太陽戦隊サンバルカン
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スーパー戦隊シリーズ | ||
第4作 | 電子戦隊 デンジマン |
1980年2月 - 1981年1月 |
第5作 | 太陽戦隊 サンバルカン |
1981年2月 - 1982年1月 |
第6作 | 大戦隊 ゴーグルファイブ |
1982年2月 - 1983年1月 |
『太陽戦隊サンバルカン』(たいようせんたいサンバルカン)は、1981年(昭和56年)2月7日から1982年(昭和57年)1月30日までANN系列で毎週土曜日18時00分から18時30分に全50話が放送された、東映製作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。「スーパー戦隊シリーズ」第5作にあたる。
目次
概要
『秘密戦隊ゴレンジャー』から連綿と受け継がれたコミカルな痛快活劇を中心としつつも、宇宙からの侵略者と手を組んだ悪の機械人間軍団に人間の英知と勇気、そして正義と友情、愛の心で立ち向かう主人公たちの地球人類の未来を賭けた戦いをハードかつドラマチックに描いた。当作品の放送時にはすでに書籍資料で「スーパー戦隊」という表現が使われているのが確認できるテンプレート:Sfn。
主役側の基地周辺関連ロケ地は、シリーズ前半の基地が群馬サファリパーク、シリーズ後半の基地では城ヶ崎海岸をロケ地としている。
特徴
戦隊チームが男性3人のみで構成されており、女性メンバーが1人も存在しないことが最大の特徴である。この設定の意図は、マンネリ化しないように前作から人数を変化させることで強い印象を生むため、そして陸・海・空の3要素を際立たせるためである[1]。しかし、これに対しては、放映当時から女児層をはじめとした視聴者から女性メンバーの復活を望む声が多数寄せられた。そのため、翌年の『大戦隊ゴーグルファイブ』では女性メンバーが復活した5人構成となり、以後男性メンバーのみの作品は製作されていない。また、後の戦隊シリーズでも開始当初3人メンバーの作品は幾つか存在するが、いずれもシリーズ途中で追加戦士が登場することにより最終的に5人以上のメンバーとなっている。
もう1つの大きな特徴として、前作『電子戦隊デンジマン』のラストで姿を消した敵役・ヘドリアン女王がブラックマグマの手によって復活した、という設定で引き続きレギュラー出演したことが挙げられる。ヘドリアン女王は本作中の台詞でデンジマンやバンリキ魔王のことに触れており、また嵐山長官がデンジマンやデンジ星人のことを詳しく知っていることも本編内で語られている。つまり『デンジマン』と『サンバルカン』は同じ世界のストーリーであり、本作は『デンジマン』の続編にあたる。『デンジマン』の項でも述べられているように、デンジマンに変身して戦った前作の5人がカメオ出演する案もあった。作品ごとに世界観をリセットするスーパー戦隊シリーズにおいて、クロスオーバー企画以外の続編が作られた唯一のケースである。ただし当初から続編を作ろうという試みがあったわけではなく、へドリアン女王役の曽我町子の演技を高く評価した東映の吉川進プロデューサーが、引き続き彼女が活躍できる場を作ったというのが実情である[2]。
サンバルカンのリーダーであるバルイーグルは途中でNASAに「パイロットとしての技量を見込まれ、転任する」という設定で交代している(バルイーグルの交代に関しての節を参照)。それと平行して敵組織ブラックマグマでも、前線司令官を務めたゼロワンが戦死した後に新たな女幹部アマゾンキラーが現れるという交代劇が描かれた。鈴木武幸プロデューサーは「ゼロガールズだけでは手詰まりになり、これくらいの設定変更をしなければ番組が一年間はもたないという危機感があった」と語っているテンプレート:Sfn。ほかにも矢沢助八や松田姉妹の登場や、サンバルカンロボの技である「太陽剣オーロラプラズマ返し」の演出強化など、中盤で投入された新要素は数多い。
番組終盤では『デンジマン』同様に敵組織の内紛が描かれたが、ベーダー一族の中に異分子であるバンリキ魔王が混乱を巻き起こす前作に対し、本作ではヘルサターン・ヘドリアン・イナズマギンガーが三つ巴の抗争を繰り広げており、作劇面での深化を見せたテンプレート:Sfn。これ以降のシリーズ作品でも敵側のドラマに重点が置かれた作品が多くなっているテンプレート:Sfn。
決定名称の「サンバルカン」の由来は「サン(太陽)」+「バルカン(ローマ神話の火の神)」である。企画当時の名称は単に「バルカン」だったが、この名前は化粧品などですでに使われていたので商標登録するためには前か後ろに語を足す必要が生じ、当時のスポンサーだった後楽園球場のマークから「太陽」を取り入れた経緯がある[3]。また「サン」にはヒーローの人数である「3」が、「バルカン」には連射機関砲であるバルカン砲や歴史上しばしば動乱の舞台となったバルカン半島の激しいイメージが込められているテンプレート:Sfn。
その他にも候補には『プラズマン』というものもあったがこれも商標登録のため没になり、サンバルカンロボの「太陽剣オーロラプラズマ返し」やEDの「若さはプラズマ」はこの名残である[4]テンプレート:Full。
サンバルカンロボは戦隊シリーズ初の複数のメカが合体して完成するロボットでありテンプレート:Sfn、バルイーグルは戦隊シリーズ初の「刀剣をメイン武器にしたレッド」である。当作品以降、「刀剣を個人武器とするのはレッド」という傾向が多く見られるようになる。
商業的には本作のサンバルカンロボが55万個を販売し戦隊ロボとしてはトップレベルの売上を達成。その反面、ジャガーバルカンが不振に終わり、前2作でメインアイテムだった母艦メカに代わって、本作以降はDX合体セットの発売により、ロボットが戦隊のメインアイテムになる。
あらすじ
地球征服を企んだベーダー一族はバンリキ魔王の反乱と電子戦隊デンジマンの活躍により倒された。だが程なくして北極に本拠を置く機械帝国ブラックマグマが世界征服を目指して動き始め、火山国である日本の地熱を狙って日本への侵略活動を開始した。
これに対抗すべく、国連サミットは世界最高水準の軍事力と国家権力を有した直属の特殊軍隊・地球平和守備隊(正式名称・“Guardians of World Peace”)の設立を決定。同部隊の中からの選抜されたメンバーによる特殊部隊の結成を満場一致で決議した。嵐山大三郎が率いる彼らこそが「太陽戦隊サンバルカン」である。サンバルカンは華麗な陸・海・空の動物的アクションと巨大メカ・サンバルカンロボなどを駆使してブラックマグマとの戦いを展開する。
登場人物
太陽戦隊サンバルカン
サンバルカンに変身する各人の下の名前は役者本人の下の名前と同じ。企画書段階での太陽戦隊の役名はそれぞれ「太郎・次郎・三郎」であり、これをつまらないと思った吉川進の判断で変更された。しかし、このことは俳優陣にはすぐに伝えられなかったため、スチール撮影会の現場で突然自分の名前を織り込んだ役名を呼ばれた川崎や杉は驚愕したというテンプレート:Sfn。なお、第16話でパンサーと美佐が学校に潜入するために教育実習をした際、彼らは「小林朝夫」「根本」など役者の名前を使っていた。
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- 25歳。スーツカラーはレッド。元地球平和守備隊・空軍将校。東都大学ロケット研究所の滝本教授に師事していた。飛行機の操縦はプロ中のプロで、名前の如く「空を飛ぶために生まれてきたような男」。軍人らしく真面目な性格で寡黙ではあるが洞察力も優れており的確なリーダーシップを発揮。巧みな変装術も身に着けている。劇中でサンバルカン体操を行うシーンも何度か描かれたが、飛羽と同様、彼が素顔で体操を行ったのは1話(第19話)限りである。第23話でNASAのスペースコロニー開発計画のメンバーとしてNASAに招集され、スペースシャトル操縦士を拝命。飛羽にバルイーグルを任せ、アメリカに旅立った。
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- 25歳。元地球平和守備隊・空軍将校で大鷲とは同期。大鷲の後任として第23話からサンバルカンの一員になった[注 1]。非番のときは剣道の師範を務める剣の達人であり、日ごろから鍛錬を欠かさない。不撓不屈の精神力の持ち主で、周囲に明るく振舞っている。飛行機の操縦の腕前も大鷲に匹敵する。任務遂行も真剣に取り組み、鮫島や豹が事件を本気にしなくても単身で調査に乗り出したりする。第48話でミイラモンガーに囚われた際には、嵐山が交換要求の裏をかいた後に相手を口車に乗せ脱出している。劇中でサンバルカン体操を行うシーンも何度か描かれたが、大鷲と同様、彼が素顔で体操を行ったのは1話(第35話)限りである。ちなみに彼がイーグルに後任した23話以降は、その1話しかサンバルカン体操を行うシーンが描かれていない。
- 名乗り時は初代イーグルが片足と右手を上げてカタカナの「イ」の字のポーズをとるのに対し、2代目イーグルは低い体勢で右手を大きく振り上げる。
- ブラックマグマ壊滅後は原隊に戻り、ジェットパイロットの教官となった。
- 2012年放送の『海賊戦隊ゴーカイジャー』第49話、最終話にもゲスト出演。立派な肩章のついた制服を着用しているため、演者の五代高之は「地球平和守備隊でもかなり上のポジションに就いた」と推測している[5]。
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- 23歳。スーツカラーはブルー。元地球平和守備隊・海軍将校。何より海を愛する男であり、海洋学者(出身大学では小坂教授に師事していた)でもある。マリンスポーツが得意。考古学者の父らとともにかつてアフリカに住んでいた時、その両親と弟・勝を戦争で亡くしたため、平和を乱す者に対して憎悪を持っている。自ら志願してサンバルカンの一員になった。基本的には明るい性格だが、一人寡黙にギターを弾くクールな面も持つ。水から水素エネルギーを取り出す「ユージオ電解装置」の開発者・中尾博士とも親交がある。
- ブラックマグマ壊滅後は研究室に戻り、海洋学の研究を再開。
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- 19歳。スーツカラーはイエロー。元地球平和守備隊・レンジャー部隊隊員。明朗な性格の持ち主で、驚いた時などには「ひょひょ〜っ」と奇声をあげる。また、美佐からたまにこの口癖で呼ばれている。細身の体に似合わずかなりの大食漢で「スナックサファリ」のカレーライスを食べる場面が劇中では頻出した。俊足の持ち主でもあり、どんな絶壁でも軽々とこなす身軽な運動神経を持っているが、かなづちである。犬も苦手でシーシーでも怖がっている。飛騨の実家で、林業を営む父と2人暮らしだった。
- ブラックマグマ壊滅後は退職・帰郷。父の仕事を手伝うことにした。
- テンプレート:Visible anchor(あらしやま だいざぶろう)
- 太陽戦隊長官。ロボット工学の権威でありサンバルカンロボも彼の設計によるもの。戦略家としても科学者としても一流で、様々な分野の知識にも精通している。世を忍ぶ仮の姿として喫茶店・「スナックサファリ」を営んでいる。マスターとしての料理の腕前も一流で、多くの材料とかなりの時間をかけて作った「サファリカレー」が名物になっており、50種類のスパイスを混ぜ合わせ、3日がかりで作っているらしい。ベーゴマや竹とんぼを使った遊びも上手く、町の子供たちからの人気者だった。植物学者の植村博士とは互いに家族ぐるみで親交があった。最終決戦では全能の神を倒した。
- ブラックマグマ壊滅後は美佐の婿探しをすることにした。
- テンプレート:Visible anchor(あらしやま みさ)
- 嵐山の娘で、太陽戦隊の秘書兼通信係を務める。自らも戦士の一員と自負しており、第29話で「白バラ仮面」として登場した。仮の姿は「スナックサファリ」のウエイトレスとして行動している。水泳が得意で、スレンダーなビキニの水着姿を何度か(うち1度は機械生命体をおびき出す目的で)披露していた。ローラースケートは不得手。植物学者の植村博士とは互いに家族ぐるみで親交があった。また、友人には海女の波子(第21話)、ファッションモデルのゆかり(第34話)などがいる。第8話と最終決戦では敵に囚われるが、いずれも無事に救出されている。
- ブラックマグマ壊滅後に飛羽たち3人から同時に求婚されるが、回答を保留している。一方、父・大三郎は婿探しを始めている。
- テンプレート:Visible anchor
- 美佐が飼っているペットの犬。見た目こそ普通の犬だが、実はサイボーグという設定となっている。人間の言葉を理解し、話すことも出来るが、その言葉遣いは少々乱暴である。豹に対しては強気に出る。
- テンプレート:Visible anchor(やざわ すけはち)
- 第23話から登場。通称「助八どん」。コック見習いとして「スナックサファリ」に雇われたが、料理の腕は今一つ。あんみつが好物。明朗で滑稽な性格の持ち主で軽はずみな面(このために第28話では敵の作戦行動のだしに使われた)もあるが、場を和ませるムードメーカーでもある。終盤、嵐山たちが店を空けるようになってからは一人で店を切り盛りした。彼は嵐山や飛羽たちの正体(本来の職業)については何も知らされていないが、彼らがサンバルカンではないかと疑ったことは何度かある。
機械帝国ブラックマグマ
ベーダー一族壊滅後に現れた北極の要塞「鉄の爪」を拠点とする機械生命体の帝国。邪悪な「黒い太陽神」を崇め、世界支配を目論む。強大な科学力と冷徹な作戦行動で、世界各地でテロの嵐を吹き荒れさせた。機械生命体は地熱エネルギーを動力源としており、そのためにマグマが豊富な日本を第一攻撃目標とした。
首領・幹部
- テンプレート:Visible anchor(第1 - 50話)
- ブラックマグマのリーダー。黒い仮面と黒服をまとい、黒い杖を持った怪人物。その正体は機械人間で、ずっと機械帝国の最高権力者のように振る舞っていたが、実は全能の神の忠実な部下だった。右手の爪から放射状に破壊光線を発射する「サターン鉄の爪」、眼から放つ光線「サターン眼力光」、杖から放つ渦巻状熱線「地獄の剣」といった技を操る。空間転移も可能。帝国の乗っ取りを狙うヘドリアン女王の目論みを看破するも、イナズマギンガーとの一騎打ちに敗れる。その後は亡霊として、また最終回には「全能の神」の使いとして登場した。基本、冷酷で冷淡だが、ヘドリアン女王に「あの、ピチピチおばさん」と思わず突っ込みを入れたこともある。
- テンプレート:Visible anchor(第48 - 50話)
- ブラックマグマの真の支配者。手足がない人間の脳のような外見をしている。エネルギー光波で一度死亡した者を実体として復活させ、操ることが出来る。また、設備を復元する自己再生能力や、脳から熱線を発する能力も持つ。脳自体は脆い。最終話では、美佐を人質に嵐山長官に敗北宣言を迫る。彼の正体が何であるかは最後まで明かされなかった。
- テンプレート:Visible anchor(第4 - 50話)
- かつてデンジマンと戦ったベーダー一族の女王。北極の氷の中で眠っていたが、第5話でメカ心臓を移植され機械人間として蘇生し、人類征服のため共通の敵となるサンバルカンを倒すべくブラックマグマと手を組んだ。ブラックマグマではヘルサターンに次ぐナンバー2という高い地位を与えられている。ベーダー一族のころと同様に、強力な妖魔術を使いこなす反面戦闘力はほとんどなく、人間を精神面から破壊する頭脳的な作戦を好む。「道楽」で作戦行動を立案するといったように、ベーダー一族のころよりも軟派・コメディな一面が強調された(15話では様々なコスプレを披露。31話では雷さまに扮して踊りまくる)。終盤、アマゾンキラーと共謀し機械帝国の乗っ取りを画策するもメカ心臓の腐食が原因で病死する。最終回にはヘルサターン総統とともに「全能の神」の使いとして登場した。
- テンプレート:Visible anchor(第23 - 50話)
- 第23話より登場した、ベーダー一族の行動隊長で「銀河無宿」を名乗り、前作に登場したベーダーの幹部・ヘドラー将軍とも互角以上の実力の持ち主とされる。ヘドリアン女王に招かれ、ブラックマグマに参入した。女王にのみ絶対服従で、女王も彼女に全幅の信頼を寄せている。常に「です、ます」調で話す、丁寧な言葉遣いが特徴。爆死したゼロワンに替わりゼロガールズを率いて前線の指揮を執る。諜報活動はお手の物で、バルカンベースやロケット発射基地の破壊工作を成功させた他、自身もゼロガールズ達や多数の戦闘員相手に素手で圧倒したばかりで無く、サンバルカンをまとめて相手にできるほど戦闘力が非常に高く、組織への貢献度は抜群である。終盤、ヘドリアン女王とともに機械帝国乗っ取りを画策するが、全能の神の策謀でヘドリアン女王から野心を疑われた揚句、肝心のサンバルカンとの決戦では孤立無援の戦いを強いられる破目となった。サンバルカンを単独で相手にして堂々と戦ったが、3人のコンビネーションに力及ばず敗れ、バルイーグルに全能の神の居場所を告げると、自分の短剣で自らを刺し貫き、自害して果てた。だが、その敵ながら勇敢な戦いぶりに対し、サンバルカンの3人は敬礼し最高の敬意を示したが、その直後ヘルサターン、ヘドリアンとともに「全能の神」の使いとしてサンバルカンの前に現れた。主武器は光線を放つ短剣で、目から放つ熱線や兜の角からの電撃も強力。変装も得意[注 2]。その眼光を豹の父からは「蛇の目」と形容された。
- テンプレート:Visible anchor
- スパイ活動を担当する女性型のメカ人間。四人一組(ゼロワン、ゼロツー、ゼロスリー、ゼロフォー)で行動していたが、第22話でゼロワンが洞窟の落盤に巻き込まれ死亡。以後はアマゾンキラーの指揮下に入る。ゼロワンは赤を基調としており、変装が得意で、武器は投げナイフ、刀、火薬玉、マシンガン、風船爆弾等。ゼロツーは黒を基調としており、マシンの扱いに長け、武器は尖ったカード。ゼロスリーは緑を基調としており、肉弾戦に長け、武器はサイ。ゼロフォーは紫を基調としており、通信や索敵を得意とし、武器はヨーヨー。イナズマギンガー登場後、総統がベーダー一族出身派と対立すると、総統最後の盾として再び存在感を示す。
- テンプレート:Visible anchor(第45 - 49話)
- 第45話から登場。利害が合えば手を組む相手も状況によっては平気で裏切る油断ならぬ野心家。かつてアマゾンキラーと組んで宇宙海賊をしていた「銀河無敵の電気男」。銀河連邦警察に追われ、地球に逃げ込んできた。二丁拳銃を自在に操り、剣と盾による接近戦やバイクの操縦も得意。両肩のイナズマキャノン、腹部からのイナズマチェーン、瞬間移動、バルカンボールも破壊する頭部からのイナズマ光線、剣から落雷を発生させるスーパーサンダー、空中回転蹴りのギンガーキック、5秒間だけニューバルカンボールも防ぐイナズマバリアー、腹部からの必殺爆弾アンドロメダボールと、多才な技を持つ強敵。策略家としても優れている。アマゾンキラーとはイナズマ信号で連絡を取る。ブラックマグマ・ベーダー一族に対し第三の勢力として三つ巴の争いを繰り広げるが、第49話で全能の神の怒りに触れて機械生命体イナズマモンガーに改造されてしまい、サンバルカンと対決するも敗北・戦死した。敗死の際には因縁浅からぬ仲だったアマゾンキラーも哀悼の言葉を贈った。
サンバルカンの戦力
武器・装備
- バルカンブレス
- サンバルカンの3人が右腕に装備している変身兼通信用ブレスレット。それぞれの動物のレリーフが施されている。個人のコードネームまたは「サンバルカン!」の発声で、バルカンスーツが射出され、サンバルカンへの変身を完了する。尚、サンバルカンの装備は太陽光を変換した「プラズマエネルギー」が用いられている。
- バルカンスーツ(別名・バル強化服)
- サンバルカンが用いる強化服。どんな砲弾を受けてもその衝撃を吸収するSA繊維、どんな高熱にも耐えるファイヤーベスト、どんな薬品にも溶けないハイパワー繊維などの多重構造となっている。優秀な強化服ではあるが、激しい損傷を受けると爆発する。スーツには動物の能力が反映されており、バルイーグル用は鷲を初めとした鳥類、バルシャーク用は鮫を初めとした海洋生物、バルパンサー用は豹を初めとした猫科陸上動物が用いられている。頭部には各自のモチーフの動物のレリーフがある。予備のスーツも存在し、スーツが破壊された場合は、新しいバルカンブレスをジャガーバルカンのケースミサイルで届ける。
- デンジマンの技術を元に作られたとも言われ、装着シーンもデンジマンのものと酷似している。
- バルカンスティック
- 右腰にさげている棒状の万能武器。打撃のほか、先端から通信機を発射したり、柄の太陽マークから光線を発したり、メンバーごとに火炎や水を発したり、地割れを起こしたりできる。主に戦闘参加への前振りとして機械生命体に投げつけてサンバルカンが登場というパターンで用いられた。変形機能もあり、2代目イーグル用の日本刀や全員用のバットに変形した。最終回では、嵐山が用いて全能の神を仕留めた。
- バルカンボール
- サンバルカンの必殺武器である三色のボール型爆弾。バレーボールの形状をしている。3人がパスを繰り返し最後にイーグルが決めることで威力が発揮される。第15話よりサッカー方式のパス・シュートに変わり、その途中でパンサーが両足に挟みバック転を繰り返すというアクションを経るようになった。第39話からはボールに変形機能が備わり、玉乗りサイズ(第39話)、超音波探知ミサイル(第40話)、ライター(第41話)、玉入れカゴ(第42話)、消火器(第44話)になった。
- ニューバルカンボール
- イナズマギンガーにバルカンボールを破られたため、新たに開発された新必殺武器。3つのラグビーボール型爆弾を「トリプルクロス」の掛け声とともに空中で合体、三色のトゲ付きボール爆弾に変化させてシュートを決める。戦車を一撃で大破させる威力を誇る。シュートしたボールをさらに3人で再度シュートすることで時間差をつけて決める「時間差アタック」もある。
- バルカンアイ
- ゴーグル部分に装備された透視スコープ。「バルカンアイシースルー」で海底の物体も透視可能。
- バルカンイヤー
- 10km先の針の落ちる音も聞き取れる。
- 超音波探知ミサイル
- 超音波を利用してバルカンボールをかわすコウモリモンガーに対抗して作られた、超音波を探知して追尾する必殺の小型ミサイル。バルカンボールが2つに割れてその中から出現する。
個人技
- バルイーグル
- 剣
- 2代目イーグルの使う日本刀。バルカンスティックを変形させたもの。刀に空気中の静電気を集め、メカを狂わせ倒す「飛羽返し」、その強化版の「新飛羽返し」、敵を素早く十字に切り裂く「秘剣流れ十文字」、ジャンプして空中回転しながら急降下斬りを決める「イーグル回転斬り」などの技がある。
- 『海賊戦隊ゴーカイジャー』の第49話と『特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE』ではゴーカイレッドが豪快チェンジしたバルイーグルが飛羽返しを使用した。
- イーグルファイヤー
- バルカンスティックから火炎を放射する。
- 電撃稲妻走り
- 刀を地面に突き刺し、電撃を放出する。複数の敵に有効。
- 太陽電撃剣
- バルカンスティックを地面に突き刺し、敵に向かって火花をスパークさせる技。剣を使うパターンもある。
- イーグルフラッシュ
- 刀を垂直に構え、電撃状の光線を放つ。40話で使用。
- イーグルウイング
- 両手を広げ、鷲が飛ぶかのように敵に向かって飛び込む。
- 太陽パンチ
- イーグルウイングから繋いで使用する技。両手を広げて、左右から打撃を決める。技名は「パンチ」だが、技の性質はチョップに近い。
- イーグルダイビング
- 太陽で目をくらませながら敵に飛び込む。
- スカイイーグル
- 空を飛びながら敵を蹴散らす。
- イーグルキック
- ドロップキックを食らわす。
- バルシャーク
- シャークウォッシャー
- バルカンスティックから金属を溶かす溶解泡を噴射する。
- シャークジョーズ
- 両腕を前に突き出し、鮫が相手をかみ砕くかのように両手で相手の頭を上下左右から攻撃する。マシンマンのみならず機械生命体にも有効が、レスラーモンガーには効かなかった。
- シャークタイフーン
- 空中きりもみ回転しながら頭から体当たりする。
- シャークダイビング
- 海や川に飛び込み、水中から敵に奇襲をしかける。
- シャークローリング
- 地面に横たわって全身を回転させながら突進し、敵の足を払う。
- スカイシャーク
- グライダーのように滑空して敵を蹴散らす。
- ジョーズアタック
- 敵を体当たりで跳ね飛ばす。別名・シャークアタック。スカイシャークの後に使うこともある。
- 水面蹴り
- 敵の足元を狙う技。
- バルパンサー
- パンサーギャラクシー
- バルカンスティックを地面に突き刺し、地割れを起こす。
- パンサークロー
- 豹の手のように曲げた手でパンチを連打する。
- ローリングパンサー
- 高速でバク転しながら体当たりする。
- パンサー投げ
- 2人の敵の間でバック転し、その勢いを利用して投げ飛ばす。
- パンサーボンバー
- 敵に飛びかかっての必殺パンチ。
- パンサーもぐら
- 両手で地中を掘り進む。3人で使用したこともある。
- スカイパンサー
- 空中に飛び上がる。
- パンサー将棋倒し
- 数人のマシンマンを、将棋倒しの応用でまとめて倒す。
合体技
- 太陽ジャンプ
- 3人で一斉に回転ジャンプする。主に名乗りの前に行う。
- 太陽キック
- 3人が空中で横に並び、同時に飛び蹴りを繰り出して、最後に回転してドロップキックを放つ。一人ずつ連続で蹴るパターンもある。太陽ジャンプを3回行ってから放つ「3段飛びキック」というバリエーションもある。後半はトリプルアタックが破られた後で使われることが多かった。また終盤の強力な機械生命体には通用しないこともあった。
- 太陽シャワー
- バルカンスティックを合わせて閃光を放ち、敵の目を眩ます。集団催眠にかかった人々を元に戻すことも可能。
- バルカンスティック3段叩き
- 3人で一斉にバルカンスティックで殴りつける。
- バルカンスティック3段打ち
- 3人のバルカンスティックを合わせてエネルギーを溜め、一斉に投げつける。バルカンスティックでも破壊できないペッタンモンガーの仮面を破壊した。
- サンバルカン合体剣
- 3人で櫓を組み、バルカンスティックの先端を合わせて光線を放つ。実体の無い敵にも有効で、ノロイモンガーの亡霊達を退け、亡霊の世界から脱出したこともある。
- バルカンシュート
- 3本のバルカンスティックを地面に突き刺して電撃を走らせる。
- スカイジェッター
- ジャンプして、イーグルウイング、シャークジョーズ、パンサークローの3つを連続で決める。似た技として、スカイイーグル、シャークジョーズ、パンサークローの3つを連続で決める「アニマルアタック」もある。終盤ではトリプルアタック、太陽キックが破られた後で使われていた。
- スクラムハリケーン
- 3人が背中合わせになって回転し、その風圧で敵の攻撃を跳ね返す。
- トリプルアタック
- イーグルダイビング、シャークタイフーン、ローリングパンサーを連続で放つ。後半の強化された機械生命体には通用しない事が多かった。
- トリプルタックル
- 3人同時に敵にタックルし、何度も殴りつける。イソギンモンガーに使用。
- トリプルキック
- 3人同時にジャンプして、宙返りから飛び蹴りを放つ。
- サンバルカンもぐら叩き
- 3人がそれぞれの色のピコピコハンマーを持ち、地中から出てきた敵の頭を殴る。アルマジロモンガーに使用。
- スクランブルステップ
- 足踏みをして地響きを起こす。第14話で地中に潜ったマシンマンに使用。
- ストロボアタック
- 3人で並んで敵に向かって消えたり現れたりしながら突進し、1人ずつバルカンスティックで攻撃する。チャガマモンガーに使用。
基地・メカニック
- バルカンベース
- 太陽戦隊本部。群馬サファリパークの地下に隠されている。スナックサファリや地球守備隊基地とも繋がっている。内部には高性能通信機や策敵システム、解析装置まで備える司令室や、各メカニックの格納庫等がある。第23話でブラックマグマの襲撃を受けて破壊された。
- ニューバルカンベース
- バルカンベースが破壊された後の新しい基地。海岸の地下にあり、ジャガーバルカン発進時には地上に姿を見せる。基地内プールの設備なども前基地を踏襲しているが、こちらではそこに基地へ侵入してくる敵を誘導し撃退する仕掛けが忍ばせてある。なお、劇中での呼称は「バルカンベース」のまま変わっていない。基地の大きさはジャガーバルカンが小さく見えるほど巨大。
- ジャガーバルカン
- 全長:150m / 重量:50000t / 最高飛行速度:マッハ8 / 最高走行速度:680km/h / 最高水中航行速度:270ノット
- 動物のようなフォルムをしたコズモバルカンとブルバルカンを運ぶ巨大母艦。攻撃力が高く敵であるアマゾンキラーから「天下一品」と評されたこともある。目は感情を表現しており、そのときの状況によって変化する。鋭い牙があり、ハナビモンガーに噛み付いたこともある。通常の武装はエンディングでも放っているミサイル。その他救助クレーンとバリヤー破壊ビーム(第43話で使用)を装備。
- 黒い雷雲を裂いて現れる演出は、後の数作品の母艦登場シーンで踏襲されている。
- サンドバルカン
- バルイーグルのジープ形スーパーカー。最高時速500キロ(一説では350キロ)。ベース実車はミニ・モーク。急停止装置、自動車電話を搭載。第40話では運転練習を行うシーンが描かれた。ナンバーは、「品川58と96-65」。
- シャークマシーン
- バルシャークのバイク。水上も走れる。カラーリングは銀色。パンサーマシーンとともに最高時速400キロ(一説では400キロ)で、ベース実車はスズキ・GSX400。
- パンサーマシーン
- バルパンサーのバイク。カラーリングは緑。ピンチの際には、サンバルカンにしか探知できないSOS信号「バルカンオキシダント」を排気ガスに混ぜて排出する機能がある(第38話で使用)。ベース実車はスズキ・TS250。
- コズモバルカン
- 全長:30m / 重量:1300t / 最高速度:マッハ12 / 出力:200万hp/t
- バルイーグルが操縦するデルタ翼を持つ大型戦闘機。宇宙空間を航行することもできる。サンバルカンロボの腰から上の上半身、及び肩・二の腕になる。武器はバルカン砲。赤外線航空写真を取ることができ、空からの敵の基地の捜索にも用いられる。第48話ではイナズマギンガーに捕らわれていたイーグルの代わりに、シャークが操縦した。
- 当初は「コスモ」バルカンだったが、玩具名称の決定とともに劇中でも16話からコズモバルカンに変更された[6]。
- ブルバルカン
- 全長:37m / 重量:3200t / 最高走行速度:580km/h / 出力:300hp/t
- バルシャーク、バルパンサーが操縦する重戦車。戦闘だけでなく、救助活動にも用いられる。サンバルカンロボの足部になり、肘より先を収納。シャークとパンサーは別々のコクピットに搭乗。武器はミサイル、チェーン、バルカンクレーン。戦車とは言うものの外見上はサンバルカンロボの足のみが並んで直立した状態からあまり変化がない。第48話ではシャークがイーグルの代わりにコズモバルカンを操縦していたため、パンサーが単独で操縦していた。
- サンバルカンロボ
- 全高:50m / 重量:4500t / 飛行速度:マッハ10 / 出力:500万hp/t / 超硬金属バルカン鋼製
- コズモバルカンとブルバルカンが合体した巨大ロボ。バルイーグルの「合体・グランドクロス!」の合図後にコズモバルカンとブルバルカンが合体。バルイーグルの「チェンジ・サンバルカンロボ」の合図で両腕に拳を装着し(第1話で拳は足首に格納されていることがわかる)、合体完了する。第48話ではイナズマギンガーに捕らわれていたバルイーグルの代わりに、バルシャークが合体コールを行った。宇宙空間を航行することも可能(第2話)。第48話ではイナズマギンガーの策略で強奪されかけたが、オートコントロール機能によって操縦されることを防ぎ、「プラズマハリケーン」により電流を流して敵を外へ放り出し、追い出すことに成功している。
- 武装は前期は額の太陽戦隊マークから出現、後期は空中に現れたオーロラが集まって剣となり、地面に突き立てて光線を走らせる事も可能な全長25m、重量20tの必殺武器・太陽剣、打撃武器としても使用される直径20m、重量30tの周囲に回転刃の付いた盾・バルシールド、主にバルシールドとセットで使用する全長5m、重量10tのトンファー型のバルトンファ、全長200mの鎖が付いたマジックハンド・バルハンド、両腕に備えられているバルカン砲。必殺技は頭上で一回転させて虹色の光を発生させた後、太陽剣で敵を斬る太陽剣・オーロラプラズマ返し。プラズマエネルギーは太陽の光によってチャージされるため、日食の時には使用できない。大鷲編では横に切断。飛羽編からは縦斬りのバンクができ、従来の横斬りに加え、縦斬り、二つのバンクを組み合わせた十字斬りとなり、十字斬りが多用された。イーグルが最初に技名を呼称、続いてシャーク、パンサーが「オーロラプラズマ返し」と復唱し、最後にサンバルカンロボ自身が復唱して敵を斬る。バラモンガー、サターンモンガーとの初戦ではかわされてしまった。
- その他の技
- バルカンビクトリー
- 胸から放つV字型光線で、別名・バルカンサン。
- ファイヤーパンチ
- 両拳を炎に包んで放つパンチ。
- 鉄拳モグラたたき
- 右手を巨大化させて敵を叩く攻撃。バルイーグルの操縦席にある右上のスイッチレバーを手前に引くことで使用できる。「ゴキブリ叩き」、「モンガー叩き」と呼ばれることもある。
- 太陽スクリュー
- 額の太陽戦隊マークから放つ渦状光線。
- バルカンフラッシュ
- 目から放つ閃光。シノワナモンガー戦では、太陽剣に反射させて攻撃する戦法を使用した。
- バルカンフラッシュシースルー
- 透視光線。
- 太陽クロス
- バルトンファと太陽剣を交差させて放つ技。十字架を弱点とするサターンモンガーに対して使用した。
- ポピーのDX超合金のパッケージ表記は「サンバルカン」。戦隊ロボの玩具では唯一、「世界の超合金」の表記が入っている。
- 『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』にも登場。
ブラックマグマの戦力
- テンプレート:Visible anchor
- ブラックマグマの尖兵(序盤では用心棒的存在)として送り込まれる、作戦遂行用の怪物。機械元素体と動植物の生命などを合成させて作られ、名前はすべて「○○モンガー」となっている。一般に性格は獰猛であり、作戦を忠実に遂行できる程度の知能はあるが、中には作戦遂行よりも破壊そのものを好む者もいる。通常は一話限りで倒されるキャラクター。「鉄の爪」からの指令電波を受けると体内の巨大化システムが起動し、「大モンガー!(第2話など)」または「巨大モンガー!(第12話など)」と叫びながら巨大化する。基本的に大ダメージを受けると巨大化するが、戦略上必要な場合はいきなり巨大化できる。物語の前半では「機械生命体」と呼ばれ、後半では「モンガー」と呼ばれていた。
- 体内の内部メカ描写は『ロボット110番』のガンちゃんのものが流用されている。
- テンプレート:Visible anchor
- ブラックマグマのスパイ用機械人間。後述のマシンマンと同じく量産されるが、厳しい訓練で選別されるため実際に活躍する数は少ない。人工皮膚をかぶって人間の社会に潜り込み、人間と変わらない暮らしを営みながら諜報活動や破壊工作を行う。メカ人間は組立工場で製造されるが、厳しいテストをくぐり抜けて生き残った者だけがダークQとしての任務を与えられる。そのダークQが製造されるまでの過程が第9話で示唆されている。運動神経、性癖、仕草や身体的特徴まで本物の人間そっくりにコピーされるので、簡単には見破れない。さらに、特殊素材ミエナインでコーティングされれば、バルカンアイの透視能力でも見破れない。両目からの光線や腕の小型マシンガンなどが武器だが、スパイが本職なので戦闘力は低い。
- 自爆装置も内蔵されており、太陽戦隊の基地に潜入したこともあるが、この時は嵐山長官に正体を見破られ、基地の防衛システムの働きで外へ放り出されて爆発・消滅する結果となった(第1話)。ちなみに任務に失敗したダークQは死刑にされ、すぐさま代役のダークQが派遣されるシステムになっている。中には人間と一緒に生活するうちに人間と同じ感情を持ち、任務に背いたダークQもいたが、もちろん問答無用で爆殺処分された(第11話)。
- アマゾンキラーの参入以降はストーリーの単純化のため使われなくなった。
- テンプレート:Visible anchor
- ブラックマグマの機械兵士。工場で大量生産されている。戦闘からダークQの製造の補助まで、幅広い任務をこなす。武器は三叉の剣やマシンガン。指揮するモンガーの特性に合わせて訓練された者達もいる。機械のくせに居眠りすることがある。ダークQを製造する時などに、よく白衣やマスクを着用している。そのため、全話通して、白衣やマスクを着用していることが多い。
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- ブラックマグマの紋章を象った小型戦闘機。武器は6門のレーザー砲。最高速度はマッハ2。マシンマンが操縦する。
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- 最終回で本拠地の北極に攻め込んできたサンバルカンに対抗するため、全能の神が基地の機材を結集・合成させて造り出した巨大ロボット。武装はハンマー、鎖鉄球、右腕のミサイル、冷凍ガス。ゼロガールズが操縦して日食で無力化したサンバルカンロボを氷漬けにして破壊寸前まで追い込むまでに善戦するも、あと一息の所で日食が終わってオーロラが発生してしまったことで逆転され、オーロラプラズマ返しでゼロガールズもろとも破壊された。
キャスト
嵐山長官は岸田森が演じている。シリアスとコメディーの両面を見せ、最終回ではサンバルカンではなく彼が敵の親玉を倒してしまうなど、随所で存在感ある演技を展開している。舞台裏では若い主演陣を守り立てる役割を担い、とくにバルパンサー役の小林朝夫にとっては父親的存在でもあったという。また、2004年に開かれた出演者のインタビューテンプレート:Fullによると、バルイーグル役の川崎の降板(詳細は後述)を気の毒に思った岸田が「俺が『帰ってきた大鷲龍介』という脚本を書いてやる」と意欲を示していたという。プロットでは「ヤドカリモンガーという機械生命体の前にピンチに陥るサンバルカンの前に、NASAから大鷲が飛行機で助けるために帰ってくる」という内容だったようで、大鷲降板時のそのままの設定で後は実際に脚本を書くだけだったが、結局実現できなかった。実現していれば、『帰ってきたウルトラマン』35話「残酷! 光怪獣プリズ魔」、『ファイヤーマン』22話「地球はロボットの星」に続く岸田の脚本作品となっていたことになる。岸田は放送終了から僅か11か月後の1982年12月に食道癌のため急逝し、本作がレギュラー出演した最後の映像作品となった。
第38話「豹朝夫のおやじ殿」では豹朝夫の父役で、小林朝夫の実父・小林亜星が出演した。
バルイーグルの交代に関して
バルイーグルの交代劇については、初代イーグル・大鷲龍介を演じた川崎龍介自身が、2004年にバルシャーク・鮫島欣也役の杉欣也とともにトークショーに出演した際、「自分はこの作品で所属事務所を離れることにしていたので、もともとの半年契約を延長しないことになったのではないか」と語っているテンプレート:要高次出典。
杉も川崎の交代劇は突然だったと証言しており、川崎の降板は共演者たちはおろか当人も台本を手にするまで知らず、引き続き残り半年も契約が交わされるだろうと思っていたので驚いたと言う[6]。
『サンバルカン』の放映半年を迎えるころはスポンサー(ポピー)の商品展開的にも、連続テレビ映画的にも大きな転換が求められており、新イーグル・飛羽高之を迎えたほか、新基地バルカンベースや新幹部アマゾンキラーの登場など大幅なレギュラー変更が行われた。鈴木武幸プロデューサーは「毎週1話完結で、敵も味方も変化がないのはもう古い」と考えており、このリーダー交代劇を番組強化策の最たるものとして挙げているテンプレート:Sfn。
『トリビアの泉 世界で一番“へぇ”が好きSP』(2007年11月28日 放送)ではこの主役交替がトリビアに取り上げられ、交替に関して東映から「思い切り後半は変えてみようと思った」というコメントが寄せられているテンプレート:要高次出典。
レギュラー・準レギュラー
- 大鷲龍介 / 初代バルイーグル(声):川崎龍介(第1 - 23話)
- 飛羽高之 / 2代目バルイーグル(声):五代高之(第23 - 50話)
- 鮫島欣也 / バルシャーク(声):杉欣也
- 豹朝夫 / バルパンサー(声):小林朝夫
- 嵐山大三郎:岸田森
- 嵐山美佐:根本由美
- 矢沢助八:山田隆夫
- ヘドリアン女王:曽我町子
- アマゾンキラー:賀川雪絵
- ゼロワン:北川たか子
- ゼロツー:東まり子
- ゼロスリー:宇田川由紀
- ゼロフォー:高島敏子(第1 - 4話)、 広京子(第5 - 50話)
声の出演
ゲスト出演者
- 影山令子(ダークQ):彩瀬晶子(第1話)
- 少女:小林綾子(第1話)
- 滝本所長(東都大学研究所所長):長沢大(第2話)
- 女ダークQ:宗方奈美(第4話)
- 野村高子(次郎の先生):松香ふたみ(第5話)
- 山本愛子(花嫁):池ヶ谷和美(第5話)
- 高瀬秀一:春田純一(第7話)
- 千恵子:増田めぐみ(第7話)
- 洋品店の女店員:川村繁代(第8話)
- 小坂教授:富岡浩太郎(第9話)
- 小坂智子(教授の妻):三好美智子(第9話)
- 小坂浩一(小坂夫妻の息子):加瀬悦孝(第9話)
- 大木俊子:志茂由佳(第10話)
- 蜘蛛五郎(クモモンガーの人間態):岡本美登(第10話)
- 上村博士:牧田正嗣(第11話)
- 上村ユミ(博士の娘、実はダークQ):片岡みえ(第11話)
- シャドーX(闇のブローカー):上田耕一(第12話)
- アルバート総長(国連事務総長):ラセム・ワハフ(第14話)
- ミルズ捜査官(FBI捜査官。実はダークQ):クリスチャン・ハース(第14話)
- 村井達夫(現代の整備工) / 村井達之進(江戸時代の剣豪) / 村井達五郎(慶安時代の海賊):高橋淳(三役)(第15話)
- 大村先生(正男の先生):鹿沼えり(第16話)
- 倉田(平和守備隊隊員):田島真吾(第17話)
- 中尾博士:原口剛(第19話)
- 中尾宏(博士の息子):仲田勇(第19話)
- 鮫島勝(亡き鮫島の弟):三須志雄(第20話)
- 村上波子(海女。美佐の親友):幡野芳美(第21話)
- 村上ひろし(波子の弟):斎藤浩一(第21話)
- 二ノ宮ひろみ:塩月徳子(第22話)
- 倉田支配人(ホテルの支配人):秦幸志(第24話)
- 嵐山森蔵(忍者、嵐山長官の先祖):岸田森(第24話)
- 黒服の男(マシンマン人間態):岡本美登(第25話)
- 松原忍:柿崎澄子(第25話)
- 松原健太(忍の弟):吉野広司(第25話)
- 松原正助(忍と健太の父):西尾徳(第25話)
- 松原春子(正助の妻):中真千子(第25話)
- 砂村春子(大学教授):藤山律子(第26話)
- 人形劇団員:伊倉一恵(第27話)
- 患者:森篤夫(第27話)
- 赤バラ仮面テンプレート:Refnest(バラモンガーの人間態):森永奈緒美(第29話)
- 五木三郎:秋原充(第30話)
- 五木小百合(三郎の姉):戸田真理(第30話)
- 五木徳三郎(三郎と小百合の祖父):増田順司(第30話)
- 五木とめ(三郎と小百合の母):板倉加代子(第30話)
- 小林修:富士圭一(第31話)
- 小林勇吉(修の父):住吉道博(第31話)
- 青柳大介:野内俊司(第32話)
- 青柳勇介(大介の弟):斎藤喜幸(第32話)
- 太田和子:高橋みどり(第33話)
- 太田由紀(和子の娘):原和美(第33話)
- ゆかり(ファッションモデル、美佐の親友):後藤いずみ(第34話)
- 内藤安夫:青木英隆(第35話)
- 北沢日見子:三原順子(第36・37話)
- 北沢加美子(占い師、日見子の姉):木本恵(第36・37話)
- 洋介:船引秀秋(第36・37話)
- オカルト・ジョー(エスパー):斎藤等(第36話)
- 豹朝太郎:小林亜星(第38話)
- 川村みどり:叶和貴子(第39話)
- 川村兼太(みどりの弟):大原和彦(第39話)
- 鉄男:佐藤美樹晴(第40話)
- 林田サユリ:新井備子(第40話)
- 純一:斎藤雅晴(第41話)
- 春野かおり(純一の先生):関谷ますみ(第41話)
- 浅田和夫:福原時浩(第42話)
- 明:倉形敏正(第43話)
- 山根淳一(飛羽の同期。2代目バルイーグル候補生):飯田道朗(第44話)
スーツアクター
撮影早々にバルイーグルのスーツアクターの新堀が腕を骨折するアクシデントが発生し、初期はバルシャークのスーツアクターである柴原や岡本美登、春田純一らが代役を務めた。柴原はこの作品が初めて最初からレギュラーを務めた作品だったうえに主役のイーグルを代演、なおかつ、自分の代わりのシャーク役には、既に俳優としての地歩を築きはじめていた大葉健二がやってきたため、緊張の余り、シャークのアクションについてうまく説明できなかったと回想している。
- バルイーグルテンプレート:Sfn[7]:新堀和男
- バルイーグル(代役)[8]:益田哲夫
- バルイーグル(代役)[8]:岡本美登
- バルイーグル(代役)[8]:鈴木玄秀
- バルシャークテンプレート:Sfn[9]、バルイーグル(代役)[8]:柴原孝典
- バルシャーク(代役)[8]:大葉健二
- バルシャーク(代役)[10]:渡洋史
- バルパンサーテンプレート:Sfn[8]:伊藤久二康
- サンバルカンロボ、ヘルサターン総統:日下秀昭テンプレート:Sfn
- イナズマギンガーテンプレート:Sfn、バルイーグル(代役)[8]:春田純一
- モンガー、イナズマギンガー(初期):山田一善テンプレート:Sfn
- モンガー:山口仁テンプレート:Sfn
- モンガー(飛び降り撮影):竹田道弘テンプレート:Sfn
- マシンマン、モンガー(第45話ほか):辻井啓伺テンプレート:Sfn
スタッフ
メインライターは5作続けて上原正三。演出陣では当時の戦隊最多演出監督でシリーズの基礎を作り上げた大功労者の竹本弘一がパイロット作品4本のみを撮影し降板。また竹本の特撮作品演出は本作品が最後となった。以降は小林義明、服部和史、平山公夫などに加えて、円谷作品で実績のあった東条昭平が『ウルトラマン80』の終了に伴い、演出陣に新たに加わっている。また同時期の『仮面ライダースーパー1』が終了に伴い終盤にて山田稔が復帰しそのまま最終回を担当している。
東映プロデューサーは吉川進に加え、『超力戦隊オーレンジャー』まで15年連続でかかわることになる鈴木武幸が初めて戦隊シリーズに参加。
- 原作:八手三郎
- 連載:テレビマガジン、てれびくん、テレビランド、冒険王
- 脚本:上原正三、曽田博久、高久進、酒井あきよし、松下幹夫、筒井ともみ
- 音楽:渡辺宙明
- 技斗:山岡淳二、横山稔(ジャパンアクションクラブ)
- 監督:竹本弘一、小林義明、服部和史、東条昭平、平山公夫、奥中惇夫、加島昭、山田稔
- 撮影:石橋英敏、加藤弘章、高岩震
- 照明:中川勇雄、斉藤久、石垣敏雄
- 美術:森田ふみよし、野本幸男
- キャラクターデザイン:野口竜、久保宗雄、渡部昌彦、島野公、品田冬樹
- 録音:上出栄二郎
- 効果:阿部作二→大泉音映
- 選曲:石川孝
- 編集:伊吹勝雄、山口一喜
- 進行:小原武羅夫、奈良場稔、桐山勝、小迫進
- 計測:黒須健雄、内田正司
- 記録:伊藤明子、石川和枝、浅井ひろ子、福島勇子
- 助監督:加島忠義、小中肇、坂本太郎、三ツ村鐵治
- 製作担当:佐々木丸正
- 装置:東映美術センター
- 操演:船越幹雄
- 美粧:太陽かつら→サン・メイク
- 衣裳:鷹志衣裳
- 装飾:装美社
- 企画協力:企画者104
- キャラクター制作:エキスプロダクション、レインボー造型企画
- 視覚効果:デン・フィルム・エフェクト
- 合成:チャンネル16
- 音楽制作:あんだんて
- 現像:東映化学
- 車輌制作:十和モータース
- 撮影協力:群馬サファリワールド、リステル浜名湖
- オートバイ協力:鈴木自動車
- 車輌協力:無限オートセルス
- 特撮:特撮研究所
- プロデューサー:碓氷夕焼(テレビ朝日)、吉川進・鈴木武幸(東映)
- 制作:テレビ朝日、東映、東映エージエンシー
音楽
本作の主題歌・挿入歌全14曲は、すべて山川啓介が作詞、渡辺宙明が作曲。
音盤ソフトとしては放送当時、コロムビアのラインナップに「音楽集」の発売日を含めた販売予告がされたが中止となった。コロムビアからは、特に発売中止の理由の説明はされていない。劇伴はその後番組終了から10余年を経て、「放送当時に予告されながら発売されなかった幻の音楽集」と銘打って1996年に商品化され、2005年にも再発売された。
- 主題歌
- オープニングテーマ「太陽戦隊サンバルカン」
- 作詞:山川啓介 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:串田アキラ、こおろぎ'73
- フルサイズ、テレビサイズともにボーカルのテイクが異なる2バージョンが存在しており、歌い方が力強いバージョンが商品化されている。
- もう一方の歌い方が静かなバージョンは、本編で使用されている(第2話を除く、第9話以降は力強いバージョン)。また、たいらいさおによるカバー・バージョンも存在する。
- エンディングテーマ
- 「若さはプラズマ」(第1 - 33話)
- 作詞:山川啓介 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:串田アキラ、こおろぎ'73
- 「1たす2たすサンバルカン」(第34 - 50話)
- 作詞:山川啓介 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:串田アキラ、コロムビアゆりかご会
- エンディングが変更になって以降も、時々オープニングの際に前のエンディングの曲名が誤って表示されることがある。
- 挿入歌
- 「たたかいのテーマ」
- 作詞:山川啓介 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:串田アキラ、こおろぎ'73
- 「君はパンサー」
- 作詞:山川啓介 / 作曲:渡辺宙明 / 編曲:いちひさし / 歌:水木一郎
- 「輝け!サンバルカン」
- 作詞:山川啓介 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:水木一郎、こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会
- 「スーパーウーマンゼロガールズ」
- 作詞:山川啓介 / 作曲:渡辺宙明 / 編曲:いちひさし / 歌:かおりくみこ
- 「ファイト!サンバルカンロボ」
- 作詞:山川啓介 / 作曲:渡辺宙明 / 編曲:いちひさし / 歌:串田アキラ、こおろぎ'73
- 『非公認戦隊アキバレンジャー シーズン痛』の第2痛のEDでは横山優子(荻野可鈴)が本曲をカバーしている。
- 「夢の翼を」
- 作詞:山川啓介 / 作曲:渡辺宙明 / 編曲:いちひさし / 歌:串田アキラ
- 『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』では、「剣の戦士」紹介時の挿入歌として使用されている。
- 「海が呼んでいる」
- 作詞:山川啓介 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:水木一郎
- 「太陽マーチ」
- 作詞:山川啓介 / 作曲:渡辺宙明 / 編曲:いちひさし / 歌:水木一郎、こおろぎ'73、ザ・チャープス
- 「ぼくらのサンバルカン」
- 作詞:山川啓介 / 作曲:渡辺宙明 / 編曲:いちひさし / 歌:串田アキラ、こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会
- 「あしたがあるさ」
- 作詞:山川啓介 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:水木一郎
- 「戦う仲間サンバルカン」
- 作詞:山川啓介 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:串田アキラ、こおろぎ'73
- 「1たす2たすサンバルカン」(ED2)が発表されたのが主題歌・挿入歌LPの発売後だったため、同シングルのB面曲として「戦う仲間サンバルカン」が作られた。
放映リスト
- 1981年7月25日、1982年1月2日は休止。
- 36 - 37話のサブタイトルが通常より短いのは、人気アイドル・三原順子の出演を新聞のテレビ欄に記載する余地を確保するためであり、本話はこうした手法の先駆けに当たる[11]。
放送日 | 話数 | サブタイトル | 登場怪人 | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|---|
1981年 2月7日 |
1 | 北極の機械帝国 |
|
上原正三 | 竹本弘一 |
2月14日 | 2 | 人類が消滅する日 |
| ||
2月21日 | 3 | 日本に挑む鉄の爪 |
| ||
2月28日 | 4 | 少年探偵とスパイ |
| ||
3月7日 | 5 | 邪悪な太陽神 |
|
小林義明 | |
3月14日 | 6 | 機械の支配する家 |
| ||
3月21日 | 7 | 野獣バッターと涙 |
|
服部和史 | |
3月28日 | 8 | 父が歌う手まり唄 |
| ||
4月4日 | 9 | 怪物になったパパ |
|
小林義明 | |
4月11日 | 10 | 待ちぶせ毒ぐも館 |
|
曽田博久 | |
4月18日 | 11 | 哀しみのメカ少女 |
|
東条昭平 | |
4月25日 | 12 | ダイヤを食う女王 |
|
上原正三 | |
5月2日 | 13 | 生命を持つ黒い玉 (ブラックホール) |
|
平山公夫 | |
5月9日 | 14 | 地球が降伏する日 |
|
高久進 | |
5月16日 | 15 | 女王の欲ばり踊り |
|
曽田博久 | 東条昭平 |
5月23日 | 16 | 悪魔が校庭を走る |
|
上原正三 | |
5月30日 | 17 | 怪談!お化けの谷 |
|
曽田博久 | 小林義明 |
6月6日 | 18 | びっくり大スター |
|
上原正三 | |
6月13日 | 19 | 危険な100点少年 |
|
曽田博久 | 服部和史 |
6月20日 | 20 | 機械レスラーの罠 |
|
上原正三 | |
6月27日 | 21 | 潮風がはこぶ愛 |
|
酒井あきよし | 東条昭平 |
7月4日 | 22 | 東京大パニック! |
|
松下幹夫 | |
7月11日 | 23 | 銀河魔境の女隊長 |
|
上原正三 | 平山公夫 |
7月18日 | 24 | 浜名湖のネッシー |
| ||
8月1日 | 25 | ドッキリ海蛇の穴 |
|
曽田博久 | |
8月8日 | 26 | ハラペコ満腹料理 |
|
上原正三 | |
8月15日 | 27 | 真夏の夜の大恐怖 |
|
小林義明 | |
8月22日 | 28 | 助八は敵か味方か |
|
東条昭平 | |
8月29日 | 29 | 美剣士白バラ仮面 |
|
曽田博久 | |
9月5日 | 30 | 大暴れ夢の大怪獣 |
|
上原正三 | 平山公夫 |
9月12日 | 31 | 大東京シビレ音頭 |
|
筒井ともみ | |
9月19日 | 32 | 顔泥棒を逮捕せよ |
|
曽田博久 | 小林義明 |
9月26日 | 33 | 憎いおしゃれ泥棒 |
|
東条昭平 | |
10月3日 | 34 | 呪われた亡霊たち |
|
筒井ともみ | |
10月10日 | 35 | 友達!? クカラッチャ |
|
曽田博久 | 奥中惇夫 |
10月17日 | 36 | エスパー |
|
上原正三 | |
10月24日 | 37 | 日見子よ | |||
10月31日 | 38 | 豹朝夫のおやじ殿 |
|
加島昭 | |
11月7日 | 39 | 尻もちおてんば娘 |
|
筒井ともみ | 服部和史 |
11月14日 | 40 | なかよし暗殺天使 |
|
曽田博久 | |
11月21日 | 41 | 七化けドロンパ狸 |
|
筒井ともみ | 東条昭平 |
11月28日 | 42 | 寝坊少年の白昼夢 |
|
曽田博久 | |
12月5日 | 43 | 君も天才になれる |
|
酒井あきよし | 加島昭 |
12月12日 | 44 | 大脱走・ヘリ爆破 |
|
筒井ともみ | 服部和史 |
12月19日 | 45 | 銀河無敵の電気男 |
|
上原正三 | 山田稔 |
12月26日 | 46 | 女隊長の(秘)作戦 |
| ||
1982年 1月9日 |
47 | 機械帝国の反乱 |
|
服部和史 | |
1月16日 | 48 | 奪われた巨大空母 |
|
山田稔 | |
1月23日 | 49 | 女王最期の妖魔術 |
| ||
1月30日 | 50 | 輝け北極オーロラ |
|
視聴率
- 最高視聴率:18.4%(スーパー戦隊シリーズ歴代3位)
- 平均視聴率:12.5%(同上)
ビデオリサーチ調べ、関東地区
劇場版
- 太陽戦隊サンバルカン
- 1981年7月18日公開。東映まんがまつりの一編として公開された。
- 脚本:上原正三
- 特撮監督:矢島信男
- 監督:東条昭平
- 登場怪人:ハナビモンガー(声:依田英助)
- バルイーグルが2代目となっている事から、時系列的には23話以降の話である。
放映ネット局
- 東京都・関東広域圏:ANB(現:EX) テレビ朝日 ※キーステーション
- 北海道:HTB 北海道テレビ
- 青森県:RAB 青森放送
- 岩手県:IBC 岩手放送(現:IBC岩手放送)
- 宮城県:KHB 東日本放送
- 秋田県:ABS 秋田放送
- 山形県:YBC 山形放送
- 福島県:FCT 福島中央テレビ(1981年2月 - 1981年8月25日)
- 新潟県:BSN 新潟放送
- 山梨県:YBS 山梨放送
- 富山県:KNB 北日本放送
- 石川県:MRO 北陸放送
- 福井県:FTB 福井テレビ
- 長野県:TSB テレビ信州
- 静岡県:SKT 静岡けんみんテレビ(現:SATV 静岡朝日テレビ)
- 愛知県・中京広域圏:NBN 名古屋放送(現:名古屋テレビ)
- 大阪府・近畿広域圏:ABC 朝日放送
- 鳥取県・島根県:NKT 日本海テレビ
- 岡山県・香川県:KSB 瀬戸内海放送
- 広島県:UHT(現:HOME) 広島ホームテレビ
- 山口県:TYS(現:tys) テレビ山口
- 徳島県:JRT 四国放送
- 愛媛県:EBC 愛媛放送(現:テレビ愛媛)
- 高知県:KUTV テレビ高知
- 福岡県:KBC 九州朝日放送
- 長崎県:NBC 長崎放送
- 熊本県:TKU テレビ熊本
- 大分県:OBS 大分放送
- 宮崎県:MRT 宮崎放送
- 鹿児島県:KTS 鹿児島テレビ
- 沖縄県:RBC 琉球放送
映像ソフト化
- 全話収録(2枚組1巻につき10話収録・全5巻)のDVDが2005年11月21日 - 2006年3月21日にかけて東映ビデオよりリリースされ、現在も発売中。Vol.1には初回生産分限定で全巻収納BOXが付属した。
- 劇場版はDVD「スーパー戦隊 THE MOVIE BOX」(2003年7月21日発売)、「スーパー戦隊 THE MOVIE Vol.2」(2004年7月21日発売)、「スーパー戦隊 THE MOVIE Blu-ray BOX 1976-1995」(2011年6月21日発売)に収録。
- ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)も東映ビデオよりリリースされていたが8巻・24話までと劇場版のみで打ち切られた。
脚注
注釈
出典
参考文献
外部リンク
- 太陽戦隊サンバルカン(スーパー戦隊ネット内の紹介記事)
- DVD 太陽戦隊サンバルカン特集(東映ビデオ内にあるサイト)
- ↑ テンプレート:Cite book
- ↑ テンプレート:Harvnb
- ↑ 『25大スーパー戦隊シリーズ 完全マテリアルブック 上巻』ケイブンシャ、2002年1月、p.30。ISBN 4-7669-3975-1
- ↑ 「宇宙船」の86~87年.デザイナーのコラムより
- ↑ 「LEGEND CAST INTERVIEW_02 五代高之」、『海賊戦隊ゴーカイジャー公式読本 豪快演義 SUPER SENTAI 35th UNIVERSE』グライドメディア〈グライドメディアムック〉、2012年6月、p.99。ISBN 978-4-8130-8173-9
- ↑ 6.0 6.1 テンプレート:Harvnb
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 8.0 8.1 8.2 8.3 8.4 8.5 8.6 テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Harvnb。なお三原は、本作の前番組『電子戦隊デンジマン』にもゲスト出演していた。
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