さいたまスーパーアリーナ
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テンプレート:Pathnav テンプレート:体育館 さいたまスーパーアリーナ(テンプレート:Lang-en)は、埼玉県さいたま市中央区にある多目的ホール。施設は埼玉県が所有し、第三セクターの株式会社さいたまアリーナが指定管理者として管理・運営を行っている。タウン情報誌等で、「さいたまアリーナ」・「たまアリ」・「SSA」と略称される。
目次
概要
テンプレート:Infobox スポーツイベント、コンサート、テレビ番組の収録、講演会、見本市会場などさまざまな用途に対応しており、最大37,000席を使用できる国内最大級の多目的ホールとなっている。建設にあたって建築設計競技が行われ、日建設計の案が採用された。客席やステージ・床・天井などが可動する「ムービング・ブロックシステム」を採用したことで、アリーナ全体を利用する「スタジアムモード」や、「アリーナモード」によっていくつかのブロックに分かれて会場を利用することもできる。
スタジアムモード
- 大勢の観客が見込める格闘技やコンサート、アメリカンフットボール、サッカー(エキシビションイベントのみ)、見本市などが開かれる時に使われるもので、格闘技やコンサートの場合はそれらのイベントに応じてセンターステージ形式やエンドステージ等にセッティングすることができる。最大座席数は約27,000席(フィールドに座席を配置した場合は約36,500席)である[1]。
アリーナモード
- イベントの規模に応じてアリーナを複数に使い分けて、下記の2つのアリーナを有効に活用することができる。スポーツ大会の場合は北側が試合会場、南側が選手控え室として使用できるほか、イベント等では北側がステージイベントで南側がフリーマーケットや作品展示などといった複数活用が可能になっている。
- メインアリーナ(北側)
- バスケットボール、バレーボール、体操競技、格闘技といった各種スポーツイベントやコンサート、集会等に利用できる。最大座席数は約19,000席(フィールドに座席を配置した場合は約22,500席)である[1]。
- コミュニティアリーナ(南側)
- 南口付近の屋外スペース(けやきひろば)の前にあり、屋外の自然光を取り入れながら市民規模のスポーツ大会(運動会、フットサル大会等)や市民祭り、フリーマーケットなどに有効活用することができる。メインアリーナで開催している公演の物販会場となる場合もある。常設の客席はないものの仮設の客席を設置し格闘技イベントなどに利用される場合もあり、最大座席数は約3,300席(約4000席※)(フィールドに座席を配置した場合は約4,000席)である[1]。
来歴
開業前
- 1994年(平成6年)6月 - (仮称)さいたまアリーナ提案競技審査会設置。
- 1995年(平成7年)3月 - (仮称)さいたまアリーナ提案競技最優秀作品決定。
- 1995年(平成7年)7月 - (仮称)さいたまアリーナ建設事業が自治省ふるさと事業に指定される。
- 1996年(平成8年)2月 - (仮称)さいたまアリーナ基本設計まとまる。
- 1996年(平成8年)3月 - (仮称)さいたまアリーナ・さいたまひろば管理運営基本方針策定。
- 1996年(平成8年)5月 - (仮称)さいたまアリーナ事業運営検討委員会設置。
- 1996年(平成8年)10月 - (仮称)さいたまアリーナ実施設計まとまる。
- 1997年(平成9年)1月 - (仮称)株式会社さいたまアリーナ設立準備委員会設置、起工。
- 1997年(平成9年)3月 - 株式会社さいたまアリーナ設立、(仮称)さいたまアリーナ・さいたまひろば事業運営基本方針策定。
- 1997年(平成9年)8月 - さいたまアリーナ名称募集。
- 1997年(平成9年)11月 - 『2006年バスケットボール世界選手権』の開催が決定。
- 1997年(平成9年)12月 - 名称が「さいたまスーパーアリーナ」に決定。
- 1998年(平成10年)4月 - 『第3回バスケットボールヤングメン(U-21)世界選手権』大会開催決定。
- 1999年(平成11年)7月 - 『スーパードリームゲーム2000』開催発表。
開業後
- 2000年(平成12年)
- 5月5日、プレオープン(開館時の住所は埼玉県与野市上落合2-27)。さいたま新都心の街開き記念式典が行われた。
- 5月6日、NHK『特別巡回ラジオ体操・みんなの体操会』の生放送で、一般市民初使用となった。
- 9月1日、グランドオープン。オープン記念として国際バスケットボール大会『スーパードリームゲーム2000』が開催される。
- 9月3日、こけら落しとなるバスケットボール日本対スペイン戦が行われた。
- 9月10日、初のコンサートとしてV6が『V6 summer 2000 "HAPPY" Coming Century, 20th Century forever』ツアーの最終公演を行う。
- 10月9日、さいたまスーパーアリーナ内に「ジョン・レノン・ミュージアム」が開館する。
- 2001年(平成13年) - さいたまスーパーアリーナがグッドデザイン賞を受賞する[2]。
- 2005年(平成17年) - 開業以来続いていた赤字が黒字に転換する[3]。
- 2008年(平成20年)
- 2010年(平成22年)
- 9月30日、「ジョン・レノン・ミュージアム」が閉館する。
- 2011年(平成23年)
- 3月18日、3月11日に発生した東日本大震災の影響による東京電力の福島第一原子力発電所事故などの避難民を受け入れるべく、埼玉県の指示で避難所に指定された。
- 3月19日、この日から福島県双葉町が役場ごと約1,200人の住民とともに避難してきたが、3月30日・31日の両日で役場機能と避難民は、埼玉県加須市にある廃校舎施設(旧・埼玉県立騎西高等学校校舎)へ再移転・再移動した。
- 2012年(平成24年)
イベント実績
- 2000年(平成12年)、『スーパードリームゲーム2000』開催。
- 2001年(平成13年)、この年以降プロボクシングの各タイトルマッチ(世界戦)が不定期的に開催されるようになる。
- 2001年(平成13年)、『第3回バスケットボールヤングメン(U-21)世界選手権』開催。
- 2001年(平成13年) - 2003年(平成15年)、『Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ』が開催されていた。
- 2001年(平成13年)- 2002年(平成14年)、大晦日に総合格闘技とプロレスのイベント『INOKI BOM-BA-YE』開催されていた。
- 2002年(平成14年)、成人の日にさいたま市の成人式が開催され、以降毎年成人の日にさいたまスーパーアリーナで行われている。
- 2003年(平成15年) - 2006年(平成18年)、総合格闘技イベント『PRIDE男祭り』開催されていた[6]。
- 2004年(平成16年)、『ハッスル1』開催。
- 2004年(平成16年)、フジテレビ系HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMPのスペシャル番組『祝!HEY!HEY!HEY! 10周年記念スペシャル in SAITAMA SUPER ARENA』生放送。
- 2004年(平成16年)、テレビ朝日系ミュージックステーションの年末恒例スペシャル番組『ミュージックステーションスーパーライブ』生放送。
- 2005年(平成17年)、WWEが主宰する興行『ROAD TO WRESTLEMANIA 21 JAPAN TOUR』開催。
- 2005年(平成17年)、NHK教育テレビ『おかあさんといっしょファミリーコンサート』が大規模開催される。以後毎年さいたまスーパーアリーナで行われている。
- 2006年(平成18年)、『2006年バスケットボール世界選手権』ファイナルラウンド開催。
- 2006年(平成18年)、『2006年バレーボール世界選手権』開催。
- 2006年(平成18年)、U2が『Vertigo Tour』の振替公演を行った[7]。
- 2007年(平成19年)、『第38回全国高等学校バレーボール選抜優勝大会』開催。
- 2007年(平成19年)、『2007年ワールドカップバレーボール』開催。
- 2007年(平成19年)、総合格闘技イベント『やれんのか! 大晦日! 2007』開催。
- 2008年(平成20年) - 2010年(平成22年)、エイベックス・グループ・ホールディングスの定時株主総会が行われていた。
- 2008年(平成20年)、『彩夏到来08埼玉総体』開会式開催。
- 2008年(平成20年)、アニメイベント『Animelo Summer Live』が開催され、以後毎年さいたまスーパーアリーナで行われている。
- 2008年(平成20年) - 2010年(平成22年)、大晦日に総合格闘技イベント『Dynamite!! 〜勇気のチカラ〜』が開催されていた。
- 2010年(平成22年)、アニメイベント『リリカル☆パーティーIV』開催。
- 2011年(平成23年)、アニメイベント『けいおん!! ライブイベント 〜Come with Me!!〜』開催。
- 2011年(平成23年)、LUNA SEAが東日本大震災復興支援チャリティーライヴ『LUNA SEA For JAPAN A Promise to The Brave』を開催。
- 2011年(平成23年)、総合格闘技イベント『元気ですか!! 大晦日!! 2011』開催。
- 2012年(平成24年)、『bjリーグオールスターゲーム』開催[8]。
- 2012年(平成24年)、UFC日本大会『UFC 144: Edgar vs. Henderson』開催。以後UFCの大会はさいたまスーパーアリーナで開催されている。
- 2012年(平成23年)、総合格闘技イベント『DREAM.18 & GLORY 4』開催。
- 2013年(平成25年)、『第82回全日本フィギュアスケート選手権』開催。
- 2014年(平成26年)、『2014年世界フィギュアスケート選手権』開催。
- 2014年(平成26年)、埼玉初の大規模総合ロックフェス『VIVA LA ROCK』開催[9]。
その他使用に関して
- アリーナ内部や周りで特撮ヒーロー番組『仮面ライダーシリーズ』や『スーパー戦隊シリーズ』等のロケ地としても頻繁に使用されており、2000年代後半からの作品では1作品につき5回から10回程でさいたまスーパーアリーナを舞台にしている。特に『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』では一般参加エキストラ10,000人を招いて撮影が行われ、一つの映画における史上最大の出演者数(当時)としてギネス世界記録にもなった。
さいたまスーパーアリーナでの出来事
- 2000年11月23日、SMAPの木村拓哉がさいたまスーパーアリーナでの公演後に記者会見を開き結婚発表した。
- 2012年3月25日、AKB48の公演『業務連絡。頼むぞ、片山部長! in さいたまスーパーアリーナ』アンコールで、メンバーの前田敦子がグループからの卒業を宣言した。
アクセス
鉄道会社 | 路線 | 降車駅 | 距離 | 備考 |
---|---|---|---|---|
30px東日本 | テンプレート:Nowrap | テンプレート:Large | 徒歩すぐ | 湘南新宿ラインはさいたま新都心駅を通過するため注意[10] |
テンプレート:Nowrap | ||||
テンプレート:Nowrap | ||||
テンプレート:Nowrap | テンプレート:Large | 徒歩7分[10] |
※車でのアクセス方法も公式サイトに記されているが、駐車スペースに限りがあり[10]、公式サイトでは公共交通機関を利用するように記されている[10]。
ギャラリー
- Japanese Saitama Super Arena.jpg
外観
- Saitama Super Arena-2006-01-01.jpg
外観
- Saitama Super Arena Night from Ground.jpg
さいたまスーパーアリーナ正面入口の夜景。
- Yarennoka Finale.jpg
格闘技イベント『やれんのか! 大晦日! 2007』開催時の様子
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:S-start
|-style="text-align:center"
|style="width:30%"|先代:
コンセコ・フィールドハウス
(インディアナポリス)
|style="width:40%; text-align:center"|バスケットボール世界選手権
決勝戦会場
2006
|style="width:30%"|次代:
スィナン・エルデム・ドーム
(イスタンブル)
- ↑ 1.0 1.1 1.2 テンプレート:PDFlink - 共和電業、2013年8月10日閲覧
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ ハンフリー(埼玉)がダンクコンテスト初V bjリーグ(埼玉新聞2012年1月16日)
- ↑ 埼玉初の大規模総合ロックフェス「VIVA LA ROCK」がGWに開催決定 MUSICMAN-NER 2013年7月16日
- ↑ 10.0 10.1 10.2 10.3 テンプレート:Cite web