西岡徳馬

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テンプレート:存命人物の出典明記 テンプレート:Ambox-mini テンプレート:ActorActress 西岡 德馬(にしおか とくま、1946年10月5日 - )は、日本俳優神奈川県横浜市中区出身。身長175cm、体重65kg。本名は旧芸名と同じ西岡 徳美(にしおか のりよし)。芸名、本名共に「徳」の字は旧字体(德)が正式表記である。スタッフ・ポイント所属。

来歴・人物

  • 2人兄弟の長男で、幼少期には子役として活躍していた[1]
  • 横浜市立大綱中学校出身。
  • 子供の頃は喘息で体が弱く、体調が悪くなり演劇の仕事も一時活動休止した[1]。その後中学に入り、器械体操部で体を鍛えることにより他学生とケンカで勝つほどになる。
  • 芸能界に入ったのは、学校(法政大学第二高等学校)をやめて途方に暮れていた時、父親に「お前は芸能学校に入れ」と言われたのがきっかけとの本人談[1]。俳優になるきっかけを作ってくれた父に感謝してると語っている。幼少時は、そんな父に車で箱根にあちこち連れて行ってもらって、本人曰く「ちょぼっちゃま」(ちょっとしたおぼっちゃま)状態だったという。
  • その後、玉川大学文学部芸術学科卒業[1]。大学卒業後の1970年文学座に入団。退団後はテレビ・映画での活躍を主体とし、『極道の妻たち』シリーズやヤクザ映画などでヤクザの幹部を多く演じたことから、コワモテ役の印象を与えている。
  • NHK大河ドラマ武田信玄』と『風林火山』で役柄は異なるものの、同じ上杉家家臣役を演じている。
  • 1991年、ドラマ『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)で部長役を演じたが、原作では赤名リカ(鈴木保奈美)と不倫関係だった上司の役で、「赤名リカと関係を持ちそうな部長というイメージから西岡さんを選んだ」ということでキャスティングされたと語っている[2]
  • 1997年にはVシネマ『内閣特務捜査官 ORDER』で製作総指揮・企画・主演の一人三役を務める。続編では監督もこなした。
  • 宇津宮雅代と結婚していたことがあり、さまざまな有名女優と浮名を流したことでも知られる。俳優の西岡竜一朗は甥に当たる。
  • 2人の娘から王子様と呼ばれている。
  • トロに目がなく、寿司屋で最初から最後までトロばかり注文していたのを関根勤に目撃され、ラジオ番組でネタにされた(→トロリスト)。
  • また、トマトが大嫌いであり、50年間食べていなかったが、『ほこ×たて』の企画で50年ぶりに食した。
  • ウルトラマンメビウス』以降ウルトラの父の声優を務めている。
  • 2012年秋に自身が主催の俳優養成所ドラマスクール・セプテントリオンを開校。

出演

連続ドラマ

他、多数。

単発ドラマ

スペシャルドラマ
火曜サスペンス劇場
  • かまきり(1984年、生田スタジオ)
  • 見知らぬ夫(1986年、国際放映)
  • 妹の愛した男(1988年)
  • 完全犯罪研究室(1990年4月、にっかつ撮影所
  • 森村誠一作品(日本映像)
    • 森村誠一の途中下車(1990年5月、日本映像)
    • 森村誠一の結婚株式会社(1990年11月6日放送、日本映像)
  • 殺意の団欒(1990年10月、メリエス)
  • 取調室2(1995年)
  • 犯罪心理分析官(1998年) - 馬場警部補 役
  • 父と娘の真実(2002年12月) - 加納洋介 役
  • 軽井沢ミステリー4(2003年) - 古沢耕造 役
女と愛とミステリー水曜ミステリー9
月曜ミステリー劇場月曜ゴールデン
金曜ドラマシアター金曜エンタティメント金曜プレステージ
土曜ワイド劇場
新春ワイド時代劇 (テレビ東京)
他、多数。

舞台

他、多数。

映画

吹き替え

バラエティー・教養番組

NHK
TBS
テレビ東京系
フジテレビ
BS朝日
  • Stylish Golf in SEAGAIA(2013年10月5日 - ) - 番組オーナー

CM

  • ANA エコ割・サンタモニカ編(2006年)

ゲーム

山村美紗サスペンス 京都鞍馬山荘殺人事件(1994年、パック・イン・ビデオ3DO) - 狩矢警部

脚注

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 テンプレート:Cite web
  2. このドラマは、当時30%近い高視聴率であったため、ヒロインが会社の部長と不倫して子供も作るという内容を変更し、キャスティング当初とは違ったエンディングになったと本人が語っている。
  3. 本来の司会(教授)である仲谷昇が病気療養中であったために、「仲谷の助手」として番組の進行を担当した

外部リンク