石動駅
テンプレート:出典の明記 テンプレート:駅情報 石動駅(いするぎえき)は、富山県小矢部市石動町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)北陸本線の駅である。
小矢部市の代表駅で、特急列車も一部停車する。富山県内の北陸本線の駅では最も西にあり、金沢支社富山地域鉄道部の管轄駅もこの駅が西端である(隣の倶利伽羅駅から先は支社直轄、書類上の境界は当駅)。
歴史
- 1898年(明治31年)11月1日 - 官設鉄道北陸線の金沢駅 - 高岡駅間延伸に伴い開業する(一般駅)。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称が制定され、北陸本線所属駅となる。
- 1922年(大正11年)7月22日 - 加越鉄道が福野駅から延伸し、当駅に乗り入れる。
- 1943年(昭和18年)1月1日 - 加越鉄道が富山地方鉄道に合併し、同社線は富山地方鉄道加越線となる。
- 1950年(昭和25年)10月23日 - 富山地方鉄道加越線が加越能鉄道に譲渡される。
- 1968年(昭和43年)1月 - 2代目の現駅舎に改築する。
- 1972年(昭和47年)9月16日 - 加越線が廃止される。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 貨物の取扱を廃止する。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 荷物の取扱を廃止する。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 2015年(平成27年)春(予定) - 北陸新幹線金沢延伸全線開業に伴い、あいの風とやま鉄道の駅となる。
駅構造
単式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅である。単式ホームの1番のりばに駅舎があり、島式ホームの2・3番のりばへは跨線橋で連絡している。なお、上り本線と下り本線の間にはホームに面していない下り中線があるが、使用されていない。場内、出発信号機も設置されているが使用停止状態である。
前述の通り富山地域鉄道部が管理する直営駅で、みどりの窓口、みどりの券売機が設置されている。
かつては駅構内でキヨスクが営業を行っていたが、JR西日本系列のコンビニエンスストア「ステーションピット CHAO」に転換した。(後に閉店)また、うどん・そば店「麺類食堂」も営業を行っている。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color北陸本線 | 下り | 富山・直江津方面 |
2・3 | テンプレート:Color北陸本線 | 上り | 金沢・福井方面 |
- 一般的な中間待避線形式ではなく、上りのみ待避線(3番のりば、指令上では「上り1番線」)がある形である。
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである[1]。
- 2004年度 : 1,830人
- 2005年度 : 1,810人
- 2006年度 : 1,752人
- 2007年度 : 1,742人
- 2008年度 : 1,734人
- 2009年度 : 1,613人
- 2010年度 : 1,577人
- 2011年度 : 1,603人
- 2012年度 : 1,590人
駅周辺
石動市街地には真宗大谷派を中心に数多くの寺院群が点在する。
公共施設など
文教施設
- 富山県立石動高等学校
- 小矢部市立石動中学校
- 小矢部市立石動小学校
主要企業・商業施設
路線バス
加越能バスが、駅前から以下の路線を運行している。このほか、小矢部市営バス(愛称「メルバス」)が市内各地へ運行しておりイルカ交通が受託[2]しているほか、一部路線では市内のタクシー事業者が受託する乗合タクシーも運行される。
加越能バス
- 福岡町経由、高岡駅 行き
- 福野駅経由、庄川町 行き(かつての鉄道路線である加越線のルートを踏襲している)
- 論田経由、嘉例谷 行き
- 園芸高校前経由、砺波市役所前 行き
- くりから不動寺行き(毎月28日のみ運行)
隣の駅
※当駅に停車する特急「サンダーバード」・「しらさぎ」・「はくたか」・「北越」(以上は一部のみ停車)・「おはようエクスプレス」(平日のみ運転)の隣の停車駅は各列車記事を参照のこと。
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color北陸本線
- テンプレート:Color快速「ホリデーライナーかなざわ」(土休日上りのみ運転)
- テンプレート:Color普通
- 倶利伽羅駅 - 石動駅 - 福岡駅
かつて存在した路線
- 加越能鉄道
- 加越線
- 石動駅 - 南石動駅
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:加越能鉄道加越線- ↑ 富山県統計年鑑による。
- ↑ テンプレート:PDFlink - 小矢部市(2011年4月28日入札、2013年10月20日閲覧)