宮嶋泰子
テンプレート:基礎情報 アナウンサー 宮嶋 泰子(みやじま やすこ、旧姓・増山 / ますやま、1955年1月9日 - )は、テレビ朝日アナウンサーで、現在は編成局アナウンス部エグゼクティブアナウンサー兼編成部。富山県高岡市生まれ、神奈川県鎌倉市出身。早稲田大学スポーツ科学部で非常勤講師。(2006年から2011年まで)
来歴
神奈川県立外語短期大学付属高等学校、早稲田大学第一文学部仏文科卒。学生時代は劇団「テアトル・エコー」で、演劇の勉強もしていた。フランス語教員免許を持つ。
1977年4月、テレビ朝日(当時の正式社名:全国朝日放送)にアナウンサーとして入社。他局の同期アナウンサーには、宮嶋と同様に、現在もアナウンサーとして番組に出演中の吉川美代子(TBS、2014年5月に定年退職)や益田由美(フジテレビ)がいる。
テレビ朝日入社後はスポーツ番組で活躍。『ANNニュースファイナル』『スポーツレーダー』『ANNニュース&スポーツ』などでスポーツキャスターを担当した他、オリンピックやパラリンピックなどの特集番組の取材・出演でも頭角を表す[1]。その後、スポーツ番組のディレクターとしても活動しており、『ニュースステーション』のスポーツ特集にも、数多くの取材・出演経験がある。
また、日本の放送局で数少ない女性スポーツ実況アナウンサーとしても活躍。アトランタオリンピック中継では、陸上競技や体操などの実況も担当した。
『ニュースステーション』の後継番組として、2004年4月から放送を開始した『報道ステーション』でも、スポーツ特集の取材・リポーター兼ディレクターとして登場。テレビ朝日が世界水泳選手権の日本国内テレビ放送権を獲得した2001年からは、2年に1回開催される同大会の中継で、取材リポートや日本代表選手へのインタビューを担当している。
近年では、テレビ朝日アナウンス部ホームページの製作責任者を務めながら、陸上競技、シンクロナイズドスイミングやフィギュアスケート女子を中心に取材活動を続けている。2013年には安藤美姫の出産に関する独占インタビューを報道ステーションで行った。
社外では、2007年から文部科学省中央教育審議会スポーツ・青少年分科会委員、2011年からは文部科学省政策評価に関する有識者会議委員、2014年から文部科学省コーチング推進コンソーシアム委員を務める。2007年から公益財団法人日本障がい者スポーツ協会評議員、2013年から全日本柔道連盟暴力根絶プロジェクト委員等を務める。その他JOCや日本体育協会の委員などを歴任。
現在の出演番組
- 報道ステーション(リポーター兼ディレクター)
- BS朝日 ザ・インタビュー~トップランナーの肖像(インタビュアーの一人として登場)
過去の出演番組
- 23時ショー(1977年)
- 速報!TVスタジアム
- ANNニュースファイナル
- スポーツレーダー
- ANNニュース&スポーツ
- 600ステーション
- ニュースステーション
- 若大将のゆうゆう散歩(月1回金曜日「宮嶋アナの元気が出る散歩」散歩人。2012年6月8日 - 2012年9月7日)
同期アナウンサー
- 古舘伊知郎(現:フリーアナウンサー・タレント、『報道ステーション』のメインキャスター)
- 佐々木正洋(フリーアナウンサー)
- 吉澤一彦
- 渡辺宜嗣
- 戸谷光照(現:報道局)
- 南美希子(フリーアナウンサー)
- 中里雅子(フリーアナウンサー)
- 伊福保子(フリーアナウンサー)(現:小野保子)
- 補足
彼女が入社した1977年は、1980年のモスクワオリンピック独占放送権を得た同社がオリンピックに向けた人材養成を見越してアナウンサーが9人採用された年である。
関連項目
脚注
- ↑ オリンピック取材は夏冬合わせて2014年までに17回を経験(1980年のモスクワ大会、1984年ロサンゼルス大会、1988年カルガリー大会、1988年ソウル大会、1992年アルベールビル大会、1992年バルセロナ大会、1994年リレハンメル大会、1996年アトランタ大会、1998年長野大会、2000年シドニー大会、2002年ソルトレイクシティー大会、2004年アテネ大会、2006年トリノ大会、2008年北京大会、2010年バンクーバー大会、2012年ロンドン大会、2014年ソチ大会)。