応援協定書。2005年6月3日締結[注 4]。2005年11月28日再締結。
- 25px 富山県 小矢部市: 高岡市・小矢部市災害時相互応援協定。2006年2月20日締結。
- 25px 富山県 砺波市: 高岡市・砺波市災害時相互応援協定。2007年10月2日締結。
- 25px 愛知県 一宮市: 高岡市・一宮市災害時相互応援協定。2007年10月31日締結。
- 25px 岐阜県 中津川市: 高岡市・中津川市災害時相互応援協定。2008年7月7日締結。
- 25px 岐阜県 美濃市: 高岡市・美濃市災害時相互応援協定。2009年3月2日締結。
- 25px 静岡県 沼津市: 高岡市・静岡県沼津市との災害時相互応援協定。2011年11月14日締結。
- 25px 千葉県 松戸市: 高岡市・千葉県松戸市との災害時相互応援協定。2012年2月9日締結。
- 25px 福井県 越前市: 高岡市・福井県越前市との災害時相互応援協定、都市連携協定。2012年5月1日締結。
- 25px 岐阜県 大垣市: 高岡市・大垣市災害時相互応援協定。2013年5月7日締結。
高岡市出身の人物
政治家
- 上埜安太郎(元・衆議院議員、元・鉄道政務次官、元・富山市長、元・高岡市長)
- 高広次平(元・貴族院議員)
- 大橋八郎(元・内閣書記官長、第4代NHK会長)
- 橘康太郎(元・衆議院議員)
- 藤沢純一(元・大阪府箕面市市長)
- 向井英二(元・富山県議会議長、新党きずな代表)
実業家
学者
- 高峰譲吉(化学者)
- 篠原三代平(経済学者)
- 石井志保子(数学者、富山県知事石井隆一の夫人)
- 沼田稲次郎(法学者)
- 林一郎(工学者、北海道工業大学元学長)
- 宮永孝(歴史学者)
- 上埜進(会計学者)
- 井波律子(中国文学者)
- 武部敏夫(歴史学者)
作家・芸術家
- 三島霜川(作家)
- 堀田善衛(作家)
- 林かおり(作家)
- 朝香祥(小説家)
- 米田稲介(俳人)
- 筏井嘉一(歌人)
- 藤子・F・不二雄(漫画家)
- 松原秀典(アニメーター)
- まつもと泉(漫画家)
- 北嶋一喜(漫画家)
- 津野裕子(漫画家)
- 横川直史(漫画家)
- 横尾有希子(イラストレーター)
- 滝田洋二郎(映画監督)
- 釣崎清隆(写真家)
- 室崎琴月(作曲家)
- ロバートソン黎子(ジャーナリスト)
- 大澤光民(鋳金作家、人間国宝)
- 金森映井智(彫金作家、人間国宝)
- 石田政次郎(鋳金作家)
- 長沼健太郎(ミュージシャン)
芸能人
アナウンサー
スポーツ選手
- 荒谷弘樹(元サッカー選手)
- 中島裕希(サッカー選手)
- 塚原佳代子(バレーボール選手)
- 田畑一也(元プロ野球選手)
- 吉田浩(元プロ野球選手)
- 進藤達哉(元プロ野球選手)
- 河文雄(元プロ野球選手)
- 高森勇気(元プロ野球選手)
- 西野勇士(プロ野球選手)
- 野尻晴一 - 元プロバスケットボール選手(bjリーグ・富山グラウジーズ所属)
- 吉村隆宏 - プロバスケットボール選手(bjリーグ・富山グラウジーズ所属)
- 佐野賀世子(柔道選手)
- 階ヶ嶽龍右エ門(元大相撲力士)
- 射水川健太郎(元大相撲力士)
- 大八洲晃(元大相撲力士)
- 武藏川大治郎(元大相撲力士)
- 淺香山吉五郎(元大相撲力士)
- 山田川清太郎(元大相撲力士)
- 久木直子(元車いすランナー)日本人女子として初めて車いすで42.195kmを完走
その他
ゆかりのある人物
名誉市民
高岡市、ひいては富山県、日本のために貢献した人物が選ばれる。国籍などに関わらず、15人の人物が選ばれており、高岡市をはじめとする富山県出身の人物が多い。
- 笹島英樹(井波町(現南砺市)出身。高岡市立西条小学校で勤めたのち、アメリカ合衆国に渡り、帰化。その後、日米の交流の発展に尽力した。1965年6月1日、名誉市民に決定。)
- 正力松太郎(大門町(現射水市)出身の政治家、実業家。読売新聞社社長、日本テレビ放送網社長、京成電鉄総務部総務課長を務め、日本の近代文化や北陸地方の発展に貢献した。1965年6月18日、名誉市民に決定。)
- 河合良成(福光町(現南砺市)出身の政治家、実業家。国会議員として活躍したほか、日本の産業の発展に貢献した。1965年6月18日、名誉市民に決定。)
- 大橋八郎(日本放送協会会長、日本電信電話公社総裁を務め、日本の通信、逓信、放送などの発展に貢献した。1965年6月18日、名誉市民に決定。)
- 南慎一郎(高岡市長を務めた。在任中、全国に先駆け、上下水道の設置に着手し、高岡市の近代都市としての基盤の造成に貢献した。1965年6月18日、名誉市民に決定。)
- オズワルド・ブランチ・ファリア(ミランドポリス市長。1974年10月19日に調印された、高岡市とミランドポリス市の姉妹都市提携に貢献した。1974年8月19日、名誉市民に決定。)
- ロバート・E・アームストロング(フォートウェイン市長。1977年4月8日に調印された、高岡市とフォートウェイン市の姉妹都市提携に貢献した。1977年4月2日、名誉市民に決定。)
- 橘直治(政治家、実業家。国会議員として活躍したほか、伏木港の発展に寄与した。1982年3月26日、名誉市民に決定。)
- 竹平政太郎(長年に亘り、アルミニウム工業界で活躍し、日本の産業の発展、経済の成長に貢献した。1982年3月26日、名誉市民に決定。)
- 豊田文一(医師。地域医療の発展に貢献し、教育の分野でも活躍した。1982年3月26日、名誉市民に決定。)
- 胡占山(錦州市長。1985年8月10日に調印された、高岡市と錦州市の友好都市提携に貢献した。1986年6月3日、名誉市民に決定。)
- 堀健治(高岡市長、高岡市議会議員を務め、長年に亘り、高岡市の発展に尽力した。1989年5月26日、名誉市民に決定。)
- 金森榮一(彫金作家。彫金の技術は重要無形文化財(人間国宝)に指定された。1990年9月25日、名誉市民に決定。)
- 堀田善衛(伏木町(現高岡市)出身の作家。『広場の孤独』で第26回芥川龍之介賞を受賞したほか、高い評価を受ける作品を数多く残した。1994年3月25日、名誉市民に決定。)
- 竹平榮次(長年に亘り、アルミニウム工業界で活躍し、日本の産業の発展に貢献した。2007年12月20日、名誉市民に決定。)
市民栄誉賞
高岡市の市民栄誉賞は、福岡町(現高岡市)出身の滝田洋二郎(映画監督)が、『おくりびと』で第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞したことを受け、2009年に創設された制度である。高岡市の名を高め、市民に希望を与える功績を残した人物に授与される。
- 滝田洋二郎(福岡町(現高岡市)出身の映画監督。『おくりびと』で第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した)
高岡市を舞台とした作品
小説
- 義血侠血(泉鏡花、1894年)
- 美しき氷河(室生犀星、1921年)
- 七夕の町(井上靖、1951年)
- 鶴のいた庭(堀田善衛、1957年)
- けものみち(松本清張、1962年)
- 蒼龍の系譜(木々康子、1976年)
- 青桐(木崎さと子、1984年)
- 谷間の女たち(森山啓、1989年)
映画
- DRIVE(SABU、2002年)
- 8月のクリスマス(長崎俊一、2005年)登場する写真館の建物は公開後も「8月のクリスマス記念館」として使用されたが平成20年3月末に閉館
- キトキト!(吉田康弘、2007年)
ドラマ
- 裸の大将 清も参ったわんぱく坊や(関西テレビ・花王ファミリースペシャル、1995年)
- 地方記者・立花陽介 越中高岡通信局(日本テレビ・火曜サスペンス劇場、2001年)
- 赤い霊柩車 偽りの葬儀(フジテレビ・金曜エンタテイメント、2002年)
- 黒百合伝説殺人事件(フジテレビ、2006年)
- 警察庁特別監察官~氷の女・氷室透子~(フジテレビ、2014年) : 劇中で「雪国市」として登場。
漫画
音楽
脚注
注釈
出典
参考文献
外部リンク
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- ↑ 風水に関しては荒俣宏が2003年に高岡で「高岡を風水する」という講演をした(「江戸を超える夢の都〜加賀高岡の謎〜」『怪KWAI』角川書店2004年第16巻pp.216-229所収)し、『荒俣宏の不思議歩記』(毎日新聞社)にもこの講演のようすが描かれている。
- ↑ 6.0 6.1 6.2 「テンプレート:PDFlink」高岡市経営企画部広報統計課、2006年。
- ↑ 高岡市・福岡町合併協議会
- ↑ 高岡開町400年記念事業
- ↑ 高岡市広報統計課 『高岡市統計書 平成18年版』「テンプレート:PDFlink」 2006年
- ↑ 高岡市教育委員会文化財課指定文化財
- ↑ 国指定文化財(美術工芸品)の所在確認調査の概要(文化庁サイト)
- ↑ 「重文8点所在不明 刀剣4点県外で確認」読売新聞富山版 2014年7月5日
- ↑ 協議会ニュース - 高岡市・福岡町合併協議会
- ↑ 高岡市都市経営課国際交流室トップ
- ↑ 高岡市総務課危機管理室 「テンプレート:DOClink」 2011年
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