勝俣州和

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テンプレート:Infobox お笑い芸人 勝俣 州和(かつまた くにかず、1965年3月12日 - )は、日本お笑いタレント俳優、元アイドルである。愛称はかっちゃん。

宮城県仙台市生まれ[1]静岡県御殿場市育ち。融合事務所所属。日本大学三島高等学校日本大学文理学部国文学科中退。血液型O型。7人兄弟の長男。2児(1男1女)の父。

来歴

劇男一世風靡一世風靡セピアの母体)を経て、日本テレビの『欽きらリン530!!』のオーディションで萩本欽一に見出され同番組にレギュラー出演、欽ちゃんファミリーの一員として活動する。同番組にてアイドルグループ『CHA-CHA』が結成され、その後冠番組CHA-CHAワールド』への出演や、音楽番組に出演するなどアイドルとしても活動。1990年頃までは俳優として活動する機会も多かった。『CHA-CHA』解散後の1992年には堀部圭亮と共にお笑いユニット『K2』を結成し、以降は『笑っていいとも!』、『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』などのバラエティ番組を中心に活動している。また、クイズ系番組へのゲスト出演も多く、2000年12月から2005年3月までBS-iで放送した『TIME OVER』では芸能人ナンバーワンを獲得している。

私生活では独身時代が長かったこともあり、テレビ番組『ウリナリ!!』の企画ユニット『もてないブラザーズ』として、内村光良と共に「もてないキャラ」として取り上げられた時期もあったが、2002年10月4日結婚2004年10月25日には長女が誕生し、このキャラクターは卒業した。更に2009年3月22日アッコにおまかせ!の生放送中に長男が誕生したことを発表した。

欽ちゃんファミリーであることから誤解されがちだが、浅井企画及び関連事務所には所属していない(CHA-CHAのマネージメントは浅井企画が行っていたが、当時浅井企画に所属していたメンバーは西尾拓美と松原桃太郎の2人だけであった)。

人物

「シャー!!!」と気合を入れて司会者などにうざがられる姿が印象的だが、とんねるず曰く「勝俣はチキン野郎」のため様々な番組にて情けない姿をさらしている(主に『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』の「闘牛」、『ウリナリ』での「ドーバー海峡横断部脱退」、『アッコにおまかせ!』での「ジェットコースター」や「バンジージャンプ」など)。新企画専門レギュラーとして出演している『「ぷっ」すま』の名企画「ビビリ王決定戦」においては過剰なリアクション芸をしている上に、収録スタート前からビビリ度(心拍数)が限界点に達しているという、弱気な面ものぞかせている。また、閉所恐怖症でもある。

テレビでは司会者を遮って番組を仕切り始めることがたまにある。また、興奮してくると言動がオーバーになるため、共演者にたしなめられる事がままある。共演者に容赦ない罵声やダメ出しを行う事があり、視聴者の反感を買うこともしばしばある。本心からか計算かはともかく、言動が極めてストレートで、番組中すごいと思ったら「すげー!!」と叫び、うまいと思ったら「うめー!!」と叫び、おもしろいと思ったら「おもしれー!!」と叫び、理解不能だと思ったら「なんだそれー!?」と叫ぶテンプレート:要出典。また有野晋哉の結婚報告の際には、有野以上に興奮し祝福した。

テレビ番組には年中、七分丈ズボンを履いて出演することで知られる。共演者によくネタにされており、自身もそれをネタにしている。

番組での登場時に「シャー!」と言うのは、台本に書いてあるからで、自発的に言う事は無い。[2]

芸能界における人脈

ゲストとしても多数のバラエティー番組に出演。出川哲朗山崎邦正ふかわりょうなどと同様、共演者を選ばない名バイプレイヤーとして活躍している。和田アキ子に「意見」出来る数少なく貴重な存在で、『アッコにおまかせ!』の生放送中に「歌手なんだから、タバコやめなよ!」と端的かつ的確な忠告を投げかけて諌めたところ、和田が思わず「勝俣な、今の言葉聞いて私ホンマに涙出そうになったわ」と言ったエピソードもある。

あぶない刑事』(第27話・「魔性」)で共演した、柴田恭兵は高校、大学の先輩である。10代の頃から柴田に憧れており、『俺も柴田恭兵になりたい!』という理由で柴田が卒業した高校を受験し合格した。受験日には柴田の自叙伝「熱風」を持って受験したと語っている[3](ただし、親交があるかは不明)。この放送が勝俣のTV初出演。勝俣は別れた恋人に執着するストーカー役で、元恋人を乗用車の助手席に強制連行し無理心中しようとするシーンでは狂乱する迫真の演技を見せた。その後勝俣はアイドルとしてブレイクしたが、この回の再放送時には女性ファンからこの役は大不評だったと語っている。

本木雅弘に似ていると言われ、自分のルックスには自信を持っていたが、実際に本木に会ったらあまりの格好良さとオーラに「調子に乗っていた自分が恥ずかしい」としょげてしまったことがある。

趣味など

嫌いな食べ物はドリアンバナナヤギチーズ、ユッケジャンスープ。

バナナが嫌いなのは、子供の頃、7人兄弟が故にバナナを机の引き出しに入れてこっそり食べようと画策し、夜中になって食べてみたら、何故か口の中で異物を食べたような食感がした為、奇妙に思い明かりを灯すと、大量のショウジョウバエが群がっていた、という体験をし、トラウマになった事に因る。

とんねるずのみなさんのおかげでした』の食わず嫌い王決定戦において、嫌いな食べ物としてバナナが出てきた時に、食べる前は上機嫌に振舞っていたのだが、一口食べた瞬間に顔色が青くなり、のたうちまわりながら意味不明な言葉を連発、その場の全員が確信を持ち、さらには味方である木梨憲武が、筆入れの際に(勝俣に対して)「バナナ」と出すなど、かなりのハプニングとなった。同番組でドリアンがでた時は試合前から石橋に「どうせドリアンだろ」と言われ一品目からドリアンを指定される。本人は必死に否定したものの一口食べた瞬間に激しく嗚咽し、この時点で味方である筈の木梨が「参りました」と言ってしまった。更にその後の3品も嫌がらせのようにずっとドリアンを食べさせられ、実食の段階では嘔吐してしまうというハプニングが起きた(ヤギのチーズも同様)。  同様に笑福亭鶴瓶も木梨による裏切り行為?(嫌いな品をどうでもいいときに手に持たせたり無理やり食べさそうとする)で舞台袖にて嘔吐するという事態に追い込まれている(画面にはその間機関車が走る映像が流れた)。

その他

著書

  • 「ごちゃごちゃ言ってないで誰が一番馬鹿か決めればいいんだ!」 衆芸社
  • 笑いの神様の子どもたち(小学館文庫)

主な出演

テレビ番組

バラエティ

レギュラー
準レギュラー
特番
終了した番組

ドラマ

映画

吹き替え

PV

CM

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

テンプレート:TBSオールスター感謝祭チャンピオン
  1. 子どもの生活習慣づくりフォーラムを開催します(仙台生まれの勝俣州和氏が出演します)(仙台市教育委員会)
  2. 2013年3月31日放送「東西芸人いきなり!2人旅」内トークにて
  3. 2008年11月29日-30日放送「上田ちゃんネル 24時間ぐらいTV!!」内トークにて
  4. 足利観光大使に勝俣州和さん 市内で挙式などゆかり
  5. 2011年1月15日からは在阪局の朝日放送の『朝だ!生です旅サラダ』に、また2012年5月より同局の『東西芸人いきなり!2人旅』にレギュラー出演している。
  6. 産経ニュースwest 2012年3月27日「大の大阪嫌い」はネタだった!? 実は… 勝俣州和 映画「長ぐつをはいたネコ」声の出演
  7. 2012年8月12日放送『東西芸人いきなり!2人旅』より。