ハウステンボス駅
ハウステンボス駅(ハウステンボスえき)は、長崎県佐世保市南風崎町にある、九州旅客鉄道(JR九州)大村線の駅である。
概要
1992年のハウステンボスの開場に伴い開設された大村線では最も新しい駅で、早岐瀬戸を挟みハウステンボスの東側に位置している。国鉄・JRで4番目に誕生したカタカナのみの駅名である。当駅の開業に当たっては、電車特急「ハウステンボス」乗り入れのために早岐駅 - 当駅間が電化された。当駅以南の大村線は2012年現在も非電化である。
当駅始発・終着の特急「ハウステンボス」、佐世保駅と長崎駅の間を結ぶ快速「シーサイドライナー」を始め全列車が停車する。なお「シーサイドライナー」は当駅以北(佐世保駅方面)は全列車各駅停車となる。
駅構造
島式ホーム1面2線をもつ地上駅で橋上駅舎を備え、自動放送導入駅となっている。開業当初、ホームは1・2番線の区別なく使われてきたが、2012年5月より行われたエレベーター設置工事のために1番線は行き止まりとなって南風崎駅方面との行き来が出来なくなったため、現在は1番線は早岐駅方面から来て当駅で折り返す列車(特急「ハウステンボス」、シャトル列車「ハウステンボスリレー号」)、2番線は当駅を跨いで運転する大村線の列車と用途が完全に分けられている。
ハウステンボスのイメージにあわせた洋風造りで、リニューアル工事が行われて2010年7月17日に記念のセレモニーが実施されている。リニューアルにより、外観は赤レンガの色を基調に白のアクセントを入れたものに、内装はカラフルなものになっている[1]。構内にはホテルオークラJRハウステンボスのパティシエ手作りのケーキ、カレーパン、クッキーなどが販売されている。
JR九州の直営駅だったが、その後ジェイアール九州ハウステンボスホテル株式会社が駅業務を受託、2011年4月より九州交通企画(2012年4月よりJR九州鉄道営業)による業務委託駅となっている。みどりの窓口および自動券売機がある。自動改札機は設置されていない。エレベーターに関しては2012年10月23日より供用開始された。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color特急「ハウステンボス」 テンプレート:Color普通「ハウステンボスリレー号」 |
早岐・佐賀・博多方面 | |
2 | テンプレート:Color大村線 | 下り | 大村・諫早・長崎方面 |
上り | 早岐・佐世保方面 |
- JRKyushu HuistenboschStation 20130102.jpg
ホーム出入り口付近(2013年1月2日)
- Hoistenbosch eki 1.jpg
エレベーター設置前のホーム1番線側(2004年10月14日)
- Hoistenbosch eki 2.jpg
改札口(2004年10月14日)
利用状況
- 2010年度の1日平均乗車人員は1,104人である。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2000 | 1,223 |
2001 | 1,138 |
2002 | 1,164 |
2003 | 1,038 |
2004 | 938 |
2005 | 948 |
2006 | 1,028 |
2007 | |
2008 | |
2009 | |
2010 | 1,104 |
駅周辺
駅の東側を国道205号が大村線に並行して通っている。駅のすぐ西側の早岐瀬戸に架かる橋を渡った先にハウステンボスがある。
- ハウステンボス
- ホテルローレライ
- 天然温泉ばってんの湯
- ホテルオークラJRハウステンボス(2012年4月1日にハウステンボスジェイアール全日空ホテルより名称変更)
- ホテル日航ハウステンボス
- ウインズ佐世保(中央競馬開催日は駅近くから無料バスあり)
- 長崎国際大学
歴史
隣の駅
- 九州旅客鉄道
- 大村線
- 特急「ハウステンボス」始発・終着駅
- テンプレート:Color快速「シーサイドライナー」(佐世保駅 - 当駅間は各駅に停車)
- テンプレート:Color普通
- 早岐駅 - ハウステンボス駅 - 南風崎駅
位置情報
脚注
関連項目
外部リンク
- ↑ 交通新聞2010年7月26日