荻野目慶子

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荻野目 慶子(おぎのめ けいこ、1964年9月4日 - )は、日本女優

熊本県出身。フロム・ファーストプロダクション所属。昭和学院高等学校卒業。実妹は、歌手荻野目洋子

経歴

1979年、舞台『奇跡の人』のヒロイン・ヘレン・ケラーの役を選ぶオーディションに合格し芸能界入り。その後、テレビの若者向けバラエティ番組 『YOU』(NHK教育)の司会や映画 『南極物語』への出演などで、タレント、新進若手女優として知られるようになった。その後も、テレビ、映画、舞台と幅広く出演。

1990年、当時の不倫相手であった映画監督が荻野目の自室で自殺、マスメディアに大きく取り上げられた。この際荻野目は精神的苦痛を訴え、将来に絶望したことがあったが、翌年には映画監督・深作欣二の勧めなどで出演した映画、『いつかギラギラする日』のヒロイン役で再び脚光を浴びた[1]

その後は2004年平成16年)秋季(10-12月)のテレビドラマ(昼ドラ)『愛のソレア』(フジテレビ)に主演した。同ドラマは、製作者であった東海テレビが得意とするドロドロ愛憎劇であった。

私生活

荻野目は、連続して二人の映画監督とのあいだで不倫スキャンダルを起こしたことでも知られる。

初めの不倫では1990年平成2年)、当時の愛人であった映画監督、河合義隆が、荻野目の留守中に荻野目の自宅で首吊り自殺し大きな話題となった。およそ一年後、今度は出演映画の監督で、およそ35歳年上であった深作欣二との不倫関係になり、2003年平成15年)に深作が前立腺癌で死亡する前後の顛末も含めて、これもワイドショーをはじめとするマスメディアに大きく取り上げられた。

荻野目は2002年平成14年)、これら2件の不倫愛を含むこれまでの恋愛などを綴った自伝、『女優の夜』を発表している。

2012年12月31日、一般の男性と結婚[2]

映画

テレビドラマ

この他、連続テレビドラマのゲスト出演など多数。

1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代

舞台

バラエティ番組

他多数

吹き替え

ラジオドラマ

CM

受賞

音楽

  映画『南極物語』イメージ・ソング

脚注

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外部リンク

テンプレート:毎日映画コンクール女優助演賞
  1. その時の状況は自身の著書『女優の夜』に記されている他、NHK教育テレビの『ETV99』(現在のETV特集)のインタビューでも紹介された
  2. テンプレート:Cite web