にっぽん!いい旅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:混同 テンプレート:基礎情報 テレビ番組にっぽん!いい旅』(にっぽんいいたび)は、テレビ東京で毎週水曜日の20:00 - 20:54(JST)に放送されている紀行番組旅番組。『いい旅・夢気分』(いいたびゆめきぶん)についてもここで述べる。

全編ハイビジョン制作[1]で、テレビ東京系列、他一部の地方局およびBSジャパン[2]では字幕放送を行っている。BSジャパンでも地上波放送の翌週月曜日19時55分から放送され、一部地域とBSジャパンでは再放送も行われている。また、かつて同時ネットのTXN系列局の地上デジタル放送では番組連動データ放送が行われていた[3]

2007年10月3日放送分で放送開始から1000回目を、2011年4月に放送開始25周年を迎えた長寿番組である。そして2012年3月21日放送分で放送1200回を迎え、3時間スペシャルが放送された。[4]

番組概要

いい旅・夢気分

複数の著名芸能人が旅人となり、その季節に併せた観光地めぐりを楽しみつつ、旅館ホテル)・温泉料理スイーツなどその観光地に関連する情報を提供する。また、当初は、必ず男女芸能人2人のカップル[4]または3人(家族の場合は4人の時もあり、特に拡大版では大人数で旅することが多い)であったが、近年は男性同士、女性同士の芸能人2人の場合が多い。原則として公共交通機関電車バス等)を使い、自家用車を運転することは少ない。[5]テレビ東京と同時ネットされている放送局及びBSジャパンでは、宿泊券のプレゼントのコーナーがあった(はがきまたはテレメールで応募)。

1986年4月16日に放送が開始され、当初は20時台の放送だった。1990年10月には20時台にバラエティ番組や連続ドラマを放送する関係で19時開始に変更、2001年10月からは19時台にアニメ枠開設のため再び20時開始になった。

なお、放送20年目に入った2005年4月からは放送時間が6分拡大されて20:00 - 21:00(後に20:00-20:54)に変更されているが、最近では番組改編期である春と秋を中心に1 - 2か月に1度の割合で、21・22時台の『水曜ミステリー9』を休止して2時間あるいは3時間の拡大版を放送することもある。2011年12月以降は前述の水曜ミステリー9の休止が減ったためほぼ毎週休まずに放送されている。

放送25年目に入った2010年4月7日放送分から番組のタイトルロゴを一新。2010年10月からは再び番組のタイトルロゴを一新し、これと同時に、「美しき日本の旅」のサブタイトルがつき、同名のシリーズもスタート、これに伴いオープニングタイトルのCGは廃止された。

2013年9月18日までは『いい旅・夢気分』の番組名で放送され、2010年10月からのタイトルロゴ上での表記は『いい旅夢気分』となっていた。

にっぽん!いい旅

2013年10月9日から、番組タイトルを『にっぽん!いい旅』に改題し、旅情報をガイドブックのように充実させたリニューアルを行い[6]、ナレーターも大和田伸也から陣内孝則に交代した[7]

『いい旅・夢気分』としては最後の放送になった2013年9月18日放送分も普段通りの1時間の放送で番組のラストにナレーションの大和田から「次回からはにっぽん!いい旅…(中略)…ご期待下さい」と簡単な挨拶があったくらいであった。

出演者

ナレーション

  • 大和田伸也(1996年10月 - 2013年9月18日) - 通常はナレーションの担当だが、拡大版放送時はレポーターとして画面に登場することもある。2007年10月3日放送のスペシャルや2012年2月22日放送分で弟のと共演した。妻の五大路子もゲストで旅する事がある。
  • 陣内孝則(2013年10月9日 - )[7]
  • 須黒清華(テレビ東京アナウンサー、2013年10月9日 - )
  • 大和田獏(2012年3月14日放送分のみ)

過去の出演者

司会者

番組が開始された1986年4月から9月までの半年は、番組の最後に旅のまとめをスタジオから行っていた(前半に旅を紹介し、番組内で2度出演の回もあった)。近石真介刀根麻理子の二人がモニターの前にすわり、その回の旅について(時には地図を示しながら)おさらいをする方式であった。近石は旅の中のナレーションも担当し、刀根はスタジオ出演のみであった。地元名産の番組プレゼントの紹介も二人が行っていた。二人は「司会」として番組のテロップに表示されていた。両者とも、この方式でなくなってから、レポーターとしても出演していた。1986年10月以降、司会者は置かれず、基本的にナレーションのみで番組が進行している。

ナレーション

レポーター

「いい旅・夢気分」時代を含めて旅人として出演した芸能人・有名人のみを挙げる。五十音順。

男性

女性

以前のエンディングテーマ

その他

テンプレート:Notice

  • この番組が製作されたのは、メインスポンサーであったヤマト運輸の提案が契機であった。[4]
  • 第1回「春の京都」の出演者は中原早苗野際陽子だった。
  • 当初、放送した回の内容を音声で紹介する「いい旅・夢気分 テレフォン・サービス」を行っていた。
  • レポーターの出演回数は、目黒祐樹の20回が最多。丹波義隆荻島眞一の19回、山内賢の18回、大和田伸也(現在ナレーター)の16回、小松みどりと奈美悦子の15回、細川ふみえの14回、杉田かおるの13回と続く(2006年4月11日現在)。[8]
  • 最高平均視聴率は仲本工事らが出演した1988年10月26日放送の「紅葉コスモスの八ケ岳 清里」の17.4%(2006年4月11日現在)[8]
  • 同じテレビ東京の『土曜スペシャル』は、本番組同様PROTXが製作に関わっており、共にコンセプトが似ている旅やグルメの企画が多く放送されており、いわば姉妹番組ともいえる。また、本番組の出演者(レポーター)が『土曜スペシャル』に出演することもある。
  • 番組開始当初は本番組の制作を提案したヤマト運輸と複数社がスポンサーだったが、諸事情により途中一時撤退もあり一時全社各社扱いの時期があったが、2010年1月からは共立メンテナンスと複数社がスポンサーの番組となり、後にトヨタ自動車を筆頭とした複数社提供を番組になっていたが、2011年12月現在はセブン&アイ・ホールディングスP&Gサントリー[9]日産自動車[10]などの複数社がスポンサーとなっている。なお、これらは同時ネットを行うテレビ東京系列局のみで、岐阜放送など系列外の同時ネット局や遅れネット局についてはスポンサーが異なる、もしくはスポンサーが存在しない。
  • 出演者がタオルを着用して風呂に入るシーンの際、「撮影のため、タオルを使用しています」というテロップが出る。このテロップは、本番組での採用後、他局も含む他の旅番組の入浴シーンでも表示されるようになった。この他にも花や魚などの旬のものが出る時は、放送後に訪れる視聴者に配慮し「撮影日」が表示されるなど、同局の他の旅番組と比べても細かい配慮がされているのも特徴である。
  • 近年季節の変わり目には、前年放送済みの分をハイライトで何本か集めた特集を放送し、方面の違う季節の面影を放送することで観光客への配慮を見せている(この際「昨年収録されたものです」というテロップと共に、例えば”紅葉の見どころの時期”といった例年のデータをもとに案内する)。
  • 2007年10月3日放送のスペシャルで普段ナレーションを担当する大和田伸也と弟の大和田獏の兄弟共演が実現し旅をした。
  • 「伊豆」「箱根」「草津」「日光・那須」の4冊のオリジナルガイドブックが発売されている。
  • ここ数年、旅の中で使われるバックグラウンドミュージックは、オリジナル曲に加えて、過去のNHKの朝の連続テレビドラマのバックミュージックが使われる場合もあったが、放送開始25周年を機に企画された「美しき日本の旅」シリーズに入ってからは、カーペンターズの「青春の輝き」を中心にした洋楽が用いられている。
  • 本番組のエグゼクティブプロデューサーである不破敏之は「ロケ地を入念に下調べし、景色や料理を美しく撮ることにこだわっている」と話している。事前取材には毎回3週間かけられ、30分テープで40本分ほど費やすとのこと[4]

スタッフ

ネット局

放送対象地域 放送局 系列 放送時間 備考 その他
関東広域圏 テレビ東京(TX) テレビ東京系列 水曜 20:00 - 20:54 制作局
北海道 テレビ北海道(TVh) 同時ネット 1989年10月の開局から
愛知県 テレビ愛知(TVA)
大阪府 テレビ大阪(TVO)
岡山県・香川県 テレビせとうち(TSC)
福岡県 TVQ九州放送(TVQ) 1991年4月の開局から
岐阜県 岐阜放送(GBS) 独立局
三重県 三重テレビ放送(MTV)
滋賀県 びわ湖放送(BBC)
奈良県 奈良テレビ放送(TVN)
和歌山県 テレビ和歌山(WTV)
青森県 青森テレビ(ATV) TBS系列 金曜 15:50 - 16:45 37日遅れ
宮城県 東北放送(TBC) 土曜 10:25 - 11:25 17日遅れ
山形県 テレビユー山形(TUY) 土曜 13:00 - 13:54 38日遅れ
石川県 北陸放送(MRO) 月曜 13:55 - 14:50 26日遅れ
広島県 中国放送(RCC) 月曜 10:00 - 11:00 不明 2012年4月から木曜日10:00 - 11:00に不定期で放送した後2013年4月から放送日時を変更してレギュラー化。
熊本県 熊本放送(RKK) 水曜 9:55 - 10:50 35日遅れ
岩手県 岩手朝日テレビ(IAT) テレビ朝日系列 土曜 10:50 - 11:45 31日遅れ
秋田県 秋田テレビ(AKT) フジテレビ系列 土曜 10:00 - 10:55 17日遅れ
新潟県 新潟総合テレビ(NST) 土曜 12:00 - 12:55
福島県 福島中央テレビ(FCT) 日本テレビ系列 金曜 9:30 - 10:25 30日遅れ
山梨県 山梨放送(YBS) 土曜 10:30 - 11:25 不明
山口県 山口放送(KRY) 水曜 9:30 - 10:25 28日遅れ
愛媛県 南海放送(RNB) 土曜 16:00 - 16:55 17日遅れ
高知県 高知放送(RKC) 木曜 9:55 - 10:50 15日遅れ
鹿児島県 鹿児島讀賣テレビ(KYT) 火曜 15:58 - 16:53 28日遅れ
全国放送 BSジャパン BSデジタル 月曜 20:00 - 21:00 5日遅れ[17]
米国ハワイ州 NGN
(Nippon Golden Network)
ケーブルテレビ専門局 月曜 20:35 - 21:25
(現地時間)
約1年6か月遅れ

不定期ネット局

  • 福井放送(FBC):NNS - 主として土曜または日曜の午後に放送。以前はレギュラー放送されていた。
  • 信越放送(SBC):JNN - 2009年4月、テレビ信州(TSB)からネット移行。土日などに不定期放送。
  • テレビ長崎(KTN):FNS - 以前はレギュラー放送していた。
  • 山陰放送(BSS):JNN - 2013年4月までレギュラー放送していた。
  • 宮崎放送(MRT):JNN -以前は金曜 15:00 - 15:55でレギュラー放送されていた。
  • 静岡第一テレビ(SDT):NNS - 以前はレギュラー放送していた。

過去のネット局

その他

  • 京都府兵庫県徳島県大分県、並びに沖縄県では現時点では地上波での放送はない。
  • 北海道では道東の一部[18]道北の一部[19]道央の一部[20] が地上波では見られない。これはTXN系列局のテレビ北海道(TVh)が中継局を整備していないためであるが、帯広市音更町釧路市釧路町の一部地域では地上デジタル放送完全移行以前からケーブルテレビにより視聴可能だった。ただし、道東と道央の一部に関しては、網走送信所帯広送信所北見中継局釧路送信所振内中継局だけではあるものの、2011年の地上デジタル放送完全移行後に開局し、これらが受信できる地域では地上波でも見ることが出来るようになり、すでに釧路地区の一部地域と平取町振内、帯広地区の一部地域、網走地区の一部地域でも地上波でも視聴可能となった。2012年12月現在は宗谷管内・根室管内のほぼ全域と上川管内・留萌管内・十勝管内・釧路管内のごく一部地域および網走管内の一部地域を除いて地上波でも視聴できるようになっている(試験放送中の地域を含む)。
  • 佐賀県ではケーブルテレビによるTVQデジタルの再送信が早期に認められていることから、電波が直接届かない場合でもケーブルテレビで視聴可能。このため、佐賀県が訪問先となった場合についてはTVQが積極的に広報を行っている。
  • 広島県では広島テレビ放送(HTV)が2007年3月まで、月曜日の15:50 - 16:48に12日遅れで放送されていた。また、現在ネットしている中国放送(RCC)が最初にネットした時深夜に放送されていた時期もある。
  • 山口放送(KRY)は2009年12月まで、水曜日の15:55 - 16:50に放送されていた。また、2008年3月ごろまでおよび2009年1月から同年12月までは「マウ印特選バラエティ」として放送されていた。
  • 秋田テレビ(AKT)は一時期、月曜日の10:00 - 10:58に放送されていた。そのため、火曜日 - 金曜日は『どうーなってるの?!』をフルネットをしていたにもかかわらず、月曜日は10時台に放送してから、11時からの飛び乗りで放送していた。金曜日は同番組の翌週月曜日放送分の予告が放送されず、月曜日のオープニングも短縮版を放送していた。その後、本番組が土曜に移動したことにより、月曜も最終回までの1年ほどは完全ネットになった。2012年3月までは土曜日10:00 - 10:55に放送。
  • 山形県では当時フジテレビ系列だった山形テレビ(YTS)が放送していたが、テレビ朝日系列にネットチェンジした際に一部のフジ系番組と共にテレビユー山形(TUY)に移行した。なお、TUYはゴルフ等のスポーツ中継やバラエティ番組などのスペシャル放送により、2010年10月より遅れ幅が1か月半に拡大している。
  • テレビ東京ではかつて火曜日の12:35 - 13:30に再放送を行っていた。
  • 三重テレビ放送(MTV)は2009年10月から、テレビ東京と同じ放送時間ながら別の回を放送していたが、2010年1月13日より同時ネットとなっている。
  • 宮崎放送(MRT)は2008年3月まで、木曜日の14:55 - 15:50に放送され、その後2009年3月までは不定期に放送されていた。
  • 鹿児島テレビ放送(KTS)は2009年9月30日の放送(遅れネット)をもって終了し、鹿児島読売テレビ(KYT)に移行している。
  • 岩手県では、テレビ岩手(TVI)が1989年4月から1995年3月まで放送。その後1995年4月から不定期放送となり、1997年4月より毎週土曜の朝5時台でレギュラー放送を再開するも後に終了。2000年4月から岩手朝日テレビ(IAT)に移行してネットを再開した。また、IATは2009年4月からFCTと同様、同番組の番宣を頻繁に行っている。なお、3月11日の東日本大震災発生以後、IATの番組編成は特別編成となり「やじうまテレビ!」土曜版を臨時ネットしたため、IATでは一部の回については4月上旬に12:00から放送したものの、震災関連などの報道特別番組を優先するため、同番組は休止または枠移動となった回もあった。
  • 熊本放送(RKK)はテレビ熊本(TKU)から放映権が移行され、2011年4月2日の2時間スペシャルから放送開始。翌週からは毎週水曜朝9:55からの放送となり、熊本県での同番組のレギュラー放送が数年ぶりに復活した。
  • 東北放送(TBC)は2011年5月21日放送分まで、土曜9:30 - 10:30の放送だった。
  • BSジャパンは日曜日の13:00 - 14:00に再放送を行っている(原則としてテレビ東京系列初回放送から11日遅れ。BSジャパンでの本放送からは6日後)。また、3時間スペシャルでは5日遅れでなく約1か月遅れて放送される場合がある。この場合は過去に放送されたレギュラー放送回を再放送扱いとして放送される(テレビ東京系列で本番組自体が休止となった場合も含む)。
  • 山陰放送(BSS)は水曜日14:50 - 15:50に放送されていたが、2011年12月で打ち切り。その後、金曜日10:30 - 11:30の枠で復活したが、2013年4月で打ち切り。以降不定期で放送。

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

テンプレート:前後番組

テンプレート:Asbox
  1. 自動車内などの狭い場所では小型カメラを使用する関係からハイビジョン収録開始以降も長らく4:3SDのアップコンバート映像となっていたが、現在は小型カメラでの収録もハイビジョン化されている。
  2. 2006年10月9日放送より。
  3. ただし、同時ネットでも独立局では番組連動データ放送は実施されていなかった。
  4. 4.0 4.1 4.2 4.3 テンプレート:Cite web
  5. ただし、観光地の最寄までを鉄道で、駅前からはレンタカーをその旅人が運転をするという企画は頻繁にある。
  6. 「モヤさま」放送時間が1時間半に拡大
  7. 7.0 7.1 陣内孝則が新ナレーター!『いい旅・夢気分』が『にっぽん!いい旅』へリニューアル、タイトル一新へテレビドガッチ 2013年9月10日(当日閲覧)
  8. 8.0 8.1 テンプレート:Cite web
  9. そのため、番組内の宿泊施設での食事シーンでサントリーの製品であるザ・プレミアム・モルツが出演者に提供される。
  10. そのため、自家用車を使って旅をする回で日産車が使用される。
  11. いい旅・夢気分プロデューサーインタビュー(テレビ東京)
  12. AUD担当回もあった。
  13. 過去はディレクター
  14. いい旅・夢気分プロデューサーインタビュー(テレビ東京)
  15. 日経BPムック『いい旅・夢気分』P1より
  16. 三枝成彰オフィシャルサイトより
  17. 一時期、2012年10月から12月10日までは12日遅れで放送していたが、12月17日から再び5日遅れに戻った(テレビ東京系列地上波で「激録・警察密着24時!!」の放送で本番組自体が1週分休止となり、遅れ日数の幅が縮まったため)。その後、2013年2月4日に本番組および「シネマクラッシュ」の時間枠に「ローカル路線バス乗り継ぎ旅 東京〜新潟350キロ!ふれあい珍道中」(テレビ東京・2013年1月5日放送分)の編成により休止・1週分遅れ幅が広がったため、同年2月11日から12日遅れとなっている。
  18. 十勝管内釧路管内オホーツク総合振興局の各一部と根室管内のほぼ全域。
  19. 上川管内旭川市周辺と比較的受信しやすい上川北部の幌加内町、和寒町、剣淵町の一部と上川南部の上富良野町、中富良野町、富良野市の一部を除く地域・留萌管内北部地域、宗谷管内全域。
  20. 夕張市清水沢、日高町北部