電車でGO!
テンプレート:複数の問題 電車でGO!(でんしゃでゴー!)はタイトー(現・スクウェア・エニックス)が制作した、電車運転のシミュレーションゲームのシリーズである。1996年に第1作目がアーケードゲームとして発表された(稼動は1997年3月頃)。その後、アーケードゲーム向けの続編や、家庭用ゲーム機、パソコン向けの新作、携帯ゲーム機・携帯電話などへの移植作が制作された。略称は電GO!。
※本項目では、別ページで説明されていないシリーズ作品についても説明する。
目次
- 1 概要
- 2 運行のルール
- 3 シリーズ作品
- 3.1 電車でGO!
- 3.2 電車でGO!2 高速編
- 3.3 電車でGO! Nゲージ編
- 3.4 電車でGO! プロフェッショナル仕様
- 3.5 電車でGO! 名古屋鉄道編
- 3.6 電車でGO!3 通勤編
- 3.7 汽車でGO!
- 3.8 電車でGO! 旅情編(がんばれ運転士!!)
- 3.9 電車でGO! 新幹線 山陽新幹線編
- 3.10 電車でGO! プロフェッショナル2
- 3.11 Train Simulator + 電車でGO! 東京急行編
- 3.12 電車でGO! FINAL
- 3.13 携帯電話アプリ
- 3.14 スマートフォンアプリ
- 3.15 LCDゲーム
- 3.16 SIMPLE1500シリーズ Vol.102 THE 電車運転士 (PlayStation)
- 3.17 SIMPLE1500シリーズ Vol.103 THE 元祖電車運転士 (PlayStation)
- 3.18 SIMPLE2000シリーズ Vol.22 THE 通勤電車運転士 (PlayStation 2)
- 3.19 電車でGO! 特別編 〜復活!昭和の山手線〜
- 3.20 電車でGO! 大連編
- 4 アーケード版筐体
- 5 派生作品
- 6 電車でGO! 用コントローラ
- 7 その他
- 8 サウンドトラック
- 9 脚注
- 10 外部リンク
概要
ゲームシステムは、あらかじめ設定されたダイヤどおりに列車を運転し、指定された停車位置にいかに正確に止めるかを競うものである。これに列車の加減速性能、速度制限、天候の変化などが要素として加わる。ゲームに登場する町や車両、路線は実際に存在するもので、精細な三次元コンピュータグラフィックスによって構築されている。ただし、これらはあくまでゲーム用にそれらしく作られた架空のものであり、実際の鉄道の運行の仕組みや運転規則とは大幅に異なる。
- 発売時の様相
- 1997年に第1作がゲームセンターに登場した当時、「運転手はキミだ!」というキャッチフレーズとともに、瞬く間に人気が広まり、ゲームマニアだけでなく、サラリーマンや女子高生などの一般層の運転する姿も見られ、タイトーでは久々の大ヒットゲームとなった。人気のピーク時は、駅の構内にこのゲームの筐体が設置されたり、現役の電車の運転士もこのゲームをプレイしていたという。
- 人気の要因
- アーケード版は電車の運転台を模した筐体であり、この筐体の珍しさや親しみやすさといった要素の他に、身近にありながら運転できない電車の運転シミュレーションゲームという点、ゲームとは縁の薄かった「鉄道ファン」という層の開拓取り込み、『電車でGO!』という名の持つ語感の良さ(ゲームタイトルは戸川純の楽曲が由来)など、これらも幅広い層の支持を集めた要因と考えられる。
- 本作のヒットにより職ゲーが確立され、タイトーからは『パワーショベルに乗ろう!!』や『ジェットでGO!』『汽車でGO!』、同業他社からは『エアラインパイロッツ』、『東京バス案内』といったアーケードで大型筐体を用いた運転シミュレーターゲームが登場し、電車でGO!がゲーム業界に与えた影響は大きいようである。
- 家庭用ゲーム機への移植
- 1997年12月に第1作のアーケード版がPlayStationへ移植されるとこちらも大いに人気を博し、最終的な累計売上は約102万本を記録した。専用コントローラの「電車でGO! コントローラ」(型番:SLPH 00051)は品薄となり、入手困難な時期が続いた。その後も各種家庭用ゲーム機へと移植され、また数多くの続編も作られた。
- 現在のシリーズの状況
- タイトーは「現状のハード(PS2)ではこれ以上のソフトの進化は不可能」として、2004年5月27日に発売された『電車でGO! FINAL』をもって純粋な新作の製作を一時打ち切ることを発表した。事実、PS3での発売は現在、見送られている。ただし、過去に発売された作品の移植作はPSPやWii(任天堂)、携帯電話アプリ向けとして製作されている。携帯電話アプリ用の作品については、シリーズ初登場となる路線も製作されている。アンバランスからWindows版が発売されていたが、2011年までに全作品の生産が終了した。
- 2010年7月に発売されたDS版『電車でGO!特別編 〜復活!昭和の山手線〜』からは、同年にタイトーの家庭用ゲーム部門がスクウェア・エニックスに吸収合併されたため、同社から販売されることになった。タイトーは引き続き携帯電話アプリ版を製作するほか、本シリーズの著作権も保有し続けている(DS版の著作権表記もタイトーとスクウェア・エニックスの連名)。
- 2012年4月にはアーケードゲームのシリーズ最新作『カードで連結!電車でGO!』が稼動した。
運行のルール
基本的にダイヤや速度制限、信号等を守りながら駅に到着し、しかも停止位置にピタリと止めることがポイントである。大半の作品では持ち時間制が採用され、運行上守らなくてはいけないルールを破るとペナルティとして持ち時間が減点される。持ち時間が0秒以下になるとゲームオーバーとなる。
しかし、一部の作品では別のルールが採用されている。がんばれ運転士!や電車でGO! FINALなどでは、ライフ制が採用されている。山陽新幹線編では、駅に停車する毎にこれまでの走行が採点され、一定点未満と評価されるとゲームオーバーになる。
標識・信号など
- 運転士知らせ灯
- ドアが閉まって発車してもいいときに点灯する。いわゆる戸じめ灯である。ゲーム中では車内信号となっているが、現実には車内信号ではない。
- たとえ出発信号機が進行を現示しても、これが点灯する(一部作品ではさらに点灯してからブザーが鳴る)前に力行すると減点される。ブレーキを解除するだけでは問題ない(山陽新幹線編を除く)が、駅に勾配があるとブレーキを解除した際に車両が動いてしまう。この場合は、マスコンを入れていなくても減点となる。これを転動といい、実際の鉄道事業者ではこれを起こさないために駅に勾配がなくとも停車中はブレーキをかけるように標識などで指示している。PS2版の3で専用コントローラType2を使用している場合は、画面には表示されず直接コントローラーの戸閉めランプに直接表示される。
- 信号
- 高速進行(2などのほくほく線特急「はくたか」のみ)、進行、減速(2以降)、注意、警戒(2以降)、停止の6種類があり、減速は70km/h(一部60, 65km/h)以下、注意は45km/h(一部50,40,15km/h)以下、警戒は25km/h以下で走行しないといけない。進行/高速進行以外の現示は、基本的に前の駅までの到着時刻がダイヤより早い場合に発生するが、一部の信号機では進行以外の現示が必ず出る設定になっているものもある。信号の設置されている地点を通過したときの速度が信号による制限速度を超過していると減点(プロフェッショナル2などではオーバーした速度分(1km/hにつき1秒))され、ATSが作動して強制的に停車させられる。ATS確認(ブレーキ操作をしながらBボタンもしくはSELECTボタンを押す)で強制停車は回避できるが、次の信号の現示がさらに下位のものになってしまう。
- 1のみ、注意信号が表示されてから、次の信号が表示されるまでに45km/hに落とせば良い。45km/h以下なら進行信号が表示され、それ以上なら停止信号が表示され強制停車を受ける。
- 名古屋鉄道編までは切り欠きホームや頭端式ホームに進入する際の信号は進行表示だったが、3の鉄人モードでは東京駅中央線ホーム・京都駅山陰本線ホームでは45km/hで注意信号が表示され、ATS確認を行わなければならない(ゲームモードでは進行表示)。プロフェッショナル2では高松駅では50km/h、敦賀駅・早岐駅の切り欠きホームと佐世保駅[1]では40km/h、鶴見線の終着駅では15km/hでそれぞれ注意信号が表示される(プロフェッショナル2ではATS確認は不要)。
- 停止信号が現示された場合は、停車すると信号の現示が変化する(なお、停車してから信号の現示が変化するまでの間は時間経過が停止する)。FINALを除き、停止以外の信号現示は変化しない(無論時刻は関係ない)。2以降ではグラフィックでも確認できるが、ハードの性能の関係で信号の近くでないと見ることができない。
- ほくほく線で681系特急「はくたか」を運転する場合のみ高速進行現示が出るが、高速進行と進行についてゲーム内では差はない。進行の場合にも130km/hを超えた運転に対してのペナルティはない。ただし、駅の早通/早着に対してのペナルティは厳しく、一例として、高速進行の速度で走行中に減速を指示する信号が出るが、内容が現実にあるような「高速進行(緑+緑)→進行信号(緑)」(信号喚呼地点から設置地点までの400mで、高速進行信号の速度150km/h程度から進行信号の速度130km/hまで減速する)という現示ではなく、「高速進行(緑+緑)→減速信号(黄+緑)」(400mで150km/h程度から減速信号の速度70km/hまで減速する)が出る。勿論、電車は急には止まれないので、減速が間に合わずに信号無視となり、ゲームオーバーになるほどの減点を強いられる。なお、滅多に見られないが先行列車追いつきによるATS作動も存在する(初代の東海道本線では後述の発光信号と絡むバグがある)。
- 臨時信号機
- 1での山手線でダイヤより大幅に早着した場合と、プロフェッショナル2の湘南新宿ラインにおいて武蔵野線大宮支線(貨物線)と分岐した直後(北浦和駅付近)と長崎本線の佐賀駅 - 伊賀屋駅間に登場する。
- 1では徐行予告信号機が表示されるので、その後徐行信号機が表示されるまでに指示された速度(25km/h)以下に減速し、徐行解除信号機の地点までその速度で走行しなければならない(本来は編成最後尾の車両が徐行解除信号機の位置を通過するまで徐行する必要があるが、この作品では徐行解除信号機が表示された時点で速度制限は解除される)。無視すると大幅な減点になるが、ATSは作動しない。後にプロフェッショナル仕様では、山手線と京浜東北線において信号システムが改良され、現実同様にATCでの運転となっている。
- 誘導信号機
- プロフェッショナル2の瀬戸大橋線の宇多津駅と長崎・佐世保線の早岐駅において連結作業することになる車両は、場内信号により駅の手前で一度停止することになる。停止してしばらくすると点灯し進入許可となり、15km/h以下で進行することができる。
- 緊急停止信号(特殊信号発光機)
- 3までの作品に登場(2は3000番台・64のみ、汽車は除く)。踏切事故が起きたときに表示される。この時ばかりは非常ブレーキの使用が認められており、回避するとボーナス、踏切に停車中の自動車と衝突してしまうと減点になる。一部の路線で大幅な早着を行った際に発生する。なお、名古屋鉄道編では信号が拡大表示される前からグラフィック上にて確認できる。衝突の映像は、ただ衝突のものもあれば速度超過でトラックが跳ね飛ばされてしまうものもある。
- テンプレート:Main
- 速度制限標識
- スピードを出し過ぎると危険な場所に設置されている(駅構内、カーブ、ポイントなど)。制限速度超過をすると減点(5 - 25秒)されるが、ATSは作動しない。
- (1のみ)出発直後など電車の速度が十分低い時点で予告なしに表示される。
- (2以降)表示が点滅しているときは予告を示しており点灯する(速度制限が開始される)までに減速しないと減点になる。
- (3以降)ハード性能の向上により、グラフィック上にも設置地点が表示されるようになった。また、3の鉄人モードでは予告表示がないため、完全に設置地点を覚えなければならない。
- 警笛標識
- 危険な場所に設置されている(トンネル、橋、踏切など)。警笛を鳴らさないと減点される(減点されないものもある)。
- 勾配標識
- 上り勾配では速度が落ち、下り勾配は加速するのでスピードの調節が必要になる。
- セクション標識
- 2の秋田新幹線より登場。プロフェッショナルの東北・秋田新幹線盛岡駅構内(交流20kV〈50Hz〉→交流25kV〈50Hz〉・異電圧セクション、田沢湖線と盛岡駅田沢湖線ホームとの間のセクションは交流異相区分セクション)と名古屋鉄道編の田神線田神 - 市ノ坪間(直流600V→直流1500V・異電圧セクション)、旅情編の江ノ電以外の各線、プロフェッショナル2の湖西線永原 - 近江塩津間(交直流切替デッドセクション)以外は全て交流電化区間における交流異相区分セクションである。予告、開始、終了の3つ(旅情編は逆三角の標識一つのみ)があり開始標識の地点から終了標識の地点までを惰行で通過する(力行しない。ブレーキは可。旅情編は力行した場合は減点を受ける)とボーナスが獲得できるが、停止してしまうと減点になる。力行してもペナルティはないが、無論加速しないので意味はない(プロフェッショナル2「湖西線」の交直流切替デッドセクションは、マスコンを切らないと非常停止のうえ減点も受ける)。実車上の意味は「電気を大切に」「デッドセクション終了時に力行していることで、モーターに急激な負荷を与えてしまうことを防止する」ことである。そのため、プロフェッショナル仕様、3、プロフェッショナル2の奥羽本線(狭軌区間)と鹿児島本線は電車と気動車が混在して走る路線であるが、気動車(「秋田リレー」、「ゆふいんの森」など)にはこのボーナス / ペナルティは設けられていない。なお、この標識はグラフィック上でしか表示されない。しかし、その地点を覚えるとボーナスがもらえる。(プロフェッショナル2「湖西線」の交直デッドセクションではナビゲーションに標識が表示され、標識の予告もされる)。なお、蒸気機関車のみ運転する汽車並びに収録路線が直流電化のみのFINALにはない。
- 停止位置標識
- 列車を停止させる位置を示す。山陽新幹線編・プロフェッショナル2・FINALでは、運転士による停止位置確認がある。
- 列車交換
- 単線区間にある信号場における列車交換。2のほくほく線から登場。閉塞信号は通常の駅間と同じである。2では快速越後湯沢行き上級のみ前駅までに各停車駅の早着秒数が12秒以上で発生しており、列車交換を行う場合は主信号機は「減速」→「減速」→「停止」と変化していたが、プロフェッショナルの田沢湖線とほくほく線は、列車によっては最初から交換する信号場が決まっており、主信号機は「減速」→「注意」→「停止」と変化する。早着による信号変化は駅に停車した場合と同様である。2とプロフェッショナルでは所定の停止位置標識に近い位置にに停車した場合は列車交換の旨を伝えるアナウンスが流れる。旅情編の江ノ島電鉄線峰ヶ原信号場は全列車列車交換を行う。停止位置をオーバーランした場合は制限速度超過とみなされ減点される。但しプロフェッショナルの田沢湖線志度内信号場、汽車の磐越西線沼上信号場、プロフェッショナル2の佐世保線西有田信号場では列車交換を行う列車はない。
主なペナルティ
- ダイヤ遅れ(延着)
- 到着時刻に遅れたとき、リアルタイムで減点される(1秒につき1 - 5秒)。FINALでは6 - 15秒以上の遅着で初めて減点が行なわれる。
- 早着
- 到着時刻よりも早着した場合は、携帯アプリ版では6秒以上早着でも減点される。また、山陽新幹線編とプロフェッショナル2でも早着をすると減点される(プロフェッショナル2は1秒につき1 - 2秒)。
- オーバーラン
- 停止位置をオーバーすると、運転評価でオーバーした距離分(1mオーバーにつき1 - 3秒、3の鉄人モードは1mオーバーにつき5秒)減点となる。2や名古屋鉄道編、汽車の初級の場合、21m以上超えても20秒しか減点されない。旅情編やFINALは、合格範囲に停車できなかった場合の減点は一定である。
- 急制動
- 約20km/h以上で非常ブレーキを使ったとき(緊急停止信号が出ているときを除く)減点される。
- また、一部のシリーズで車止めに衝突した場合にこのペナルティが課されることもある。
- FINALを除き、連打で非常ブレーキを使用しないことと、すぐに非常ブレーキを止めると減点にならない。
- 3の鉄人モード、新幹線、FINALのノーマルモードでは常用ブレーキでも乱暴にブレーキを扱うと、急制動として減点されることがある。
- 新幹線やプロフェッショナル2の場合、低速で強いブレーキをかけると減点され、プロフェッショナル2では停止位置ボーナスも獲得できない。
- 駅進入速度超過(1のみ)
- 構内進入時に規定の速度をオーバーしたとき、運転評価でオーバーした速度分減点となる。なお、第一場内信号(必ず進行)を喚呼する地点で制限速度が表示され、場内信号(必ず進行)を喚呼した時点の速度で判定される。
- 駅構内再加速
- 駅構内で再加速すると、運転評価で減点される(一部の作品では加速状態のまま構内に進入しても減点になる)。なお、汽車の初級とプロフェッショナル2では減点対象にはならない。
- がんばれ運転士(旅情編)では20m(11m)、FINALでは50m以上手前での再加速は減点対象外である。
- 非常制動停車(2以降)
- 駅構内で非常ブレーキを使ったとき、運転評価で減点される。PS2版やプロフェッショナル仕様と名古屋鉄道編、汽車では車止めや連結待機中の車両に激突した場合も非常制動停車として扱われる(減点秒数も同じ)。高速編の初級では減点対象にはならない。
- 発車前ブレーキ解除(山陽新幹線編のみ)
- 知らせ灯点灯前にブレーキを解除したとき。コントローラーによっては発車前にブレーキを解除できないこともあるが、その場合でもブレーキを1から解除に入れようとすると減点される。
- 加速中ブレーキ(山陽新幹線編のみ)
- マスコンとブレーキ両方をかけながら運転したとき。
- 知らせ灯無視
- 知らせ灯がつく前に力行したとき(名古屋鉄道編のみ、電鈴が鳴ってから力行しないと「電鈴合図無視」となる)。
- 警笛標識無視
- 警笛標識が出ているときに警笛を鳴らさなかったとき。
- 警笛過剰(2などを除く)
- 警笛をたくさん鳴らしたとき。
- 不必要警笛(山陽新幹線編、プロフェッショナル2のみ)
- 発車する前に警笛を鳴らしたとき。
- 速度制限標識無視
- 制限速度をオーバーしたとき。PS2版の3の鉄人モードとFINALは1km/hでもオーバーすれば減点となる。PS2版の3の鉄人モードとFINAL以外は2〜3km/hをオーバーすれば減点となる。
- 信号無視
- 信号で現示されている制限速度をオーバーしたとき。2などではオーバーした速度分減点(1km/hにつき1秒)されるが、難易度によりどんなに高速であろうと一定秒以上は減点されない場合(例えば、2の京浜東北線では、制限速度を21km/h以上超過したとしても20秒の減点で収まる)と、最低でも一定秒が減点され上限がない場合に分かれる(2の特級路線では3km/hの超過でも10秒減点される)。この時、ATSの作動により強制的に停車させられる。
- 速度制限標識無視と信号無視は、3の鉄人モード以外では制限速度からのわずかな速度超過は許容される。厳しい路線では1km/hまで、緩い路線では4km/hまでの超過は減点されない。
- 名鉄編の美濃町線や犬山橋と旅情編(江ノ電を除く)では、鉄道用信号のほかに道路交通用の信号にも従う必要があり、こちらに関しても違反があった場合にペナルティが科される。(赤で突っ込んだ場合15秒減点)
- ATCブレーキ作動
- ATC指示速度を超えた場合は、指示速度まで速度を落とされる上に減点される。ただし2のボーナスステージ区間である東北新幹線盛岡 - 新花巻間では指示速度を超えた場合はゲームオーバーとなり同区間のコンティニュープレイもできない。
- 長時間停車
- いつまでたっても発車しないとき、一定時間ごとに減点される。
- セクション内停止(2以降。気動車除く)
- セクション内で停車したとき(10秒)。
- 踏切事故回避失敗(5 - 20秒)
- 踏切でトラックなどに衝突したとき。
- 車止め激突
- 車止めに激突すると99秒減点される。ただし、減点されないときもある。
- ※3のみ。PS版2やプロフェッショナル仕様と名古屋鉄道編、汽車では非常制動停車として扱われる。
- 接触事故
- 名古屋鉄道編の美濃町線や旅情編(江ノ電を除く)では、走行している車とぶつかると、接触事故として減点される。なお、名古屋鉄道編の犬山橋を走行している車には当たり判定がないため減点されることはない。
ボーナス
- 停止位置0m
- 停止位置に0m(作品毎に0m停車の判定条件が異なる、下記参照)で止めたとき、ダイヤの誤差が±2秒以内ならGreat!、それ以外ならGoodとなる。さらに2以降では0cmで停車するとEXCELLENT!!となる。EXCELLENT!!の場合のボーナスはかなり大きい(2、名古屋鉄道編、3のノーマルモードで10秒。3の鉄人モードで20秒)。ただし、3以降では定刻でないとGreat!を獲得できない。また、運転評価で減点される行為(非常制動停車など)を行った場合は加点されない。持ち時間制の作品ではGreat!を連続で取ると1秒ずつ獲得秒数が増えて行くが、0m停車に失敗するか運転評価で減点された場合は獲得秒数がリセットされる。ライフ制のがんばれ運転士!では、4回連続で0m停車を達成するとライフが1つ回復する。
- 停止位置0mの判定基準
- アーケード用およびPS作品までは、停止位置の前後49~50cm以内(PS版ではゲーム設定によって50cmとなる)
- 山陽新幹線編では、停止位置の前後30cm以内。(ただし、超特級の場合は前後10cm以内)
- がんばれ運転士および旅情編は、停止位置手前25cm以内。あくまで「手前」であるので、停止位置を1cmでも行き過ぎるとオーバーランとなり減点対象となる。
- プロフェッショナル2では、前後99cm以内。(ただし、ダイヤの難易度によっては前後30cm以内)
- FINALでは、停止位置前後30cm以内で「Fantastic!!」と表示される。
- 携帯アプリでは、常に停止位置前後99cm以内。
- 定通(2以降)
- 定刻に一秒の誤差もなく駅を通過したとき。定通位置はシリーズによって異なる(汽車まではホーム先端、山陽新幹線編はホーム上の駅長事務所の前、プロフェッショナル2は駅本屋)。定時通過の略。残り時間制の作品では連続で成功すると加点が1秒ずつ増えていく。初代「電車でGO!」には駅を通過するシチュエーションはあるが、通過時刻は指定されていない。山陽新幹線編・プロフェッショナル2・FINALでは、難易度によっては定通許容時刻が±5秒ほどある(難易度の低い列車を運行している場合は許容範囲が大きく5 - 7秒ほどもあり、逆に難易度の高い列車の場合はほとんど定通に近いタイムで通過しなければならない、3 - 1秒くらい)。旅情編のみ±15秒で定通となる。
- 定刻(3、旅情編)
- 3では定通と定着が統合され、各駅を通過もしくは到着する際のダイヤとの誤差が1秒以内の場合は、ボーナスが得られる。連続して獲得すると1秒ずつ獲得秒数が増えて行くが、定通 / 定着に失敗すると獲得秒数がリセットされる。定着の際は合格範囲に停車する必要がある。ただし、たとえ定着しても運転評価で減点される行為(非常制動停車など)を行った場合はボーナスは獲得できず、獲得秒数はリセットされる。
- 旅情編の場合、±15秒に停車すればボーナスとなる。
- 定通ポイント(山陽新幹線編、プロフェッショナル2、FINAL)
- 駅以外に設けられた特定の定通ポイントを定刻で通過したとき。プロフェッショナルの東海道線は並行する京浜東北線の東海道線列車が停車しない駅を通過するシチュエーションはあるが、通過時刻は指定されていない。山陽新幹線編は通過許容時刻があり、プロフェッショナル2は湘南新宿ラインの場合は並行する山手線・京浜東北線・埼京線の湘南新宿ラインが停車しない各駅、瀬戸大橋線では瀬戸大橋上にそれぞれ設けられた定通ポイントを定刻で通過した場合はボーナスが得られる。FINALでは、定通ポイントの通過予測時刻が表示されるようになっている。
- 定速ポイント(山陽新幹線編、プロフェッショナル2、FINAL)
- 特定の定速ポイントを指定された速度で通過した時ボーナスが得られる。
- 隠し警笛(ミュージックホーン)
- 橋梁やトンネル進入前、保線員が作業している地点など、特定の場所で鳴らすとボーナスがもらえることがある。
- 旅情編の場合は踏切の手前で鳴らしたり、坊っちゃん列車では発車時やホーム手前で鳴らすともらえる。
- 隠しドレイン(汽車でGO!)
- 発車時および走行中に特定の場所で使用すると、ボーナスがもらえることがある。
- セクション通過
- セクション内で力行をせず通過したとき。
- ※2以降。交流電化区間に限る。気動車は対象外。
- ボーナスゲーム
- 特定の駅にノーコンティニューで到着すると車両を連結するボーナスゲームが始まり、それに成功するとボーナスがもらえる(1はコンテナ貨車と国鉄EF66形電気機関車の連結。2とプロフェッショナル(一部を除く快速・普通列車のみ)は横川駅における特急「白山」と国鉄EF63形電気機関車の連結。汽車は信越本線は国鉄12系客車と国鉄EF63形電気機関車の連結、磐越西線郡山→会津若松間は、中山宿駅におけるスイッチバックで引き上げ線に後退させ所定の位置に停車させる。3の鉄人モードでは「駅進入時にホームの端に立っている人に警笛を鳴らす」、「ある地点を特定の速度で通過する」)。FINALは車両基地における国鉄201系電車・国鉄415系電車・国鉄211系電車など(車種はランダムで出現)の編成同士との連結。汽車における中山宿駅のスイッチバックはオーバーランした場合、FINALは時速5km/h以上を出した場合や3m手前で停止しなかった場合、それ以外は一定以上の衝撃を与えた場合はそれぞれ失敗となる。
- 連結ボーナスゲーム
- 一定時間内に決められた順序・速度で連結を成功させればクリアとなり、ボーナスがもらえる。さまざまな列車が連結できる。プロフェッショナルでは盛岡駅でのやまびこ・こまち連結と天王寺駅での関空快速の大阪発列車とJR難波発列車との連結。プロフェッショナル2は宇多津駅での特急列車同士の併結との早岐駅での特急みどり・特急ハウステンボスとの併結。プロフェッショナル2の早岐駅の連結は特急ハウステンボスを運転したのみ場合行う。なお、プロフェッショナルでは連結が不十分だったり一定以上の衝撃を与えた場合、プロフェッショナル2は連結が不十分だったり一定以上の衝撃を与えた場合の他にも、時速5km/h以上を出した場合はそれぞれ失敗となる。
- 踏切事故回避成功
- 踏切事故でトラックを無事に回避したときは、5 - 15秒のボーナスがもらえる(ただし、名鉄編は300秒)。逆に激突したときは大幅な減点となってしまう。また、名鉄編の美濃町線・犬山橋と旅情編の伊予鉄道・京福電気鉄道・函館市交通局では路面区間で車が通ることが日常茶飯事のため、ボーナスはもらえない。しかし、衝突すると減点される。
- 緊急車両回避
- 名鉄編の美濃町線では、緊急車両がサイレンを鳴らしながら近づいて来る地点があるので通過するまでに停車し、通過し終わるまで待つとGoodとなり加点される。通過時に動いていると減点される。
- 一時停止ボーナス(旅情編のみ)
- 函館市交通局の谷地頭手前の下り勾配のカーブで一旦停止するともらえる。
- 音声喚呼入力(電車でGO!64で音声認識システム使用時)
- 信号が表示されてから一定時間内に「進行」などを正しく喚呼したとき、1秒獲得できる。
- 制限速度確認(携帯アプリ)
- 制限速度予告が表示され、一定時間内に0 - 9(ダイヤル)ボタンを入力したとき。または、ナビ上の制限速度の点滅表示と0ボタンの入力が同じ時間だったとき。
シリーズ作品
各作品の収録路線名の表記は、実際の路線の正式名称ではないものもある。またダイヤ、使用車両、駅名など、現在とは異なっている場合もある。
CEROの審査を通した作品は全て全年齢対象となっている。
電車でGO!
AC:1997年3月ごろ稼動(タイトル表記では1996年) PS:1997年12月18日発売(売り上げ:約102万本) Win:1999年4月23日
- 収録路線
- 山陰本線
- 亀岡→京都、キハ58系(嵯峨 - 丹波口間省略)発売当時、すでに電化されていたが、収録された路線は全線非電化で嵯峨 - 馬堀は1989年3月5日以前の旧線(現在の嵯峨野観光鉄道嵯峨野観光線)を走行している(翌年電化されている)。途中に嵯峨嵐山駅があるが、電化前の駅名は嵯峨駅である。また、非電化時代には本来存在しないはずの太秦駅が登場する。前者は続編のプロフェッショナル仕様では修正されているが、後者はさらに続編の3通勤編でも修正は行われなかった。また、前者も何故か後発の3通勤編では修正されていない。
- 京浜東北線
- 品川→横浜、209系
- 東海道本線(JR京都線)
- 京都→大阪、221系 快速運転。なお実際の快速の停車駅とは異なり山崎駅を通過する[2]、このダイヤどおりの停車駅で運転されたことはない[3]。
- 山手線(内回り)
- 渋谷→東京、205系
山陰本線のみ初級となっている。なお、ダイヤは他の多くの作品では5秒単位で設定されているがこの作品では1秒単位で設定されている。また、難易度設定により各駅の到着時刻が数秒ほど変化し、難易度の設定が高いほど早くなる。
PS版では、SIDE BY SIDE SPECIALの体験版が付いている。アーケード版では隠し機能として、Windows版では最初から山陰本線ロングバージョン(上級)と東海道線各駅停車バージョン(高槻→大阪)が運転できる。それ以外の機種では登場しない。
この作品のみ、停車駅ごとに進入速度が設定されており、それを超えてホームに進入すると停車後に減点される。進入速度は基本的に山陰本線が70km/h、京浜東北線・東海道本線・山手線が75km/hだが、例外として山陰本線の太秦駅・花園駅・二条駅は40km/hで京都駅は55km/h、京浜東北線の東神奈川駅は60km/h、東海道本線の千里丘駅・岸辺駅・東淀川駅は70km/hで吹田駅は55km/hで新大阪駅(普通のみ)は60km/hで大阪駅は40km/hとなっている。
アーケード版リリース後には、東京と大阪でイベント「電車でGO!運転手は君だ!祭り」が開催された。後にワンダースワン版やゲームボーイカラー(発売:サイバーフロント)版も発売された。Windows版は、ゲームソフトメーカーのアンバランス(unbalance)が販売した。
電車でGO! EX
AC:1997年9月ごろ稼動 SS:1998年10月1日発売
アーケード版の電車でGO! のバージョンアップ版。バグフィックスが行われたほかに「山手線EX」と「京浜東北線EX」が追加され、天候が雪の状況で運転が可能となっている。
1998年10月1日には、セガサターン用ソフトとして移植された。当初は日本フレックスから発売される予定だったが、発売前に同社が倒産したため、タカラが販売を引き継ぐ形となり、セガサターン対応専用コントローラーも同時に発売された。
機種別プレイ可能路線一覧
路線名 | 列車種別 | 乗務区間 | 使用車両 | 級位 | 初期持ち時間 | 天候 | 出現条件(AC版) | AC版 | AC版(EX) | PS版 | SS版 | WIN版 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
山陰本線 | 普通 | 亀岡→嵯峨嵐山
丹波口→京都 |
キハ58系 | 初級 | 30秒 | テンプレート:Color | ● | ● | ● | ● | ● | |
山陰本線 | 普通 | 亀岡→京都 | キハ58系 | 上級 | 30秒 | テンプレート:Color
(一定条件でテンプレート:Color) |
コイン投入後、マスコンを5、ブレーキを非常に入れて、スタートボタンを押す。 | ○ | ○ | × | ○ | ● |
京浜東北線 | 普通 | 品川→横浜 | 209系 | 上級 | 30秒 | テンプレート:Color
(一定条件でテンプレート:Color) |
● | ● | ● | ● | ● | |
京浜東北線 | 普通 | 品川→横浜 | 209系 | 上級 | 30秒 | テンプレート:Color
(川崎からテンプレート:Color) |
コイン投入後、マスコンを5、ブレーキを解除に入れて、スタートボタンを押す。 | × | ○ | × | ○ | × |
東海道本線 | 快速 | 京都→大阪 | 221系 | 上級 | 30秒 | テンプレート:Color
(一定条件でテンプレート:Color) |
● | ● | ● | ● | ● | |
東海道本線 | 普通 | 高槻→大阪 | 221系 | 上級 | 30秒 | テンプレート:Color
(一定条件でテンプレート:Color) |
コイン投入後、マスコンを5、ブレーキを解除に入れて、スタートボタンを押す。 | ○ | ○ | × | ○ | ● |
山手線 | 普通 | 渋谷→東京(内回り) | 205系 | 上級 | 30秒 | テンプレート:Color
(一定条件でテンプレート:Color) |
● | ● | ● | ● | ● | |
山手線 | 普通 | 渋谷→東京(内回り) | 205系 | 上級 | 30秒 | テンプレート:Color
(品川からテンプレート:Color) |
コイン投入後、マスコンを5、ブレーキを非常に入れて、スタートボタンを押す。 | × | ○ | × | ○ | × |
隠しコースは、路線選択画面では山陰本線は「LONG」、京浜東北線・東海道本線・山手線は「EXTRA」と表示される。車両紹介画面では全隠しコースとも左上に「SPECIAL」と表示される。
電車でGO!2 高速編
テンプレート:See also AC:1998年3月ごろ稼動(タイトル表記では1997年)PS・Win:1999年3月18日発売 売り上げ:約50万本
3000番台(改良版)
AC:1998年9月ごろ稼動 DC:2000年1月20日発売
- 電車でGO!2 高速編の車両、路線追加版である。
電車でGO!64
- 3000番台(改良版)のNINTENDO64向けの移植版である。タイトー最後のNINTENDO64用ソフトであった。
- オリジナル仕様として、音声認識にも対応している。
電車でGO! Nゲージ編
AC:1998年9月19日のアミューズメントマシンショーで展示[1]
- Nゲージの車両にカメラを積み、その映像を見ながら車両の運転を行うゲーム。ショーでの展示のみで発売されなかった。
電車でGO! プロフェッショナル仕様
テンプレート:See also PS:1999年12月9日発売 Win:2001年6月15日/2004年9月17日発売
電車でGO! 名古屋鉄道編
PS:2000年1月27日発売 Win:2000年12月1日/2007年4月13日発売
シリーズ初の私鉄編である。フリーラン機能がシリーズではじめて収録された。
収録路線
- 名古屋本線
- 特急:新名古屋→新岐阜(一部指定席車)、1000系・1200系
- 急行:新名古屋→須ヶ口、3700系
- 普通:須ヶ口→新岐阜、6000系
- 高速:新名古屋→新岐阜、3400系(高速は1990年のダイヤ改正で消滅)
- 犬山線
- 特急:新名古屋→新鵜沼(全車指定席車)、1000系、1600系
- 特急:新名古屋→犬山(特急北アルプス)、キハ8000系、キハ8500系(2001年9月30日廃止。キハ8000系は発売時点で廃車済)
- 急行:新名古屋→岩倉、7000系
- 普通:西春→柏森、100系
- 美濃町線(2005年4月1日廃止)
- 普通:日野橋→新岐阜、モ880形
- モノレール線(2008年12月27日廃止)
- 普通:犬山遊園→動物園、MRM100形
当シリーズでは初めて、PlayStation向けに新規開発され、路面電車やモノレールの運転が実現した。宣伝キャラクターは、岐阜県の生まれで、「私鉄沿線」がヒット曲である野口五郎が担当した。また、おまけとしてワンハンドルコントローラ専用のミニゲームが5種類ある。
特急北アルプス号やモノレールなどは、ある条件を満たすと運転できるようになる(Windows版は最初から運転可)。モノレールを運転できるのはこの作品のみとなっている。実際のモンキーパークモノレールは、スタフ閉塞式が採用されていたがゲームでは再現されておらず自動信号になっている。
2007年7月に携帯電話アプリとして配信された「電車でGO! 名鉄編」において、このソフトを「携帯用にアレンジして移植しております」の記述がある。
電車でGO!3 通勤編
テンプレート:See also AC:2000年3月ごろ稼動(タイトル表記では1999年)。PS2:2001年3月15日発売
汽車でGO!
PS:2000年3月16日発売 Win:2001年2月9日/2007年1月19日発売
収録路線
- 京浜東北線
- 品川→上野、C58 363・C57 180
- 信越本線
- 高崎→軽井沢、D51 498・C57 180 (横川 - 軽井沢間は1997年9月30日廃止)
- 磐越西線
- 新津→津川、C57 180・D51 498
- 郡山→会津若松、C57 180・C58 363(上戸 - 磐梯町間は省略)発売当時は中山宿は1997年3月22日にスイッチバックが廃止されたのに伴い勾配上に移転していたが、スイッチバック駅だった当時を再現している。
蒸気機関車を運転するゲームとして登場したため、製品名は「汽車でGO!」となっている。先行するプロフェッショナル仕様および名古屋鉄道編と同様、アーケード版としてではなくPS版として開発された。プレイ中に視点移動ができるほか、シリーズ初となる2人同時プレイ(機関士と機関助士)も可能である。操作方法も「電車でGO!操作」と「汽車操作」が選択できる。また「汽車操作」を選択して、ツーハンドル式専用コントローラーなどの専用コントローラを使用した場合は空気ブレーキでの運転が可能であり、加減弁や逆転機操作も自動車のオートマチック車と同様の操作となる。ドレイン操作も自動操作となりドレインボーナスも獲得できない。
信越本線磯部駅は、磯辺駅となっている。
電車でGO! 旅情編(がんばれ運転士!!)
AC:2000年10月ごろ稼動 PS2:2002年7月25日発売 Win:2003年6月5日/2006年1月13日(廉価版)発売
収録路線
- 伊予鉄道
- 松山駅前線・本町線・市駅線・環状線、モハ50形・56・70・1002、モハ2000形2005・坊っちゃん列車1号機関車
- 江ノ島電鉄
- 江ノ島電鉄線・藤沢 - 江ノ島 - 鎌倉、300形302-352、500形501-551、1000形1001-1051、2000形2001-2051、10形10-50、100形108
- 京福電気鉄道
- 嵐山本線(四条大宮 - 嵐山)・北野線(帷子ノ辻 - 北野白梅町)、モボ101形モボ103・モボ105、モボ301形モボ301、モボ501形モボ501・モボ502、モボ611形611、モボ621形モボ621、モボ631形モボ631、モボ2001形2001、モボ21形モボ26・モボ27
- 函館市交通局(函館市電)
- 湯の川 - 十字街 - 函館どつく前(5系統)・十字街→谷地頭(2系統)、500形529・710形715、724・800形810・1000形1007・3000形3004・8000形8001、8004・30形箱館ハイカラ號39
アーケード版は「がんばれ運転士!!」という名で、収録路線は江ノ島電鉄(下り、藤沢→鎌倉)と伊予鉄道(5系統、松山駅前→道後温泉)のみ。また、持ち時間制ではなくライフ制である。
PS2版とWin版は従来のタイトルが変更され、路線や車両が大幅に追加されている。ライフ制を持ち点制に変更、山陽新幹線にあった視点タイプの2種類追加、鉄ちゃんの代わりに案内人になるキャラクターの追加など、大量の追加要素が収録された。
路面電車ならではの交通量の変化や道路上でのアクシデントがあり、また自動車のマニュアルシフトのごとく1段ずつノッチを進めて加速する手動加速制御(HL制御)やブレーキ動作・緩めに独特の操作を要する直通空気ブレーキの操作感覚も楽しめるが、PS2版で専用コントローラType2並びに新幹線専用コントローラを使用している場合は直通空気ブレーキ操作は行えず、電気指令式ブレーキのみでの操作となる。またドア開閉も可能である。沿線観光名所案内などもある。ただし、江ノ電でもワンマン運転を行える、電気指令式ブレーキ車も直通式空気ブレーキである、VVVFインバータ制御でもHL制御である、笛や発車ベルがドアが閉まった後に鳴る、自動ドアが実在しない「箱館ハイカラ號」や「坊っちゃん列車」でもドアが自動で開閉するなど、実物と全く異なる点が多いようである。
シリーズ中のJR・ほくほく線のワンマン列車と異なり、扉開閉やアナウンスを手動(自動に変更可)で行わなければならない(開閉ミスやアナウンス忘れをすると減点される)。今回は信号待ちなど、交通状況による遅延が発生しやすいため、定刻より1分以内の遅延であれば減点にならず、早着に関しては「お咎めなし」である。しかし、オーバーランについてはシビアであり、停止線をわずか1cmでも超えた場合は減点になる。運行中の持ち点(ライフ)の精算は各駅到着後に行う。今作の駅などにいる人々が3Dポリゴンになっており、立って静止だけでなく動き出す。
宣伝にはイメージキャラクターとして、氷川きよしを起用した。PlayStation 2対応の旅情編専用コントローラ、およびWindows対応の旅情編専用コントローラが同時発売された。
アーケードで稼動するのは今作で最後になり、以降からは家庭用などで登場することになる。
電車でGO! 新幹線 山陽新幹線編
PS2:2001年9月20日発売 Win:2002年12月13日/2005年11月4日発売
収録路線
使用車両はどちらの路線とも同じで、0系・100系・300系・500系・700系7000番台。
シリーズでは初めて、上り・下りの運転が楽しめるようになる。車両選択は主な車両を一部区間のみ運転できるダイジェストモードと、時刻表から列車を選択する時刻表モードとなっており、時刻表モードの選択画面はJR時刻表と同様のフォーマットである。従来のシリーズの、プレイヤーがミスをすると持ち時間(秒)が減点されていく方式に対し、本作品では停車駅のみで運転評価を行い、所定以上の得点であれば継続プレイできる方式を採用した。そのため、走行中にゲームオーバーで強制的に運行中止となることはなくなった。さらに、運転中の視点移動が可能となった(PS対応特製コントローラはビューチェンジのみで、上下左右の移動は不可)。列車の発車や到着時に、車内検札や車内販売、デッキで携帯電話で上司と話す営業マンなど、様々な車内の1コマがランダムに出てくる(気象条件が雪の時は「わーっ雪だっ!!」と叫ぶ子供も登場することがある)。走行中に見える風景もワンパターンの繰り返しではなく、住居などのグラフィックも描かれている。
ホーム内の発車案内版は、新大阪がJR東海仕様の反転フラップ式、ダイジェストモードの一部・三原・新岩国が国鉄仕様の反転フラップ式、それ以外の駅はJR西日本仕様のLED式となっている。
駅到着時の車内放送には、列車によって各駅で接続する路線の乗り換え案内が盛り込まれている(ただし、発車番線は入っているが発車時刻は省略されている)。その車掌アナウンスに、鉄道ものまねタレントである立川真司が起用され、本物顔負けの車内放送を堪能できる。
今作はATCがメインとなっており、速度変更でいきなりゲームオーバーにならないために『ナビゲーションシステム』を改良し、ATCの速度制限も表示できるようになり、よりクリアしやすくなっている。また、実際の新幹線の運転ではATCで減速するが、この動作を再現した(減速時のATCブレーキ作動で運転評価に影響を及ぼさない)『リアルモード』に切り替えることもできる。
マスコンの段数も実車通りとなっており、デュアルショック2コントローラと新幹線コントローラは車種別にマスコン段数によって操作するが、PS対応特製コントローラとType2コントローラは5段操作となる。
ATC信号の速度が実際の速度を超えた場合や、ATC信号が変わったときに実際の速度を超えている場合は、ATCブレーキが作動する。同時に、マスコンとブレーキの表示にAutoという表示が出される。当然、速度超過でATCブレーキが作動した場合、運転評価に影響を及ぼす。
以下は、ATC信号が変わったときに実際の速度を超えているときの状況を表している。
- 『電GO!モード』で、信号が変わったときに表示が点滅している場合、手動でその表示速度まで減速しなければならないが、表示が点灯状態になったと同時にATCブレーキが作動した場合、減速が間に合わなかったとされ、運転評価に影響を及ぼす。
- 『リアルモード』で、信号が変わったときにATCブレーキが作動した場合、自動的にその表示速度まで減速する。運転評価への影響はない。
- 信号が30km/hの時はATC確認が必要になる。方法は以下の2通り。
- 30km/hになるまで確認ボタンを押しっ放しにして、ATCブレーキを緩解させる。
- 30km/h以下の時に確認ボタンを押して、ATCブレーキを緩解させる。
- また、12両編成以下の場合はATC確認前に構内手前にあるブレーキ開始標識に従いブレーキで速度を落とさなければならない。
- 信号が30km/hの時はATC確認が必要になる。方法は以下の2通り。
その他駅や停車関連のサウンドでは以下のようなサウンドが流される。
- 全駅で停止位置30cm以内に停車できれば、到着ムービーの際に到着を告げる駅名アナウンスが流される。
- 一部を除くひかり停車駅では、停車時に「…番線ご注意下さい、列車入っております」、発車時に「…番線ご注意下さい、列車が発車しまーす」という駅員の注意喚起アナウンスが流れる。
博多南線の博多総合車両所の駅は、こだま579号を博多南までノーコンテニューでクリアすれば継続プレイできる(以後はコンテニューしても車両所へ継続プレイ)。新大阪方面は、こだま656号を新大阪までノーコンテニューでクリアすると以後、車両所から出発となる。
岡山行きひかり151号は、初回をクリアすればそれ以降のプレイからは新大阪を5分遅れで発車した上で、岡山に定着するように運転を行う回復運転を行うことになっている(2回目以降は新神戸 - 相生間に関してはダイヤの正確さは運転評価に影響を及ぼさない。またダイヤの遅れ時分も運転指令所からコールがある)。回復運転を取り入れるのはシリーズ初である。
本作はJR西日本の路線を収録しているが、仙台総合車両所(現:新幹線総合車両センター)の紹介ムービーも入れているため、JR東日本並びにジェイアール東日本企画も制作協力している。
「電車でGO!3通勤編」で本作の体験版が収録されている。新大阪から新神戸までの運転となっている。ただし、PlayStation 3では正常に動作しない。
しかし、PS2版の初期版では処理落ち欠陥があったり、ワイパーが動かない、数kmあるトンネルでも先が明るく見える、頻繁にフリーズする、午後8時台なのに空が夕焼けなどの点も存在する。処理落ちに関しては、メーカーは修正版との無料交換対応を行ったが、この旨をホームページや雑誌などで一般公開しなかった。また、修正版は動作の問題はなくなったが、処理落ち対策のため風景に出てくる在来線の架線柱などが省かれた。
Windows版ではセーブができなくなるというトラブルが発生し、ホームページより無料の修正ソフトをダウンロードすることで対処した。
電車でGO! 新幹線EX 山陽新幹線編
Wii版ではPS2版をベースに、ダイヤや周辺の景観を2006年時点のものに変更している。これに伴い、700系B編成と0系・100系フレッシュグリーンおよびK編成が追加され、小郡駅が新山口駅に変更された(ただし、古いダイヤは放送のみ小郡と放送される)。一部ダイヤを除き、車内メロディが「いい日旅立ち・西へ」に変更されている(「AMBITIOUS JAPAN!」は収録されていない)。駅構内放送でも、「○番線」から「○番乗り場」になる。また、新しく採用した「キッズモード」にはWiiリモコンを振って加速・減速をする速度キープ機能、キャラクターをさがせ、などの機能がある。NINTENDO64以来の任天堂プラットフォームからのソフトである。
電車でGO! プロフェッショナル2
PS2:2003年2月27日発売 Win:2004年4月30日/2006年10月20日発売
- 収録路線 ()内路線は作中表記はないものの、作中で走行する路線
- 湘南新宿ライン
- 区間:横浜 - 新宿 - 大宮
- 登場車種:211系・215系・E217系・E231系・251系
- 鶴見線
- 区間:鶴見 - 海芝浦・鶴見 - 大川・鶴見 - 扇町
- 登場車種:103系・クモハ12
- 瀬戸大橋線(宇野線、本四備讃線、予讃線、土讃線)
- 区間:岡山 - 茶屋町 - 宇多津 - 琴平・多度津 - 高松
- 登場車種:113系・121系・213系・6000系・7000系・8000系・キハ32形 + キハ54形・キハ58系・キハ181系・キハ185系・2000系・N2000系
- 長崎・佐世保線(鹿児島本線、大村線)
- 区間:博多 - 鳥栖 - 早岐 - ハウステンボス・早岐 - 佐世保
- 登場車種:415系1500番台・485系・783系・787系・811系・813系・817系・キハ58系・キハ66系・キハ72系・キハ185系・キハ200系
- 鹿児島本線は3と同じく博多 - 鳥栖間だが、PS2版の3の発売直前の2001年3月3日に弥生が丘駅が開業したため新たに弥生が丘が追加された。
前作のプロフェッショナル仕様は、初代と2の路線の再収録で追加要素を収録した作品だったが、今作はほとんど完全新規収録で、前作にはなかったJR四国の路線や、山陽新幹線編以降に追加された上り下りの運転も収録されている。ただし、視点は従来の前方のみとなっている。
前作より収録路線数は少ないが区間の種類が分かれており、運行距離が山陽新幹線編の次に長い。また、上り下りの運転が可能のため、前作よりボリューム感を増している。シリーズ初の運転の進行状況を中断できるセーブ機能や、指定された途中駅からプレイ可能ができる機能が追加されている。
PlayStation 2版には、到達不可能なダイヤ設定や一部のダイヤが出現しないなどの問題点があり、さらに初期版には、隠し警笛で減点される、本来の817系の警笛が223系の警笛だったなどのバグも存在した。この作品も、山陽新幹線編と同じくメーカーによる修正版への無償交換が行われたが、やはりホームページや雑誌などでの情報提供は行われなかった。なお、現在交換対応は行われていない。
また、駅でない場所に故意に停車すると乗客(子供)の声の後に運転指令所からコールがある。発車させると「異常ありません。」と応答する。
PlayStation 2の修正版・ザ・ベスト版とWindows版には湖西線にEF81形(トワイライトエクスプレス)が、佐世保線にキハ58系(シーサイドライナー)がそれぞれ追加されている。なお、瀬戸大橋線に限り、Windows版ではL特急南風5号・キハ181系の宇多津駅停車、快速マリンライナー18号・213系の備前西市駅にある無意味な制限速度50がないなど、PlayStation 2初期版と若干の相違が見られる(Windows版は修正版やザ・ベスト版と同等品)。
Train Simulator + 電車でGO! 東京急行編
PS2:2003年12月18日発売 PSP:2005年2月17日発売
電車でGO! FINAL
PS2:2004年5月27日発売 Win:2004年12月17日/2006年12月15日発売
- 収録路線、車両
運転評価方法として、これまでの持ち時間制ではなくライフ制を採用している。それに伴い、従来は到着予定時刻より1秒でも遅れたら減点されていたが、今回は到着が5秒 - 15秒以上の遅延で初めて減点となる。また早着による減点が無くなった。しかし、エンジョイモードで回復救急箱を使用した以外は一度減点されたライフは加点されても回復しない。また、得点には「チェイン・システム」を採用している。連続して定時到着、定位置停車、定通、定速などを成功させることで、1度に獲得するポイントが基本点の2倍、3倍…と最大50倍まで膨らんでいく仕組みである。なお、51倍以上になってもカウントは続く。また、エンジョイモードでは、減点の際ライフは次の駅に着いてから減るので、減速運転や特急を各駅停車のようにするなど、思いどおりの運転もできる。また電車の連結などといった操作もボーナスゲームとして盛り込まれている。
これまでの作品と比べてグラフィック・音声面共に大幅に進化し、列車の拳動もより実物に近いものとなった。電車でGO!としてはこれまでで最大のボリュームである。例えば、モーター音や駅、車内メロディ、自動音声放送などの忠実な再現や各車両毎に加速やブレーキ性能、応答性などを可能な限り再現しているなど、より現実に近い感覚で運転が楽しめるようになった。 また、グラフィック面での進化も大きく、不自然な曲線や天候(時間帯含め)の表現も大幅に改良された。列車の所要時間も現実のものと近い仕様となった。ただし、駅間距離の短縮は違和感の無い範囲でこれまで同様に存在する。
また、本シリーズでは初めてとなる「車掌乗務」が登場した。2人で協力しあい、1人は運転士、もう1人は車掌を務めるということもできる。1人で車掌乗務をする場合は、コンピュータが運転士を務める。駅に到着したら正しいホーム側の扉を開け、発車アナウンスのタイミングを図って扉を閉めて、列車進行中は次の正しい停車駅を選択して車内アナウンスを行うというものである。また、車掌乗務ではエンジョイモードが選択できない。
『ナビゲーションシステム』を改良し、信号の設置位置、速度制限の制限開始の位置をラインで示すようになった。またナビ範囲も最大500m(そのダイヤの難易度により異なる)に伸び、速度制限などの予告も余裕を持って知ることが出来るようになった。また、速度制限が近づくと速度メーター上にも予告が表示されるようになった。
これまでのシリーズとは異なり、長区間に関しては初期段階から全区間をプレイすることはできず、2〜3区間に区切られた区間をクリアして、ようやく全区間のプレイが可能となる。
途中駅でのセーブは、プロフェッショナル2と異なり、オートセーブに設定している場合は行えず、マニュアルセーブに設定しないと行えない。
なお「FINAL」とは、「ゲームマシンが進化しない限り、これ以上質の高いゲームは制作することができず、新しいハードができるまで制作しない」という意味である。
エンディング曲はSUPER BELL"Zによる「MOT (e) R MANでGO!」( (e) は正確にはOの中にeを書く)。
PlayStation Portable用ソフトとして、以下の作品が路線別ごとに発売されている。
電車でGO! ポケット山手線編
電車でGO! ポケット中央線編
電車でGO! ポケット大阪環状線編
電車でGO! ポケット東海道線編
携帯電話アプリ
上記業務用・家庭用機の路線の一部をピックアップして収録されているが、携帯電話オリジナル路線(下記参照、アプリオリジナルの列車、キャリア限定配信のものも含む)、ミニゲームも登場した。なお、一部機種 (FOMA D901i, D901iS) では、「山手線内回り一周」および「山手線内回り一周 夕焼け編」がプリインストールされた。観光モード(車窓モード)は、自動運転で前方の風景を眺めるゲームモードで、ゲーム中では出てこない沿線の名所、道路・他の鉄道路線がテロップで登場する。
なお、タイトルは『北陸本線』までは「電車でGO!3D」が付いていたが、『函館本線雪景色編』からは普通の「電車でGO!」となった。また、『函館本線雪景色編』より、ネットランキングの走行ポイントの計算システムが刷新され、短い区間でも容量が小さいアプリと同等以上のポイントがもらえるようになっている。なお、2009年にポイントランキングは終了となり、同年7月には、Docomoのページにおいて「江ノ電編(従量版)」、「京急エアポート編」の配信は終了した。さらに、同年秋から配信された「湘南新宿ライン編」からは、個別課金で購入したポイントを消費して車両データをダウンロードすることにより、より多くの車両を選択できるようになった。
- 携帯電話アプリ オリジナル路線一覧
- 山手線(渋谷→品川)(品川→東京)
- 205系
- 大阪環状線(大阪→大正)
- 普通 103系
- 京浜東北線(蒲田→横浜)
- 209系
- 中央線(中野→東京)
- 201系
- 北陸本線(石動→金沢)
- 普通 413系
- 函館本線雪景色編(手稲→小樽)
- 普通 731系、C11
- 京急エアポート編(品川→羽田空港) ※京急本線 品川→京急蒲田と、空港線 京急蒲田→羽田空港
- 急行 600形(3代目)、エアポート快特 新1000形1,2次車
- 江ノ電編(鎌倉→江ノ島)
- 普通 20形 300形 観光モード
- この作品から登場した「観光モード」は、名鉄編から「車窓モード」と名前を変えて存続している。月額版と従量版の2種類があるが、内容は同一である。
- シカゴ編 (brownline) (外回り シカゴ→シカゴ)
- 運転モード 観光モード
- ※名鉄編(新名古屋(名鉄名古屋)→新岐阜(名鉄岐阜))
- 特急 1000系、急行 7000系
- これらの列車は、PlayStationでのオリジナル作品では設定されていなかったオリジナルのものである。
- ※山手線夜編(ezwebのみ)
- 山手線の風景を夜の物に変えたもの。
- 山手線外回りワイド版
- 背景の列車ながら、中央線快速用のE233系が登場する。
- 小田急ロマンスカー編 (東京メトロ千代田線表参道、または小田急小田原線新宿→代々木上原→小田原→箱根登山鉄道箱根湯本)
- 60000形「MSE」、50000形「VSE」、3000形「SE」
- 京浜東北線南行編(田端→品川)
- 快速 E233系1000番台、普通 209系
- 湘南新宿ライン編(横浜→新宿)
- 特別快速・普通 E231系、特別快速・普通 115系、特急 251系「スーパービュー踊り子」、特急 185系「踊り子」
- このアプリで初めて、個別課金でのポイントによる車両データのダウンロードシステムが採用された。
- ミニゲーム
スマートフォンアプリ
- 山手線編(内・外回り全線)
- 103系、205系、E231系500番台
- 追加課金で205系と103系が使えるようになる。
LCDゲーム
基本的なゲームシステムは業務用・家庭用と同じだが、一部簡素化された部分がある。インターフェイスは、ヒロ製のコントローラハウジング版とエポック版を除き、ボタン操作である。
- マメブルッ! 電車でGO!(バンダイ)
- 電車でPO!(バンダイ)電車形の歩数計。
- 電車でGO!(ヒロ)
- コントローラハウジングシリーズ 電車でGO!(ヒロ)
- 電車でGO!2 高速編(イワヤ)
- EL-SPIRITS 電車でGO! (エポック社)
SIMPLE1500シリーズ Vol.102 THE 電車運転士 (PlayStation)
メーカーはD3 Publisher。ゲーム内容は電車でGO! 名古屋鉄道編とほぼ同じ。
SIMPLE1500シリーズ Vol.103 THE 元祖電車運転士 (PlayStation)
メーカーはD3 Publisher。ゲーム内容は電車でGO!とほぼ同じ。
SIMPLE2000シリーズ Vol.22 THE 通勤電車運転士 (PlayStation 2)
メーカーはD3 Publisher。ゲーム内容は電車でGO!3 通勤編とほぼ同じ。
電車でGO! 特別編 〜復活!昭和の山手線〜
- DS:2010年7月22日発売 シリーズ初のニンテンドーDS用ソフト。
- 収録路線
- 山手線 この一路線のみ。
- 山手線(現代)
- 103系(高運転台車)、205系(量産車)、E231系500番台
- 山手線(昭和)
- 72系、72系920番台、101系
- 隠し車両(現代)
- 205系(量産先行車)、E231系500番台(山手線命名100周年記念号・明治ミルチトレイン)
- 隠し車両(昭和)
- 30系、31系、103系(低運転台車)
今作より、タイトーの家庭用ゲームソフト事業がスクウェア・エニックスに移管されたため、発売元はスクウェア・エニックスとなっている。制作は音楽館が担当、制作総指揮を向谷実が執っている。山手線命名100周年を記念して発売。通常の運転ゲームである「運転士モード」のほかに、山手線もしくは山手線の駅にちなんだ問題が出題される「山手線検定」、運転士モードですれ違ったりした電車を眺める「コレクション」などのモードがある(高崎線・宇都宮線、湘南新宿ラインとして活躍するE231系1000番台なども収録)。子供にもプレイ出来るように、解説部分に表示される漢字にはルビが振られている。
「現代モード」では山手線1周34.5kmを運転でき、「昭和モード」では昭和30 - 50年代の山手線が再現されている。駅間距離はそれまでの作品では実際の距離より短縮されていたが、今作では「リアル路線長」になっている。運転操作に関しては、直感操作かリアル操作かを選ぶことが可能となっているが在来のボタン操作はない。また、発車メロディも再現しており、「せせらぎ」、「春」、「JR-SH3」(東京駅)、「SF-1」(大崎駅・内回り)、「さくらさくら」(駒込駅)などがある。ただし、高田馬場駅の「鉄腕アトム」、恵比寿駅の「第三の男」(ヱビスビールのCM曲)は今作では再現されず、ベル音となっている。天候は全て晴れである。
電車でGO! 大連編
収録路線
- 寺児溝線
- 沙河口火車駅 - 興工街 - 振工街 - 五一広場 - 大同街 - 北京街 - 市場街 - 東関街 - 大連火車駅 - 勝利橋 - 民生街 - 民主広場 - 世紀街 - 三八広場 - 二七広場 - 寺児溝 - 春海街 - 華楽広場 - 海昌欣城 - 金広東海岸 - 海ノ韻公園
- 星ヶ浦線
- 興工街 - 錦輝商城 - 解放広場 - 功成街 - 和平広場 - 会展中心 - 星海広場 - 化物所 - 医大二院 - 星海公園 - 黒石礁 - 弘基書香園 - 海事大学 - 万達広場 - 高新園区 - 中国華録 - 七賢嶺 - 河口 - 小平島前
使用車両はどちらの路線とも同じで、大連市電3000形(旧501形)。
アーケード版筐体
アーケード版の筐体は29インチ画面のものと50インチ画面のものが存在する。29インチ画面の筐体は、座席の形状や筐体の大まかな外観において、タイトーが以前に発売した『ランディングギア』との共通点が見られる(ただし、同作品からのコンバージョンキットはない)。
コントロールパネルは国鉄205系電車の運転台がモデルとなっており、5段階のマスコンレバーと9段階のブレーキレバー、ゲームに連動して動く車内信号灯の他に、協和電気計器株式会社製の速度計、ブレーキ圧力計、電圧計(飾り)などが取りつけられている。速度計の目盛りは120km/hまで刻まれており、120km/h以上の速度になると画面上にデジタル速度計が表示される(高速編以降)。 50インチ筐体のコントロールパネルは、コントローラ部分が画面の中央、線路の表示されている部分より左側に寄せられており、空いた部分はデッドスペースとなっている。
座席には振動バスシェーカーが搭載されており、レールの継ぎ目を渡るときの振動が再現されている。足元には警笛ペダルがあり、29インチ画面の筐体と50インチ画面の筐体で大きさが異なる(50インチ画面の方が実物に近い大きさ)。なお、筐体により速度計がゲーム上より±2km/hほどの誤差が出るものがあるためプレイに注意が必要な場合がある。
メンテナンスの問題で、車内信号灯が点灯しない筐体や速度計に誤差が出る筐体も出て来たためか、通勤編では車内信号灯の点灯を示すブザー、ダイヤ改正ではデジタル速度計の常時表示化(消すことも可能)などの配慮がなされていた。
また「がんばれ運転士!!」は、マスコンレバーが縦軸方式(左右に回して操作する)に変更されたほか、ドア開閉のスイッチを取り付ける必要があったため、筐体を大規模に改造する必要があった。
登場後、今日に至り老朽化が進んだために街中で目にすることは難しい。
カードで連結!電車でGO!
タイトーより15周年記念タイトルとして、2012年4月19日から稼動開始したトレーディングカードアーケードゲーム。先頭車両・中間車両・後部車両の3枚のカードをスキャンして列車を編成し、マスコン(E233系など、JR東日本の車両に使用されるワンハンドルマスコンに酷似)を指定される位置に切り替えながら運転する。途中の駅でスキャンすれば更に3両の連結が可能。2012年8月3日より第2弾リリース。第3弾、第4弾がリリースされた後、2013年3月18日をもって稼動終了。
派生作品
メダルゲーム・エレメカ
- メダルゲッター電車でGO! 子供編
- タイトー開発・販売のキッズメダルゲーム機。ルールはマスコンを使ってアタリの駅を狙って止めるとメダルを獲得する内容である。このゲームのデモ画面ではPlayStation版テレビコマーシャルの「電車で電車でGO!GO!GO!GO!」のダンスがアニメーションで再現されている。
- 電車でGO! トレトレトレイン
- SNK開発・販売のエレメカ、タイトーから正式にライセンスを受けて作られている。ルールは欲しい景品を選択し、ボールを荷台に受け取ったらゲームスタート。マスコンを使ってスピードを調節し、制限時間内に障害物となっている気球、飛行機、ピエロの手を避けてボールを落とさずにゴールへ行くと景品を獲得できる内容である。
パチンコ・パロット
以下、全てSANKYOより発売。
- CRフィーバー電車でGO!(2000年)
- ※後に同名のパチンコシミュレータ(PlayStation用ソフト)もインターナショナルカードシステムより発売された。
- CRフィーバー電車でGO!2(2006年)
- パロット・電車でGO!2(2008年)
- Medalgetter.JPG
メダルゲッター電車でGO! 子供編
- Toretoretrain.JPG
電車でGO! トレトレトレイン
電車でGO! 用コントローラ
電車の運転を再現するゲームにとって、その操作性を再現することは至上課題である。初代「電車でGO!」コントローラは、電車でGO! PlayStation版の発売と同時に登場し、ソフトを購入した人の多くがコントローラを購入するという、相乗効果が見られた。同様の理由で、運転する列車ごとに数々の電車でGO! コントローラが発売された。ただし、PlayStation 2版コントローラとWindows版コントローラはともにUSB接続(後者の一部は、ゲームポート接続)であるが、両者は別物である。
後述のマルチトレインコントローラも含め全てが生産終了品であるため、インターネットオークションではPlayStation 2用を中心に中古品でも新品の定価以上の値がつくこともある。
コントローラの種類(特記なしはマスコン5段・常用ブレーキ8段)
- 電車でGO! コントローラ(PlayStation・PlayStation 2対応(PlayStation 2対応は3と山陽新幹線編のみ)、セガサターン、ドリームキャスト、NINTENDO64、Windows(15ピンゲームポート対応、後にUSB接続対応)
- 電車でGO! コントローラ・ワンハンドルタイプ(PlayStation・PlayStation 2対応(PlayStation 2対応は3と山陽新幹線編のみ)、Windows(USB接続)対応)ただし、それぞれ形は異なる。
- 電車でGO! マメコン(PlayStation・PlayStation 2対応(PlayStation 2対応は3と山陽新幹線編のみ)、製造はHORI)通常のPS用コントローラと同サイズの手持ち式で、十字キーの代わりにマスコンレバー、右側のボタンの代わりにブレーキダイアルを配置したもの。
- 電車でGO! コントローラType2(PlayStation 2対応 USB接続 警笛ペダル付属)方向キーと戸閉めランプが追加される。マスコンとブレーキの形がそれぞれ異なる初期型と後期型(写真)が存在する。なお初期型は787系などの運転台をベースに作られている。
- 電車でGO! 新幹線・専用コントローラ(PlayStation 2対応 USB接続 警笛ペダル付属 マスコン13段・常用ブレーキ7段、ゲーム連動ATCデジタル速度計 戸閉めランプ)
- 電車でGO! 旅情編コントローラ(PlayStation 2、Windows対応 ともにUSB接続 警笛ペダルは上記の付属品で対応 マスコン4段・常用ブレーキ旅情編無段<空気ブレーキ方式の再現のため>その他6段)ただし、Windows対応版のボディの色は黒。
なお、Wiiにて「電車でGO! 新幹線EX 山陽新幹線編」が発売されたので、これに合わせてWii用の新幹線コントローラが発売された。内容は上記のPlayStation 2用「電車でGO! 新幹線・専用コントローラ」がベースとなっているが、PlayStation 2用では戸閉めランプの他に実際の新幹線車両(500系)の運転台を模してゲームと連動するデジタル式速度計・ATC速度指示表示が装備されるなど豪華な装備を持っていたが、Wii用では戸閉めランプは装備されるが速度計とATC表示はシールでの表現に簡素化された。このコントローラはWiiリモコンの外部拡張コネクタに接続して使用する。
電車でGO! 専用ではないがマルチトレインコントローラ(PlayStation 2対応、USB接続、製造はシープス。音楽館発売の東京急行編を除きP5B8のノッチカセットのみ対応)もある。
その他
キャラクター
- 家庭用ゲームソフト
- このゲームシリーズに登場する鉄道車両以外のキャラクターとして、鉄ちゃん(てっちゃん)という女性のキャラクターがある。ゲーム内では入門編でプレーヤーに運転の説明をしたり、運転中に様々なアドバイスをしたりするのが主である。また、プレーヤーの運転次第では音声付きで感激したり怒ったりする。鉄ちゃんの叱咤激励する声は、バージョンによっては音声は聞けるようになっているが、聞いている途中に違うバージョンのディスクと入れ替えることで隠し音声が聞けることも知られている。初代作では顔だけの登場だったが、後の作品ではほぼ全身で登場する。シリーズによっては、入門編でゲームオーバーになったときに「電気を大切にね」と発言する。PS版の電車でGO!シリーズのCVは中山さら、汽車でGO!シリーズでは篠原恵美が担当している。
- また、Wii版電車でGO! 新幹線EX 山陽新幹線編では、同キャラクターが変更されている。
- 基本的に青を基調とした鉄道員の制服を模した制服を着ているが、バージョンによって微妙に違いがある。名古屋鉄道編ではパノラマメイツ(客室乗務員・すでに廃止)の制服で登場する。スカート丈は膝上20cm。
- また、旅情編では、それぞれの地方ごとに、白石葉子(伊予鉄)声:彩木香里、七海ひかる(江ノ電)声:桃井はるこ、西園寺美月(嵐電)声:吉田美保、山口風花(函館市交通局)声:徳光由禾というキャラクターが登場する。
- 2004年に発売のタイアップとして「青春特急!!電車でGO!学園」が月刊マガジンZに短期集中連載され、ここからも数名キャラクターが登場し単行本も発売された。電車でGO!FINALの鉄ちゃんの声は悠木碧が担当しているという説が2010年頃から流れているが、電車でGO!FINAL発売当時、悠木碧はまだ12歳であったため、ファンによるデマの可能性が高い。ただ、エンディングのスタッフロールには「青二プロダクション」の誰かが担当している。
- 2010年に発売の電車でGO! 特別編 〜復活!昭和の山手線〜ではJR東日本のICカードSuicaを模したキャラクターになっている。
- 携帯サイト
- 2007年7月にiモードサイトからリニューアルされた携帯版HPに、「鉄ちゃん」に続くキャラクターとして登場した。なお、彼らは全員本作のスタッフで、厳密にはキャラクターではない。ちなみに、駅長以外女性(キャラクター)で、SマネージャーのSはサービスの意味である。
- 駅長
- 窓口
- Sマネージャー
シリーズ全般に見られる実際の運行との相違点
- 実際は速度照査型ATS(ATS-PやM式ATSなど)が導入されている路線でも、ゲームでは再現されない。
- 前駅到着が3秒早いだけで注意信号が出現する。
- 速度制限解除標識を通過した後すぐに加速できる(実際は、走行中の編成全体が速度制限解除標識を越えてからでないと制限速度を超えてはいけない)。
- 駅間の距離が実際より短く(ごく一部の区間では長く)設定されている[5]。
- 登場する鉄道線車両の運転台は、路面電車など一部を除いて左に偏位しているのにゲームでは左右の線路間の中央視点である。
- 踏切事故が発生してもすぐに運転再開することができる。
- ATSが作動すると異常なくらい強力なブレーキがかかる(車両の種類に関係なく全ての車両で減速度50km/h/sとなっている)。
- 通常カーブがない場所にもカーブがある。
- 列車が信号機を通過しても赤(停止信号)にならない。
- 4灯式信号は減速現示ができるものと警戒現示ができるものの区別がない(その時々において都合のよいほうが登場)。
- 信号の形状が変化することがある(例:ほくほく線で4灯式信号だったものが高速進行現示に変化した際に5灯式信号に変化する)。
- 路面電車では、会社・路線により路線バスのように乗降客のいない電停を通過することがあるが、ゲームでは再現されない。
- 『プロフェッショナル2』や『FINAL』などではゲーム起動時に、「実際の運行とは異なる点があります」など、実際との相違点が存在する旨の注意画面が現れるようになっている。
逸話
もともとビデオゲームの黎明期のころからタイトーおよび他社の開発スタッフには『鉄道車両の運転ゲーム』のアイデアがあったが、コンピュータの性能などの技術的問題や、仮に製作してもゲーム内容やルールがユーザーやゲームセンターへの来店客が理解しにくいこと、特に営業サイドからの『売れない(来店客に受けない)』という意見が根強く、長らく実現出来なかった。そのうえ、『格闘ゲーム』の台頭などで業務用ビデオゲームは初心者にとってハードルが高いものになり、また家庭用ゲーム機用のゲームソフトも、技術の進歩で内容が高度化して初心者には遊びにくいものが多くなり、ユーザーのすそ野も広がりにくくなってしまった。
そこでタイトーの開発スタッフは、熱心なゲームファンだけでなく、初心者も遊びやすく今までにないゲームを提供するため、前述のように昔からあったアイデアで普通の人ならまず体験できない『鉄道車両の運転』に着目し、『電車でGO!』の企画を立ち上げた。電車でGO!の制作にあたり先にPC版で発売されていた『Train Simulator』がタイトーのプレゼンで用いられ、また『ポリゴンCG』で細密な画像描写が可能になるなど、コンピュータの性能向上で技術的問題がクリアできたため、制作が決定した。
一番初めに発売された作品では、現行の山陰本線ではなくトンネル開通前の路線(現在は嵯峨野観光鉄道が観光トロッコ列車を運行している)を用い、また全国的にそれほど知名度のない亀岡を出発点にした。
なぜ山陰本線が使用されているのかは、電車でGO!企画者であり業務用開発プロジェクトリーダー・齋藤晃が亀岡市にある京都学園大学出身で、大学時代、亀岡 - 京都間の通学に利用していたことで思い入れがあったが故、自身の出発点に重ね合わせるようにゲームスタートもこの路線からにこだわってみた、などと後に母校で行った講演で述べている。
鉄道ファンであるタレントのタモリは、「笑っていいとも!」内で何度か本作について言及したことがあり、スタジオアルタにアーケード版の筐体を持ち込ませ、『いいとも増刊号』でゲームの腕前を披露したこともある。当時、PlayStation版を所有しており、ゲームの内容についても熱っぽく語っていた。
日本テレビのテレビ番組「進ぬ!電波少年」の企画「電波少年的懸賞生活」で、なすびは「テレビ」と「PlayStation」と「電車でGO!」を当選させ、本ゲームを楽しむ場面があった(しかし、ゲームにのめり込んでしまい懸賞葉書が書けなくなったため、懸賞生活脱出に支障を来たすようになった。3日プレイした後は自ら禁止している)。
TBSのテレビドラマ「特急田中3号」の登場人物の一人、桃山誠志(秋山竜次) の部屋に、「電車でGO!3通勤編」の筐体が設置されていた。
一部の鉄道保存展示施設に設置された実績を持つ(交通博物館や碓氷峠鉄道文化むらなど)。
Railfan
2006年12月21日発売のPlayStation 3用ソフト『Railfan』は、電車でGO!スタッフとTrain Simulatorスタッフ(音楽館)の共同制作タイトルである。
サウンドトラック
いずれもタイトーまたはスーパースィープより発売された。
- 電車でGO!/サイドバイサイド2
- 電車で電車でGO!GO!GO!2000/LOVE特急こまち
- ZUNTATA初のシングルCD。「電車で電車でGO!GO!GO!2000」はPS版「電車でGO!2」の本編では使用されず、CMやスペースインベーダー2000などに収録された体験版で使用された(ただし、CMで使用されたのはアレンジ版)。
- 電車でGO!2
- 電車でGO!3通勤編+電車でGO!名古屋鉄道編
- 電車で電車でGO!GO!GO! れぼりゅ〜しょん
- 2008年8月20日発売。女性ボーカルによる上記タイトルの新曲と、ゲーム本編にて使用されたボーカル曲や、CMで使用された曲など、これまでに発表された「電車でGO!」関連ソング集。全13曲。
脚注
外部リンク
- 株式会社タイトー
- 電車でGO! 特別編 ~復活!昭和の山手線~ | SQUARE ENIX
- アンバランス - Windows版の販売元
- 壊れたファイルへのリンクがあるページ
- 電車でGO!
- 1997年のコンピュータゲーム
- ミリオンセラーのゲームソフト
- 実機シミュレーションゲーム
- 大型筐体ゲーム
- PlayStation用ソフト
- Windows用ゲームソフト
- セガサターン用ソフト
- NINTENDO64用ソフト
- ドリームキャスト用ソフト
- PlayStation 2用ソフト
- Wii用ソフト
- ゲームボーイ用ソフト
- ワンダースワン用ソフト
- ネオジオポケット用ソフト
- PlayStation Portable用ソフト
- IPhone用ゲームソフト
- IPad用ゲームソフト
- 携帯電話アプリゲーム
- SIMPLEシリーズ
- 北海道旅客鉄道
- 東日本旅客鉄道
- 西日本旅客鉄道
- 四国旅客鉄道
- 九州旅客鉄道
- 名古屋鉄道
- 伊予鉄道
- 江ノ島電鉄
- 京福電気鉄道
- 函館市企業局交通部
- 亀岡市