かいけつゾロリ
テンプレート:Infobox animanga/Header テンプレート:Infobox animanga/Other テンプレート:Infobox animanga/OVA テンプレート:Infobox animanga/Movie テンプレート:Infobox animanga/Manga テンプレート:Infobox animanga/TVAnime テンプレート:Infobox animanga/Footer 『かいけつゾロリ』は、ポプラ社から出版されている原ゆたか作の人気児童書シリーズ。および同書を原作としたOVA・アニメーション映画・テレビアニメ・漫画である。通称「ゾロリ」。
目次
概要
擬人化された動物が暮らす異世界(作中では地球の日本として扱われる)を舞台に、キツネの主人公ゾロリと、ゾロリの子分で双子のイノシシであるイシシ・ノシシが、修行の旅をしながら行く先々で活躍するというストーリー。1987年にシリーズ第一作・『かいけつゾロリのドラゴンたいじ』が発表されてから、年2回の刊行ペースで52巻まで出版されている(2013年2月現在)。 現在に至るまで幼稚園児〜小学生を中心に高い人気を誇る同シリーズだが、特に2000年代半ばから後半にかけて、当時の小学生の間で大人気となり、社会現象化した。
ゾロリはもともと〈ほうれんそうマン〉シリーズ(著者:みづしま志穂)の敵役であったが、「ほうれんそうマン」シリーズの終了に伴い、みづしま志穂了承の元にスピンオフとして単独シリーズを持つにあたった。両シリーズの共通点としては『ほうれんそうマンのゆうれいじょう』の結末部分(ゾロリが城を出て旅立つ描写がある)が『かいけつゾロリのドラゴンたいじ』の冒頭に繋がること(本文には『ゾロリがかえってきた』との記述がある)、ゾロリの野望に"ゾロリ城パート2"の建設の可能性があること、一部登場人物が引き続き登場すること(ゾロリママとようかい学校の先生、顔見せ程度の登場にスミレちゃんや牧師ロボなど)などが挙げられるが、どれも全体としては些細な描写に過ぎず、「ゾロリ」シリーズ自体は「ほうれんそうマン」シリーズの予備知識がなくても問題なく楽しめる内容となっている。 主線のはっきりした絵柄で、キャラクターの台詞に吹き出しが使われるなど、絵本というよりコミックにも近い作風である。本文や台詞は難しい漢字は使われておらず、また、振り仮名がふられており小学校低学年程度なら一人でも十分に読める内容になっている。
また、シリーズを通して低年層読者を飽きさせない工夫や冗談がいくつも見られ、小学校でよく読まれる所謂「児童図書」であるにも関わらずおなら、げっぷといった下ネタのオンパレードなことから時折保護者やPTA向けのおわびが載せられることが多い。他にもゾロリが絶体絶命の時やゾロリシリーズ終焉を迎えそうなときはニセの今後のお知らせが含まれたり、残虐なシーンになるからといって次のページを飛ばすよう指示されることが多い(当然これも演出であり、次のページではしっかりとゾロリが事態を打開している)。「大きょうりゅう」では、ゾロリが恐竜を捕えて檻に入れ、読者に決して開けないように言うが、次のページをめくることで檻が開いてしまい、読者が責められるという展開も用いられた[1]。
ゾロリーグ(ズルリーグ)やボケーットモンスター(パッチリモンスター)など、刊行当時の流行りネタをさかんに取り入れているのも特徴的。特に近年はお笑い芸人のネタを扱っていることが多い(イシシ、ノシシが「ちょっと!ちょっとちょっと!!」と発言したり、猫ひろしが何気なく観客にまぎれこんでいたり柳原可奈子がモデルと思われるキャラが「チョ〜ウケるんですけど」と発言したりなど)。
なお、キツネはスペイン語で "zorro" であり、「かいけつゾロリ」というタイトルは怪傑ゾロ (The Mark of Zorro) に由来すると作者が公言している。
メディアミックス
- 1989年に「ドラゴンたいじ」・「きょうふのやかた」・「まほうつかいのでし」がOVAで天田印刷加工から発売されるも、すぐに発売終了。
- 1990年にOVA第2弾「大かいぞく」・「ゆうれいせん」・「チョコレートじょう」の製作が発表されるが、発売中止。
- 1993年『それいけ!アンパンマン 恐竜ノッシーの大冒険』との併映作として短編アニメーション映画『かいけつゾロリ』(まほう使いのでし・大かいぞくの宝さがし)[2](日本テレビ製作)が公開されるが、大きなヒットにはならなかった。
- 2003年12月6日 児童向けコミック誌『月刊プレコミックブンブン』創刊号から漫画化(※作者はきむらひろき)、2004年2月1日から、テレビ朝日系列(メ〜テレ制作)で初のテレビアニメ化、漫画・テレビアニメ化に合わせてバンダイがテレビゲームや玩具を発売するなど、幅広い展開がなされた。当初1年間の放送予定だったが、好評につき延長。2年目の2005年2月13日からタイトルを『まじめにふまじめ かいけつゾロリ』に変更して、2007年1月28日まで3年間放送された。
- 2006年3月11日には初の長編映画『まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん』(同時上映『超劇場版ケロロ軍曹』)が公開された。
- 2012年12月22日に初の単独上映の長編映画『映画かいけつゾロリ だ・だ・だ・だいぼうけん!』が、2013年12月14日には『映画かいけつゾロリ まもるぜ!きょうりゅうのたまご』が公開された。
登場キャラクター
声優は特記無いものはTVアニメ版のものとする。
レギュラーキャラクター
- ゾロリ
- 声 - 山寺宏一、福山潤(子供になった時)、伊東みやこ(回想時、二期15話、『映画かいけつゾロリ まもるぜ!きょうりゅうのたまご』のみ)、二又一成(OVA版)、神谷明(1993年版)
- この物語の主人公のキツネ。指名手配犯(『つかまる!!』以降)。
- いたずらの王者になること(一部の回では悪の王者になっていた)、可愛いお嫁さんをもらうこと、自分の城を持つことを目的に旅を続けている。一人称は、「俺様」(ママや一目惚れした女性の前では「僕」、おだてる時や記憶喪失中には「私」だった事も)だが、初期の頃は「俺」と言う事があった。ゾロリは一人で、ガラクタやゴミからメカや乗り物、遊園地までも作ってしまうことから、常識離れした天才といえる。自称いたずらの天才だが、決して悪人というわけではなく、おっちょこちょいで心優しいなど、絵本の主人公ではあるがダークヒーローの特徴が強い。また、いたずらするが人を傷付けるようなこと(所謂弱いものいじめ)はしない。[3](原作では、暴力を振ったり銀行強盗などする場面があるがアニメではそういうことはしない)いたずらをして騒動を起こすときもあれば、純粋に人助けをすることもある。特に自らの境遇から親子の情に弱く、人助けは親子、特に「母親」が絡むときにすることが多い。普段は時代劇に出てくる渡世人に憧れて三度笠に縞の合羽と言う渋い服装で旅をしているが、「かいけつゾロリ」として活動するときには怪傑ゾロを模した専用の衣装に着替える。原作では「ゆうれいせん」の頃から胸の「Z」の二文字に「\」が入るようになる。上機嫌になると「ニヒニヒ」(ほうれんそうマンのころは「イヒヒヒ」や「ウシシシシシ」とも)と笑う癖と、平仮名の「の」を左右逆に書き間違える癖がある。年齢は113歳(『大金持ち』で新聞に載った時113歳と掲載される。1984年の『へんし〜んほうれんそうマン』で100歳の誕生日を迎えた。)。惚れっぽい性格で可愛い子を見ると自分のお嫁さんにしようと頑張るが良い雰囲気になっても何らかの理由で失恋することが多く、場合によってはその人の幸せを考え、ゾロリ自ら、潔く身を引くこともある。女装時はゾロエと名乗り、子分のイシシとノシシだけでなく、イヌタクなど多くの人が見惚れて騙されるほどの容姿で、アニメ版『けっこんする!?』では、花嫁姿の自分に見惚れ、自分こそ理想の花嫁だと思い、本気でイヌタクと結婚しようとした。
- 特技は変装。『カレーVSちょうのうりょく』ではスプーンを曲げる超能力を取得。[4]周囲の評判は子分のイシシやノシシ、妖怪達やプッペやネリーやダンクといった人物は彼を尊敬しており、一般人から心優しい人物と認識され、ガオンやロジャーやグラモやペペロなどライバルからは実力を認められているがアーサーやイヌタクのような典型的な正義の味方、ブルルやタイガーやゴリ丸らなどからは大悪人として嫌われている。(最もブルルらの方がゾロリに比べると良心的な部分が少ない文字通りの悪党である。)[5]指名手配されてはいるが、ゾロリ達は旅の中でさまざまな外国にも訪れている分彼を知らない者も多く、良い事も沢山してきてる為、世界的な指名手配には至っていない。
- イシシ
- 声 - 愛河里花子/野沢雅子(代役、まじめにふまじめ かいけつゾロリ第51 - 60話、『まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん』)[6]稲垣悟(OVA版)、緒方賢一(1993年版)
- ノシシ
- 声 - くまいもとこ/小林沙苗(代役、まじめにふまじめ かいけつゾロリ第94 - 97話)[7]、木津修、西村知道(OVA版)、千葉繁(1993年版)
- ゾロリの子分である、ブルル山の元山賊のイノシシの双子。
- 『ドラゴンたいじ』でレバンナ王国を追い出され、以後ゾロリを慕って旅についてきている。ちなみに右の目と鼻の穴が大きいイノシシが兄のイシシで、左の目と鼻の穴が大きく右頬にホクロがあるイノシシが弟のノシシである。彼らはいつも、緑の風呂敷と紫色の腹巻きをしている。1993年版の見分け方は、オレンジ色の服を着ているのがイシシで、緑色の服を着ているのがノシシ。この時は、2匹とも黄色い腹巻きだった。どちらも一人称は「おら」で、語尾に「〜だ」「〜だよ」とつける訛りがある(本人は「よく言われると自覚している。なお、1993年版ではいささか訛りが強いが、OVAではそのような場面は少ない)。どちらもかなりのドジで食いしん坊で、食べ物には目がない。小柄な身体(TVアニメ版では、どちらも声優が女性であり少年のような雰囲気)をしているが二人ともれっきとした大人である(ただし、ゾロリは子供になると声優が変わるのに対し、イシシとノシシは子供になっても声優も声域も変わらない)。なお、イシシはメロンパン、ノシシはおにぎりが大好物だが一度だけ互いの好物を食べたがったこともあった。難しいことを考えるとおならが出る体質で変装も下手で誰でも出来そうな計算もできない。[8]相違点は基本的に兄のイシシはしっかり者だが不器用なため、うっかりミスが多くノシシは手先が器用だが損な役回りであることが多い。[9]お互い、名前で呼んでいるが一部の作品ではノシシはイシシを「イシシにいちゃん」と呼び、1993年版では「(イシシ)あんちゃん」と呼んでいた。
ゾロリの家族
- ゾロリーヌ
- 声 - 玉川紗己子
- ゾロリの母親、既に他界しており、しばしばゾロリを心配し幽霊として天国から様子を見に来る。このとき岩や草などに姿をくらませることが多く、これは一種の隠し絵として本作の見所の一つとなっている。テンプレート:要出典「かいけつゾロリ」では小学一年生の時点でまだ生きていて、細かい死亡時期は子供時代としか判明していない。どちらの作品でも、ゾロリは母親を非常に慕っている。原作の彼女は、ゾロリのいたずらが度が過ぎると作者や読者に謝罪をすることがある[10]が、アニメではゾロリの悪人的な部分があまりないためか、そういうことはない。アニメ版『てんごくとじごく』では天国でも一番親切で優しい女性と評判が高い。悪魔からはゾロリとは正反対な善人と認識されるほど。また、「ほうれんそうマン」ではゾロリが悪事を働いていることを知っており、かつ応援していたが、「かいけつゾロリ」では悪事を働いていることは知らないことになっている[11]。
- ゾロリに助け舟を出すこともある。『じごくりょこう』では「なんでもありじごく」の橋が落ちたところに現れてゾロリたちを助け、閻魔大王を叱りながら裁判を開き、閻魔帳についた胡麻を取ってミスを暴露した。まじめにふまじめでは、幽霊にゾロリが担がれる様子を見ており、レイナ姫本人にゾロリとの結婚の事情を訊き、結婚式の司会を引き受けていたプッペを連れ出して、王子の墓まで一緒に行き、王子の幽霊を引き出して結婚式に現れさせ、レイナ姫や騎士や執事やお城ごと成仏させた。
- ゾロンド・ロン
- 声 - 山寺宏一[12]
- ゾロリの父親。伝説の飛行機乗りで、ゾロリ曰く3歳の時に行方不明になっており、その際に大破した飛行機が山奥で見つかっている。しかし、『なぞのひこうき』や『そらとぶゾロリじょう』や『あらしからの大だっしゅつ』や『カレーVSちょうのうりょく』で父親らしき人物がゾロリたちを救い、『大どろぼう』でそれらしき人物がグラモの飛行機の逃亡を妨害してゾロリがブルルに借りたヘリコプターを追いつかせ、『ちきゅうさいごの日』でそれらしき人物がダンクをゾロリたちの場所まで送るなど、生存をにおわせる描写がある。そのほかにも物語の最終ページに小さく父親の物と思しき飛行機が描かれていたり、アニメのお話の最後でそれと思しき飛行機が空を飛んでいくことがある。最初は名前はなかったが、後に名前がついた。
- 『だ・だ・だ・だいぼうけん!』で正式に生存が確認。実は飛行機で世界中を旅しながらお宝探しする伝説のトレジャーハンターだった。宝を売却した利益で「でんせんびょう」に悩む村へ薬の開発機器を寄贈するなど、私利私欲ではなく困った人を助ける義賊的なトレジャーハンター。当初はお宝を手に入れるためゾロリを駒に使うも、「別れた自分の息子にゾロリが似ている」ことから村を襲う「でんせんびょう」に立ち向かう。村から去る時に村人が「ゾロリは息子では?」という問いに対し「自分の息子は母親にとっても甘えていた。勇敢なゾロリが自分の息子とは思えない」と語る[13]が実質、息子であることに気付いていたかどうかは不明だが彼の活躍を喜んでいた。
妖怪学校
- 妖怪学校の先生
- 声 - 滝口順平(アニメ版、初代)→茶風林(二代目、『映画かいけつゾロリ だ・だ・だ・だいぼうけん!』)[14]、池田勝(OVA版)
- 妖怪を一人前に育成する学校「妖怪学校」の教員でほうれんそうマンシリーズからの継続登場。[15]
- 最近子供達が妖怪をあまり怖がらなくなくなったことを危惧しており、落ちこぼれや問題付きの妖怪を多数抱えている。自称いたずらの天才ゾロリの腕を見込み、子供達を再び恐怖に震え上がらせるべく助力を要請した。最近ではゾロリの行く先々にいきなり現れて、暗闇の中では他の怖い物かと思いきや明りをつけると妖怪達だったということが多々ある。準レギュラーともいえるキャラクターで、登場回数は多い。さらに、『ゆめのハッスル歌謡ショー』の司会まで務める。ほうれんそうマンの頃はどろろんと現れていたが、かいけつゾロリではどういった能力があるかは不明(アニメ版では腕を伸ばす能力を、『はちゃめちゃテレビ局』では幽霊を引き連れる「霊媒能力」を披露している)。
- 妖怪たち
- 妖怪学校の生徒たち。和洋、知名度問わず妖怪が在籍しているがどれも問題を抱えているおちこぼれが多い。初登場以後も妖怪学校の先生と共に登場している[16]が、最近は新規の妖怪は入っていない。学校の生徒ではあるが登場する妖怪は大人である事が多い。
- 水妖怪
- 水でできた体を持つ妖怪。ほうれんそうマンシリーズからの継続登場。
- 芋妖怪
- 顔が芋になっている妖怪。ほうれんそうマンシリーズからの継続登場。
- 蛸妖怪
- 声 - 三木眞一郎
- 蛸のような体をした妖怪。ほうれんそうマンシリーズからの継続登場で、『きょうふのカーニバル』でも山車の周りを飛び回って活躍した。[17]
- ドラキュラ
- 声 - 藤原啓治(アニメ版)、梅津秀行(OVA版)
- イギリス代表でトマトジュースが好物。ニンニクと十字架が苦手だがゾロリとの出会いで少しずつ克服した。「ラキュラ」という息子がおり、「ドラキュラ城」という城を持っている。
- オオカミ男
- 声 - 坂口候一(アニメ版)、中島信行(OVA版)
- 丸いものや満月を見ると、オオカミに変身する、緑色の服を着た男性。ただし、満月の場合は、雲に隠れると、隠れていない分だけしか、変身できない。まじめにふまじめでは写真を見れば一時的に変身できるようになった。「フルズ」という息子と、紫色や黄色の服を着た兄弟がいる。
- ミイラ男
- 声 - 天田真人(アニメ版)、檜山修之(OVA版)
- エジプト代表。体が包帯で覆われている。シャワーを浴びるときはなぜか、顔の包帯は外さない。『だ・だ・だ・だいぼうけん! 後編』(『(映画かいけつゾロリ だ・だ・だ・だいぼうけん!』)では砂漠で干からび、先生と雷じじいが「若返りの水」を入れた水筒を持って、助けに行っている。
- ゴーゴン
- 声 - くじら(アニメ版)、杉浦三恵子(OVA版)
- 目を見た者を石にする妖怪。通常時は他の人を石にしないためにサングラスをかけている。原作では、一度鏡に映った自分を見て自分が石になってしまったがどうやって戻ったかは不明。まじめにふまじめのゼッコーチョー編では、先生に率いられておばけの森に来ている数少ないメンバー。絶滅危惧種の妖怪を石にして、ある場所に保存している。
- 雷じじい
- 声 - 宮澤正
- その名のとおり、雷を起こす老人。『だ・だ・だ・だいぼうけん! 後編』(『映画かいけつゾロリ だ・だ・だ・だいぼうけん!』)では先生と共に登場し、活躍している。「ゴロオ」という孫がいる。
- 百目
- 体中に無数の目がついた妖怪。だが、視力が落ち困っている。コンタクトレンズをしているのはそのため。アニメでは目々連という全くの別物と置き換わっている。
- 小豆とぎ
- 声 - 岡本嘉子
- 小豆を洗う音で人を驚かす妖怪。だが、小豆価格高騰により小豆が手に入らず困っている。使っている小豆は北海道産の高級な物だが、自分の小豆畑は持っている。
- あかなめ
- 声 - 森訓久
- 不潔な浴槽に行き垢を嘗める妖怪。だが、近年浴槽が常にきれいになったため嘗める垢が無く困っている。ゾロリの披露した怪談では、「子供を嘗めて骨だけにした」と語られている。チョコレートをもらったことで好きになり、まれに『チョコなめ』と名乗るようになった。
- 大入道
- 声 - 園部好徳
- 山を見下ろすほどの巨体を持つ妖怪。だが、年をとると同時にどんどん体がしぼんでいき、人間のひざぐらいまでの大きさへと縮んでしまった。その後、海水に浸かったことでスポンジのように膨張していき、元の大きさへと戻った。原作ではその後、海坊主となったが、時々縮んだ状態で再登場する。
- ろくろっ首
- 声 - 岩男潤子
- 他の轆轤首と比べて、首が短くて太いのが悩みで、ぶら下がり健康器具で首を伸ばそうとしている(ぶら下がり健康器具の設定はアニメのみ)。最後は自分の底力を見せた。首は常に伸ばした状態であるが、引っ込めて人間に擬態することも可能。まじめにふまじめのゼッコーチョー編では、先生に率いられておばけの森に来ている数少ないメンバー。「クロック」と言う娘がいる。
- 蜘蛛女
- 声 - 新井里美
- 飽きっぽい性格で、糸の粘りがないのが悩みで、苦手な納豆で糸に粘りを出している(納豆の設定はアニメのみ)。
- 唐傘
- 声 - 芝原チヤコ
- 傘の模様が花柄のため、怖がられなくなってしまうが、先生から花の中心に目を入れるよう、アドバイスを受けた。また、自分が傘ということを利用して、崩れ落ちる岩からゾロリたちを守るという活躍を見せた。
- 雪女(吹雪その子)
- 声 - 勝生真沙子
- 雪女をモチーフにした妖怪。白い顔で凍りつくほどの息を吐く。だが年のせいか白い顔はメイク(アニメのみの設定)。ゾロリの大ファン。モデルは鈴木その子。かつて失恋した彼氏(雪男)と、「いちろう(アニメではコオロー)」という妖怪リーグの野球選手である息子と、「アン」という娘がいる。
- 一反木綿
- 声 - 石原凡
- 『きょうふのカーニバル』などで活躍した、とても薄い身体の妖怪。
- カッパ
- 川や湖に分布する種族。「ドキア」という息子がいる夫婦も。
その他の登場キャラクター
- 原ゆたか
- 声 - 原ゆたか
- 原作本やアニメにエキストラとしてしょっちゅう顔を出している。携帯電話の待受画面やコインのデザイン、柄の中などに紛れている。アニメではタイムを計ったりヒーローショーの主人公など、エキストラだけでなくナレーターのような役目も受け持っていた。
- 本人曰くこれは「ヒッチコックという映画監督を真似したが、最近出しすぎだと言われる[18]。」
1作 ~ 10作 (ドラゴンたいじ ~ 大かいじゅう)
- アーサー
- 声 - 保志総一朗(アニメ版)、檜山修之(OVA版)
- 真面目で優しく正義感に溢れるクロヒョウの王子で優しい部分を除けばゾロリとは対照的な典型的な正義のヒーロー。
- ゾロリとは恋のライバル関係。古くからの知り合いで敵対している。ゾロリがアーサーの城を我が物にしようとするため、毎回危険な目に遭っている(『ドラゴンたいじ』『ゆうれいせん』『きょうふのゆうえんち』『はちゃめちゃテレビ局』アニメは『けっせん!ゆめの王子さま』『はなむこしゅぎょう』『まじめにふまじめ かいけつゾロリ 宇宙たんけん大さくせん』)
- ゼッコーチョー編では、エルゼ姫のお願いで不本意ながらも協力している。彼女のワガママに振り回されるも彼女を愛している。『はちゃめちゃテレビ局』ではベストカップルコンテストで一位を取ったことが、『だ・だ・だ・だいぼうけん!』の中篇ではゾロリ達の冒険を手助けをしていたことが、劇場版後編のOPでは不本意ではあったことが明らかになった。
- エルゼ姫
- 声 - 折笠富美子(アニメ版)、ならはしみき(OVA版)
- 少々わがままな、可愛いネコのお姫様。『ゆうれいせん』以降アーサーの妻となる。危機感と緊張感を持ち合わせていないため、よほどのことがないとアーサーがゾロリの手によって危険な目に遭っていることに気づかない。結婚してからはアーサーと同様、ゾロリから敵視されることになったが、何か事件が発生した際にはゾロリに助っ人をお願いすることも直々ある(そのため、アニメでは「結婚しないでよかった」とゾロリは語っている)原作では『ドラゴンたいじ』では名前が明かされず、『ゆうれいせん』で名前が明かされている(『ドラゴンたいじ』『ゆうれいせん』『きょうふのゆうえんち』『はちゃめちゃテレビ局』アニメは『けっせん!ゆめの王子さま』『はなむこしゅぎょう』『まじめにふまじめ かいけつゾロリ 宇宙たんけん大さくせん』)『はちゃめちゃテレビ局』では女優になってみたかったことが、『だ・だ・だ・だいぼうけん!』の中篇ではゾロリ達の冒険を手助けをしていたことが明らかになった。
- なお、アニメ版でアーサーとエルゼが登場する原作の話は序盤ですべて使い切った[19]ため、『映画かいけつゾロリ だ・だ・だ・だいぼうけん!』まで以降の出番はすべてオリジナルストーリーである。
- レバンナ国の王様
- 声 - 石原凡
- おでん屋
- 声 - 中島聡彦
- 大臣
- 声 - 風間勇刀
- 町長
- 声 - 石原凡
- ビルポン
- 声 - 緒方賢一(アニメ版・魔法使い変身中)、徳丸完(OVA版・魔法使い変身中)、青野武(1993年版・魔法使い変身中)
- 円錐形の帽子をかぶった普通の老人(に変身していた子狸(声 - 川瀬晶子(アニメ版)、田野恵(OVA版)、木藤聡子(1993年版)))。
- 修行しなくても扱うことのできる、使用回数2000回の魔法の杖「グルンロッド」にたよることで魔法を使っていた。
- 魔法を覚えるため入門してきたゾロリを、雑用係として一生こき使おうとするが、途中で杖と自分の秘密がばれてしまう。原作とアニメ版の衣の色は赤だが、1993年版では紫。名前は『なぞのまほう少女』で村長の家にあった伝説で杖とともに明らかになった(『まほうつかいのでし』杖の活躍は『大かいぞく』『なぞのまほう少女』『まほうのへや』)
- コーモリガサ
- 声 - 川瀬晶子(アニメ版)、田野恵(OVA版)、二又一成(1993年版)
- 魔法使いに傘と合体されたコウモリ。カバンカバたちとは違い、服を着ていない。性別はオス。
- カバンカバ
- 声 - 津田匠子(アニメ版)、茶風林(1993年版)
- 魔法使いにカバンと合体させられたカバ。アニメ版や原作ではメスだが、1993年版では、オスだった。
- リスリッパ
- 声 - 山口眞弓(アニメ版)、木藤聡子(1993年版)
- 魔法使いにスリッパと合体させられたリス。性別はオス。
- ネズミミズ
- 声 - 高橋まゆこ(アニメ版)、江森浩子(1993年版)
- 魔法使いにミミズと合体させられたネズミ。性別はオス。
- パンツンダ
- 声 - 宮崎一成(アニメ版)、中島信行(OVA版)、中村秀利(1993年版)
- 魔法使いにパンツと合体させられたパンダ。性別はオス。
- パル
- 声 - 喜安浩平(アニメ版)、潘恵子(1993年版)
- ライオン海賊船長の一人息子で車のおもちゃが大好き。
- 物語終了後は海賊を辞め、車のおもちゃ専門店を開く。『きょうふのカーレース』で再登場したときにはたてがみが生え、父親そっくりになっていた(『大かいぞく』『きょうふのカーレース』アニメは『おばけの花子さん(声のみ)』『きょうふのサッカー』)。『だ・だ・だ・だいぼうけん!』の中篇ではゾロリ達の車を修理していたことが明らかになった。
- 登場する原作を使い切るのが、アーサー、エルゼよりも早く、原作にはない出番も『きょうふのサッカー』のみで、出番自体が早く終わってしまう。しかし『映画かいけつゾロリ だ・だ・だ・だいぼうけん!』で復活。
- ライオン海賊船長
- 声 - 石原凡(アニメ版)、飯塚昭三(1993年版)
- パルの父親。海で泳ぎの練習をしていたが、タイガーによって、浮き袋に穴を開けられてしまう。パルのために大量の車のおもちゃを遺していた。原作では死亡したが、1993年版とアニメ版では生きている。1993年版では船長姿を披露し、タイガーにやられたふりしてゾロリの様子を見ていた。アニメ版では泳ぎのコツを覚えた(『大かいぞく』)
- タイガー[20]
- 声 - 立木文彦(アニメ版)、富田耕生(1993年版)
- 自称「ライオン海賊船長の一の子分」。左手は義手であり、9つの道具が隠されている。自分が船長になりたいがために船長を暗殺し、自業自得で船ごと沈没したがサメに狙われつつ生還。ところが原作では何をしたか警察に逮捕され『つかまる!!』で刑務所の檻の中にいる姿があったが、キエルンガーZの仕業で刑務所が消えると脱獄。以後アニメでもゾロリに対して(アニメ版ではアルバイトなどに1年費やして)復讐を行おうとするが『まほうのへや』で義手をふたばにされたり、『なぞのおたからだいさくせん』では、自分の義手が重くてキャノンを発射したら飛んでいったりと、仕返しは失敗ばかりである。そのうえ原作では『まほうのへや』でアジトに置いていってしまった日記の切れ端をゾロリに盗まれ、『たべられる!!』で海にお宝を隠していると誤解され、ゾロリ達が崖から間違って飛び降りてしまった際に風で日記が破れてしまった。[21]頭巾は『なぞのおたから大さくせん』より帽子に変更。
- あじゃぱー編の『ちきゅうさいごの日』の章では最初は空を見上げていたが、ゾロリと戦うことも出来ないからと言う理由で手品師たちも加えて助っ人に駆けつけた。その後隕石通過後は手品師4人達と別れ海賊船に乗って去っていった。(『大かいぞく』『つかまる!!(エキストラ出演)』『なぞのまほう少女』『まほうのへや』『たべられる!!(原作のみ)』『なぞのおたから大さくせん 前編・後編』『まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん』『きょうふのちょうとっきゅう』)劇場版では代わりにニャンガを迎えたが、冷遇しすぎて逃げられてしまった。『だ・だ・だ・だいぼうけん!』の中篇では、偶然ゾロリ達と再会し、最初は仕返しの相手であるゾロリに協力するのが嫌であったがアリウスの美しさに魅了され、条件付でゾロリに協力したことが明らかになった。『まもるぜ!きょうりゅうのたまご』)でも声なしでチョイ役だが出演しており、脇役では現時点で映画出演は皆勤賞である。
- 海賊の子分たち
- 声 - 山根剛、麻生智久、風間勇刀(アニメ版)、緒方賢一、千葉繁、二又一成、中村秀利、茶風林(1993年版)
- 元々はライオン海賊船長の子分だった。船長が殺された後は、タイガーの子分になった。
- サメ
- ゾロリやタイガー、グラモを食べようとした。(『大かいぞく』『グラモを追え!』)
- クジラ
- 『大かいぞく』に登場した個体は、タイガーが大砲で発射して口に放り込んだゾロリを食べたが、魔法で海賊船にされ、パルを乗せて宝島へ渡った後、『ゆうれいせん』で妖怪を乗せる幽霊船に改造され、アーサーとエルゼを中に入れさせたが、ノシシに「おふねのせん」を抜かれ、魔法は解けて、アーサー・エルゼを乗せて海を漂った。
- 『まもるぜ!きょうりゅうのたまご』に登場した個体は、大だこに追われたゾロリ達と卵を丸呑みにしたが、追いかけて来た大だこにのどちんこを握られ、思いっきり吐き出した。
- 黄金のオウム
- 声 - 高橋まゆこ(アニメ版)、江森浩子(1993年版)
- ウニ坊主
- 声 - 高戸靖広
- 全身にウニを纏った海坊主。ウニを飛ばして攻撃し、アーサーを磔にするが、最後の一個がアーサーのペンダントによって跳ね返されてしまい、しぼんでしまった。(『ゆうれいせん』『おばけ大さくせん』でもその後の大入道の先輩となった)
- 幽霊電気クラゲ
- ラーメンのドンブリの形をしたデンキクラゲ。ラーメンに擬態してアーサーを感電させたが、ゾロリまでも巻き込まれてしまった。(『ゆうれいせん』)
- 大ガッパ
- 声 - 西村朋紘
- 名前の通りの巨大な河童。頭の皿は回転鋸のようにして回転させて攻撃することができる。最後はアーサーによって頭の皿を乾かされて倒される。(『ゆうれいせん』)
- ゾンビ
- 声 - 山根剛、高橋裕吾
- 大浴場に入っている5人のゾンビ。200年もお風呂に入っていなかったが、原作では久々のお風呂で身奇麗になった事で本来の姿を見ることができる。(『ゆうれいせん』)
- ブルル
- 声 - 郷里大輔→大友龍三郎(二代目、『映画かいけつゾロリ だ・だ・だ・だいぼうけん!』)[22]
- 金儲けが大好きなブルドッグで、同じ悪知恵の持ち主のゾロリとはライバルである。「ブルル製菓」の社長。イシシやノシシが住んでいた同名の山とは無関係。
- お菓子会社なのに、金の匂いがすることなら、どんな商売にも手を出す。アニメ版では金儲けの為なら弱者からお金を巻き上げたり環境破壊も辞さない性格である。商売目的だったが『きょうふのちょうとっきゅう』で初めて鬘をかぶって女装。
- 詐欺すれすれの悪徳な手法で稼ごうとするが、その計画はいつもゾロリに阻止される。何度か強引な方法で大儲けではないがなんとかうまく儲かったことがあったが、『きょうふのカーニバル』やアニメ版のオリジナルストーリーなどでは、無茶な宣伝や悪徳商売が災いし、結果的な損をすることが多い。
- アニメ版『大にゅうどう大さくせん』『おたからカード大さくせん』『にんじゃ大さくせん』では妖怪学校の先生がどこかしらで手に入れた粗品ブルルカードと言うテレホンカードで写っておりうさぎのニュースキャスターからも「ださいカード」と紹介されるもこれは世界に2つしかない貴重なカードであった。[23]
- 原作版『きょうふのカーレース』でブルルアイスを生産・販売していたその狙いは、そのブルルアイスの売り上げで『きょうふの大ジャンプ』で開かれる五輪ピックのスポンサーになることだった。[24]
- アニメ版『大金持ち』では、銀行をやっており、無茶苦茶なやり方でお金を巻き上げようとしたが、ゾロリが悔しさで投げ捨てたイシシとノシシのミスで出来た偽札を、彼とコブルの乗るヘリコプターがまともに喰らい、操縦が利かなくなったヘリコプターで突っ込んで、銀行を潰してしまった。
- 原作・アニメ共通して、『大どろぼう』では美術館をやっているが、チョコボールかピーナッツ(どちらも一袋五百円)を買わなくては入れず、入口まで来てから帰ろうとしても千円払う必要があるという掟破りなことをしていた。しかし美術品は全てグラン・モーグリーから買っていた。それらが全て贋作と分かると「偽物美術館」という、美術品に触り放題の更に掟破りな美術館に改装した。
- 『たべるぜ!大食いせんしゅけん』ではお菓子以外にもいろんな食品も生産していることが判明した。また、番組のスポンサーをしており、優勝したゾロリに賞味期限寸前の食品を賞品として処分させようと企むも大会の参加者達がゾロリ達の代わりに食べたため、結果的に損をした。
- あじゃぱー編では大招き猫を騙ったダポンに唆され魔法の国で魔法の薬草をただの草を混ぜて売った事がばれて罰金刑と国外追放を食らっている。
- あじゃぱー編の『ちきゅうさいごの日』の章では、スペースシャトルを買ってどこかの星へ去ろうと荷物をまとめていたが一転、商売相手がいなくなるからと言ってゾロリに協力した。(『チョコレートじょう』『きょうふのカーレース』『めざせ!ゆうしょうカーニバル』『きょうふの大ジャンプ』『きょうふのカーニバル』『大どろぼう』『たべるぜ!大ぐいせんしゅけん』『グラモを追え!』『だ・だ・だ・だいぼうけん!』『きょうふのちょうとっきゅう』『はちゃめちゃテレビ局』『メカメカ大さくせん』商品の活躍は『あついぜ!ラーメンたいけつ』『なぞのおたから大さくせん 前編・後編』アニメは『ゆめのゾロリじょう』『なぞの大まねきねこ』『アルバイト大さくせん』『大金持ち』『おばけの森のデンキウナギ』『さよなら!プッペ』ブルルカードは『大にゅうどう大さくせん』『おたからカード大さくせん』『にんじゃ大さくせん』)ゼッコーチョー編ではデンキウナギを手に入れるべくおばけの森を荒らしまわるが二回も撃退される。
- 呼称は原作ではブルル社長、アニメではブルル公爵(ただし『映画かいけつゾロリ だ・だ・だ・だいぼうけん!』では社長となっている)。
- 『映画かいけつゾロリ だ・だ・だ・だいぼうけん!』の本編終了後の特報も務める。
- コブル
- 声 - 水島裕
- ブルルの忠実な社長秘書。ヘリコプターの操縦やトラック、ブルドーザーの運転もこなす。[25]アニメでは「〜しゅ」と「ブルッとな」が口癖。(『チョコレートじょう』『きょうふのカーレース』『めざせ!ゆうしょうカーニバル』『きょうふの大ジャンプ』『きょうふのカーニバル』『大どろぼう』『たべるぜ!大ぐいせんしゅけん』『グラモを追え!』『だ・だ・だ・だいぼうけん!』『きょうふのちょうとっきゅう』『はちゃめちゃテレビ局』『メカメカ大さくせん』アニメは『ゆめのゾロリじょう』『なぞの大まねきねこ』『アルバイト大さくせん』『大金持ち』『おばけの森のデンキウナギ』『さよなら!プッペ』)
- シロダルマン
- 声 - 風間勇刀
- ブルルがチョコレート城防衛のために開発した警備用ロボット。武器は下から雪を吸い出して内部にあるやかんによって作られ鼻から出される「はなみずつららロケット」。連射の他、片方の鼻を押さえて高スピードで発射することが可能。また、相手を凍らせる冷凍光線も兼ね備えている。実は『なぞのおたから大さくせん』に登場するマディー博士の発明品。(『チョコレートじょう』)
- 恐竜のママ
- 声 - 野沢雅子
- 南の島「おっとっ島」に生息する大恐竜。行方不明の息子を探していた。『大かいじゅう』で2匹の母、『まもるぜ!きょうりゅうのたまご』で3匹の母となる(『大きょうりゅう』『大かいじゅう』『まもるぜ!きょうりゅうのたまご』)『だ・だ・だ・だいぼうけん!』の中篇ではタイガーの船に乗せてもらっていたゾロリ達を助けていたことが明らかになった。
- 恐竜のぼうや
- 声 - 佐藤智恵
- 恐竜のママの子供。モジャラに捕まり、ショーの見せ物にされてしまうが、ゾロリたちによって救出された。『大かいじゅう』で怪獣の兄となる(『大きょうりゅう』『大かいじゅう』『まもるぜ!きょうりゅうのたまご』)。
- モジャラ
- 声 - 石丸博也
- 恐竜のぼうやを乱獲して恐竜ショーを開催し、金儲けを目論むクマの団長。最後は恐竜のぼうやの下敷きになり、イシシ・ノシシによって体を縛られてしまった(『大きょうりゅう』) 。
- キツネの赤ちゃん
- 声 - 伊東みやこ
- キツネの赤ん坊。母親が目を離した隙に、乳母車ごと、坂を転がり落ちて、止まらなくなってしまった。がけが崩れるほどの泣き声をあげる。川に流されたり、谷に落ちたり散々な目に遭うが(本人は危機感が全くない様子だった)、ゾロリのおかげで、母親の元に帰ることが出来た(『ママだーいすき』)。
- キツネのママ
- 声 - 笠原留美
- キツネの赤ちゃんの母親。山の上のマイホームに引っ越してきた。目を離した隙に、赤ちゃんが乳母車ごと坂を転がってしまった。ゾロリたちに、キツネの赤ちゃんを助けてもらう(『ママだーいすき』)。
- キツネのパパ
- 声 - 永井誠
- キツネの赤ちゃんの父親。山の上のマイホームに引っ越してきた。一生懸命働いて、やっとのことで夢にまで見た親子三人で暮らせるマイホームを建てた。大ワシに乗ったゾロリたちにまだローンが残っている家を壊されたが、ゾロリがダイヤモンドを赤ちゃんに握らせていたので、新しい家を手に入れることができた(『ママだーいすき』)。
- 怪獣
- 声 - 川津泰彦
- 大昔に生息していた怪獣の唯一の生き残り。「マンマ〜」と鳴く。ゴミ捨て場の地下深くにあった卵が孵化したことにより誕生した。甘い物が大好物。お菓子でできたゾロリ城を自分のママだと思い込んでいた。騒乱の後、おっとっ島にいる恐竜ママの元に引き取られた。『まもるぜ!きょうりゅうのたまご』では言葉を教えてもらったのか普通に言葉を話しており、名前もきょうりゅうの弟になった(『大かいじゅう』『まもるぜ!きょうりゅうのたまご』では新たに生まれた恐竜の兄となる)。
- アナウンサー
- 声 - 太田真一郎
- 別名、うさぎみみのアナウンサーでメガネをかけている。臨時ニュースのアナウンスや番組のレポーターをアナウンスしている。(『大かいじゅう』『つかまる!!』『にんじゃ大さくせん』アニメは『おならめいじんをさがせ』『ちきゅうさいごの日』)
- まじめにふまじめでは芋羊羹が好物であったことが判明したが、ブーデル博士のおなら芋には手を出さなかった。
11作 ~ 20作 (なぞのうちゅうじん ~ 大けっとう!ゾロリじょう)
- 宇宙人のお姫様
- 声 - 白鳥由里
- 宇宙のとある星のお姫様。
- ゾロリに一目惚れして星の風習に従いゾロリと結婚しようとするが、地球の美的感覚とはあまりにもかけ離れたその美貌からゾロリから逃げられてしまった。だが、その後もあきらめきれず幾度かゾロリに執拗な言い寄りをする。(『なぞのうちゅうじん』『なぞなぞ大さくせん』)
- 宇宙人
- 声 - 高木渉(議長)、千葉進歩(副議長)他
- とある星の緑色の住人たち。(『なぞのうちゅうじん』『なぞなぞ大さくせん』)
- まじめにふまじめではすでにゾロリによる三つの意地悪なぞなぞをとき、議長と副議長が地球で2年もゾロリ達を探し続けていたことが明らかになった。事件解決後は逃げられたが、議長と副議長がもう一度地球に来て、田中サンタと山本サンタの服を盗んで変装、ゾロリ達を待ちながらサンタの家を調べていたがゾロリの助けでサンタポリスから逃げ切った後、ゾロリにまたしても振り切られてしまう。
- ゴゲロベッチ・ウンジャロゲ・ビッチャラポ・バリガリ
- 声 - 大川透→亀山助清(まじめにふまじめ以降)(ゴゲロベッチ)、園部好徳(ウンジャロゲ)、高橋裕吾(ビッチャラポ)、陰山真寿美(バリガリ)
- 宇宙人たちが作り出した宇宙動物達。特徴はそれぞれ、ゴゲロベッチは口や触手の先にある毒針を発射し、ウンジャロゲは巨大な足で相手を踏み潰す、ビッチャラポは触れると何でも溶かす黄色い溶解液を吐き出し、バリガリは手と口にある鋭い歯で何でも噛み砕く。初登場時はそれぞれ一体ずつのみであったが、再登場した時にはすでに大量生産されていた。(『なぞのうちゅうじん』『なぞなぞ大さくせん』)
- まじめにふまじめではまずい食事を与えられた事がきっかけで革命を起こし、星の支配種となっていたが、宇宙人達が地球で買った中華まんを与えた事でそのおいしさで無血革命が成功し和解した。
- 鈴木サンタ・山田サンタ
- 声 - 宝亀克寿・坂東尚樹
- 『きょうふのプレゼント』に登場したサンタクロース。まじめにふまじめでは仲間である「田中サンタ・山本サンタ」が登場するほか、ボスケ王国には「太田サンタ」もいるという。
- サンタポリス
- 声 - 松尾まつお、池田知聡、ふくまつ進紗、一馬芳和、古島清孝
- 悪者からサンタの家を守るために作られたサンタクロースの警察のような存在。非常用のスイッチを押すことで100人のサンタポリスが10分以内にサンタの家に駆けつける。サンタポリスに捕まった者は良い子になるための勉強を15年間やらされると言う『つかまる!!』のゴメス所長の教育(5年)よりも長い。ゾロリ達に逃げられるまでは、今まで誰一人逃げられた事が無いのが自慢の種だった。
- 花子さんガッパ達
- 声 - 山口勝平
- アラ・シンド(アニメではタロッパ)率いるカッパ達。「お化けの花子さん」のうわさを利用して、トイレの入り口から3つ目の個室に潜んでいた。サッカーの試合では、全員でボールに飛びついて、頭の皿をぶつけ合って割ってしまう。モデルはアルシンド・サルトーリ。(『おばけの花子さん』『きょうふのサッカー』)
- サッカー少年達
- 声 - 千葉進歩(フレッチ)、肥後誠(アントン)、高橋裕吾(ゲルス)、山根剛(バンガー)、陰山真寿美(ラウワー)、喜安浩平(ルッカー)、沼澤僚子(ミウリー)、高橋まゆこ(リノス)、川瀬晶子(パルス)
- ゾロリがとある学校を訪れてゾロリーグにスカウトしようとしたサッカー好き達。アラ・シンド(タロッパ)達をやっつけたうえ、サッカーの試合では、頭にボールを接着剤で貼り付けたゾロリを合体技「トリプルキック」でゴールへ蹴っ飛ばした。その後、その学校のトイレの、もともとアラ・シンド(タロッパ)達が忍び込んでいた個室は、中で本が読めるほどゆったりとした場所になった。アニメでのみ、ズルリーグ結成を拒否したゾロリ達を、ズルに負けない精神を教えに来た優しい先生だったのではないかと感謝している。モデルはフレッチはサンフレッチェ広島のサンチェ、アントンは鹿島アントラーズのしかお、ゲルスは横浜フリューゲルスのとび丸、バンガーはガンバ大阪のガンバーボーイ、ラウワーは浦和レッズのレディア、ルッカーはジェフ市原のジェフィ、ミウリーはヴェルディ川崎のヴェルディくん、リノスは横浜マリノスのマリノス君、パルスは清水エスパルスのパルちゃんとなる。(『おばけの花子さん』『きょうふのサッカー』)
- 大蛸入道
- 声 - 陰山真寿美
- 対サッカー少年のサッカーチームの妖怪メンバー。8本の脚でボールを守りながらドリブルするが、最後には脚を絡ませて転んでしまう。(『きょうふのサッカー』)
- 塗壁
- 声 - 石原凡
- 対サッカー少年のサッカーチームのキーパー。ゴールを覆うように完全ディフェンス。知名度ゆえかその後も出番あり。(『きょうふのサッカー』『なぞのおたから大さくせん 前編・後編』アニメは『ようかいたちがやってきた』)
- オーナー
- 声 - 石原凡
- チポリ
- 声 - 阪口大助
- ゾロリを逮捕しようと苦心していた警察官。28歳。ゾロリを逮捕した後、(逃げられてしまうが)警部に昇進した。それ以降、新聞にゾロリについての意見を良くも悪く評価して載せるようになる。アニメ版では原作の昇格も含めよりちゃっかりした性格になっている。モデルは爆笑問題の田中裕二。(『つかまる!!』『大金持ち』など)
- トポル
- 声 - 志村知幸
- チポリの相棒。28歳。おなじく警部に昇進。アニメ版ではゾロリが変更した指名手配を前回と違うと勘ぐるも捕まえた。モデルは爆笑問題の太田光。(『つかまる!!』『なぞのひこうき』など)
- ゴメス
- 声 - 富田耕生
- ゾロリ達三人が収容された「どうぶつけいさつ」のキャラクター刑務所所長。悪者キャラクターの矯正を担当する。目的のためなら手段を選ばない部分があり、ゾロリを更生して良い子のお手本にしようとした。なお、彼の言う「理想のゾロリ」は容姿・口調共に原型をとどめておらず(ただし、母孝行な部分は評価している模様)、さらに以降刊行されるべき「かいけつゾロリ」の作品として示した「教育的な」作品群はゾロリが気分を悪くするほどで、脱走を決意させた。また、秘密兵器を作るほどのメカニック技術も持ち、脱走しようとするゾロリ達を消そうとしたり、悪党であるマディー博士に兵器を依頼するなど正義の味方としては性質の悪いことをすることもあり、結果的に暴走し刑務所は潰されてしまい(本のインクを消す兵器だったので刑務所はまっしろになりただの紙切れと化した。アニメでは刑務所と市長の家のみが消された)、ゾロリ達が脱走する背中を指をくわえて見ているしかなかった。その際ゾロリ達以外の収容犯も消えたかは不明(少なくともタイガーと海賊たちは消えなかったことが『まほうのへや』で判明)。モデルはこちら葛飾区亀有公園前派出所の登場人物、屯田五目須。(『つかまる!!』『大だっそう』)
- キエルンガーZ
- 声 - 川瀬晶子
- 「どうぶつけいさつ所」の秘密兵器。目から発射する光線で何でも綺麗さっぱり消してしまうが、イシシとノシシが紙やすりで磨いた鉄の門が鏡になり、光線が跳ね返って胴体が消え、暴走した後バッテリーが切れ、壊れてしまった。ちなみに、女の子の格好をしている理由は、「あまりにも危険なため見た目だけでも優しくした」と説明されている。アニメでは「キエルンガー」と呼ばれ、最後の「Z」が抜けている。当初はゴメス所長が作ったと思えるが、実は『なぞのおたから大さくせん』に登場するマディー博士に、所長が頼んだ発明品である。(『大だっそう』)
- マニイ
- 声 - かないみか[26]
- 大金持ちのお嬢様。自家用飛行機が山奥に墜落・炎上した際ゾロリに助けてもらった。(『なぞのひこうき』『きょうふのカーニバル(エキストラ出演)』)
- まじめにふまじめで再登場。お礼を言うためだけにゾロリを探していた事から、その姿勢にゾロリ達には呆れられたがルルーはその根性を評価していた。執事や操縦士は墜落時にどうなったのかは不明だがアニメでは執事がうっかり脱出ボタンを押してしまい操縦士と執事は飛んでいってしまった。
- ミカエル
- 声 - 真殿光昭
- テレカなどのお宝のコレクター。世界に2枚しか存在しない未使用の「ブウブウテレカ」(アニメではブルルカード)の1枚の持ち主。(『にんじゃ大さくせん』)
- ピラニア犬
- その名の通り、アマゾン川に住んでいる、ピラニアのような姿をした番犬。アニメ版ではノシシをはるか彼方に吹っ飛ばしてしまう。ゾロリの煙球(砂とイシシのおならが入った胡桃)の煙によって、全滅した。実は『なぞのおたから大さくせん』に登場するマディー博士が、遺伝子組み換えで生み出した生物である。
- モリモリガードマン
- 声 - 園部好徳、高橋裕吾、古島清孝
- その名の通り、筋肉モリモリのガードマン。最初はゾロリたちを圧倒するが、ミカエルはコレクションルームの仕掛けを紹介するため敢えて通させた。アニメ版ではゾロリを取り逃がすも、イシシを捕らえ、吹っ飛ばしてしまう。二度目に侵入したときは、ゾロリたちのカムフラージュ(かくれみのの術やすいとんの術)に気づかなかった。
- ゴリ丸
- 声 - 田中一成
- サル丸と共に忍者学校を開いている。関西弁でしゃべる。入会費無料と宣伝し忍者になろうとしたゾロリに対し忍者グッズを分割払いで払わそうとしたが踏み倒されたうえゾロリの策略(といっても偶然もありながら)にはまり更に、お祝いの大量のピザの代金も支払えなかったことによって多額の借金を負う。その後はゾロリ一行を追い借金を取り立てようとするが毎回失敗している。ゾロリを大悪人と認識しているがゾロリ達が毒にやられているのを良い事に薬草を使ってゾロリ達を苦しめたり、彼らが死にそうになると番組が乗っ取れると思い、大喜びするなどゴリ丸達の方がゾロリより大悪人らしい性格である。一方で私生活は7人の子供の父親で息子たちと妻にだいぶ会っていない。
- 『ぜったいぜつめい』では取立てに来るも崖が崩れ落ちてしまい、裏表紙では死んでしまったかのような描かれ方をされた(カバーを外すと絵が変わり生存が判明するが)。アニメ版ではスノウが落ちた穴はゴリ丸たちが掘った穴だったということが明らかになった。また、『きょうふのへとリス・アドベンチャー』のラストシーンの時点でダポンに雇われていた。(『にんじゃ大さくせん』『きょうふの大ジャンプ』『ぜったいぜつめい』『きょうふのカーニバル(エキストラ出演)』『まもるぜ!きょうりゅうのたまご(顔写真のみ)』『きょうふのちょうとっきゅう』)『きょうふのちょうとっきゅう』では、敵であるはずのゾロリから7人の子供のことを聞かされ、借金の取立てを中断し、家族のもとへ帰った。『だ・だ・だ・だいぼうけん!』の中篇では敵であるゾロリが家族のことを教えてくれた恩もあったためかサル丸と子供達とともにゾロリ達を助けに来たことが判明した。なお、原作では名前は、初登場時は「デカニンジャ」、『きょうふのちょうとっきゅう』までは「ゴリラ忍者」とされていた。
- サル丸
- 声 - サエキトモ→石川寛美(まじめにふまじめ以降)
- ゴリ丸の子分。ゴリ丸同様、関西弁でしゃべる。(『にんじゃ大さくせん』『きょうふの大ジャンプ』『ぜったいぜつめい』『きょうふのちょうとっきゅう』)アニメ版では、ゾロリの優しさをバカにする場面がある。『だ・だ・だ・だいぼうけん!』の中篇ではゾロリ達に協力していたことが判明した。なお、原作では名前は、初登場時は「チビニンジャ」、『きょうふのちょうとっきゅう』までは「サル忍者」とされていた。
- シンディ・クロヒョード
- 声 - 陰山真寿美
- モデル。ゾロリは彼女に一目惚れしたが本人はゾロリのことを興味がなく変な追っかけ程度しか思っていなかった。後にイヌタクと結婚した。モデルは女優シンディ・クロフォード。(『けっこんする!?』)
- イヌタク
- 声 - 堀川りょう
- 本名・イヌダ・タクジ。ゾロリが女装したゾロエにホレてしまう。結婚前に逃げたゾロエをゾロリとは知らず捜していた。その後ゾロエは死んだと思わされ、有名なモデルであるシンディ・クロヒョードを妻にした。アニメ版ではゾロエが失踪してもシンディとはまだ結婚しておらず、ゾロリを捕まえるために努力していつの間にやら警部に昇進していた。(『けっこんする!?』『てんごくとじごく』など)
- アニメオリジナルストーリーで再登場し、シンディとの結婚式を迎える前、あらゆる手段でゾロリを逮捕しようとした。当時はゾロリを子分からも嫌われるような卑劣な極悪人だと思っていたが行動しているうちに彼の本質を知り、シンディとの結婚式にはお祝いをしてもらい、お互いライバルと認め合うようになった。『きょうふの大ジャンプ』の時には父はすでに他界している(原作のみ)。モデルは木村拓哉。ちなみに、彼の仲間の警官がSMAPの他のメンバーをモデルにしている。『だ・だ・だ・だいぼうけん!』の中篇ではアニメ版で協力したこともあったためか大事件があると言い、ゾロリ達を見逃してくれていたことが判明した。
- イヌタクの父
- 声 - 永井一郎
- イヌタクの父親。警察署長。重い病気に掛かっていた。息子の結婚を楽しみにしていた。ゾロエがさらわれた時、病気を忘れて、いつの間にか元気になっていた。その後、『きょうふの大ジャンプ』ですでに他界したことが明らかになった。アニメでは、まじめにふまじめの『ちきゅうさいごの日』に登場するなど生存しており、集まった町人の中で車椅子で引かれていた。(『けっこんする!?』『きょうふの大ジャンプ(原作のみ遺影としてイヌタクの手に登場)』)
- イヌタクの母
- 声 - 荘司美代子
- イヌタクの母。アニメではゾロコに花嫁修業を課し、息子のことを頼んでいる。
- 魔女ルカ
- 声 - 津田匠子
- サイブスの子分。コレット姫をイボガエルにした張本人。食いしん坊で太っている。ゾロリ達が王様からもらった「小さくなる薬」で体を縮められた。『テレビゲームききいっぱつ』では元に戻っていて森の中に隠れている姿がある。(『大けっとう!ゾロリじょう』『テレビゲームききいっぱつ(エキストラ出演)』)
- 関の山
- 声 - 坂口候一
- サイブスの子分。相撲取り。下の階のルカが食べ物を独り占めするせいで、実は痩せており、巨大な着ぐるみを着用している。(『大けっとう!ゾロリじょう』)
- じいちゃファイター
- 声 - 麻生智久
- サイブスの子分。空手の達人。年のせいで体が弱っている(今年で92歳)。技のデモンストレーションを見せた後疲弊してしまい、ゾロリにカチカチの古いフランスパンで殴られて、敗北した。アニメでは激しいデモンストレーションでも疲弊せずチョップで挑むもノシシのフランスパンでガードされ手が腫れてしまいゾロリにフランスパンで殴られ、下の階まで床抜けで落とされた。妻・ばあちゃファイターは彼よりも強いが、既に他界している。(『大けっとう!ゾロリじょう』)
- チュン
- 声 - 坂口候一
- サイブスの子分。謎の中国人。気をためて火の玉を作ることができるが、一度に多くの気を使ってしまった後は、火の玉を作りにくくなるのが弱点。ゾロリが蹴りこんだ餅によって手をふさがれた。『きょうふのカーニバル』に同名のキャラクターが登場するが無関係。(『大けっとう!ゾロリじょう』)
- 魔王サイブス
- 声 - 園部好徳
- ルカたちのボス。サイドンのような姿をしている。頭のおできが弱点。巨大イシシ・ノシシに倒された。(『大けっとう!ゾロリじょう』)
- 王様
- 声 - 長嶝高士
- お妃様
- 声 - 山口由里子
- コレット姫
- 声 - 川瀬晶子
- 魔女ルカに魔法をかけられて、カエルに変身させられ、魔王サイブスの城で眠らされた、お姫様。その後ゾロリのキスにより、元の姿に戻ることが出来た。名前はアニメにて判明。(『大けっとう!ゾロリじょう』)両親はその間ふもとの小屋で暮らしていた。
21作 ~ 30作 (きょうふのカーレース ~ あついぜ!ラーメンたいけつ)
- ダンク
- 声 - 三木眞一郎
- 最近できたばかりで無名の南国「ボスケ王国」出身のバスケットが得意なシカの五輪ピック選手(五輪ピックとはオリンピックに相当する架空の競技大会)。国王命令によりバスケット選手の中でジャンプ力が一番高いという理由で未経験のスキージャンプに出場する。金メダルが取れなければ国外追放、両親にも二度と会えなくなるところだったが、そのことを知ったゾロリの協力を受けて見事金メダルが取れた。それ以降、夏はバスケットの選手、冬はスキージャンプの選手として跳躍することとなった。後に隕石から地球を救う計画のために再登場し、ゾロンドに連れて来られる。名前の由来はスラムダンクか。(『きょうふの大ジャンプ』『おならめいじんをさがせ』『金メダル大さくせん』『ちきゅうさいごの日』)
- ボスケ国の王様
- 声 - 石原凡
- まだできたばかりの自国の知名度を上げることに執念を燃やし、常夏の島にもかかわらず冬季五輪ピックの出場を表明。バスケ選手の中で最も高く飛べるという理由だけでダンクをスキージャンプの選手として出場させ、優勝できなかった場合に国外追放すると命じる。渦巻きのヒゲが特徴。ゾロリはこの人物に変装し、ダンクにプレッシャーをかけた。(『きょうふの大ジャンプ(回想のみ)』『金メダル大さくせん』)
- 熊田吉蔵
- 声 - 大友龍三郎
- 動物造幣局の警備員で62歳。とてもかわいがっている孫が一人いる。(『大金持ち』)
- ミャン王女
- 声 - 井端珠里
- テレビゲーム『ボケーットモンスター(アニメでは「パッチリモンスター」)』の世界の王女様のネコ。ゲームの世界での生活に飽き飽きし、ゾロリたちが長時間独り占めして遊んでいたお試しゲームの中からゾロリが入力した秘密コマンドによって飛び出してきた。ゲームの外の現実の世界のことについては、そんなに詳しくはない。そのこともあってか無邪気ながら、彼女に一目ぼれしたゾロリに、洋服を買いたい、髪をショート[27]にしたい、カラオケに行きたいなどわがままな要求を繰り返すが、ゾロリはその間地道に働いていて見えない優しさを知り、さらに父親やモンスター達が自分を必要としている事を聞かされ、自身の行いを反省する。最後はゾロリとゲームの世界に向かおうとするも、ゾロリが二度と元の世界に戻れなくなることを聞かされ、断念して帰っていった。ゾロリが恋した女性達の中で唯一ゾロリとまともな恋愛をしたキャラと言える。アニメ版第1期では彼女の母親も1シーンだけ登場している。元ネタはアン王女。性格が原作のあるお話とアニメオリジナルストーリーでは大幅に違う。(『王女さまききいっぱつ』『テレビゲームききいっぱつ』『ミャン王女をすくえ!』)
- ゲームの国の王様
- 声 - 西村知道
- その名の通り、テレビゲームの世界の王様でミャン王女の父。秘密コマンドでテレビから脱走したミャン王女を連れ戻すためモンスター達と共に人間界へ降り立ち、元の世界に戻るよう説得した後、娘が見つけたテレビゲームの世界から出る秘密コマンドを二度と使用できないよう封印したが、アニメオリジナルストーリーで再登場した際、再び使用しゾロリを呼び出した。(『テレビゲームききいっぱつ』『ミャン王女をすくえ!』)
- ゲーム店店主
- 声 - 園部啓一
- ゾロリが独り占めしていたゲームからミャン王女や王さま、モンスターらが外の世界へ飛び出し、そのために使用不能となったゲームを壊そうとするが、ゾロリに止められた。(『王女さまききいっぱつ』『テレビゲームききいっぱつ』)
- ゲームの国のモンスター
- テレビゲームの世界のモンスターたち。ミャン王女がゲームの世界から抜け出したことで困り果て、王女が人間界へ行くためのコマンドを入力した後に続いて王女を連れて帰ろうと人間界へ降り立つ。後述の名称及び特徴は、付録の『モンスター攻略本』に記載されている。
- おだるまん
- だるまのような外見が特徴の緑色のモンスター。倒してもすぐに起き上がって追いかけてくる。体にガムを引っ付ければ動けなくなる。
- カアカラ
- ピョンピョン跳ねて追いかけてくるカラス型のモンスター。羽を毟るか、紐でくちばしを縛ると倒すことが出来る。
- ぶたくじゃく
- 声 - 高橋裕吾
- 美しさと醜さを併せ持った鳥のモンスター。くちばしの先端には豚の鼻の穴があしらわれているが、ここが最大の急所でもある。
- 一つ目ゴブリン
- ピンク色に三本角が生えたモンスター。右の角が弱点。どろどろスライムとは仲良し。
- どろどろスライム
- 泥のようなスライム。オレンジ色の鼻の頭が弱い。一つ目ゴブリンとは気が合う。
- ホゲーッ
- トップクラスの力を持つモンスター。その反面、頭は悪い。鼻の穴にピーナツを詰めると大人しくなる。
- ウホッハ
- ウサギのような耳を持つ。ホゲーッとは異なり、モンスターの中では知恵が高く、様々な罠を仕掛けてくる。脇をくすぐられるのに弱い。
- カックンチョ
- 声 - 茂木優
- 正方形の体でどんなものでも押しつぶすモンスター。仰向けに倒すと起き上がれなくなる。
- ウルサイ
- 口から発狂音を出してプレイヤーを苦しめるサイのようなモンスター。インフルエンザの菌を入れることで声が出なくなり弱体化する。
- オゲゲロゲ
- ウギャルス
- 声 - 茂木優
- ミャン王女をさらったモンスターでゲームの最終ボス。剣で頭部から一気に真っ二つにして倒せる。アニメオリジナルストーリーではドラゴンロボを操縦することも。
- ワンドック博士
- 声 - 稲葉実
- 恐竜のウンチを探していた科学者のイヌ。忘れっぽい性格で、探検用バッグをランドセルと間違えてしまうほど[28]。五人の隊員を連れている。アニメでは閉所恐怖症・暗所恐怖症で、顔は雪女が昔、失恋した彼氏に似ているという設定になっている。(『きょうふの宝さがし』)
- 隊員
- 声 - 近藤隆、古島清孝、茂木優、鈴木達央、近藤孝行
- コブチ総理大臣
- 声 - 江原正士
- テレビの緊急記者会見にて登場。隕石が明日の昼頃に地球に落ちて激突することを話していた。アニメでは普通に「そーり」と書かれている。モデルは小渕恵三内閣総理大臣。(『きょうふの大いんせき』)
- ブーデル博士
- 声 - 納谷六朗
- 研究所で野菜の研究をしている博士であるヒヒで、普通のサツマイモよりも8倍のおならの出るサツマイモを作った。長年の研究によりある程度のおならの力を持っており、自ら隕石から地球を守ることに名乗り出る。地球を救った後は、葉から独特のにおいがする「葉くさい」、数字の9の形をした「9り」などの野菜を栽培していた。(『きょうふの大いんせき』『ちきゅうさいごの日』)
- フレディ
- 声 - 草尾毅
- 妖怪学校の生徒のカッパ。気弱でネガティブ思考のため何をやっても失敗ばかりだったため自分に自信が持てなかったがおならの威力だけはすごい。緊張するとおならをしてしまう癖がある。地球を救うことに拒んでいたが、後に彼女の説得で勇気を出して協力し、おならを使っての脅かし方を研究している。名前の元ネタは絵本『葉っぱのフレディ』。また、頭のお皿は葉っぱ形。(『おならめいじんをさがせ』『ちきゅうさいごの日』)
- レオナルド・ブリオ
- 声 - 太田真一郎
- かつて乗っていた船「バイパニック号」が沈没しかけたとき、自身のおならで船ごと海岸まで飛ばしたという実績があるクマ。『ちきゅうさいごの日』終了後は「デカ・ブリオ」と呼ばれることに。モデルはレオナルド・ディカプリオ。(『おならめいじんをさがせ』『ちきゅうさいごの日』)
- コニャン
- 声 - 小林優子
- メガネをかけた旅館の息子のネコ。旅館の目玉である「黄金のライオン」盗難事件に対し、ゾロリと共に捜査に協力する。モデルは江戸川コナンであり、アニメではコナン同様、毒舌を吐く場面もある。(『おんせんへ行こう』『めいたんていとうじょう』)
- アニメではランラという柔道に長けた姉がいることが明らかになった。
- ニャオン
- 声 - 小西克幸
- コニャンの父親(アニメではランラもいることが明らかになった)。温泉旅館のオーナー(『おんせんへ行こう』『めいたんていとうじょう』)。
- グラモ
- 声 - 大竹宏
- サングラスをかけたモグラ。笑い声は「モケケケケ」。その正体は数多くの悪事を働いた世界的指名手配犯。事前に『きょうふの大ジャンプ』でイシシとノシシの性格や行動を手帳にまとめ、『めいたんていとうじょう』で黄金のライオンを盗んで、イシシとノシシには偽物を盗ませたがゾロリによって看破され逮捕。しかし後に脱獄し、『きょうふのカーニバル』に現れて、最後のページで新聞に載ったり、『大どろぼう』でブルルを詐欺にかけ、稼いだお金を積んだ飛行機で逃げるもゾロンドに行く手を遮られノシシに飛行機を落とされて警察に突き出されている。(『きょうふの大ジャンプ(エキストラ出演)』『おんせんへ行こう』『めいたんていとうじょう』『きょうふのカーニバル(エキストラ出演)』『あついぜ!ラーメンたいけつ(エキストラ出演)』『たべられる!!(後頭部のみ)』『大どろぼう』『グラモを追え!』『きょうふのちょうとっきゅう』)『だ・だ・だ・だいぼうけん!』の中篇では事情を知り、無条件でゾロリ達に協力する一面を見せた。
- カーバック・ドームズ
- 声 - 石原凡
- カバの温泉客で、温泉の中で洗濯をしていた。モデルはシャーロック・ホームズ(『めいたんていとうじょう』)実は本当の探偵ではない。名前はアニメで登場し、ブワロと共に「刑事や探偵は割引」というアニメで設けられた特典のため、名探偵を騙ったという設定になっている(ゾロリも同様)。
- エリピック・ブワロ
- 声 - いずみ尚
- ブタの温泉客で、温泉の中で温泉卵を作っていた。モデルはエルキュール・ポアロ(『めいたんていとうじょう』)実は本当の探偵ではない。名前はドームズと共にアニメで登場。また、アニメでは付け髭をしている。
- スノウ
- 声 - 水谷優子
- とある山奥に住んでいるネコの美女。キノコ狩りをしていた際にゴリ丸とサル丸が掘った落とし穴に引っかかり、ゾロリ達によって救出される。その後、ゾロリ達に手料理を振舞うが、イシシとノシシが拾ってきたトリュフ似の毒キノコ「どくドリフ(モデルはいかりや長介の顔)[29]」をゾロリ達共々口にしてしまい、命の危険にさらされる。ちなみに、どくドリフは『てんごくとじごく』で再(初)登場しているが、このときゾロリたちはどくドリフの存在を知っていた(知らなかった)。
- ゾロリがお嫁さんにしたいほどだったが、実は結婚しており、全ての事情を知って解毒効果のある花、アンダ・コリアを探しに行った息子のマシューがゾロリ達からもらったアンダ・コリアを家に持ち帰ったことにより最初に一命を取りとめる。さらに事実を知ったショックで気絶してしまったゾロリの命を救い、結果的に2度自分を助けれくれたゾロリに借りを返す形となった。アニメでは魔法使いという設定になっており、魔法で料理を振舞った。ちょっとダケでの死亡時刻に鳴るようにセットした目覚まし時計をゾロリ達に手渡した。(『ぜったいぜつめい』)
- マシュー
- 声 - 石川静
- ネコの男の子。学校から帰宅した後、どくドリフ(ちょっとダケ)を口にしてしまった母親がベッドで寝込んでいるのを発見。特効薬のアンダ・コリアを探しに行くもなかなか見つからず、その挙句、母親と同じ危険にさらされたゾロリ達がアンダ・コリアを手に入れたのを目の当たりにしたことで図らずも奪ってしまう。その後、特効薬はゾロリたちから取り返されてしまうが、『ママ』の二文字に弱いゾロリの情けでアンダ・コリアをもらうことができた。
- 実はその母親がスノウであることが物語の終盤で明らかとなった。さらに父親も帰って来た。(『ぜったいぜつめい』)
- モーモー娘
- 声 - 佐藤利奈(ウマキ)、新井里美(モリカ)、樋口あかり(モオリン)、飯塚雅弓(ウッチ)、金田朋子(モジちゃん)、谷井あすか(モゴちゃん)
- ヤギヤギ町に住んでいる牛の9人姉妹。周囲からは「モーむす」と呼ばれている。ミルクで炊いたご飯のおむすびを売っている。モデルはモーニング娘。アニメでは全員ナジョーを気に入り、カーニバルの演目に招待した。(『カーニバル大さくせん』『めざせ!ゆうしょうカーニバル』『きょうふのカーニバル』)
- チュンくん
- 声 - 阪口大助
- 音楽プロデューサーであるスズメ。人当たりは冷たい(ノシシ曰く「やな感じ」)が、根は優しい。当初はカーニバルで勝つことに消極的であり、山車作りにも関わる事はなかったが、ゾロリ達が山車作りをする姿を見て、密かにモーモー娘が歌う曲を作り、ショーを成功させた。モデルはつんく♂。(『カーニバル大さくせん』『めざせ!ゆうしょうカーニバル』『きょうふのカーニバル』)
- クマップ(アニメ版ではクマクマーズ)、ブーシックス(アニメ版ではブータルズ)
- 『きょうふのカーニバル』でのカメカメ町の特別ゲスト。モデルはSMAP(ザ・ドリフターズ)とV6(ビートルズ)。
- カメカメ亭のおやじ
- 声 - 長島雄一
- 開店して20年の老舗ラーメン屋のカメカメ亭の主人。ちょっと頑固な性格。彼のカメカメラーメンの麺は美味いが、スープに臭みがあってコクがない。ラーメン王に化けたゾロリと、イシシにつるつるラーメンに勝てるラーメンを教えてもらうが、結局失敗する。ラーメン王に化けたゾロリを店から追い出したが、イシシとノシシの策で客達に金庫の金を全て持ち去られた。つるつる軒のおやじと仲が悪く、ライバル同士だったが力をあわせれば美味いラーメンが作れると分かって和解、カメとつるが合体して、つるカメラーメンになった。(『あついぜ!ラーメンたいけつ』)
- タワジ
- 声 - 大畑伸太郎
- カメカメ亭のおやじの息子。美味しいスープを作るための修行から帰ってきた。ノシシが入っていた五右衛門風呂の温度を急上昇させた。ノッコと協力して、つるのスープとカメの麺で究極のラーメンを完成させる。(『あついぜ!ラーメンたいけつ』)
- つるつる軒の主人
- 声 - 真殿光昭
- ラーメン屋のつるつる軒の主人。彼のつるつるラーメンのスープは美味いが、麺がベチョっとして、フニャフニャ。ラーメン王に化けたゾロリに騙されて、店を追い出された(その後、その店はゾロリーラーメンの店に改装された)。カメカメ亭のおやじと仲が悪く、ライバル同士だったがノッコとタワジのラーメンを食べて和解、つるとカメが合体して、つるカメラーメンになった。(『あついぜ!ラーメンたいけつ』)
- ノッコ
- 声 - 岩男潤子
- つるつる軒の主人の娘。タワジ同様、美味しいラーメンを作りたいと思っている。イシシを、原作では左腕の翼で叩き、アニメでは網の内側から尖った嘴で鼻をつついた。タワジと協力して、カメの麺とつるのスープで究極のラーメンを完成させる。(『あついぜ!ラーメンたいけつ』)
31作 ~ 40作 (てんごくとじごく ~ まもるぜ!きょうりゅうのたまご)
- エンマ大王
- 声 - 飯塚昭三
- 地獄で最も偉い人。
- ゾロリたちを間違って地獄へ連れてきた張本人でもある。常にエンマ帳を所持しており、ここには地獄へ来るべき人たちの名前が書かれている。胡麻煎餅が大好物で、エンマ帳を読みながら食べることもあるという。そのおかげでソロリをゾロリと間違ってしまった(「ゾロリ」の字の濁点は、胡麻煎餅の胡麻だった)。
- ゾロリを地上に返した後、とんま大王に格下げされたが、自分のミスを棚に上げ、逆恨みでゾロリ達を丸のみしたが、中で暴れられて脱出を許してしまうという自業自得な結果になったが、そのおかげで病気が治り元気を取り戻した。以後は再びエンマ大王になるため勉強。しかし、『たべられる!!』の裏表紙に、えんまに合格したことが隠されているギミックが『大どろぼう』で明らかになった。『はちゃめちゃテレビ局』ではエンマ大王に戻っており、「ゾロリの知り合い」と紹介されており、後述の「クレーマー・クレーマー」の賞金係を受け持ったが、果敢にも彼の脅しにひるまず賞金を受け取って番組を作った男がいた。(『てんごくとじごく』『じごくりょこう』『たべられる!!』『はちゃめちゃテレビ局』)『だ・だ・だ・だいぼうけん!』の中篇ではゾロリ達の冒険を手助けをしていたことが明らかになった。
- 悪魔
- 声 - 中尾隆聖
- エンマ大王の手下。ゾロリを地獄に連れてくるよう命じられ、様々な策を繰り出すが、どれも失敗に終わる。以前『きょうふのカーニバル』と、『あついぜ!ラーメンたいけつ』で、ゾロリを監視していた。エンマ大王がとんまに格下げされると同時に解雇された。原作とアニメでは設定が異なっている(『きょうふのカーニバル(エキストラ出演)』『あついぜ!ラーメンたいけつ(エキストラ出演)』『てんごくとじごく』『じごくりょこう』『たべられる!!』)。
- アニメ版では敬語で話し妙に人が良い。アニメでは、エンマ大王に「ゾロリを殺せなかった罰」としてクビにされ、ゾロリたちに同行する。天国の事を疑って信じようとせず天国の人達を悪く言ったり、ゾロリがなかなかママを見つけられないのを見て大笑いするも、ゾロリが地獄に戻った後ゾロリーヌの本心を聞いて自分がした事に罪悪感を持ち反省する。また、正体がクマである(昔、みんなに「あっくまだ(悪魔だ)」とからかわれたため悪魔になり、人を信じられなくなった)。ゾロリーヌが悪魔の「あ」を取って元の姿に戻った。その後、ゾロリママと一緒に天国へ暮らすことになったため、『たべられる!!』のアニメ版では新人アクマ(声:うえだゆうじ)に変更されている。
- 鬼達
- エンマ大王の子分の鬼達(『てんごくとじごく』『じごくりょこう』)。
- 緑鬼
- 声 - 高橋裕吾
- 地獄の門番。冒頭で読(視聴)者に話しかけた。
- 紫鬼
- 声 - 坂口候一
- 天使に化けたゾロリ達を勝手に地獄から追い出した鬼。右の角が折れている。「ひっぱり地獄」にも登場した。ラストで、地獄の清掃係に格下げにされた事が明らかになった。
- 赤鬼
- 声 - 茂木優
- 地獄の仕組みとルールを亡者に説明した案内役の鬼。「ひっぱり地獄」の鬼としても登場した。
- 黄色鬼(アニメではピンク鬼)
- 声 - 鈴木達央
- 「血の池地獄」に登場した鬼。常に棍棒を持っている。
- 青鬼
- エンマ大王にゾロリが6つ目の地獄をクリアーした事を知らせた鬼。エンマ大王の命令で、ゾロリが最後に行く「アリ地獄」を「なんでもあり地獄」に書き換えた。
- アニメ版には登場せず、役割は上記の紫鬼に変更されている。そのためか紫鬼が「今日は走ってばっかりだな俺」と吐く場面もあった。
- 地獄の怪獣
- 『てんごくとじごく』に登場した個体は、悪魔がゾロリ達を地獄に連れて行くために用意したが、悪魔いわく「この怪獣は口も大きければ、お尻の穴も大きかったんだ」と失敗してしまう。アニメ版では、お尻にも顔が付いている。
- 『じごくりょこう』に登場した個体は、「何でもあり地獄」の橋の下の谷底に住んでおり、食べられた者はその怪獣の一部になり、次の亡者が落ちてくるまで、空腹の毎日を何十年も過ごす羽目になると言われている。原作では、凶暴な怪獣らしい姿だったが、アニメ版では、姿が可愛らしい姿に変更されており、マイクを持って、「ホヨヨヨーーーン」と奇声を上げる。
- 地獄の毒虫
- 「何でもあり地獄」の橋の下の谷底で、亡者達が落ちてくるのを待ちきれずにはい上がっていき、刺された所は腫れ上がり、二十年ほど腫れが引くことがないと言われている。
- ノシシが持っていた溶けた炎の氷に驚いて撤退した。アニメ版では姿がかなりはっきりしている。(『じごくりょこう』)
- ママさんバレーチームの皆さん
- 声 - 陰山真寿美、川瀬晶子、AKIKO、蓮見寛子
- 天国のゾロリーヌがキャプテンをしているママさんバレーチームの選手。アニメでは、ゾロリーヌとくまと一緒にゾロリを救出する(『てんごくとじごく』アニメは『じごくりょこう』『さいごの日!?』)。
- パンダてつろう
- 7つの地獄を全てクリアーして、生き返ったただ一人の人物。モデルは丹波哲郎(『じごくりょこう』)。
- オヤジギャグ地獄の親父達
- 声 - 鈴木達央、坂口候一、飯塚昭三、茂木優、高橋裕吾
- 親父の姿をした鬼。寒いオヤジギャグを喋って大笑いする。そのオヤジギャグは北極より寒く、「炎地獄」の炎まで凍らせるほどの威力である。イシシとノシシを凍結させた。また、ブックラこいーたが効かない。
- その後『たべられる!!』で、とんま大王が試験を受ける検査に「オヤジギャグナース」として登場した。(『じごくりょこう』『たべられる!!』)
- ソロリしんじゃえもん
- エンマ帳に載っていた凶悪犯。突然、刑務所の牢屋で息絶えた。名前の元ネタは曽呂利新左衛門(『じごくりょこう』)アニメではガオンが作ったソロリが地獄に行ったため、登場していない。
- リストラーズ
- 妖怪達による大リーグ野球チーム。弱小のレッテルを貼られており、次の試合で負ければオーナーからチーム解散を言い渡されていたが、ゾロリ一行の協力でホラーズに勝利したことにより続行となる。プレー中によるケガ人も多く、ゾロリ達と初対面時は既に5人しかいなかった。
- ゴジ松
- 声 - 江川央生
- 背番号55。豪快な力強いバッティングでこのチームのホームラン王だが、ホームランしか興味がなく、ホームランになりそうな玉しか打たないため、チームワークなど考えていない。自分勝手で目立ちがり屋な選手だったがゾロリとの出会いで仲間やチームワークの大切さに気付き、ホームランを狙うのをやめた。モデルは松井秀喜とゴジラ。(『ようかい大リーグ』『きょうふのまきゅう』『ちかいのホームラン』)『だ・だ・だ・だいぼうけん!』の中篇ではゾロリ達の冒険を手助けをしていたことが明らかになった。
- ふぶきいちろう(アニメ版ではふぶきコオロー)
- 声 - 伊藤健太郎
- 背番号51。毎年、4割打つ優秀なバッターだったが3年前から体が冷えるようになって急に打てなくなり、チームの力になれていなかった。しかし体を動かすことで解消でき、実力を取り戻し、持ち前の冷静な判断力と分析で活躍を見せた。母が雪女(吹雪その子)のため、口から冷たい風を出すことができる。モデルはイチロー。(『ようかい大リーグ』『きょうふのまきゅう』『ちかいのホームラン』)「アン」という妹がいる。『だ・だ・だ・だいぼうけん!』の中篇ではゾロリ達の冒険を手助けをしていたことが明らかになった。
- のものけ(アニメ版ではノモノケ)
- 声 - 田中一成
- 背番号23。時速200キロを超える豪速球を投げるピッチャー。しかしコントロールが定まらず、23連続フォアボールという最悪の記録を作ってしまった。後にゾロリの作戦で投げれるようになった(アニメでは糸が切れたことに気付かず自信がついたため投げれるようになった)モデルは野茂英雄。(『ようかい大リーグ』『きょうふのまきゅう』『ちかいのホームラン』)『だ・だ・だ・だいぼうけん!』の中篇ではゾロリ達の冒険を手助けをしていたことが明らかになった。
- 王ダコ(アニメ版ではタコ足八本くん)
- 声 - 石野竜三
- 背番号1。得意の3本足打法で首位打者(原作ではホームラン王)を5回取ったこともあるが、年をとってから足をうまく使いこなせず、スランプ気味でチームの力になれていなかった。しかし仲間の活躍に刺激され、かつてのように多くの足をうまく使いチームに貢献し、終盤では6本のうちどれかにあたるだろう打法で敵を惑わせヒットに成功するなど攻守万能な活躍を見せた。モデルは王貞治。(『ようかい大リーグ』『きょうふのまきゅう』『ちかいのホームラン』)タコ足八本くんの方が髭や髪が無く、身体も赤くて若々しい。
- 首長島(アニメ版では首長くん)
- 声 - 高橋裕吾
- 背番号3。守備ではどんな球も首を伸ばして捕ることはできるが、手は伸びないため捕れないので、チームの力になれていなかった。しかし仲間の活躍に刺激され自慢の長い首とガムを利用して口でホームランボールをキャッチするほどの名サードになった。モデルは長嶋茂雄。(『ようかい大リーグ』『きょうふのまきゅう』『ちかいのホームラン』)首長くんの方が若そう。
- ポチ・ピューマ
- 入院していたが新聞でリハビリに励んでいることが明らかになった。モデルは星飛雄馬。(『ちかいのホームラン』)アニメ未登場。
- 神魔神
- ポチ・ピューマ同様、復帰に向けて身体を鍛えている。モデルは佐々木主浩。(『ちかいのホームラン』)アニメ未登場。
- ひやあせがわ、へびしんじょう、わびしい
- 東部地区の試合後、復帰宣言した。モデルは長谷川滋利、新庄剛志、吉井理人。(『ちかいのホームラン』)アニメ未登場。
- ホラーズ
- ようかい大リーグの強豪チーム。
- ヘーブ・スルース
- 声 - 川原和久
- ポジションはピッチャーで背番号16。オナラ豪速球を投げるピッチャーでコントロールもよく、一試合全て三振をとった経験がある選手だがリストラーズを甘く見たのが災いし、9回の裏でリストラーズに次々とヒットを打たれ、ラストでは友情に目覚めたゴジ松のヒットにより敗北。最初にヒットを打ったノシシのおならを高く評価し、原作では再戦を望んでいる。モデルはベーブ・ルース。(『きょうふのまきゅう』『ちかいのホームラン』)
- ダイ・ガッブ
- ポジションはセンターで背番号30。グローブはつけずに自慢の大きな手でボールを捕るが、いちろう(コオロー)がボールを凍らせたせいで手で滑り、初めてエラー。また、ゴジ松の打球に対し、ゾウサ(ダンディ)、ブー(フー)と共に三位一体の陣形を取るが、ボールが地面にめり込んでしまい掘れば掘るほど手の大きさが災いしてボールがどんどん埋まっていき、ゴジ松にホームベースまで走り込まれサヨナラヒットを許してしまった。モデルはタイ・カッブ。(『きょうふのまきゅう』『ちかいのホームラン』)
- イバル・トドリゲス
- ポジションはキャッチャー。へーブの豪速球を受け止める耐久力の持ち主。モデルはイバン・ロドリゲス。(『きょうふのまきゅう』『ちかいのホームラン』)
- サミー・ゾウサ(アニメ版ではサミー・ゾゾーサ)
- 声 - 川原慶久
- ポジションはセカンド(原作ではライト)で背番号33。太い腕で鋭い打球をとばす選手。王ダコ(タコ足八本くん)の6本のうちどれかにあたるだろう打法に惑わされ、エラーを許してしまう。モデルはサミー・ソーサ。(『きょうふのまきゅう』『ちかいのホームラン』)
- ブー・ゲーリック(アニメ版ではフー・ゲーリック)
- 声 - 今村卓博
- ポジションはレフトで背番号60。風のように素早く走る事ができる選手。モデルはルー・ゲーリッグ。(『きょうふのまきゅう』『ちかいのホームラン』)
- ダンディ・ジョンソン
- 声 - 加藤木賢志
- ポジションはライト(原作ではショート)で背番号86。打っても守ってもよしで、ジャンプ力は抜群でホームランになりそうな球でもファインプレイでとる選手。モデルはランディ・ジョンソン。(『きょうふのまきゅう』『ちかいのホームラン』)
- パンク・アイロン
- ポジションはショート(原作ではセカンド)で背番号89。足はアイロンのような形をしている。モデルはハンク・アーロン。(『きょうふのまきゅう』『ちかいのホームラン』)
- ウニー・ボウズ
- ポジションはファーストで背番号25。ウニ坊主。妖怪学校の先生が投げたボールを打った。モデルはバリー・ボンズ。(『きょうふのまきゅう』『ちかいのホームラン』)
- ヘドロ・マルチ・ネス
- ポジションはサード。ベトベターのような足をしている。守備は完璧でどんな打球もキャッチできる。モデルはペドロ・マルティネス。(『きょうふのまきゅう』『ちかいのホームラン』)
- どくみつ(アニメ版ではベロ)、ばけふ(アニメ版ではオトナシ)
- 声 - 堀川仁(ベロ)、高橋裕吾(オトナシ)
- ようかい大リーグ、実況・解説者。モデルは徳光和夫と掛布雅之。ベロとオトナシはゾロリをねたむガスに邪魔された。(『きょうふのまきゅう』『ちかいのホームラン』)
- ネリー
- 声 - 新井里美
- 魔法学校に通う魔法使いの卵。伝説の魔法の杖「グルンロッド」を探して、空飛ぶほうきに乗って旅をしている。双葉を出す魔法だけしか使えないのと、空飛ぶほうきの使い方が不十分で、いつも暴走しているのが欠点である。最初はワガママを言ってゾロリを困らせていったがゾロリと行動しているうちに魔法使いとして成長した。原作は2本しか登場していないが、アニメではあじゃぱー編レギュラーとして出演した(『なぞのまほう少女』『まほうのへや』アニメは『ぜったいぜつめい』『きょうふのカーニバル』『たべられる!!』『大どろぼう』など)オープニングには、初回から登場しているがデザインは異なっている。『だ・だ・だ・だいぼうけん!』の中篇ではゾロリ達の冒険を手助けをしていたことが明らかになった。
- アニメではミリーという姉がいることが明らかになった。
- ベムル町長
- 声 - 中嶋聡彦
- 『なぞのまほう少女』に登場。町のリーダー的存在。ゾロリたちを伝説の勇者だと思い込む。
- ヤギー・シロー
- 声 - 梅津秀行
- 『まほうのへや』に登場。タイガーが雇ったマジシャンの一人。ヤギー・クローと一緒にトイレットペーパーを消すマジックをしたが、布で隠れている時にトイレットペーパーを口の中に入れるという種明かしがバレてしまい、ゾロリ達にトイレットペーパーでぐるぐる巻きにされた。モデルはマギー司郎。
- ヤギー・クロー
- 声 - いずみ尚
- 『まほうのへや』に登場。タイガーが雇ったマジシャンの一人。ヤギー・シローの色違いでモデルも同じ。
- Mr.ミャリック
- 声 - 子安武人
- 『まほうのへや』に登場。タイガーが雇ったマジシャンの一人。最初はゾロリめがけてトランプを投げつけたあと、次はイシシめがけて粘土で出来ているスプーンを投げつけた。最後はプリンセス・ニャンコーと一緒にカバー・フィールドの下敷きになった。モデルはMr.マリック。
- プリンセス・ニャンコー
- 声 - 岩男潤子
- 『まほうのへや』に登場。タイガーが雇ったマジシャンの一人。マジックで箱に入ったイシシを消した。最後はミャリックと一緒にカバー・フィールドの下敷きになった。モデルはプリンセス・テンコー。
- デブッチョ・カバーフィールド
- 『まほうのへや』に登場。タイガーが雇ったマジシャンの一人。タイガーの手下にピアノ線で引っ張られて登場した。最後はピアノ線を支えていた柱を壊されてしまい、ミャリックとニャンコーを下敷きにした。モデルはデビッド・カッパーフィールド。
- 地獄の診察医
- 声 - 鈴木達央
- とんま大王がえんま大王に戻るために審査を受けさせた医者。耳は聴診器のようになっていて、体の悪いところを調べる。とんま大王は体が悪いところがたくさんあるので(胃が悪い、腸におできが出来ている、ひどい虫歯もある、血管の血がドロドロ)地獄病院に行ってからでないと試験は受けさせないと、失格にした。しかし、ゾロリのおかげで悪いところが治ったので、えんま大王になる試験を受けさせた。(『たべられる!!』)
- ナジョー
- 声 - 岩男潤子
- 原作版『たべられる!!』付録のナジョナージョ・ブックにのみ登場するなぞなぞの妖精。まじめにふまじめでは、ネリーと共にあじゃぱー編レギュラーになり、十二色の仲間がいることが明らかになった。一人称は元々「ぼく」だったが、アニメでは「わたし」となり、性別も明らかになった。
- シカソ
- 声 - 麻生智久
- グラモに騙されていた画家の一人。モデルはパブロ・ピカソ。(『グラモを追え!』)
- ジャガール
- 声 - 鈴木達央
- グラモに騙されていた画家の一人。モデルはマルク・シャガール。(『グラモを追え!』)
- キリ子
- 声 - 新井里美
- グラモに騙されていた画家達の紅一点。モデルはジョルジョ・デ・キリコ。(『グラモを追え!』)
- テイル
- 声 - 相武紗季[30]
- 冒険家(アニメでは考古学者)ゲイルの娘。冒頭でタイガーに追われていたところをゾロリに助けられたことがきっかけで、幼少期にもらったペンダントに秘められた謎を解明するためにひた走る。(『なぞのおたからだいさくせん前編・後編』『まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん』)
- マディー博士
- 声 - 菊池正美
- タイガーが雇った科学者。ブルル社長のしろだるマン、ゴメス署長のキエルンガーZ、ミカエルのピラニア犬(いずれも前述)を作った人物である。原作ではタイガーが大砲の勢いで吹っ飛ばされるのを見届けるとゾロリに遺跡のカギを渡して逃げ出した。映画ではタイガーに愛想を尽かしてニャンガとともに逃げてしまった。(『なぞのおたからだいさくせん前編・後編』『まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん』)
- 恐竜のパパ
- 声 - 水内清光
- 恐竜家族の父親。「大きょうりゅう」では当時、息子がモジャラに連れ去られた際に探しに行っていたためゾロリ達とは会っておらず、「大かいじゅう」でも未だに息子を探し続けていたため再びゾロリ達と顔を合わせる機会は無かった。恐竜の卵を観にきた初対面のゾロリ達を卵泥棒と勘違いして襲撃した。(『まもるぜ!きょうりゅうのたまご』)
- ゴリママ
- 声 - 平松晶子
- とある火山の島に住んでいるゴリラの母親。出稼ぎでいない夫のために移住せずにその場で待ち続けている。残された7人の我が子を養うためにゾロリ達が運んでいた恐竜の卵をゆで卵にしようと目論むが、自分の子供がゆで卵にするための熱湯に落ちそうになったところをゾロリが助けたことから考えを改めてゾロリと約束を交わし、恐竜の家族が住んでいるおっとっ島へ我が子と共に住むことになる。その正体は忍者・ゴリ丸の妻である。(『まもるぜ!きょうりゅうのたまご』)
- ゴリママの子供達
- 声 - 浅利遼太(ゴッツ)、藤村鼓乃美(ゴル)、布施川一寛(ゴリ)、相川奈都姫(ゴルミ)、伊東みやこ(ゴリジ)
- ゴリママの子供達で7人兄弟。名前はそれぞれ、ゴリジ・ゴリカ・ゴッツ・ゴルミ・ゴリ・ゴラ・ゴル。ゴリママと共にゾロリ達が運んでいた恐竜の卵を食べようとゾロリ達の前に立ちはだかる。映画版ではその内の一人がディナが所持していたゴーグルをかけている。(『まもるぜ!きょうりゅうのたまご』)『だ・だ・だ・だいぼうけん!』の中篇ではゾロリ達に協力していたことが判明した。
41作 ~ 50作 (たべるぜ!大ぐいせんしゅけん ~ はなよめとゾロリじょう)
- ネコジマディレクター
- クレームがよく来るテレビ局「ペケチャンネル」のディレクターをしているネコ。かつて、森にエンマ大王が落とした巨大たこ焼きをゾロリ達が三人で食べ尽くしたのを目撃しており、友達のイヌが撮影しようとビデオカメラを持ってくるのを待ったが間に合わなかった。そしてうなぎ屋でゾロリたちを捕まえて、ワゴン車に乗せてうな丼を何杯も食べさせたかと思えば、大食い番組への出場を依頼する。この時はお礼を言い忘れたが、他にもたくさんの番組の出来と視聴率が良くなかったため、ゾロリが電気店からかけたクレームの電話を代わって、仲間にワゴン車で迎えに行かせる。そして、番組をたくさん作り変えてもらい、番組を作るクレーマーを決める「クレーマー・クレーマー」によって番組作りをクレーマーに任せて稼いだり、再現ドラマ「アーサー・エルゼ愛の三部作」を放送している。(『じごくりょこう』『たべるぜ!大ぐいせんしゅけん』『はちゃめちゃテレビ局』)アニメでは巨大たこ焼きとゾロリ達の目撃者が全ての元凶となったガオンになったため登場していない。
- ギャルツネ
- 打ち切り寸前のとある大食い番組の優勝候補のキツネ。超人的な食欲でどんな物でも完食してしまう。決勝戦でゾロリ達と対決し勝利を収めるが、シロブウタが反則を行ない失格になってしまった。モデルはギャル曽根。(『たべるぜ!大ぐいせんしゅけん』)
- ジャイアントシロブウタ
- 豚がモチーフの巨漢の大食い選手。ギャルツネに次ぐ腕の持ち主。モデルはジャイアント白田。(『たべるぜ!大ぐいせんしゅけん』)
- カメマロ
- カメレオンがモチーフで身体は小さいながら、大食い選手でギャルツネ達のチームメイト。自慢の長い舌をも使いこなす。モデルはグルメリポーターの彦摩呂。(『たべるぜ!大ぐいせんしゅけん』)
- ミソショウユー
- 大食い大会に出場していたミソショウユーチームのリーダー。1回戦で敗退してしまい、最後まで出番が無かった。モデルは朝青龍。(『たべるぜ!大ぐいせんしゅけん』)
- ササニシキ
- 大食い大会に出場していたミソショウユーチームのメンバー。モデルは小錦。(『たべるぜ!大ぐいせんしゅけん』)
- シャケボノ
- 大食い大会に出場していたミソショウユーチームのメンバー。モデルは曙。(『たべるぜ!大ぐいせんしゅけん』)
- アトウ・サイ
- 大食い大会に出場していたアトウ・サイチームのリーダー。あらゆる衝撃に耐えられる頑丈な体を持つ。チームメイト共々ピーマンが苦手。モデルは阿藤快。(『たべるぜ!大ぐいせんしゅけん』)
- ウガンダム・トラ
- 大食い大会に出場していたアトウ・サイチームのメンバー。モデルはウガンダ・トラとガンダム。(『たべるぜ!大ぐいせんしゅけん』)
- ナカオワニラ
- 大食い大会に出場していたアトウ・サイチームのメンバー。ワニのごとく大きなアゴが特徴。モデルは中尾彬。(『たべるぜ!大ぐいせんしゅけん』)
- ウシヅカ
- 大食い大会に出場していたウシヅカチームのリーダー。チームメイトとともに敗者復活戦でゾロリたちと対決した。ウマッスルほどではないが辛い物好き。モデルは石塚英彦。(『たべるぜ!大ぐいせんしゅけん』)
- ポポンヤスズキ
- 大食い大会に出場していたウシヅカチームのメンバー。ウマッスルほどではないが辛い物好き。モデルはパパイヤ鈴木。(『たべるぜ!大ぐいせんしゅけん』)
- ウマッスル
- 大食い大会に出場していたウシヅカチームのメンバー。辛さ200倍の激辛ラーメンを食べた激辛チャンピオンでもある。モデルはランディ・マッスル。(『たべるぜ!大ぐいせんしゅけん』)
- リゲラ
- 町の小さな電気店の一人息子。小さな物を5cm動かせる超能力を持っている。名前の元ネタはユリ・ゲラー。(『カレーVSちょうのうりょく』)
- ニイラ
- 消防士の娘。ピンボケだが念写や透視の超能力を持つ。念写は写真だけでなくFAXでも有効な模様。(『カレーVSちょうのうりょく』)
- ジュン
- 町の鍵屋の一人息子。四文字のテレパシーを送る超能力を持つ。名前の元ネタは関口淳。(『カレーVSちょうのうりょく』)
- リゲラパパ
- 町の小さな電気店の店員(店長か)。リゲラのパパ。時限爆弾を止めたため、爆発物処理の免許を持っていると思われる。写真立てが突然倒れたため、息子が捕まっているカレー工場へと駆けつけた。(『カレーVSちょうのうりょく』)
- ニイラパパ
- 町の消防署員。ニイラのパパ。FAXからカレータンクの写真が送られてきたため、娘が捕まっているカレー工場へと駆けつけ、瓦礫や残骸などで退路を造った。(『カレーVSちょうのうりょく』)
- ジュンパパ
- 町の鍵屋の主。ジュンのパパ。ふと頭に「タヌキテ(タヌキと助けてを合わせたもの)」という言葉がよぎり、息子が捕まっているカレー工場へと駆けつけた。(『カレーVSちょうのうりょく』)
- ポポンタ社長
- 町の丘の上に大きなカレー工場を作った。その工場のカレーはタダ同然で作れるという情報であったが、実は地下工作で作り上げた泥水を「ばかしメカ[31]」という特殊な機械を使ってカレーに変えるという偽造であった。[32]カレータンクが崩壊した後、窓から逃走を図るが中から出てきた泥水に落下し、泥が固まってしまい動けなくなってしまった(『カレーVSちょうのうりょく』)。
- ラグロー市長
- とある町の市長。ロジーに「エコ会館」建設のための税金を盗んだ濡れ衣を着せられたゾロリ達を責め立てるが、ゾロリに否定されると、「真犯人を見つけ出して税金を取り戻せば罪は問わない」と約束する。だが同時に「3人もいて、そのうち2人に逃げられたら困る」という理由でイシシ・ノシシを地球温暖化で溶けた雪解け水が溜まる池の真ん中の柱に拘束し「市役所が閉まる夕方5時までに来なければ2人は水の泡になる」とゾロリに脅迫する。常に偉そうな笑顔を浮かべており、性格は嫌味かつ傲慢。慇懃無礼な敬語口調で「もう会議で決まった事ですから」が口癖。また、前述のように、イシシ・ノシシを水攻めにしようとするなど残忍な面もある。「エコ会館」を今まで3つも建造しており、4つ目の建築を計画しているが、エコに対する意識を高める事を市民に押し付けるだけで自分は何もしない上、肝心の「エコ会館」も退屈すぎて[33]誰も訪れないため市民からは嫌われており、建設が決まる度に抗議が来ても、前述の口癖で追い帰していた。実は、市の工事全てを、親戚であるコネハ社長の会社にまわしているという、インチキ工事だった事が終盤に明らかとなるが、それを内緒話で聞いていたイシシ・ノシシに指摘されても「自分はエコを薦めるよい人物として市長に選ばれた」「自分の言うエコはえこひいきのえこ」などと知らん顔をし続けた為に、ゾロリの怒りを買い、取り戻した税金を奪われた挙句、アルマじいさんを人質に取られてしまい、立ちすくんでしまった(『イシシ・ノシシ大ピンチ!!』)。
- コネハ社長
- 建設会社の社長。「エコ会館」を建設した。ラグローの言っていることの復唱もする。ラグローの一大プロジェクトに感動し、格安で工事を引き受けたというが、実はラグローとは親戚で、市の工事全てを自身の会社にまわされている事が終盤に明らかとなる(『イシシ・ノシシ大ピンチ!!』)。
- ロジー
- 市民のリーダー。「エコを薦めるよい人物」と聞いてラグローを市長に推薦したが、彼の行いを見てひどい市長だと気がつき、彼に反感を買っていた。「エコ会館」の建設を中止しようと講義に行く度にラグローに「もう会議で決まった事ですから」と追い返されていた。税金を積んだ幌馬車を追いかける途中、とっさにゾロリに化けて、ゾロリと勘違いしたイシシとノシシから税金を奪い取り、彼に濡れ衣を着せた。その後、追っ手が来ると困ると思い、アルマじいさんに税金の入った箱を渡し、市の集会場に届けるよう頼んだ。その後、現れたゾロリに、イシシとノシシを助けるために税金を自分に預けるよう頼まれるが断り、他の市民と一緒に彼を集会場の物置に閉じ込めてしまう(『イシシ・ノシシ大ピンチ!!』)。
- アルマじいさん
- 町で郵便配達をしている老人。ロジーとは知り合い。配達中に荷車が壊れて倒れてしまったところを、偶然ゾロリに助けられ、「ゾロリにそっくりなマスクマン(ロジー)」のことを教える。その後、ロジーのやり方に不満を持ち、集会場の物置に閉じ込められていたゾロリを助け、協力してイシシとノシシを救出することになる(その際にゾロリと同じマスクとマントを着用していた)。手先が器用で、その辺の草からロープを編む事が出来る。また、薬草に詳しく湿布薬を作ることが出来る。「エコを薦めるよい人物」と聞いてラグローを市長に推薦したが、彼の行いを見てひどい市長だと気がつく。事件後、「すぐに市長を選びなおし、取り戻した税金は地球の為エコの為に役立てる」と言い、ゾロリに礼を言った(『イシシ・ノシシ大ピンチ!!』)。
- カバリス・キルトン夫人
- 大金持ちで、ブランド物を体中にぶら下げている。電車一両を借り切るが、重井沢駅(モデルは軽井沢駅)での停車時間が1分しかなかったことを運転手に嘆いていた。モデルはパリス・ヒルトンか。(『きょうふのちょうとっきゅう』)
- アリウス
- 声 - 林原めぐみ
- ゾロリが一目惚れした、ガパパ村の小学校の先生。しましま病に侵された生徒達を救うために一人でガパール山へ向かうことを決心するなど、正義感は強い。ブルルの工場への侵入時にはルクトと共に記者に扮してゾロリと協力した。終盤でルクトからプロポーズされ結婚する。(『だ・だ・だ・だいぼうけん!)』)
- ルクト
- 声 - 宮本充
- ガパパ村の住人でありマロウ博士の助手。薬に詳しく計算が得意であるが、極度の高所恐怖症である。イシシとノシシに背中を押されたことで勇気をもらい、騒乱後にアリウスにプロポーズした。(『だ・だ・だ・だいぼうけん!)』)
- マロウ
- 声 - 屋良有作
- しましま病の研究をしている博士でアリウスの父(『だ・だ・だ・だいぼうけん!)』)
- マミ
- 声 - 安野希世乃
- ガパパ村の住人。当初はゾロリ達から「ルクトの婚約者」と思われていたが、実はルクトの妹であり単なる寂しがりやな性格に過ぎなかった。(『だ・だ・だ・だいぼうけん!)』)
アニメ・劇場版オリジナルキャラクター
ここでは、アニメ版のオリジナルキャラクターを紹介する。次作以降に登場するアニメオリジナルキャラクターについてはまじめにふまじめ かいけつゾロリ あじゃぱー編やまじめにふまじめ かいけつゾロリ ゼッコーチョー編を参照。
- ダルマニアン
- 声 - 内海賢二
- ガララット山へ伝説の魔本(ブックラこいーた)を手に入れようとして地図を奪った大金持ちの男。だがそれは笑ったことがない娘のポメラに笑顔を与える為である。結果ブックラこいーたはゾロリの手に渡ったものの、ポメラに笑わせるという目的は果たすことが出来た。
- ポメラ
- 声 - KAORI
- ダルマニアンの愛娘。感情表現に乏しく生まれて一度も笑ったことがなかったが、ブックラこいーたのオヤジギャグで笑いのツボに入り、初めて満面の笑顔を見せた。
- ヨーガンス
- 声 - 茶風林
- ガララット山に住んでいる溶岩男。外見とは裏腹に親切で優しい。
- ビルポンママ
- 声 - 進藤尚美
- ビルポンのママ。魔法で蜂にされていた。ゾロリの近くに飛んできて、ビルポンの部屋へ案内してグルンロッドについて露見させ、そのあと小さくされて踏まれそうになったゾロリを助け、グルンロッドを奪取したイシシとノシシに元の姿に戻してもらった。お仕置きにビルポンにお尻ペンペンをした。(『まほうつかいのでし』)
- 雷小僧
- 声 - 杉山佳寿子
- 妖怪学校の生徒。太鼓を叩いて雷をおこす事ができる。初登場時は生意気な性格で、代打教師のゾロリに不信感を持っていたが、彼の授業を通じて心を開いた。その後は性格が丸くなっている。(『おいしいがっこう』『アルバイト大さくせん』『大金もち』『きょうふのカーニバル』)
- クレー4兄弟
- 声 - 真殿光昭
- クレー24兄弟
- 声 - 江川央生
- カードくん
- 声 - A - 阪口大助、B - 高橋裕吾、C - 川瀬晶子、D - 山根剛、E - 陰山真寿美、G - 高橋まゆこ
- ポークス市長
- 声 - 加藤精三
- スパニー市市長。銅像を強奪されたことに腹を立てていた。その為ゾロリを偽って刑務所に行かせたが、破損して暴走したキエルンガーZに家を消されてしまった事で結局単独犯行だと言うことが発覚。たまたま通りかかったチポリとトポルに見つかり、逆に拘置所送りになった。(『つかまる!!』『大だっそう』)
- マルチーヌ
- 声 - 水樹奈々
- 母親へのプレゼントを買うために城を抜け出したお姫様(見た目は結構普通の女の子らしい格好だが)。イシシ、ノシシがメインとなるアニメオリジナルストーリー2つで登場。最後まで面倒見てくれたイシシとノシシと婚約した。ゾロリと始めて出会ったのは「まじめにふまじめ」の第3期からである。モデルはマルチーズ。
- バスキー
- 声 - 江原正士
- マルチーヌの家来で痩せている方。ネコ。勝手に城を抜け出したマルチーヌを追いかけるが、イシシとノシシに、マルチーヌを狙う悪者と勘違いされてしまう。
- バグ
- 声 - 龍田直樹
- マルチーヌの家来で太っている方。イヌ。バスキー同様、勝手に城を抜け出したマルチーヌを追いかけるが、イシシとノシシに、マルチーヌを狙う悪者と勘違いされてしまう。
- ガス
- 声 - 大川透
- とある芋畑の主人であるウサギ。短気で頑固な性格。お芋に深い愛情を持っている。ゾロリに芋畑を荒されて腹を立て、畑に不法投棄したのもゾロリだと勝手に決め付け、ゾロリに「宇宙人を連れてくるまで芋畑から出さない」と、電子バリアー付きの柵で閉じ込めた。
- その後、妖怪大リーグ戦で売り子のバイトをしていた最中にゾロリを知っている理由で急遽、司会者として登場がほとんどベロとオトナシの邪魔ばかりしたため、彼らから疎まれた。前回敵視したゾロリたちに大量の芋を与えた。(『ロケット大さくせん』『なぞのうちゅうじん』『きょうふのまきゅう』『ちかいのホームラン』)
- ゾロリ城
- 声 - 天田益男
- ブルル公爵がくじの景品にしていた人工知能付きの家。ゾロリが大当たりを引き、住み始めてすぐにリフォームを命令したが、お城としてのプライドまで付いたのか、風呂に入っているゾロリを覗き見したブルルとコブルを退治せよとの命令に逆らい、ゾロリを追い出す。その後、イシシやノシシとともにゾロリが屋上に登り征服したが、荒れた城内の掃除を命令してみるとなんと海に飛び込んで海底へ沈んでいってしまった。(ブルルも「勝手なことをする失敗作」とぼやいていた)
- その後、家出した人魚姫に拾われ、中に住まわせ新たな主として随っていたが、人魚親子の宇宙旅行のシャトルになった後、人魚姫に自由にさせられお城の形のままプロペラで大空を飛び、旧主ゾロリ達をケーキで釣り上げた。そのゾロリ達は3日も食事を摂っていなかったので、巨大冷蔵庫から大量に食材を出し、信じられない速さで料理を作り大盤振る舞いしたが、ゾロリがお風呂に入っている間にイシシとノシシがお城に貯蔵してある食べ物を食べ尽くしてしまう。仕方なく地上に降りて食糧探しをするというゾロリを、主を失う寂しさから城内に閉じ込め、お城の夢を捨ててでも他の幸せを勝ち取ろうとあの手この手で逃げようとするゾロリ達を懲らしめるが、気分転換をさせてくれと頼まれて出してみた壁紙で紙飛行機を組み立てて風に乗る策は見抜けず、底部のエンジンを噴かして追うとイシシがおならブースターで更に引き離し、ついに雨雲に飛び込まれ主の最期を目にしてしまうのかと思ったがゾロンドを発見、雨雲から脱出させてもらったゾロリに「正義の味方」と紹介され、ゾロンドのような人助けを志望、自立を宣言してゾロリ達を解放し旅立っていった。
- アニメオリジナルキャラクターの内では、無印ではガオンに次いで多くの出番があったが(ガオンと違い、全てアニメオリジナル)、まじめにふまじめからは、出番も音沙汰も無い。
- 目目連
- 声 - 今村卓博
- 障子の枠の中それぞれに本物の目が付いている妖怪。だが、視力が落ち困っている。百目と同じく、子供達を脅かそうとして自分が叫んでしまった。(『おばけ大さくせん』『大にゅうどう大さくせん』『おばけイカたいじ大さくせん(回想のみ)』『まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん』)
- ガオン
- 声 - 江原正士
- 作りたいものを探して旅を続ける一匹オオカミの科学者。正義の味方や悪人ではないゾロリのライバル。知力・体力・腕力・手先の器用さ、どれをとってもゾロリと互角である。
- ゾロリとは実力を認め合う良きライバル同士。一度だけゾロリに勝っているが何回はゾロリが勝っておりほとんどは引き分けで終わっている。
- 実はある国の王子なのだが、世界を見たいという思いから度々城を抜け出して旅に出ていた。
- シンシアという母がいて、ゾロリ同様母親思い。ゾロリは、帰る場所があるからと母親からの連絡が来た際には勝負とロジャー(偽者)探しを中断させてまで家族を大切にと国に帰したこともある。被っている帽子にはマジックハンドがついている。ブックラこいーた[34]やイシシ・ノシシや、果てにはゾロリまでもをロボットで再現したが、逆にゾロリにロボットで再現された。
- 『ちきゅうさいごの日』の章では、自分の城から隕石の迫る空を見上げていたが、バイクを飛ばしてブーデル研究所に駆けつけ、ゾロリとの決着がまだついていないことを惜しんでいると言って、技術部の大きな力になった。このとき、まだ出会ったことがないロジャー(本物)や妖怪学校の先生などと協力し合った。
- アニメオリジナルキャラクターの内では最も出番が多く、無印、あじゃぱー編、ゼッコーチョー編全てに登場した唯一のキャラクターとなった。
- メカイシシ、メカノシシ
- 声 - 愛河里花子、くまいもとこ
- ガオンが作ったイシシ・ノシシそっくりのメカ。走る速さと、泳ぐ速さと、大食いは、イシシ・ノシシと互角。イシシ・ノシシは、このメカの威力に負けて激怒していた。おならで空を飛ぶことが出来る。両方とも、語尾に「メカ」をつける。最後は修行のためにガオンから別れていったが、ある村で働いているところをゾロリが作ったメカガオンに惑わされたが、ゾロリがメカガオンを女性にモテないように作り直すと、彼らは偽物だと見破った。
- ソロリ
- ガオンが作ったゾロリそっくりのメカ。性格や能力など詳細は不明だが地獄に落ちるようなことを仕出かしたようで突然壊れてしまった。エンマ大王のエンマ帳に名前が載っていたが、エンマ大王がエンマ帳を読みながら、胡麻煎餅を食べていたため、「ゾロリ」と間違えてしまったのである。
- シロク大統領
- 声 - 塚田正昭
- ヒエール国の大統領をしているシロクマ。モデルはジャック・シラク。
- オットー副大統領
- 声 - 小森創介
- ヒエール国の副大統領をしているオットセイ。モデルはオットー・フォン・ビスマルク。
- 占いオババ
- 声 - 山田美穂
- ヒエール国の占い師をしている老婆のペンギン。一度も外れたことが無いことで有名。
- 人魚姫
- 声 - 齋藤彩夏
- ママに遊んでもらえず城から逃亡し、海に沈んだゾロリ城に住み着いていた人魚の王女。その後、ゾロリ城をシャトルにして宇宙へと飛び立つが、ホームシックにかかりママの元へと戻る。そして、ママと一緒に宇宙へと飛び立つが、故郷が恋しくなりゾロリ城と別れて帰っていった。
- 人魚姫のママ
- 声 - 日高のり子
- 人魚姫の実母。城から逃亡した娘を心配して、クラゲの大軍を送り込んだ。後にわが子と遊ぶ事も重要であることに気づいて人魚姫とともにシャトルになったゾロリ城と宇宙へ出発するが、最後は故郷へ帰っていた。
- タツじい
- 声 - 龍田直樹
- タツノオトシゴの姿をした人魚姫の付き添い。人魚姫のわがままぶりにいつも悩まされている。海中で息が出来ないゾロリ達に魔法の真珠をあげた。
- ピッカリン国の国王
- 声 - 渡部猛
- チンク
- 声 - 高山みなみ
- 優しい性格の犬の少年。肩書きは『漁師』であるが、気が弱く臆病で「半人前」扱いされており、大半は炊事などの雑用がほとんどである。海で暴れている巨大イカのヨッちゃんを悪いやつではないと信じ続けている。最後はヨッちゃんにドーベルが刺した釣り針を抜いて助けたことで一人前になった。
- 余談だが声を担当した高山は、本作が放映された直後の番組『特捜戦隊デカレンジャー』にも、単発でゲスト出演している。
- ヨッちゃん
- 声 - 小野健一
- 海で暴れていた巨大なイカ。頭に4つの星のマークがあることからチンク達からそう呼ばれている。実は優しい性格の持ち主。ドーベルが足に釣り針を突き刺したことで痛がって海を荒らしまくっていた。星のマークは『人造人間キカイダー(キカイダー01)』のハカイダーが元ネタ。
- ドーベル
- 声 - 田中正彦
- チンク達漁師が乗っている漁船の持ち主。金儲けが趣味。ガオンと共にタッグを組み、海で暴れているイカのヨッちゃんを倒そうと計画するが、実はヨッちゃんを大暴れさせる原因を作った張本人であり、ヨッちゃんの足に刺さっていた釣り針に書かれてあった自身の名前をゾロリに読まれてしまったことから犯人がばれ、最後はヨッちゃんに食べられかけた。
- チンクの祖父
- 声 - 小野健一
- シンシア
- 声 - 兵藤まこ
- ガオンの実母でとある城の女王様。旅に出ている息子を心配している。2回目はソロリの最期を見届ける役回りでの登場となったが、まじめにふまじめにてガオンの持っている携帯電話にはかけている。(『けっせん!ゆめの王子さま』『さいごの日!?』『VSガオン(声のみ)』)
- 恐竜調査団
- 声 - 最上嗣生(団長)、佐々木義人(四角)、須嵜成幸(白くま)
- ディナ
- 声 - 水樹奈々
- 恐竜調査団の紅一点。つねにゴーグルを着用している。
- 体が病弱だった幼少時代に恐竜図鑑を読んだことで興味を示し、両親(原ゆたか、原京子)の反対を押し切って調査団に入団した。当初は恐竜の卵を家族の基へ返そうとしていたゾロリ達を卵を盗んだ犯人と誤解し襲い掛かるが、後に自身の過ちを反省し、ゾロリ達と共に行動することになる。恐竜以外の生物についての知識は豊富だが、それ以外の物事については一切興味を持っていない。
- その正体はとある有名な資産家の娘でクジラの体内にあったテレビに映った自分をゾロリ達は最初、別人だと思い込んでいたが、夜中に行水をしていた際に目を覚ましたゾロリに知られることになった。恐竜の赤ちゃんをおっとっ島へ送り届けた後はゴリママ達と共に島に残ることを決めた。
- 作者によれば「ゾロリの恋物語も見たかった」という理由から登場させたとのこと。(『まもるぜ!きょうりゅうのたまご』)
テレビアニメ
かいけつゾロリ
2004年2月1日から2005年2月6日まで、メ〜テレ製作・テレビ朝日系列で放送された。全52話。
アニメーション制作はアンバーフィルムワークス(メイン)と亜細亜堂であり、本作としてはメ〜テレ日曜7:00枠では珍しくサンライズが関与しておらず、ジャンルも数少ないファミリー向け作品であった。
2012年3月21日からKBS京都にて現在放送中である。
原作との相違点
- 「ドラゴンたいじ」や「ママだーいすき」など、ゾロリがかいけつゾロリに変身しない一部の作品では変身する設定に置き換えられている。
- エルゼ姫の身長が大きくなっている(見た目は150 - 160cmぐらい)。また、目が黒い目からキラキラな目に変更されている(ミャン王女なども同様)。
- 「ドラゴンたいじ」のアーサーの氷の剣は、原作ではドラゴンのもとに着いたころには溶けてしまったが、アニメ版ではドラゴンの炎を受けて溶けた事になっている。
- 「ドラゴンたいじ」でのゾロリが歩くシーンが夜から朝に変更されていたり、イシシとノシシに初めて出会うシーンでおでん屋を追っ払うシーンが屋台を盗む設定になっている。
- 「きょうふのやかた」に登場する巨大妖怪メカ・ピョンシーは、最後は起動アイテムであるお札がはがれないまま頭部が外れて壊れるのは原作・アニメ共通であるが、アニメではその後暴走した胴体が町の人たちを踏みつぶしかけ、混乱させている。また、アニメでは帽子に乗れる人数が増えており、最初はイシシ、ノシシも乗っている。
- 「まほうつかいのでし」での魔法で小さくされたゾロリは、原作ではトマトが潰された勢いで横に押し出され、ゾロリは傷一つなく助かったが、アニメ版では蜂にされたビルポンママに助けられたことになっている。
- 「まほうつかいのでし」でビルポンは最後にゾロリにゲンコツされたが、アニメでは前述のママに尻を叩かれたことになっている。
- 「大かいぞく」でパルの父親は砂浜で力尽きて死亡したが、アニメでは倒れているところを海に流されて、気がついたら水に浮かぶコツをつかんで泳げるようになって、生存していることに変更されている(後述のイヌタクの父やソロリのような原作で死亡するキャラも同様な変更がなされている)。
- ブルルの肌は原作ではコブルと同じ肌色だが、アニメでは茶色になっている。
- 「チョコレートじょう」でノシシが谷底へ落下するシーンで、原作では自然にゾロリとの手が離れて落下しまったが、アニメではブルル公爵らが発射した雪玉に当たって落下している。
- 「きょうふのカーレース」で、カーレースに勝利した際のブルル製菓の賞品であるスポーツカーが、実はスポーツカーが描かれたパネルに囲まれた三輪車だったというのは、原作・アニメ共通だが、原作ではゾロリたちは悔し涙を飲んで三輪車をこぎながら去っているのに対し、アニメでは三輪車をおならで駆動するように改造し、ブルル・コブルにおなら噴射の直撃を食らわせて去っている。
- 「きょうふのサッカー」では、原作では頭に接着剤でボールを付けたゾロリが相手のチームのメンバー3人の「トリプルキック」を食らってキーパー役のぬりかべごと吹っ飛ばされたが、アニメでは「トリプルキック」を食らって吹っ飛ばされるのは同じだが、ぬりかべがイシシのおならで気絶して相手のゴールにゾロリが入って得点が入り、試合終了になっている。
- 「つかまる!!」で原作では町中のゾロリの指名手配ポスターを旅姿ではがしている途中で警察に見つかり変身直後に逮捕となっていたが、アニメでは広場にあった有名な彫刻が盗まれた犯人がゾロリだとポークス市長がニュースで伝え、指名手配ポスターで全然似ていないのに気付き、自作で新しい指名手配ポスターを作り、夜のうちに全部はりかえようとしている途中で警察に見つかり逮捕という事に変更されていた。
- 「大だっそう」で原作ではゾロリがキエルンガーZに鼻を消され作者に鼻を新たに描いてもらったが、アニメではどこも消されていない。
- 「きょうふのプレゼント」のアニメでは、原作にあった第10位から第4位のきょうふのプレゼントの紹介は省略で、第3位(ふくらむあめ玉)から紹介となっていた。ちなみに第1位のびっくりバコーンはネバーホワイトクリスマスに名前が変更、内容は爆発して無残なありさまになるとなっていたが、爆発して上から強力なネバネバが出て、来年のクリスマスまで取れない、つまり1年中ホワイトクリスマスという事に変更されていた。
- 「なぞなぞ大さくせん」では、ノシシが食べた物がほかほかご飯セットからアンパンに変更されている。それに合わせてノシシが凍った理由も「コレクトコール(これ食うと凍る)」から「アンコール(あん凍る)」に変更されている。
- 「なぞなぞ大さくせん」のノシシがなぞなぞを解くと開く非常口から宇宙に放り出されてしまうシーンで、原作では「(読者の)誰かが答えを呟いたから」非常口が開いたとなっているが、アニメではゾロリの制止を振り切ってノシシが答えたために開いている。また、そのシーンでノシシを助けた後に、地球の昆虫を解放するシーンは、省略されている。
- 「大にゅうどう大さくせん」で登場する大入道ぬいぐるみメカのデザインが大幅に変更されている。特に原作で胸部に設置されているカラータイマー(中古のクーラーが壊れたことによる危険を知らせる)は、アニメでは海水パンツのところにあるカニの意匠が回転・点滅する仕組みになっており、名称も「警報ランプ」に変更されている。
- 「おたからカード大さくせん」で、最初にゾロリたちがミカエルのブウブウテレカ(アニメではブルルカード)を切り刻んで自分たちのものの値打ちを跳ね上げるべく侵入したとき、原作ではテレビで生放送し、ゾロリたちを攻撃しつつも敢えてコレクションルームまで通させ、すべての仕掛けの電源を切った上で3人まとめてばねの床で追い出しているが、アニメでは放送終了後になっており、本気の攻防の末ゾロリのみがコレクションルームにたどり着くも、前述の仕掛けで放り出され、バラバラの時間帯に飛ばされた3人は偶然忍者屋敷のところへと落ちてきて合流している。
- 「にんじゃ大さくせん」で忍術を習ったゾロリたちが侵入し盗みに成功した際も、原作ではガードマンやミカエルはまったく気づいていなかったが、アニメではカードを手に入れたゾロリたちをミカエルやガードマンたちが包囲するも、ばねの仕掛けを逆に利用され脱出される。また、ミカエルはゾロリたちを原作では単なる「泥棒」としか認識していなかったが、アニメではゾロリの名を知っている。
- 「大金持ち」の原作であった食い逃げのシーンはアニメでは未遂で終わっている(レストランに入店前でノシシが書いた偽札のインクが滲んでいることにゾロリが気づいたため)。また、銀行強盗は全く計画されていない、警備員に酒を飲ませず子守唄で眠らせる、イシシとノシシが良かれと思って印刷したゾロリの偽札は全て処分した[35]等の変更点がある(この話の原作のゾロリはかなり現実の法に触れることをやっている為の変更といわれる。ちなみに原作の扉絵にも「これは作り話」と書かれていたり、偽札が付録になっていたりする)。
- 「テレビゲームききいっぱつ」のラストは、原作では抜け出したゲームのキャラクターが押し寄せてきたのを見て恐怖を抱いたゲーム屋のおやじが、ゲームのカセットをゾロリに持っていくよう依頼し、ゾロリは受け取っているが、アニメではゾロリとミャン王女の惜別を見て感動したゲーム屋のおやじがゾロリにカセットを渡そうとするも、ゾロリはそれを断って去っている。
- 「きょうふのあくま」で悪魔がゾロリたちを地獄へ行かせる作戦で、原作ではゾロリたちが疲れて寝ていた時にダイナマイトで爆破しようとする作戦だったが、アニメでは踏み切りと電車に見立ててひき殺そうとする作戦や、高い山に登って岩を落とそうとする作戦に変更されていた。
- 「さいごの日!?」では、原作では「ソロリしんじゃえもん」という名のそれまで全く出番のない、オチ用のモブキャラクターが死亡していたが、アニメではガオンの作成した「ソロリ」と名のつくゾロリ似のメカが爆発している。
スタッフ
- 企画 - ゾロリエンターテイメント、坂井宏先
- 原作・ゲストキャラクター原案 - 原ゆたか(『かいけつゾロリ』シリーズ、ポプラ社)
- チーフプロデューサー - 今井隆、林敦、藤井雅俊、小原解子
- プロデューサー - 小原麻美、池口和彦、岡村雅裕
- シリーズ構成 - 関島眞頼、錦織博、池口和彦
- キャラクターデザイン - 船越英之
- 総作画監督 - 船越英之、柳田義明
- 総作画監督補 - 加来哲郎
- レイアウト - 関根昌之
- セットデザイン - 梅芝五朗
- 美術監督 - 大橋由佳、東潤一
- 色彩設計 - 三笠修
- 撮影監督 - 斎藤秋男
- 編集 - 小野寺桂子
- 音響監督 - 三間雅文
- 音楽 - 田中公平
- 助監督 - 三浦辰夫
- 監督 - 錦織博
- 背景 - スタジオ・イースター
- 撮影 - エースクリエーション、スタジオキャッツ、動画工房
- 設定補佐 - 小林哲也
- 録音 - 山田冨二男
- 効果 - 小山健二
- 録音スタジオ - アオイスタジオ
- 音響制作 - テクノサウンド
- 劇伴制作 - 池口和彦、斉藤裕二、當間一
- 音楽制作 - 篠原廣人、木村唯人
- アシスタントプロデューサー - 原京子、清水真之介、矢尾板克之
- 制作デスク - 宮田聡
- 制作事務 - 石井文子
- アニメーション制作 - アンバーフィルムワークス、亜細亜堂
- 製作 - メ〜テレ、東急エージェンシー、ゾロリエンターテイメント
主題歌
- オープニング
- 「ハッスル」(第1話 - 第52話、まじめにふまじめ第48話挿入歌、なぞのお宝大さくせん挿入歌)
- 作詞 - 藤林聖子 / 作曲 - 田中公平 / 編曲 - 根岸貴幸 / 歌 - 山寺宏一(ソニー・ミュージックダイレクト)
- エンディング
- 「空は青」(第1話 - 第13話、まじめにふまじめ第50話挿入歌)
- 作詞・作曲 - 鈴木哲彦 / 編曲・歌 - 佐藤さんと鈴木くん
- 「おわりのうた」(第14話 - 第31話)
- 作詞 - ユキエ6 / 作曲・編曲 - ノビタ・ロバート / 歌 - ユキエ6&ノビタ・ロバート
- 「あかねいろ」(第32話 - 第46話)
- 作詞・作曲 - 鈴木哲彦 / 編曲・歌 - 佐藤さんと鈴木くん
- 「画用紙」(第47話 - 第52話)
- 作詞・歌 - 杏さゆり / 作曲 - 西寺郷太 / 編曲 - 矢野博康
各話リスト
- 原作でのページ数が長い作品は基本的に2話完結になっているが、『ようかい大リーグ』などは3話完結で『なぞのまほう少女』『まほうのへや』はアニメ5話が原作2冊にあたる。
- ☆はアニメオリジナル。
- 2004年6月20日は全米オープンゴルフの放送のため休止。
- 予告時のナレーションは全てゾロリが担当しているが、21話と36話の予告のみイシシとノシシが担当。
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ドラゴンたいじ | 関島眞頼 | 錦織博 | 川口博史 | 2004年 2月1日 | |
2 | 大けっとうゾロリじょう | 佐藤卓哉 | 根岸宏樹 | 柳田義明 | 2月8日 | |
3 | ママだーいすき | 望月智充 三浦辰夫 |
芳川弥生 | 2月15日 | ||
4 | きょうふのやかた | 久保田雅史 | 藤森雅也 | 松園公 | 木村文代 | 2月22日 |
5☆ | せいなる本 | 関島眞頼 | 三浦辰夫 | 伊藤秀樹 | 2月29日 | |
6 | まほうつかいのでし | 桶谷顕 | 岩崎知子 | 市来剛 | 3月7日 | |
7 | 大かいぞく | 関島眞頼 | 奥脇雅晴 | 岩崎知子 | 芳川弥生 | 3月14日 |
8 | ゆうれいせん | 中弘子 | 木村哲 | 白石道太 | 山崎猛 | 3月21日 |
9 | チョコレートじょう | 吉田玲子 | 荒川眞嗣 | 佐々木皓一 | 樋口嘉法 | 3月28日 |
10 | 大きょうりゅう | 関島眞頼 | 片渕須直 | 秦義人 | 古沢英明 | 4月4日 |
11 | きょうふのカーレース | 桶谷顕 | 木村哲 | 矢野篤 | 芳川弥生 糸島雅彦 |
4月11日 |
12 | きょうふのゆうえんち | 吉田玲子 | 岩崎知子 | 市来剛 | 4月18日 | |
13☆ | おいしいがっこう | 桶谷顕 | 大宅光子 | 鈴木欽一郎 | 4月25日 | |
14 | なぞのひこうき | 関島眞頼 | 三浦辰夫 | 柳田義明 関根昌之 |
5月2日 | |
15 | 大かいじゅう | 吉田玲子 | 佐々木皓一 | 矢田七郎 | 5月9日 | |
16☆ | けっせん! カードたいクレヨン | 関島眞頼 | 吉沢俊一 錦織博 |
矢野篤 | 芳川弥生 | 5月16日 |
17 | おばけの花子さん | 桶谷顕 | 秦義人 | 古沢英明 | 5月23日 | |
18 | きょうふのサッカー | 岩崎知子 | 市来剛 | 5月30日 | ||
19 | つかまる!! | 関島眞頼 | 佐藤卓哉 | 大宅光子 | 鈴木欽一郎 | 6月6日 |
20 | 大だっそう | 佐々木皓一 | 廣川集一 | 柳瀬譲二 | 6月13日 | |
21☆ | イシシノシシのはじめてのおつかい | 吉田玲子 | 福富博 | 川崎逸朗 | 鍋田香代子 石井百合子 |
6月27日 |
22 | ロケット大さくせん | 桶谷顕 | 秦義人 | 古沢英明 | 7月4日 | |
23 | なぞのうちゅうじん | 坂田純一 | 矢野篤 | 木村文代 | 7月11日 | |
24☆ | ゆめのゾロリじょう | 岩崎知子 | 市来剛 | 7月18日 | ||
25 | フィアンセあらわる!? | 中弘子 | 大宅光子 | 堀剛史 木場田実 鈴木欽一郎 |
7月25日 | |
26 | なぞなぞ大さくせん | 片渕須直 | 滝沢潤 | 吉崎誠 | 8月1日 | |
27 | おばけ大さくせん | 関島眞頼 | 坂田純一 | 秦義人 | 古沢英明 | 8月8日 |
28 | 大にゅうどう大さくせん | 川崎逸朗 | 石井百合子 | 8月15日 | ||
29☆ | おやじギャグ大さくせん | 三浦辰夫 | 楠美直子 | 木村文代 | 8月22日 | |
30 | ようかい大リーグ | 桶谷顕 | 大宅光子 | 関根昌之 | 8月29日 | |
31 | きょうふのまきゅう | 岩崎知子 | 市来剛 | 9月5日 | ||
32 | ちかいのホームラン | 高橋亨 | 滝沢潤 | 吉崎誠 | 9月12日 | |
33☆ | かいていゾロリじょう | 坂田純一 | 秦義人 | 古沢英明 | 9月19日 | |
34 | おたからカード大さくせん | 池田眞美子 | 川崎逸朗 | 石井百合子 | 9月26日 | |
35 | にんじゃ大さくせん | 片渕須直 | 楠美直子 | 木村文代 | 10月3日 | |
36☆ | げきとつ! メカイシシノシシ大さくせん | 関島眞頼 | 岩崎知子 | 市来剛 | 10月10日 | |
37 | どっきりプロポーズ | 中弘子 | 佐藤卓哉 | 楠美直子 | 芳川弥生 | 10月17日 |
38 | けっこんする!? | 木村哲 | 滝沢潤 | 堀剛史 吉崎誠 |
10月24日 | |
39 | アルバイト大さくせん[36] | 吉田玲子 | 秦義人 | 古沢英明 | 10月31日 | |
40 | 大金もち | 三浦辰夫 | 木村文代 | 11月7日 | ||
41 | 王女さまききいっぱつ | 桶谷顕 | 川崎逸朗 | 石井百合子 | 11月14日 | |
42 | テレビゲームききいっぱつ | 坂田純一 | 楠美直子 | 芳川弥生 | 11月21日 | |
43☆ | おばけイカたいじ大さくせん | 関島眞頼 | 岩崎知子 | 市来剛 | 11月28日 | |
44 | きょうふの大ジャンプ | 中弘子 | 片渕須直 | 楠美直子 | 浦中利浩 | 12月5日 |
45 | 金メダル大さくせん | 秦義人 | 古沢英明 | 12月12日 | ||
46 | きょうふのプレゼント | 吉田玲子 | 木村哲 | 滝沢潤 | 木村文代 | 12月19日 |
47☆ | けっせん! ゆめの王子さま | 川崎逸朗 佐藤雅弘 |
川崎逸朗 | 岡辰也 石井百合子 |
12月26日 | |
48 | きょうふのあくま | 桶谷顕 | 岩崎知子 | 市来剛 | 2005年 1月9日 | |
49 | てんごくとじごく | 坂田純一 | 楠美直子 | 芳川弥生 | 1月16日 | |
50 | じごくりょこう | 関島眞頼 | 片渕須直 | 秦義人 | 古沢英明 | 1月23日 |
51 | ゾロリさいごの日!? | 三浦辰夫 | をがわいちろを | 1月30日 | ||
52☆ | そらとぶゾロリじょう | 桶谷顕 | 木村哲 | 滝沢潤 | 吉崎誠 浦中利浩 |
2月6日 |
DVD
- 本篇のDVDが2004年7月16日から2005年3月15日にかけて発売された。
- 全話収録のDVD-BOXが2006年11月23日発売。
まじめにふまじめ かいけつゾロリ
本作をベースに作られた長編劇場アニメ映画『だ・だ・だ・だいぼうけん!』、『まもるぜ!きょうりゅうのたまご』についても、上記リンク先を参照。
OVA かいけつゾロリ
- 発売日:1989年11月28日
- 各巻リスト
- かいけつゾロリのドラゴンたいじ
- かいけつゾロリのきょうふのやかた
- かいけつゾロリのまほうつかいのでし
- これら以外にも「だいかいぞく」から「チョコレートじょう」までの製作が発表されたが、発売中止。なおゾロリ役の二又は4年後に公開された劇場版において、コーモリガサの声を担当しており、ゾロリ同士の会話が見られる。
- 声の出演
- 主題歌
- 「その名もかいけつゾロリ」:作曲・作詞:原ゆたか、歌:二又一成、稲垣悟、木津修
- CD化はされていない。原作初期ではゾロリが歌う描写があった。
劇場版 かいけつゾロリ
『かいけつゾロリ』は、1993年7月17日に公開された短編アニメーション映画。『それいけ!アンパンマン 恐竜ノッシーの大冒険』と同時上映。映画化されたエピソードは『まほう使いのでし』、『大かいぞくの宝さがし』。ビデオは発売されたが、DVDは現在未発売。
- 公開 - 1993年7月17日
- 製作年 - 1993年
- 製作国 - 日本
- 配給 - 松竹富士
- キャスト
- スタッフ
- 製作総指揮 - 加藤俊三
- 企画 - 武井英彦
- 原作 - 原ゆたか
- 脚本 - 中村修、日吉恵
- 音楽 - 辻陽
- アニメキャラクターデザイン・作画監督 - 前田実
- 美術監督 - 大野広司
- 撮影監督 - 野村隆
- 録音監督 - 山田悦司
- 選曲 - 合田豊
- 編集 - 鶴渕和子
- プロデューサー - 伊藤響、尾崎穏通
- 監督 - 竹内啓雄
- 原画 - 平山智、桜井美知代、兵頭敬、木下勇喜、阿部純子
- 動画チェック - 江野沢柚美
- 動画 - スタジオブーメラン、アニメワールド大阪、スタジオジャム
- 色指定 - 伊藤純子
- 特殊効果 - 林好美
- 仕上 - アニメワールド大阪、スズキ動画企画、ティ・ニシムラ
- 背景 - スタジオ風雅
- 撮影 - 東現アニメルーム
- 効果 - 横山正和
- 録音スタジオ - APUスタジオ
- 整音 - 内山敬章、山本寿
- 音響制作 - オーディオ・プランニング・ユー
- 音響制作デスク - 樋口百合
- 音楽制作 - 日本テレビ音楽
- 編集 - 鶴渕編集室
- タイトル - マキ・プロ
- 文芸 - 小野田博之
- アシスタントプロデューサー - 吉岡昌仁
- 制作デスク - 佐藤由紀
- 製作 - 日本テレビ、東京ムービー
- 主題歌
- 「かいけつゾロリ!」
- 作詞:朝倉京子
- 作曲:山本梓
- 編曲:藤原いくろう
- 歌:神谷明
- 「かいけつゾロリ!」
ゲームソフト
PlayStation 2
PlayStation 2ソフト『かいけつゾロリ めざせ!いたずらキング』2004年4月28日発売。開発・発売はバンダイ。EyeToy専用ソフト。
- 声の出演
- ゾロリ(山寺宏一)
- イシシ(愛河里花子)
- ノシシ(くまいもとこ)
- ようかい先生(滝口順平)
- アーサー(保志総一朗)
- エルゼ(折笠富美子)
- ゾロリママ(玉川紗己子)
- ブルル(郷里大輔)
- 看守(高橋裕吾)
ゲームボーイアドバンス
ゲームボーイアドバンスソフト『かいけつゾロリとまほうのゆうえんち お姫さまをすくえ!』2004年7月15日発売。開発・発売はバンダイ。
その他特筆事項
- 2004年11月20日の朝日新聞のwebサイト『asahi.com』において、この作品がきっかけで、小学生の間でおやじギャグが流行していることが報道された。TV版で駄洒落を全面に出したことがきっかけと考察されている。
- テレビアニメの製作には特別目的会社(SPC)が用いられ、ジャパン・デジタル・コンテンツ、ポプラ社、バンダイなどの出資により「株式会社ゾロリエンターテイメント」が設立された(直接の制作はアンバーフィルムワークス→サンライズ)。
脚注
関連項目
- テレビ朝日系アニメ
- 月刊コミックブンブン
- まじめにふまじめ かいけつゾロリ
- 怪傑ゾロ - 直接的関係は無いが、本作の名称の元になった。
- 原ゆたか