松坂慶子

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テンプレート:Mboxテンプレート:存命人物の出典明記 テンプレート:ActorActress 松坂 慶子(まつざか けいこ、1952年7月20日 - )は、日本女優歌手。身長162cm、血液型A型[1]東京都大田区出身。本名は高内 慶子(たかうち けいこ)。

来歴・人物

小学2年の1960年昭和35年)、「くるみ児童合唱団」に入団。中野区立第三中学では演劇部に所属。落語家二代目快楽亭ブラックは中学時代の同級生であり、ともに演劇部に所属していた。中学3年の1967年(昭和42年)、「劇団ひまわり」に入団。同年、幼児向けコメディ『忍者ハットリくん+忍者怪獣ジッポウ』(NET)でテレビ初出演。翌年の『ウルトラセブン』の第31話「悪魔の住む花」では、ミクロ怪獣ダリーに寄生された少女・カオリ(香織)役として出演する。

日本大学第二高校に進み[2]高校2年の1969年(昭和44年)、大映からスカウトされる。同年、『ある女子高校医の記録 続・妊娠』で女高生の一人としてスクリーンデビュー。1971年(昭和46年)、映画『夜の診察室』で、主演予定だった渥美マリの降板により代役で映画初主演

1972年(昭和47年)、松竹へ移籍。1975年(昭和50年)、時代劇江戸を斬る』に出演。1978年(昭和53年)の映画『事件』では清純派からの脱皮を果たす。翌1979年(昭和54年)の映画『配達されない三通の手紙』でも体当たりの演技を見せ、トップ女優に躍り出た。同年放映のテレビドラマ水中花』に主演し、主題歌「愛の水中花」を歌うとともに、妖艶なバニーガール姿を披露する。

1980年代も『青春の門』、『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』、『蒲田行進曲』、『人生劇場』、『火宅の人』などの映画や、テレビドラマでは『春の波涛』などの作品に立て続けに主演・出演した。この頃の松坂は深作欣二が監督する映画・テレビドラマに多く出演している。

1990年平成2年)、ジャズギタリストの高内春彦(ハル高内)と結婚、米国ニューヨークに移住し、二女をもうけた。現在は東京在住。

2000年(平成12年)、東京電話CMでは大根を持った主婦をコミカルに演じ、新境地を拓いた。2002年(平成14年)、なかにし礼原作・監修による写真集『さくら伝説 -松坂慶子写真集』を発表[3]2005年(平成17年)8月、大塚食品が発売した「ボンカレークラシック」のパッケージキャラクターを、松山容子から引き継いだ[4]。同年秋にはドラマ『熟年離婚』に主演。渡哲也演じる夫に離婚を切り出し、新たな人生を歩み出す主婦役を演じた。さらに同年12月放映のバラエティ番組『ウリナリ芸能人社交ダンス部』では、ダイナミックな動きとキレのあるダンスを披露し、初出場ながら優勝。年齢を感じさせない美貌・体力の持ち主である。

2008年の映画『火垂るの墓』では親戚の子達を虐める叔母役を演じているが、「本来は優しい人物だと思っていたのに、最後まで悪い人物という描かれ方に違和感があり、一度はオファーを断った」ものの出演した作品である。本作の舞台挨拶では畠山彩奈から「松坂さんに怒られるシーンを撮影中、本気で泣いてしまった」と告白されるなど徹底した虐め役は、松坂にとっても新たな境地を開く作品となった。

2013年(平成25年)2月、日本テレビ開局60年特別番組 TV60 日テレ×NHK60番勝負』・ドラマ対決で、NHKが制作した『松坂慶子 女優最後の日』の冒頭、松坂が登場したシーンにおいて3万8313「イィ」(番組内で視聴者からの反応を測る数値)を記録し、2日間にわたって放送された当番組内の最高値であった[5]

受賞

出演

映画

テレビドラマ

その他のテレビ番組

  • シャル・ウィ・ダンス?(2006年、NTV) - 司会[6]
  • 日本テレビ開局60年特別番組 TV60 日テレ×NHK 60番勝負ドラマ対決 『松坂慶子 女優最後の日』(2013年) - 主演 ※制作:NHK、放送:NTV

ラジオ

CM

吹き替え

ディスコグラフィ

シングル
  • 愛の水中花(1979年7月)
  • 夜明けのタンゴ(1980年6月)
  • 織江の唄(1981年4月)
  • 海と宝石(1983年11月)
  • ラジオのついたナイト・テーブル(1985年11月)
  • 赤い靴はいてた淫らな娘(1987月1月)
  • まごころよりどころ(2001年10月)
アルバム
レーザーディスク
  • 松坂慶子 オペラ・アリア集〜歌に生き、恋に生き〜(1990年)

脚注

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外部リンク

テンプレート:日本アカデミー賞最優秀主演女優賞 テンプレート:キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞 テンプレート:ブルーリボン賞主演女優賞 テンプレート:毎日映画コンクール女優主演賞 テンプレート:毎日映画コンクール女優助演賞

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  2. 同校を卒業。
  3. 週刊アサヒ芸能 2012年6月28日特大号 「熟女」の誕生とそれから
  4. ボンカレーのキャラクター変更は37年ぶりであった。
  5. テンプレート:Cite web
  6. 前述した通りの反響を受けレギュラー番組に。バラエティには自身初のレギュラー出演。