立木文彦

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立木 文彦(たちき ふみひこ、本名同じ、1961年4月29日 - )は、日本声優ナレーターである。2012年現在は大沢事務所に所属している。なお、愛称としては「ぶんちゃん」や「ふーみん」などがある。テンプレート:VOICE Notice Hidden

来歴

1961年4月29日に[1][2]長崎県南松浦郡(現五島市)で生まれた。声優としてのデビュー作品は、1983年のテレビアニメ『聖戦士ダンバイン』と本人は答えているが[3]、実際にはその前番組『戦闘メカ ザブングル』に脇役として既に出演している。以降、日本のアニメやゲームで声を当てる以外にも、海外の映画やアニメの吹き替えや、CMやテレビ番組のナレーションなども行っていく。

音楽活動

TAKADA BANDの名義で三松亜美と共に、テレビアニメ『BLUE SEED』のオープニングテーマ『カルナバル・バベル』や、CDアルバム『3×3EYES』を発表したこともあった。また2003年には森川智之とともにヴォーカルユニット2HEARTSを結成し、音楽CDを発表したり、ライブ活動なども行っている。

所属事務所の変遷

エピソード

  • 立木が演じた代表的なキャラクターとして、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の碇ゲンドウがある。この役を演じた時、立木は34歳だったのに対して、碇ゲンドウは48歳という設定であり、当時の立木の実年齢と14歳も離れた老け役だった。共演した山寺宏一からは「30代で中年を演じきる、立木さんみたいなキャラの人だから演じられたんでしょうね」とコメントを貰っている。この他、『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』での碇ゲンドウの息子である碇シンジのアニメ序盤に存在する自慰シーンの演技において、碇シンジ役の緒方恵美が女性であるためにその気持ちを表現することに困難を覚え、「初めてだから上手くいくかどうかわからないんだ。だから、間違ってたら教えてね。父さん」とシンジ声で相談された時に演技指導をし、本番終了後に「よくやったな、シンジ」と言うと緒方が「父さんに褒められた」と喜んだという。
  • 他作品のパロディが作中に幾つも見られるテレビアニメ『乃木坂春香の秘密』で、立木は乃木坂玄冬(のぎざかげんとう)役を演じている。そしてこの乃木坂玄冬が、作中でアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の碇ゲンドウのようなポーズを取ったり、台詞を言ったりする場面がある。このように立木の演じた碇ゲンドウが、他作品にまで影響を与えた例も見られる。
  • テレビアニメ『らき☆すた』において、立木は複数の男性のモブキャラクターを演じた。同作品でやはり同じく複数の女性モブキャラクターを演じたくじらとは、かつて千葉繁主宰の劇団バーストマンに所属していた仲間同士であり、同劇団の舞台や、押井守監督の実写映画『トーキング・ヘッド』等で数多く共演している。
  • 立木は、特に総合格闘技イベントPRIDEのナレーターとしてはよく知られているが、フジテレビジョンのPRIDE放送撤退を受けて、PRIDEの煽りVTRのナレーションから遠ざかっていた時期もある。しかし、2006年11月5日に行われたPRIDE 武士道 -其の十三-にてPRIDEのナレーターとして復帰した。この際にはオープニングVTR内で「ナレーション 立木文彦」の文字を画面いっぱいに表示され、会場で歓声が上がった。当日の第1試合「ゲガール・ムサシVSヘクター・ロンバード」の紹介VTR内で、「NARRATION FUMIHIKO TACHIKI」の文字テロップとともに立木が自己紹介させられる場面があった。スポーツイベントにおいて、このようにナレーターを行っている人物にスポットを当てることは極めて稀なことであるが、立木の場合にはそれが行われた。
  • ナレーションを務めている『世界の果てまでイッテQ』の2012年最後の放送となった大忘年会祭り4時間生放送スペシャル内で行われた「お祭り男が挑む横浜・赤レンガ倉庫前での豊橋手筒花火」にて自身初の生放送番組への出演と生ナレーションに挑戦した。

出演作品

太字はメインキャラクター

テレビアニメ

1983年

1984年

1985年

1986年

1987年

1988年

  • F(医者 他)

1989年

1990年

1991年

1992年

1993年

1994年

1995年

1996年

1997年

1998年

1999年

2000年

2001年

2002年

2003年

2004年

2005年

2006年

2007年

2008年

2009年

2010年

2011年

2012年

2013年

2014年

OVA

1985年

1986年

1987年

1989年

1990年

1991年

1992年

1993年

1994年

1995年

1996年

1997年

1999年

2000年

2001年

2002年

2003年

  • 新・北斗の拳(ナレーション)※第1巻のみ
  • マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍(ボス)

2004年

2005年

2007年

2008年

2010年

2011年

2012年

  • 乃木坂春香の秘密 ふぃな〜れ♪(乃木坂玄冬)

2013年

劇場アニメ

1989年

1993年

1994年

1995年

1997年

1998年

2000年

2001年

2002年

2003年

2004年

2006年

2007年

2008年

2009年

2010年

2011年

2012年

2013年

2014年

Webアニメ

2001年

2013年

ゲーム

1994年

1996年

1997年

1998年

1999年

2000年

2001年

2002年

2003年

2004年

2005年

2006年

2007年

2008年

2009年

2010年

2011年

2012年

2013年

2014年

2015年

  • E:RObotts(源治[33]

吹き替え

俳優

実写

海外アニメ

映画

テレビドラマ

特撮

1995年

2000年

2004年

2009年

2010年

2011年

2012年

2014年

ラジオドラマ

ドラマCD

音楽CD

その他CD

  • RADIO DJCD BLEACH “B” STATION Vol.2
  • 機動戦士SDガンダム 私をコロニーに連れてって
    • SDガンダム・パラダイス(ボーカル)
  • 機動戦士SDガンダム TOKYO SHUFFLE
    • ぺ・ぺ・ぺのぺ(ボーカル)
  • 機動戦士SDガンダム・こちらマッケンジー探偵社
    • What do you want? II(ボーカル)
    • アディオス・DE・ガンダム(ボーカル)
  • 今賀瞬〜バーストマン愛しのソングブックVol.1〜
  • A Letter From Allnighters (Sunaga T Experience)
    • Jazz Allnighters(ナレーション)
  • 強者語り(本人役)
  • ももいろクローバーZZ伝説 〜終わりなき革命〜」(メンバーコールなど)

ラジオ

ナレーション

テレビ番組

CMナレーション

特記の無い限りはTV-CMである。

パチンコ・パチスロ

その他

脚注

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外部リンク

テンプレート:大沢事務所
  1. 「日本タレント名鑑(2011年版)」 p.230、2011年1月、ISBN 978-4-904674-02-4
  2. 「テレビ・タレント人名事典(第6版)」 p.701、2004年6月、ISBN 4-8169-1852-3
  3. 角川書店「ボイスニュータイプ」2006年1月号インタビュー記事より
  4. B's-LOG』2012年8月号。
  5. テンプレート:Cite web
  6. テンプレート:Cite web
  7. テンプレート:Cite web
  8. テンプレート:Cite web
  9. テンプレート:Cite web
  10. テンプレート:Cite web
  11. テンプレート:Cite web
  12. テンプレート:Cite web
  13. テンプレート:Cite web
  14. テンプレート:Cite web
  15. テンプレート:Cite web
  16. テンプレート:Cite web
  17. 正しくは「ガイアウィスパー」と言う。詳細は「仮面ライダーW」を参照。
  18. 電撃Girl's Style』2012年1月号。
  19. B's-LOG』2012年10月号。
  20. 『電撃Girl's Style』2011年11月号。
  21. テンプレート:Cite web
  22. テンプレート:Cite web
  23. テンプレート:Cite web
  24. テンプレート:Cite web
  25. テンプレート:Cite web
  26. テンプレート:Cite journal
  27. 週刊ファミ通』2012年12月20日増刊号より。
  28. トイ・ウォーズに豪華声優陣が登場!キャラクター&案内役ボイスに登場♪
  29. テンプレート:Cite web
  30. テンプレート:Cite web
  31. テンプレート:Cite journal
  32. テンプレート:Cite journal
  33. テンプレート:Cite journal
  34. ハム、イエティ、P.T.フリーはエンディングの「トイ・カー・ストーリー」「モンスターズ・トラック・インク」「バグズ(ワーゲン)・ライフ」のみ登場。これはハムたちの声優が全てジョン・ラッツェンバーガーであることのギャグであり、マックが「フッハッハッハ。いやー、あの豚の声やってる奴最高。凄い声優だね」「フッハハー。あのイエティ雪上車、目茶苦茶面白いね」などと絶賛するシーンである。
  35. テンプレート:Cite web
  36. テンプレート:Cite web