TBCパワフルベースボール

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テンプレート:複数の問題 テンプレート:基礎情報 ラジオ番組TBCパワフルベースボール』(ティービーシーパワフルベースボール)は、東北放送(TBCラジオ)が放送しているプロ野球中継番組。

TBCテレビでの番組名も2010年-2012年まで『TBCパワフルベースボール』となっていた。2013年は『EVER SPORTSスペシャル』、2014年『スポッち!スペシャル』として放送されている。

概要

2004年までは、原則として火・土・日はJRNナイター(キー局:TBSラジオ)、水・木・金はNRNナイター(キー局:ニッポン放送)をそのままネット受けしていた。ただし1973年からロッテオリオンズが準本拠地(1974年から1977年は公式なフランチャイズとなる)となり、県営宮城球場2005年からフルキャストスタジアム宮城、2008年からはクリネックススタジアム宮城に改称)で試合が行われるときは自社制作で中継しており、オリックス主催試合ではメインカードではないが毎日放送のアナウンサーが来仙しリポートを入れたり、ダイエーの試合が行われたときはKBCラジオにネットしたこともあった。横浜×中日では東海ラジオのアナウンサーが来仙したのは勿論のこと当時、解説者だった古葉竹識が当時TBC解説者の土屋弘光と中継をしたこともある。

2005年からは、宮城県を本拠地とする新球団・東北楽天ゴールデンイーグルスが誕生したことから、JRNおよびNRNのクロスネットも活かしつつ、一部年度を除き楽天のホームゲームをすべて放送している。

楽天ビジターゲームの中継は、2005年は数少なかったが2006年からは大幅に増えた。中継数増加は地元でのファンを増やしたいという球団の意向があり、CM枠の一部を球団が買い取っていたが、不景気の影響からか2009年からはTBSラジオニッポン放送などがメインカードとするか、制作局が別番組となった場合でも該当カードがネットワーク向け番組として裏送りされる場合を除き関東・近畿両地区で行われるビジター試合を中継していない(主として、ロッテ・オリックス・DeNA主催試合)。巨人・ヤクルト(NRNのみ)主催試合は全国中継の対象になることが多いが、全国中継の対象から外れた場合は中継を行わないことが多い。一方で、西武主催についてはNRNとのネットになる月・水〜金曜のナイターに限り文化放送の『文化放送ライオンズナイター』のネット受けを行うようになった。詳しくは#様々な出来事参照。該当カードに当たった場合、火〜金は在京局の全国放送カードをネット受けし、土・日・月曜は中継自体を休止する。

タイトルコールやCM後のサウンドステッカーは、2005年はモーニング娘。のメンバーが、2006年からは当番組アナウンサー+名久井麻利によるものに替わり、2008年からは楽天の主力選手も加わっている、タイトルが変わった2010年は佐藤修を除く当番組アナウンサー+楽天ブラウン監督(当時、2010年のみ)のものに変更となった。

TBCダイナミックナイター時代、末期は佐藤修の「TBCダイナミックナイター!」というジングルで、その後に「杜の都仙台からお送りしています」か「東北放送が宮城からお送りしています」等のバージョンがあった。

2008年までのナイターでは(雨傘番組放送時は19:59から1分間)5回裏攻撃終了後に宿直のアナウンサーによる「河北新報スポットニュース」放送されたが2009年からは平日の楽天戦に限り、後続番組である『TBCパワフルベースボールplus』パーソナリティの大胡菜夕(火曜・水曜)、菅野愛郁(木曜・金曜)が、2010年7月からは週末の中継でも募集しており土曜は菅野愛郁、日曜ははすみ奈緒がスタジオから楽天の応援メールならびにファックスを紹介している。

ホームゲーム限定で中継中ファンからのFAX、メールを受け付けている。かつては相手チームの地域にネットされる場合でも募集している。他局で行っているプレゼント、クイズなどは聴取率週間を除き行わない。

2008年シーズンより土日は楽天の試合のみを中継し、他球場のナイトゲームネット受けはやめている(中継カード無し時に放送の雨傘番組「プロ野球ネットワーク」は火曜のみネット受け)。ただし、2009年シーズンは土曜日に例外が生じている(4月18日はデーゲーム、オリックス戦を放送せずナイターの時間帯に「プロ野球ネットワーク」を、5月9日はデーゲーム、ロッテ戦を放送せずナイター「巨人 vs 中日」をそれぞれネット受けした。2010年以降は土・日のJRNナイターがないためこのような措置はない)。2010年シーズンより日本シリーズ中継も楽天出場時のみの放送とした。

他球場の試合速報は「TBCナイター(デーゲーム)速報」として伝える。速報のチャイム音は、JRN仕様の2005年から2011年5月上旬までものはTBSラジオなどの中継と比べて音程が低くなっていたが、2011年5月中旬から新たな速報音に変更されている。NRN仕様のものは諸事情により2011年シーズン開幕から使用されず実況が「TBCナイター(デーゲーム)速報」とダイレクトでコールしていたが、6月11日からNRNナイター中継参加全局での使用を再開した。[1]また楽天主催試合をNRNラインで東海ラジオ放送へネット(全国放送時を除く)する場合(交流戦の対中日戦をネットする場合が多いが、稀にパ・リーグの試合をネットする場合もある(例・2009年10月1日の「楽天×ソフトバンク」戦))「TBC」という略称が「CBC」と似ているせいか、東海ラジオに配慮して実況アナは通常「TBCナイター速報」と読み上げるところを「東北放送ナイター速報」と読み上げている(裏送りの場合は「東海ラジオ ナイター速報」となる)。

同じ日にベガルタ仙台が試合を行っている時やJリーグチームがある地域にネットの際は速報することがある、その際実況アナは「TBC・Jリーグ速報」(速報チャイムなし)とコールする。

提供クレジットの読み出しは、複数社のスポンサーの場合は「この放送は○○○○○〜、以上の提供でお送りします。」、一社のみのスポンサーの場合は「この放送は○○○○○の提供でお送りします。」となっている。

2011年5月16日から2012年3月31日までTBCラジオで、「radiko復興支援プロジェクト」を通じてネット上での放送の配信(日本全国)を行ったが、この番組に関しては、Kスタ宮城等で行われる楽天の主催試合に限り配信を行った[2]。それ以外に関しては、フィラー音楽に差し替えていたが、同年7月22日にナゴヤドームで開催のオールスターゲーム第1戦(東海ラジオ制作)は配信が行われた。その後、2012年4月2日からは「radiko」の試験配信(宮城県のみ)に移行されたが、これにより楽天主催試合以外のカードも配信されることになった[3]

番組名の遍歴

  • 開始年不明 - 改題年 TBCナイター
  • 改題年不明 - 2004年 TBCダイナミックナイター
  • 2005年      TBCイーグルスベースボール(月曜ナイター&デーゲーム中継)/TBCエンジョイベースボール(月曜以外のナイター中継)
  • 2006年 - 2009年 TBCイーグルスベースボール(デーゲーム中継)/TBCイーグルスナイター(ナイター中継)
  • 2010年 - 現在  TBCパワフルベースボール 副題でイーグルスナイター(火~金曜イーグルス戦ナイター中継)/マンデーイーグルス(月曜中継)/サタデーイーグルス(土曜中継)/サンデーイーグルス(日曜中継)/イーグルスデーゲーム中継(平日デーゲーム中継)[4]

※2007年・2008年は、本来中継予定が組まれないナイターオフ編成期間(10月~3月)と、土曜~月曜のナイター中継には「北電子プレゼンツ GOGO!イーグルスナイター」というサブタイトルがつくことがあった(協賛スポンサーが北電子1社単独である以外、内容そのものは通常の中継と変わらない)

2014年の基準放送時間

TBCパワフルベースボール イーグルスナイター(火~金曜、楽天戦以外は単にTBCパワフルベースボール)/マンデーイーグルス・サタデーイーグルス・サンデーイーグルス(ナイター中継)
  • 火~金曜17:57-21:00(本来は最大延長23:30だが、2011年度は6月まで最大延長21:55)。
  • 土曜・日曜・月曜は楽天戦があるときのみに放送。月曜は火~金曜と同じ(2013年から統一)、土曜は17:55-21:00(最大延長23:30)、日曜は17:00-22:25(延長なし)、18:00-21:00(最大延長23:00)。これらも2011年度は6月まで最大延長21:55となった。
  • ナイター中継が21:00をオーバーした場合、クッションプログラムの短縮、休止で対応し後ずらし(スライド)はしない。最大延長時刻以後の番組は定時放送で行われる。2014年度のクッションプログラムは以下のとおり。
    • 火曜から金曜はナイター終了後(ナイター中継が早く終了した場合や中止・ないしはナイター開催がない場合は21:00から)「TBCパワフルベースボールPlus」(~22:00)、「オールナイトニッポンGOLD」(~23:50、金曜は23:30)を放送。ただし、22:00をオーバーした場合、「TBCパワフルベースボールPlus」を5~10分挿んだうえで「オールナイトニッポンGOLD」に飛び乗る。
    • 土曜、日曜はナイター終了までの定時番組は休止。次の定時番組まで間ができた場合、自社制作の「ベースボール・ストーリー」で間を繋ぐ(平日デーゲームの際も同じ)。
    • 月曜は「あがLINE月曜日」(21:00~22:00)ならびに「オールナイトニッポンGOLD」の短縮・休止で対応する。
※2007年は試合が長時間化し試合途中で終了することがあり、試合終了まで放送してほしいとの要望もあるが2008年シーズンも同様の延長対応をとり、2009年から平日に関しては30分延長枠が増え23:30となる。しかし、東日本大震災が発生した2011年は「震災情報 官邸発」(TOKYO FM制作)の放送を優先するため、6月30日までの間は21:55で中継打ち切りとした。
(他局は地元球団の試合を試合終了まで放送しており、延長の制限があるのは、TBC・文化放送・STVラジオ・NACK5の4局。曜日・時間帯によってはRKBラジオもも加わる)
  • 火 - 金曜に中継予定カードが予備も含めて中止となった場合、火曜日はTBSラジオ制作「プロ野球ネットワーク」、水 - 金曜はニッポン放送制作「ナイタースペシャル」(「まいにちとことんプロ野球!」および「サウンドコレクション」)を放送する。
  • 土・日・月曜は中継予定カードが中止の場合予備カードの補充はされず、原則として通常の定時番組を放送する[5]。ただし、月曜日の「3・11みやぎホットライン」(20:00~20:30)は試合中止になった場合もそのまま休止となり、「TBCパワフルベースボールPlus」を該当時間帯に放送する。日によっては「ドロシーリトルハッピーのジャンプ!」(20:30~21:00)も同様の措置として「あがLINE月曜日」の開始を20:30に繰り上げる場合もある。
TBCパワフルベースボール サタデーイーグルス・サンデーイーグルス・イーグルスデーゲーム中継(デーゲーム中継)
  • 土曜は13:00~18:30もしくは13:55~20:00、日曜は13:00~18:30、14:00~19:30、平日は13:00~17:57(放送開始・終了時刻は試合開始時刻に合わせて変わる)。
※事実上のクッション兼レインコートプログラムは、土曜日は「沸点ギリギリ!あっつあつ☆らじお」(通常放送は15:00~17:45)。日曜日は「イイネ!ミュージックラブ!」(通常放送は13:00~17:00)。
  • ただし15時台の競馬中継(土曜は「サタデー競馬実況中継」、日曜は「サンデー競馬実況中継」、中央競馬のメインレースのみ)は休止されず放送され、デーゲーム中継が中断される(中断時間帯…土曜日は15:25頃~15:55頃。日曜日はCM枠や定時ニュース枠を含めて14:58~16:00)試合が佳境に差し掛かる頃の中断となり、展開によっては中断時間帯に展開が大きく変わることや試合が終わってしまうこともあるため、スタジオのパーソナリティが恐縮する場面もある、そのことも考慮されてか2010年からは土曜日の中継はTBCテレビで「ウイニング競馬」(テレビ東京製作)のネット受けがないときに限り、レース直前から終了後すぐに球場にマイクを戻し、日曜はG1レース開催日のみの放送となった。(日曜デーゲーム終了後は番組の性質上ハイライトはなく番組再開になる。特に2009年は日曜の中継に関してはスタジオ待機の鈴木俊光が丁重に詫びていた、因みに2008年までは録音コメントで対応していた)
※中断時間が近付く場合に実況アナが断りのコメントを言うが再開時間がまちまちの為「試合が続いていれば後ほど」という表現を使う。
※通常枠に試合が収まりきれなかった場合は終了予定1分前に実況の声を絞り、前述のレインコートプログラムのパーソナリティーが中継を打ち切るお詫びと自身の担当番組次回の予告を行い中継を打ち切るが2010年シーズンから最大延長が拡大されており(試合開始から5時間後~6時間後)詫びコメントが激減した。

ネット

東北地方でのネット状況(2005年以降)

  • 2005年 イーグルス主催ゲームに限り、曜日によって山形放送YBCエキサイトナイター』、ラジオ福島エキサイティングゲームRFCナイター』にネットされた(ネットする日は各局の判断によっていた)。
  • 2006~2007年 イーグルス主催ゲームに限り、火曜日と水曜日は山形放送、水曜日はIBC岩手放送IBCラジオゴールデンナイター』にネットされた。
  • 2008年 イーグルス主催ゲームに限り、火曜日は山形放送とラジオ福島、水曜日は山形放送とラジオ福島に加えIBC岩手放送にもネットされた。
  • 2009~2010年 イーグルス主催ゲームに限り、山形放送のみが火曜日と水曜日のネットとなっている。
  • 2011~2013年 イーグルス主催ゲームに限り、火曜日は山形放送、水曜日は山形放送とラジオ福島にネットされる。
  • 2014年~ 山形放送の火曜、水曜のネットは行われなくなった(山形開催のイーグルス主催ゲームもネットされない)。ラジオ福島の水曜日のイーグルス主催ゲームのネットは継続される。
    • なお、TBC制作に限らず、遠方開催のため現地局からの裏送りとなるイーグルス主催ゲームについても同様の措置が採られる。一方で、雨天中止分の振替試合については、上記局にネットされない場合がある。
  • イーグルス主催ゲームのうち、以下の地方開催試合は地元局でも全国ネットを差し替えたうえでネットされた(カッコは放送年)。
  • いずれも、東北地方の各局にネットする場合はTBCの実況アナが各局の番組名をコールしている。

その他のネット状況

  • クロスネット局なので、火・土・日曜日はJRNライン、月曜と水~金はNRNラインをとる[6]。ただし、2010年よりTBSラジオが土・日のナイター中継を廃止したため、JRNナイターの全国中継がなくなった(JRN放送局はローカルで野球中継を継続)。その関係で、イーグルスのビジターゲームの中継を放送する際、デーゲーム・ナイターに関わらず、カードにより土・日であってもNRNラインの中継をネットする場合がある。(例:ABC朝日放送制作の対タイガース戦中継[7]など)
  • 月曜日に関東地区で行われる試合は西武・ロッテの試合に関しては文化放送制作分、巨人・ヤクルト・横浜DeNAの試合に関してはニッポン放送制作分をネット受けで放送していた[8]。しかし、2009年から経費削減のため裏送りになる試合の場合は放送しておらず、2014年時点では文化放送制作の西武戦が流れる可能性がある程度である。
  • イーグルス主催ゲームで全国中継するなどの場合(「楽天 vs 巨人」など)は、TBCで放送されない裏送りとなる月曜と水~金曜のJRN系列局、火曜のNRN系列局(ニッポン放送受け持ち)への中継も制作し、関東広域圏・北海道・中京広域圏・近畿広域圏・福岡県・沖縄県では2局のAMラジオ局がTBC制作のナイター中継を放送することもある。また2010年から土・日曜はJRNナイターの廃止に伴い、JRN系列局へのネット予定がなく、NRNが本番もしくは雨天予備カードとしている試合(主に在京・在阪球団が関与するナイター)については、TBCの自社中継をNRNラインの中継(文化放送受け持ち、前年までは裏送りのみ)として放送し、前年までローカル編成による自社制作(TBC技術協力)を行っていたニッポン放送にはTBC制作で裏送りを実施(提携局であるMBS毎日放送にもネット)。ただし、どの局へも送出する予定がない場合は、名目上JRN扱いとして放送する(ただし音源素材としてはNRNとの共用)。
  • 「楽天 vs 日本ハム」はHBCラジオSTVラジオに、「楽天 vs ソフトバンク」はRKBラジオKBCラジオに、「楽天 vs 中日」(交流戦)はCBCラジオ東海ラジオに、それぞれJRNおよびNRN向けに二重制作する[9]。その際のTBCのラインは、クロスネット局の従来のラインの法則に従う。土・日についてもこれらのカードについては、ホーム・ビジターとも原則としてJRN局とのネットを優先している。
    • 「楽天 vs ソフトバンク」「楽天 vs 中日」については、デーゲームについては本来ネットを組むべき局が自社制作した場合でも、TBC自社分をもう片方の局とのネットには切り替えずに単独放送として、該当局へは通常通り別制作分を裏送りする(参考として、2010年度以降のRCCの土・日・月曜は状況によって、該当ケースにおいてネットを切り替えることがある)。テレビ中継があるときはRKBからベンチレポーターを派遣することもある。
    • 「楽天 vs 日本ハム」についてはデーゲーム・ナイターに関係なく、土・日曜日はHBCと相互ネットを組むが、STVは近年デーゲーム中継を行っていないため、TBCがNRN担当の曜日でも、本来裏送り方式で放送するHBCがデーゲームをネット受けする場合は、ラインをJRNに切り替えて相互ネットを行う。さらにSTVは2012年度までTBC同様に裏送り方式のネット受けを原則行わない(「ヤクルト vs 日本ハム」は例外)という方針を採っていたため、火・土・日のNRN向けの裏送り中継は全国放送カードにならない限り単なる素材収録となるか、素材制作そのものを行れず、予備順位を最後位にした上でHBC-JRN向けをそのままNRN報道素材とするかのどちらかだった。
      • HBCラジオ向け裏送り中継の場合は通常はTBCアナウンサーが一人でベンチリポーターを務めるが、同じ日にHBCテレビで該当試合が中継される場合(TBCからのネット受けを含む)、テレビ中継との兼務でHBCアナウンサーがベンチリポーターを務める場合がある(この場合、予備から全国放送に昇格しない限り、TBCからのリポーター配置は行われない)。
    • 上記3カードとも、土・日ナイターではJRN系列局との相互ネット分がLF-MBSラインとの兼用扱いとなり、LF-MBSラインの本番カードが中止となった場合にはTBC-LF-JRN系列局(-MBS)の変則ネットとなることがある。また、STVとKBCについては、土曜日に地元球団の試合がデーゲームで、かつ地元球団が関与しない楽天戦がNRN全国中継カードとなった場合には、TBCの本番中継を直接ネット受けすることがある。
  • 特に火曜の「楽天 vs ソフトバンク」でRKBが自社制作せず、TBCからのネット受けになった場合、NBCラジオNBCラジオ佐賀を含む)、RKKラジオOBSラジオにも自社の中継をネットする。以前は水曜についても、KBCがTBCからのネット受けになった場合にもこの3局へのネットがされていたが、OBSは2010年、NBCとRKKは2011年を最後にネットを取りやめている。
  • なお、「楽天 vs 阪神」(交流戦)については、在阪局であるABCラジオMBSラジオとも自社のスタッフを現地に派遣して地元向けの放送を行うため、よほどのことがない限りTBCの中継が両局に流れることはない。このカードについては、全国放送のメインカードとして編成されている場合を除いてTBCによる二重制作の体制が組まれず、TBCで放送しないラインの雨天予備中継担当および素材収録を、乗り込んできた在阪局がTBCに代わって担うことが多い(この場合、MBSが月・金曜のJRN向け、火曜のNRN向け、土・日曜のLF向けを、ABCが水・木曜のJRN向けを、それぞれ担当)。
  • 以前はRCC同様に、JRN・NRNともにネット局がない場合でも、イーグルス主催ゲームがナイターの場合はTBCが本番としない方のラインの予備中継を制作し、JRNもしくはNRNの回線に送信していたこともあったが、2010年代は要員や経費の都合から、他の試合が屋外球場開催という場合や、ネット局がある場合を除いて、デーゲーム同様に本番中継をJRN・NRN共通の素材音源として予備中継制作を行わないことがある。そのため、楽天主催試合で巨人以外の在京球団やオリックスが相手となった場合には、予備優先順位が最後尾になることも多い。
  • 2006年セ・パ交流戦の「楽天 vs 広島」が順延となり月曜開催となった際、通常月曜はJRNラインをとるRCCラジオの『RCCカープナイター』へネットされたが、TBCは月曜はNRNラインをとるため、RCCラジオはそのままNRNラインでの放送となった。
    • 広島市民球場で行われた2008年6月23日の同カード(広島主催)も、雨天順延で月曜開催となり、『RCCカープナイター』がTBCに同時ネットされ、逆にTBCがRCCに合わせてJRNラインで放送した(速報チャイムがJRNの物で、TBCはリポーターを派遣しなかった)[10]
  • セ・パ交流戦の「ヤクルト vs 楽天」はクロスネット局であるRCCの「ヤクルト vs 広島」と同様に、NRNラインになる。但し、土・日曜日は本来ならNRNナイターは文化放送の担当だが、全国中継カードとならない場合はニッポン放送制作のものを放送する。このため、2008年の日曜日開催についてはLF-MBSラインと共用、2009年は特例処置でニッポン放送制作の裏送り、しかし2011年はデーゲームとなったため中継がなかった(参考までに、RCCでは、横浜主催もNRN独占だった時代の名残からか首都圏本拠地開催のナイターではニッポン放送での放送がある場合でも文化放送〔ヤクルト戦以外は予備順位によりTBSラジオの場合あり〕から裏送りを受け、地方開催でNRN本番・予備カードでない場合〔またはNRN予備順位が最後位でQRが裏送り体制が取れない場合のヤクルト戦を含む〕はニッポン放送から同時ネットまたは裏送りを受ける)また、「巨人 vs 楽天」が土・日曜ナイター開催となった場合は(2013年に実例あり)、土曜日にNRN(QR制作)が全国中継本番カードとした場合のみ放送となり、NRNが予備カードでLF-MBSラインが本番カードとした場合でもLFへのネット振り替え(またはTBSラジオからの裏送りネット受け)を行わず、通常番組を放送する。
  • 2007年5月と9月に東京ドームで開催された対日本ハム戦は火曜日が通常通りHBCとネットを組んだが、水・木曜はSTVラジオではなくニッポン放送からの裏送りをネットしTBCのみの放送だった。(STVラジオも東京に乗り込み自社制作)
    • 2008年の火曜日開催はTBSラジオ制作でHBCと同一内容、水曜日はSTVラジオが制作し裏送り放送を実施(STVラジオは札幌開催の巨人vs中日を放送し終了後飛び乗りを行った)木曜日もSTVラジオが制作し2局ネットで放送した。
  • Kスタ宮城での開催時における対西武戦は、全国放送にならない限りTBCのみで中継され、QRの「文化放送ライオンズナイター」に同時ネットされる事は無い(ライオンズナイターはビジターも含め全試合自社制作していることと、火-金のライオンズナイターはNRNナイターではない独自番組のため)。ただし、TBCは同番組への技術協力は行っている。なお、TBCが西武ドーム・大宮での試合を中継する場合、火・土・日はTBS、水 - 金はLFからの各々裏送りとなるが、2009年シーズンからは経費削減のため中継頻度が大幅に減少した。その理由から2009年以降の月・水 - 金に限り「ライオンズナイター」を同時ネットする形でTBCでの西武戦ビジターゲームを放送したことがある(2010年を除く)が、週末に文化放送に代わって中継を行っている「NACK5 SATURDAY&SUNDAY LIONS」のネット実績はない(NACK5はFM局で、JRN・NRNともに加盟していないため、他局にネットした実績はない)。また、JRNナイターの放送が縮小された2010年以降は、同じ理由により土・日におけるTBSとのネット関係がほぼ消滅している[11]。なお、NRNナイターでない水-金の「ライオンズナイター」からのネットは特例放送となっているため、西武の試合が組まれていない場合に「ライオンズナイター」で楽天のビジターゲーム(主にロッテ主催)を放送していても、TBCへのネットは行われない(これはKBCも同様で、火-金の対西武以外のソフトバンク戦ビジターゲームは、QRの放送有無にかかわらず常にLFからの裏送りを受けている)。

制作担当局

地域(球団)/曜日 土・日
基本系列 NRN JRN NRN JRN(NRN)[* 1]
北海道 STV[* 2] HBC STV[* 2] HBC[* 3][* 4]
宮城 TBC
関東西[* 5] LF(QR)[* 6] TBS[* 7] LF(QR)[* 6] TBS[* 8]
東海 SF CBC SF CBC[* 3]
近畿[* 5] ABC MBS ABC
広島 RCC
福岡 KBC RKB KBC RKB[* 3][* 4]
  1. 原則としてJRNライン(ナイターはLF-MBSライン共用)優先であるが、JRN系列局への送出予定がなく、QR-NRNが本番もしくは予備カードとした場合は自社分がNRNラインとなる。近畿でのビジターゲームでは、ナイターにおけるJRN担当局が不在のため、ABCからNRNラインでネット受けする。
  2. 2.0 2.1 NRNラインの曜日(月・水・木・金)に対日本ハム戦(ホーム・ビジターとも)のデーゲームがあり、かつSTVが自社での中継を予定していない場合、JRNライン(HBCとの相互ネット)に切り替える。また「日本ハム vs 楽天」が東京ドームで開催の時は、ニッポン放送制作の裏送りとなる場合がある。
  3. 3.0 3.1 3.2 原則として該当カードの自社放送分はJRN系列局(HBC・CBC・RKB)とのネットを優先し、楽天主催試合でのNRN系列局(STV・SF・KBC)向けは全国放送であっても裏送りまたは当該局の自社制作とする。
  4. 4.0 4.1 ナイターの場合、「楽天 vs 日本ハム」でHBCが、「楽天 vs ソフトバンク」でRKBが乗り込み自社制作を行った場合、TBCの自社放送分はネット局対応によりNRN向けに切り替えられるほか、日本ハムやソフトバンクの試合がデーゲームまたは非開催の土曜日に在京・在阪球団が関与する楽天戦が全国放送となった場合には、STV(予備昇格時に限りSFも)がTBCの自社放送分を直接ネットすることがある。
  5. 5.0 5.1 TBS・LF・ABC・MBS(土曜日はQRも)とも自社ではセ・リーグの球団の試合を優先するため、該当地区の試合は交流戦および楽天の関与しない全国放送を除いてTBCでは滅多に放送されない。
  6. 6.0 6.1 NRNラインの曜日(月・水・木・金)に「西武 vs 楽天」が開催され、かつLFでの放送がない場合、QRの「ライオンズナイター」からネット受けすることがある。
  7. JRNライン(TBS受け持ち)の曜日(火曜日)に東京ヤクルト主催ゲームの中継をネットする場合、NRNライン(LFからのネット受け)に切り替える。
  8. 土・日はTBSが自社での中継を行わないため、原則として関東地区におけるビジターのデーゲームがTBCで放送されることはない。そのため、2010年からの土・日の当該試合はQR制作の全国放送もしくはLFの本番カードとなった場合のナイターのみ放送(両局が同一カードを放送する場合、QRからネット)していたが、日曜日は2012年から、土曜日は2013年から、QR・LFの放送予定に関係なく放送しないことになった。よって関東発の中継の可能性がある場合は、楽天主催試合の自社制作、ならびに日本ハムやソフトバンク主催試合におけるTBS発HBC・RKB向けの裏送り中継のみとなる。土・日にオールスターゲームが行われた場合、2010年は土曜日の新潟開催分でQR制作のNRN全国中継をネットしたが、2011年からはKスタ宮城開催時などの自社制作分のみの放送としている(この場合はJRN向けとして制作する)。

2010年の土・日ナイターの実績としては、全国放送となったイーグルス主催ナイターは5月22日の交流戦「楽天×巨人」が唯一で、QRをはじめNRN各局に自社放送分を送出した。そのほか全国放送ではないが、8月21日・22日の「楽天×ソフトバンク」はLF-MBSライン第1予備カードの扱いでJRN系列局であるRKBに送出した(同日のKBCの中継は解説者のみ同局側からの派遣によるTBC制作裏送りで、NRN第2予備カード扱い)。しかし、同じ「楽天×ソフトバンク」でも、9月26日はRKBがTBCからのネットを受けずに自社制作したため、TBCの中継はNRN第1予備カード扱いに切り替えられ(ただしKBCも自社制作)、LF-MBS向け裏送りのための予備待機も行われていた(LF-MBS第1予備カード)。ビジターのナイターについては、4月17日の「ソフトバンク×楽天」でRKBから(なお、同日のKBCでの中継はNRN第1予備カードとして組み込まれていた)、5月23日の交流戦「中日×楽天」ではCBCから、それぞれJRNラインでネット受けした。

様々な出来事

2007年

  • 3月24日・土曜日の開幕戦「西武×楽天」は本来、JRNラインをとりTBSラジオからネットするはずだが、関東地区ではTBSラジオでは放送されず、文化放送とニッポン放送が放送し、かつニッポン放送の中継は楽天初代監督田尾安志が解説で、ナイターオフ編成扱いのためネット受けは各局任意となるためか、その日はニッポン放送からネットした。翌日25日の日曜日は従来どおりJRNラインをとったが開幕週という特例で、佐藤修が実況を務めTBSラジオの協力で放送した。
  • 6月30日・土曜日、グッドウィルドーム(現・西武ドーム)で行われた西武戦はTBSラジオのスタッフで放送するはずだが、実況・リポーターをTBCの松尾武と当時TBCアナウンサーの三橋泰介が行い、TBSラジオからはRCC・RKB向け以外にはあまり裏送りに登場しない田淵幸一が派遣された。因みにTBCのアナウンサーがビジターゲームの実況を行ったのは2005年開幕戦・対ロッテと上述の西武戦の2試合だった。翌日は通常通りTBSのアナウンサーが実況・リポーターを務めた[12]
  • 7月21日、午後2時から当時フルキャストスタジアム宮城でオールスターゲームが開催された。テレビはキー局のTBSが制作したがラジオはTBCが制作。TBSラジオを除くプロ野球各チーム当該エリア(当時は土曜の中継に消極的なRKBもネットした)にネットされ、解説はTBS所属の槙原寛己、実況・松尾武、リポーターは佐藤修と清水大輔が務め選手インタビュアーには三橋泰介と戸崎貴広が担当した。TBCは本来放送している競馬中継を休止してオールスターの中継を行った。
  • 10月2日~5日の4日間、楽天の試合が組まれ放送された。当初ナイターオフ編成のため18:30放送開始(試合開始18:00)だったが、楽天の躍進もありナイターシーズン同様の編成となり、5日に千葉マリンスタジアムで行われた最終戦(対ロッテ)は、ニッポン放送からの裏送りで同局の清水久嗣アナウンサーが実況し(プロ入り2試合目)、当年の楽天中継を終了した。

2008年

  • 6月26日、試合が組まれていなかったため、「TBCイーグルスナイタースペシャル・後半戦もがんばれイーグルス」と題し3時間の生放送を行い、実況アナウンサー(佐藤→松尾→三橋で1時間交代)と当時リポート担当の猪井操子、CSテレビ中継リポート当時担当の平方恭子(TBC初登場)やKスタスタジアムDJ古田優児がスタジオに入り、放送の合間には新浦寿夫駒田徳広(ともに当時TBCラジオ解説者)がここまでの評価や今後の展望をインタビュー形式(録音)で放送され、Kスタ宮城からの中継では佐々木信行今関勝(今関は当時楽天のジュニアチームコーチで解説者活動はしていない)が登場し、SS30からは、守屋周の進行で楽天ファンの女性へのクイズを中継した。さらにライバル球団の担当アナウンサーを代表し川畑恒一HBC)、田中友英RKB)も電話出演した。これまで試合が組まれていない場合はTBSラジオやニッポン放送が制作する番組を放送しており、自社制作番組を放送したのはこれが初、因みにこの日は木曜日だったが前述の川畑・田中が出演したこともありJRNラインの放送とも取れる。
  • 9月29日からナイター・オフ編成の関係で最大延長を22:00まで(10月4日と5日は22:25)しかとっておらず皮肉なことに試合途中で終了してしまう試合が多発してしまった。特筆すべき点は10月7日に行われた最終戦が最後まで放送できず中途半端な形で2008年の中継が終了した。(終了時間が近付くにつれ実況の佐藤修アナが何度も謝罪する場面もあった)

2009年

  • これまで楽天野球団側から支払われていたスポンサー料が不況の影響で出なかった。これに伴う経費削減を受け、ホームゲームについては従前の規模を維持するものの、ビジターゲームについては原則として現地局での中継がある場合のみの放送へと縮小された[15]
  • 2009年にTBCラジオで放送されなかった試合は次の通り。
    •  4月14日~16日 ロッテ戦(千葉マリン)TBSラジオやニッポン放送の解説者とアナウンサーはスタンバイされていた。
    •  4月18日、19日 オリックス戦(東京ドーム
    •  5月8日~10日 ロッテ戦(千葉マリン)
    •  5月25日 横浜戦(横浜スタジアム
    •  6月26日~28日 オリックス戦(京セラドーム大阪)26日はNHKで放送された
    •  7月14日 西武戦(西武ドーム
    •  7月31日~8月2日 ロッテ戦(千葉マリン)4月同様、ニッポン放送とTBSの解説者とアナウンサーがスタンバイされていた
    •  8月4日~6日 オリックス戦(4日はスカイマークスタジアム、5日と6日は京セラドーム大阪)
    •  8月25日 西武戦(西武ドーム)
    •  8月28日、29日 ロッテ戦(千葉マリン)※30、31日も開催予定(中継なし)だったが雨天中止となった。
    •  9月8日~10日 オリックス戦(京セラドーム大阪)
    •  9月26日、27日 西武戦(西武ドーム)
    •  10月5日 オリックス戦(京セラドーム大阪)
    •  10月6日 ロッテ戦(千葉マリン)
  • 平日開催時のイーグルスナイター3回、5回、7回終了CM明けにスタジオからイーグルス応援パーソナリティ大胡菜夕が楽天応援ファックス、メールを紹介している。それに伴い昨年までの「河北新報スポットニュース」と放送席からの応援メッセージがなくなったが、4回、8回各表攻撃最初の部分が放送されなくなった。さらに対戦相手地域(主に在道ラジオ2局)とネットを組んでいる場合は募集告知を行わない。
  • 4月29日、水曜日(祝日)の「楽天×日本ハム」では2008年の開幕戦を除けば2005年4月29日以来のデーゲーム中継を実施したが、レギュラーワイド番組の枠を使っての放送のため14:00試合開始→13:55-16:30の編成となり試合終了まで放送できなかった。なお本来水曜日はSTVラジオとネットをくむがSTVラジオが中継しないこともありHBCとネットをくみ他球場速報チャイムはHBCにあわせJRN用を使用した。ちなみに後述の8月以降開催デーゲームは最大延長17:15の対応を敷いた。
  • 上述の水曜日JRNラインを取ったことからか6月6日土曜日、神宮球場で行われた対東京ヤクルト戦をニッポン放送ラインに切り替えて中継した(本来土曜のキー局、TBSラジオがヤクルト主催ゲームの中継権を持っていないためでもある)。雨天などで中止になった場合はJRNラインに戻し「巨人×日本ハム」を中継する予定だった。
  • 7月15日、16日、8月26日、27日、9月25日に行われた対西武戦(西武ドーム)はニッポン放送からの裏送りとならず、前述の「マンデー・パ・リーグ」中継以外では異例の文化放送からの『ライオンズナイター』同時ネットとなった(『ライオンズナイター』は月曜日[16]以外はNRNナイターではない文化放送ローカル番組である)[17]。なお、ライオンズナイター独自の三振を奪った際の「strike out」等の効果音や、ライオンズナイター独自のナイター速報チャイムはそのまま流された。
  • 8月19日、水曜日の「日本ハム×楽天」ではNRNラインではなくJRNラインを使用する予定だったがグランド状態不良のため中止となった、当日は旭川開催のデーゲームでSTVラジオが中継しないため。
  • 9月6日、日曜のデーゲームは試合が最大延長(16:58)ぎりぎり終わり何とか中継できたが、ヒーローインタビューの途中で中継が終了した。
  • 10月1日の「楽天×ソフトバンク」戦は、東海ラジオとネットをくみ(全国中継の「西武×ロッテ」を差し替え)。翌2日(全国中継は「ヤクルト×広島」)はSTVラジオとの2局ネットで放送される予定だったが雨天中止となった。KBCへは自社制作版を裏送り。
  • 10月16日・17日、「パリーグクライマックスシリーズ第1ステージ 楽天×ソフトバンク」戦は、全曜日ともNRN向けを本番とし、文化放送・HBCラジオとネットを組んで放送された。なお16日の放送ではTBSラジオ(JRN)向けに裏送り版も制作したが、19:00から飛び乗りネットしたHBCラジオでは5回表終了までJRN裏送り版を放送してしまい、5回裏から本来のものに切り替えるというミスがあった[18]。また17日の放送ではレギュラシーズンの土曜日のデーゲームにあった15:00の時報前の中断や「サタデー競馬実況中継」はなく13:00からフルバージョンで放送された。この際CM明けにスタジオ待機の林朝子が競馬中継休止とレース結果ならびに配当金の情報は中継終了後に行う趣旨のアナウンスがあった。
    • なお、10月21日から24日の「パリーグクライマックスシリーズ第2ステージ 日本ハム×楽天」は、他局のような敵地乗り込みは行わず、在道局の中継のネット受けで対応した。こちらは本来のクロスネットのラインの法則に従い、21日から23日はSTVラジオ(NRN)、24日はHBCラジオ(JRN)からネット受けした。楽天サイドのベンチリポートはいずれも守屋周が担当。
  • 上述の4月29日や9月6日のように試合途中で放送を打ち切ることが目立ち9月13日より日曜日の中継に関しては(13:00開始→競馬中継挿入)最大延長を17:45までとしている。

2010年

  • 楽天創設前から解説を勤めた土屋弘光勇退、後任には野村体制(2006年-2009年)時の投手コーチ(ブルペン)だった杉山賢人が就任する。
  • 野村克也監督時代のタイトルだった『イーグルスナイター』『イーグルスベースボール』から『TBCパワフルベースボール』と変更になった。
  • 兼ねてから懸念されていた放送時間では平日は変わりないものの、土曜・日曜の放送時間が拡大された。
    • 土曜(13:00試合開始)→13:00-18:40(2009年までは-17:25)
    •    (14:00試合開始)→13:55-19:00(2009年までは-17:45)
    •    (18:00試合開始)→17:55-23:30(2009年までは18:00-22:25)
    • 日曜(13:00試合開始)→13:00-18:00(2009年までは-17:00)
    •   (14:00試合開始)→13:50-19:00(2009年までは13:55-18:00)
  • この年から土・日のデーゲーム内で放送される競馬中継の編成が見直され、土曜日は各場のメインレースの実況のみを放送し、レースとレースの間に試合の中継を入れるようになった。また日曜はGIレースがないときは基本的に放送せず野球中継を続行し、GIレースがあるときは前年までと同様15時台は中断扱いとなる。
  • 2009年同様にビジター試合は原則として現地局での放送がない限り中継しない方針となった。ただし開幕シリーズなど例外に放送されたカードもある。これについては後述する。
  • 2010年シーズンTBCラジオで中継されなかった試合
    •  3月22日 オリックス戦(スカイマークスタジアム)
    •  3月30日-4月1日 ロッテ戦
    •  4月13日-4月15日 西武戦(2009年シーズン水-金に行っていた文化放送からのネットなし)
    •  6月4日、5日 横浜戦
    •  6月6日 巨人戦(関東ではラジオ日本のみ中継。同局のWeb配信でフォローできたほか、テレビ中継は日本テレビ系での全国放送があった)
    •  6月18日-20日 ロッテ戦
    •  6月29日-7月1日 オリックス戦(ABCとMBSの解説者・アナウンサーはスタンバイされていた、1日はNHKで全国放送)
    •  7月10日、11日 西武戦
    •  7月19日-21日 オリックス戦(21日はスカイマークスタジアム)
    •  8月14日、15日 ロッテ戦
    •  8月18日、19日 オリックス戦
    •  8月28日、29日 西武戦
    •  8月31日-9月2日 ロッテ戦
    •  9月28日 ロッテ戦(6月18日、雨天中止時の振り替え試合)
  • 3月20日(土)・21日(日)、今シーズン開幕戦・「オリックス×楽天」(京セラドーム大阪)は、解説は両日ともABCの湯舟敏郎、実況はABCの山下剛(20日)、田野和彦(21日)が担当、ベンチリポートは松尾武アナが担当した。また、このときの速報チャイムはNRN仕様のものが流れた(2010年からABCは土曜・日曜もNRN担当のため)。
  • 5月22日(土)の「楽天×巨人」について、文化放送をキーステーションとする全国中継と、ニッポン放送・毎日放送向けのNRNライン中継を二重制作した。(2010年よりJRN向け全国中継が廃止になったことに伴い、LF-MBSラインに裏送り中継を実施する余裕が生じたことによるもの。)なお、当該試合の自社向け放送は、文化放送向けのNRN全国中継を放送した。詳細は下記の通り。
    • 東北放送・文化放送向け【NRN全国中継】・・・解説:松本匡史 実況:松尾武 リポート:猪井操子・斉藤一美(QR)
    • ニッポン放送・毎日放送向け【裏送り】・・・解説:佐々木信行 実況:守屋周 リポート:佐藤修・胡口和雄(LF) なお、他球場速報は「ニッポン放送ナイター速報」として伝えた。
  • 6月7日(月)の「巨人×楽天」(東京ドーム)は、特例でニッポン放送からの裏送りとなった。これはニッポン放送が「ヤクルト×ロッテ」(神宮球場)を関東ローカルで中継し、予備カードとしていた「巨人×楽天」をNRN全国中継の扱いとしたことから、TBCでの中継が実現した(この日は神宮の試合が東京ドームより早く終了したため、ニッポン放送も試合途中から中継)。
  • 8月13日(金)の対ロッテ(千葉マリン)・17日(火)の対オリックス(京セラドーム大阪)・27日(金)の対西武(西武ドーム)は、裏送りの対象だがTBCで中継された。
    • 8月13日は、解説:高橋雅裕、実況:松尾武といずれもTBCから派遣されたが、ベンチリポートはニッポン放送の松本秀夫が担当。
    • 8月17日は実況アナウンサーのみTBCから派遣。解説:湯舟敏郎、実況:飯野雅人、ベンチリポートはABCの枝松順一が担当。この日はABCが高校野球と阪神戦の各中継でスタッフが不足しており、TBCが素材実況収録に協力する形になったことに加え、飯野が高校野球の取材担当でもあったため中継が実現できた。
    • 8月27日は全面的なニッポン放送からの裏送りで、解説:川崎憲次郎、実況:ニッポン放送の洗川雄司、ベンチリポートはニッポン放送の宮田統樹が担当。この日は全国中継第3予備カードとなっていたため、その待機メンバーが中継にあたった。
  • 9月23日(木)の「西武×楽天」(西武ドーム)は当日唯一のナイトゲームであったため、ニッポン放送からのNRN全国中継をネット受けする形でTBCでも放送された。楽天サイドのベンチリポートは松尾武が担当(同日のTBSラジオ制作JRN全国中継へのベンチリポート派遣はなされていない)。
  • 前年まで楽天の出場如何に関係なく行われていた日本シリーズの放送が行われなかった。よって、2010年度以降の日本シリーズ中継は、クライマックスシリーズ同様に楽天の出場時のみ放送とする模様である。

2011年

  • 3月11日に東日本大震災が発生し、宮城県も大きな被害を受けた。そのためTBCは3月28日から6月30日までの間、21:55-22:00の時間帯でTOKYO FMから政府広報番組「震災情報 官邸発」が放送され、当面の間は同番組の放送を優先する必要があるため、ナイターの中継も21:55で打ち切られていた(RKB・KBC・HBC・STVなどの他局へネットしている場合は、21:55以降もこれらのネット局向けに裏送りで実況を継続していた)。ただ、2011年シーズンは延長戦で試合開始から3時間30分(概ね21:30)を経過した場合は次のイニングに入らないという特別ルールが設けられた関係上、試合途中で中継を打ち切るケースは滅多に無かった。なお、7月からは「政策情報 官邸発」にタイトルをかえ、毎週月曜日に放送されることになったため、延長時間も従来の体制に戻った。
  • 2009年から続いている一部ビジター試合の未放送は当年も続くことになった。交流戦期間も関東のビジターゲームがある場合に限って当日のキー局(ニッポン放送)が別カードを優先するケースが続出し、特例による裏送りも行われなかった。経過もTBCで独自に入れることもなく系列局製作中継の経過速報にとどまっている。
  • 2011年にTBCラジオで放送されない試合は次の通り。
    •  4月26日 西武戦(皇子山球場
    •  5月13日~15日 ロッテ戦 ※13日はニッポン放送の解説者・アナウンサーが記録用で中継を行っていた。
    •  5月26日 横浜戦
    •  6月3日 巨人戦 ※TBSラジオ(JRN)やラジオ日本での放送はあったが、当日はNRNラインかつ別カードが本番のため中継できず(ニッポン放送の解説者・アナウンサーはスタンバイされていた)。ラジオ日本のWeb配信でのフォローは可能で、テレビ中継は日本テレビ系での全国放送があった。
    •  6月5日、6日 ヤクルト戦
    •  6月25日、26日 西武戦 ※25日は文化放送がWeb配信を実施。
    •  7月5日~7日 オリックス戦 ※7日はNHKラジオ第一で全国放送あり。
    •  7月23日 オールスターゲーム第2戦(QVC) ※在京各局が中継を制作するが、特別番組を優先するためネットせず。テレビ中継はテレビ朝日系での全国放送があった。詳細後述。
    •  7月29日~31日 ロッテ戦
    •  8月9日~11日 オリックス戦(9・10日はほっともっとフィールド神戸)
    •  8月16日 西武戦
    •  9月2日~4日 ロッテ戦 ※少なくとも4日は文化放送とニッポン放送の解説者・アナウンサーがスタンバイされていた。しかし当日は日曜日のため、TBCは元々野球中継の枠がなく、予備から昇格した場合でも放送する予定がなかった。
    •  9月13日~15日 オリックス戦(ほっともっとフィールド神戸)
    •  9月17日、18日 西武戦 ※17日は文化放送がWeb配信を実施。
    •  9月30日、10月2日 オリックス戦
    •  10月15日 西武戦 ※当日は文化放送がWeb配信を実施。
  • 4月12日(火)から14日(木)、今シーズン開幕戦・「ロッテ×楽天」(QVCマリンフィールド)のデーゲームは、TBCの現地乗り込みによる自社制作で放送。解説は松本匡史(12日)と佐々木信行(13・14日)、実況は全て松尾武が担当。リポーターはネットワークの曜日に応じて在京局から派遣され、12日はTBSの土井敏之、13日はニッポン放送の山田透、14日はニッポン放送の宮田統樹が担当。
  • Kスタ宮城が東日本大震災による被災で使用できない関係で、4月15日(金)から17日(日)のホーム開幕戦「楽天×オリックス」が阪神甲子園球場、22日(金)から24日(日)の「楽天×日本ハム」がほっともっとフィールド神戸と、関西地区で開催されることになったが、いずれもホームゲームということもありTBCでも中継されることになった。ラジオ関西制作となった17日以外はいずれもABCラジオからの裏送りとなった。
    • 15日と16日はABC制作のTBC向け裏送りとなったが、解説のみTBCから杉山賢人が派遣され両日とも出演。実況とリポーターはABCのアナウンサーが担当し、15日は山下剛(実況)と枝松順一(リポーター)、16日は枝松順一(実況)と横山太一(リポーター)であった。
    • 17日は、16年前に阪神・淡路大震災を経験したラジオ関西(CRK)が関西地区におけるラジオ独占中継を実施したため、TBCは同局からネット受けした[19]。解説は野田浩司、実況は林真一郎、リポーターは古田彰満。独立局の中継がラジオネットワーク所属の局にネットされるのは近年では異例。ラジオ関西は自社の放送枠を17時までとしていたため、17時(正確には16:56)以降はTBC向けの裏送りとなった。
    • 22日はABC制作の裏送りでの放送で、TBCとSTVラジオの2局ネット。解説は福本豊、実況はABC田野和彦、リポーターはABC岩本計介の担当[20]。TBCは21:55までの延長オプションを使い切ってしまい、以降はSTVラジオの単独放送となった。
    • 23日と24日は唯一のナイターとなるため、ABC主管制作のNRN全国中継として放送(中日の試合予定がないため東海ラジオもネット)。ABCラジオは、原則として4-6月の阪神戦以外の試合を自社で放送しないため、この2試合も裏送りとなった[21]。中継スタッフはすべてABC側で賄われ、23日の解説は矢野燿大、実況は岩本計介、リポーターは楠淳生。24日の解説は有田修三、実況は楠淳生、リポーターは横山太一。両日ともTBCとSTVラジオはリポーターを派遣しなかった。なお、週末NRNナイターのキー局である文化放送はABC制作の音源をネットせずに、神戸に自社スタッフが乗り込んで関東向けに独自制作した[22]
  • 4月27日に皇子山球場(滋賀県大津市)で行われた「西武×楽天」は、1年半ぶりの文化放送(QR)からの『ライオンズナイター』同時ネットで放送された。しかし試合は雨天ノーゲームとなったため、途中で飛び降りてニッポン放送発のNRN全国中継「ヤクルト×巨人」に切り替えた(QRサイドで飛び降りポイントも設定された)。6月24・27日と8月17日・18日の同カード(6月24日は大宮公園野球場、それ以外は西武ドーム)も同様に文化放送からネット受けした。6月24日はニッポン放送でも「ショウアップナイターハイライト」にて一部中継されたが、予備順位がヤフードームのソフトバンク戦より下位であったため解説者は派遣されず、実況の清水久嗣が一人で中継を行った。なお、9月16日の同カードはNRN全国中継となっていたため、ニッポン放送からのネット受けとなったが、前年とは異なりTBCはリポーターを派遣しなかった。
  • 5月25日の「横浜×楽天」は草薙球場での開催のため、静岡放送の「SBSビッグナイター」のネット受けで放送した。静岡放送は自社での放送開始を18:20としているため、それまではTBC向けの裏送りとなった。
  • 5月31日・6月1日の「楽天×広島」は、「がんばろう日本」のテーマのもと、ネット局であるRCCとの共同企画を実施[23]。1回表裏の攻防と2回以降の裏(楽天攻撃中)をTBCのアナウンサー(31日は松尾武、1日は守屋周)、2回以降の表(広島攻撃中)をRCCのアナウンサー(両日とも一柳信行)が、交互で実況するという応援実況を展開した。また、RCCが制作する6月16日と17日の「広島×楽天」でもこの企画が実施され、16日は1回表裏の攻防と2 - 8回の裏(広島攻撃中)と9回表をRCCの坂上俊次、2 - 8回の表(楽天攻撃中)と9回裏をTBCの松尾武が交互で実況。17日は奇数イニングをRCCの長谷川努、偶数イニングを松尾が実況した。
  • 6月18日の「阪神×楽天」(阪神甲子園球場)は、ABCが聴取率調査(スペシャルウィーク)期間中のため、自社向けとNRN-TBC向け(裏送り)の二重制作を実施した。なお19日の同カードは、ABCと同時ネットになった(同日にABCテレビでの中継も行われており、ABC側の要員の都合もあったものと思われる)。
  • 6月28日の「楽天×ソフトバンク」は東京ドームでの開催だが、TBCの自社制作となった(YBC・RKB他全6局ネット)。KBC向けの裏送りは要員の都合上、ニッポン放送が代わりに担当した。
  • 7月21日、富山市民球場アルペンスタジアムのフレッシュオールスターゲーム(NRN全国中継)では、TBCの飯野雅人アナウンサーが3回の攻防のみ実況を行った(その他にも神谷誠(STVラジオ)、清水久嗣(ニッポン放送)、吉川秀樹(東海ラジオ)、石田充(RCC)も担当[24]。統括のアナウンサーはニッポン放送の煙山光紀が担当)。
  • 7月23日から24日にかけて、TBCラジオは大型特別番組「TBC32時間ラジオ〜Smile Again〜」を編成。この関係で、23日のオールスターゲーム第2戦は、特番を優先するためネットしなかった。一方、24日の第3戦は、地元Kスタでの開催のため、特番に内包する形で放送[25]。元々日曜日はJRN各局とのネットを優先しているため、自社分はJRN各局向けとして制作し、HBC・CBC・RKBの3局にネットした。系列キー局のTBSラジオは「爆笑問題の日曜サンデー」を優先したためネットしなかったが、セ・リーグ側のベンチリポーターは同局から派遣された。なお、前述の特番のため人員が払底していたことから、NRN各局向けはTBCの裏送りとはならず、キー局の文化放送が仙台にスタッフを派遣して制作する形を採った(こちらは東海ラジオ・ABC・KBCの3局がネット)。また、TBC制作分は「radiko復興支援プロジェクト」でも配信されたため、ネットされない関東・近畿地区などでもこれを通じて補完可能であった。
  • 10月1日(土)の「オリックス×楽天」(京セラドーム)は当日唯一のナイトゲームであったため、ABCラジオからのNRN全国中継をネット受けする形でTBCでも放送された(制作局のABCも、7-9月はナイターを定時編成するため自社でもこのカードを放送したが21:00で中継を打ち切り、以降はネット局向けの裏送りとなった)。公式戦における「オリックス×楽天」としてはこの年唯一の放送となった。
  • 前述の震災に伴うプロ野球の日程変更の影響で、10月3日の改編以降も各球団は多数の試合を行うことになるが、楽天がオリックス・西武とクライマックスシリーズ出場権のかかる3位争いをしていたため、TBCは改編後も10月19日の最終戦まで、可能な限り中継を行った。
2012年
  • 2009年以来放送を原則見合わせている関東・近畿(近畿は阪神戦を除く)のビジターゲームは、この年より週末のナイトゲームについては現地局の放送有無に関係なく中継しなくなった。TBCラジオで放送されない試合は次の通り。
    • 4月6日~8日 オリックス戦 ※8日(日曜)はQR(ABC裏送り)とMBS-LFラインで中継された。
    • 4月17~19日 ロッテ戦 ※17日は雨天中止。18・19日はTBSの解説者とアナウンサー、19日はニッポン放送のアナウンサーにより、自局向けに一部中継。
    • 5月1~3日 西武戦 ※この時は2009・2011年の月・水-金に行っていた文化放送からのネットなし。3日はデーゲームのため文化放送がWeb配信のみ実施。2012年の文化放送からのネットは7月6日の西武戦からである。
    • 5月11~13日 オリックス戦 ※11日はNHKラジオ第一で全国放送されたほか、ABCとMBSの解説者とアナウンサーもスタンバイされていた。
    • 5月27日・28日 ヤクルト戦 ※27日(日曜)はQRとLF-MBSラインで中継あり。28日(月曜)はLFが当年度から月曜の中継を原則行わないため、放送されない。
    • 5月30日・31日 巨人戦 ※TBSラジオ(JRN)やラジオ日本での放送はあったが、当日はNRNラインかつ別カード「ヤクルト×日本ハム」が本番のため中継できず。ただし雨天予備カードとしてニッポン放送の解説者・アナウンサーはスタンバイされており、30日は巨人の杉内俊哉投手が完全試合目前となった9回表2アウトから「ヤクルト×日本ハム」の中継を中断して緊急生中継を行った。また、31日はNHKラジオ第一で全国放送。
    • 6月10日・11日 DeNA戦 ※10日(日曜)はTBCがネットしないのを見越してか、QRは当該試合の自社制作をせずに東海ラジオから中日vs日本ハムをネット受けし、LFは野球中継自体を休止した。
    • 7月3~5日 ロッテ戦 ※関東圏ではラジオ日本が中継していた。3日は雨天中止。
    • 7月7日・8日 西武戦 ※7日は文化放送がWeb配信のみ実施。
    • 7月16~18日 ロッテ戦 ※16日は大阪ABCラジオ向けの予備として、ニッポン放送(もしくは文化放送)の解説者・アナウンサーがスタンバイされていた。18日のみ文化放送で中継されたが、TBCへのネットはなし。
    • 7月21日・23日 オールスターゲーム第2・3戦(第2戦は松山、第3戦は盛岡) ※両試合とも在京各局が中継を制作するがいずれもネットせず。テレビ中継は第2戦でテレビ朝日系、第3戦でフジテレビ系での全国放送があった。
    • 7月25日・26日 オリックス戦
    • 8月18日・19日 西武戦 ※17日は文化放送ライオンズナイターのネットで放送。18、19日とも文化放送がweb配信を行った(19日は唯一の屋内ナイターであったことから解説者・リポーターありで中継対応になっていた。同日はニッポン放送も解説者・アナウンサーをスタンバイさせていた)。
    • 8月28~30日 ロッテ戦
    • 9月14~16日 オリックス戦(16日はほっともっとフィールド神戸)
    • 9月25日・26日 西武戦 ※27日は文化放送ライオンズナイターのネットで放送。
    • 10月1日 オリックス戦
    • 10月7日・8日 ロッテ戦
  • 4月10日・11日の「楽天×西武」は甲子園球場での開催のため、前年同様にTBCからは解説者のみ派遣して、在阪局からの裏送りでの放送となった。両日とも解説として高橋雅裕が派遣された。10日は火曜日のためABCからの裏送りで、実況は枝松順一、リポーターは高野純一が担当。11日は水曜日のためMBSからの裏送りを予定していたが、雨天のため試合が中止となった。
  • 5月10日の対西武戦では、通常スタジオを担当する菅野愛郁が特例でベンチリポーターを担当。スタジオは松尾武アナが代行した(事実上スタジオ担当とベンチアナウンサーの役割を入れ替えた形である)。この日限りの特例になると思われたが、以降も何度か菅野がベンチリポーターを担当している(袴田がリポートを担当するようになった2014年からは再びスタジオ担当に専念している)。
  • 6月9日の唯一のナイターカードである「中日×楽天」は、土曜開催のためCBCからのネット受けとなるが、本来であればLFの自社制作分をネット受けすべきMBSも加わって3局ネットの放送となる。これは翌10日(日曜)にLFが野球中継を休止する関係で、MBSが中継カードを確保すべく、この土日を両日とも特例でJRNラインに切り替えてCBCからのネット受けとするためである。
  • 7月19日、HARD OFF ECOスタジアム新潟のフレッシュオールスターゲーム(NRN全国中継)では、TBCの伊藤晋平アナウンサーが3・4回の攻防のみ実況を行った。伊藤にとってはプロ野球の実況デビューとなった(その他にも清水久嗣(ニッポン放送)、神谷誠(STVラジオ)、金山泉(MBS)も担当。例年とは異なり統括アナウンサーは配置せず)。
  • 8月31日のオリックス戦で伊藤晋平アナがフルイニング実況デビューを果たす。
2013年
  • シーズンの開幕直前に『政策情報 官邸発』の放送が終了したため、月曜日も試合開始時点から放送が可能となった。
  • このシーズンにおいてTBCラジオで放送されない試合は次の通り。
    • 4月19~21日 ロッテ戦
    • 4月23~25日 オリックス戦(24・25日はほっともっとフィールド神戸。24日は雨天中止)
    • 4月27~29日 西武戦 ※27日と29日は文化放送がWeb配信のみ実施。
    • 5月10~12日 ロッテ戦 ※10日のみ文化放送で中継されたが、TBCへのネットはなし。
    • 5月14日・15日 DeNA戦
    • 6月5日・6日 ヤクルト戦 ※NRN本番「巨人×日本ハム」の早終了対応としてニッポン放送の解説者・アナウンサーはスタンバイされていた。
    • 6月8日・9日 巨人戦 ※8日はLF-MBSラインとRFラジオ日本で中継され[26]、9日はRFラジオ日本のみ中継を制作(岐阜放送向けに裏送り生放送、自社では録音放送)した[27]。両日とも当初はTBC公式サイトの中継予定にも記載されていたが、試合数日前には削除された。なお、テレビ中継は8日はNHK総合テレビ、9日は日本テレビ系(「広島×西武」に差し替えの広島テレビを除く)での全国放送があった。
    • 6月25日 西武戦 ※26・27日は文化放送ライオンズナイターのネットで放送。27日はQR地上波が次番組の放送を優先しヒーローインタビュー後に飛び降りたため、中継のエンディングが番組公式サイトのWeb配信とTBCへの裏送りとなった(9月25日も同様)。
    • 6月28~30日・7月15~17日 オリックス戦 ※7月16日と17日は、ABCとMBSの解説者・アナウンサーがスタンバイされていた。
    • 7月20日・22日 オールスターゲーム第2・3戦(第2戦は神宮、第3戦はいわき) ※両試合とも在京各局(ニッポン放送は第3戦を制作せず)が中継を制作するがいずれもネットせず。テレビ中継は第2戦でテレビ朝日系、第3戦でフジテレビ系での全国放送があった。
    • 8月13~15日 ロッテ戦
    • 8月17日・18日 西武戦 ※16日は文化放送ライオンズナイターのネットで放送。
    • 8月27~29日 オリックス戦(29日はほっともっとフィールド神戸)
    • 9月24日 西武戦 ※楽天の優勝マジックが2以下の場合は自社制作する予定であった。なお、TBSラジオの解説者・アナウンサー、ニッポン放送のアナウンサーはスタンバイされていた(後者は本番カード終了後に一人で実況)。25日以降の対応は後述。
    • 9月30日 オリックス戦
  • 5月22日と23日の「楽天×巨人」はNRN全国向けとして中継を行った(JRN全国中継の裏送りも制作)が、23日については日本ハムの大谷翔平が投手として一軍初登板となったことから、キー局のニッポン放送はネットせずに、STVラジオ制作の「日本ハム×ヤクルト」のネットに変更した。ニッポン放送以外のNRN加盟局へは当初の予定通り「楽天×巨人」が配信された。
  • 7月9日の「楽天×日本ハム」は東京ドームで開催されたが、HBCならびにYBCにネットする自社向け中継、ならびにSTV向け裏送り中継ともに、TBCの出演者が東京に乗り込んで自社制作した。ベンチリポーターもTBCから派遣されている。
  • 8月20日から22日の「楽天×日本ハム」はHBCの解説者と実況が現地に乗り込んで自社制作した。そのため、TBC自社がJRNラインとなる20日は自社向けをYBCとの2局ネットとして通常通りSTV向けを二重制作するが、自社がNRNラインとなる21・22日はJRN向けをHBCに委託する形となる。20日の解説は新谷博、21・22日が東海の龍こと大宮龍男
  • 楽天の優勝が現実味を帯びたことで、9月は通常見られない中継体制が敷かれた。
    • 9月3日の「楽天×西武」は自社ではJRN扱いで放送されたが、NRNの方でも他に屋内球場のナイターがあるにもかかわらず、予備順が第3予備となったため、すべて屋外開催となっているセ・リーグの試合が中止になったことに備えて二重制作を準備した。昇格時にはまだ本放送での実況実績のない菅生翔平アナが実況する予定であった。
    • 9月10日から12日はQVCの「ロッテ×楽天」を中継。JRN扱いとなる10日はTBSラジオ側の要員の都合もあり、TBCの自社制作となった(解説者のみTBSラジオが派遣)。逆にNRN扱いの11日と12日については、TBCからは解説者のみ派遣して、ニッポン放送からの裏送りを受けた。
    • 9月24日から26日の西武ドーム「西武×楽天」は3連戦開始前の時点で優勝マジックが3となっていた。当初予定では24日は中継なし、25・26日は文化放送ライオンズナイターのネット、ただしマジックが2以下となった場合は自社実況と予告されていた。結果24日は楽天が敗れ、マジック対象チームのロッテも勝ちマジックは3のまま変わらず、25日は文化放送からネットした。ロッテが敗れてマジック2となった26日は、文化放送の技術協力[28]による自社実況(解説:佐々木 実況:松尾 リポーター:飯野)で放送。球団創設9年目にして初優勝の瞬間を中継し、放送終了後明朝5時まで優勝特番を放送した。
  • クライマックスシリーズについては、ファーストステージは中継せず、裏開催の「楽天×オリックス」の消化試合の中継に充て、楽天が出場するファイナルステージのみを自社制作で中継[29]。ナイターカードに限定してラジオ福島にネットしたほか、第1戦と第2戦に限りニッポン放送のセ・リーグファイナルステージ「巨人×広島」の予備カードとされ、「巨人×広島」終了後にTBCの実況がネットされた。これとは別にTBSラジオ向けの裏送り予備待機もTBCのスタッフで行い、こちらも「巨人×広島」終了後に続けて放送されている[30]
  • 楽天が日本シリーズ進出を決めたため、TBCでは2009年以来の日本シリーズ中継が実現することになった。ネットワークはレギュラーシーズン同様の曜日別を採ったためホームの第1・2・6・7戦は自社放送分をJRNへ配信するとともにNRN向けとの二重制作、ビジターの第3戦はJRN、第4・5戦はNRN(第4戦:LF、第5戦:QR)のネット受けで放送した。
2014年
  • 前年に楽天が優勝したものの、ビジターゲームの中継事情の改善には繋がらなかった。このシーズンにおいてTBCラジオで放送されない試合は次の通り。
    • 4月11~13日 ロッテ戦
    • 4月25~27日 オリックス戦(26・27日はほっともっとフィールド神戸)※25日のみNHKラジオ第一で全国放送。
    • 5月6日 西武戦 ※当初は5日も中継予定がなかったが、文化放送がデーゲーム中継を行うため、TBCも急遽ネット受けすることになった。
    • 5月9~11日 ロッテ戦 ※少なくとも9日はTBSラジオとニッポン放送の解説者・アナウンサーがスタンバイされていた。
    • 5月25日・26日 ヤクルト戦 ※25日のみLF-MBSラインで放送あり(当初はTBC公式サイトにも中継予定があったが、早々に削除された)。
    • 6月8日・9日 DeNA戦(9日は郡山総合運動場開成山野球場
    • 7月1~3日・14~16日 オリックス戦 ※7月15日と16日は、ABCの解説者・アナウンサーがスタンバイされていた。
    • 7月19日 オールスターゲーム第2戦(甲子園) ※ABC,MBS,TBSが中継を制作するがいずれもネットせず。テレビ中継はテレビ朝日系での全国放送があった。
    • 7月21日・22日 西武戦 ※21日は月曜で本来は文化放送からネット可能であるが、17:00試合開始につき文化放送の地上波で試合冒頭から中継できないため、TBCはネットを見送った。23日は通例通り文化放送の中継をネット。
    • 8月5~7日 ロッテ戦
  • 3月28日(金)から30日(日)、今シーズン開幕戦・「西武×楽天」(西武ドーム)は、3戦ともTBSラジオの技術協力の下、TBCの現地乗り込みによる自社制作で放送。解説は高橋雅裕(28日・30日)と松本匡史(29日)、アナウンサーは飯野雅人と守屋周が派遣された(28日と30日は飯野が実況で守屋がリポーター、29日はその逆)。28日はレギュラーシーズンだとNRNラインの曜日であるが、ナイターオフ編成扱いのためネット受けは各局任意となることやTBSラジオ側の要員不足を考慮したためか、この形となった(文化放送は28日のみ地上波で中継し、29日と30日は番組公式サイトでのWeb配信のみ実施)。
  • 4月6日の対ソフトバンク戦で袴田彩会アナが、4月22日の対西武戦で林田悟志アナが、それぞれベンチリポーターとして初登場した。
  • 4月29日の対ロッテ戦で菅生翔平アナが実況デビューを果たす。
  • 5月23日の対中日戦は、NRNラインの曜日のため東海ラジオへネットしての放送となるが、その東海ラジオからの派遣の形で、両球団のOBである山崎武司が解説を務めた(一方、裏送りのCBCラジオ向けはTBCの解説・実況陣で制作。なお、CBCはアナウンサーを派遣しなかった)。
  • 5月28日と29日の「巨人×楽天」(東京ドーム)は両日ともニッポン放送制作のNRN全国中継をネットする形で、当該カードとしては2011年以来(両日放送となると2009年以来)のTBCにおける中継が実現した。楽天サイドのベンチリポートは佐藤修が担当。29日の解説はニッポン放送解説者の立場で前述の山崎武司が担当。
  • 6月14日と15日の「楽天×巨人」はデーゲーム開催ながら、ニッポン放送も別途自社乗り込み中継を実施したためか、巨人ベンチのリポーターをニッポン放送のアナウンサーが自社向けと兼務する形でTBCの中継でも担当したにもかかわらず、自社ローカル時の慣例通りJRNの速報チャイムを使用していた[31]
  • 6月21日の「阪神×楽天」(甲子園)は土曜日のナイトゲームでありながら、MBS-LFラインの中継をネットした(ABCはQR-NRN本番カードとして全国中継)。翌22日はABCからネット受け。
  • 交流戦共通予備日である6月26日には、「TBCパワフルベースボールスペシャル・いざ巻き返し!連覇へ進めイーグルス」と題した3時間の自社制作特番を放送する予定であったが、同24日に中止となった「DeNA×日本ハム」(横浜)の振替試合が組まれ、該当試合の中継をニッポン放送からネット受けすることになったため、特番の放送は取りやめとなった。TBC公式サイトの伊藤晋平アナの日記によると、TBCのスポーツアナウンサーの面々と粟津ちひろアナ、菅野愛郁が出演する予定で、リスナー参加型のクイズ企画も予定されていたという[32]。ただし、扱う予定であった企画の一部は「沸点ギリギリ!あっつあつ☆らじお」で消化することになった。

解説者

現在

過去

※「ダイナミックナイター」時代の出演者も含む。

  • 加藤俊夫(イーグルス創設後は出演せず)
  • 島田源太郎(イーグルス創設後は出演せず)
  • 土屋弘光(イーグルス創設後も出演)
  • 吉岡悟(イーグルス設立後は出演せず)
  • 新浦壽夫(2005年 - 2012年。以前はレギュラーであったが年々登場が減少。出演末期はTBCのサイトにプロフィールの記載がなくなり、関東でのイーグルス主催試合や、裏送り中継が中心となっていた)
  • 西崎幸広(2005年 - 2006年。現在もSTVラジオ制作の「日本ハム対楽天」にて、TBCの中継に登場することがある)
  • 秦真司(2007年。現:読売ジャイアンツ一軍バッテリーコーチ)
  • 駒田徳広(2006年 - 2008年。現在も文化放送制作の「西武対楽天」にて、TBCの中継に登場することがある)

実況アナウンサー・リポーター

2010年2011年ナイターオフシーズンは「沸点ギリギリ!あっつあつ☆らじお」を週代わりで担当。

※遠征試合のリポーター派遣は開幕シリーズや全国中継の可能性がある場合、楽天がポストシーズン進出の場合のみ行われる(HBC・STV・RKB・KBCも、自社制作試合以外では同様の方針である)。2009年シーズンから2010年7月まではホームゲームにおいて地上波テレビ他局やNHK-BS、BS朝日の放送がない場合にヒーローインタビューのインタビュアーをTBCアナが担当していた。なお、2008年シーズンまではスカイA並びに球団製作中継のリポーターだった平方恭子が担当、2010年シーズン8月からは、同じく楽天球団製作のリポーター羽村亜美が担当しているが、9月24日の楽天×日本ハムでは当中継リポーターだった猪井操子が担当しており流動的となっていた。2011年は羽村に固定(地上波やBS中継がない場合)された。ただし、羽村は2014年7月にリポーターを勇退したため[33]、以降は同年4月より参加した西村祐美が事実上引き継いでいる。

過去

  • 三橋泰介2005年-2009年
  • 猪井操子(2008年-2010年・リポーター担当)
  • 大井健郎(2005年 - 2007年2008年4月より報道部記者)
  • 安東理紗2006年8月 - 2007年・リポーター担当)
  • 根本宣彦(2005年リポーター担当)
  • 山本義幸(2005年リポーター担当)※同局のスポーツニュース並びに関連番組を担当しているが中継には関わっていない。
  • 若生哲旺(2005年リポーター担当)
  • 菅野愛郁(2012年5月 - 2013年4月・リポーター担当)裏送り中継には出演しなかった。現在はTBCパワフルベースボールplusなどのスタジオ担当に専念している。
以下は前身のダイナミックナイター時代担当者
※KBCラジオ製作のソフトバンク×楽天の実況・リポートを担当することがある。

前座番組

2007年より、火曜から金曜の夕方に当夜の中継カードの直前情報を伝えるミニ番組を設けている。2009年よりキリンの提供が付くニッポン放送の企画ネット番組となっている(『ショウアップナイタープレイボール』を参照)。

現在

  • キリン一番搾りプレゼンツ ICHIBANプレイヤー!(2010年4月6日-10月1日、2012年4月3日-、火曜〜金曜17:25〜17:30)

担当:菅野愛郁(2012年。2010年は大胡菜夕)。ICHIBANプレイヤー予想クイズは当夜の中継カードのものなので、イーグルスの試合を放送しない日は当然他球団の選手が選ばれる。

  • ベースボール・ストーリー(月曜17:25〜17:30)

日頃は土日ナイター中継時の穴埋めにも使われるノンスポンサーの録音番組(担当:菅原克彦)だが、月曜日にナイター中継が入る際には直前情報番組(担当、菅野愛郁)に変わる。

過去

  • TBCプロ野球情報(2011年度、火曜〜金曜17:25〜17:30)

キリンのCMは番組直後に流れていたが、提供の読み上げはなかった。クイズもなかった。担当は大胡菜夕、菅野愛郁(担当曜日はナイター後の番組「TBCパワフルベースボールPlus」の担当曜日に準じる)。

  • キリン氷結ストロング ストロングプレーヤー!(2009年度、火曜〜金曜16:55〜17:00)

担当:大胡菜夕(この年一般公募で選ばれた“TBCイーグルス応援パーソナリティ”)。内容は現在の「ICHIBANプレイヤー!」と同じ。

  • Field of dreams 〜ベースボール・ストーリー〜(2007,08年度、火曜〜金曜16:55〜17:00)

イーグルスホームゲームがある日は、TBCスポーツアナウンサーが宮城球場から直前情報を生でレポートする。ホームゲームがない日は現在の「ベースボール・ストーリー」と同じ(担当:菅原克彦)。

TBCパワフルベースボールPlus

TBCパワフルベースボールPlusは2011年4月12日より放送開始されたラジオ番組である。放送時間は火曜~金曜 21:00~22:00。ナイター中継が延長の場合は中継終了時からの放送となる。いわゆるクッション番組である。

担当

  • ニードル(2013年 - 、火・水曜)
  • 菅野愛郁(沸点ギリギリあっつあつラジオと兼任、2011年 - 、2013年は木・金曜)
    • ただし菅野が2012年5月からTBCパワフルベースボールのベンチリポも担当するようになり、その場合はスタジオはTBCスポーツアナウンサーが担当する。
過去の担当
  • 大胡菜夕(2011年)
    • 前身の「熱血!ベースボールスタジアム」からの続投であった。

内容

  • TBCニュース(放送されない場合あり)
  • その日の楽天戦の試合内容の振り返り(試合終了後のKスタから実況アナウンサーとのクロストークもある。)
  • 楽天ファーム情報
  • その日行われた他のプロ野球の速報やその他スポーツ情報も伝える。

脚注

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関連項目

※プロ野球開幕前に1年に1度放送、北海道放送RKB毎日放送との3局共同制作。
  • EVER SPORTS(2011年4月にスタートした深夜のスポーツ関連番組)

外部リンク

テンプレート:JRNナイター テンプレート:NRNナイター

  1. JRN・NRNの2011年の事例は、東日本大震災が影響したものとみられる。なおNRN仕様のチャイムは、今回の地震の影響が比較的少ない地域(SF・ABC・MBS・RCC・KBC)向けの裏送りやTBC協力による自社制作の時は引き続き使用されていた。
  2. 2011年5月16日放送の『ロジャー大葉のラジオな気分』内ロジャー大葉の発言より
  3. 楽天主催試合は「試験配信」のため2012年シーズンはradikoでの配信が行われるが、「本配信」移行の段階で他の放送局と同様に配信が行われない可能性がある。
  4. 楽天戦以外の試合は副題がなく、単に「TBCパワフルベースボール」として放送。
  5. しかし、2011年4月22日・23日の「楽天×日本ハム」は唯一のナイター(本来はKスタ宮城でのデーゲームが、震災のため使用できず、ほっともっと神戸で代替。その神戸も既にデーゲームに大学野球の日程が組まれていたためナイターに変更となったもの)であったためか、定時番組ではなく、文化放送制作の「センパツ!」がレインコート番組として設定されていた。
  6. 2008年までNRN担当日に、「楽天 vs 西武」の西武サイドリポートを文化放送のアナウンサーが担当することもあった。
  7. 2014年のみ、土曜ナイターのタイガース戦を毎日放送制作のLF-MBSラインのものをネット。
  8. ただし、2008年までは同じ日にセ・リーグの試合が行われている場合、対戦相手に関係なくニッポン放送制作分を放送したこともあった。
  9. ただし、当該局による自主制作で対応することもある。
  10. なお、RCCはNRN向けの裏実況もスタンバイしていたほか、同日にTBSラジオはじめJRN各局が野球放送を編成しなかったため、NRN向けの方をRCC側の本番実況にすることも可能であったが、敢えてJRNラインによる同時ネットとしたのは、予備日開催のためニッポン放送や他のNRN各局も野球中継を編成しなかったこと、加えてTBCとしては「ヤクルト vs 楽天」で日曜にNRNラインで放送した分の日数補償のため、RCCとしてもNRN独占カードの「ヤクルト vs 広島」の月・火・土・日曜日分と過去の歴史的経緯から水・木曜日もABC-JRN受けとしている「阪神 vs 広島」の日数補償が両カードだけで消化できなかったためと見られる。
  11. 土・日のTBS発の中継が流れるのは、関東で「日本ハム vs 楽天」が行われた場合に、TBSがHBCへ裏送りする中継をネットする場合に限られることになる。参考までに、RCCでは2010年以降も、デーゲームとQRが裏送り体制を取れない場合のナイター(予備順位が最後位でQRが解説者・ベンチリポーターを含めた待機を行わない場合)に限りTBSからの制作協力または裏送りを受けている
  12. この日は大阪日本陸上競技選手権大会が行われていたことも影響されていると見られる(陸上選手権はNHKで放送されたが、当年に大阪で世界陸上のホスト局を勤める関係)。
  13. TBCは、これまでは一部の試合を除きビジター試合のリポーター派遣をしていなかったが、TBSラジオでは6月に北京オリンピックバレーボール世界最終予選FIFAワールドカップ・南アフリカ大会・アジア3次予選UEFA欧州選手権2008の中継、7月にはCBC中部日本放送が制作する中日×巨人への協力、7日のK-1 WORLD MAX中継(放送は9日)の制作を抱えていたため人員が払底しており、TBCからも人員を派遣した。
  14. 千葉で行われていたロッテ×日本ハムの試合はTBSラジオのスタッフで放送されておりTBCのスタッフが派遣された理由は不明。
  15. このような事例は北海道日本ハム戦を中継するSTVラジオでも起きており、楽天対日本ハム戦もTBCがJRN担当の日は裏送りを受けないが、北海道地区ではSTVと同地区にあるHBCでほぼ全試合がフォローされている(TBCがNRN担当の日の場合も、HBCは楽天対日本ハムの裏送りを受けている)のに対し、宮城県では中波局がTBCラジオのみであるため、リアルタイムで試合経過を知ることができないケースが増えるということになる。ただし、週末のデーゲームが行われている場合、生放送のパーソナリティーが逐一試合経過の報告を行った。2013年からSTVラジオもビジター戦の裏送り中継が解禁されたため、このような措置を取っている局はTBCラジオのみとなった。
  16. 「マンデー・パ・リーグ」を定時放送していた当時、月曜は西武主催ゲームや在京球団主催の西武ビジターゲームにおいて、文化放送は自社向けを『ライオンズナイター』方式で、ネット局向けを中立実況の『ホームランナイター』方式で別制作していた。
  17. ただし7月分に関しては一部新聞に「(内容変更の場合あり)」と記載されていた。これはセ・リーグ3球場(神宮・甲子園・マツダスタジアム)のすべての該当試合が雨天中止の場合はNRN全国中継となり、この場合はニッポン放送制作版をOAする予定だったため。
  18. HBCは本来JRNナイターのみ参加で、NRNナイター非参加であるためと思われる。しかし今回はナイターオフ期間のためレギュラーシーズンと比べてネットの縛りが緩いことと、STVラジオが中継を予定していないこと、さらには17日は土曜日ではあるがTBSラジオへの送出予定がないことから、TBCは土曜日もNRN向けを本番とし、HBCもNRN系列社としてTBCの本番をネットする形を取った。
  19. 当初はこの日もABCからの裏送りで伊藤史隆アナが実況する方向で進んでいたようであった(「ようこそ!伊藤史隆です」公式サイトの「今週の伊藤史隆」にも予定が記載されていた)が、ラジオ関西での放送が決定したため変更された模様。
  20. この日のABCは、本番カードである「阪神×横浜」で関西向けと全国放送向けの二重制作、およびニッポン放送向け自主制作の技術協力を行い、さらには「オリックス×西武」にもセ・リーグ全試合中止に備えて中継要員の待機と文化放送向け自主制作の技術協力を行っており、ABC一社のみでのべ4ライン(LFとQR向けを入れると6ライン)の中継を用意することになる。
  21. ただし、関西ではHBC向けを担当したMBSラジオが関西地区独占中継を行っている。同局ではABC制作の中継を「仙台向け」と説明していた。
  22. 首都圏の聴取率調査期間であることに加え、日本ハムの斎藤佑樹投手の登板が想定されたことも要因といえる。なお、試合開始前の前座コーナーのみNRN各局もQR発で送った(事実上「ホームライナイタープロローグ」を途中から全国放送)。
  23. なお、TBCは通常のジングルを使ったのに対し、RCCは楽天主催・広島主催試合ともにこの企画のための独自ジングル(広島主催試合では広島の選手が登場するバージョン)を使用しており、企画自体はRCC側が持ちかけたものと思われる。
  24. KBCは人員の関係で最初から派遣なし。MBSからは金山泉が派遣される予定であったが、体調不良のため辞退した。
  25. 尤も、翌年も土曜開催のオールスター第2戦、月曜開催のオールスター第3戦を中継しなかった。そのため、この年以降、オールスターが土・日・月の開催となった場合は地元開催で自社制作となった場合のみ中継する方針となった模様である。
  26. QR-NRNラインは高額な巨人戦放送権料節減のため「中日×ソフトバンク」(SF制作)を全国中継本番カードとした関係上、第1予備カード(本番カードが屋内開催のため早終了対応扱い)となった。
  27. TBSラジオ・ニッポン放送・文化放送は素材収録のための待機のみ実施した。
  28. ナイター速報のチャイム(NRN)はLF仕様の2代目ステレオタイプではなく、QRやKBCで使用されている初代のモノラルタイプだった。
  29. TBCラジオ 2013年秋の新番組&番組改編 - TBCラジオ公式サイト、2013年10月6日閲覧。
  30. 第4戦以降はセ・リーグが既に決着済のため、TBSラジオ・ニッポン放送ともに自社のスタッフを仙台に派遣して放送した。
  31. JRN担当日のABC・MBS・SBSがNRN独占カードを自社製作した際、LFからベンチリポートのアナウンサー派遣を受けた場合でもJRNの速報チャイムを使用することがあった他、2013年4月28日にはQRがABCへの裏送りで、NRNキー局でありながらJRNの速報チャイムを使うという異例の事態があった。
  32. 参加者大募集!! - ANNOUNCER ROOM(TBC公式サイト) 2014年6月26日閲覧。
  33. 中継リポート卒業のご報告 - 羽村亜美「BASE BEER」、2014年7月11日付