ラジオ深夜便

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:言葉を濁さない テンプレート:基礎情報 ラジオ番組ラジオ深夜便』(ラジオしんやびん)は、NHKラジオ第1放送FMラジオ放送ラジオ国際放送で放送されている深夜放送番組

年末年始を含め、連日放送される完全帯番組であるが、12月31日深夜から1月1日早朝にかけては特例がある。

番組開始の背景

かつてのNHKのラジオ放送は災害時やオリンピック中継等を除き、午前5時放送開始・午前0時放送終了だった。ところが1988年9月に昭和天皇が重体になって以降、天皇の容態を深夜も含め随時速報した。この際、総合テレビラジオ第1FM放送24時間放送にし、定時放送終了後から翌日の開始時間までフィラーとしてクラシック音楽と関連ニュースを放送した。この「静かな音楽を終夜流す」という放送形態について、昭和天皇崩御1989年1月7日後も、常時24時間放送出来ないかという投書が数多く寄せられた。

1989年11月の3連休に、「67時間ラジオいきいきラリー」と題した特別放送を実施し、普段メンテナンスに当てる深夜時間帯に音楽や落語等を放送した。中高年層から「大人が聴ける静かな番組」として支持され、「ラジオ深夜便」の誕生に繋がった。深夜便のスタートは、深夜時間帯の地震や津波・突発的なニュースが発生した時に迅速な対応をする目的もある。従来は放送設備の電源投入や宿直・仮眠中の職員の支度等、放送開始までに10~15分を要していた。

なお、24時間放送導入前には23時台に1日の実質的な最終番組[1]として、「夢のハーモニー」(1965年4月1984年3月)、「お休みの前に」(1984年4月~1992年3月。1990年4月からの最終2年間は深夜便が不定期放送であったため、並列放送)が放送され、この枠でも基本的にディスクジョッキーを務めるアナウンサーがリスナーに語り掛ける雰囲気で話すとともに、クラシックなど比較的静かな音楽を放送していた。

ラジオ深夜便創設以降の歴史

  • 1990年4月から不定期放送で「特集 ラジオ深夜便」と銘打って午前0時から放送を開始。1990年度は大型連休梅雨シーズン、お盆年末年始春休みと10月以降の週末に放送した。
  • 1991年4月より仮定時放送に移行し、月末を除くほとんど連日放送された。
  • 1992年4月より午後11時台からの定時放送に移行し、24時間放送がスタートする(ただし毎週月曜日深夜から火曜日早朝と、年数回のメンテナンス実施日の1:00-5:00については休止)[2]
  • 1995年4月より、金曜日深夜に「関西発ラジオ深夜便」(月末は「地方発ラジオ深夜便」)を放送開始。また、月曜日深夜から火曜日早朝の放送休止時間帯を第2・4週だけとして、第1・3・5週も24時間化した。
  • 1996年4月より、ラジオ第1放送休止時にFM放送でのリレー放送を開始[3][4][5]。当初はAMと同じくモノラルのままの放送。
  • 1998年4月よりラジオ第1、FM放送のサイマル放送(同時放送)が開始される。放送時間は1:00-5:00。開始当初は日曜深夜(月曜未明)とメンテナンス実施日は休止。FMはステレオ放送になった。
  • 2000年7月より、放送休止枠が各局の任意となる。ラジオ第1は主として毎月第2月曜深夜、FMは毎月第1・3日曜深夜に休止。年数回のメンテナンス期間にも実施する。ただし大掛かりなメンテナンスや放送設備の移転作業の場合を除いて、ラジオ第1とFMの両方が休止になるということはない。これは地震台風豪雨などの天災が発生した場合の災害対策基本法や、テロなどの大規模な有事が発生した場合の諸法律の義務を履行するための措置(NHK総合テレビジョンも同様)。
  • 同年、放送開始10周年を記念して同番組のテーマソングをアレンジして、芹洋子がイメージソング「夢」を発表。
  • 2004年11月、2005年4月の放送開始15周年を記念して、画家エムナマエが製作したマスコットキャラクターを制定した。名称は一般公募で2005年1月末まで募集され、3月13日NHKホール東京都渋谷区)で開催の「ラジオ深夜便の集い」で「ゆめぞうくん」に決定した。
  • 2006年4月、毎週日曜は日曜名作座を移設(旧来は21:05-21:35)するため、ラジオ第1のスタートが23:40からとなる。2007年4月からは、さらに5分ずらして23:45スタート。
  • 2008年4月、日曜名作座の終了に伴い、日曜の放送が23:15からになる(ただし第4日曜日だけは月曜0:10から)。2009年4月以後第4日曜も23:15開始。
  • 2011年4月、ラジオ第1の日曜日の放送時間が渋マガZ新日曜名作座の移転など日曜日の番組編成見直しに付随して23:40-5:00に変更。また、FMの同時放送のうち、金曜日・土曜日の放送分(日付上、土曜・日曜)を1時台に定時番組を新編成するため2時から5時の3時間に短縮(他の曜日変更なし)。土曜日(日付上、日曜日)の1時台の放送分に関しては既に国際放送でも『NHKのど自慢』の再放送など独自編成に差し替えていることから、この時間帯は完全にラジオ第1単独での放送となる。
  • 2012年4月、ラジオ第1の土曜日・日曜日の放送分(日付上、日曜・月曜)が『wktkラヂオ学園』(21-23時台)の編成に付随して0:10ごろ-5:00に変更。また、FM放送についてもこれまで別番組を編成していた金曜日・土曜日の1時台放送分(日付上、土曜・日曜)が1年ぶりに同時放送に戻る。ただし、FMの午前1時からの同時放送は事実上は土曜日分は3月18日深夜(3月19日未明)、金曜日分は3月30日深夜(3月31日未明)から通年化された[6]
  • 『地方発』の放送に併せて公開録音イベント「ラジオ深夜便の集い」を開催している。これは「こころの時代講演会」と「アンカーを囲む会」の2部構成で構成されている(会場によっては池田憲一による音楽講話も行われていたが、物故)。なお、1997年2000年2005年2010年には、NHKホールで関西発を含む全アンカー総出演で大々的な集いが開かれた。また、2005年1月には阪神・淡路大震災10周年記念「深夜便ウォーク」と題し、神戸市内のウォーキングイベントと集い(公開録音)を併催する試みが行われた。
  • 2014年度の番組改定に伴い、2年間続けてきた土曜日・日曜日の編成を変更し、毎晩23時台から翌日5時までの編成となる[7]

ラジオ深夜便創設後の他局への影響

  • 現在テンプレート:いつでは、若年層のラジオ聴取率が大きく低下したこともあり、深夜時間帯のラジオ聴取率で、民放ラジオ全体の聴取率を大きく上回る人気がある曜日や地域も多い。そのため、専ら若者や長距離トラック運転手向け[8]に制作されていた深夜番組編成の再構築など、他の民放局へ影響を与える存在になっている。また、迅速な災害報道にも役立てられている。
  • ラジオ深夜便が夜11時台から放送されることもあり、その時間帯より前の時間帯の聴取層についても民放の一部で見直しが行なわれることとなった(例として、TBSラジオが1998年10月に夜10時-12時[9]の間BATTLE TALK RADIO アクセス(現在は別番組に移行)、ニッポン放送が2009年11月に夜10時-12時[9]の間オールナイトニッポンGOLDをそれぞれ開始)。

出演アンカー

番組の進行役を「アンカー」と表現している。アンカーとは「(いかり)」という意味の英語で、「どっしり安定した頼りの綱」であるということと、「リレーの最終走者」という意味があるが、ここから派生して「放送や新聞におけるまとめ役」という意味で「アンカー(マン)」という言葉が使われる[11]

現在出演中のアンカー

  • 基本的にはNHKのベテランアナウンサーやNHKを退職したOB・OGが担当する。
  • 放送当日、特別番組や地方でのイベントなどの出演や負傷などによる不可抗力で出演できない場合は、当該曜日の別のアンカーが担当することもある。
  • 現役・嘱託のアナウンサーについては所属を付加。
放送曜日 奇数週 偶数週 特記
月曜日 遠藤ふき子日本語センター 宮川泰夫
火曜日 須磨佳津江 村上里和(ラジオセンター、2014年6月24日から)
水曜日 川野一宇 石澤典夫(東京アナウンス室)
木曜日 迎康子ラジオセンター 松本一路
(東京アナウンス室嘱託、2007年4月から)
金曜日 中村宏
大阪放送局 関西発、第1・3週のみ)[12]
住田功一
(関西発、第2週のみ、2012年4月13日から)[13]
第4・5週目は原則大阪・東京以外の地方発[14]
土曜日 後藤繁榮(日本語センター) 森田美由紀東京アナウンス室
日曜日 明石勇[15] 高橋淳之(日本語センター、2011年8月14日から)[16]

石澤、川野、松本、明石、高橋(淳)の各アンカーは担当のない週でもNHKラジオのニュースでアナウンサーとして勤務する場合がある(深夜も含む。伊藤アンカーは担当のない週にテレビのニュースを担当することもある)。日本語センター所属アナウンサー(現在テンプレート:いつは遠藤、栗田、高橋(淳)の3人)は同センターで各種講座の講師を務める。

現役のアナウンサーは迎、柴田、石澤、中村、住田。迎は2010年7月末で60歳を迎えた。還暦を迎えたアンカーも多いが、退職後は嘱託等による再雇用やシニアスタッフ(番組出演契約[17]の場合も含む)としての契約を結んで出演を続けている。定年退職後も雇用契約を継続するかどうかは各自の判断にゆだねられる。他の非現役アンカーも在任中に定年を迎え新たな雇用契約を結んだか、定年になってからこの番組の担当になったか、女性では定年前に退職して子育て等が一段落して現役復帰したか、そのどれかに該当する。

NHKのアナウンサーの定年は57歳とされていたが、60歳のケースが大半を占めている。宮川アンカーの場合は60歳で一旦定年退職後、この番組を担当している。深夜の時間帯のラジオニュースやラジオ国際放送のニュースでも主に60・70歳代のアナウンサーが担当している。

2013年度に登場したアンカー[18]
2013年4月より出演 伊藤健三アンカー勇退に伴う
2014年度に登場のアンカー
2014年4月より出演 栗田敦子アンカー勇退に伴う
2014年6月24日から出演 柴田祐規子アンカーの退任に伴う。
2014年度の異動アンカー
  • 宮川泰夫 第2・4水曜→第2・4月曜
  • 柴田祐規子 第2・4土曜→第2・4火曜[19]
  • 石澤典夫 第2・4火曜→第2・4水曜
  • 森田美由紀 第2・4月曜→第2・4土曜

過去に出演した主なアンカー

番組開始当初は今のような隔週交代出演制ではなく、毎週出演が多かった。正式に隔週交代制が定着するようになったのは1996年ごろからで、基本的に奇数週が女性、偶数週は男性のアンカーが主に担当するという体裁ができた。★印は、日本語センターで話し言葉講座などの講師を担当。

男性

女性

  • 宇田川清江(番組開始-2010年3月、毎週土曜日→奇数週土曜日→奇数週日曜日)
  • 大越泰子
  • 加賀美幸子(2007年3月24日まで。第2・4土曜日)
  • 河村陽子(番組開始当初より参加。介護など家庭の事情から降板(同枠の後任は須磨佳津江アンカー)。その後、2年ほどのブランクののち、現在テンプレート:いつに至るまで制作ディレクターと「ラジオ深夜便こころの時代」のインタビュアーを担当して再度活躍しているほか、2011年4月から放送大学で「もう一度見たい名講義~放送大学アーカイブス~」の案内役を務めている)
  • 久保慶子
  • 栗田敦子(2010年4月-2013年12月。2013年12月21日放送分を最後に突如休演し、そのまま2014年3月をもって正式に降板となった)
  • 柴田祐規子(2012年4月14日-2014年6月10日。静岡局への異動により降板。)
  • 高橋恭子
  • 高橋美紀子
  • 日野直子特定非営利活動法人おおいた豊後ルネサンス理事長。2006年9月25-28日「ないと・エッセー」に登場)
  • 広瀬修子(2005年まで。第2・4週水曜。現在は大学教授の傍ら、ラジオの「音の風景」と総合テレビ宮廷女官チャングムの誓い」番組内「チャングム豆辞典」のナレーション、不定期にドキュメンタリー番組のナレーションを担当)
  • 室町澄子(1995年-2006年3月、第1・3・5木曜日、ラジオセンター嘱託、2006年4月以降も「ミッドナイトクッキング」の担当は2009年3月まで続いた)
  • 森川靄子
  • 山根基世(2005年6月からアナウンス室長。2007年定年退職。現在はフリーアナウンサーとして活躍する傍らで、有限責任事業組合「ことばの杜」の共同発起人として朗読関係で活躍している)

テーマ曲

  • THE CHANCE YOU TAKE(23時台、0時台)
1時台はピアノ・ソロを放送。
10月から翌年3月のエンディングはアレンジしたものを放送。かつては0:00あるいは1:00で番組が終了する際にも使われた。
これらのテーマ曲はCD「ラジオ深夜便テーマ曲集」などに収録されている。
これに歌詞をつけて「夢」という曲名で芹洋子が歌っている。

放送体系

2012年4月現在の放送体制を以下に記す。放送機器の点検・保守、台風報道や選挙報道および重大ニュース、プロ野球やオリンピックなどのスポーツ中継、組閣会見、国会でのNHK予算審議など、様々な要因による放送時間の変更に関しては後述する。

  • ラジオ第1放送
月 - 金曜日(祝祭日を除く) 23:20 - 翌5:00
土曜・日曜・祝祭日・年末年始(概ね12月29日-1月3日に開始される分[20]) 23:10-5:00
12月31日深夜については詳細後述
毎日 1:00-5:00
ラジオ第1放送が別番組を放送する場合[22]でも、FMは1:00になれば通常通り放送する。年末年始などNHK-FMが特別番組を編成する場合、放送時間短縮や休止する事もある。
月 - 金曜日 23:20-5:00
土・日曜日 24:10頃-1:00、1時間中断して、2:00-5:00
1990年代後半から放送開始したが、開始当初は23時台と4時台のみ放送していた。その後、独自制作および独自編成時間の大幅な縮小と引き換えに国内同時放送枠が拡大された。現在の国際放送における放送体制は2009年4月からとなっている。
国際放送について、短波の放送では地域により放送される時間帯・周波数が異なるが、衛星デジタルラジオでは受信したチャンネルでそのまますべての時間帯が聴取できる。
ラジオ第1放送が別番組を放送する場合[22]、1:00までは別番組に差し替えるが、1:00になればFM放送と同時に通常通り放送する。但し、国会中継の録音放送の終了時間が1:00を過ぎる場合は国会中継終了時間まで差し替え放送を継続する。
2007年4月22日(日曜深夜)放送分は23日0:20-5:00にラジオ第1放送との完全同時放送が実施された。国際放送では同時放送開始以来初めて1時台、2時台、3時台が放送された。
毎時、時報の1分前にネット音声回線を遮断し、次の日本語放送の周波数告知案内を行なう。番組放送中に周波数案内を放送するのは通常では深夜便のみ[23]
のど自慢は1週間前の再放送。休止の場合、引き続き1時台も深夜便を同時放送。2011年3月27日は本番組終了後、1:45飛び乗りで深夜便を同時放送。なお、2013年度は番組改編でこれらの番組が2時台に移動し、代わって1時台を深夜便の同時放送に充てることになった。
  • 日曜深夜(月曜未明)は1:00-2:00 日曜討論を放送する(衛星ラジオは国内同時放送を行っているため再放送扱い)。
原則として前日の日曜討論の放送時間枠拡大があった場合および番組自体が休止の場合は録音放送が休止となり、引き続き1時台も深夜便を同時放送。まれに時間枠拡大があった場合でも時報を跨いで番組をそのまま続けた上で終了次第、途中飛び乗りで深夜便の同時放送に入ることもある。2013年度の番組改編で「日曜討論」の録音放送枠が2013年3月末で打ち切り(日曜日9時台の国内同時放送に一本化)となり、4月から深夜便の同時放送枠に変更される。

過去の放送時間

曜日は放送時間上のもの(5時基点)。特記なきものは毎日同じ時間で放送
メンテ日=年2回、春・秋の特定期間を対象とした放送設備集中点検日。
  • 1992年-1995年まではこの期間の月曜-金曜深夜。
  • 1996年以後はラジオ第1は土曜・日曜を含むこの期間のおよそ10日間程度。FM(1998年以後)はこの期間の月曜-木曜2週間連続だが、各局任意となった2000年7月以後は金・土曜日に休止にする局も一部あり。
定時の休止日であっても、有事や大型連休(ゴールデンウィークお盆年末年始)などは通常放送した日もある。
年度 ラジオ第1 FMラジオ 休止日 特記
1990年 24:00-5:00 放送なし 不定期(本文参照) 4-9月:不定期放送
10-3月:金-日は定時放送、他の曜日は不定期放送
1991年 毎週月曜と月末の月曜-木曜
24:00-5:00
月末の月曜-木曜を除いてほぼ毎日放送
1992年-1995年[2] 23:15(年度により23:10)
-5:00
毎週月曜・メンテ日
1:00-5:00
1992年4月よりラジオ第1・定時の24時間放送移行[2]
23:10スタートの時代(年度不明)は23:55-24:00にローカルニュース・天気予報を挿入したことがある
1996年-1997年 1:00-5:00 ラジオ第1 第2・4月曜・メンテ日
1:00-5:00
FM 不定期放送
1996年4月よりFMはラジオ第1が毎月第2・4月曜とメンテナンスによる放送休止の日に限り放送
但し日曜日は週によって地上波全チャンネル共通メンテナンスに当てていたため24時終了で
FMへのリレーがない日もあった
1998年-2000年6月 23:15-5:00 ラジオ第1 第2・4月曜・メンテ日
FM 毎週日曜・メンテ日
いずれも1:00-5:00
1998年4月より1時-5時はFM放送でも同時放送開始と共にFMも定時の24時間放送移行
2000年7月-2005年 ラジオ第1 (第2・4月曜・メンテ日)
FM (第1・3日曜・メンテ日)
いずれも1:00-5:00
2000年7月より一応のメンテナンス日は設定するが、
休止は緊急有事対応のため各局任意となる
※但し、大規模なメンテナンスにならない限り、両方の電波が止まることはほぼない。
2006年 月曜-金曜 23:20-5:00
土曜 23:10-5:00
日曜 23:40-5:00
ラジオ第1 (第2月曜・メンテ日)
FM (第1・3日曜・メンテ日)
いずれも1:00-5:00
2006・2007年度は日曜日は「日曜名作座」を放送のためスタート時間変更
2007年 月曜-金曜 23:20-5:00
土曜 23:10-5:00
日曜 23:45-5:00
2008年-2010年 月曜-金曜 23:20-5:00
土曜 23:10-5:00
日曜 23:15-5:00
2008年度のみ第4日曜は24:10から開始
2011年 月曜-金曜23:20(祝日は23:10)-5:00
土曜 23:10-5:00
日曜 23:40-5:00
月曜-木曜・日曜
1:00-5:00
金曜・土曜 2:00-5:00
2011年4月より
ラジオ第1は日曜日のみ「新・日曜名作座」、
FMは金曜日に「岡田惠和 今宵、ロックバーで〜ドラマな人々の音楽談義〜」、土曜日に「青春リアルスピンオフ・君の思いを受け止めた!」をそれぞれ放送するため時間変更
※但し金・土曜日のFM放送は週により1時開始の場合もある
2012-2013年 月曜-金曜23:20(祝日は23:10)-5:00
土曜・日曜 24:10頃-5:00
1:00-5:00 ラジオ第1、土曜日と日曜日は新番組編成のために1991年度以来21年ぶりに24時台スタートに変更(ただし、0時のニュースの進行状況によるため、必ずしも0:10ちょうど開始とは限らず)
ラジオ第1・FMの同時放送が1年ぶりに毎日1:00-5:00に戻る
2014年 月曜-金曜23:20(祝日は23:10)-5:00
土曜・日曜 23:10-5:00
ラジオ第1、土・日曜の放送時間を2年ぶりに23:10に繰り上げ、全曜日23時台スタートに戻る

番組の時間割

ラジオ深夜便のコーナー一覧の詳述も参照。時刻表記は日本時間(JST))

時報前に天気、時報後にニュースを放送。『地方発』は従来の編成を基に、独自企画を放送する。放送機器の点検・保守、台風報道や選挙報道および重大ニュース、プロ野球やオリンピックなどのスポーツ中継、組閣会見、国会でのNHK予算審議など、様々な要因による放送時間の変更に関しては後述

23時台
  • 月 - 金曜日 日本列島暮らしの便り、ないとエッセー(ないとエッセーは、放送開始の遅れなど編成の状況により2回分連続で放送することがある)
    大抵時間割を発表してからすぐに暮らしの便りに入り、その後1曲目の音楽となるが、宮川が担当するときだけは、特殊編成でない限りほとんどの回でそれに入る前に必ず1曲目の音楽をかけてから暮らしの便り→2曲目という形になっている
    ないとエッセーのジングル(BGM)には由紀さおりの楽曲「心の家路」が使われている。
  • 第1月 - 木曜日 ミッドナイトトーク(0時台中盤まで)
    日本列島暮らしの便り、ないとエッセー、ワールドネットワーク、0時台中盤の企画は休止。第1金曜日(関西発)は従来通り。
  • 土曜日 大人のリクエストアワー(前編)
  • 日曜日 ないとガイド(2006年4月から12月までは随時、0時台にハイビジョンテレビ「眠れないあなたへ ラジオ深夜便から」と同時放送されていた)
  • (第1週)待ち合わせは映画館で - 青柳秀侑〈あおやぎひですけ、映画評論家・元文化放送アナウンサー)
  • (第2週)星空みあげて - 縣秀彦(国立天文台准教授)
  • (第3週)わたしのおすすめブックス- 松田哲夫(編集者)
  • (第4週)スポーツいちおし - 山本浩(法政大学教授・元NHKアナウンサー)、木ノ原旬望(スポーツライター・元ジャパンタイムズ記者)、松瀬学(スポーツライター)いずれかから1名
  • (第5週、ある月のみ)旬の味・旬の食材 - 土井善晴(料理家)
23時台終盤
  • 天気概況、明日の日の出の時刻(2012・2013年度は土曜・日曜は0時台終盤、世界の天気の前。土・日は平日で使うBGMは流さなかった)
  • 2014年より、平日に限り23:59-24:00に「安心ラジオ」(防災に関する1分メモの番組)をフロート番組扱いで挿入
0時台前半
0時台中盤
過去
0時台後半
1時の時報前(0:59)に随時、各局別で放送休止・減力放送のお知らせを放送。
不定期で日中の番組編成の都合上、総合テレビ・ラジオ第1放送で生中継による放送ができなかった国会中継の録画・録音放送を0:10から番組終了まで行うことがある。この場合、国際放送は国会中継終了(最大1:00までであるが状況によっては1:00を過ぎる場合あり)までフィラー音楽など別番組に差し替えられる。
1時台
  • シリーズ企画 - 平日深夜など
    • アンカーコーナー
    • 終戦記念日インタビュー(毎年8月の終戦記念日前後に4-5回程度)
    • 人権インタビュー(毎年12月の人権週間期間中に4-5回程度)
  • 奇数月第1月曜日 中野雄(なかの・たけし)のクラシックを楽しむ
  • 毎月最終月曜日 インタビュー「日本のあす、わたしの提言」
  • 毎月最終火・水曜日 深夜便 落語100選(2008年度まで演芸特選)
  • 奇数月第1金曜日 三代目海沼実の歌の世界(唱歌童謡など日本の歌を紹介して解説する)
  • 金曜 サウンドオアシス/人ありて、街は生き
  • 第1・第2土曜日 - 女優が演じる日本の名作(2013年度は第1・2日曜日)
  • それ以外の日(不定期) 列島インタビュー
    それ以外にアンコールやサウンドオアシスを放送。
    2005年は5月から8月に「シリーズ・私の戦後60年」を放送
    2010年7月-2011年1月の第1日曜日 隠居大学 - 天野祐吉
    2009年度までの第1日曜日 邦楽夜話 - 池田弘一(神田外語大学

※午前1時台、NHKワールド・ラジオ日本では土曜・日曜深夜(日曜・月曜未明)は別番組に差し替える。

2時台
3時台
この2-3時台にリスナーから寄せられる手紙を紹介することが多く、遠藤は「皆さんからいただきましたお便りは2時台・3時台に紹介させていただきます」とアナウンスしたことがあった。
ただ、一部のアンカーでは音楽を重視する観点からこの時間帯に手紙の紹介を行わない場合(宮川、柴田、明石ら)もあり、その分を1時台や4時台の余った時間に回す場合もある
4時台
  • ラジオ深夜便明日へのことば[29]
    • 「昭和史を味わう」(月1回土曜深夜=実際の時間帯で第1日曜朝に当たる日) コーナーパーソナリティー・保阪正康(作家)
    • 五木寛之の歌の旅人」(月1回土曜深夜=実際の時間帯で最終日曜朝に当たる日) コーナーパーソナリティー・五木寛之(作家)、アシスタント・須磨佳津江
    • 萩本欽一の人間塾」(月1回日曜深夜=実際の時間帯で最終月曜朝に当たる日) コーナーパーソナリティー・萩本欽一(コメディアン)
  • エンディング[30] - 誕生日の花・花言葉・花言葉の短歌[31]、あすの予告、このあとの番組案内
その他、啓発告知「みんなで防ごう!振り込め詐欺」シリーズも流れる[32]。その後新型インフルエンザの発生を受け、予防対策などの一口メモもしばらくの間放送していた。
エンディングテーマ曲は季節により変わる(たとえば11月から翌年3月は番組テーマ曲のアレンジ版を使用。4-5月、6-8月、9-10月と、計4種類の曲が使用される)。
随時、午前5時直前(4:59)に減力放送終了のおしらせを放送
過去
新春特別編成
  • 正月3が日は特別編成となっており、23時・0時台は「新春インタビュー」(近年は新聞発表上12月31日深夜に当たる元日未明1時台にも放送され、4回シリーズになるケースが増えている)、1時台・2時台は「新春寄席」(演芸特選の特別編)を行う。また原則として1月4日から9日までの1時台には「新春・朗読への招待」(3が日にラジオ第2放送で放送されるものを再構成)が放送される。

定時ニュースの担当者

  • 2014年3月30日付(3月31日未明)までは、原則として0-2時台と3-4時台の2人が交代で担当。2013年4月以後、0-2時台は基本的に17時からのラジオ第2で放送される「株式市況」(概況の件)を担当するアナウンサーが担当するが、その週に担当しない深夜便のアンカー(特に、日曜日深夜の明石、水曜日深夜の川野、木曜日深夜の松本がこれにあたる[34])、または過去に深夜便を担当したアンカー(水野ら)が担当する場合がある。また3-4時台は放送日上では当日深夜22時と、同翌日朝9時10分から同じくラジオ第2で放送される「気象通報」を担当するアナウンサーが出演していた。特に月曜深夜の0-2時台の瀬田光彦、3-4時台の石平光男、金曜0-2時台の新井成吉、隔週日曜0-2時台の水野はほぼ固定で担当している。
  • 2014年3月31日から、気象通報が16時からの1回のみとなったことや、株式市況の冒頭の平均終値などの指数放送もすべて自動音声(偶数月・瀬田、奇数月・伊藤)に変更されるなどの編成の見直しが実施された都合で、深夜シフトについても見直しが行われ、それまでの3時を分岐としたアナウンサーの2交代制が廃止され、深夜便の放送が始まる直前の23時から4時台までのすべての定時ニュースを同じアナウンサーが担当するようになった。

放送休止・変更

※以下に示す放送日はNHKが運用する放送上の日付(午前5時基点)であり、午前0時以降の場合、実際の日付は翌日未明のもの。

概要

  • 急遽放送内容を変更する場合、コーナーが休止となるか、後日改めて放送される。
  • 地震や津波に関する速報や緊急地震速報発令時は放送を中断する[35]
  • ラジオ第1と国際放送では、プロ野球中継が延長した場合、開始時刻が遅くなる場合がある。ラジオ第1は4月から9月まで(ペナントレース)の木曜と金曜、リーグ戦やクライマックスシリーズで優勝が決まる可能性がある試合、日本シリーズを中継する。ミッドナイトトークなどは遅れ時間分をスライドして通常通り放送され、各地の日の出の時間や世界の天気は放送時間が変更になっても通常通り放送される。
政治関連
  • 国政選挙や地方選挙の開票速報を編成する際、放送休止や放送時間の変更が行われる。特に大規模な国政選挙がある場合は基本的に放送休止(ラジオ第1・FM放送双方)とするが、2013年7月21日深夜は「ラジオ深夜便」としての放送は休止となるも、(7月22日の)午前4時-5時に柴田のナビゲートによる「話題と音楽」(主にその時間の選曲はクラシックとインストゥルメンタル曲を挟みながら、随時新しい当選者についての情報や、選挙以外の軽い話題を語る)を放送。
  • ラジオ第1のみ、『日曜討論』を深夜に録音放送する場合、放送開始時間が遅れる。(詳細後述)高校野球中継(雨天中止時も深夜に放送する[36])のほか、2010年2月28日のチリ地震に伴う津波警報の発令[37]や2010年10月3日の緊急地震速報で一部が放送できなかった回がある[38]。ラジオ第1のみのため国際放送は別番組に差し替える。
  • ラジオ第1のみ内閣組閣に伴う新閣僚会見を毎回深夜に放送するため放送時間が変更されるほか、国会中継を録音放送する場合、放送時間が変更される。この場合はFMで放送が開始されるまでは番組中断の扱いとなる。

テンプレート:Main

テンプレート:See also

その他
  • 2012年より『wktkラヂオ学園』が放送され、土曜日・日曜日は24時(翌曜日の0時 正確にはニュースを挟み0:10前後)からとなったが、同番組が特別編成で休止になった場合でも、基本的に時間の繰り上げ処置は行わない。
    • (事例)2012年12月29日。この日は『wktk』は放送されなかったが、23時台に『特集オーディオドラマ・橋爪功の一人芝居』が穴埋めとして放送された。この作品は1時間に及ぶため、深夜便は(12月30日の)0:10<正確にはニュースを挟み0:15過ぎ>からの放送となった
    • また、2013年3月10日東日本大震災2周年に関連した特別編成により「wktk」が休止となり、深夜便もこの日は特別に福島発となったため、通常より1時間繰り上げて23時10分から放送された。

メンテナンスによる休止

放送機器のメンテナンスのため、1時から5時まで放送休止減力放送をする場合がある。放送局管内の一部地域が放送の休止の場合もある。

  • ラジオ第1は第2月曜深夜(日付の上では火曜未明)
  • FMは第1・第3日曜深夜(日付の上では月曜未明)
  • ラジオ第1・FM共に9月・10月と1月・2月の特定された期間
※ただし局によっては特定メンテナンス期間以外であっても所定休止週以外の日曜・月曜深夜に休止する場合もある。
※また大規模連休(ゴールデンウィークお盆年末年始)と重なる場合は、その関連の交通情報の実施などに配慮する形で上記の曜日であっても放送休止や減力とはしない。

放送休止日は2000年6月までは全国共通だった。特に1999年度までは、年に数回、日曜日深夜(月曜未明)に地上波の全チャンネル(テレビ・ラジオすべて)の放送設備の一斉点検を実施するため、(月曜未明)0時から5時を完全に休止し、FMへのリレー(あるいはラジオ第1のみの単独放送)が行われなかったこともあった。これが2000年7月以後は地震台風豪雨などの天災が発生した場合の災害対策基本法や、テロなどの大規模な有事が発生した場合の諸法律の義務を履行するための処置として、メンテナンス実施日は設定しているが、休止するか通常放送(出力の減力放送を含む)するかは各局の任意判断となった。ラジオ第1放送とFM放送のどちらかの電波は送出するようになっている。放送施設の大規模な移転や送信設備の更新(老朽した送信機の入れ替え)などでは2波共に休止となる[39]

ラジオ第1放送の休止の場合、世界の天気のあとに放送休止の告知を行い当該地域では国歌・「君が代」が流れ、放送休止する。放送局によって異なり、FM放送(FMが休みの場合は第1放送)の周波数案内があったり、1時の時報や「君が代」割愛などがある。世界の天気を伝えている最中に放送休止の告知が入ることもある。告知アナウンスは世界の天気のBGMに乗せて地方放送局の泊り勤務のアナウンサーがそのままお知らせを放送するか、ネット送出の音声回線を遮断して事前に収録した告知アナウンスを放送する。

なお、総合テレビのデータ放送では、テレビ放送も含め放送休止の案内を出している放送局が一部存在する。また、深夜便開始前のローカルニュースの中でも放送休止を案内している放送局もある。また、NHKオンラインの番組表にあるお知らせの項目およびNHK各放送局のホームページでも放送休止の対象地域を確認することができる。

番組冒頭と0時台の放送予告では「一部地域では放送設備の点検や整備により、ラジオ第1放送(FM放送)が休止になります。これらの地域では1時以降、FM放送(ラジオ第1放送)でお楽しみください」としか説明しないため、一部地域の詳細の確認が不明の状態で放送休止に入り、本番組が聞けなくなるケースもある。かつて務めていた葛西アンカーは休止になる一部地域の当該箇所、及びその箇所の大まかな対象世帯数をアナウンスすることがあった。伊藤アンカーは2011年9月以降、前述のアナウンスに加え、「また、インターネットを通じて『NHKネットラジオ らじる★らじる』でもパソコンからお聞きいただけます」という旨の説明も行うようになった。

減力放送で行う場合、1時の時報前に「ただいまから放送設備の点検整備のため、通常の300kwから200kwに下げて放送します。ラジオ深夜便は1時からラジオ第1放送と同時にFM放送でも放送します。またNHKネットラジオ・らじる★らじるでもお聞きいただけます」(東京の場合)という説明が行われる。また5時の時報前にも「ただいまから通常の300kwで放送します」という説明がある。

NHKワールド・ラジオ日本の衛星デジタルラジオ放送は年数回、NHKワールドTV、NHKワールド・プレミアムのテレビ放送と一括して放送機器のメンテナンスを行うため日曜深夜(月曜未明)においての放送が休止となることがある(休止時間帯は0時10分から5時まで)。この場合、衛星ラジオが休止中でも短波では通常通り放送される。なお、短波・衛星ラジオを一括して番組送出している関係上、国内向け放送とは異なって放送休止のアナウンスは一切行わず、番組内でも衛星ラジオの放送休止についてのお知らせは特に行っていない(実施時はNHKワールドのホームページで告知される。2011年・2012年は放送休止が1度もなかった)。

本番組を同時配信している「NHKネットラジオ らじる★らじる」でも不定期でこの時間帯(主に日曜深夜=月曜未明の1時から5時まで)を利用してメンテナンスが行われるためラジオ第1・FM同時放送に関係なく音声が一時途切れたり、別の音声が流れる場合がある。こちらも本番組内では国際放送と同様、メンテナンスの告知は行っていない(実施時は「NHKネットラジオ らじる★らじる」のホームページで告知される)。

特に、午前1時前は「世界の天気」が放送されており、関東地方で減力放送(まれに休止)となる時はそのアナウンスを放送するために0:59までに終わらせるが、関東地方では通常出力で放送し、なおかつ関東地方以外で休止・減力放送が行われる場合はその途中で「休止・減力のお知らせ」についての放送が流れてしまい、途中で打ち切りとなってしまう場合もある。

地域別の主要な例

関東地方(東京本局
当日担当のアンカーが行う(国歌の放送はなし。なお当日が関西・地方発である場合は1時のニュースを担当するアナウンサーが行う。ネットラジオでは告知は流れず、ネット送出のBGMのみがそのまま流れている)。ラジオ第1放送のメンテナンスは減力放送とした上で通常の放送を行うが、2008年9月22日深夜(9月23日未明)の3時から5時、及び12月9日深夜(12月10日未明)の1時から3時は停波を伴う放送休止を行い、このときは国歌の放送が行われた。
北海道
現在は札幌局のアナウンサーが全道一斉に収録済み告知を流す[40]「このあと、北海道の一部の地域のラジオ第1放送は、放送設備の点検・整備のため午前5時まで放送をお休みにします。ラジオ深夜便はFM放送でお楽しみください」という統一アナウンスが流れる。ただし、該当地域が札幌局のみの場合は札幌局以外の地域では告知は流れず、東京からの音声がそのまま流れる。
近畿地方
中波のラジオ第1のうち、大阪のみ、あるいは近畿全域で放送休止となる場合は大阪局から、京都のみが休止であれば京都局からそれぞれ放送休止・または減力のお知らせが放送される。
FM放送については休止する地域に関係なく一律大阪放送局から休止のアナウンスがあるが、大阪のみ、あるいは近畿全域での休止となる場合は当日の午前1時の時報をまたいで休止アナウンス→国歌の放送→ID、一部府県のみの休止(この場合大阪局+周辺数局のみの休止の場合含む)はその日付の最終番組の途中で放送音源をカットして休止アナウンス→時報→国歌演奏(2012年春ごろまではそれがカットされていた)→IDという形式となる。
広島局
2011年4月8日の深夜から2012年4月6日の深夜まで、FM放送は毎週金曜日深夜に別番組の差し替え(『ぶち☆なま』が放送されている時間帯に広島以外で21:10 - 22:00に放送されている『石丸幹二のシアターへようこそ』(毎月最終金曜日を除く)『熊川哲也のバレエ音楽スタジオ』(毎月最終金曜日))が翌週金曜のそれぞれ1:00 - 1:50に放送されていた[41]ため、ラジオ第1放送が設備メンテナンスによる休止となる場合は、1時台のみ広島放送局での放送を聴くことは出来なかった(ただし「NHKネットラジオ らじる★らじる」と周辺の府県で聴ける局があればそれで補完可能だった)。

台風報道による変更

  • 通常台風災害の場合は毎時00分からのニュース(0・1時台は10分程度、2~4時台は5分程度)を10-15分程度に拡げる他、0時台以降は毎時30分前後にも5~10分程度のニュースや被災地に住む人々への生活情報などを入れる。そのため時間の都合でコーナーを休止したり部分的に中断する場合もある。
  • また2004年以後、台風接近・集中豪雨が予想される場合は「防災の心得」と題した5分程度のミニ番組を0-3時台の00分から行われる定時ニュースと併せて放送する。これは台風・集中豪雨・洪水災害を未然に予防し、被害の最小限化に務めるためにNHKが製作したもので、毎回特にその災害において重要な項目を取り上げて毎時1本ずつ(甚大な被害が懸念される場合は2本)放送する。
  • なお甚大な被害をもたらす大型台風である場合には番組を全面休止して台風情報を断続的に放送することもある。
過去に台風情報に専念するために全編放送休止となった日
以上の4回は深夜便の放送開始予定時間に一旦深夜便のスタジオからのアナウンスを挟む形でニューススタジオから情報を送った。
この2回は、深夜便のスタジオには繋がず、ニューススタジオから台風情報を続けた。なお、2009年10月7日の放送で田部井淳子が出演予定であったミッドナイトトークは放送日を変更し、10月10日深夜に放送した。
例外
通常通り行われたサンデートーク以外は全面休止。当初はサンデートーク以後の1時台以後は30分ごとに台風情報を織り込み、部分的に変更しながら放送するとしていたが、台風の被害が拡大したため1時台以後の内容が全部休止となった。

放送の全面休止

国政選挙などで選挙開票速報を放送するために休止となることがある。他は以下のとおり。

  • 1995年1月17日阪神・淡路大震災。この時は数日間テレビ(BS2は除く)、ラジオの全ての電波が阪神・淡路大震災の特別編成で、18日以後も番組の内容を震災関連ニュース・情報に差し替えられた。
  • 2000年5月3日広島で発生した西鉄バスジャック事件。この時は深夜便の開始時間に一旦深夜便のスタジオからアナウンスした後、テレビとの同時放送で事件の様子を伝えた。
  • 2001年9月11日ニューヨークなどで発生したアメリカ同時多発テロ事件。この時は翌12日から数日間『NHKジャーナル』を延長するなどして対応したため放送開始が0:45からとなり、予定されていた特集など一部コーナーが休止。この前日の10日も台風情報を提供したため、テスト放送の時代を除くと初めて2日間連続で番組休止となった。
  • 2003年3月20日イラク戦争勃発
  • 2004年8月162223日アテネオリンピック。他の開催日も番組を一時中断して中継を行うが、この3日間は特に競技中継種目が集中しているため全編放送休止となる。当初8月22日は23時台のみに放送する予定だったが、ソフトボールのページシステムトーナメント・準決勝(C)「日本vsオーストラリア」が行われることから急遽全面カットとなった。
  • 2004年10月23日:新潟県中越地方で震度7の大規模地震発生(「平成16年新潟県中越地震」)に伴う緊急報道の特別編成。ラジオ第1と国際放送では地震関連のニュースを、FM放送では安否情報をそれぞれ放送。
  • 2011年3月11日 - 13日東日本大震災発生に伴う緊急報道の特別編成。ラジオ第1と国際放送では震災関連のニュースを、FM放送では安否情報をそれぞれ放送。なお、テスト放送の時代を除くと3日続けて番組が休止となるケースは史上初。後述の通り、14日から番組は再開されたが震災関連のニュースや情報に差し替えられた[42]

放送時間・放送内容の変更

  • 1992年7月-8月:バルセロナオリンピック[43]
  • 1996年1月16日阪神・淡路大震災から同17日で1年が経過するため、神戸放送局[44]のスタジオからの特別編成を実施した[45]
  • 1996年7月-8月:アトランタオリンピック(競技中継実施のため、開催期間中の一部時間帯を休止)
  • 1998年6-7月:1998 FIFAワールドカップフランス大会。大会期間中一部の試合をFM放送で中継(ラジオ第1は通常放送)
  • 2000年7月16日九州・沖縄サミットの開催を記念して、日曜日ではあったが沖縄局からの特別編成で放送。
  • 2001年10月7日アメリカ同時多発テロ事件に対するアフガニスタンへの報復攻撃開始[46]
  • 2001年11月12日アメリカン航空の航空機がニューヨーク・クィーンズ地区に墜落炎上したことに関するニュース[47]
  • 2002年2月:ソルトレイクシティオリンピック[48]
  • 2004年8月:アテネオリンピック(前述
  • 2004年10月29日イラク日本人人質事件[49]
  • 2004年11月6日新潟県中越地震・台風災害の関連特番「被災者の声・いま私たちにできること (NHK24時間キャンペーン)」を総合テレビ、BS2と同時に集中放送のために主として2時台と4時台を「深夜便とともに」と題したテレビ・ラジオ同時進行の番組を放送するため内容を大幅変更した。この回では当日担当の宇田川清江アンカーに加えて、月曜担当だった古屋和雄アンカーもアンカーを務め、テレビカメラがラジオセンター132スタジオに入って同時生放送を実施した。
  • 2005年1月16日阪神・淡路大震災から17日で満10年目に当たるため、大阪局から震災10年で浮き彫りになった課題を探る特集番組を編成。
  • 2005年12月31日:FM放送のみ、『熱唱オンエアバトルスペシャル』・『FMオンエアバトル』を放送したため放送休止(12月31日の放送については後述)。
  • 2006年2月10日-26日 トリノオリンピック[48]
  • 2006年6月12日-13日および12月26日-27日 FM放送のみ『サウンドストリート21・リクエストスペシャル』放送のため、通常より1時間遅く午前2時からの放送。
  • 2006年6月-7月 「2006 FIFAワールドカップ」。大会期間中一部の試合をラジオ第1放送で中継。FM放送は通常どおり放送。決勝戦の日は2:50から5:00まで休止。NHKワールド・ラジオ日本は日本時間午後11時台・午前0時台に「FIFAワールドカップ」の中継が放送されている時間帯は国際放送独自編成の一般番組に差し替えた。
  • 2006年11月13日:月曜日だったがNHK大河ドラマ『功名が辻』の放送にちなんで高知放送局から放送された。
  • 2006年12月28日:関西地方(大阪局など)に限り、ラジオ第1放送で『石原裕次郎リクエスト特集』を放送したため4:00まで休止[50]
  • 2007年8月5-6日:ラジオ第1放送で23:45-1:00に広島局から『ヒバクシャからの手紙』を放送したため(中国地方では総合テレビと同時放送)、その時間帯のみ中断。国際放送では23:45-1:00を別番組に差し替えた後、1時台は中断。2時から放送再開。
  • 2008年7月23日:日付が変わった24日0:26頃発生した「岩手県沿岸北部で発生した地震」に関する臨時ニュースを放送[51][35]、0:28-3:30は中断。放送再開後は番組終了までこの地震に関するニュースに随時差し替えられた。
  • 2008年8月5日:広島放送局から『ヒバクシャからの手紙』を総合テレビと同時放送したため、ラジオ第1は2:00から放送。FM放送では通常どおり1:00から放送開始。国際放送は23:20-1:00を別番組に差し替え。
  • 2009年2月28日3月1日NHK-FM放送40周年記念48時間特集番組FM40ラジオデー」の開催に伴い、FM放送では放送せず。
  • 2009年8月8日:広島放送局から『ヒバクシャからの手紙』を総合テレビと同時放送したため、ラジオ第1放送では23:30-1:00を中断。国際放送は23:30-1:00を別番組に差し替えた後、1時台は中断。2時から放送再開。
  • 2009年10月2-3日2016年夏季オリンピック開催都市決定のニュースを0:00-1:40頃まで総合テレビ・BS1と同時放送したため、ラジオ第1放送と国際放送はその時間帯のみ中断。FM放送では通常どおり1:00から放送開始。
  • 2009年11月16-20日:ラジオ第1放送は23:20-0:00に森繁久彌追悼特集番組『ありがとう森繁久彌さん〜日曜名作座、再び〜』を4日連続で(16日-19日)放送したため、ラジオ第1と国際放送は0:00から放送開始[52]。国際放送でも日曜名作座特集が放送された。
  • 2010年2月13日14日20日22日23日25日バンクーバーオリンピック(ラジオ第1・国際放送のみ)[53]
  • 2010年5月1日:FM放送は1:00-3:00に『青春リアルスピンオフ・君の思いを受け止めた!』を放送したため、3:00-5:00の2時間のみの放送だった。
  • 2010年6・7月:2010 FIFAワールドカップ。大会期間中一部の試合をラジオ第1放送で中継。FM放送は通常どおり放送(6月11日・12日・14日・24日・25日・29日(当初の日程に追加)・7月2日・3日・6日・7日・11日)。ただし、7月11日深夜の決勝戦のみ参議院議員通常選挙の開票速報を優先して放送したためFM放送で中継した。
    • 2010年6月14日:2010 FIFAワールドカップの日本対カメルーン戦を放送したため、ラジオ第1・FM・国際放送ともに1:00からの放送となったが、ラジオ第1放送では14日午後「国会中継『衆議院代表質問』」の中継生放送に入りきらなかった部分を中継録音放送したため、1:55-2:03頃まで中断[54]
  • 2010年8月8日:ラジオ第1放送では広島局から『ヒバクシャからの手紙』を23:30から1:00まで総合テレビと同時放送したため、1:00から放送。国際放送は全国のニュースの終了後、23:25-2:00を別番組に差し替え[55]
  • 2010年8月21日:FM放送は1:00-3:00に『青春リアルスピンオフ・夏も君の思いを受け止めた!』を放送したため、3:00-5:00の2時間のみの放送だった。
  • 2010年10月15日:FM放送は1:10から放送したが、1:10ちょうどにニュースを終了させ、1時台のテーマ曲から始めた。都合により放送出来なかった青春アドベンチャー『バードケージ 一億円を使いきれ!(再放送)』を2話分(第9回と最終回)放送したため[56]
  • 2010年12月21日:12月22日2:20頃に小笠原諸島父島近海を震源とする地震発生に伴い津波警報が発令され[57]、それに関する臨時ニュースをニュースセンターから放送するため[35][58] 2:28に打ち切られた[59]
  • 2011年3月14-25日:東日本大震災関連の報道に対応した特別態勢。以下では通常放送との変更点を表記。
    • 23時台と0時台は専門家や著名人へのインタビュー、1時以降は音楽とリスナーからの激励・現状報告のメールやファックスを紹介。14~21日は1時以降の毎時30分から仙台局から「東北ライフライン情報」コーナーを特設。この関係で14~21日は全てのレギュラーコーナーが休止となり、番組ホームページや雑誌「ステラ」に事前発表されていた特集は順延となった。さらに「日本列島暮らしの便り」は「ないとエッセー」の未放送分をまとめて放送する関係で25日まで全て休止となった[60]
    • 通常使用する132スタジオではなく、131スタジオから放送した[61]
    • ラジオ第1放送は地震発生直後から22日の20時までインターネットでの同時放送を実施したため、14~21日はインターネット経由で当番組を聴くこともできた[62]。またFM放送は14、15日は23:30から、16-18日は0:00から同時放送を開始した[63]。国際放送は土曜日となった19日の放送を中断なしの全編同時放送に切替え[64]、周波数案内も14日から4月4日放送分までの間、全ての時間帯で割愛して放送した。
    • 18日放送予定だった松山発、並びに25日放送予定だった長崎発の『地方発ラジオ深夜便』は休止となり、両日とも東京発で18日は柴田、25日は迎両アンカーが担当した。なお、松山発と長崎発で本来放送される予定だったインタビュー特集および「深夜便の集い」の公開録音は25日にまとめて放送。しかし長崎の「深夜便の集い」の演目のうち、作曲家の大島ミチルの講演は大島が地震の影響で会場の大村市に来ることができずに中止となった[65]
  • 2011年4月10日:「2011統一地方選挙開票速報」のためラジオ第1・国際放送は2:20開始となったが、2:20以降も北海道地方のラジオ第1では3:00まで、関東地方のラジオ第1は4:00までそれぞれ放送局独自で開票速報の放送が続けられた。なお、FM放送では通常通り1:00から開始した。
  • 2011年8月6日:ラジオ第1放送では23:10から23:55まで広島放送局から『原爆の日・ラジオ特集』を、5分間の全国ニュースをはさみ0:00から2:00まで同じく広島局から『ヒバクシャからの手紙』を総合テレビと同時放送したため、ラジオ第1・FM・国際放送ともに2:00から放送。
  • 2011年9月11日 ラジオ第1放送では22:00から0:00まで 『アメリカ同時テロから10年 テロ戦争時代の市民は』を放送したため0:10からの放送となった。
  • 2012年3月10日:東日本大震災から同11日で1年が経過するため、土曜日だったにもかかわらず仙台局からの特別編成で放送。
  • 2012年7月26日-8月13日ロンドンオリンピック(ラジオ第1のみ)。そのうち、7月29日・30日、8月1日深夜付けの放送はすべての時間帯でオリンピック中継が組まれたためラジオ第1では深夜便が全面休止となり、FM放送と国際放送で1:00-5:00に通常放送を行なった。なお、国際放送では23時台と0時台はラジオ第1でオリンピック中継が放送される時間帯はその間FM放送番組やデジタルラジオ実用化試験放送番組の時差放送および海外安全情報などに差し替えて放送。
  • 2012年9月27日:3:15頃からラジオ第1と国際放送では野田佳彦内閣総理大臣の国連総会演説・会見の特設ニュースのため一時中断[66]、その間はFM放送単独で深夜便の放送を継続。
  • 2012年10月30日11月1日日本シリーズ第3・5戦北海道日本ハムファイターズ読売ジャイアンツの試合が22:40まで中継が延長されたため23:50からの放送となり23時台は天気概況以外のコーナーは休止。
  • 2012年10月31日:日本シリーズ第4戦日本ハム対巨人の試合が22:50まで中継が延長されたため0時から(厳密には0:10過ぎから)の放送となり23時台は休止。
  • 2012年11月16日:FM放送のみ23:00-17日5:00に『真夜中のカントリー』を放送したため休止。
  • 2013年1月6日:FM放送は、『おやすみ日本 眠いいね!』を総合テレビと同時放送したため、4:05から放送。ラジオ第1では通常どおり0:10から放送開始。
  • 2013年2月15日:FM放送は1:10から放送したが、1:10ちょうどにニュースを終了させ、1時台のテーマ曲から始めた[67]
  • 2013年3月10日:東日本大震災から同11日で2年が経過するため、日曜日だったにもかかわらず福島局からの特別編成で23:10から放送。
  • 2013年3月31日:FM放送は、『おやすみ日本 眠いいね!』を総合テレビと同時放送したため、3:10から放送。ラジオ第1では通常通り0:10から放送を開始し、「ロマンチックコンサート」は3波で同時放送した。
  • 2013年9月7日9月8日未明に「2020年夏季オリンピック開催地決定特別番組」をラジオ第1・FM同時放送[68]を行うため両波とも3:30で終了
  • 2013年10月25日:(名古屋発10月26日未明2:11頃に発生した地震による津波注意報が発令された影響で、実質的に2時から4:25頃まで放送中断となった。このため本来4時台に放送される予定だった田原町での公開録音「深夜便の集い」での「あすへの言葉講演会・世界の巨匠を撮る」(講師:木之下晃)が休止となった。残りの時間は本来2時台-3時台前半に行うはずだったリクエスト音楽の紹介と、3時台後半の「アンカーを囲む会」(ゲスト・遠藤ふき子、松本一路グッチ裕三)を充てた[69]
  • 2013年12月7日:(関西発)2014 FIFAワールドカップ組み合わせ抽選会の模様を放送するためラジオ第1・FMとも1:30-3:00の間中断。なお、「らじる★らじる」および国際放送では権利上の理由から「FIFAワールドカップ組み合わせ抽選会」は同時放送されず、前者は「らじる★らじる」独自のフィラー音楽と断りアナウンス。後者は国際放送独自編成でFM放送・地上デジタルラジオ実用化試験放送番組の時差放送や海外安全情報にそれぞれ差し替えられた。
  • 2014年6-7月:2014FIFAワールドカップブラジル大会実況中継の実施(FM放送において、日本時間午前5時に開始される試合の中継がある時、その兼ね合いで4:55をもって終了し、ラジオ第1は次の定時番組「ラジオあさいちばん」が始まるまでの5分間は時間調整のため「音の風景」を放送した。またラジオ第1で日本時間午前1時開始の試合の中継が行われたものもあり、その時はFMのみで放送した)

国会中継の録音放送

日中に放送した国会中継で放送できなかった分を総合テレビと同じ時間に録音放送することがある。これ以外に、2005年より予算審議の総務委員会(衆議院参議院)の質疑の模様を録音放送する。総合テレビと同時放送するため、放送開始時間は総合テレビの編成の都合で決まる。中継しないFM放送では通常どおり1:00から深夜便を放送する。同じく中継しない国際放送はラジオ第1の国会中継開始から1:00のFMでの深夜便開始までは「中断」となり別番組を放送するが、予算委員会の録音放送では1:00を過ぎてもラジオ第1の国会中継が終了するまで別番組差し替えが続くことになる。2011年度のNHK予算審議は東日本大震災の関連ニュースを優先して放送する都合上、2010年度内に録音中継の放送は行われなかった。年度が替わって決算審議として録音中継が行われた。 テンプレート:Main

  • 2010年2月26日:この日は佐賀発の制作による放送だったが、当日午後「国会中継『衆議院予算委員会集中審議』」の中継生放送に入りきらなかった部分を中継録音放送したため0時台は「深夜便のうた」、「世界の天気」のみの放送。
  • 2010年11月19日:ラジオ第1放送では当日午後「国会中継『参議院予算審議』」の中継生放送に入りきらなかった部分を中継録音放送したため、0:15-1:19を中断。国際放送は0:15-1:19を別番組[70]に差し替えた。
  • 2011年11月15日:ラジオ第1放送では当日午後「国会中継『参議院予算委員会』」の中継生放送に入りきらなかった部分を中継録音放送したため、0:15-1:15を中断。国際放送は0:15-1:15を別番組[71]に差し替えた。
    • 上記2例についてはいずれも国際放送ではFIFAワールドカップやNHK予算審議(衆議院・参議院総務委員会)録音中継放送時の対応とは異なり、1:00になってもFM放送の同時放送には入らず、ラジオ第1放送で国会中継が終わるまで差し替え放送を続けた。国会中継終了後、ラジオ第1放送・国際放送向けに東京・ラジオセンターのニューススタジオにいるニュース担当のアナウンサーが途中飛び乗りのアナウンスを行った。
  • 2012年3月23日:この日は鳥取発の制作による放送だったが、当日午後「国会中継『参議院予算委員会質疑』」の中継生放送に入りきらなかった部分を中継録音放送したため0時台は「世界の天気」のみの放送。

高校野球期間中の「日曜討論」放送に伴う時間調整

毎年3月下旬-4月初め、および8月お盆前後は高校野球全国大会の開催に伴い、本来であれば日曜日午前9時から総合テレビ・ラジオ第1・国際放送(衛星のみ)で同時放送されるべき「日曜討論」が、ラジオ第1では高校野球放送を優先するために生放送ができないため、この場合は日曜日深夜に代替放送される(この場合は「例外」項の事例を除いて、高校野球が雨天中止であった場合も同様の処置を取る。当初予定が準々決勝の翌日の休養日、または準決勝以後であれば通常の放送とする)。

2012年度と2013年度(2014年3月の選抜高校野球大会まで)については、23時台は高校野球期間中も原則として「wktkラヂオ学園」の放送を優先するため、「日曜討論」は24:10(0:10)から開始されるが、FMでは1:00から通常通り放送開始となる。ただ、1:00から「NHKニュース」を通常通り生放送することや、日曜日深夜は局によりラジオ第1かFMのいずれかを停波(休止。ラジオ第1は減力放送も同)することがあり、ラジオ第1での放送休止や減力放送が生じる地域が発生する場合にその放送休止・減力放送実施のアナウンスを放送する場合があることから時間調整のために1:10からではなく1:11から開始する場合(この場合、1:10-11の1分間は休止・減力の地域はその告知、他はフィラー音楽を放送する)もある。またFMが1:00で休止となる地域では「1:10or1:11からラジオ第1でお聞きください」とアナウンスする場合もある。

なお2014年度は「wktk-」が23時までに短縮、「深夜便」も23時10分開始になったが、「深夜便」23時台の「ないとガイド」は通常放送とし、「日曜討論」はこれまで通り24時台に(「深夜便」を放送中断扱いとして)放送する。

例外
  • 2014年3月29日は当初第86回選抜高等学校野球大会が休養日であるため、「日曜討論」と「深夜便」は通常放送の予定だったが、3月26日に予定された第6日のプログラムが雨天中止になり、この日は準々決勝の開催が予定されたため、急きょ(3月30日の)0時台を休止し、1時台からスタートすることに一度は決まっていた。しかし、3月28日に行われた2回戦の1試合が延長15回引き分け再試合となり、日程調整の都合で同日はこの1試合のみを行い、準々決勝がさらに1日順延されることになったため、結果的には当初予定の通常放送に戻された。
  • また同8月10日第96回全国高等学校野球選手権大会(当初予定は第2日)が行われる予定であり、高校野球の試合有無に関係なく「深夜便」は(8月11日)0時台を放送中断扱いとして「日曜討論」を放送する予定になっていたが、台風11号の接近に伴い8月9日(当初の開幕予定日)の段階で開催中止が決まったため、急きょ変更され、「日曜討論」は午後3時30分からの同時放送[72]、また深夜便は休止にする予定だった0時台も含め通常放送としたが、0時台は急きょ穴埋めとして「あすへのことば・小説家として40年~新作に挑む・片岡義男」(初回放送2014年7月13日=12日深夜4時台)を再放送することになった。[73]

12月31日深夜から1月1日未明の放送について

  • 平年、12月31日から1月1日にかけての深夜便の放送はNHK紅白歌合戦ゆく年くる年の放送の関係もあり、1月1日午前1時から放送がスタート[74]し、まれに6時まで延長する年もある。番組開始当初は年によって深夜便の放送がなかったこともあった。また年末の数日間、FM放送では「バイロイト音楽祭」の録音実況を送る特番があるため、午前2時台以後から放送する場合もある。また2005年12月31日-2006年1月1日放送のように、FM独自の年越し特番でFMだけ休止となったことがあった。
  • 12月31日が金曜日であった場合でも原則として東京発となる。

年末年始の編成

概ね12月28-30日前後は、23時台の「日本列島くらしのたより」と0時台の「ワールドネットワーク」の時間を拡大し、年末の国内外の風習・話題を各日につき2件結んで放送する。

12月31日深夜~1月3日は午前2時(12月31日深夜は3時)まで特別編成を行う。主として、23・0時台(12月31日深夜は1・2時台)は各界著名人をゲストに迎えての新春インタビュー、1時台(1月1-3日深夜)は「新春の話芸」(放送開始当初は「新春寄席」)と題して、落語・漫才・浪曲・講談の口座を放送している。

その他補足

  • 国際放送の差し替え番組の例として2010 FIFAワールドカップが22:50からの場合は22:50-23:00に『名曲スケッチ』、23:00-23:40に『にっぽんのうた 世界の歌』、23:40-0:00に『弾き語りフォーユー』、0:00-0:50に『インストルメンタルジャーニー』(FM放送と同時刻の場合は国内同時放送)、0:50-0:55に『みんなのうた』、0:55-1:00に「海外安全情報」を放送。深夜便放送終了後もラジオ第1放送で中継が続いているときは中継が終了するまで同様の措置がとられる。
  • 当番組放送中の2008年4月28日の午前2時32分に沖縄県宮古島近海を震源とする地震が発生し、初めて緊急地震速報がラジオ第1・FMともに通常放送を強制中断して流れた[75]

スポーツ国際大会の特記

  • 近代オリンピックについては、東京のスタジオの案内役のアナウンサーと、現地にいるアナウンサーをつないで放送する[76]
  • FIFAワールドカップ2002日韓大会は除く)については、現地からアナウンサーが解説を担当するテレビとは違い、現地で製作された国際映像を基として東京のラジオセンター131スタジオ(2010年7月11-12日は131スタジオで参議院選挙の開票速報として使用する関係上、132スタジオに変更)で案内役のアナウンサー・解説者が試合の模様を触れるカラ出張である[77]
  • 2008年8月開催の「北京オリンピック」では、オリンピック終了後も地域によってはさらに1週間にわたってラジオ第1放送の大掛かりなメンテナンスのため深夜放送休止の地域[78]があり、該当する地域では3週間もの変則的な状況が続くこととなった。
    • なお、2008年8月14日の放送は、「北京オリンピック」の野球「日本対台湾」戦の中継が延びた(降雨による試合時間が1時間遅延もあったため)ことにより『NHKジャーナル』が翌15日0:20-1:15の放送になったため、ラジオ第1では1:15から放送。FM放送では、通常通り1:00から放送。

ラジオ・テレビ同時放送

深夜便の内容をテレビで放送する試みが行われている。いずれもテレビとの同時放送が始まるとテーマ曲「 The Chance You Take 」が流れる。

  • 2004年11月6日の地震・台風災害関連特番(前述
  • 2005年3月20日-21日深夜(21日-22日未明)「NHK80周年・深夜便15周年記念深夜便スペシャル」(0時台から1時台にかけて)
    同番組は3月19日から3日間に渡って行われたが、編成の関係上19日はラジオ第1のみで行われた。
  1. 3月19日 「だから深夜ラジオは面白い 深夜ラジオの魅力」
    宇田川清江(司会)、下重暁子(作家)、五木寛之(作家)、三上寛(歌手)
  2. 3月20日 「ビッグパーソナリティー・深夜の開放者たち」
    明石勇(司会)、宇田川清江(司会)、愛川欽也(俳優)、落合恵子(作家 元文化放送アナウンサー)、斉藤安弘ニッポン放送アナウンサー、オールナイトニッポンエバーグリーンパーソナリティー)
    海賊船拉致事件人質解放の臨時ニュースが入り、テレビではこのニュースの為に一時中断。
  3. 3月21日 「シンガーソングライターの時代」
    遠藤ふき子(司会)、古屋和雄(司会)、谷村新司南こうせつ坂崎幸之助中島みゆき(コメントゲスト、録音出演)
  • 12月25日深夜(26日午前)「テレビ深夜便」午前2時から1時間、BS-hiで同時放送(2時のNHKニュースではBS-hiは渋谷駅前の中継映像を放送。音声はラジオと同時)
  • 2006年4月 「眠れないあなたへ ラジオ深夜便から」
    月2・3回の日曜深夜(月曜日0:00-1:00)に「地球特派員2006」と原則隔週交互での定時放送がおこなわれた。内容はラジオセンター132スタジオの内部(132スタジオの窓越しにはニューススタジオの内部も見える)と副調整室の様子(副調整室に2台カメラを設置)それに全国各地の天気カメラの映像や風景(観光名所の映像の一部は、放送直前に収録したものもあり)などを交えて放送された。なお、ラジオ第1放送が一部地域での気象警報・交通情報および選挙開票速報による番組中断でもBS-hiでは全国規模の場合を除き一切中断なしで通常通り132スタジオからの音声が流れた。0:00の時報後、過去に2回選挙開票速報のニュースがあったため、番組開始までの間の15分間、1回は天気カメラの映像と音楽をはさんで放送。もう1回は別番組に差し替えていた。2006年12月24日深夜(25日未明)の放送を最後に終了となった。
  • 2006年7月24日深夜(25日未明 0:40-2:00)、女性のうつ病を考えると題した特別番組として国井雅比古アンカーと迎康子アンカーの司会、ゲストに吉永みち子(作家)、加茂登志子(東京女子医科大学)、山口律子(うつ病患者の支援団体代表者)を交えた座談会を教育テレビと同時放送(FMは1:10から)。
  • 2013年3月31日深夜(4月1日未明 2:05過ぎ―約20分程度) 総合テレビのおやすみ日本 眠いいね!とのコラボレーション。同番組司会の宮藤官九郎が深夜便のスタジオを訪れ、当日のアンカー・明石勇と対談。4月1日開始の「あまちゃん」についても宣伝した。宮藤とともに「おやすみ日本」に出演していた、又吉直樹生田斗真遠藤賢司もスタジオを訪ね、「深夜便」に出演した。

派生番組

ラジオ

  • 2009年12月5日13:00-14:00、FM放送で『中島みゆきのラジオ昼間便(なかじまみゆきのらじおひるまびん)』を放送。深夜便リスナーという歌手の中島みゆきとアンカーの葛西聖司がトークを繰り広げた。
  • 2010年11月21日13:05-15:55で、『ラジオ昼間便』を放送(国際放送は13:15から)。深夜便の雰囲気をそのまま昼間に持ち込んで展開するもので、柴田アンカーが進行役を勤めた。ゲストとして深夜便ファンの著名人を代表して谷村新司天野祐吉後藤邑子の3人が出演し、深夜便の魅力やラジオの持つ豊かさについて語り合った。
  • 2013年5月に午前10:05頃―11:50に「ラジオ音楽便」と銘打って、「ロマンチックコンサート」を題材にしてクラシック音楽の特集を行った(アンカーは川野・森田の両名 ゲスト・グッチ祐三)。普段はリクエスト曲の募集はしていないが、この特別番組については特例でリクエスト曲を募集していた。2013年8月24日9:05頃-10:55にも、「にっぽんの歌こころの歌」のリクエスト大会を同様に開催する(アンカーは松本・須磨の両名 ゲスト・ささきいさお
    • この企画をもととして、2014年4月5日から土曜日の23・0時台に「大人のリクエストアワー」のコーナーが発足した。

テレビ

  • 1999年頃、NHK教育テレビジョンETV特集』などで深夜便を題材にした特集が3日間放送された。
  • 2010年、深夜便20周年記念として「真夜中のきずなを求めて 200万人の深夜便リスナー」と題されたテレビ特番があった。これは深夜便に影響を持ったリスナーや、中川翔子(タレント・女優)、秋元康(プロデューサー)、辻井いつ子辻井伸行実母)らのインタビューを放送した。ナレーターは柴田アンカー。
同年5月2日(再放映5日)に30分版で放送された後、5月29日(再放送6月2日)に新たにアンカーインタビューや生放送の舞台裏を収録した45分版が放送された。

地方発深夜便

  • 1990年~91年の試験放送の時代から数回地方発の放送が実施されたが、本格的には1995年から実施されている。内容も、通常の放送とは一味違う構成となっている。
  • 年末年始など一部を除いた原則として金曜日の実施で、毎月1~3週目は関西発大阪放送局製作)、4、5週目は東京、大阪以外の各地方放送局が製作するラジオ深夜便を放送する。年末年始など一部例外的に東京発となるときがある。ちなみに1998年度は大阪発が1・3・5週目、それ以外が2・4週目の担当だった。東海地方の放送が5週ある月だった事が多かった(現在テンプレート:いつは東海地方も東京、大阪以外の各地域と同様の頻度)。
  • 関東地方の東京以外からの地方発ラジオ深夜便はそれぞれの放送局からではなく、通常の東京発と同じくラジオセンター132スタジオから放送される事が殆どである。関西地方の場合でも大津発(2009年5月、その前も同様(2000年代前半から中頃))・奈良発(2006年11月)などを大阪のスタジオから放送したこともあった。それ以外はほとんどはそれぞれの特集の舞台となる都道府県の放送局から放送される。
  • 地方発が放送される場合、事前にその土地土地にちなんだお便りの募集告知が流れる。また、関西発を除いては、直近にその地方で行われた「深夜便のつどい」の模様が放送される場合が多い。なお「地方発深夜便」の観覧募集のお知らせは、担当する放送局の総合テレビやラジオ第1のローカル枠で流れる。
  • 中国地方では、2007年2月23日深夜に「広島発・中国地方ラジオ深夜便」を全国ネットではなく中国ブロックネットで放送した。アンカーは清川徹アナウンサーが担当した。
  • 基本的には第4・5金曜が地方発に充てられるが、2012年以後の3月10-11日にかけての「東日本大震災」発生日(3月11日)にちなんだ特集(2012年は「仙台発」、2013年は「福島発」、2014年は「東北地方[79]発」として放送した)など、例外として他の曜日や、金曜日でも第3週に放送された番組もある。

海外発深夜便

これまでも、「ワールドネットワーク」で部分的に海外からの中継はあったが、2011年5月18日5月19日の放送はブラジルサンパウロとの中継を結びながら送る史上初の「全編海外発」となる「ブラジル発深夜便」として放送された(現地放送局のスタジオを貸切の上で放送。毎正時のニュース・全国一斉放送の地震情報のみ従来どおり東京・ラジオセンターから放送)。日本との時差は12時間あり、現地では昼間の時間帯であった。

この番組では現地進行役に明石勇を派遣し、全編を通してブラジルについての話題、日本とブラジルとの国交や移民100周年を超えた日系人文化について、ブラジルにゆかりのある日本人へのインタビューを交えて紹介。またブラジルの文化・芸術や日系人のリスナーからリクエストを募る日本の歌特集などを紹介した(リスナーからリクエストを募る「日本の歌・こころの歌」の特集は公開生放送で行なわれた)。このため、一部のコーナーが休止や前後の日への振り替えとなっている。

関連書籍・雑誌等

  • 番組機関紙「ラジオ深夜便」がNHKサービスセンターから毎月発行されている。同誌は1996年に会員制(定期購読専用)の季刊にて創刊し、1998年から一般の書店でも隔月刊で販売されるようになり、2003年からは月刊となった。アンカーコーナー、サンデートーク、深夜便こころの時代の紙上再録と、アンカーエッセー、お便りなどで構成されている。アンカーエッセーは現在奇数月号は奇数週、偶数月号は偶数週に担当するアンカーのコラムを載せている。
  • 番組の最後・5時前に放送される「今日の誕生日の花」のコーナーも毎年10月ごろにNHKサービスセンターから「誕生日の花・カレンダー」と題して出版される。当初この誕生日の花のコーナーは1990年の国際花と緑の博覧会(花の万博)の開催記念に制定されたものだったが、その後一部変更して特に誕生日の祝いにふさわしくない花言葉などを削除して、番組独自に再編成した誕生日の花を設定したという。
  • アンカーコーナーも一部書籍化されている。
  • 2005年の放送15周年を記念して書籍「ラジオ深夜便完全読本」[80]がNHKサービスセンターから発刊された。同書は歴代深夜便アンカーの現況や、4時台「深夜便こころの時代」の全放送リストなどを掲載している(2006年度-2011年度版も「深夜便年鑑」、2012・13年度は「深夜便ファンブック」として発行。連日放送されているヘビーローテーション曲のコーナー・「深夜便の歌」の楽曲の楽譜・CDが特典に付いている。2014年は「深夜便うた読本」と題し「深夜便の歌」「ロマンチックコンサート」「日本のうた・こころのうた」などの音楽に特化したもので発行)。
  • また自らのアンカー経験をつづった「眠れぬ夜のラジオ深夜便」[81]という本を宇田川が著している。また、2010年に宇田川が勇退するに当たり、業績を称えて番組機関紙から「深夜便読本・宇田川清江特集号」が発行された。
  • また、2006年-2010年の4年間にわたって放送された月1回のシリーズインタビュー「五木寛之のわが人生の歌語り」をまとめた書籍が角川書店より、CDがコロムビアミュージックエンタテインメントから発行されている。(第1巻「昭和の哀歓」、第2巻「昭和の青春」)
  • その他の書籍(特記がないものは、NHKサービスセンター・ステラMOOK)には次がある
    • 「こころの時代」 2007年-2009年に季刊として10号発売され、「あすへのことば」にリニューアルする2010年には「特選集」と題して上下2巻で発売された
    • 「季語で日本語を旅する~保存版「ラジオ歳時記」」(2006年)、「季語で日本語を旅する 総集編」(2010年) 機関紙に連載している俳人・鷹羽狩行の俳句コーナーの書籍化
    • 「ラジオ深夜便 珠玉のことば ~深夜便からの100のメッセージ~」(2010年) 深夜便放送20年にわたる数多くのインタビューの中から、100人の有名人のコメントを集めた名言集
    • 「ラジオ深夜便 こころのエッセー」(2011年) 深夜便の放送開始15周年と機関紙発行10周年を記念して2006年から募集を開始した「深夜便こころのエッセーコンクール」。毎回リスナーのこれまでの経験や日常の体験を描いた暖かいエッセーが寄せられたが、その第5回募集(2010年)を記念して刊行された。同書では第4回までに発表された作品から入選作43作品をとりあげている
    • 「あすへのことば・特選集」(2011年) 「あすへのことば」で放送されたインタビューの中から抜粋して収録したもの
    • 「誕生日の花ときょうの一句」(第1集・2010年、第2集・2011年) 番組の終わりに放送される「その日の誕生日の花と花言葉・きょうの一句」を放送年度ごとにまとめたもの
    • 「ないとエッセー」(2012年) ないとエッセーで放送され特に好評を得たエピソードをまとめて書籍化。
    • 「よく遊びよく遊べ 隠居大学」(2011年 朝日新聞出版
    • 「隠居大学第1・2集」(2012年)
    ※同名コーナーの書籍化で、2011年刊は2010年度、2012年刊は2011年度の対談をまとめている
    • 「女優が語る私の人生」(2013年) 2009-11年度に放送されたインタビューシリーズの書籍化
  • iTunes Music Storeのオーディオブックから、いくつかの番組が購入可能である。

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

テンプレート:前後番組
  1. 実公式には23:55-24:00(一時期23:50-24:00)に最終版のNHKニュースを放送してから、24時に放送終了の音楽として君が代(国歌)演奏、オルゴールによるインターバル・シグナルを流して終了していた。
  2. 2.0 2.1 2.2 なお、「ラジオ深夜便年鑑2010」(NHKサービスセンター刊)に書かれている年表では「1995年4月より定時放送化」と掲載されている他、1994年度までのNHK番組表においても、23時台のみが定時放送として扱われ、0時から5時の時間帯に「随時ラジオ深夜便を編成」という件が書かれてあった。
  3. 当時は午前1時-5時に深夜便を放送し、5時の時報とともに一旦放送終了・6時まで休止にした。ただし5時終了時の国歌演奏はなく、時報を放送した後はそのまま各局IDアナウンスをして停波した。
  4. ただし、年数回の大掛かりなメンテナンスを実施する場合は24時で放送終了とし、国際放送を除くテレビ・ラジオ全ての電波を停止した。
  5. 当時は春季・秋季の一定期間、放送衛星が発生し、太陽電池が減ってしまうことから、衛星放送も深夜放送を休止したことがあった。またまれにBSアナログ放送だけ通常放送で地上系放送波のみ休止のときもあった。
  6. 土曜日は『青春リアルスピンオフ・君の思いを受け止めた』が3月11日深夜(3月12日未明)で終了するため。金曜日は「岡田惠和 今宵、ロックバーで〜ドラマな人々の音楽談義〜」のラジオ第1・最終月曜日(3月26日)の放送が休止であり、それにあわせて3月30日のFMでの再放送(別番組を組むNHK広島放送局は除く 広島では4月6日も別番組のため、通年での1時開始は4月13日深夜から)も休止となるため。
  7. テンプレート:Cite web
  8. 試験的に実施された1990年の第1回のシリーズでは、特にゴールデンウィークの帰省シーズンであったことを踏まえ、高速道路を中心とした道路交通情報を九段にある日本道路交通情報センター(JATIC)本部だけでなく、JATIC、及び日本自動車連盟(JAF)の主要都市にある基幹支部ともつないで中継を行った。現在でも大規模な帰省シーズン中はJATIC本部からの中継は行われている。また2009年9月までは通常日でも、JATIC提供の交通情報の原稿をアンカーがアナウンスするコーナーが2時半ごろに行われていた
  9. 9.0 9.1 番組後のミニ番組も含めて扱っているため、実際の放送時刻と異なる
  10. この番組との関連性はないが、日本放送労働組合は1995年11月下旬に、終夜放送の増加に伴う労働強化に反対して、24時間ストライキを決行した事例がある。
  11. 出典NHKサービスセンター「深夜便・よくある質問」
  12. アンカー就任から、2012年3月までは第2週のみ担当していたが、2011年度まで第1・3週を担当していた西橋正泰勇退に伴い、2012年度より担当することに伴うもの。
  13. 2012年3月まで担当した中村アンカーが4月から第1・3週を担当することに伴うもの。
  14. ただし、大阪以外の近畿、東京以外の関東の各都府県を取り上げる場合に大阪・東京のスタジオから放送する場合あり。
  15. 2011年6月までは第2・第4日曜日を担当していたが、2010年4月から奇数日曜日を担当していた徳田が急遽NHKのど自慢の司会に復帰した都合上により、2011年7月10日以降同月いっぱいは明石が毎週日曜を担当。8月からは第1・3・5日曜日を担当し、担当のない第2・4日曜日もラジオのニュースを担当。
  16. 2011年6月までは第2・第4日曜日を担当した明石アンカーが8月から第1・3・5日曜日を担当することに伴うもの。2011年7月10日から7月31日までは明石が毎週日曜を担当した。
  17. 定年、及び嘱託期間終了で実質完全にフリーアナの身分となるため。
  18. 出典・ラジオ深夜便ファンブック2013
  19. 2014年6月10日の放送をもって静岡局への異動により退任。
  20. 2010年
  21. FMでのステレオ放送は年1回程度、回線テストのためモノラル放送となる場合があった。この場合、当日の番組内で事前告知を行なっていた。これは当時PCMデジタル回線を使用していたが、現在はラジオ・FM共用の光回線で運用しているためこのテストは行なわれていない。
  22. 22.0 22.1 オリンピック(2008年北京大会と2010年のバンクーバー大会では一部時間帯で同時放送を実施した事例がある)やサッカーワールドカップなどのスポーツ中継および年度末に行われるNHK予算審議(衆議院・参議院総務委員会)の中継録音放送、内閣組閣に伴う新閣僚記者会見、あるいは日中の放送ができなかった国会中継の録画・録音による放送など。詳細は#放送休止・変更の節を参照。
  23. それ以外では選挙開票速報の特別番組で2時前、4時前、5時前に行なわれるのみである。但し、2011年3月11日に発生した東日本大震災の特設ニュース以降4月4日まで日本語放送の周波数告知案内は本番組に限らず、すべての時間帯で割愛されていた
  24. 24.0 24.1 24.2 24.3 24.4 24.5 毎月第1週はミッドナイトトークに差し替えにより休止。
  25. NHK嘱託アナウンサー時代から担当。現在テンプレート:いつはフリーであるためアナウンサーの肩書きは外され「松平定知さんです」と紹介される。
  26. 26.0 26.1 一部のアンカー(遠藤、柴田ら)によっては0(1)時台に「深夜便のうたがある」旨をアナウンスするが、3時台はその旨の説明がない。ただし、関西発については0時台・3時台ともある旨を説明した上で、その時間放送の楽曲とアーチストの紹介がある。
  27. 明石勇アンカーは、午前3時台冒頭で3時頃に起床した聴取者に向け「おはようございます」と挨拶する。
  28. 4時の時報前には「NHKの番組は視聴者・リスナーからの受信料で作られている」という旨の迎康子アンカーによるBGMつきナレーションが流れる。かつては室町澄子元アンカーによるナレーションだった。関西発および地方発の場合は、このナレーションはBGMなしで、番組を担当するアンカーが言うことになっている(ただし、2009年1月の地方発では東京発と同じく迎康子アンカーによるBGMつきナレーションが流れたことがあった)。
  29. 関西発の場合、午前4時台冒頭の日付と時刻の案内で、「200×年、×月×日、午前4時×分です」と年から案内する。
  30. アンカーによってエンディングのタイミングが微妙に違い、放送ぎりぎりまでコメントするアンカーもいれば残り2分を残して終わるアンカー(主に減力放送終了の告知が流れる場合)もある。宮川泰夫アンカーは誕生日の花の紹介の後、花言葉や誕生日の花にちなんだ曲や、宮川自身が連想する曲を1曲流す。
  31. 2005年度は短歌作家(歌人)鳥海昭子が製作した誕生日の花にちなんだ短歌を発表した。鳥海は同年10月9日に心不全で死去(享年76)したが、遺族の了解により2006年3月(2005年度末)まで引き続いて誕生日の花の短歌を発表することを継続。2006年3月31日午前4時台の放送をもって終了した。
  32. 振り込め詐欺の啓発告知はNHKのテレビ・ラジオ共通の啓発告知として2008年度から行われており、ラジオ第1放送の各番組内で放送している。
  33. (4:05)月1回日曜深夜(最終月曜)明け方頃に開始。各界の著名人をゲストに迎えてトークする。ただし、このコーナーは録音である。2013年10月に天野が死去したため、実質同11月放送の番組をもって終了(以後は傑作選を放送)
  34. 2013年3月まではその週に担当しない深夜便のアンカーは主に23時台のニュースに出演していた
  35. 35.0 35.1 35.2 震度6強を観測した地震についてはNHKのテレビ・ラジオ(国際放送を含む)すべての放送が中断され、一斉にニュースセンターから放送する。深夜便も放送が中断される。
  36. 2008年度以後は若者向け番組を優先するため、2008-11年度は23時台、2012年度は月曜日0時台に振り替え。
  37. チリ地震による津波警報により、23:15から『日曜討論』0:15のニュースに続き0:25から放送開始。国際放送では『日曜討論』を総合テレビ、NHKワールド・プレミアムと同時放送で23:00から0:00に放送、0:15までフィラー音楽で空白時間帯を穴埋め。23時台の「自然に親しむ・みなみらんぼう」は3月29日午前1時台に放送日時が変更された。
  38. ラジオ第1放送は23:55-0:54.30まで中断。国際放送は1時台に『日曜討論』を定時放送するため23:55-2:00を中断。
  39. 最近では2012年3月19日未明の富山局がこれに該当する。
  40. 最近までは女性契約キャスターが担当することが多かった。
  41. 広島以外ではこの当時「岡田惠和 今宵、ロックバーで〜ドラマな人々の音楽談義〜」の再放送が行われていた(当時は初回放送がラジオ第1放送火曜日21時5分ごろから21時55分ごろで、最終火曜日が休止であった。FMはそれに合わせる形で当該週の放送がない時は再放送を休止して「ラジオ深夜便」を1時から放送していた)。
  42. 3月11日の関西発ラジオ深夜便で放送を予定していた「ないとエッセー」などの各種コーナーは、4月1日の関西発ラジオ深夜便で放送された。この関係で4月1日の関西発深夜便は「日本列島暮らしの便り」と「列島今日の動き」が休止となった。
  43. 競技中継実施のため、開催期間中の1時台、4時台の放送を休止。
  44. 当時は中山手の局舎が被災したため神戸ハーバーランドに移転していた。
  45. その後も2001年ごろまで1月16日、または17日を神戸発としたことがあった。
  46. この日は1時台の途中まで放送した後に、それ以後の番組を休止してその報道に充てた。
  47. この時は13日午前0時台途中まで放送した後に、それ以後の番組を休止してその報道に充てた。
  48. 48.0 48.1 競技中継実施のため開催期間中の一部時間帯を休止したが、オリンピック中継はラジオ第1放送のみで放送された。FM放送はトリノオリンピック期間中でも通常通りの編成で放送された。NHKワールド・ラジオ日本は日本時間午後11時台・午前0時台にオリンピック中継が行われる当該時間帯は国際放送独自編成の一般番組(みんなのうた、のこしたいふるさとの言葉、海外安全情報など)に差し替えとなった。午前4時台について(この時間帯はシンガポール中継の大洋州地域向けのみ)はFM放送で通常通り放送される関係からそのまま「深夜便」が放送された。
  49. この日は秋田局の制作による放送だったが、30日午前4時前より人質の遺体が発見されたことによる緊急会見があったため、4時台はこの関連ニュースにあて、当初予定されていた深夜便の集いからの録音放送が中止された。なおこの日予定されていた録音放送は、11月30日の午前1時台に日時を改めて放送された。
  50. FM放送で29日午前1時から放送、この特集番組は12月25-28日の16:30-18:00に全国放送されたものであるが、ローカル編成の関係上、関西地方向けは28日以外別編成を組んだためによる代替。
  51. 緊急地震速報も同時に発表。国内向け放送だけでなくラジオ第1放送の同時放送を行っていた短波国際放送のNHKワールド・ラジオ日本にも流れた。
  52. 16日のラジオ第1放送は一部地域で放送設備の点検・整備による放送休止のため1:00まで1時間のみの放送だった。
  53. ただし、国際放送は一部の日程ではオリンピック中継を放送せず、FMと同時にそのまま深夜便を同時放送した日もある。
  54. 一部地域では放送設備の点検・整備のため中継録音放送後は放送休止。
  55. 23時台後半は『エターナルサウンズ』、「海外安全情報」。0時台はニュース(前日23:15-23:25放送分の再放送)『インストルメンタルジャーニー』。1時台は定時の国際放送独自編成で『日曜討論』を放送。
  56. 当初第1回の放送は10月4日に予定されていたが、当日の22時台に発生した宮古島近海の地震で津波注意報が発令されFM放送も臨時ニュースに差し替えられた(『ミュージックライン』の生放送が中途終了となった)。このため青春アドベンチャーは翌5日から1日遅れで進行、最終回放送予定の15日に2回分をまとめて放送した。なお後番組の『ワールドロックナウ』『インストルメンタル・ジャーニー』は15分遅れで放送され、1:05から『音の風景』を放送した。
  57. 国内向け放送だけでなくラジオ第1放送の同時放送を行っていた国際放送のNHKワールド・ラジオ日本(短波・衛星ラジオとも日本語放送のみ)にも流れた。
  58. 国内向け・海外向けのラジオ放送ではテレビの放送だけでなくラジオセンターのニューススタジオからの放送も随時挿入された。
  59. なお、深夜便の所定の放送終了時刻となった5:00を過ぎても続けられ、国内向け・海外向けのラジオ放送ではそのままラジオセンターのニューススタジオから津波に関する臨時ニュースの放送を中心に5:55まで放送。なお、ラジオ第2放送では最初は津波警報発令のため4言語の外国語による津波警報を流していたが、すべての地域が津波注意報に変わってからは4:30まで他のラジオ放送波と同時に日本語での津波関連のニュースが放送された。
  60. なお、「列島きょうの動き」は他コーナーが通常編成に戻った後も4月24日まで休止された。
  61. 2011年3月14日放送で葛西アンカーが発言。
  62. その後、2011年9月1日から既述の「NHKネットラジオ らじる★らじる」が始まり、常時当番組をインターネット経由で聴くことができるようになった。
  63. 3月14日担当の葛西(この日が最後の担当だった)、15日担当の須磨両アンカーは23:30にFM放送のリスナー向けに改めて挨拶し、既にラジオ第1放送で流れていたトークの内容を紹介してから番組を進行した。
  64. 26日は27日未明の1:00-1:45に「NHKのど自慢」の再放送があったほかはすべて本番組を同時放送
  65. ラジオ深夜便の集いリポート(長崎県大村市)
  66. その際、夜勤のニュース担当アナウンサーが告知を伝えた。
  67. 都合により放送出来なかった青春アドベンチャー『新・動物園物語(名古屋局制作)』を2話分(第9回と最終回)放送したため。本来当初第3回の放送は2月6日に予定されていたが、当日の午後に発生したソロモン諸島沖での地震で津波注意報が発令されFM放送も臨時ニュースが挿入されたため、『新・動物園物語』の放送も途中で途切れたりした。このため7日に第3話をあらためて再放送したうえで、以後は1日ずつ延期して進行し、最終回放送予定の15日に2回分をまとめて放送した。なお後番組の『ワールドロックナウ』『とことん○○ -同名異曲 い〜曲いっぱい!-』は15分遅れで放送され、1:05から『ミチの調べ』を放送した。
  68. 司会・早瀬雄一、コメンテーター・増田明美刈屋富士雄
  69. この日は台風第27号に関連する情報を放送するため、0時以後は毎時00分のニュースを10-15分程度放送するほか、毎時30分からも5分程度台風関係のニュースを伝えることにしており、2時10分ごろから名古屋発を再開する予定だったが、津波注意報発令中は断続的にニュースを伝えた。当日は総合テレビジョンも2:40までは一部台風情報の挿入や予定番組の一部を変更しながら定時番組を放送し、2:40-5:00までは台風情報(スタジオからの情報と、合間に進路図・アメダスの静止画)を放送するとしていたが、2:10から放送されていたワールドシリーズハイライト(第2戦)を途中でそのまま打ち切り、地震と台風関連のニュースをスタジオから断続的に放送した。
  70. 2010年11月19日(日付では20日未明)の国際放送では、0:15-0:55は「にっぽんのうた 世界の歌」(FM)、0:55-1:00は「みんなのうた」、1:00-1:15「エターナルサウンズ」(デジタルラジオ実用化試験放送)、1:15-1:19は時間調整のためのフィラー音楽
  71. 2011年11月15日(日付では16日未明)の国際放送では、0:15-0:55は「にっぽんのうた 世界の歌」(FM)、0:55-1:15は「弾き語りフォーユー」(FM)
  72. 当初は午前9時からの予定だったが、台風情報放送のため、午後2時→3時30分と2度延期された(なお公式サイトでは午後4時開始とする予定の記述もあった)
  73. 高橋アンカーからは特に「日曜討論」の放送変更についての注意・説明はされなかった。また当日の番組表では変更が反映されておらず、0時台は「日曜討論・録音再生 0:10-1:11(WN=ワールドネットワーク、オトナの教養講座は休止です)(<列島きょうの>動き・<深夜便の>歌・世界の天気休止)」と書かれている
  74. なお通常は内包される1時のNHKニュースは、24時台の分と統合する形で24:45-1:00(うち、24:55からはローカルニュース)に送るので、ニュースを流さないで1時の時報と同時にスタートする。ただし、2011年12月31日~2012年1月1日にかけての分は、1時から10分間のニュースを内包し、それが終わってから本編となった。
  75. FMは放送休止の地域が一部あった。
  76. 夏季オリンピックジャパンコンソーシアム共同制作のもの。冬季オリンピックはNHK独占放送のため、東京のラジオセンター131スタジオと現地のアナウンサーの会話がある。
  77. 2010南アフリカ大会開幕戦の「南アフリカメキシコ」の冒頭で、NHKラジオ第1放送の解説・案内を担当した吉松欣史のコメントより。
  78. 札幌名古屋などは1週間連続で深夜放送休止となる。
  79. 仙台発ではない
  80. NHKサービスセンター編纂 『ラジオ深夜便完全読本―ふれあいと感動の15年』 NHKサービスセンター、ISBN 978-4871080637
  81. 宇田川清江 『眠れぬ夜のラジオ深夜便』 新潮社〈新潮新書〉、2004年 ISBN 978-4106100642