北野白梅町駅
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北野白梅町駅(きたのはくばいちょうえき)は、京都市北区下白梅町にある京福電気鉄道北野線の駅。駅ナンバリングはB9。
駅構造
頭端式3面2線ホームを持つ地上駅。ホーム全体がドーム状の屋根で覆われている。乗車は中央のホームから行う。降車は両端のホームへ行うことが多い。トイレは1番線側の降車ホームの端に設置されている。駅前広場は3方向(東・北・南)とも道路に囲まれており、どこに行くにも信号つきの横断歩道を渡る必要がある。
1 | ■北野線 | 帷子ノ辻・嵐山方面 |
2 | ■北野線 | 帷子ノ辻・嵐山方面 |
駅員配置駅だが、18時までの勤務である。18時までに到着する列車では、改札口で運賃を支払う。18時以降は他の無人駅と同様、下車時に運転士に運賃を支払う。
駅周辺
バスのりば
西大路通と今出川通の交差点上にある。 市バスとJRバスでバス停名が異なる。
- 北野白梅町
- 京都駅行/栂尾・周山行
歴史
- 1925年(大正14年)11月3日 京都電燈によって北野~高雄口間が開業。
- 1943年(昭和18年)10月1日 白梅町駅として開業。
- 1958年(昭和33年)7月 今出川通の拡幅と京都市電今出川線の延伸に伴い、北野~白梅町間は京都市電に路線を譲る形で廃止。北野白梅町駅に改称。終着駅となる。
- 「鉄道ファン (雑誌)」連載記事「電車をたずねて」の嵐電の記事によると、以前の駅は現在の位置でなく、専用軌道から路面区間に入って交差点を進み、交差点の東に路面式の白梅町電停があったという。この位置では京都市電が延長すると邪魔になるため、交差点西つまり現在の位置に専用軌道の駅として北野白梅町駅を新設した。つまり北野線自体も廃止区間以上に若干短縮されている事になる。
過去の接続路線
隣の駅
- 京福電気鉄道
- 北野線
- 北野白梅町駅(B9) - 等持院駅(B8)
- ()内は駅番号を示す。
関連項目
外部リンク
- 北野白梅町駅 - 「嵐電オフィシャルサイト」より
- 北野白梅町停留所(京都市営バス)
- 北野停留所(西日本ジェイアールバス) - 当該停留所単独の時刻表掲載無し《全線時刻表のみ》