特捜戦隊デカレンジャー
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スーパー戦隊シリーズ | ||
第27作 | 爆竜戦隊 アバレンジャー |
2003年2月 - 2004年2月 |
第28作 | 特捜戦隊 デカレンジャー |
2004年2月 - 2005年2月 |
第29作 | 魔法戦隊 マジレンジャー |
2005年2月 - 2006年2月 |
テンプレート:基礎情報 テレビ番組 『特捜戦隊デカレンジャー』(とくそうせんたいデカレンジャー)は、2004年(平成16年)2月15日から2005年(平成17年)2月6日までテレビ朝日系列で毎週日曜7:30 - 8:00 (JST) に全50話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。「スーパー戦隊シリーズ」第28作目に当たる。
目次
概要
警察をモチーフにして制作された本作品では[1]、時代設定を現代(2004年度)としながらも、人類が既に宇宙に進出し、宇宙人と日常的に交流を持っている“近未来的”社会な架空の世界観を舞台にストーリーが構築されている。またシリーズ構成面では敵組織を設定せず、毎回宇宙警察地球署の刑事たちが異なる事件を捜査していく、「一話完結」の刑事ドラマ的な展開を採用している[2]。前述の通り特定の敵組織が設定されていない代わりとして、本作品では全編を通して、毎回登場する宇宙犯罪者に武器商人であるエージェント・アブレラが犯罪の斡旋や各種兵器のレンタルを行うなど、従来のシリーズ作品とは一線を画した設定がなされている。その関係から、本作品に登場した敵怪人や巨大兵器の総数は優に100を超え、シリーズ中でも最大の規模となった[3]。
スーパー戦隊シリーズとして初めてビデオによる編集システムが導入された『百獣戦隊ガオレンジャー』以降[4]、同シリーズにおける巨大ロボットの戦闘シーンはCGにかける比重が増していたが、本作品では「CGに頼り過ぎない」のと「質感重視」の方針から、昔ながらのミニチュアを用いた手法にも力が入れられた[5][1]。
玩具売り上げは前作『アバレンジャー』のキャラクター収入・130億円から116億円と低下した一方、主題歌シングルは番組の人気に乗り10万枚を突破するセールスを記録するなど、玩具以外の商品面は成功を収めた。また放送終了後の2006年には第45回日本SF大会において、スーパー戦隊シリーズとしては初めて第37回星雲賞(メディア部門)を受賞している。
あらすじ
恒星間飛行が現実のものとなり、地球人類と異星人の交流が日常となっている時代。犯罪もその態様を変えていた。地球人が持たない身体能力や地球文明が及ばない科学技術を用いた犯罪は、もはや地球の警察の処理能力の限界を超えてしまっていた。このような犯罪を取り締まる惑星間組織が、宇宙警察スペシャル・ポリス・デカレンジャー(略称「SPD」)である。
ある日、巨人種異星人によるバスジャックが発生した。犯人はまとめ役でもある「ホージー」こと戸増宝児率いる宇宙警察地球署の刑事たちによって素早く逮捕されたが、処理を終えて戻ってきた刑事たちを地球署署長ドギー・クルーガーが待っていた。彼は先に護送されてきた犯人に対する取り調べで謎の金属を犯人が所持していたことと、鑑定の結果その金属は明白に地球外物質であると分かった旨を伝える。署長はこの犯人が何者かによって運び屋に使われたと推測していた。
早速聞き込みに出たホージーたちは金属の秘密を知る人物を突き止めるが、目の前で何者かに射殺されてしまう。暗殺犯は大量のメカ人間を放って刑事たちの足止めを図るが、突如割り込んだ6輪パトカーのマニピュレーターに捕まってしまう。パトカーから降りた、警察官にあるまじき派手な髪型の男の名は「バン」こと赤座伴番。ドギーの要請で地球署に配属されたばかりの新米刑事だった。
物語・諸設定
詳細については、各リンク先を参照。
アリエナイザーの装備
ここで紹介するものは全てエージェント・アブレラが開発・販売する商品である。
ドロイド
等身大のロボット。デカレンジャーからは「メカ人間」と呼称される。掌サイズの球体になる事ができ、携帯も容易である。 それぞれ顔に名前に由来するものがついている。
- アーナロイド
- 数の多い安価型下級ドロイド。一度に百体近く出現したこともある。武器はアーナナイフとSPシューターと同程度の威力を持つテンプレート:Sfn専用の銃・アーナガン。「ウィーン」としか喋れないが言葉は理解できる模様。人間に変身することが可能。
- デザインモチーフは惑星。
- バーツロイド
- アーナロイドよりも性能が高く、怪重機の操縦までこなす中級ドロイド。武器はX型の剣・バーツブレードと、デカレンジャーのディーショットとほぼ互角の威力を持つテンプレート:Sfn専用銃・バーツショット。2 - 3体程でデカレンジャーのメンバーと互角の戦闘力となるテンプレート:Sfn。また、理解不能ではあるものの言葉を話すことができる[注 1]。アーナロイド同様、人間に変身することが可能。
- デザインモチーフは衛星。
- イーガロイド
- 身長:222cm / 体重:213kg
- ゲド星人ウニーガをモデルに製作された、高い知能と言語能力を備える最高級ドロイド。量産型ドロイドとしては戦闘力が高く、デカレンジャーのメンバーを個々に相手にする場合は互角以上に戦える。武器は細身のイーガソードと2本の大型のイーガブレードという2種類の剣と専用の銃・イーガマグナム。また、ウニーガの剣技を元にした必殺技クロスバーストを持つ。デカレンジャーの面々(特にジャスミン)からは、栗のイガの形に似ていることから「イガイガ君」と呼ばれる。
- デザインモチーフは恒星。
マッスルギア
中盤より登場する戦闘強化服。マッスルブレスのボタンを押すことで装着する。脅威的なパワーと装甲を誇り、さらに光学迷彩で姿を消す機能も備えている。初登場時はデカレンジャー5人が全く歯が立たないほどの性能を発揮した。その後も度々改良を加えられつつ登場。最終決戦では、パワー、スピード、防御、剣術と、特定の分野に特化したハイパーマッスルギアが登場した。
怪重機
有人操縦型巨大マシーン。商品というだけあって同型機が複数出てくることも多く、本作品の巨大ロボット戦を特徴的なものにしている一因ともなっている。パイロットはアリエナイザーであるケースと(この場合、搭乗した相手にそのままジャッジメントが下される)、アブレラの命によるバーツロイド、イーガロイドなどのドロイドの場合とがある。一部の機体にはジャスミンが命名したアダ名が付いている。
他媒体映像作品
キャスト
地球署の刑事たち以外のレギュラー陣で唯一顔出し(俳優自身が出演すること)の地球署エンジニアの白鳥スワン役には、元アイドル歌手であり、女優としても活躍する石野真子が起用された。スワンは、企画段階で設定されていた「小料理屋のママ」と、菅原文太をイメージしたというエンジニアを統合したキャラクターであった[6]。また、デカピンク役の菊地美香は本作品以降、声優としても活動するようになり、デカイエロー役の木下あゆ美も声優として活動している。
毎回のゲスト俳優には、『仮面ライダークウガ』でバラのタトゥの女を演じた七森美江、『仮面ライダーアギト』で木野薫=アナザーアギトを演じた菊池隆則と、過去の特撮からのゲスト出演が多い。また、毎回のゲスト声優も、主力級からバイプレーヤー、ベテラン、ダンディ坂野のようなお笑い芸人(彼は人間態も演じた)など幅広く動員された。さらには『忍者戦隊カクレンジャー』の土田大と『カーレンジャー』の岸祐二ら戦隊ヒーローOBらが出演し、個性豊かな異星人を演じている。怪人役の声優に注目したスーパー戦隊画報第1巻の「怪人達は“声”が命」では、第41話で『名探偵コナン』でもお馴染みの高山みなみがアサシン星人ジンギ役を演じたことが取り上げられている。
地球署々長ドギー・クルーガー役の稲田徹は声を役のイメージに合わせるため、録音前に車中で大声で歌いまくり、わざとかすれた感じの声を作ったともコメントしている。「地獄の番犬」などのロゴが入った帽子を特注で作ったほどドギー役にのめりこんでいた稲田は、初メイン回のアフレコの前の日は興奮のあまり眠れず、最終回のアフレコでは号泣してしまったという。
前作では専属のナレーションが存在しなかったが、本作品ではナレーションが復活。ナレーションには古川登志夫を起用。『タイムレンジャー』以来となるオープニング冒頭のナレーションも古川によるものであり、劇中の要所にも挿入されている[注 2]。
レギュラー・準レギュラー
- 赤座伴番(バン) / デカレッド(声):載寧龍二
- 戸増宝児(ホージー) / デカブルー(声):林剛史
- 江成仙一(セン) / デカグリーン(声):伊藤陽佑
- 礼紋茉莉花(ジャスミン) / デカイエロー(声):木下あゆ美
- 胡堂小梅(ウメコ) / デカピンク(声):菊地美香
- 姶良鉄幹(テツ) / デカブレイク(声):吉田友一
- 白鳥スワン / デカスワン(声):石野真子
声の出演
- アヌビス星人ドギー・クルーガー / デカマスター:稲田徹
- ポルポ教官:二又一成
- ホルス星人ヌマ・O長官:岸野一彦
- トート星人ブンター:楠見尚己
- レオン星人ギョク・ロウ:浪川大輔
- デカベース内アナウンス:落合隼亮
- レイン星人エージェント・アブレラ:中尾隆聖
- アーナロイド、バーツロイド:塩野勝美、穴井勇輝
- イーガロイド:中井和哉
- ナレーション:古川登志夫
主なゲスト
- 主婦:関根秀子(第1・7話)※カメオ出演
- OL:宮岡弥生(第2話)
- 日渡氷狩:上村祐翔(第7・8話)
- 幼い茉莉花:浅黄理紗(第7・8話)
- 会社員:水口真吾、長谷川香織(第7・8話)
- アリエナイザー:岡元次郎(第8話)
- ティアラ:柏幸奈(第9・10話)
- 教授:小寺大介(第14話)
- 隊員:辺見務(第16話)
- ハクタク(人間体):近野成美(第25話)
- ボディガード:横山一敏(第26話)
- リングアナ:吉水孝宏(第26話)
- 少年時代の鉄幹:小室優太(第28話)
- 鉄幹の母:松永香織(第28話)
- 鉄幹の父:吉田勢生(第28話)
- ケンタ:牧野晴(第28話)
- ケンタの母:辻しのぶ(第28話)
- 看守:清家利一(第28話)
- 警官:田村義晃、岩田純(第35話)
- 少女:藤津摩衣(第40話)
- 少年時代の仙一:田島健吾(第41話)
- 警官:三村幸司(第41話)
- 戸増美和:池田香織(第42・43話)
- 天文台の研究員:村松保利(第42話)
- 医師:伊藤利昭(第44話)
- 撮影スタッフ:増尾遵(第45話)
- ヒロノブ(マシュー人間体):松本博之(第46話)
- 安田美穂(エスパーのOL):小島美穂(第47話)
スーツアクター
- デカレッド[7][8][9]、デカベースロボ[8]:福沢博文
- デカブルー[7]:今井靖彦
- デカグリーン[7][10]:三村幸司
- デカイエロー[7][11]:橋本恵子
- デカイエロー(代役)[12]:中川素州
- デカピンク[7][11]:小島美穂
- ドギー・クルーガー[7][9] / デカマスター[7][13]、ザムザ星人シェイク[14]:日下秀昭
- デカブレイクテンプレート:Sfn[15]:大岩永徳
- イーガロイドテンプレート:Sfn:岡元次郎
- エージェント・アブレラ [7][14]:岡本美登
- オカーナ星人エイミー[16]、チャンベーナ星人ギン[17]:神尾直子テンプレート:Refnest
- リバーシア星人ブリッツ・ヘルズ[18]、デカレッド(代役)[18]:大藤直樹
- アリエナイザー、ドロイド:大林勝[19]
- その他:竹内康博、蜂須賀祐一、小野友紀、村岡弘之
スタッフ
前作まで5年連続でチーフを務めた日笠淳が『仮面ライダー剣』のプロデューサーに転じたため、前2作でサブを務めていた塚田英明が東映側チーフプロデューサーに新たに就任。また、テレビ朝日側プロデューサーにはそれまで長らくドキュメンタリー畑を歩んできたシュレック・ヘドウィックを起用。ヘドウィックは『太陽戦隊サンバルカン』の大ファンでもある日本育ちのオーストラリア人で、スーパー戦隊シリーズにおいて外国人プロデューサーの起用は初の試みでもあった。またデカレンジャーのメンバーが任務了解時に発する「ロジャー」の発音[20]や、後述の通り全篇通して英単語を重ねたフォーマットであったサブタイトルの最終決定など[21]、本作品では作中で使用される用語を決める際にヘドウィックのアドバイスが入るケースも多々見られた。
メインライターは前作『爆竜戦隊アバレンジャー』に引き続き荒川稔久が担当、サブライターでは戦隊メインライター経験者の武上純希、戦隊は初となる横手美智子が脇を固めている。演出陣ではパイロット監督を渡辺勝也が務めた他、ベテランの辻野正人、坂本太郎に加えこれまでなかなかシリーズで監督専任になれなかった竹本昇、中澤祥次郎が本作品にて数々のエピソードを多数演出し、本作品以降は名実ともに戦隊シリーズ演出陣の中枢に食い込むことになった。そしてアクション監督にはこれまでメインの竹田道弘に代わり石垣広文が新たに就任。キャラクターデザインには過去にもスーパー戦隊シリーズやメタルヒーローシリーズに多数携わった経験を持つ森木靖泰が初めてメインで参加、またそれをサポートする形で企画者104所属の松井大も名を連ねている。
チーフ撮影監督には久々に松村文雄が復帰、大沢信吾とともにシリーズの映像面を支えることになった。また『超力戦隊オーレンジャー』終了後は営業に専念していた鈴木武幸が制作統括として復帰している。
- 制作統括:鈴木武幸(東映)
- プロデュース:シュレック・ヘドウィック(テレビ朝日)、塚田英明・土田真通(東映)、矢田晃一(東映エージエンシー)
- 原作:八手三郎
- 連載:テレビマガジン、てれびくん
- 脚本:荒川稔久、武上純希、横手美智子
- 監督:渡辺勝也、辻野正人、竹本昇、坂本太郎、中澤祥次郎、鈴村展弘
- 撮影:松村文雄、大沢信吾
- 助監督:竹本昇、中沢祥次郎、富田卓、井澤辰幸、息邦夫、安養寺工、荒川史絵、福島宏介、大峯靖弘、田村孝蔵
- プロデューサー補:泉谷裕
- アクション監督:石垣広文・竹田道弘(ジャパンアクションエンタープライズ)、新堀和男(レッドアクションクラブ)
- 装飾協力:アキレス、ZETT
- オートバイ協力:カワサキモータースジャパン
- 撮影協力:東京都庁、さいたまスーパーアリーナ
- 音楽:亀山耕一郎
- ヒーロー & メカニックアイテムデザイン:プレックス
- キャラクターデザイン:森木靖泰、松井大、原田吉郎[注 3]
- 特撮研究所
- 特撮スーパーバイザー:高橋政千
- 撮影:中根伸治、鈴木啓造
- 照明:安藤和也、池尾利夫
- 美術:松浦芳、梶政幸
- 操演:鈴木昶、中山亨
- デジタルエフェクト:足立亨、岩元浩志、瀬川信康
- 特撮監督:佛田洋
- 制作:テレビ朝日、東映、東映エージエンシー
音楽
- 主題歌
- オープニングテーマはアニメ作品を中心に活躍するロックデュオ・サイキックラバー、エンディングテーマは『ジャッカー電撃隊』以来の登場となるベテラン・ささきいさおが担当したが、新しい試みとして、第17話以降ヒロインがメインの回では通常とは別のエンディングテーマ(ヒロインの2人を演じる木下と菊地が、男性陣の載寧・林・伊藤をコーラスに従えて歌う)が使用されている。
- オープニングテーマ「特捜戦隊デカレンジャー」
- 作詞:吉元由美 / 作曲:宮崎歩 / 編曲:京田誠一 / 歌:サイキックラバー
- オープニング映像では、歌のサビの部分で毎回その回のアリエナイザーまたは怪重機が一瞬映るのが特徴的である。
- エンディングテーマ
- 「ミッドナイト デカレンジャー」
- 作詞:藤林聖子 / 作曲:高取ヒデアキ / 編曲:亀山耕一郎 / 歌:ささきいさお、森の木児童合唱団
- 劇中では、エンディング映像に登場するエイリアンのバンド「ロケットシップ・ベイビーズ」が演奏しているという設定。
- 「girls in trouble! DEKARANGER」
- 作詞:藤林聖子 / 作曲:ゆうまお / 編曲:西端幸彦 / 歌:ジャスミン&ウメコ with デカレンボーイズ(バン・ホージー・センちゃん)
- 第17話から第39話まで、ジャスミン、ウメコがメインのエピソード時に使われるエンディング(第21話は除く)。また、劇場版『特捜戦隊デカレンジャー THE MOVIE フルブラスト・アクション』ではデカレンボーイズとテツも一緒に歌った「THE MOVIE VERSION DEKARANGER」を使用。主題歌として使用される前より亀山耕一郎の編曲によるインストゥルメンタル版が本編にて使用されている。
- テレビサイズはミニコーナーを挟む関係で、フルサイズにはないギターソロがイントロに追加されている。
- 『非公認戦隊アキバレンジャーシーズン痛』において第5話のEDとして赤木信夫(和田正人)とツー将軍(堀川りょう)が本曲をカバーしている。
- 「ビルドアップ! デカレンジャーロボ」(第2・4・8・15・20・24・28話)
- 作詞:八手三郎 / 作曲・編曲:亀山耕一郎 / 歌:高取ヒデアキ
- 「デカレンジャーアクション」(第10・14・15話)
- 作詞・作曲:YOFFY / 編曲:サイキックラバー、大石憲一郎 / 歌:サイキックラバー
- 第24話ではインストゥルメンタル版が使用された。
- 「レスリーの青い月」(劇場版)
- 作詞:藤林聖子 / 作曲・編曲:亀山耕一郎 / 歌:小枝
- 「SWAT ON デカレンジャー」(第33・42話)
- 作詞:桑原永江 / 作曲:YOFFY / 編曲:サイキックラバー、大石憲一郎 / 歌:サイキックラバー
- 第33話ではインストゥルメンタル版と併用して、第47話ではインストゥルメンタル版のみ使用された。
- 「飛べよデカウイングロボ!」(第34・35話)
- 作詞:桑原永江 / 作曲・編曲:亀山耕一郎 / 歌:高取ヒデアキ
- 「私だけのぬくもり」(第37話)
- 作詞:荒川稔久 / 作曲:亀山耕一郎 / 編曲:高木洋 / 歌:朝川ひろこ
- マイク星人テレサが経営しているバーで、彼女が歌っていた。
- 「デカマスターNEVER STOP」(第13話)
- 作詞:桑原永江 / 作曲・編曲:亀山耕一郎 / 歌:ささきいさお
- 第16話ではインストゥルメンタル版が使用された。
- 「Buddy Murphy〜マーフィーはともだち」
- 作詞:藤林聖子 / 作曲・編曲:亀山耕一郎 / 歌:堀江美都子
- 「デカブレイク全開!!」(第22・23・29話)
- 作詞:桑原永江 / 作曲・編曲:亀山耕一郎 / 歌:遠藤正明
- 第29話ではインストゥルメンタル版と併用された。
- 「手のひらを太陽に」
- 作詞:やなせたかし / 作曲:いずみたく / 歌:胡堂小梅(菊地美香)
- 「BANG! BANG!」
- 作詞:桑原永江 / 作曲:吉川慶 / 編曲:岩崎元是 / 歌:赤座伴番(載寧龍二)
- Episode.38 サイクリング・ボムにて、バンが自転車をこいでいる際に鼻歌で歌っていた。
- Episode.43 メテオ・カタストロフにて、隕石破壊に向かうデカウイングロボ内でバンがアカペラで歌っているが、音程が違うため気付き辛い。
- 「BLUE is the SKY」
- 作詞:呉龍彦 / 作曲:SOTARO@ZZ&Aphie / 編曲:Principia Music feat.平川達也 / 歌:戸増宝児(林剛史)
- Episode.37 ハードボイルド・ライセンスにて、ネクタイを整えるホージーが口ずさんでいた。
- 「railway to happiness 〜いつも笑っていられるように」
- 作詞:伊藤陽佑 / 作曲・編曲:渡部チェル / 歌:江成仙一(伊藤陽佑)
- 「hard rain〜止まない雨はない」
- 作詞:木下あゆ美 / 作曲・編曲:渡部チェル / 歌:礼紋茉莉花(木下あゆ美)
- 「すなお 〜今を信じて」
- 作詞:菊地美香 / 作曲:杉浦篤 / 編曲:岩崎元是 / 歌:胡堂小梅(菊地美香)
- Episode.46 プロポーズ・パニックにて、ウメコとスケコ星人マシューとのデートシーンの際、挿入歌として使われた。
- 「"TETSU"の意志で!」
- 作詞・作曲:高取ヒデアキ / 編曲:籠島裕昌 / 歌:姶良鉄幹(吉田友一)
- Episode.36 マザー・ユニバースにて、テツが鉄工所を掃除しているシーンで鼻歌で歌っている。
- 「MOTHER UNIVERSE」
- 作詞:吉元由美 / 作曲・編曲:亀山耕一郎 / 歌:白鳥スワン(石野真子)
- Episode.36 マザー・ユニバースのラストシーンにて、挿入歌として使われた。
- 「デカレンジャーたいそう」
- 作詞:桑原永江 / 作曲・編曲:亀山耕一郎 / 歌:載寧龍二とジュニアSP合唱団
- 「デカレンジャーアクション(アコースティックバージョン)」
- 作詞・作曲:YOFFY / 編曲:サイキックラバー / 歌:サイキックラバー
- 「私だけのぬくもり(スキャットバージョン)」
- 作詞:荒川稔久 / 作曲:亀山耕一郎 / 編曲:高木洋 / スキャット:朝川ひろこ
- 「私だけのぬくもり(farewell song version)」
- 作詞:荒川稔久 / 作曲:亀山耕一郎 / 編曲:高木洋 / 歌:朝川ひろこ
- 「プリマハム デカレンジャー」
- 作詞:奥田明好 / 作曲:島崎早月 / 歌:大門一也
- プリマハム「デカレンジャーソーセージ」CMソング。2004年11月にリリースされた「特捜戦隊デカレンジャー・オリジナルアルバム ファイナル・レポート 特捜サウンドファイル4&5」に収録。
- 「一月一日」
- 歌:サイキックラバー、五條真由美
- 「デカ・プリのクリスマス」
- 歌:サイキックラバー、五條真由美
- 「デカレンジャーおうえん歌」
- 歌:サイキックラバー
- 以上の3曲は『特捜戦隊デカレンジャー&ふたりはプリキュア 冬休みおたのしみスペシャルCD』に収録。また同CDのドラマパートではバンとホージーがプリキュアの二人と共演している。
放映リスト
サブタイトルの頭には必ず「Episode(話数)」が付けられるほか、フォーマットはいずれも「英単語を二つ重ねて造語にする」という法則の元[21]、「○○・××」というカタカナの表記に統一されている。このフォーマットについて塚田プロデューサーは、単語自体は出来る限り分かりやすいものを選びつつ、一方で組み合わせた際の印象としては雰囲気で意味を掴めるくらいの、ちょっと聞きなれないワードになるよう意識していることを明らかにしている[21]。
放送日 | サブタイトル | 登場アリエナイザー、宇宙の住人 | 登場怪重機、メカ | 脚本 | 監督 |
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2004年 2月15日 |
Episode.01 ファイヤーボール・ニューカマー |
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荒川稔久 | 渡辺勝也 |
2月22日 | Episode.02 ロボ・インパクト Robo Impact |
|
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2月29日 | Episode.03 パーフェクト・ブルー |
|
辻野正人 | ||
3月7日 | Episode.04 サイバー・ダイブ |
| |||
3月14日 | Episode. 05 バディ・マーフィー |
- | 竹本昇 | ||
3月21日 | Episode.06 グリーン・ミステリー |
- | |||
3月28日 | Episode.07 サイレント・テレパシー |
|
|
渡辺勝也 | |
4月4日 | Episode.08 レインボー・ビジョン | ||||
4月11日 | Episode.09 ステイクアウト・トラブル |
|
武上純希 | 坂本太郎 | |
4月18日 | Episode.10 トラスト・ミー | ||||
4月25日 | Episode.11 プライド・スナイパー |
|
- | 荒川稔久 | 中澤祥次郎 |
5月2日 | Episode.12 ベビーシッター・シンドローム |
|
| ||
5月9日 | Episode.13 ハイヌーン・ドッグファイト |
|
|
竹本昇 | |
5月16日 | Episode.14 プリーズ・ボス |
|
| ||
5月23日 | Episode.15 アンドロイド・ガール |
|
武上純希 | 渡辺勝也 | |
5月30日 | Episode.16 ジャイアント・デストロイヤー |
| |||
6月6日 | Episode.17 ツインカム・エンジェル |
|
- | 荒川稔久 | |
6月13日 | Episode.18 サムライ・ゴーウエスト |
|
|
坂本太郎 | |
6月27日 | Episode.19 フェイク・ブルー |
|
| ||
7月4日 | Episode.20 ランニング・ヒーロー |
|
|
横手美智子 | 竹本昇 |
7月11日 | Episode.21 マッド・ブラザーズ |
|
武上純希 | ||
7月18日 | Episode.22 フルスロットル・エリート |
荒川稔久 | 中澤祥次郎 | ||
7月25日 | Episode.23 ブレイブ・エモーション | ||||
8月1日 | Episode.24 キューティー・ネゴシエイター |
|
武上純希 | 辻野正人 | |
8月8日 | Episode.25 ウィットネス・グランマ |
| |||
8月15日 | Episode.26 クール・パッション |
|
横手美智子 | 坂本太郎 | |
8月22日 | Episode.27 ファンキー・プリズナー |
- | 荒川稔久 | ||
8月29日 | Episode.28 アリエナイザー・リターンズ |
|
武上純希 | 竹本昇 | |
9月5日 | Episode.29 ミラー・リベンジャー |
|
| ||
9月12日 | Episode.30 ギャル・ハザード |
|
荒川稔久 | 中澤祥次郎 | |
9月19日 | Episode.31 プリンセス・トレーニング |
| |||
9月26日 | Episode.32 ディシプリン・マーチ |
|
横手美智子 | 辻野正人 | |
10月3日 | Episode.33 スワットモード・オン |
- | |||
10月10日 | Episode.34 セレブ・ゲーム |
|
武上純希 | 鈴村展弘 | |
10月17日 | Episode.35 アンソルブド・ケース |
| |||
10月24日 | Episode.36 マザー・ユニバース |
|
|
横手美智子 | 渡辺勝也 |
10月31日 | Episode.37 ハードボイルド・ライセンス |
- | 荒川稔久 | ||
11月7日 | Episode.38 サイクリング・ボム |
|
武上純希 | 竹本昇 | |
11月14日 | Episode.39 レクイエム・ワールド |
|
|
荒川稔久 | |
11月21日 | Episode.40 ゴールドバッヂ・エデュケーション |
|
|
横手美智子 | 中澤祥次郎 |
11月28日 | Episode.41 トリック・ルーム |
|
武上純希 | ||
12月5日 | Episode.42 スカル・トーキング |
|
- | 荒川稔久 | 坂本太郎 |
12月12日 | Episode.43 メテオ・カタストロフ |
|
- | ||
12月19日 | Episode.44 モータル・キャンペーン |
|
武上純希 | 鈴村展弘 | |
12月26日 | Episode.45 アクシデンタル・プレゼント |
|
- | 横手美智子 | |
2005年 1月9日 |
Episode.46 プロポーズ・パニック |
|
荒川稔久 | 中澤祥次郎 | |
1月16日 | Episode.47 ワイルドハート・クールブレイン |
- | 武上純希 | ||
1月23日 | Episode.48 ファイヤーボール・サクセション |
|
|
横手美智子 | 竹本昇 |
1月30日 | Episode.49 デビルズ・デカベース |
|
荒川稔久 | ||
2月6日 | Episode Final フォーエバー・デカレンジャー |
- |
放映ネット局
対象地域 | 放送局 | 備考 |
---|---|---|
関東広域圏 | テレビ朝日 | キーステーション |
北海道 | 北海道テレビ | |
青森県 | 青森朝日放送 | |
岩手県 | 岩手朝日テレビ | |
宮城県 | 東日本放送 | |
秋田県 | 秋田朝日放送 | |
山形県 | 山形テレビ | |
福島県 | 福島放送 | |
新潟県 | 新潟テレビ21 | |
富山県 | 北日本放送 | 日本テレビ系列局 |
石川県 | 北陸朝日放送 | |
福井県 | 福井テレビ | フジテレビ系列局 |
山梨県 | 山梨放送 | 日本テレビ系列局 |
長野県 | 長野朝日放送 | |
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トピックス
- 2004年10月24日放送分(第36話)はL字画面で、新潟県中越地震の最新情報を出しながら放送した。直前に放送されていた『かいけつゾロリ』は名古屋テレビが送出元のためテレビ朝日のみL字画面が付加されたが、本番組はテレビ朝日が送出元のため、L字画面を付加した状態で全国送出されている。
- 特撮ファンでもある劇作家・中島かずきは、自身が座付き作家として関わっていた劇団☆新感線の舞台公演のパンフレットでも本作品を面白いと評しており[22]、それがきっかけとなって2005年2月発売の雑誌『HERO VISION』Vol.17(朝日ソノラマ)にて塚田英明プロデューサーとの対談が実現した。対談の中で中島は諸々の事情から映像化には至らなかったものの、本作品のために「宇宙警察内の汚職を盛り込んだ法廷劇」「宇宙マフィアを絡めたエピソード」という2本のシナリオを構想していたことを明かしている。
- 東京ドームシティアトラクションズのデカレンジャーショーで変身前の役者が出演する回はこれまでにない人気となり、最終日となった2005年3月13日の公演では、通常でも最多で1日6回のところを7回にまで拡大するという異例の措置が取られた。
- 最終回の番組終了時の提供コールにおいて、デカレッドが次番組『魔法戦隊マジレンジャー』のマジレッドと握手を交わすという“引継ぎ”的なシーンが放送され、以降の作品でもこの”引き継ぎ”は踏襲されている。
- 2007年発売のムック本『てれびくんデラックス 愛蔵版 30大スーパー戦隊超全集』付録DVDでは、解説役としてドギー・クルーガーが登場。稲田徹の新録音ナレーションにより、歴代戦隊玩具のCMやパワーレンジャーシリーズの解説が行われた。
- 2013年11月から2014年4月まで、Youtubeの「東映特撮 YouTube Official」にて配信が行われた。
映像ソフト化
ビデオ(VHS、セル、レンタル共通)は全12巻が東映ビデオよりリリースされている。DVDは2004年8月6日から2005年7月21日にかけて全12巻が発売され、第10巻までが4話、第11 - 12巻が5話収録となっている。本作品からDVDのリリースは「ゴーオンジャー」まで8月リリース開始、翌年7月終了というスケジュールに移行し、その都合上前作『爆竜戦隊アバレンジャー』のDVDと並行してのリリースとなった。この他、テレビシリーズを再編集したHEROクラブのビデオ・DVD全2巻が2004年5月21日から7月21日に発売。
脚注
注釈
出典
関連項目
- パワーレンジャー・S.P.D.
- ミュージックステーション - 同番組の2004年10月8日・12月24日放送分にメンバーが登場。「恋愛戦隊シツレンジャー」を歌う後藤真希、松浦亜弥、安倍なつみの3人と共演した。
- 指名手配 - 同番組の2005年3月16日放送分に、本番組より木下と菊地がゲスト出演。
- 牛角 - 本番組のスポンサー企業のひとつで、放送当時にはTVCMへのメンバーの出演や劇中への登場などといったタイアップキャンペーンが行われた。
シリーズ内の他作品への登場
各作品における詳細はそれぞれの項目を参照。
- 轟轟戦隊ボウケンジャー
- 同作品の第31話にて、番組ラストに挿入されるミニコーナー「30th ANNIVERSARY」にマーフィーK9が登場。
- 轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊
- 『轟轟戦隊ボウケンジャー』のスーパー戦隊Vシネマ作品で、ゲストとしてテツ/デカブレイクが登場。ボウケンレッドがディーマグナムを使用。
- 海賊戦隊ゴーカイジャー
- 関連する映画も含め、複数のキャラクターが同作品にて登場。
- TVシリーズ本編:バン・ジャスミン(第5話)、ドギー(第5話および最終話)、パトストライカー(第5話以降)
- ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦:ウメコ、デカレンジャーロボ、マーフィーK9、ドギー / デカマスター
- 海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船:エージェント・アブレラ、ドロイド
- 仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z:エージェント・アブレラ
参考文献
外部リンク
テンプレート:星雲賞メディア部門- ↑ 1.0 1.1 テンプレート:Harvnb
- ↑ 『特撮ザテレビジョン「仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦」公式読本』59頁。
- ↑ テンプレート:Cite book
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- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 雑誌「東映ヒーローMAX」9号の荒川稔久インタビューより
- ↑ 7.0 7.1 7.2 7.3 7.4 7.5 7.6 7.7 テンプレート:Harvnb
- ↑ 8.0 8.1 テンプレート:Cite web
- ↑ 9.0 9.1 テンプレート:Cite web
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- ↑ 11.0 11.1 仮面ライダーカブト東映公式「Special Guests!」より。
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- ↑ 14.0 14.1 テンプレート:Cite web
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- ↑ 18.0 18.1 テンプレート:Cite book
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- ↑ 21.0 21.1 21.2 テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
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