東京ドーム
テンプレート:Coor title dms テンプレート:Otheruseslist テンプレート:野球場情報ボックス テンプレート:基礎情報 競輪場 東京ドーム(とうきょうドーム)は、東京都文京区に所在するドーム型野球場。
1988年(昭和63年)3月18日に開場した[1]日本初の屋根付き球場であり[2]、株式会社東京ドームが運営する東京ドームシティの中核施設である。愛称は「BIG EGG(ビッグエッグ)」[2]。
プロ野球セントラル・リーグ・読売ジャイアンツ(巨人)が専用球場(本拠地球場)としている。
概要
1988年(昭和63年)3月18日に[1]後楽園球場の実質的な代替球場として後楽園競輪場の跡地に開場。
日本初の全天候型球場となった。 空気膜構造屋根を持つアメリカのメトロドームをモデルとして設計された。 後楽園球場から引き続き、巨人とパシフィック・リーグの日本ハムファイターズ(当時)が専用球場とした。
日本ハムは2004年(平成16年)度に北海道の札幌ドームに移転し「北海道日本ハムファイターズ」となったが、現在も8試合の主催試合を開催している(試合数は2007年(平成19年)から固定)。
また、パ・リーグのオリックス・バファローズも親会社オリックスの本社が東京にある関係で、ブルーウェーブ時代の2004年(平成16年)から2009年(平成21年)まで年間2試合の主催試合を開催(このうち、2006年(平成18年)は、大阪ドームの経営破綻の影響の余波で開催されなかった)。
2010年(平成22年)からは東北楽天ゴールデンイーグルス、2012年(平成24年)からは福岡ソフトバンクホークスもそれぞれ主催試合1試合を開催している。
その他、2006 ワールド・ベースボール・クラシックのアジアラウンド、2009 ワールド・ベースボール・クラシックの東京ラウンド、2013 ワールド・ベースボール・クラシックの東京ラウンド、アジアシリーズ(2005 - 2008年)などの国際試合、日米野球などの国際親善試合も東京ドームで開催された。アマチュア野球では、社会人野球・都市対抗野球大会、全日本大学野球選手権大会が毎年開催されている。他にもプロ野球マスターズリーグの東京ドリームズが本拠地として使用していた。野球のほかにも格闘技・プロレスの興行やコンサート、商品の展示会なども行われる。
2002年(平成14年)からロングパイル人工芝を日本の野球場で初めて採用した。天然芝に近い感触の特殊な繊維とクッション材を採用し、選手の負担を軽減できる工夫を凝らしている。
ドームの広さは約216メートル四方で建築面積は46,755m²、容積は約124万m³[3]。東京では建物・場所などの面積や大量の物の体積・容積を表現する際に「東京ドーム何個分(何杯分)」という表現が使われることもある。夜間にはライトアップされている。
2007年(平成19年)の大改修で喫煙コーナーを廃止して完全に煙の漏れない喫煙室を新設し、ドーム球場での完全分煙を実現した。
施設概要
球場データ
- 所在地 - 東京都文京区後楽一丁目
- 建築面積 - 46,755m2
- 建物高さ - 56.19m
- 階数 - 地上6階・地下2階
- 容積 - 1,240,000m3
- 収容人数(詳細は後述) - 野球時約46,000人、イベント時55,000人[3]
- フィールド - 両翼100m、中堅122m、左右中間110m
- グラウンド面積 - 13,000m2
- スコアボード - 2基(メイン・サブ)
- 内外野 - ロングパイル人工芝「フィールドターフ」
- 外野フェンスの高さ - 4.24m(ラバー 4.0m + ネット 0.24m)
- 2009年(平成21年)まではラバーのみの4.0m
- グラウンド面からの屋根の高さ - 61.69m
落成・供用開始日
- 落成式 1988年(昭和63年)3月17日[1]
- 公式戦開始日 同年3月18日[4]
- テンプレート:要出典範囲
フィールド
テンプレート:要出典範囲2002年(平成14年)からテンプレート:要出典範囲天然芝に近い性質を持つといわれるロングパイル人工芝「フィールドターフ」を導入した[5]。テンプレート:要出典範囲
2007年(平成19年)3月には、耐久性、衝撃吸収力が向上した「フィールドターフ」の改良型へ総張り替えを実施。また、2014年(平成26年)3月にも、総費用3億円をかけて「フィールドターフHD(進化型)」と呼ばれる天然芝に近い、クッション性に優れたものにリニューアルした[6]。
外野フェンス
外野フェンスは2010年(平成22年)から従来のラバーフェンス(高さ4.0m)にネットフェンス(高さ0.24m)を付け加えたものとなっている。ネットフェンスを付け加えた主目的はホームランを判定しやすくするためである[7]。ラバーフェンスのスタンド側上部に手すりがあり、それに打球が当たった場合はスタンド内の構造物としてホームランである(ラバーフェンスの一部としてインプレーとしていた年度もある)が、インプレーとなるラバー最上部で跳ねた場合と判別がしにくく判定を巡りトラブルとなることも多かった。またスタンド最前列から見てもフェンスが低く、落下の危険性や観客がホームランにならないような打球に触れることも容易であるという欠点もある。これについては2014年4月19日の対中日戦で坂本勇人が大野雄大から放った左中間への大飛球をインフィールド側まで手を出していたファンが直接捕球してしまい、ビデオ判定の結果本塁打から二塁打に変更されたという例がある[8]。
ホームランの出やすさの理由
ホームランの出やすさの理由として、第一に、左中間・右中間の膨らみが小さく110mしかないことが挙げられる。これは、現在の12球団の本拠地球場の中でもっとも狭い。第二に、屋内球場で湿度が低いために、打球が伸びやすいことがあげられる。他方で、気圧で屋根を膨らませている球場であるために気圧によってホームランが出やすいことが指摘されることがある[9]が、物理的に高気圧で打球が伸びないことはあっても伸びることはないので、これは誤りである。
このような見解を踏まえ、外野フライに打ち取ったかに思えた打球が外野席最前列に入ってホームランとなった場合に、これを「ドームラン」と揶揄的に称することがある[10]。
もっとも東京ドームは野球規則1.04に記載されている国際基準を満たすNPB初の本拠地球場であり、完成当時としては広い球場だったことは確かである。実際に後楽園球場でなされた1987年の公式戦では112試合で234本の本塁打(1試合平均2.09本)が出たのに対し、東京ドームでなされた1988年(昭和63年)の公式戦112試合では147本(1試合平均1.31本)が出たにとどまり、約4割も減少している。他球場と比較しても、東京ドームの1試合当たりの平均本塁打数は、各球団の本拠地11球場中、1988年(昭和63年)10位、1989年(昭和64・平成元年)10位、1990年(平成2年)11位、1991年(平成3年)7位となっており[11]、開場後数年は本塁打の出にくい球場だったといえる。
しかし、その後20余年が経過する中で、他球団は本拠地を1991年開業の千葉マリンスタジアム(ロッテ)、1993年開業の福岡ドーム(ダイエー(現・ソフトバンク))などのより広い球場へ移転したほか、既存の球場でも西武ドームや明治神宮野球場のように、改修でフェアグラウンドの形状が広げられたこともあり、開業からフェアグラウンド面積に変更のない球場は東京ドームと横浜スタジアム(1978年開業)[12]のみとなった。その意味で、東京ドームは時代の経過とともに相対的に狭いとみなされるようになった球場であるといえる。
また、東京ドームでの1試合あたりの平均本塁打数(公式戦)は1988年は1.31本(112試合で147本)だったのに対して2004年は3.43本(76試合で261本)と本塁打率が2.6倍以上に増加し、また、統一球導入前後では、2010年は2.88本(73試合で210本)・2011年は1.42本(69試合で98本)と半数以下に激減していることから、球場の広さ以外の要素(ボールの影響)も否定できない。
屋根・天井
屋根は空気膜構造と呼ばれるもので、内部の空気圧を外部よりも 0.3%(3ヘクトパスカル)高くして膨らませている。インフレートと呼ばれ、完成時には屋根を膨らます作業が行われた。この作業はメディア等でも取り上げられている。圧力差を維持するために送風ファンを合計36台設置しており、ドア開閉がある場合は10台から18台、ドア閉鎖時は2台を動作させて気圧を維持する。出入り口には手動式回転ドアやエアロックが設置されており、全面的なドア開放は与圧が抜けて屋根が潰れる原因になるので出来ない。多数の観客が退場する際には通常のドアも開放されているが、気圧のため外向きに強い風が起こり注意を要する。この風は回転ドアのわずかな空間でも発生している。隣接する小石川後楽園の日照に配慮するため、屋根の高さが外野方面に向かって低くなっていくように設計されている。
屋根は28本のワイヤを8.5メートル間隔で縦横に並べ、その間に二重構造の膜を張ったものとなっている。膜はガラスクロス(織物)の表面をフッ素樹脂でコーティングしたもので、耐候性・耐熱性・非粘着性に優れた不燃材料である。内膜は音を吸収する特性もある。耐用年数は20年以上。総重量は400トン。太陽光の約5%を透過する。施工は太陽工業。ワイヤからテレビカメラ(中央部)、スピーカー(中央部1個、膜屋根周辺21個)、照明(14ヶ所)が吊るされている[13]。
- 外膜は厚さ0.8ミリメートル。アメリカのケミカル・ファブリックス社製品。
- 内膜は厚さ0.35ミリメートル。中興化成工業社製品。
デーゲームの際に、ボールと屋根の色が同化して見づらくなる現象が起こる。プロの選手でも打球を見失う事例が起こるほどである。
中央部のテレビカメラ(通称『トップアイ』)からの映像は、野球中継だけでなくNHK・民放各局の夜のスポーツ速報番組などに使われていた。最近の巨人戦などの野球中継ではあまり頻繁には使用されないが、投手[14]の投球練習を上から撮影する際などに使用されている。また、巨人の優勝決定時に行われる胴上げの際には『トップアイ』からの映像が必ず使用される。
設計に当たっては、打球が屋根に当たらないように高さが設定された。完成直前の東京ドームをテレビの収録で訪れた長嶋茂雄は「この天井にボールをぶつける事は無理でしょう」と述べていたが、開場した1988年(昭和63年)の7月4日に阪急のダラス・ウィリアムズが当てたのを皮切りに、巨人在籍の原辰徳や松井秀喜、西武在籍時のアレックス・カブレラらが、天井や天井に吊り下げられている照明機器、スピーカーなどに当てている。松井の打球は内膜の穴に入り、ボールが落ちてこなかった。
天井や懸垂物に当てた場合、以下の特別ルールが適用される[15]。
- 天井に当てた場合→ボールインプレイ(プレイ続行)。落下した打球を野手がそのまま捕球すればフライアウト。落下した地点か野手が触れた地点でフェアかファウルか判断される。
- 阪急・ウィリアムズの「第1号」は2階内野席に落ちたため、ファウル。
- 天井に当たった打球がフェアになった第1号は1990年6月5日のラルフ・ブライアント(近鉄)。二塁手が捕球してアウトとなった。後述の東京ドーム初の認定本塁打はこの翌日に出ている。
- 2005年(平成17年)7月30日の巨人対中日戦で、通算350号本塁打まで残り1本に迫っていた巨人の江藤智が本塁打性の特大飛球を放ったが、打球は屋根に当たりグラウンドに落下。中日の左翼手・英智に捕球され、350号は幻となった(通算350号は西武へ移籍した翌年4月15日に達成)。
- 2007年のオールスターゲームでは7月20日に行われた第1戦で、オールパシフィックの山﨑武司(東北楽天)が天井に当てている(結果はサードのファウルフライ)。
- ごく稀に「天井に当たってホームラン」ということもある(クレイグ・ブラゼル(阪神)らが記録している)。
- 外野のフェア地域にある懸垂物に当てた(もしくは挟まった)場合→認定ホームラン(過去3例)。
- 1990年(平成2年)6月6日の日本ハム対近鉄戦で近鉄のラルフ・ブライアントが日本ハムの角盈男から記録。打った打球をセンター守備位置上にあるメインスピーカーに直撃させた(推定飛距離160メートル)。これをきっかけに、東京ドームではスピーカーに当てた認定ホームランを記録した選手に対してスピーカーの提供メーカーより賞金300万円を贈呈することにしている(メインスピーカーのみ)。
- 2008年(平成20年)6月7日の巨人対ロッテ戦でロッテのフリオ・ズレータが巨人のエイドリアン・バーンサイドから記録。打った打球をレフト守備位置上にある照明機器に直撃させた(推定飛距離150メートル)。
- 2014年(平成26年)4月9日の巨人対広島戦で巨人の村田修一が広島の今村猛から記録。打った打球をレフト守備位置上にある照明機器に直撃させた(推定飛距離150メートル)[16]。
- 打球が天井の穴や隙間、懸垂物などに挟まって落ちてこなかった場合→フェアゾーンであればエンタイトルツーベース。ファウルゾーンであればファウル。
スタンド
2005年(平成17年)から内野一・三塁側のファウルゾーンにフィールドシート(エキサイトシート)を設置[5]テンプレート:要出典範囲
- なお、2010年(平成22年)以降の巨人主管試合は日本マクドナルド協賛「マクドナルドエキサイトシート」として運営されている。また、協賛の一環として、巨人主管試合では額面1700円以上のチケット(エキサイトシート以外も含む)による入場者に漏れなく全国マクドナルド店舗で利用できるビッグマック割引クーポンが贈呈される。巨人主催試合の一部で巨人と対戦相手双方でホームランが出た場合「BIG MAC TWIN ARCH」としてビッグマックを無料進呈。どちらか一方しか出なかったりホームランがない場合でも200円で優待[17]。
- 日本ハム主催ゲームでは2008年(平成20年)までシーズンシートだけの設定だったが、2009年からは一般発売もされている。
収容人数
東京ドームの場合では収容人員を1988年から1994年までは56,000人、1995年から2004年まで55,000人とし、さらに巨人戦の観客数を実際の入場者数に関わらず満員の55,000人(1994年までは56000人)と発表していた。朝日新聞によると、設計段階では50,009人であり行政指導の結果46,314人に減ったが(後述)、満員で5万人と発表していた後楽園球場よりビッグを強調したいとの商魂が先行したためとされている[18]。
ただし、日本シリーズやオールスターゲームは、各球団ではなく日本野球機構の主催となり、同機構が公益法人(一般社団法人)のため実際の有料入場者数が記録されることになっている。日本野球機構主催ゲームの最多有料入場者数は、1994年日本シリーズ第2戦の46,342人。
開場当初、小石川消防署に届けられていた定員は46,314人(そのうち立ち見2,976人)であった[19]。2005年(平成17年)4月13日の産経新聞には、改修を経て現在の数字である45,600人に落ち着いたとある。さらに2009年(平成21年)現在はエキサイトシート420席が加わる。現在、東京ドームの収容人数をプロ野球関連の刊行物では45,600人と記載することが多い。また、注釈付で55,000人としている場合もある。2013年現在、小石川消防署に届けられている定員は明らかにされていない。
喫煙規制
応援時の規制
東京ドームでは、野球開催時に以下のような規制を行っている。
- トランペット(トロンボーン)、カネ、笛、太鼓
- 指定・許可されたNPB公認の私設応援団のみ持込・使用可[20]
- テンプレート:要出典範囲
- 応援旗
- 一般客は、縦500mm以内、横500mm以内のものであれば持込可[20]。テンプレート:要出典範囲
- 旗竿は1本に限り、650mm以内であれば持込可[20]。
- 応援幕
- 一般客は縦600mm以内、横600mm以内の大きさで、必ず一人が手で持てる仕様であるものであれば、持ちやすくするために柄を2本付けたものでも持込可[20]。また、2人以上で持つものは、横断幕とみなされ、持込不可となる[20]。テンプレート:要出典範囲
- 応援ボード等
- 一般客は、大きさは縦600mm以内、横600mm以内の物で、必ず一人が手で持てる仕様であるものであれば、持込可[20]。ボードを支える棒などは使用できない[20]。また、2人以上で持つものは、横断幕とみなされ、持込不可となる[20]。
- テンプレート:要出典範囲
なお、応援幕・メッセージボード等の内容は、チームや選手を応援するものに限り、公序良俗に反する内容や誹謗中傷(球団への批判等)を含む内容のものは、持込ができない[20]。テンプレート:要出典範囲
- ジェット風船、紙吹雪、紙テープ
- テンプレート:要出典範囲、応援団・一般客とも野球の原則使用不可[20]。テンプレート:要出典範囲
持込・移動
再入場制度
看板広告
テンプレート:要出典範囲 また、オールスターゲームおよび巨人が出場した際のクライマックスシリーズ、日本シリーズでは、ポストシーズン・ゲームのため、看板に当たるホームランが出ても、賞金、賞品は出ない[21]。
室内広告として、試合約40分前、3回裏、5回裏、7回裏のグランド整備の間、ゲームセットコールの直後と客出しの間の15 - 20分間に無人飛行船が飛ぶ。巨人勝利の際にはヒーローインタビューのTVのカメラフレームに入り込むように飛行する。 この飛行船にはカメラが備え付けられており、ビッグヴィジョンへの生中継が出来る。また、この飛行船にはサンプル商品などを投下できる小型気球を3つ取り付けられる[22]。
看板広告の歴史
広告表示の歴史
ベンチ広告表示の歴史
スコアボードの変遷
テンプレート:要出典範囲(投手=P、捕手=C、一塁手=1B、左翼手=LF、代打=PH、代走=PRなど)。テンプレート:要出典範囲
放送席
野球殿堂博物館
21番ゲート右側に野球殿堂博物館が併設されている[23]。この施設も後楽園球場から「野球体育博物館」の名称で受け継がれてきたが、2013年4月1日に現在の名称に変更された[24]。
エピソード
- こけら落としを名乗るものには最初の催事である巨人対阪神タイガースのオープン戦[4]の他[25]、美空ひばりの復活コンサートがある[26][27]。その間には東京ドームオープニングイベントとして行われた世界各国のマーチングバンドとTHE ALFEEの共演によるコンサート、マイク・タイソンの世界タイトル防衛戦、ミック・ジャガーやHOUND DOG、BOØWYのコンサートが行われているがこれらの扱いは不明で、これら全てがこけら落としと表現されていることもある[28]。
- テンプレート:要出典範囲
- 1990年8月10日、読売ジャイアンツ - 中日ドラゴンズ戦が行われる予定だったが、当日接近した台風の影響で東海道新幹線がストップ、名古屋から中日の選手陣が上京できなくなったため、当日の試合は中止になった[29]。これは日本のドーム球場にて試合中止となった最初の事例。
- テンプレート:要出典範囲
- WWE公式サイトではレッスルマニアを開催するべき会場として紹介されていた。[30]
- 2014年3月30日、プロ野球巨人対阪神3回戦で、試合中に大竹寛が打ったフライを追いかけた西岡剛が味方選手の福留孝介と激突。西岡は頭から地面に叩きつけられたため起き上がれず、その場で西岡を診察した医師の判断により、試合中[31]であったがグラウンド内に救急車を直接乗り入れさせ病院へ搬送させた。救急車はバックスクリーン下の車両搬入口からシャッターを開閉して出入りした[32]。
胴上げ
読売との資本関係
暴力団への利益供与
球場使用料
テンプレート:要出典範囲オフシーズン、平日、昼間、草野球(2時間程度)、オプション無し、などの条件であれば数十万で貸し切ることができる[33]。また使用に関しては22時以降0時20分までや23時30分から深夜5時までという深夜の使用も認められているが、12月~2月までの間の使用は禁止されている[34]。
マスコットキャラクター
東京ドームMVP賞
テンプレート:要出典範囲1980年から制定された[35]球場独自の表彰。テンプレート:要出典範囲
これは東京ドーム(後楽園)を本拠とする球団に属する選手(創設当初は巨人・日本ハム、2004年以降は巨人のみ)で、同球場で最も活躍した選手1名に対して表彰[35]し、賞金300万円が贈られ、[36]またその選手の記念プレートが球場内コンコースに永久展示される[35]。また年度によっては最も活躍した本拠球団の新人選手1名に対しても「新人特別賞(100万円)」が贈られる場合がある[36]
年度 | MVP賞 | MVP特別賞 | |
---|---|---|---|
読売ジャイアンツ | 日本ハムファイターズ | ||
テンプレート:By2 | 江川卓 | 木田勇 | |
テンプレート:By2 | 角三男 | 柏原純一 | |
テンプレート:By2 | 松本匡史 | 工藤幹夫 | |
テンプレート:By2 | 原辰徳 | 島田誠 | |
テンプレート:By2 | 篠塚利夫 | トミー・クルーズ | |
テンプレート:By2 | 吉村禎章 | 古屋英夫 | |
テンプレート:By2 | ウォーレン・クロマティ | 田村藤夫 | |
テンプレート:By2 | 原辰徳 | 白井一幸 | |
テンプレート:By2 | ビル・ガリクソン | 佐藤誠一 | |
テンプレート:By2 | ウォーレン・クロマティ | 西崎幸広 | 藤田元司 |
テンプレート:By2 | 吉村禎章 | 松浦宏明 | |
テンプレート:By2 | 川相昌弘 | 柴田保光 | |
テンプレート:By2 | 石毛博史 | 五十嵐信一 | |
テンプレート:By2 | 川相昌弘 | マット・ウィンタース | |
テンプレート:By2 | 斎藤雅樹 | 田中幸雄 | |
テンプレート:By2 | 木田優夫 | キップ・グロス | 原辰徳 |
テンプレート:By2 | 松井秀喜 | 片岡篤史 | |
テンプレート:By2 | 松井秀喜 | 金子誠 | |
テンプレート:By2 | 高橋由伸 | 片岡篤史 | |
テンプレート:By2 | 上原浩治 | 小笠原道大 | |
テンプレート:By2 | 仁志敏久 | 小笠原道大 | |
テンプレート:By2 | 清原和博 | 小笠原道大 | |
テンプレート:By2 | 松井秀喜 | 小笠原道大 | |
テンプレート:By2 | 二岡智宏 | 小笠原道大 | |
テンプレート:By2 | 小久保裕紀 | 北海道移転のため 表彰終了 |
|
テンプレート:By2 | 阿部慎之助 | ||
テンプレート:By2 | 李承燁 | ||
テンプレート:By2 | 上原浩治 | ||
テンプレート:By2 | 小笠原道大 | 山口鉄也 坂本勇人[37] | |
テンプレート:By2 | 坂本勇人 | 松本哲也[38] | |
テンプレート:By2 | アレックス・ラミレス | 長野久義[39] | |
テンプレート:By2 | 阿部慎之助 | 澤村拓一[40] | |
テンプレート:By2 | 阿部慎之助 | 山口鉄也[41] | |
テンプレート:By2 | 西村健太朗 | 菅野智之[36] |
※1980年から1987年までは、「後楽園MVP賞」。1988年以降は、「東京ドームMVP賞」。
野球以外での利用
東京ドームは野球以外にも、新商品展示会・新車発表展示会など多目的利用ホールとしても活用されている。野球がない日でも東京ドーム外に露店が出ていたり何らかのイベントが行われていたりすることもある。
多目的ホール
コンサート会場
決まり事
コンサートを開催したミュージシャン
イベント・その他
- テンプレート:要出典範囲
- 1991年より、毎年2月に「世界らん展日本大賞」が開催されている。らん展をメインにした、はとバスなどのパッケージツアーが多く組まれ、現在では毎年冬の東京ドームの風物詩となっている[42]。
- 1993年にはJリーグのプレシーズンマッチで使われた。そのために簡易装着できる天然芝、ビッグエッグターフが開発されている。なお1994年2月にもジュビロ磐田vsクルゼイロECの試合が行われた[43]。
- テンプレート:要出典範囲
- 1999年8月、コナミが『遊☆戯☆王』のコンピューターゲームとカードゲームの合同を開催。来場者数についての予測の甘さや人員誘導スタッフの絶対的な不足など、開催側の不備が原因でドーム内外で混乱が発生、マスコミにも取り上げられた[44]。
- テンプレート:要出典範囲
- 2006年7月22・23両日、スーパー戦隊シリーズ30周年と仮面ライダーシリーズ35周年を記念し、歴代仮面ライダーと戦隊が一堂に会した「東京ドームWヒーローフェスティバル」(東映、テレビ朝日主催)が開催された[45]。
- テンプレート:要出典範囲
- 2009年より、毎年1月には日本各地の特産品や伝統行事が集結する「ふるさと祭り東京」(主催:ふるさと祭り東京実行委員会(フジテレビジョン・文化放送・東京ドーム))が開催されている。3回目となる2011年はスペシャルプロデューサーに小倉智昭が就任[46]。なお、小倉が出演するCMはフジテレビ及び協力スポンサーであるtvk・チバテレでも放映されている。
- 2011年4月27日 - 5月1日、テレビアニメ「ONE PIECE」のイベント「ワンピース ドームツアー」が行われた[47]。
- テンプレート:要出典範囲
最寄駅
なお、東京メトロ南北線は東京ドームの真下を通っている。
脚注
関連項目
- 東京ドームホテル - 同じ運営会社の経営。巨人戦観戦宿泊プランもある。
- 東京ドームシティ
- 東京ドームシティアトラクションズ
- 野球体育博物館
- 日本の野球場一覧
- Dramatic Game 1844
- ラジオ日本ジャイアンツナイター
- ミラクルジャイアンツ童夢くん - 開場の頃に主人公がイメージキャラクターとなっていた。
- おのののか-学生時代にビール売りのアルバイトをしていた。
外部リンク
- 転送 Template:End
テンプレート:東京ドーム テンプレート:日本プロ野球の本拠地野球場 テンプレート:2006 ワールド・ベースボール・クラシック テンプレート:2009 ワールド・ベースボール・クラシック テンプレート:2013 ワールド・ベースボール・クラシック
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- ↑ 3.0 3.1 引用エラー: 無効な
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タグです。 「.E6.96.BD.E8.A8.AD.E6.A6.82.E8.A6.81
」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません - ↑ 4.0 4.1 “5万人 巨人・阪神オープン戦でこけら落とし 東京ドーム”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1988年3月18日)
- ↑ 5.0 5.1 http://www.tokyo-dome.co.jp/dome/fan_information/history/4/index.htm%7C
- ↑ 総費用3億円!東京D新人工芝で初練習 スポーツ報知 2014年3月20日
- ↑ 東京ドームの外野フェンスを改修巨人球団ウェブサイト
- ↑ 観客の手が…巨人・坂本“幻弾” ビデオ判定で二塁打にスポニチアネックス 2014年4月20日
- ↑ 田淵幸一の指摘、報道ステーション2008年10月31日放送分など
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 宇佐美徹也「プロ野球記録大鑑」
- ↑ 横浜スタジアムはもともと都市公園内運動施設の建蔽率規制の関係でスタンド改修ができず、現段階ではスタンドの形状変更を伴うフィールドの拡張は法改正がない限り事実上不可能である。
- ↑ 東京ドームシティHP野球情報設備案内
- ↑ ノーヒットノーランや通算投球回などの記録が懸かっていることが多い。
- ↑ 東京ドーム野球ファン情報 東京ドーム特別ルール 東京ドームシティ公式サイト
- ↑ 村田天井弾!自身最長認めた「強烈」150メートル スポニチアネックス 2014年4月10日
- ↑ 参考・マクドナルドニュースリリース
- ↑ 1988年(昭和63年)10月7日朝日新聞22面。
- ↑ 1988年(昭和63年)10月7日朝日新聞22面。
- ↑ 20.0 20.1 20.2 20.3 20.4 20.5 20.6 20.7 20.8 20.9 テンプレート:Cite web
- ↑ 東京ドームHP・ビッグボードホームラン賞一覧
- ↑ 飛行船に関する詳細 ワーナー・グレイ公式サイト内「東京ドーム」
- ↑ “東京ドームに新野球博物館 17日から一般公開”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1988年3月15日)
- ↑ 名称変更のお知らせ 野球殿堂博物館公式サイト『What's New』2013年4月1日より。
- ↑ 東京ドーム野球ファン情報 東京ドームの歴史 第4期 ドーム時代 東京ドームシティ公式サイト
- ↑ 不死鳥 in TOKYO DOME(DVD)コロムビアミュージックショップウェブサイト
- ↑ プロジェクトX 挑戦者たち 美空ひばり 復活コンサート~伝説の東京ドーム・舞台裏の300人~NHKアーカイブス
- ↑ 前例のない東京ドーム公演~BOφWYの大成 Musicman-net
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ WWE公式サイトより
- ↑ タイムはかかっていた。
- ↑ 阪神西岡長期離脱も 搬送後そのまま入院 - 日刊スポーツ、2014年3月31日付。
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- ↑ 東京ドームの「遊戯王」イベント、カード販売中止で混乱 ITmedia +D(1999年8月27日)
- ↑ 東京ドームダブルヒーローフェスティバルイベントレポート - 東映ヒーローネット内
- ↑ ふるさと祭り東京公式サイト
- ↑ ワンピースのテーマパークが東京ドームに出現!「ワンピース ドームツアー」開催決定! zakzak