ABCフレッシュアップベースボール
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『ABCフレッシュアップベースボール』(エービーシーフレッシュアップベースボール)は、朝日放送(ABCラジオ)が放送しているプロ野球中継番組である。主に、阪神タイガースをはじめとした近畿地方のプロ野球チーム主催試合を中継する。
番組名の遍歴
- 1988年ごろまで 「ABCラジオナイター」(番組放送上は「ABC○曜ナイター」)
- 1989年-1994年 「ABCフレッシュアップナイター」(第1期)
- 1995年・1996年 「ABCタイガースナイター」
- 1997年-2006年 「ABCフレッシュアップナイター」(第2期)
- 2007年-現在 「ABCフレッシュアップベースボール」
- 備考
- 2006年までの土・日デーゲーム中継はワイド番組内でのデーゲーム中継のコーナーとして放送されていた。また平日が祝日と重なる日のデーゲームは「ABCフレッシュアップナイタースペシャル・デーゲーム中継」としていた。
- 2007年からナイター中継とデーゲーム中継(2006年度までは、土・日はワイド番組のコーナーとして放送され、平日は特に番組タイトルなし)の名称を統一して「ABCフレッシュアップベースボール」と名称を変更した。
- 土曜・日曜の阪神戦中継はデーゲーム・ナイターを問わずスポンサード番組扱いで協賛社が付く。
- 2007年から土・日曜日のデーゲーム開催がある場合、ワイド番組の放送時間を短縮して対応している[1]。ただし、土曜日のデーゲーム中継については、2010年から編成上自社制作による生ワイド番組(2012年までは『芦沢誠のGO!GO!サタデー』、2013年・2014年は『南山千恵美のMusic Smile』(2013年度は8月第1週で南山が育児休養のため一時降板したため、高校野球に伴う中断明けの8月第4週以後のシーズン残りは「笑福亭鉄瓶のMusic Smile」として[2]放送)の内包番組として扱われる(ただしABCラジオタイムテーブルや新聞の番組表では別番組扱いで掲載している)。
- 阪神戦の月曜ナイター、平日と祝日が重なった場合のデーゲーム、および7-9月に土曜(2012年までは日曜も)の阪神戦のデーゲーム・かつ阪神戦以外のナイターが同日放送となる場合のナイター中継は「ABCフレッシュアップベースボールスペシャル」としている[3]。
概要
- ナイターの放送時間は17:55〜試合終了まで。2008年までは全国高校野球選手権大会期間中については高校野球終了後から放送したが、2009年からABCラジオでの高校野球第4試合の延長オプションは完全に撤廃した。
- デーゲームの放送枠は、試合開始時間に応じて設定。過去の週末の中継では、定時編成を優先した関係で、試合が14時以前に始まっていても13:55から中継を開始した。現在は、阪神戦が14時以前に開始される場合に、試合開始から13:55まで「フレッシュアップベースボールスペシャル」(協賛無し・パーティシペーション)として先行中継。13:55からは、スポンサー入りの定時枠で放送する(新聞番組表上ではスペシャルの枠を含め一つの番組扱いである)。[4]この場合には、試合の展開にかかわらず、13:54頃にいったん実況中継を中断。オープニングテーマ・提供クレジット・スポンサーCMを放送してから、13:58頃に中継を再開する。
- 尚、土・日曜のナイター中継については原則として、土曜日は4-6月、日曜は高校野球期間を除いた全期間(2007年は土・日とも全期間、2008 - 2012年は日曜も4-6月)阪神戦デーゲームを放送した場合は原則として放送休止となる。この関係で4月〜6月に対阪神戦(交流戦)以外の土・日曜のオリックス主催のナイターがABC制作でJRN(2007〜2009年)・NRN(2010年〜)全国ネットのメインカードとなった場合は、自社では放送せず系列局への裏送りとなっている。このため、土曜日・日曜日の中継はネットワーク共通協賛スポンサーを含めてナイター・デーゲーム共通でコマーシャルを提供することとなる。2012年からは土・日曜の一部のデーゲームにも雨天予備カードを設定するようになった。
- 2008年以後、7-9月に阪神戦デーゲームと、阪神戦以外のナイター(全国放送カード)が同日に放送される場合、通常の協賛スポンサーは阪神戦デーゲームの時間帯にCMを送り、阪神戦以外のナイターの時間はパーティシペーション(オールスポット)扱いとなる。また阪神戦以外のナイターは試合の展開の如何に関わらず21時(厳密には後クレジットの関係で20:56)で打ち切る。2013年度からは、平日についても、阪神の関与しない系列他社制作のナイトゲーム中継では原則として同様の措置を講じる。
- ただし、元々から阪神戦が組まれていない場合、もしくは阪神戦デーゲームがあっても高校野球の裏開催となり放送できない場合は、全国放送カードのナイターを阪神戦ナイター同様に延長オプション・スポンサー協賛ありで放送する。但し高校野球が中止や早く終了して、阪神戦のデーゲーム中継の放送が生じた場合は阪神戦を試合終了までオールスポットで中継する。
- 以前は土曜日のデーゲーム中継は、近鉄バファローズアワーの兼ね合いで近鉄戦を優先して編成しており(阪神主催の対中日戦はCBC・対広島戦は中国放送(RCC)へ裏送り、又はABC協力による自社制作)、2003年ごろから近鉄戦がナイターでかつ阪神戦がデーゲームで開かれた場合に限って阪神戦を放送したが、2004年度で同番組が終了したため(近鉄球団消滅のため)2005年度から阪神戦デーゲーム中継を積極的に実施することになった。そのためレギュラーシーズンに限れば、競馬中継のために日曜デーゲームを放送できないMBSよりも放送カードが多くなっているが、それでも高校野球との兼ね合いから阪神戦全試合中継には至らないことが多かったが、高校野球期間中の阪神戦が全てナイターとなった2011年度は阪神の公式戦全144試合の中継を実現した。
- 2011年のオープン戦中継から、実況におけるボールカウントの表現を変更。国際基準に沿って、ボール→ストライクの順にカウントを伝えるようになった。また、ABCテレビでプロ野球シーズン中の毎週土曜日深夜に放送される『虎バン』(阪神関連の情報・ドキュメンタリー番組)との関係を強化。同番組のテーマソング「FIRE DANCE」を当番組のテーマソングにも採用したほか、阪神戦中継では、実況アナウンサーが随所で同番組の放送内容・予定を告知している。さらに、試合中継や特別番組の放送に連動させる形で、公式サイトからTwitterによるメッセージの投稿を受け付けるようになった。
- 他球場の速報は、2013年度までナイターのみの場合は「ABCナイター速報」、デーゲームのみまたはデーゲームとナイターいずれも開催の場合は「ABCプロ野球速報」としていたが、2014年度からは「ABCプロ野球速報」に一本化された。なお、2011年度の中継からはJRNネットの速報チャイムを変更している。
ネットワーク
- JRN・NRNが発足する以前は、TBSラジオ・ニッポン放送(LF)・ラジオ関東(→RFラジオ日本)(RF)向けのナイターをMBSラジオと分担して制作し、さらにRF向けはラジオ関西(CR)も加わっていたため、TBS-MBS・TBS-ABC・LF-MBS・LF-ABC・RF-MBS・RF-ABC・RF-CRという7通りの組み合わせが入り乱れる複雑なネットワーク関係だった[5]。
- 原則として毎週月曜日と金→日曜日はNRNナイター(キー局は月・金ニッポン放送、土・日文化放送)、火→木曜日はJRNナイター(キー局はTBSラジオ)の大阪地区での制作を担当している。月曜日は阪神タイガースの試合開催日のみ放送。4-6月までの土曜日と、高校野球期間以外の日曜日は、阪神タイガースのナイトゲームがある場合に限り放送する(7-9月の土曜日と、高校野球期間の日曜日は、阪神戦がデーゲームの場合も文化放送発NRNナイターが放送される)。
- ただし、2003年から2012年にかけて阪神タイガースの試合については、ホーム・ビジターを問わず原則自社制作で実況していた[6]。そのため、月・水・木にMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島などで行われる「広島対阪神」や、水・木のクリネックススタジアム宮城などでの「楽天対阪神」(交流戦)が、TBC・RCCが本番としないライン(月曜はRCCのみ該当でNRN、水・木はJRN)の全国放送本番カードとならない場合、RCCやTBCが裏送り体制をとらず、ABCでの放送分がその予備放送として扱われる例があった(RCCやTBCは予備から昇格した場合にリポーターを派遣するのみ)。この場合、在京局の報道素材としてABCの中継音声が使われる。また、対在京球団戦のビジターゲームでも、屋内球場の裏開催の場合など全国放送になる可能性が皆無に近い場合には、在京局はアナウンサーを配置せずにABCの中継音声を報道素材として使うこともある(JRN担当日の「DeNA対阪神」で発生することが多かった[7])。
- しかし、2010年代に入り阪神が再び不振に陥った影響で自社制作は縮小傾向にあり、ナゴヤドームの対中日戦は2012年以降原則として現地局からのネット受けでの放送となり、2013年は聴取率調査期間や神宮球場等での対ヤクルト戦を除いて自社制作をせずネット受け・制作委託を主体とした形となり、2002年以前の体制に戻ることになった。ただし、解説者と実況アナウンサーのみABCから派遣の上で、ベンチリポートと技術スタッフは現地局が担当する形式の中継のほか、アナウンサーを一切派遣しない完全裏送りの場合にも、ABC解説者と現地局のアナウンサーの組み合わせでの出演となる場合もある。
- 1980年代には、高校野球期間中のヤクルト・大洋→横浜主催の対阪神戦に限り、JRN担当日でもABCが火→木曜はLF-NRN予備・本番カード扱いのネット受けに持ち替え、土・日曜はLF-MBSラインを一時的にLF-ABCラインに組み替えてLFと同時ネットまたは予備カード扱いの裏送りを受け、MBSが該当カードをLF協力の自社製作とした事があった。また、巨人主催試合の放送が制限されていた頃の巨人対阪神戦は、JRN担当曜日におけるTBSからのネット受けしか出来ず、ABCの関与は解説者とリポーターの派遣またはTBSとの合同企画による応援実況に限られた。このため、NRN担当曜日に該当カードが開催された場合は、NRN本番カードまたは自社製作(NRN予備扱い)在阪パ・リーグ球団主催カード(主に近鉄主催)の放送で凌ぐ。
- 阪神戦が初めから予定されていない場合やデーゲーム開催の場合、また阪神戦ナイターが中止になった場合には、全国放送のカードをネットし、巨人戦を中心としたセ・リーグのカードを優先的に中継する。原則としてJRN・NRNの予備順位に準拠するため、MBSと比べるとオリックス戦の扱いは極めて低い[8]。また、全国放送が巨人戦でない場合[9]に、スポンサーとの契約の関係上、巨人戦を裏送りまたは自社制作で放送する事が多かったが、2007年以降では聴取率調査期間中のみこの措置を実施している[10]。これは当該期間の間に全試合を関西向け自社制作として特別企画を設定するためで、この期間は阪神主催試合でも自局向けとネットワーク向けの二重制作を実施するほか、オリックス主催試合が上位予備に設定されることもある。聴取率調査期間中以外で、阪神戦非開催かつ全国放送が巨人戦でない場合は、オリックス主催試合をメインカードとして放送することがある。
- なお2008年まで、全国高校野球選手権大会期間中でかつビジターの阪神戦が行われる場合は、制作スタッフの人員配置の関係でニッポン放送(ヤクルト主催と月・金曜日の横浜・巨人主催)・TBSラジオ(月・金曜日を除いた横浜・巨人主催)・CBCラジオ(月・金曜日を除いた中日主催)・SF東海ラジオ放送(月・金曜日の中日主催)・RCC中国放送(広島主催、月・水・木曜日は裏送り)と同時ネット・または制作委託していた。また同じように阪神戦以外のヤクルト主催ゲームが中継される場合も火〜木曜日はニッポン放送制作の裏送りとなるが、2007年度以降は阪神が絡まないヤクルト主催ゲーム自体が放送対象外となっている。
- またオリックス戦のホームゲームを裏送りとして、対巨人戦(ナイターのみ)は在京キー局を中心に全国ネットで、地方局向けはHBCラジオ(HBCファイターズナイター)(火〜木、デーゲームに限り土・日も)、東北放送(TBCパワフルベースボール)(月・金〜日はNRN、火はJRN)、CBCラジオ(CBCドラゴンズナイター)(火〜木、デーゲームに限り土・日も)、東海ラジオ(東海ラジオ ガッツナイター)(月・金〜日)、中国放送(RCCカープナイター)(月・金〜日はNRN、他はJRN)、RKBラジオ(RKBエキサイトホークス)(火〜木、デーゲームに限り土・日も)、 KBCラジオ(KBCホークスナイター)(月・金〜日)の中継を担う(しかし該当局が中継スタッフを派遣して自主製作することがある)。なお、火曜のオリックスvsソフトバンク戦をABC制作でRKB含め長崎放送、NBCラジオ佐賀、熊本放送、大分放送にネットしたこともある。また、ABCの中継と在京局の全国向け中継の予備カードとして組み込まれていない場合は、ABCからスタッフ・解説者・リポーターの派遣を受けて、実況のみ相手球団地元局のアナウンサーが担当する形になることもあるほか、相手球団地元局が自主制作する場合はABC側は予備待機せず、予備昇格時の放送も該当放送局に委託する場合もある(この場合、予備から全国放送に昇格した場合に限り、ABCがオリックスサイドのリポーターを派遣する)[11]。
- なお、阪神・オリックス以外の球団が関西でホームゲームを行う場合は、セ・リーグチーム主催の場合は原則として該当球団の地元局がスタッフを派遣して中継を制作し[12]、ABCはネットワークの曜日に応じて技術協力するのみである。一方、パ・リーグチーム主催の場合、主催球団側地元局に代わってABCが制作にあたることがある(例として2011年4月の楽天のホームゲームで発生。後述)。その場合の扱いはオリックス戦のホームゲームと同じである[13]。
- 関西で巨人がホームゲームを行う場合も前記と同様の対応となるが、過去にはJRN担当日にTBSラジオの要員の都合上、ABCが制作してJRNに裏送り配信したことがあった。また、阪神戦非開催時は自社制作で放送する場合があるほか、阪神戦開催時でも聴取率調査期間に該当した場合は、ABCも在京局とは別に自社で予備待機を行う。
- 「阪神対広島」「オリックス対広島」の2カードのみ、曜日に関係なく中国放送(RCC)への中継配信を行う[14]。そのため、月・水・木の中継ではRCC側がABCのラインに切り替えて放送する形になる[15]。ただし、聴取率調査期間の二重制作などでRCC向けが裏送りとなり、かつ全国放送への昇格可能性が低い場合は、RCC向けを本来同局が取るべきラインで裏送りすることがある。
- 2013年7月9日と7月10日に沖縄セルラースタジアム那覇での阪神対中日の試合は、JRNナイターの該当日であるが、JRN単独加盟である琉球放送(RBC i-Radio)は「RBCエキサイトナイター」で自社制作版を放送するためABC制作版(CBCにもネット)の放送は行わない。
- 月曜日はNRNネットだが、2006年6月19日に行われた「セ・パ交流戦」阪神対北海道日本ハム戦は、野球中継を全曜日JRNネットにしているHBCに裏送りで中継を行った。(通常ならばネットするSTVラジオが「マンデーパ・リーグ」終了に伴い2006年度における月曜日の野球中継を放送しなかった事と(2007年度から日本ハム戦に限り再開)、HBCもNRNに加盟している事に加え、甲子園球場の放送ブース数の関係で月曜JRNネットを担当しているMBSが、裏送りに対応できないことから実現した模様。HBC向けの速報チャイムはJRNのチャイムを使用した。なお、同日朝日放送が制作したオリックスvs巨人は、通常通りNRNラインをとりニッポン放送ショウアップナイターに裏送りした。また、「阪神vs日本ハム」も自局向けに別実況で制作したが、これらは当然、NRNのチャイムが使用された。又、このカードに関しては自局向けが阪神中心になっているためか、2010年まではABCがHBC向けに裏送りを行っていたが、2011年以降はHBCが自社制作を行っている。
- 『マンデー・パ・リーグ』(2001年-2005年にパ・リーグで行われた、移動日を月曜日から木曜日に変更し、月曜日に公式戦を組む試み)の時代には月曜日にNRNナイター(キー局は文化放送)が組まれ、ABCが近鉄・オリックスのNRN担当局であった(ただしABC自体は月曜ナイター枠を設けなかったことから、原則裏送りでの参加)ことから、月曜日のパ・リーグ主催試合については文化放送とのネットワークを優先する[16]。その場合「西武対阪神」については「文化放送ライオンズナイター」の同時ネットとなる。なお、ライオンズナイターの同時ネットの場合の速報チャイムはNRNのものでなく、ライオンズナイター独自仕様のものが使われる。
- ビジターでのヤクルト戦・DeNA戦・ロッテ戦は、それぞれ予備カードからの昇格でない限り地元の在京ラジオ局では原則的に放送されないので事実上独占中継になる場合がある。
- 金曜日の阪神対巨人戦を、ネット関係にあるニッポン放送がABCの技術協力の下に自社制作することがあるが、2009年7月10日の中継ではMBSの解説者でもある板東英二が解説を務めた。(また2007年7月13日(金)、中継予定だった阪神のホームゲームが中止になった際、2009年までMBSの解説者(本数契約)でもあった達川光男解説の巨人vs広島(ニッポン放送制作)の放送がABCから流れたこともあった)
- 土・日曜日は2009年までJRNネットだったが、2006年5月13日に行われた「セ・パ交流戦」ソフトバンク対阪神戦は、福岡Yahoo!JAPANドームからの自社制作で、NRN系列局のKBCが技術協力を行った(ABC・KBC共にテレビ系列はANN系列であるため)。その一方で、JRN系列局のRKBの解説者である稲尾和久(以前はABCの解説者だった)がゲストとして出演するという、在福2局の両方が関係するという珍しい形態となった。
なお、これ以外にもビジター乗り込みの自社製作の場合は、NRN独占のヤクルト主催を除きABC・MBS共にスタッフ受け入れ拠点や受け入れ局の要員・施設都合や、JRN・NRNのネット本数調整の関係もあり必ずしも本来の曜日の系列局の協力でない場合もある(JRN担当曜日でSTVラジオ・LF・QR・SF協力の場合やNRN担当曜日でHBC・TBSラジオ・CBCラジオ協力の場合あり)。速報チャイムについてはABCでは平日の場合(2009年度までは全曜日)、原則として本来の曜日のものを使用する[17]が、時折間違えることがある。 - 2010年から土曜・日曜はJRNが全国放送を取りやめたため、文化放送が幹事局となるNRNナイターの大阪地区からのネット送出を行う。但し、ABCは週末は従来のJRNラインのデーゲーム中継もCBC・RKB・HBC向けに担当するため、この3局および同一地域のNRN系列局(SF・KBC・STV)は日程によってネットの相手が変動する。
カード | ホーム・ ビジター別 [注 2] |
デーゲーム | ナイトゲーム | 備考 |
---|---|---|---|---|
対巨人 | H | JRN | NRN | |
A | JRNorNRN | NRN | デーゲーム時はTBS、QR、LFのいずれか1局の協力(試合日による) ナイター時はQR協力かネット受け | |
対ヤクルト | H | JRN[注 3] | NRN | |
A | NRN | NRN | QRorLFのどちらかの協力(ナイター時はQRからのネット受けの場合あり) | |
対DeNA | H | JRN[注 3] | NRN | |
A | NRNorJRN | NRN | デーゲーム時はQR・TBSのいずれかが協力(要員・ブースの都合による) ナイター時はQR協力(ネット受けの場合あり) | |
対中日 | H | JRN | NRN | |
A | JRN | NRN | デーゲーム時はCBCラジオ、ナイター時はSFからネット受け | |
対広島 | H | JRNorNRN[注 4] | NRN | |
A | JRN[注 3] | NRN | RCC協力(ネット受けの場合あり) | |
対日本ハム | H | JRN | NRN | |
A | JRNorNRN | NRN | STVラジオ協力(ネット受けの場合あり) デーゲームは試合日によりHBC協力orネット受けとなる場合あり | |
対楽天 | H | JRN | NRN | |
A | JRN | NRN | TBC協力(ネット受けの場合あり) | |
対西武 | H | JRN | NRN | |
A | NRNorJRN | NRN | QR協力(ナイター時はネットの場合受けあり) デーゲームはQRが別途自社及びBBQR向けを制作した場合に、放送ブースの都合上TBS協力となる場合あり | |
対ロッテ | H | JRN | NRN | |
A | NRN | NRN | QR協力(ナイター時はネット受けの場合あり) | |
対オリックス | H | JRN | NRN | |
A | JRN | NRN | ||
対ソフトバンク | H | JRN | NRN | |
A | JRNorNRN | NRN | デーゲーム時はRKBまたはKBC、ナイター時はKBC協力 (いずれもネット受けの場合あり。自社制作時は資本関係からKBC協力の場合が多い) |
- 中日・ソフトバンク・日本ハムが関与する試合(甲子園での阪神戦と、大阪ドーム・神戸でのオリックス戦)については、デーゲームについてはABCは従来通り、原則としてCBCラジオ・RKB・HBCとネットを組み、MBSもSFおよびKBCとのネットを継続し、2012年度から設定される土・日デーゲームの予備カードもこれらのJRN各局から融通を受ける。一方、ナイター中継ではABCがNRN中継担当となるため、ABCはSF・KBC・STVとのネットとなり、MBSがCBC・RKB・HBCとネットを組む(結果的に月・金と同じネットワークとなる。なおMBSはLF-MBSライン予備カード兼用のためLF-MBS-CBC/RKB/HBCの変則ネットの場合もある)[18][19]。ただしソフトバンクが関与する試合に限り、土・日双方で当該カードが開催され、かつ片方だけナイターとなる場合、もう片方のデーゲームもナイターに合わせてABCがKBCのデーゲーム中継を担当する[20][21]。なお当日のネットパターンに関係なく、実況音源は文化放送へ提供される(一方、MBSは自社で中継しない日曜デーゲームも含め、ニッポン放送へ音源を提供する)。
- ※オリックス対中日(大阪または神戸)は阪神戦の試合時間によりABC発名古屋向け裏送りになる場合があるが、平日はナイターが基本のため、必然的に裏送りとなる。ただし試合日によってはABCが技術協力の上でCBC(火・水・木)、SF(月・金)<土曜・日曜はその時々の状況による>が自社制作する場合もある。
- また同じようにオリックス主催で関東地方のチームが対戦する試合が全国放送に当たりつつ、阪神戦が行われる場合も阪神戦を優先するため、ABC発全国ネット向けの裏送りとなるケース、さらにはスペシャルウィーク開催時には在京局が乗り込んで中継を行う場合もあるため、阪神戦を含め「二重・三重製作」となるケースもある。
- 対広島戦または対楽天戦は、ネット局のRCC・TBCが共にJRN・NRNのクロスネット局であり、かつテレビ系列がJNNであるためか、両局が土・日曜デーゲームを自社制作する時は基本的にJRNナイターと同形式(JRNの速報チャイムを使用)で放送しているが、報道素材としてはホーム・ビジターともに原則としてTBS-JRN・LF/QR-NRN共用としている(阪神主催のLF向けはMBSが配信。オリックス主催では多少の例外あり)。ABCから両局に配信する際には、2010年から2012年度までは土・日のネットをデーゲーム・ナイトゲームに関わらず、NRNナイターと同形式(NRNの速報チャイムを使用)で中継していた。2013年度からデーゲーム中継に限り、機材運用の便宜上JRNの速報チャイムを使用することが多いが、報道素材としては従来通りTBS-JRN・QR-NRN共用となる。
- 在京球団主催試合については、2010年以降基本的に土・日曜は文化放送の技術協力となっているが、ヤクルト主催試合についてはこれまでと同様、優先中継権を持つニッポン放送が技術協力を担当している。逆にニッポン放送が主に担当する月・金曜日でも、土・日曜のヤクルト主催試合がニッポン放送協力となった分の見返りとして文化放送が担当する場合がある[22]他、JRNにも放送権があるカードの場合、月・金・土・日曜開催でもニッポン放送・文化放送の技術スタッフが確保できなかったり、球場施設の都合でTBSラジオ管理の放送ブースを使用する場合は、TBSラジオが技術協力する場合もある。
- また、2013年からはQRが日曜のナイター中継を原則廃止(年数回の注目カードのみ放送し、それ以外のNRN日曜ナイターは裏送りのみでの参加)したため、日曜日に阪神主催試合がNRN本番となった場合、対戦相手によってはNRN本番ながら事実上ABCのみのローカル放送になる。また、同様に阪神のビジター試合がNRN本番となった際にABCが自社制作せずにNRN本番の音源を活用する場合や、阪神戦中止時の予備カードからの昇格で在京球団同士の試合を中継する場合、事実上QRからのABC向け裏送りというケースもありうる[23](西武主催カードの場合、日程や対戦相手によってはBBQR向けに中継を配信することがあり、その場合はこれを地上波中継の体裁にした上で裏送りする)。
- なお、ABCラジオは文化放送が幹事局となる週末のナイターのうち、日曜日の分の大阪地区の試合の製作(土曜はMBS担当)を行っていたが、その後週末分は両方ともMBS担当に。そのMBSの編成事情もあり、1977年からラジオ大阪が大阪地区のネット担当に変更されてから、文化放送とのネットは日本シリーズと、2001年-2005年のマンデーパ・リーグ(基本的に裏送りのみだが、ごく稀に自社でも放送された[24])に限定された。
- しかしラジオ大阪が2007年でナイターを完全廃止して以後、2008年と2009年はMBSが大阪地区の製作を担当していたが、MBSはニッポン放送とのネット関係(相互に製作・放送)を維持したため、文化放送などのNRNライン向けの放送は裏送り[25]が主だった。この事情からNRN用の週末ナイターはLFライン・QRラインともMBSが独占製作する格好となっていたという事情もある。
- オールスターゲームやフレッシュオールスターゲームをABCラジオのサービスエリア内にある球場(現在は主に阪神甲子園球場・京セラドーム大阪)で開催する場合には、試合日に該当するライン(JRNかNRN)に合わせる形で全国中継の制作を担当(関西以外の地方で開催する場合には系列局からのネット受けで中継)。また、これらが土・日デーゲームとして開催される場合は、阪神戦と同格とみなして、『ABCフレッシュアップベースボール』として協賛スポンサーを付けて放送し、ナイター枠で放送される特番をオールスポットの『ABCフレッシュアップベースボールスペシャル』とする。
- ABCラジオのサービスエリア以外の地域でオールスターゲームを開催する年には、第1戦・第2戦ともに、JRNまたはNRNラインでの中継を同時ネット形式で放送する。ただし2012年から、3試合開催する年の月曜日に第3戦を実施する場合には、NRNラインの同時ネットではなく通常編成を優先(MBSラジオではTBSラジオ制作の裏送り全国中継を同時ネットで放送)。自社制作・生放送のスポーツ情報番組(2012年のみ『これぞ!Bs魂 〜気になるオリックス・バファローズ〜』、2013年から『Monday! SPORTS - JAM』)の中で、地元球団(阪神・オリックス)からの出場選手に焦点を当てながら途中経過を伝えている。
- このほかに、ラジオ関東→ラジオ日本ジャイアンツナイター・岐阜ラジオダイナミックナイター・ラジオ関西ゴールデンナイター用に、ABCがJRN系列局として裏送り制作を行っていた[26]。
- これは当該項に示したとおり、1978年に読売ジャイアンツ主催試合をラジオ関東が独占したことにより、在京大手3局の営業成績が落ち込んだことや、地方リスナーの批判が相次いだことにより、巨人軍を運営する読売新聞社とTBSラジオ・JRNとの提携(TBSがRFから放送権を購入する形)を1979年より行うことで中継を再開した見返りとして、プロ球団の本拠地があるCBCラジオ(JRN単独加盟)・中国放送(ABC同様NRNとのクロスネット)とともにラジオ関東用の中継の技術協力(裏送り出し)を行うというものであった。そのため、甲子園から行われる中継はラジオ関東・ラジオ関西用にABC・TBSのアナウンス・技術スタッフが参加する形式が取り入れられた。1992年にNRN(ニッポン放送・文化放送)用の巨人主催試合中継が再開されることをきっかけに、このABC/TBS製作のRF/GBS/CR用の裏送りは中止となり、以後は原則RF/CR製作(阪神主催は原則主導製作はRFで、CRは技術協力のみ)となった。2013年4月23日の巨人対DeNAが京セラドームで開催されラジオ日本他で中継された際、「ラジオ日本制作・ABCラジオ技術協力」との説明があった(ちなみこの日のJRNは中日対阪神を放送し<ABCもネット>、NRNはヤクルト対広島を放送したため、該当カードは予備および素材録音のみだった[27])。
- この頃、ABCが阪神主催ゲームでRF/CRK/GBS向けを制作した際、自社向けの聴取率調査週間ローカル放送と重なると、要員の都合上全国ネット本番がTBSまたはLFの制作となることがあった。
- 実例として、1990年に岡山県野球場からの「阪神 vs 中日」が巨人戦非開催のためJRN全国ネット本番となったが、地方開催の上ABC自社向けがローカル番組のパーソナリティをゲストに呼ぶなどした聴取率調査週間の特別内容となり、かつRF/CRK/GBS向けの制作もABCが行ったため要員が不足し、TBSがJRN全国ネット用の要員を派遣して中継する事態となった。
ジングル
- 1998年頃の『ABCフレッシュアップナイター』では、実況も担当する小縣裕介が「ABCフレッシュアップナイター Come on! Join us!」と叫ぶジングルが、ナイトゲーム中継のCM明けに流れていた。
- 『ABCフレッシュアップナイター』末期の2003年から2005年までは、2003年テレビ朝日系列(ABCテレビを含む)スポーツ中継のテーマソングだった「IT'S SHOWTIME!!」(B'z)を、オープニングとCM明けのジングルBGMに流用。清水次郎が「ABC フレッシュアップナイター!」と叫ぶメッセージとともに放送していた。2010年3月までは、阪神・プロ野球・スポーツ情報を扱う通年番組『元気イチバン!!ぶっちぎりプレイボール』(ナイトゲーム中継時は前座番組として放送)で、『IT'S SHOWTIME!!』をテーマソングやジングルに使っていた。
- 『ABCフレッシュアップベースボール』に改称してからは、Relient Kの「I'm Taking You With Me」を、オープニングとジングルBGMに採用。阪神のナイトゲーム中継では、CM明けのジングルで、ABCの野球解説者や阪神選手の声による「ナイター聴くなら1008(いちまるまるはち)ABCフレッシュアップベースボール」とのメッセージが流れる(言い回しは解説者によって若干異なる)。阪神のデーゲーム中継や阪神戦以外の中継では、岩本計介と思われるアナウンサーの声で、「ABCフレッシュアップベースボール」というメッセージをCM明けに放送していた。
- 2010年シーズンからは、オープニング曲とジングルBGMをアンダーグラフの『やっぱり地球は青かった』に変更。タイトルコールには再び、清水次郎の声が流れるようになった。ただし、一部の中継・当番組のCM・前座番組『フレッシュアップベースボール 野球にぴたっと。』(『元気イチバン!!ぶっちぎりプレイボール』の後継番組、後述)では、ABCテレビ・ラジオが長らくスポーツテーマに使ってきた行進曲「ウィーンはいつもウィーン」を復活させている。
- 2011年シーズンからは、『虎バン』(前述)のテーマソング『FIRE DANCE』(松本晃彦)を、当番組のオープニング曲とジングルBGMに採用。「ウィーンはいつもウィーン」は、前座番組『武田和歌子の野球にぴたっと。』でのみ流れるようになった。
野球中継延長時の対応
- 基本的には阪神戦で21時以後も試合が続いていた場合には、後続番組の放送枠繰り下げ(スライド)はせず、一部の番組の短縮か休止で時間調整する。ただし平日は、中継を延長した場合でも、ABC朝日ニュース[28]→ニッポン放送制作の平日帯番組[29]を終了後に必ず放送する。
- 2013年からのナイトゲーム中継では、阪神が関わらない公式戦を放送する場合に、試合の進行状況にかかわらず原則として21時で中継を終了する(前述)。ただし、(移動日や雨天中止などで)阪神戦を中継できない平日にオリックスがホームゲームを開催している場合には、自社制作によるオリックス戦を本番カードとして試合終了まで中継する。
- 21時台のフィラー番組(後述)は、終了した時間により短縮放送か休止(2010年から2012年の場合はフィラー番組が事前収録のため、試合終了後はスタジオから当日の試合結果ならびに軽音楽を伝えて時間調整していた)。なお、フィラー番組に定時ニュース(『ABC朝日ニュース』)が内包される構成である場合は、フィラー番組休止時には中継終了後に独立番組として定時ニュースを放送する(22時台の番組が自社制作の場合はそちらに内包することもある)。
- 22時以後に試合終了した場合は「よなよな…」(2014年度。金曜日のみ『ガチ・キン』(2012年7月開始))を短縮して放送し、1:00以後の番組は定刻で放送する。なお2012年7月から2013年度は自社製作の深夜放送を縮小していたため、月曜から木曜の『オールナイトニッポンGOLD』は飛び乗り、またはニッポン放送がナイター中継延長により放送を始めていなければLFからの裏送りで先行放送となることもあった。
- 日曜深夜(月曜未明)は多くの民放がメンテナンスによる放送休止の時間枠があるもののナイター中継が延長した場合に対応するため21時以後の番組を完全スライド(その分メンテナンスの休止時間が短縮)する中、ABCラジオは不定期での終夜放送がある日以外は必ず月曜2:00-4:35を休止してしまうため、日曜であっても21時以後の番組放送枠のスライドは無く、番組休止か短縮になってしまう[30]。番組休止となる場合、次の定時番組開始までのつなぎ(フィラー)でレコード音楽を放送することもある。
- 土曜日のデーゲーム中継が18時までに終了した場合は当番組を内包している『南山千恵美のMusic Smile』のスタジオパート第2部(6月までは19:00(2013年の同時期は18:45)まで、7-9月は17:55まで)を放送。日曜日のデーゲーム中継が17時台で終了した場合には『小林大作のメモリーズ・オブ・ユー』を短縮・休止する(短縮したままスライド放送することもある)。なお2011年6月に終了した『三井生命 イブニングカフェ』(文化放送製作)はスライドで放送していた。4-6月期の場合は18時以降も延長した場合、『Cheers!』(2013年度[31])も短縮放送とする。
- またまれに阪神戦が15時以後の薄暮開催となる場合があり、その場合、日曜日の『小林大作のメモリーズ・オブ・ユー』、『-イブニングカフェ』は予め18時以後(試合延長の場合は試合終了後。但し、『メモリーズ・オブ・ユー』は試合展開により休止となる場合もある)からずらして放送し、その後で阪神戦以外のナイターを放送するケースもある。
- なお、「-イブニングカフェ」は阪神戦のナイター有無により定時の放送時間が異なっていた。
- 阪神戦がデーゲームである場合 4-6月は18:00-18:10 7-9月は17:55-18:05
- 阪神戦がナイターである場合 期間を通して16:50-17:00
- 2012年までの月曜日では、セ・パ交流戦期間の5月中-下旬の月曜日に『ジョッキー・ルーム』が放送される場合に、スポンサー契約の関係上野球中継終了後30分間(番組表上では21時から21時30分)に必ず放送。21:00から21:30に予定されている番組(2012年7月現在は順に『ABC朝日ニュース』『サウンドトラベル』『F.C.オフサイドトーク」)を21:30以降に放送したうえで、21時30分からの番組(2012年7月現在は『F.C.オフサイドトーク』)を休止していた(雨天中止の場合にはいずれも定時放送)。2013年度は「マンデースポーツジャム」を21:00-21:15の15分短縮放送として時間をとっているが、野球中継が延長した場合は21:05までに終わらない場合放送休止となる(そのあとの「みんなの作文」はスポンサードネットのため野球終了後必ず放送される)。
- 毎年8月の全国高校野球選手権大会中継期間に、午後の試合中継と『日本列島ほっと通信』(TBSラジオ制作の箱番組)の放送枠が重なった場合には、『ABCフレッシュアップベースボール』の放送終了後まで同番組の放送を遅らせていた[32](『ほっと通信』終了によりこの措置も2011年度までとなった)。高校野球(主に第4試合)の試合時間が延びた場合には、『ABCフレッシュアップベースボール』で中継予定の試合を全く放送できなかったり、後半イニングの一部から中継を始めたりすることがあった(前述、2008年度まで)。そのため、2009年の高校野球中継からは、試合の途中でも17:50で放送を終了。『ABCフレッシュアップベースボール』の完全中継を優先する体制に変わった。これはプロ野球が通常行われない月曜日も同様だが、地元代表校の試合を地方局がABCの終了時間以降もネットする場合は、引き続き裏送りで中継する。
- 7-9月は土曜(2012年までは日曜も)のNRNナイター(文化放送幹事)を定時に生中継するが、阪神戦ナイター、または高校野球のため阪神戦デーゲームが中継できず、阪神戦以外のナイターが放送される場合は協賛スポンサー付きの通常バージョンで試合終了まで送るが、阪神戦がデーゲーム、かつ阪神戦以外のナイターが開催される場合の「フレッシュアップベースボールスペシャル」扱いのナイター中継は試合展開の如何に関わらず21:00(厳密には後クレジットがあるため20:56)で中継を打ち切り、21時以後に予定されている番組は定時通りである。
- また、ABCラジオ発全国中継、ないしはブロックネットでオリックス主催(大阪・神戸)の試合が「フレッシュアップベースボールスペシャル」で放送される場合であっても、20:56で放送を打ち切りとして、それ以後の放送はABCからネット各局に向けた裏送りとなる。
- この事例は2011年10月1日の楽天戦が該当。この日はこれのみがナイターであったため、NRN土曜ナイターを放送するネット各局に放送されたが、20:56で放送を終了し、以後はABCから裏送りで放送された。
- 2013年度の土曜日は新番組「キボウラジオ」(文化放送発のネットワークセールス番組)が必ず放送されるため、阪神戦が土曜日ナイターで行われる場合は全期間を通して17:40-17:55で、また阪神戦のデーゲーム開催時は、4-6月は18:45-19:00、7-9月は17:55-18:10(17:55を過ぎて野球が延長した場合は野球終了後の15分間)に放送される。このため7-9月に阪神戦デーゲームが開催される場合、NRN(文化放送)ナイター(または「セットアップ SET UP!!」)は飛び乗りとなる。
予備番組(雨天中止時や試合非開催日)
曜日 | 中継予定のナイトゲーム全試合が中止の場合 | 最初からナイトゲームの開催を予定していない場合(予備日・移動日など) | ||
---|---|---|---|---|
月 | (定時番組) | |||
火 | プロ野球ネットワーク(TBSラジオ製作) | 堀江政生のほりナビ!!拡大版(自社制作) ※21:50まで放送するが、21:00までは当番組のスタジオバージョン扱い[33] ※『赤星と次郎のオーライオーライ』や『矢野輝弘のどーんと来い!!』を放送する場合もある。 | ||
水 | ||||
木 | ||||
金 | ※次の番組の中からいずれか1 - 2番組を放送 サウンドコレクション まいにちとことんプロ野球 ナイタースペシャル (いずれもニッポン放送製作) | |||
曜日 | 阪神のデーゲーム開催日におけるナイトゲーム中継枠 | 阪神のナイトゲーム予定日に 中継予定ナイトゲーム全試合が中止になった場合 |
阪神のナイトゲーム開催日におけるデーゲーム中継枠 および阪神のデーゲームが中止になった場合 | |
土 | 4-6月 | (定時番組) | セットアップ SET UP!!(文化放送製作) | (定時番組) ※放送予定カードが中止の場合と、最初からナイトゲームの開催を予定していない場合には当番組のスタジオバージョン扱い |
7-9月 | セットアップ SET UP!!(文化放送製作) ※放送カード雨天中止時のみ放送の4-6月とは異なり、最初からナイトゲームの開催を予定していない場合でも放送する | |||
日 | Cheers!(自社制作) ※阪神戦がデーゲームである場合には、他チームのナイトゲーム開催の有無にかかわらず放送 ただし、夏の高校野球期間中は阪神戦の開催時間に関係なく休止するほか、上記番組の7-9月の放送は月2回程度を目安としているため、阪神戦がデーゲームであった場合、あるいは元から試合予定がない日でも休止にする日もある |
放送予定カード(予備カード補充含む)が全部中止となった場合は、
- 月曜日 基本的に予備カード補充やニッポン放送のレインコート番組のネットはせず、月曜日の定時番組を放送。この場合、2012年までにおける20時台前半の『月曜スペシャル』枠については、『これぞ!Bs魂 〜気になるオリックス・バファローズ〜』を1時間に拡大して埋め合わせていた。
- 但し、過去に月曜ナイターがあった日で予定カードが中止になった場合、ニッポン放送からの予備カード補充かレインコート番組を、また月曜ナイターが元から無かった日にはABC自社製作のプロ野球関連番組を放送したことがあった。
- また、2012年は月曜の中継にも再度不定期に予備カードを設定するようになった。同日にニッポン放送での中継がなく、関東の試合が予備カードから昇格した場合、事実上関西向けにニッポン放送が裏送りする形になるが、ビジターの地元局で放送される場合は、ABCとビジター地元局の2局ネットとなる。また広島の試合が予備カードから昇格した場合、RCCの本番中継がそのまま放送される場合(原則としてJRN系列局へのネットがないDeNA・ヤクルト・西武・ロッテ・オリックス戦、受け側のTBCがクロスネット局でNRN扱いが可能な対楽天戦、CBC・RKBが別途乗り込み、SF・KBC向けを本番とする場合の対中日・ソフトバンク戦が該当)と、NRN系列局向けの裏送り中継(HBC・CBC・RKBを自社向け本番とする対日本ハム・中日・ソフトバンク戦が該当。対日本ハム戦をSTVが中継しない場合はRCC制作裏送りのABC単独放送となる可能性あり)が放送される場合がある。この場合も全試合中止となった場合は月曜日の定時番組を放送する。
- 火・水・木曜日 TBSラジオからのレインコート番組『プロ野球ネットワーク』を放送(金曜日はMBSラジオがネット受けすることを踏まえ題名を『プロ野球東西南北』と変えているが、趣旨・内容は全く同じ)
- 金曜日 ニッポン放送からのレインコート番組『まいにちとことんプロ野球!!』(18時から19時)、『サウンドコレクション』(19時から21時)を放送
- 但し、火曜日から金曜日に阪神が元から移動・休養日で試合がない日は、全国中継のカードをネットせず自社制作の番組=例として『赤星と次郎のオーライオーライ』『矢野燿大のどーんと来い!!』、2013年は基から試合が組まれていない日には、本来であれば野球終了後のクッションである「堀江政生のほりナビ!!」の拡大放送[33](後述。および「-ほりナビ!!」の記述参照)他に差し替える場合がある。[34] [35]
- 土・日曜日
- 元から阪神戦がナイターである場合
- 日中は定時番組(土曜日・『南山千恵美(笑福亭鉄瓶)のMusic Smile』。日曜日・『STAR☆MUSIC☆SUNDAY』)をレギュラーバージョンで放送する。
- なお2013年については「Mスマ」については17:40までの放送となり、その後「キボウラジオ」を17:40-17:55に放送してからナイター中継に入っていた。
- またナイターが中止となった場合は文化放送からのレインコート番組『セットアップ SET UP!!』を送る。2013年度からは日曜に同番組を放送する場合、文化放送からの裏送り[36]なる。
- 元から阪神戦がデーゲームである場合
- そのデーゲームが中止となった場合(と、17時までに試合が早く終了した場合)は『ABCフレッシュアップベースボール』のスタジオバージョン(協賛スポンサーもそのまま)の扱いとしながら、上記定時番組を放送(この場合は土曜日は南山千恵美(2013年8月第4週からシーズン終了までは笑福亭鉄瓶)、日曜はしもぐち☆雅充に加え、それぞれの曜日のスタジオナビゲーションパート担当キャスターも参加し、タイガースをはじめとするプロ野球情報などを挿入する)。
- またナイターの時間帯については4-6月までは文化放送からのネット受けはせずに自社製作などの定時番組を送る。7-9月(日曜は2012年まで)は先述の阪神戦が元からナイターであった場合と同じだが、スポンサーについてはオールスポットとなる。
- 特に2011年度の7-9月の間、阪神戦を含め元から全試合デーゲームの日曜日に、当時のレインコート番組『センパツ!』が放送される場合、制作局の文化放送は、関東ローカルの単発特番『文化放送サンデープレミアム』を放送するうえに、他のNRN加盟局も定時番組を編成するため、『センパツ!』は事実上ABCラジオ向けの裏送りとなっていた。
- しかし2012年は、ABCの定時ネットが発生する7月8日より『サンデープレミアム』を『セットアップ』に統合し、『サンデープレミアム』に準じた内容の番組を『セットアップスペシャル』としてABCラジオに同時ネットする方針に変更された。[37]
- 2013年度は、文化放送が日曜ナイターの不定期特番扱い化したことに伴い、7-9月についても阪神戦がデーゲームで開催される場合はNRNナイター(または予備番組)のネットではなく、「Cheers!」[38]を放送する。ただし、高校野球期間中は従来通り、阪神戦がデーゲームの場合には、阪神戦代替の扱いとしてNRNナイターをネットする。
- 元から阪神戦の予定が組まれていない(もしくは高校野球のため放送できない)場合
- この場合は全国放送のナイター中継を協賛スポンサー付きで放送するため、元から阪神戦がナイターである場合と同じ扱いとなる。
- ただし、他球団も含めてナイターが一試合も予定されていない場合、昼間は阪神戦デーゲーム中止時に準じて『ABCフレッシュアップベースボール』のスタジオバージョンの扱いで定時番組[39]を放送し、ナイターの時間帯は4-6月は別の定時番組を放送、7-9月はナイターの時間帯に、土曜日は『セットアップ SET UP!!』を「フレッシュアップベースボールスペシャル」の扱いで、日曜日は『Cheers!』[40]を放送する(但し阪神戦と高校野球が時間的に重複したうえで、その日にナイターの開催が1試合も組まれていなければ、ナイター中継の協賛スポンサーをつけた「フレッシュアップベースボール」のスタジオバージョン扱いとみなすが、この期間はナイターか薄暮デーゲームの試合が多いため、このような例は極めて発生率が低い[41])。
ナイターオフ編成下での中継
公式戦の残り試合
ABCラジオでは2009年まで、ナイターオフ編成に入る10月にも、クライマックス・セ(2006年以前は日本シリーズ)が始まるまで阪神の未消化試合を『ABCフレッシュアップベースボールスペシャル』として自社制作で可能な限り中継していた。ただし、予備日開催の最終戦(対中日戦、スカイマークスタジアムでのナイトゲーム)を放送できなかった2008年10月12日のように、放送権や編成上の事情で中継できない試合も存在していた。
しかし、2010年以降のナイターオフ編成においては、後述の2011年の事例を除いて、優勝チーム決定かつ、阪神のクライマックスシリーズ進出有無が決定した場合は、原則として残りの試合は阪神戦であっても中継しなくなった(一方で競合局のMBSは2010年以降のナイターオフ編成においても、日曜デーゲームでなければ中継している)。ただし、CBCやRCCといったビジターチーム側の地元局が、ABCで中継されない阪神主催試合を中継する場合、ABC制作でこれらの局へ向けた裏送りは行う。
なお、本来月曜・金曜・土曜・日曜はNRNナイターの曜日であるが、シーズンオフ期間に雨天中止の場合の予備カードを設定する場合は、これらの曜日でもJRN系列局制作のものとなることが多い。自社制作の試合では、ネット局がない場合は原則として本来のシーズン中の曜日の速報チャイムを使用するが、2011年10月10日(月曜)の対巨人戦(東京ドーム)ではABC・MBS共にJRNの速報チャイムを使用していた(どちらかの局の不手際と思われる)。また、2011年10月15日〜16日(土・日曜)の対広島戦(甲子園)はネット相手のRCCがABC同様クロスネット局のため、NRNのチャイムを使用した。また、2011年10月20日(木曜)の対横浜戦(甲子園)はNRN扱いの広島対中日戦(マツダ。RCC制作・SFにもネット)が予備カードとして編成された(MBSが予備カードを設定しなかったことと、CBCでの中継予定がなかったため)。
以下は2010年以降のオフシーズン編成期前後の対応である。
- 2010年:10月4日にオフ編成に入るが、それ以降の3試合は中継せず(10月1日に中日の優勝が決定し、阪神もクライマックスシリーズ進出そのものは確定していたため)。
- 2011年:10月3日にオフ編成に入るが、東日本大震災に伴う開幕延期の影響で、ナイターオフ編成への改編時点で多数の試合を残していたことから、本来のナイターオフ番組『おっちゃんラジオ』(2010年度まで放送された長寿番組の『歌謡大全集』に代わる番組)の開始を日本シリーズ終了後の11月22日まで繰り下げ、全ての試合を放送できる体制を採った。その結果、この年は高校野球期間中の阪神戦デーゲームがなかったうえ、オフ編成突入後も順調に日程を消化したため、阪神の公式戦全144試合の中継を達成した。ちなみに、阪神のクライマックスシリーズ進出の可能性が消滅した10月16日の中継からは、シーズンの名場面を伝える実況音源を中継で随時再生していた。
- この期間の火曜から金曜に中継予定試合が予備も含めて中止となった場合は、『フレッシュアップベースボール』のスタジオバージョンを放送することになっていたが、元から試合開催予定がない場合は、『パーソナリティ秋の交流戦』などの単発番組を放送して繋いだ。一方で、この期間の土・日・月曜は予備カードの補充はせず、通常の定時番組を放送することになっていた。
- 2012年:10月1日にオフ編成に入った時点で3試合を残していたが、このうち最終戦である10月9日の対DeNA戦のみ中継(金本知憲選手の引退試合であったため)。それ以外の2試合は中継せず(9月21日に巨人の優勝が決定し、既に阪神のクライマックスシリーズ進出の可能性も消滅したため)。
- 2013年:9月30日にオフ編成に入った時点で阪神戦が6試合残っていたが、MBSが全試合を中継したのに対して、ABCでは基本としてナイターオフ番組の放送を優先した(同月22日に巨人の優勝が決定したことに加えて、阪神も24日で3年振りにクライマックス・セ進出を確定していたため)。ただし、10月1日の対中日戦については阪神主催試合のため、ABC制作でCBC向けの裏送りを実施。阪神にとってシーズン最後の主催試合および桧山進次郎(阪神外野手)の引退試合であった同月5日(土曜日)の対巨人戦ナイトゲーム(甲子園)については、試合終了後に引退セレモニーを実施した関係で、試合終盤の21:00からセレモニー終了後の21:55まで特別に中継した[42]。
クライマックス・セ
2007年からセントラル・リーグに導入された2段階プレーオフ制度(クライマックス・セ)については、阪神が進出した場合を中心として、該当試合(ナイトゲーム)を『ABCフレッシュアップベースボール クライマックスシリーズ実況中継』として放送。阪神のシーズン最終順位が4位以下の場合や、阪神がファーストステージ(2009年までは第1ステージ)で敗退した場合の対応は年によって異なっていたが、前述の『歌謡大全集』が終了したこともあり、2011年以降は阪神の進出有無に関係なく中継している。
- 阪神がシーズン3位で第1ステージへ進出した2007年には、ナゴヤドームで実施された第1ステージ(対中日戦、10月13日〜14日の2試合)をABCが自主制作して中継。しかし、第2戦で阪神のステージ敗退が決まったため、第2ステージの3試合(10月18日〜20日、東京ドームの巨人-中日戦)については一切中継しなかった。
- 阪神がシーズン2位で第1ステージへ進出した2008年には、地元・京セラドーム大阪で実施された第1ステージ(対中日戦、10月18日〜20日の3試合)を中継。1勝1敗で迎えた第3戦で阪神のステージ敗退が決まったが、第2ステージの4試合(10月22日〜25日、東京ドームの巨人-中日戦)については前年と違い全試合自社制作で完全中継した。
- 阪神がシーズン4位でクライマックス・セへの出場を逸した2009年には、第1ステージ(10月17日〜19日、ナゴヤドームの中日-ヤクルト戦3試合)・第2ステージ(10月21日〜24日、東京ドームの巨人-中日戦4試合)ともに中継せず、10月5日開始のナイターオフ編成を継続。在阪ラジオ局の聴取率調査週間と重なったこともあって、自社制作のナイターオフ番組で連日「ABCラジオ 秋のジューシーデイズ」キャンペーンを展開していた。ちなみにMBSラジオでは、クライマックス・セの全7試合を、『MBSタイガースナイタースペシャル』として自社制作で中継している。
- 阪神がシーズン2位でファーストステージへ進出した2010年には、地元の甲子園でのファーストステージ(対巨人戦、10月16日〜17日の2試合)を生中継した。第2戦で阪神のステージ敗退が決まったが、ファイナルステージの4試合(10月20日〜23日、ナゴヤドームの中日-巨人戦)についても、2008年同様に全試合自社制作で完全中継した。
- 阪神がシーズン4位でクライマックス・セへの出場を逸した2011年には、前述のように日本シリーズ終了までナイター中継をレギュラー編成としていたため、ファーストステージの3試合(10月29日〜31日、神宮球場のヤクルト-巨人戦)をニッポン放送からの裏送り[43]、ファイナルステージの5試合(11月2日〜6日、ナゴヤドームの中日-ヤクルト戦)を第1・2戦はCBCから、第3戦以降はSFからのネット受け[44]で全試合完全中継した。
- 阪神がシーズン5位に終わり、早い段階でクライマックス・セへの出場を逸した2012年も完全中継は実施。ファーストステージの3試合(10月13日〜15日、ナゴヤドームの中日-ヤクルト戦)はCBCからのネット受けで放送[45]。ファイナルステージの6試合(10月17日〜22日、東京ドームの巨人-中日戦)については、在阪ラジオ局の聴取率調査週間と重なったこともあって、第3戦までは自社制作で中継したが、第4戦以降はTBSラジオからのネット受けで放送した(第4戦以降は文化放送が素材録音を行ったため、放送ブースの確保ができなかったためと思われる。MBSは聴取率調査週間の終了する第5戦まで自社制作)。なおネット受けとなった試合のうち、ファーストステージの第3戦と、ファイナルステージの第4・5戦についてはABCのスタジオに自社の解説者・アナウンサーを配置し、イニング間にスタジオトーク(試合解説)を交えて放送した。
- 阪神がシーズン2位でファーストステージへ進出した2013年には、地元の甲子園でのファーストステージ(対広島戦、10月12日〜13日)を、CBCラジオにもネットして生中継した[46]。しかし、第2戦で阪神のステージ敗退が決まったため、ファイナルステージ(10月16日〜18日、東京ドームの巨人-広島戦)についてはTBSラジオからのネット受け形式で中継した[47]。
クライマックス・パについては、オリックスがABCの地元・大阪の球団でありながら、一度も中継したことがない。オリックスがシーズン2位で第1ステージに進出(第2戦で敗退)した2008年にも、関西ローカルでは通常の定時番組の放送を優先した関係で、京セラドーム大阪への乗り込み自主制作を行った在道・在京ラジオ局への技術協力にとどまった(MBSラジオも同様の方針だった)。ちなみに、在阪の地上波放送局では、関西テレビが唯一中継を実施している。
日本シリーズ
日本シリーズでは、第1,2,6,7戦をJRN(TBSラジオ受け持ち)、第3~5戦をNRN(西暦偶数年は3,5戦はニッポン放送、4戦は文化放送受け持ち、西暦奇数年の3,5戦は文化放送、4戦はニッポン放送受け持ち)の各ラインで中継(『MBSタイガースライブ』とは逆の関係)。ABCラジオでは、『ABCフレッシュアップベースボール 日本シリーズ実況中継』として放送する[48]。
阪神・オリックスがシリーズへ出場した場合には、関西ローカル向けに全試合を自社制作で中継。JRN・NRN系列局が制作する関西以外の地方向け中継にも、ベンチサイドリポーターとしてABCのアナウンサーを派遣する。
備考
- デーゲーム中継では、攻守交替時に「ABC交通情報」と「ABCニュース」を挿入するが、ナイター中継では放送されない(MBSではナイター中継で交通情報を放送している)。土・日は交通情報を15時台、「ABC朝日ニュース」を16時台に放送。平日(祝日)はいずれも1時間に1回放送する。
- 関西地方限定でradikoを本格的に運用している2011年シーズンには、楽天主催のパシフィック・リーグ公式戦(ホームゲーム)を中継する場合(TBCからのネット受け、中継予定の阪神戦の中止による予備カード昇格分を含む)のみ、同球団が別途ニコニコ生放送で動画による生中継を実施している関係でradikoでの同時配信を見合わせていた[49]。ただし現在は、ABCの自社制作による関西ローカル向け中継に限って、関西地方のradikoへの同時配信を実施している。
- ※同年には、東日本大震災発生(3月11日)の影響で、楽天の本拠地・日本製紙クリネックススタジアム宮城が4月28日まで閉鎖。そのため同球団では、4月15日-4月17日に甲子園でオリックス戦(3試合)、4月22日-4月24日にほっともっとフィールド神戸で日本ハム戦(3試合)をホームゲームとして開催した(当初Kスタ宮城では22日のみ18時からのナイター、他2日間はデーゲームとして開催することになっていたが、代替のほっともっと神戸ではデーゲームで学生野球が行われることが当初から決定していた関係で、この3試合はいずれも18:30からのナイターとして施行された)。ABCラジオではこのうち、4月17日[50]以外の5試合について、TBC向けに裏送りを実施(22日はSTVラジオ、23日はSTV含むNRN地方局、24日はSTVとSFもネット)。ただし、阪神戦を最優先する方針のABCでは、いずれも関西地方向けに中継しなかった[51]。
- 同様に2012年4月10日(4月11日も予定されていたが中止)の楽天対西武の試合も甲子園開催だったため、ABC裏送りによりTBC向けに放送がなされた。
- 2012年・2013年には、全国高等学校野球選手権大会の期間中以外にも、中日主催の阪神戦を地元ラジオ局(CBCまたはSF)による中継の相互ネットで賄う事例が相次いでいた[52]。このような事例では、両球団でのプレー経験のある矢野をゲスト解説者としてCBCに出向させる(同局制作分)か、ABCのアナウンサー1名を阪神側のベンチリポーターとして派遣していた(後述)。しかし、2014年には、ABCの自社制作による中継を優先する方針に戻っている。
- 2013年には、DeNA主催の阪神戦中継の制作をQRに委託する一方で、ABCからは原則として解説者のみ派遣。実況およびベンチリポーター(阪神側にのみ1名を配置)を、QRのアナウンサーが担当していた(後述)。しかし、中日主催の阪神戦中継(前述)と同様に、2014年からはABCの自社制作による中継を一部の試合で復活させる。
2006年度以前
- 1993年から1995年頃まではJリーグの中継(主にガンバ大阪・セレッソ大阪の主催試合)も予備中継に組み込まれていた時期もある。
- アテネ五輪アジア最終予選を兼ねて2003年11月に札幌ドームで実施されたアジア野球選手権では、ニッポン放送からのネット受け形式で全3試合の中継を放送した。
2007年度
- 4月20日から3日間の阪神対巨人戦は、ABC向けと全国向け(事実上裏送り)と二重制作を行った。これはスペシャルウィーク期間中であったため。同時期のニッポン放送(20日)、TBSラジオ(21・22日)はそれぞれ東京の放送局から解説者・スタッフを派遣し、自社制作していた[53]。また、同じくスペシャルウィーク期間中だったCBCも、裏カードとなるヤクルト対中日戦がNRN独占で放送権がないため、阪神対巨人戦の自社制作を行った。(20日はMBSが、21・22日はABCが技術協力)したがってこの期間のABCは事実上3重制作の状態となっていた。
- その出演者一覧<下表の人名は上段:解説者、下段:実況アナウンサー 次の項の表も同じ>
放送日時 | 全国ネットワーク | ABC大阪ローカル向け | 全国放送用裏送り |
---|---|---|---|
4月20日 | NRN | 吉田義男・福本豊 伊藤史隆 |
真弓明信 中邨雄二 |
4月21日 | JRN | 有田修三・真弓明信 岩本計介 |
木戸克彦 山下剛 |
4月22日 | 木戸克彦・真弓明信 楠淳生 |
有田修三 枝松順一 |
2011年度
- 4月19日からの4日間(19日から21日までは阪神対巨人戦、22日は阪神対横浜戦)も、同様にABC向けと全国向け(事実上裏送り)と二重制作を実施。
- 次の表にも示したとおり、ABCは大阪向けのローカル放送と、全国ネット用の裏送りの2本立てで制作する上、更にこの間に関西圏で予定されているパ・リーグの試合の裏送り(または予備カード待機<22日のオリックス対西武が当該>)が行われ、ABCは「阪神戦の大阪ローカル」「阪神戦の全国放送用裏送り」(この場合でも「ABCラジオの制作でお送りします」というコメントあり)、「オリックス主催試合の裏送り・または予備待機」、更には22日の「楽天対日本ハムの北海道・東北向け裏送り」の「3重(4重)制作」となる。なおこの期間はCBCも聴取率週間に当たり、かつ2007年同様裏カードのヤクルト対中日がNRN独占かつデーゲーム開催のため放送できない状況であったが、この時のCBCは自社制作はせず、ABC(22日はMBS)の制作分をネット受けした。
- 更にこの間はTBSラジオ(19-21日)、ニッポン放送(22日のみ)の自社制作、それに加え22日の文化放送ライオンズナイターの「オリックス対西武」もABCが技術協力であるため、事実上それを入れると「4重(6重)制作」という格好にもなった。
- ※オリックス戦は4月19・20日はほっともっと神戸、4月21・22日は京セラドーム大阪
- ※4月22日の楽天対日本ハムはほっともっと神戸での開催
- その出演者一覧
放送日時 | 全国ネットワーク | 当日の阪神戦 | ABC大阪ローカル向け | 全国放送用裏送り | 当日のオリックス戦 | オリックス戦の担当 | その他の関西圏の試合 | その試合の担当 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
4月19日 | JRN | 巨人戦 | 矢野燿大 伊藤史隆 |
福本豊 山下剛 |
日本ハム戦 (HBCラジオ向け) |
中田良弘 枝松順一 |
||
4月20日 | 福本豊 岩本計介 |
湯舟敏郎 楠淳生 |
有田修三 田野和彦 | |||||
4月21日 | 吉田義男 清水次郎 |
有田修三 枝松順一 |
湯舟敏郎 伊藤史隆 | |||||
4月22日 | NRN | 横浜戦 | 有田修三 中邨雄二 |
中田良弘 高野純一 |
西武戦 (予備カード待機) |
湯舟敏郎 枝松順一 |
楽天対日本ハム (STVラジオ・TBCラジオ向け) |
福本豊 田野和彦 |
- 同様に6月14日・6月15日の日本ハム戦、6月18日の楽天戦もABCと対戦相手の放送局(前者・HBC、後者・TBC)とで別内容の中継を行った。前者はABC協力によりHBCのスタッフが乗り込んで放送。また、6月19日はABC/TBCの同時放送だったが、TBCは途中飛び降りした[54]。(裏のMBSラジオは前者がNRNナイター担当でSTVラジオにネット。後者は6月18日に関してのみ自社放送のみで中継し、6月19日のデーゲームは中央競馬中継のため放送なし)
- その出演者一覧
放送日時 | 当日の阪神との対戦相手 | ABC大阪ローカル向け | 対戦相手側の放送局向け |
---|---|---|---|
6月14日 | 日本ハム戦 | 福本豊 清水次郎・道上洋三(ゲスト実況) |
(HBCラジオ) 岩本勉 川畑恒一 |
6月15日 | 矢野燿大 岩本計介 |
(HBCラジオ) 岩本勉 渕上紘行 | |
6月18日 | 楽天戦 | 福本豊 楠淳生 |
(TBCラジオ) 湯舟敏郎 山下剛 |
6月19日 | 吉田義男・有田修三 伊藤史隆 |
(TBCラジオ) 同時ネット |
- このようなケースとなる場合、クロスネットが多く、かつ1局しかない大都市圏以外の放送局の場合、「火曜日がJRNナイター、水曜・木曜・金曜(局により土曜日も)がNRNナイター」というケースが一般的なので、火曜と金曜(局により土曜も)は大都市圏以外でもほぼ全国的にABCの(裏送り)中継を聞くことは出来るが、水曜・木曜の場合JRNナイターが放送されるのはクロスネットで唯一放送があるABCと、対広島の在阪球団主催ゲームのみABC-JRNで放送するRCC以外は、シングルネットのHBC、TBSラジオ、CBCラジオ、RKB、RBCの以上6局だけであり、かつRBC以外は地元勢の試合が最優先されることから、地元勢(HBC=日本ハム、CBCラジオ=中日、RKB=ソフトバンク)の試合が中継され、なおかつ、TBSが全国放送カードの東京向け差し替えがある場合、事実上RBC向け裏送りという格好にもなる[55]。
- 5月6日の横浜対阪神は17時からの開始となる薄暮デーゲームとしての開催となったため、17時台(16:55から放送)は『フレッシュアップベースボールスペシャル』の扱いで、18時台以後は通常バージョンでの放送となった。また試合終了後20:56まではSF制作(金曜のためNRNライン)の中日対巨人の中継を行った。
- 5月21日にはセ・パ交流戦・ソフトバンク対阪神が、翌日の試合会場への移動の関係で13時開始となったため、13時から13:55まで『フレッシュアップベースボールスペシャル』扱い、以後は通常バージョンでの放送となった(2012年5月26日にも同様の体制で放送)。
- 当時は、土曜日のデーゲーム中継を、基本として『芦沢誠のGO!GO!サタデー』(以下『ゴゴサタ』と略記)の内包コーナーとして放送。当日は名目上『ゴゴサタ』を17時開始で、当番組を含め単独番組扱いとしていた。しかし実際には、試合終了後から芦沢が出演していたため、結果として当番組が『ゴゴサタ』の内包コーナーとして放送したことになる。
2012年度
- 5月1日から5月3日までの中日戦(ナゴヤドーム)では、いずれもCBC制作分を同時ネット。ABCの中邨が、3試合とも阪神側のベンチリポーターを務めた。ただし3日のみ、ABCから矢野を解説者として派遣したうえで、実況の水分貴雅(CBC)とともに中継へ登場した。両局の解説者が不足していたことや、矢野が中日OBでもあることを考慮したことによる。
- 5月10日には、阪神の公式戦が最初から組まれていなかった関係で、通常は予備カードとして扱われているオリックス主催のナイトゲーム(対ソフトバンク戦、ほっともっとフィールド神戸)を自社制作・RKBとの2局ネットで放送した。
- 5月16日・5月17日の阪神対日本ハムでは、HBCが前年に続いて自社制作で対応した。ちなみに、HBCの解説は大宮龍男であった。
- 6月2日・6月3日の日本ハム対阪神はABCが乗り込み自社製作を担当したが、2日は一方でMBSがHBCの中継をネットして放送した。なお、阪神のベンチリポーターを務めた高野は、『STVアタックナイター』向けにもリポートを送っていた。また同日はNRN向けにオリックス対巨人の中継を制作し、解説は濱中治が担当した。ちなみに濱中は、この日が全国中継における初めての解説であった。
- 6月16日・6月17日のロッテ対阪神戦(いずれもQVCマリンフィールドでのデーゲーム)中継では、QRの技術協力の下にABCからアナウンサー・解説者を送り込む一方で、ABCのスタジオに濱中(16日)・中田良弘(17日)が出演。中継の合間に、実況席とABCスタジオとの間でクロストークを実施した。
- 6月26日から6月28日までの中日戦(ナゴヤドーム)では、いずれもCBC制作分を同時ネット。ABCの清水が、3試合とも阪神側のベンチリポーターを務めた。ただし28日のみ、矢野が解説者として出演した。
- 8月14日のDeNA×阪神(長野)は、TBSラジオが中継体制を取らなかった為、ABC制作の中継が地元長野SBCにもネットされた(解説・福本豊、実況・楠淳生)。
- 9月7日から9月9日までの中日戦(ナゴヤドーム)では、7日のみSF、8・9日にCBC制作分を同時ネット。ABCの高野が、3試合とも阪神側のベンチリポーターを務めた。
2013年度
- 4月5日の対広島戦(マツダ)中継は、ここ近年では珍しくRCCとの相互ネットで放送した(解説:山崎隆造 実況:坂上俊次)。6日(雨天中止)・7日のデーゲームは自社制作を実施したが、ベンチリポートはRCCのアナウンサーが自社向け(7日は巨人対中日戦の裏カードのためSFにもネット)と兼任で担当した。
- 4月26日~28日の3連戦(横浜)では、26日に解説:中田良弘・実況:高橋将市、27日に解説:濱中治・実況:飯塚治、28日に解説:濱中治・実況:長谷川太のコンビで中継(実況担当はいずれもQRアナウンサー)。28日の中継では、NRNキー局のQRが制作していながら、TBSラジオ=JRNの速報チャイムを使用していた。
- 5月6日~8日の対巨人3連戦(東京ドーム)では、7日のみTBS制作・JRNラインの全国向け中継を同時ネット(解説:田淵幸一 実況:林正浩)。6日と8日についてはRFラジオ日本以外の在京局での中継がなかったため、ABCの実況・解説陣で中継したが、ベンチリポーターは在京局(6日はLF、8日はTBS)から派遣された。後者はJRNラインの最後尾予備カード(全国向け本番はマツダスタジアムの広島対DeNA)と扱われたため、TBSラジオの『エキサイトベースボールジョッキー』でも音源が流された。
- 5月19日・20日の対西武戦(西武ドーム)は文化放送制作だが、19日は同局からの裏送り(解説:松沼雅之 実況:長谷川太)、20日は『文化放送ライオンズナイター』(解説:仁志敏久 実況:鈴木光裕)をネット。両日とも、同局のアナウンサーが阪神側のベンチリポーターを務めた。
- 5月22日・23日の対ロッテ戦(QVCマリンフィールド)については、下柳が両日とも解説を務める一方で、TBSのアナウンサーが実況を担当(22日:戸崎貴広、23日:石井大裕)。ABCからはアナウンサーを派遣しなかったため、中継で実況およびベンチリポートを務めるTBSのアナウンサーは、前座番組『武田和歌子の野球にぴたっと。』にも登場した。
- HBCでは、2013年5月25日・26日の阪神対日本ハムを自社制作・MBSの技術協力で中継(解説:吉井理人)。その一方で、同年6月9日には、ABC制作の阪神対ロッテ戦(解説:吉田義男、実況:枝松順一)の相互ネットを実施した。
- 6月13・14日は、ABCラジオでは自社制作で「日本ハム対阪神」(札幌ドーム)を放送(本来ネット受けをすべきJRN担当のHBCラジオの放送はネット受けをせず)[56]するが、JRN全国放送用の試合である「オリックス対巨人」(京セラドーム)は、TBSが自社制作(ABC協力)で放送するため、ABC製作のものはRBC i-Radio向けの裏送りのみ[57] [58]となった。
- 6月22日・23日の2連戦(横浜)では、22日の実況を菅野詩朗(元・QRアナウンサー、放送上では「QRアナウンサー」扱い)、23日の実況を槙嶋範彦(QRアナウンサー)が担当。ABCからは両日とも、福本豊を解説者として派遣した(21日はLF制作・NRN全国ネット中継をネット予定だったが、中止のため予備カードの巨人対中日戦に振り替えた)。なお23日のデーゲームでは、4月28日と異なりNRNの速報チャイムを使用していた。
- 6月25日の対中日戦(富山アルペンスタジアム)については、CBC制作分の中継を相互ネット形式で放送。ABCからは、阪神側のベンチリポーターとして清水次郎を派遣した[59]。
- 7月6日の対広島戦(マツダ)はカープナイターとの相互ネットだが、7日と8日の中継はRCCの技術協力で自社製作した。6日に阪神側リポーターに派遣された枝松順一が7日、8日は実況を担当。尚、7日の阪神リポートはRCCの石橋真、8日は同じくRCCの坂上俊次がいずれもRCCの自社向け中継と兼任で担当した。
- 7月9日・10日には、沖縄セルラースタジアム那覇から、対中日ナイトゲーム(阪神球団史上初めて沖縄県内で主催した公式戦)をCBCとの相互ネットで中継(9日 解説:矢野燿大、実況:岩本計介、10日 解説:下柳剛、実況:山下剛)。両日とも19:00からの試合開始を予定していた関係で、ABCでは17:55 - 18:50に、本社スタジオからの前座番組扱いで『堀江政生のほりナビ!!』のスペシャルバージョンを編成した。
- 8月6日~8日の対広島戦(マツダ)中継では、全試合で実況を中邨が担当。6日は本来ならRCCとの相互ネットだが、この3連戦はRCC技術協力の自社製作で放送する。また、ABCのアナウンサーが第95回全国高等学校野球選手権記念大会(8日から開幕)の中継を優先する関係で、3試合ともRCCのアナウンサーがベンチリポーターを務めたが、RCCのアナウンサーは火・水曜について自社ラジオ向けと兼任したため、水曜に限りRCC(NRN)とABC(JRN)でネットワークが異なる形になった(水曜はRCCのテレビ中継があり、JRN裏送り予備待機向けリポーターがテレビ兼任となったための措置。木曜のABC向けリポーターはRCCのJRN裏送り予備待機と兼任)。
- 8月10日・11日 前述の高校野球中継の時間帯に、ナゴヤドームで対中日デーゲームを開催。しかし、高校野球中継を優先する編成の下で高校野球が当初の予定どおりに開催されたため、結局中日戦を中継しなかった(#全国高等学校野球選手権大会期間中の対応の項で詳述)。延長12回まで決着が付かなかった10日の中日戦については、ナイトゲーム中継枠開始の17:55時点で試合が続いていたにもかかわらず、当日の本番カードである広島対巨人戦中継(NRN全国放送指定)を放送した(11日にも同様の体制で放送)。
- LFからの技術協力を受けた9月15日の対ヤクルト戦(神宮)中継では、ウラディミール・バレンティン(ヤクルト外野手)がシーズン56号本塁打(1回裏・NPBのシーズン新記録)と57号本塁打(3回裏・2打席連続・アジアにおけるプロ野球のシーズン新記録)を放った瞬間を、岩本の実況・下柳の解説で伝えた。
- 9月21日・22日 阪神対ヤクルトのデーゲーム(甲子園)を自社制作で試合終了まで中継した後に、QR制作・NRNネットの巨人対広島ナイトゲーム(東京ドーム)を放送する編成を予定していた。しかし実際には、阪神対ヤクルト戦の試合内容に応じて、以下のような編成に組み替えた。
- 21日 阪神対ヤクルト戦については、延長12回まで続いたため19:31まで中継(結果は引き分け)。中継終了後は、QR制作・スポンサー付き番組の『キボウラジオ』のみ放送したうえで、19:55からナイトゲーム中継枠へ移行した(巨人対広島戦中継には19:57に飛び乗り)。
- 22日 阪神対ヤクルト戦を18:11まで中継。18:15から自社制作・スポンサー付き番組の『メモリーズ・オブ・ユー』を30分短縮版で放送した後に、18:45からナイトゲーム中継枠へ移行した(巨人対広島戦中継には18:47に飛び乗り)。なお、阪神がヤクルトに敗れた時点で巨人のセ・リーグ2連覇が決定したこともあって、巨人対広島戦については試合中の20:57で中継を打ち切った(MBSではLFとの相互ネットで試合終了後の21:21まで放送)。なお、阪神のデーゲーム中継があったため、ナイター枠は本来『Cheers!』になるところが、この週に限っては当初から『Cheers!』の放送予定が組まれていなかった(7 - 9月期の『Cheers!』の放送を予め月2回と定めていたものと思われるが、詳細は不明)。
- 9月26日 当日の西武対楽天ナイトゲーム(西武ドーム)で楽天のパシフィック・リーグ初優勝が決まる可能性があったが、当番組では阪神対DeNAナイトゲーム(甲子園)を、自社制作で21:26まで中継。本来の編成では、中継終了後の21:30から21:50まで、『堀江政生のほりナビ』短縮版を放送する予定だった。しかし、阪神対DeNA戦の終了後も西武対楽天戦が続いていたため、21:26からTBS制作による同カード中継(実況:TBS・清水大輔、解説:田淵幸一)[60]へ急遽飛び乗り。試合終了直後の21:52で強制的に飛び降りるまで、在阪の地上波民放テレビ・ラジオ局で唯一、楽天初優勝決定の瞬間を伝えた(当初放送する予定だった『堀江政生のほりナビ』『スポーツ伝説』は休止)。なお、この中継はABCのほかRKBも優勝決定前後のみ飛び乗っていた(一方、北海道地区ではSTVがLFの関東ローカル中継に飛び乗って伝えている)。
2014年度
- 5月3-5日のヤクルト対阪神3連戦(神宮)は、3日が文化放送ホームランナイターをネット。4日は文化放送制作の裏送り(NRNナイター本番カードの扱いだが、ABCラジオ単独での放送[61][62])、5日はニッポン放送の制作協力の下の自社実況となり、解説をニッポン放送の飯田哲也、両ベンチ情報をニッポン放送の山内宏明、実況を枝松順一が担当した。
- 5月6-8日の中日対阪神3連戦(ナゴヤドーム)も、CBCラジオ「CBCドラゴンズナイター」の内容をネットして放送する(7日と8日はJRN全国中継カード扱い)。
- 5月24日のソフトバンク対阪神戦(ヤフオクドーム)も移動スケジュールの都合で13時開始となったため、「南山千恵美のMusic Smile」はタイムテーブル上は17時開始の短縮放送(2010-12年度までの「ゴゴサタ」と同じ)の扱いとしつつ野球中継終了後から放送する予定だったが、試合が長引いたため「フレッシュアップ-」スタジオバージョンとしては放送できず、17:10からの放送となった。
- 6月17日と18日の阪神対日本ハムはHBCラジオが乗り込み、自社制作。17日の解説は新谷博、18日は大宮龍男。
- 6月20日の阪神対楽天戦は、唯一のナイター開催だったためNRNナイター本番カード(QRにもネット)となったが、TBCはABC-QR-NRNの中継ではなく、MBS制作LFネットの中継をネット受けした。翌22日のデーゲームは、TBCはABCからネット受けした。
- 7月4日-6日の対DeNA3連戦は5日と6日(横浜)は自社制作。なお、4日(静岡)のみSBSビッグナイター(解説:飯田哲也 実況:SBS野路毅彦)をネットし、山下が阪神リポートを担当した。5日はQRでも中継があったものの、5月のヤクルト戦と異なりネット受けの形を取らずQRの技術協力で自社制作した。6日のデーゲームはTBSラジオの技術協力で自社制作。
- 7月14-16日の中日対阪神3連戦(ナゴヤドーム)は15日と16日はCBCによるJRN全国中継をネット。14日は本来であればSFからネットするものの、そのSFが自社ローカルの特別企画『愛知冠婚葬祭互助会 愛昇殿プレゼンツ ドラゴンズスペシャル 犬飼俊久実況中継』として中継を行う都合上、ABCの中継はSFの制作協力の下の自社実況となり、解説をSFの井上一樹、ベンチ情報はSFのアナウンサーが自社向けと兼任で阪神側は村上和宏、中日側は森貴俊が、実況はABCの岩本が担当した[63](MBSは14日はCBCからの、15・16日はSFからのネット受けで対応)。
- 7月29日・30日 この2日間は関西で3試合(阪神対ヤクルト=甲子園、巨人対DeNA=京セラドーム[64]、オリックス対西武=ほっともっと神戸)が組まれたが、阪神対ヤクルトの試合がJRN全国放送の対象試合となったため、後者2試合は雨天中止時の予備放送やスポーツニュース用音源に使用するための予備待機となった(なお巨人対DeNA戦はRFラジオ日本[65]製作の放送の技術協力を担当している)[66]。
- 8月8日-10日の阪神対広島3連戦(京セラ)は8日はRCCとの相互ネットで、9日と10日はABCが高校野球中継を編成するためABCがRCCへ裏送りを編成する予定だった。しかし、台風11号による荒天の影響で9日の高校野球は中止、10日も台風直撃を懸念して中止が発表され、いずれもABCとの相互ネットになった。例年、この時期は阪神主催のデイゲームは実施しておらず、もし9日と10日の両日とも高校野球が開催されていれば、ここ数年では異例のRCCへの阪神主催ゲーム裏送りとなるはずだった。10日の放送は台風直撃を考慮して、1時間遅れの15時プレイボールとなった。ABCは17時51分に一度中継を中断し、58分に放送を再開した。その間は実質、RCCへの裏送りとなった。
- 8月12日-14日の巨人3連戦(東京ドーム)は3日間共、TBSとの同時ネットとなった。15日-17日のDeNA3連戦(横浜)は15日はニッポン放送からの裏送り、16-17日は文化放送からの裏送りで対応した。このビジター6連戦は、実況・ベンチレポート含めABCは在京局に委ねた。
- 8月22日-24日の広島3連戦(マツダ)は3日間共にNRN予備扱いでRCCと相互ネット。前週の関東シリーズとは異なり、3日間共タイガースサイドのリポートとして楠が派遣された。
リスナープレゼント
- 以前はナイタークイズも実施していたが、現在は「リスナーが選ぶタイガース月間MVP」と題した表彰制度が行われている。毎月リスナーからその月に活躍した阪神タイガースの選手を1人選んで葉書で投票する。(募集受付は原則的にはその月の第1火曜日から下旬前半ごろ(締切日の必着)まで。また投票できるのは毎日1人1枚だけだが、毎日同じ選手、また違う選手に投票してもかまわない。2006年から毎月異なるキーワードも記入する。募集は5回裏の攻撃終了後、キーワードは試合終了後に告知)
- 投票葉書の最も多かった選手に対しその月のタイガース月間MVPとして表彰し、またその選手に投票されたリスナーの中から抽選をして5人にその選手出身地の名産品が贈られる。(2009年までは賞金で、2007年までは1名に30万円、2008年・2009年は3人に5万円の賞金が授与されていた)。原則として月間MVPに選ばれた選手と賞金の当選発表は翌月第1火曜日のナイター中継内で実施される。
- 2011年度は東日本大震災被災地支援キャンペーンとして、応募はがき総数の金額を換金してABCが負担。シーズン終了後に被災地の復興義援金として贈呈する。
- また7回裏(阪神戦ビジターの場合は7回表)攻撃終了後阪神甲子園球場のTOSHIBAシート(2007年までは中央ボックス席)、ナイター前座番組「武田和歌子の野球にぴたっと。」では同じくアイビーシート(2007年まではイエローシート)へのご招待(各試合につき3組6名)の募集も行っている。
- 以上の各プレゼントの募集は2009年まで葉書のみ有効だったが、2010年から電子メールでも受け付けられるようになった(2011年の月間MVP表彰の投票は前述の震災支援キャンペーンのため葉書のみ)。ファクスは現在受け付けていない。
- 2012年以降のスペシャルウィーク期間中の阪神戦中継では、対象試合ごとに、阪神が挙げた総得点数と同じ人数のリスナーへ1万円ずつ進呈するパターン(阪神の得点×1万円方式)が定着している。また、2013年の4・6月のスペシャルウィーク期間には、次のような企画を実施した。
- 当日のファクス・メール応募者から1万円(各日3人)
- 期間中のはがき応募者から甲子園公式戦のロイヤルスィート席(1組4人×2=2組8人)招待
- 2014年6月のスペシャルウィーク期間中には、「ABCフレッシュアップベースボール祭」と称して、同年の解説者全員(11名)のサインを入れた特製のマグカップをリスナー向けのキーワードプレゼントに加えた。この期間中の中継では、解説者が試合の展開に応じて、日替わりでキーワードを発表。リスナーは、キーワードを葉書や電子メールへ記入することを条件に、前述の1万円プレゼントかマグカッププレゼントへ応募できるようになっていた。また、「radiko」プレミアムが運用を開始してから初めてのスペシャルウィークだったため、(他局との相互ネット分を含めた)中継では関西以外の地方のリスナーからの応募も勧めていた。
関連番組
前座番組
- 武田和歌子の野球にぴたっと。(2010年シーズンから、平日17:25~17:55、以下『野球にぴたっと。』と記述)
- 2010年4月5日から放送の生ワイド番組『武田和歌子のぴたっと。』のコーナー扱いで、2010年シーズンは『フレッシュアップベースボール 野球にぴたっと。』のタイトルで放送された。
- 2010年シーズンは、ナイトゲームの直前情報を中心に、かつて当番組の中継リポーターを務めた武田とスポーツ実況のベテラン・楠がスタジオからスポーツの話題・情報を伝えていた。2011年以降のシーズンには、楠に代わって、井之上チャルが『ぴたっと。』本編から引き続き出演している。
- 2013年からは月曜日のみ、プロ野球の試合の有無にかかわらず当番組を放送しない。ただし、月曜ナイターの中継がある場合に限り、番組内コーナーである「麒麟淡麗Presents キレうまプレイヤー(2013年)→キリン一番搾りプレゼンツ ICHIBANプレイヤー!」のみを、独立番組として17:55 - 17:58に放送する(従ってタイムテーブル上での中継本編も17:58開始となる。なお新聞などの番組表はそれも内包扱いとみなして17:55からの放送扱いとなっている。また予定していた月曜ナイターが予備カードも含め雨天中止となった場合は、元からカードがない日に準じた編成に戻すため「キレうま→ICHIBANプレーヤー」の放送も休止<ABCニュース・天気予報に差し替え>となり、前週金曜日分の当選発表も火曜日の試合前に延期される)。
- 武田・井之上とも夏季休暇に入る全国高等学校野球選手権大会の期間中に『野球にぴたっと。』を放送する場合や、前述のキリン提供コーナーだけを独立番組として放送する場合には、当該曜日の当番組スタジオ担当が上記番組のパーソナリティを兼務する。
過去
- ナイター一番乗り(『ABCラジオナイター』時代に放送)
- 元気イチバン!!ぶっちぎりプレイボール(2003年シーズンから2009年3月29日まで放送、平日17:30~17:55 オフシーズンは18:30まで)
- サタデーぶっちぎりプレーボール(2008年シーズンまで、ナイター中継がある土曜17:30~17:55)
- 柴田博のプレイボール直前情報(2012年4月 - 7月1日、日曜13:30~13:55)
- 2012年シーズンにおいて、この期間の日曜日の阪神戦がすべてデーゲームであることから、期間限定の前座番組として編成。『ABC天気予報』を内包したほか、他球団のデーゲームの途中経過も伝えた。ちなみに柴田は、当番組の実況・リポーター陣に加わった後に、スポーツ中継の担当から離れた2005年から「チーム 虎バン主義。」の応援団長。当番組には、午前中の生ワイド番組『磯部・柴田ののびのび大放送』に続いて出演。中継が17時以降にまでずれ込んだ場合には、中継終了後にフィラー扱いで放送される中継のハイライトにも登場していた。
当番組で阪神戦・オリックス戦を中継する日には、前座番組のパーソナリティ(前座番組を放送しない場合には当番組のスタジオ担当)が、「それでは、○○(中継先の球場名)へ御案内です」と言ってから実況アナウンサーにつなぐ(『元気イチバン!!ぶっちぎりプレイボール』時代からの慣例)。ただし、『野球にぴたっと。』のみ、番組タイトルに合わせて「この後は○○にぴたっと。」と言っている。
フィラー番組
現在
- 堀江政生のほりナビ!!(2013年シーズンから)
- 2012年度のナイターオフ番組として、火~金曜日の19:00 - 21:50に生放送。2013年度からのプロ野球シーズンには、放送時間を21時台のみに縮小したうえで、火~金曜日のフィラー番組として継続。最初からプロ野球のナイトゲームが予定されていない平日(予備日など)に、当番組のスタジオバージョンとして、17:55 - 21:50に拡大版を放送することもある(この場合でもナイターのスポンサード番組は21:00までで終了し、以後残り50分間は「ほりナビ!!」の定時放送扱いとなる[33][34])。
過去
- ABCフレッシュアッププラス(2009年シーズンのみ)
- 和沙哲郎ダンディ・サタデー&サンデー(2008年シーズンまで)
- デーゲーム中継が17:55までに終了しなかった場合には、試合終了まで中継を放送していた。2009年からは通年番組になったため、プロ野球シーズン中には土曜・日曜のナイトゲームを中継しない場合に放送。
- 上田剛彦のミュージック・バイキング(2010年~2012年シーズン。2012年時点では火~金曜21:12~22:00)
- しもぐち☆雅充の今夜は歌わナイト(2012年シーズンのみ。土・日曜21:05~22:00)
プロ野球関連番組
週末のデーゲーム、あるいは月曜日のナイターを予定していない場合や、中継予定のゲームが中止になった場合には全編を放送。週末については放送週によっては、阪神のデーゲーム中継を挿入する形で短縮放送(2010年以後、土曜日はワイド番組の内包コーナー扱い)。
- 現在
- 南山千恵美(笑福亭鉄瓶)のMusic Smile(土曜 原則として13:30-19:00<4-6月の阪神戦デーゲーム開催日>、または13:30-17:55<7-9月の阪神戦デーゲーム開催日と、全期間を通しての阪神戦ナイター開催日>)
- タイガース戦デーゲーム実施日はフレッシュアップベースボールを13:55-17:00を基本として番組内コーナーとして内包。17時までに試合が終わるか、雨天中止の場合の13:55-17:00は「フレッシュアップベースボール」スタジオバージョン扱い。
- 上記のとおり、南山は2014年8月3日の放送で育休となったため、8月24日から2014年3月29日までは鉄瓶が代行した。
- STAR☆MUSIC☆SUNDAY(日曜 原則として12:30-17:00)
- タイガース戦のデーゲーム実施日は試合前座番組扱いで放送。17時までに試合が終わるか、雨天中止の場合13:55以後は「フレッシュアップベースボール」スタジオバージョン扱い。
- Monday! SPORTS - JAM(2013年シーズンから、当番組のナイトゲーム中継がない月曜日の19:30~21:15 月曜ナイターが実施される場合は21:00-21:15を基本として短縮版を放送)
- ABCラジオのスポーツ情報番組を集約したコンプレックス形式の生ワイド番組。阪神情報を「虎スタ」というコーナーで扱うほか、2013年3月まで独立番組として放送されていたオリックス情報番組『これぞ!Bs魂 〜気になるオリックス・バファローズ〜』を、内包コーナーの1つとして継続する。
- 過去
いずれも土・日曜に、共通のタイトルで放送。
- ABCフレッシュアップJAM(2008年まで フレッシュアップベースボールとして放送される日は休止扱い。なお2005年「ABCスポーツJAM」、2006年「ABCフレッシュアップJAM」の時代は土・日ナイターが常時放送されていたため、その中で「デーゲーム中継」のコーナー扱いで放送されていた)
- 楠淳生のABCフレッシュアップボックス(2009年4-6月 フレッシュアップベースボールとして放送される日は短縮扱い)
- 土曜日の放送は2009年7月4日で、日曜日の放送は2009年6月21日でそれぞれ終了。楠は、後継番組『楠淳生のやんちゃな!weekend』のパーソナリティも担当したため、同年度の中継では実況の機会がほぼ平日に限られていた。
- 日曜さくらい倶楽部(2010年・2011年シーズン 日曜13:30-17:00 阪神戦のデーゲームがある日は2010年度は形式上「-さくらい倶楽部」は休止とし「フレッシュアップ-」としながら、試合開始前までは「-さくらい倶楽部」の体裁で放送していた。15時以後開始の薄暮開催の場合は「-さくらい倶楽部」の短縮版があった。2011年度は14時以後開始の場合でも「-さくらい倶楽部」の短縮版を送ってから野球中継を始める。2012年4-6月の間の阪神戦がすべてデーゲームとなることを受けて一旦終了。2012年7月より再開されるが、13:55放送開始かつ阪神戦デーゲーム開催時は休止となるため、野球中継の前座番組としての役割はなくなった。しかし、デーゲーム中止時のスタジオバージョンは桜井が再び担当するようになる)
- 芦沢誠のGO!GO!サタデー(2010年~2012年シーズン、『フレッシュアップベースボール』を内包 この場合でもデーゲームが雨天中止となった場合は当番組のスタジオバージョン扱いとして通常放送されていた)
- 柴田博のプレーボール直前情報(前述)
出演者
解説者
■印の人物は、『近鉄バファローズアワー』の解説経験を持つ人物。
- 吉田義男(1999年 - 。裏送り中継には、交流戦のオリックス対巨人戦全国中継や、聴取率調査期間の他局向け全国中継等、自社本番に準じた扱いとなる場合以外原則として出演しない)
- 岡田彰布(2009年、2013年 - 。フリー扱いのため本数契約。2013年の復帰以降は、公式サイトに解説者として紹介されていない)
- 赤星憲広(2010年 - 。オリックス戦などの裏送り中継には原則として出演しない。当初はゲスト解説だったが、2011年よりラジオのみ専属契約[68]。日本テレビなどのゲスト解説も兼務)
- 濱中治(2012年 - 。スカイ・A・Tigers-ai解説者を兼務している関係で、2012年は主に裏送り・予備カード中継の解説を務めていた[69]。2013年から当番組へ本格的に登場するとともに、公式サイトで正式に解説者として紹介)
- 下柳剛(2013年 - )[70]
- 桧山進次郎(2014年 - )
- サンテレビ専属解説兼
- 福本豊(1992年 - 1997年、2000年 - )
- 中田良弘(1995年 - 。2010年からはABCテレビの中継も担当)
- 真弓明信(1996年 - 1999年、2005年 - 2008年、2012年 - 。2012年の復帰後、オリックス戦に関してはJRN/NRN本番カードとなる対巨人の交流戦を除き原則として出演していなかったが、2014年はRKBへの対ソフトバンク戦に出演。阪神主催についてはナイターオフ編成のビジター地元局での放送にも出演している)
- 有田修三(2000年 - 2011年、2013年 - )
- サンテレビ出向解説兼
- 矢野燿大(2011年 - 。CBCラジオ制作・ABCラジオにネットされる「中日対阪神」戦のゲスト解説も兼務)
- 原則として予備カードおよび裏送りのみ
- 佐々木誠(九州朝日放送解説者。2011年よりKBCラジオ向けNRNラインで中継される「オリックス対ソフトバンク」戦の裏送りでABC・MBS両局に出演。ABC自社の中継に登場する可能性があるのは金 - 日曜)[71]
過去の解説者
- 芥田武夫(1958年? - 1966年?)
- 伊藤文隆(2009年 - 2010年。サンテレビとの兼務。ABCテレビでは解説しなかった)
- 稲尾和久(1982年 - 1983年、1987年 - 1999年)
- 仰木彬(1993年、2002年 - 2004年。1993年のみ九州朝日放送と兼任)
- 岡本伊三美(1988年 - 1995年)
- 小川亨■(1985年 - 1988年)
- 笠原和夫(1958年? - 1972年)
- 柏原純一(1998年、2002年 - 2003年)
- 加藤哲郎■(1998年 - 2001年)
- 門田博光(1993年 - 2005年)
- 木戸克彦(2006年 - 2007年。サンテレビ出向解説兼)
- 栗橋茂■(1990年 - 1992年)
- 小林繁
- 小山正明(1976年 - 1981年、1984年 - 1989年)
- 佐々木修(1995年 - 2005年)
- 島田光二■(? - 1983年、1994年 - 1995年)
- 田宮謙次郎
- 土井垣武
- 中西清起(1997年 - 2003年)
- 根本陸夫(1973年 - 1977年)
- 花井悠(1968年 - 1980年代)
- 浜崎真二(1950年代後半頃)
- 藤田平(1985年 - 1994年)
- 藤原満(1991年 - 1992年。九州朝日放送兼任のため、RKB毎日放送で本番カードとなる中継には原則として出演しなかった)
- 皆川睦雄(1972年 - 1975年、1978年 - 1985年、1989年 - 1990年、1993年 - 2004年)
- 村上隆行■(2004年 - 2005年。主に近鉄戦を担当。スカイ・Aの解説も兼任)
- 村山実(1990年 - 1998年)
- 山本和行(1989年 - 1991年)
- 湯舟敏郎(2004年 - 2011年。サンテレビ出向解説兼)
- 参考リンク
インターネットアーカイブにおける、ABCラジオプロ野球中継解説者プロフィールページの保存キャッシュ一覧
実況・リポーター
2014年度
○:スポーツアナウンサーの統括デスクを兼務
- 楠淳生(アナウンス担当部長) ※部長就任以降もゼネラルアナウンサーとして、引き続き実況やリポーターを務めている。
- 中邨雄二(アナウンス部デスク) ※『サクサク土曜日 中邨雄二です』(土曜日早朝の生ワイド番組)への出演後に関西圏で開催される公式戦中継や、同番組担当前日(金曜日)のナイトゲーム中継でも実況・リポーターを担当することがある[72]。
- 清水次郎○ ※2004年から『虎バン』のナビゲーターを兼務[73]。
- 小縣裕介○ ※2009年9月中旬から2011年9月末までは、ABCテレビの『NEWSゆう+』でメインキャスターを務めていたため、当番組からいったん退いていた。2012年から復帰するとともに、スカパー!でJリーグ中継(主にガンバ大阪戦)の実況も担当する。
- 枝松順一 ※2013年よりスカパー!でのJリーグ中継でも実況を担当。
- 岩本計介
- 山下剛 ※2013年3月までは、ABCラジオ制作の中央競馬メインレース中継でも実況を担当。
- 高野純一 ※スカパー!でのJリーグ中継でも実況を担当。2013年3月までは、ABCラジオ制作の中央競馬メインレース中継の実況も兼務していた。
- 平岩康佑 ※入社2年目の2012年度からベンチリポーターで出演していたが[74]、2013年度までは当番組公式サイトの「実況アナウンサー」欄に氏名が紹介されていなかった。2013年には、全国高等学校野球選手権大会のラジオ中継や、オリックス戦の報道素材音源で実況を開始。2014年には、3月から公式サイトにプロフィールが掲載されるとともに、7月1日の阪神対ヤクルト戦中継(倉敷)でプロ野球実況の本格デビューを果たした。
なお、楠、清水、平岩以外のアナウンサーはスカイ・Aの『全部見せます!ゴルフシリーズ』(主にABC・ANN系列が放送するゴルフトーナメントのCS向け中継)を担当している。
過去の担当者
◎:2013年時点で現役のABCアナウンサー(他番組へ出演)
- 安部憲幸(1970年代前半 - 1990年代)
- 伊藤史隆◎(1985年 - 2011年9月)[75]
- 岩下隆
- 因田宏紀(1960年代後半 - 1985年)
- 植草貞夫(1950年代 - 1992年定年、以降も1998年頃まで)
- 太田元治(1970年代 - 2003年)
- 加瀬征弘
- 黒田昭夫
- 嶋田崇彦
- 柴田博◎
- 高柳謙一
- 武田和歌子◎(リポーターとして出演。2010年4月から産休をはさんで『野球にぴたっと。』を担当)
- 武周雄
- 田野和彦(2003年 - 2012年)[76]
- 道上洋三◎(昭和40年代頃。主に裏送りなどの予備カード担当)
- 中村鋭一(1950年代 - 1960年代後半頃?)
- 中村哲夫
- 西野義和
- 西村一男(1950年代 - ?)
- 藤崎健一郎◎
- 保坂和拓
- 松原宏樹
- 村上守(1950年代 - ?)
- 和沙哲郎◎
- 横山太一◎(2011年度のベンチリポーターのみ)[77]
実況・リポーターの備考
阪神甲子園球場から阪神のホームゲームを中継する場合には、ベンチリポートを担当するアナウンサーが、試合前にスコアボードで流れる1試合前のホームゲームのダイジェスト映像(ABCテレビ制作)のナレーターも兼務する[78]。
かつては実況アナウンサーが阪神戦中心、パ・リーグ中心と分かれていることもあったが、近年は担当を定めずどちらも万遍なく担当するようになっている。ただし若手アナウンサーはオリックス戦を中心に担当し、場数を踏んでから阪神戦を担当するということが多い。なお、対広島戦のRCC向け裏送りはオリックス戦でもベテランや阪神戦中心のアナウンサーを担当させることが多い(2013年は中邨・楠が、2014年は小縣・楠が担当)。
全国高等学校野球選手権大会期間中の対応
全国高等学校野球選手権全国大会(夏の甲子園)期間中には、当番組に出演するアナウンサーが、(テレビ・ラジオを問わず)全国大会中継の実況およびインタビュアーを兼務する。このため、阪神戦の中継については、以下のように対応している。
- 京セラドーム大阪および地方球場での阪神主催試合(ホームゲーム)をナイトゲームとして開催する場合
- ABCの自社制作による通常の中継体制で放送。高校野球中継で午前中に第1試合の実況を担当したアナウンサーが、中継終了後に甲子園から上記の球場へ移動したうえで、同じ日の夜に阪神主催のナイトゲームを実況することもある。ちなみに、阪神球団では例年、この時期にデーゲームを主催していない[79]。
- 阪神のビジターゲームをナイトゲームとして開催する場合
- 原則として対戦球団の地元局が制作する中継を、相互ネットまたは裏送り形式で放送。その局のアナウンサーが実況を担当する一方で、ABCからは阪神側ベンチリポート担当のアナウンサー(または解説者)をABCから派遣する。試合の開催地や中継カードによっては、ベンチリポーターと解説者の両方をABCから派遣することがある。
- 2009年から2012年までは、このような中継体制で放送する場合でも、ABCから派遣されたアナウンサーが実況を担当することが多かった。
- 2009・2010年の高校野球期間中には、ビジターゲームの全試合を、ABCのアナウンサーが実況およびベンチリポーターを担当する「完全自社制作形式」で放送。2011年には、8月9-11日の中日戦をCBCからの同時ネットで中継する一方で、12-14日のヤクルト戦、19-21日の横浜戦を完全自社制作で放送した。
- 2012年には、8月7-9日の巨人3連戦でTBSラジオ制作・JRNライン全国中継(阪神側リポーターのみABCが派遣)の同時ネットを実施した後に、長野・横浜・神宮球場で14-19日に開催された6連戦を完全自社制作で中継した(14日の長野での試合は地元SBCラジオにネットされた。18・19日にはNRNラインの全国ネットカードをこの中継に差し替え)。
- 2014年8月12-17日の関東遠征では、ABCからアナウンサーを一切派遣せず、中継を制作する在京ラジオ局のアナウンサーが阪神側のベンチリポーターを務めた。12-14日の巨人戦(東京ドーム)については、3試合ともTBSラジオ配給/JRNナイター全国放送用指定カードであったため、TBS制作分の同時ネットを実施。15-17日のDeNA戦(横浜スタジアム)はNRNナイターの全国放送指定カードが広島・マツダスタジアムでの広島対巨人戦であるため、15日はLF、16・17日はQRからの裏送り中継に充てた。
- 2014年8月22-24日の広島戦もRCCラジオ(NRNライン)の相互ネットを受ける形で放送するが、上記関東遠征とは事象が異なり、楠がベンチレポーターとして出演する。
- 原則として対戦球団の地元局が制作する中継を、相互ネットまたは裏送り形式で放送。その局のアナウンサーが実況を担当する一方で、ABCからは阪神側ベンチリポート担当のアナウンサー(または解説者)をABCから派遣する。試合の開催地や中継カードによっては、ベンチリポーターと解説者の両方をABCから派遣することがある。
- 阪神のビジターゲームをデーゲームとして開催する場合
- 開始時間が高校野球中継の時間帯と重なるため、対戦球団の地元局が相互ネットか裏送り形式で制作する中継を、高校野球中継の予備カードに設定。中継予定の高校野球の試合が中止になった場合にのみ、予備カードからの昇格扱いかつ、オールスポットの「フレッシュアップベースボールスペシャル」として放送する。また、プロ野球中継枠の協賛スポンサーは土・日も含めて、ナイター枠の方に付く。
- 2009年には、8月15・16日の巨人戦(東京ドーム)が該当。この年は前述の通り大会期間中の阪神戦を全試合完全制作したが、高校野球中継の予備カードとなったこの試合も同様だった(前日14日から引き続き岩本計介アナが東京ドームに派遣されていた)。その一方で15日のナイターの時間帯には「オリックス対ソフトバンク」をRKBとの2局ネットで放送したが、実況・リポーターはRKBのアナウンサーが担当した。
- 2013年には、8月10・11日の中日戦(ナゴヤドーム)が該当(ナイトゲームであった9日の同カードはSF制作の中継を相互ネット形式で放送)。両日ともCBC制作の相互ネット中継を予備カードに設定したが、高校野球の中継予定カードが全試合開催されたため、ABCでは中日戦を放送できなかった(2試合とも延長戦にもつれ、ナイターの広島対巨人戦の中継開始時にも継続されていたが、阪神戦は放送せず、そのまま広島対巨人の中継を行った)。ただし、阪神側のベンチリポートを務めるABCのアナウンサーは、通常通りCBCローカルの中継に出演した。
- 開始時間が高校野球中継の時間帯と重なるため、対戦球団の地元局が相互ネットか裏送り形式で制作する中継を、高校野球中継の予備カードに設定。中継予定の高校野球の試合が中止になった場合にのみ、予備カードからの昇格扱いかつ、オールスポットの「フレッシュアップベースボールスペシャル」として放送する。また、プロ野球中継枠の協賛スポンサーは土・日も含めて、ナイター枠の方に付く。
なお、2013年以降の大会期間中の土・日曜日には、火 - 金曜日の『野球にぴたっと。』に相当する番組として『ABCフレッシュアップベースボール タイガースにぴたっと。』を17:52 - 17:55に編成。当番組のスタジオ担当が、(阪神戦がナイトゲームの場合には)スターティングメンバーや、(阪神戦がデーゲームの場合には)試合の経過を手短に伝える。なお、2013年には月曜日にも、道上洋三の出演・事前収録による『タイガースにぴたっと。』を放送していた。
阪神のホームゲーム以外の関西圏開催試合(オリックスのホームゲームなど)については、ABCで放送する場合もしくは全国ネットの場合はABCがアナウンサーを派遣するが、ビジター地元局のみ放送の場合は相手側の放送局に人員協力を受けることが多い。ABCおよび相手局の都合によってはリポーターなしの場合もある。なお、対戦相手が西武・ロッテの場合は日程の関係で当該カードのみ開催となった場合を除いて原則ネット局がないため、基本的にABCのアナウンサーが素材用録音を行うが、どうしても要員が確保できない場合は在京キー局(TBS R&C・LF・QR)が派遣することがある他、在京キー局・ABCのいずれも担当できない場合はABCと同じくクロスネット局のMBSがRCC・TBC発のデーゲームに準じてJRN・NRN共用扱いで配信することもある(特に予備順位が屋内球場より後位である等予備から昇格する可能性が低い場合)。実例として2013年8月10日(土曜)の「オリックス vs 西武」はQRの高橋将市アナウンサーが素材用実況を担当した(前日の『文化放送ライオンズナイター』でも実況を担当していた)。
2009年以降の夏の甲子園期間(場合によっては前後を含む)における、阪神戦以外の関西開催試合での出演者は以下の通り(ただしネット局が発生しない試合を除く。ソフトバンク主催の2014年8月18日を除いて、オリックスのホームゲーム)。
放送日時 | 対戦相手 | ネット局 | 解説者 | 実況 | リポーター | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
2009年8月14日 | ソフトバンク | KBC | 伊藤文隆 | 沖繁義(KBC) | 小林徹夫(KBC) | |
2009年8月15日 | RKB | 岡田彰布 | 桜井浩二(RKB) | 石田一洋(RKB) | 阪神戦がデーゲーム、当該試合がナイターのためABCでも放送(全国ネットカードは横浜対広島) | |
2009年8月16日 | 湯舟敏郎 | 石田一洋(RKB) | 桜井浩二(RKB) | |||
2010年8月17日 | 楽天 | TBC | 湯舟敏郎 | 飯野雅人(TBC) | 枝松順一 | 通常TBCは裏送りによるビジター中継を行なっていないが、特例として自社制作扱いで放送 |
2011年8月2日 | ソフトバンク | RKB | 矢野燿大 | 桜井浩二(RKB) | 石田一洋(RKB) | 第93回大会は8月6日開幕 |
2011年8月3日 | 中田良弘 | 石田一洋(RKB) | 桜井浩二(RKB) | |||
2011年8月4日 | 湯舟敏郎 | 桜井浩二(RKB) | 石田一洋(RKB) | |||
2012年8月17日 | ソフトバンク | KBC | 佐々木誠(KBC) | 小林徹夫(KBC) | なし | この年は高校野球中継にKBC沖繁義が派遣されていたが、高校野球中継優先のため出演しなかった |
2012年8月18日 | ||||||
2012年8月19日 | RKB | 濱中治 | 田中友英(RKB) | 茅野正昌(RKB) | ||
2013年8月23日 | 日本ハム | STV | 濱中治 | 楠淳生 | 平岩康佑 | STVの要員の都合ならびに、既に1日あたりの試合数の少ない時期に入りABC側の人員にも余裕が出たため、通常通りABCからの裏送りで放送。なお前日に第95回大会は終了している |
2013年8月24日 | HBC | 新谷博(HBC) | 卓田和広(HBC) | 川畑恒一(HBC) | HBCはこの前後の2週間を「ハッピーウィーク」と位置づけた。その一環として8月はビジター戦も全試合自社制作している(本来MBSが担当する23日分も自社制作) 技術協力をABCとMBSのどちらが担当したかは不明(ビジター側の乗り込みの場合は、受け入れ側の都合もあり必ずしもネット受け時の組み合わせとは限らないため)。 ただしHBCがJRN扱いのため、MBSがNRN向け録音実況は行っている(STVは放送なし)。 | |
2013年8月25日 | 岩本勉(HBC) | 川畑恒一(HBC) | 卓田和広(HBC) | |||
2014年8月15日 | ソフトバンク | KBC | 佐々木誠(KBC) | 沖繁義(KBC) | なし | この年は高校野球中継にKBC近藤鉄太郎が派遣されていたが、高校野球中継優先のため、8月18日を含めて出演しなかった |
2014年8月16日 | ||||||
2014年8月17日 | RKB | 岸川勝也(RKB) | 茅野正昌(RKB) | 宮脇憲一(RKB) | 翌18日に大阪開催のソフトバンク主催試合があるため、本来MBSが受け持つ当該試合も含め、RKBの出演者のみで放送。 ※技術協力をMBSとABCのどちらが担当したかは不明であるが、KBCはこの日のみMBSからの裏送りで放送。 | |
2014年8月18日 | (備考参照) | KBC | 佐々木誠(KBC) | 小林徹夫(KBC) | なし | 対戦カードは「ソフトバンク×西武」。「鷹の祭典2014in大阪」と銘打ってのソフトバンク主催試合の大阪開催。 QRも別途自社乗り込み、ABC技術協力で放送した。 (解説:石井貴 実況:飯塚治 リポーター:長谷川太) |
スタジオ担当
朝日放送本社内のラジオスタジオで、進行、提供クレジットの読み上げ、企画の告知などを担当。自社制作による『矢野燿大のどーんと来い!』『赤星と次郎のオーライオーライ』や、在京ラジオ局制作のレインコート番組を放送する場合にも、番組の前後と途中に出演する。自社制作以外の中継を放送する場合には、試合開始直前の飛び乗りポイントまで、スタジオから中継試合のスターティング・メンバーや『虎バン』の予告などを紹介する。
- 2006年度
- 2007年度
- ※平野と田中は、『ABCフレッシュアップJAM』にも出演していた。
- ※月曜日にナイトゲームを中継する場合には、上記のアシスタントが交代で担当。
- 2008年度
- 平野明子(火・水)
- 武田英子(木・金)
- 清水理恵子(土・日)※月曜日にナイトゲームを中継する場合にも担当
- 2009年度・10年度
- 2011年度
- 川島陽子(火・水)※『朝だ!生です旅サラダ』(ABCテレビ)の海外ロケに出ている場合には別の曜日の担当者が代行。
- 清老寛子(木・金)
- 岩井万実(土・日)
- 2012年度・2013年度
- 中倉真梨子(火・水・土・日)
- 上原伊代(木・金)※月曜日にナイトゲームを中継する場合にも担当
- ※公式サイトでは中継終了後に、放送日の担当者が、試合の状況や感想をミニブログ形式で綴っている。ただし、『堀江政生のほりナビ!!』を当番組のスタジオバージョンとして放送する場合には出演せず、堀江がタイトルコールや提供クレジット・次回中継予定の読み上げなどを担当する。
- 2014年度
- 松葉沙矢佳(火・水)※ABCラジオでは、『もうすぐ夜明けABC』の土曜深夜=日曜早朝パーソナリティも担当。
- 西田沙織(木・金)※月曜日にナイトゲームを中継する場合にも担当
- 白ヶ澤香織(土・日)
関連項目
- スーパーベースボール(ABCテレビのプロ野球中継:虎バン主義)
- 侍プロ野球(1974年までABCテレビが制作していたTBS系列向けのプロ野球中継の現行統一タイトル)
- 近鉄バファローズアワー(1975年 - 2004年)
- ABCフレッシュアップJAM
- ダンディ・サタデー&サンデー
- サンテレビボックス席
脚注
外部リンク
- ↑ 2006年以前はワイド番組の一コーナーとして放送していた。
- ↑ ナイターオフ期間も2014年3月まで継続
- ↑ ただし、夏の高校野球期間中の土・日に(高校野球の中止または早終了のため)阪神のデーゲームを放送する場合は阪神戦を「ABCフレッシュアップベースボールスペシャル」として放送し、阪神戦以外のナイターの方を「ABCフレッシュアップベースボール」として放送。(この場合、ナイターの開催が中止・あるいは当初から予定されていない場合の予備番組を流す場合も同様)このほか、火 - 金曜に17時開始での薄暮デーゲームが行われたり、デーゲームが17:55を越えても続いている場合、17:55まではオールスポットの「ABCフレッシュアップベースボールスペシャル」として放送するが、17:55からスポンサード番組扱いの「ABCフレッシュアップベースボール」に移行させる。
- ↑ (過去の事例)
・2007年6月16日・17日のロッテ vs阪神(千葉マリンスタジアム)はスペシャルとして試合開始の13時から中継を行った。両日13時台の番組は、18時台に変更して放送(この時は14時以前開始の場合本来放送されなかった箇所だが、スペシャルウィーク開催中のための特例編成だった)。
・2011年5月21日と2012年5月26日のソフトバンク対阪神(福岡ヤフードーム)も同じように13時から13:55をスペシャル扱い(13:55以後は定時枠 芦沢誠のGO!GO!サタデーは名目上17時からの単独枠扱いだったが、後述のとおり試合が速く終了したため事実上1コーナー扱い)として放送。同じカードの2014年5月24日(福岡ヤフオクドーム)も同様パターンで、「南山千恵美のMusic Smile」は17時からの単独枠扱いでの短縮放送とする予定だったが、野球が長引いたため17:10開始となっている。
・2012年5月13日のDeNA対阪神、同6月17日のロッテ対阪神も13時開始となったため、13時からの定時番組を20時からに延期、13:30からの「柴田博直前情報」を休止した上で、同様に13:00-13:55をスペシャル扱い、以後は定時枠で放送。
・2013年4月7日の広島対阪神戦は13:30開始のため「Star☆Music☆Sunday(ほしおん)」を13:30までの短縮にしたうえで13:30から13:55までスペシャル扱い、以後定時枠で放送
・同6月16日の楽天対阪神戦は13:00開始のため、名目上は「ほしおん」を休止扱いとみなし、13:00-13:55までスペシャル扱い、13:55以後は定時枠放送としたが、試合が予定終了時間より早く終わったため、15:50頃から残りの時間をスタジオバージョン扱いで「ほしおん」を放送した - ↑ 特にRFは1977年ごろまでは毎日新聞社が新聞社資本で強かったこともあり、RFとMBSの相互ネット番組が多かった。また同じく毎日新聞社資本のRKB毎日放送ともネット関係があった
- ↑ ただ、阪神が低迷していた2002年頃までは開幕当初や聴取率調査期間やナイターオフ(10月以降)の例外的な放送や、JRN担当日のヤクルト(またはNRN独占時代の大洋・横浜)対阪神戦を除きネット受け・制作委託となる場合が多かった。なお、2008年までは全国高校野球選手権大会期間中は人員が不足する関係で、京セラドーム大阪・倉敷マスカットスタジアム等の阪神主催試合以外はネット受け・制作委託となる場合があった他、また、予備カード及び阪神戦非開催時の本番カードのオリックス主催試合も、対戦相手の地元局に制作を委託する場合がある。
- ↑ 特に2012年8月14日の「DeNA対阪神」ではナゴヤドームの「中日対巨人」の裏開催のため、TBSはABCに音源制作を委託したが、長野オリンピックスタジアムでの開催のため地元局かつ試合の主催である信越放送がこのカードを中継することになり、同局はABCからのネット受けを行った。
- ↑ もともとMBSが「ブレーブス・ダイナミック・アワー」で阪急戦を中継していたこと、ABCが「近鉄バファローズアワー」で近鉄戦を放送していたこと、合併球団がオリックス主導になったことも影響していると思われる。2004年以前は、大阪近鉄バファローズが関西で試合を行う場合(ホームゲームおよび神戸での「オリックス対近鉄」)、独自で上位予備に設定していた。
- ↑ 特にNRN担当の場合はヤクルト戦に、JRN担当の場合も経費上の問題からか横浜戦や中日戦になることがある。
- ↑ ニッポン放送の再編の影響により、JRN担当曜日のヤクルト主催試合中継においてニッポン放送は原則として技術協力のみの関与となったため。ただしポストシーズンなど例外はある。
- ↑ 最近では2011年4月14日が該当し、ABC制作で全国放送していた「阪神対広島」が早く終了したため、RKB自社制作の「オリックス対ソフトバンク」が残りの時間におけるJRN全国中継となった。これに伴い、ABCの山下剛アナがオリックスサイドのリポーターとして途中から加わった。
- ↑ 主催球団側の地元で中継されない裏送りの場合でも、ABCへの中継委託は行われない。最近では2012年7月10日に京セラドーム大阪で開催された「巨人対広島」が該当し、TBSラジオがABCの技術協力を受けて制作し、RCCに裏送りした。
- ↑ 2011年から西武が滋賀県の皇子山球場でホームゲームを行うことがあるが、ABCが中継に関与しているかは不明。過去の事例としては、2011年は対楽天戦のため中継制作自体がなく、2012年の対日本ハム戦はHBCが滋賀に乗り込んで自社制作した。
- ↑ これは過去にMBSが巨人戦主体の編成を組み、阪神球団がABCと優先契約を結んでいた時代があったため、必然的にABCと組まざるを得なくなったという経緯があったことに加え、JRNラインの曜日に「ヤクルト対広島」をNRNに切り替えて放送することに対する、JRNとNRNのネット比率の調整措置ともいわれている。
- ↑ RCCの予備カードについては本来同局が取るべきラインに従うため、水・木にはABC制作の広島ビジター戦の予備として、MBS制作のオリックス戦もしくは阪神戦が入ることもある。
- ↑ 2012年に『これぞ!Bs魂 〜気になるオリックス・バファローズ〜』の企画としてロッテ対オリックス(QVCマリン)の中継を行った際も文化放送の協力で行われた。
- ↑ 月・金曜はTBSラジオ/JRN協力時でもNRNチャイムを、火 - 木はLF・QR/NRN協力時でもJRNチャイムを使用する。2010 - 2012年の土・日曜は基本的にNRNチャイムを使用したが、JRN各局(CBCラジオ・RKB・HBC)へのネットがある場合と、ビジターのデーゲームを前述JRN各局の技術協力の下で制作する場合はJRNチャイムを使用していた。しかし不手際でJRN単独加盟局向けでNRNチャイムを使うこともあったためか、2013年以降の土・日はデーゲーム時はNRN単独加盟であるKBCへのネット・裏送り時を除きJRNチャイム、JRN局へのネットがないナイター時はNRNチャイムを使用する形に固定され、土・日デーゲームの裏送りではNRNキー局であるQRにまでもJRNチャイムを使用させたことがある。2014年は土曜デーゲーム「オリックス vs 広島」のRCC向け裏送りや、「巨人vs 中日」裏カードでSF同時ネットの阪神主催日曜デーゲームでNRNチャイムを使用している(後述)。
- ↑ 週末にこのネットワーク構成で放送される最初のケースは、対中日戦は2010年7月31日(土)・8月1日(日)の阪神対中日戦(両日ともナイターでMBS-CBCはLF予備)。対ソフトバンク戦は7月17日(土)・7月18日(日)のオリックス対ソフトバンク戦(裏送り。17日のみナイターで、RKBはLF-MBS予備)。対日本ハム戦は2011年4月23日(土)・4月24日(日)に神戸で行われる楽天対日本ハム戦(両日ともナイター。ABCは裏送り。MBSは自社でも放送)。
- ↑ 但し、2010年4月23日-4月25日の回(甲子園)はABCが「スペシャルウィーク開催期間」であったので、ABC製作の番組は大阪向けのものと、名古屋(23日のみSF、24・25日はデーゲームであったためCBC)向けのもの別々に、ABCの出演者を出して放送した。この試合では自社向けはNRNの、CBC向けはJRNの速報チャイムを使用した。
- ↑ ABCとKBC、MBSとRKBの資本関係を考慮したものと思われる。
- ↑ 2010年6月6日(日曜日)の阪神対ソフトバンクの試合(デーゲーム)は、RKB・KBCともビジター乗り込みの自社制作で対応し、ABCやMBSのネットは受けなかった。
- ↑ 2010年8月20日の巨人対阪神戦等。アナウンサーがその旨をコメントしていた。
- ↑ 2014年5月4日のヤクルト対阪神(QR裏送り)が該当。NRN本番扱いながらABCのみの放送であった。
- ↑ 近鉄が優勝争いしていた2001年9月10日の「近鉄対ロッテ」等。
- ↑ 2008年の土曜のみKBS京都ラジオで中継があった場合は聴取可能だった。
- ↑ 裏送りについては本線がNRNラインとなる月・金曜日も含めすべてJRN扱いとした。甲子園で開催される試合は基本ABCのアナウンサーが実況するが、巨人戦などごく一部TBSから派遣されたアナウンサーが出演したこともある。なおパ・リーグ3チーム(阪急・近鉄・南海)が主管する試合についてはラジオ関西が自社で製作し、解説・アナウンサーも自社から派遣したもので担当した
- ↑ NRN幹事局のLFは第1予備としての待機のため東京から自社の解説者ならびにアナウンサーを派遣したが、JRNの方は最後尾予備かつ他地域への裏送りもなかったため、TBSとABCのどちらが素材収録を行ったかは不明である。
- ↑ 2013年度はナイター終了が21:30までであれば「-ほりナビ!!」のフロート番組扱いで内包するが、21:30以後に終了した場合は「-ほりナビ!!」は休止となるため単独放送扱い
- ↑ 2008年度から2012年度までは『サウンドトラベル』、2013年度から『スポーツ伝説』を編成。
- ↑ 関東のネット相手である文化放送も似た措置を採っている。そのため当日のナイターがABCと文化放送の2局ネットとなった場合には、「文化放送A&Gゾーン」各番組のリスナーへ配慮して、試合後のインタビュー等が終わっていなくても、編成上切りが良い所で中継を終了させる措置をABC側で行うことがある。
- ↑ 7-9月期についても、日曜ナイターが基から組まれていない場合には放送するので、同様の処置をとる場合がある
- ↑ 本来『サウンドトラベル』を放送すべき枠での放送となる。この場合、『サウンドトラベル』は20時台前半の『月曜スペシャル』枠などで一週間分を集中放送していた。
- ↑ 33.0 33.1 33.2 ただし、新聞番組表やEPGでは、21:00までは「ABCフレッシュアップベースボール」のみを表記、「ほりナビ!!」はレギュラー版の21:00-21:50の部分だけ別番組扱いで表記されている
- ↑ 34.0 34.1 ただし、雨天中止試合が発生し、元々試合予定が組まれていなかった日に予備日として試合が組まれる場合(特にセ・パ交流戦期間)は、野球中継実施日の体裁に準じるため、「ほりナビ!!」の拡大版はその試合が雨天中止になった場合でも実施しない。
- ↑ 2013年7月9・10日の「阪神対中日」(那覇市営奥武山野球場・沖縄セルラースタジアム那覇)は沖縄の日没が遅いため、19時開始にあらかじめ設定されたため、予定通り開催されることを前提として17:55-18:55ごろまで「ほりナビ!!」が放送されるが、番組表では案内されていない
- ↑ 2013年度から文化放送の日曜ナイターが不定期特番扱いとなり、雨天で放送予定カード(予備カード含む)がすべて中止となった場合も前年までの雨傘用の予備番組ではなく、通常の定時番組を復活させるため
- ↑ 但し、元から全試合デーゲームである2010年7月4日分は参議院議員通常選挙「大阪府選挙区」政見放送が20時から21時に行われるため、2012年7月1日も編成の都合上6月までの放送体裁に準じたもので放送を行った。
- ↑ 通常ナイターオフ期(10-3月)の土曜・日曜18時-21時の番組は、ナイターシーズン中も4-6月までは定時放送扱いとしている
- ↑ この事例は東日本大震災による開幕延期となった2011年4月9日・4月10日と、オールスターゲーム移動日の2012年7月22日・2013年7月21日の事例がある。
・2011年4月9日の事例については「芦沢誠のGO!GO!サタデー」のページに詳述。
・2012年7月22日の放送回は「オールスター第2戦」(坊っちゃんスタジアム)が前日7月21日に雨天中止となった場合の予備開催日としてデーゲーム<13:30開始>が設定されていたことから、阪神戦デーゲーム中継がある日とほぼ同じ形で13:55-17:00まで「ABCフレッシュアップベースボール」扱いで「日曜さくらい倶楽部」を送り、本来のナイター用予備番組は「杏のAnytime Andante」を17:55-18:25に代替放送した後、18:25-21:00に短縮・飛び乗りで放送を行った
・2013年7月21日も「オールスター第2戦」(明治神宮野球場)の7月20日雨天中止時の予備開催日<14:05開始>だったが、日程通り実施されたため試合がなく、「ほしおん」はフルバージョンとなるが13:55-17:00は「フレッシュアップベースボールスタジオバージョン」の扱いで放送。またナイター時間帯は「Cheers!」を放送(ただし、7月15日月曜日に本来放送される予定だった「ミラクル・サイクル・ライフ」がプロ野球中継「阪神対巨人」のため休止だったため、この日の20:30から21:00に延期放送された都合上、「Cheers!」は20:30までの短縮版だった) - ↑ 2012年度までは土・日とも『セットアップ SET UP!!』
- ↑ 2013年度・2014年度は阪神戦デーゲーム開催当該の日曜日には別のナイターを放送している
- ↑ 当日から18時台~20時台で、ネットスポンサー付き番組(QR制作)を含むナイターオフ番組の放送を開始したことによる措置。悪天候で中止の場合には、翌6日を予備日に設定していたため、同日の『Cheers!』を休止したうえで完全中継に切り替える予定だった。
- ↑ ニッポン放送の自社での放送分はMBSへネットされた。
- ↑ 全試合CBC技術協力となった2010年とは異なり、火 - 木曜のナイターはJRN、金 - 月曜のナイターはNRNラインという、レギュラーシーズンに準じた曜日割り当てでの放送となった。この体制が取られたのはファーストステージがNRN独占カードのヤクルト主催試合となり、かつそれをABC・MBSの両局が中継を行うため、両局での中継を可能にするために取られた措置がファイナルステージにもそのまま継承されたためと考えられる。したがって、今後もヤクルト主催試合のNRN独占が維持される限り、クライマックスシリーズでヤクルト主催試合が発生し、かつABC・MBS両局が中継を行う場合は同様の措置が取られるものと思われる。
- ↑ うち、第2戦は日曜デーゲームのため、MBSは競馬中継を優先し中継を見送るため、ABCが関西ラジオ局独占中継となる。
- ↑ 中日はシーズン4位でクライマックスシリーズの出場を逸したが、中日の結果に関係なく中継を実施。現地局からのネット受け自体もクライマックスシリーズでは初めての事例となった(2010年の阪神対巨人については、CBCは名古屋向けに自社制作している)。また、広島の地元局であるのRCCラジオでは、甲子園に乗り込んだうえでABCの技術協力による広島ローカル向けの自社制作中継を実施した。
- ↑ ただし、阪神がファイナルステージに進出できた場合には、自社制作・TBSラジオの技術協力による中継を予定していた。
- ↑ 楽天と巨人の対戦になった2013年の日本シリーズでは、クリネックススタジアム宮城開催分(第1・2戦と第6戦以降)で、地元唯一のラジオ局・TBCがJRNライン向け・裏送り向けに中継の二重制作を実施。そのためABCでは、該当の試合について、TBC制作分・JRNライン向け中継を同時ネットで放送した。なお、東京ドーム開催分(第3~5戦)では、NRNラインによる同時ネットで放送した。本来は奇数年に第1・2・6・7戦の中継を受け持つTBSは、クリネックススタジアム宮城開催分の全試合を自社制作で関東ローカル向けに中継している。
- ↑ ライバル局のMBSラジオ、並びに同様にradikoの本格運用が開始されている関東広域圏のTBSラジオ、ニッポン放送、文化放送も同様。ただし、2011年シーズン中は試験運用期間となっている中京広域圏、北海道、福岡の各局は配信を行っている。
- ↑ 4月17日はラジオ関西が自社制作し、TBCとの2局ネットで放送した。
- ↑ 4月23日(土曜日)・24日(日曜日)の日本ハム戦については、阪神戦がデーゲームで開催されたにもかかわらず、MBSラジオのみで関西地方にも中継。ただし、ABCと同じく、同地方向けのradiko同時配信を見合わせている。23日のMBSの事前番組ではABCの実況ブースに矢野燿大(当日の解説担当)がいることも取り上げられたが、「仙台向けの中継」と説明されていた。
- ↑ 特にこのカードはセ・リーグのビジターゲームでは唯一、ナイターオフの消化試合を除いた全試合を、CBC・SFともに放送していることも要因の一つである。対広島戦もRCCでほぼ全試合が放送されているが、同局がクロスネットのために同時ネットできる曜日が限られている。対巨人戦もデーゲームになった場合は在京局での中継は一部の例外を除いて行わないために、ネット受けで賄えない試合が発生する。
- ↑ 2008年度も同様に実施した
- ↑ 「震災情報 官邸発」の放送を優先したため。
- ↑ 最近では2009年6月11日(木)のオリックス対巨人戦が該当する(TBSラジオが同試合を関東向けに自主制作したため。なお、前日の10日は日本ハムの試合がデーゲームであったためHBCもABCからの裏送り分をネットした)。
- ↑ 同じく自社制作を実施したMBSの中継にHBC解説者の吉井理人がゲスト出演していた。ABC向けの技術協力をSTVとHBCのどちらが担当したかは不明。
- ↑ 6月12日放送は解説・下柳、実況・楠、13日は解説・真弓、実況・高野 なお13日は日本ハム対阪神の試合が早く終了したため、20:30過ぎから残りの20:56までの時間はABCの予備放送カード順番の第1位の扱いで放送したため、途中からABC/RBCの2局ネット扱いとなった。しかし、RBCもこの年から延長オプションを廃止しているため、ABCとほぼ同じ時間を以って番組を終了し、事実上の途中打ち切りとなった。
- ↑ 他のJRNシングルネット各局はそれぞれの地元勢の試合を放送。クロスネット局は水・木曜日であるためNRNナイター=オリックス対巨人をMBS製作・裏送りで放送(MBSも自社制作で日本ハム対阪神戦放送)
- ↑ 翌日(5月26日)には石川県立野球場から25日と同じ中継体制で中日対阪神戦を放送する予定だったが、雨天のため中止になった。
- ↑ RBCとの相互ネットであるが、同局は21:00前に飛び降りているため、当該時間は事実上関東ローカルになっていた。
- ↑ 当日のQR以外のNRNネット各局は地元勢の試合がすべてデーゲームであるため
- ↑ 62.0 62.1 ABC(8月10日はSFも)のみの放送であるが、特にABC(SF)向けに番組題をアナウンスするといった配慮は行われず「文化放送の製作で…」のアナウンスにとどめていた。
- ↑ 当初は村上が実況予定で、純然たる裏送り形式の中継が予定されていたが、月曜につきABC以外の局に流れないことが確定しているため、この形に変更された模様。なお当日の村上は、本来実況アナウンサーが務める前座番組の進行を、犬飼に代わって担当した後、阪神ベンチ情報を担当した。
- ↑ 東京ドームが第85回都市対抗野球大会<29日閉幕>を開催する都合による
- ↑ 関西地区はラジオ関西にネット
- ↑ NRNについては巨人対DeNA戦を全国放送用対象試合としているが、MBSは阪神対ヤクルト戦を放送しているため、MBSはLF製作の放送の技術協力という形で実質裏送りを行った
- ↑ なお、この時もQR自社では放送しなかったが、巨人対中日戦がデーゲーム開催となりNRN全国放送の対象外となったため、ABCラジオに加え東海ラジオでも放送された。
- ↑ 以下の書籍に掲載された解説者名鑑を参照。
- 『12球団全選手カラー百科名鑑2011』(2011年2月、廣済堂あかつき発行。ISBN 4331801721)
- 『プロ野球コンプリート選手名鑑2011年版』(2011年3月、三才ブックス発行。ISBN 4861993318)
- ↑ 2012年度はABC公式サイトへのプロフィール記載は無い一方、NRN公式サイトの各局解説者一覧には記載されていた。裏送り中継には、2012年5月9日の「オリックス対ソフトバンク」戦のRKB向け裏送りで初登場。当番組には2012年9月25日の「ヤクルト対阪神」戦中継に、初めて解説者として出演した。
- ↑ 2013年3月20日に現役引退を表明。5日後(同月24日)のオリックス対阪神デーゲーム中継において、阪神での現役時代にバッテリーを組んだ矢野とのコンビで、解説者としての活動を本格的に開始した。
- ↑ 2011年にNTT西日本の打撃コーチ、さらに翌年より同チームの監督を務めているため、関西に在住。ABC制作の場合で該当カードがNRN雨天予備になった場合も、佐々木単独解説のまま組み込まれる。
- ↑ ただしこの事情から、週末を跨ぐ阪神のビジターカードは担当できないため、その場合はオリックスのホームゲームの裏送りや素材実況の担当に限定される。特に、週末開催のオリックス対広島戦ではRCCへの裏送りを2年続けて担当している(RCC向けはオリックス戦であっても若手・中堅を主体とするRKB・KBC・TBC・HBC・STV向けと異なり阪神戦主体のベテランを充てることが多い)。スポーツアナウンサーの統括デスクを務めていた2009年度頃から2011年度までは、中堅・若手アナウンサーの実況を優先させる関係で、自身が実況する機会を減らす傾向にあった。なお、『サクサク土曜日 中邨雄二です』の前身番組・『ようこそ!伊藤史隆です』を担当していた時期の伊藤も、土曜日に掛け持ちで実況・ベンチリポーターを担当することが多かった。
- ↑ 2009年度までは、日曜日の深夜に『虎バン』を放送していた関係で、テレビ中継(『スーパーベースボール 虎バン主義。』『サンテレビボックス席日曜ナイター』)への出演を優先することが多かった。
- ↑ 2012年は裏送り中継(RCC向けのオリックス対広島戦)で1回登場しただけだったが、シーズン終了後の同年11月から独立番組としての放送終了(2013年3月)まで『これぞ!Bs魂 〜気になるオリックス・バファローズ〜』のパーソナリティを担当したことを機に、2013年からはオリックス担当として関西ローカル中継にも出演し、2013年6月12日・13日に放送されていた、TBSラジオ・エキサイトベースボールのオリックス担当のベンチリポーターして出演。(出典:TBSラジオ・エキサイトベースボールホームページより)
- ↑ 2011年10月から『キャスト』(ABCテレビで平日夕方に放送のニュース番組)でメインキャスターを務めるため、同年9月25日放送分の実況を最後に(当番組を含む)スポーツ中継の担当を外れた。
- ↑ 主にオリックス戦で実況やオリックス側ベンチリポーターを担当。2010年度からは、『これぞ!Bs魂 〜気になるオリックス・バファローズ〜』の初代パーソナリティや、スカパー!でのJリーグ中継実況担当を兼務していた。
- ↑ ベンチリポーターとしては、主力メンバーがテレビ中継に廻る日曜日の阪神主催試合の中継に出演することが多かった。2011年10月から『おはようコールABC』(ABCテレビで平日の早朝に放送される生ワイド番組)のメインキャスターに起用されたため、同年限りで当番組からいったん離れた。
- ↑ 『ABCラジオ創立60周年記念ブック いつもラジオと一緒』(2011年、プラネットバルン)より、試合前の取材の間に球場内のスタジオでナレーションを収録するという。
- ↑ ただし、1999年8月14日と8月15日のヤクルトとの大阪ドームでの主催試合では午後4時開始の薄暮デーゲームを行っている。1999年タイガース試合結果 また、2014年8月9日、10日の対広島戦は、14時開始のデーゲームで開催されるため、RCCへの裏送りを実施する予定であったが、台風11号の影響により高校野球が順延となったため、急遽ABCでも「フレッシュアップベースボールスペシャル」扱いで放送されることになった。
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