須ヶ口駅
須ヶ口駅(すかぐちえき)は、愛知県清須市須ヶ口駅前一丁目にある名古屋鉄道(名鉄)の駅である。
駅構内に新川検車区および新川車庫を併設している。
利用可能な鉄道路線
概要
終日駅員配置駅である。快速急行・急行・準急の停車駅であるほか、特急は津島線に向かう全ての列車と平日朝の岐阜行き1本が停車する。
岐阜方面からの普通列車はほぼ全てが当駅で折り返しとなる。一方で名古屋方面の普通列車は津島線との直通であり、同線からの普通列車は約半数が名古屋方面との直通、残りは当駅折り返しである。
2007年6月のダイヤ改正時から当駅止まりの一部特別車特急が平日に運転されており、現行ダイヤでは当駅止まりの特急は3本(豊橋発、西尾発、河和発がそれぞれ1本)設定されている。
当駅から名古屋本線の一宮・岐阜方面は右へ、分岐する津島線は左へそれぞれ急カーブして目的地へ向かう線形になっている。
歴史
- 1914年(大正3年)
- 1921年(大正10年)7月1日 - 名古屋電気鉄道が路線を名古屋鉄道(初代)へ譲渡したことに伴い、(初代)名古屋鉄道の駅となる。
- 1928年(昭和3年)4月10日 - 国府宮支線の丸ノ内と西清洲間が開業(名岐線全通)したことに伴い、同線の所属となる。
- 1930年(昭和5年)9月5日 - (初代)名古屋鉄道が名岐鉄道に社名を変更する。
- 1935年(昭和10年)8月1日 - 名岐鉄道が愛知電気鉄道と合併し、(2代目)名古屋鉄道の駅となる。
- 1988年(昭和63年)
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)2月27日 - ホーム連絡エレベーターの供用を開始する。
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)2月29日 - プリペイドカード「トランパス」のサービス終了に伴い、当駅での供用も終了する。
駅構造
テンプレート:出典の明記 島式2面4線ホームを持つ橋上駅(地上駅)である。
配線は方向別となっており、奇数番線は津島線の列車が、偶数番線は岐阜方面の列車が発着する。なお、折り返し列車は一旦新川橋駅方の引上線に入線する。また1番線にはワンマン確認の看板が設置されている。これは津島線ではワンマン運転を行っていないが、尾西線(津島 - 弥富間以外)に向かう回送電車が当駅の1番線から向かうため。この列車は津島駅から一宮行きに充当される。
2・3番線の北側で線路が平面交差している為、津島線津島方面からの列車到着と名古屋本線岐阜方面の列車発車は同時に行うことができない。
自動券売機・自動改札機・エスカレータ・エレベータが設置されている。発車案内は近年にLED化された。また2009年3月にはホームの嵩上げが完工したが、エスカレータが先に設置されていたため、ホームからの乗り込み口付近がスロープ状になっている。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■津島線 | - | 甚目寺・津島・佐屋・弥富・津島経由森上・一宮方面 | 回送列車含む |
2 | ■名古屋本線 | 下り | 国府宮・一宮・岐阜方面 | |
3 | ■名古屋本線 | 上り | 名古屋・東岡崎・西尾・太田川方面 | 津島線からの直通 |
4 | ■名古屋本線 | 上り | 名古屋・東岡崎・豊橋・豊川稲荷・太田川・中部国際空港・知多半田方面 | 岐阜方面から |
配線図
利用状況
1日平均の乗車人員は2007年度が4,353人、2008年度が4,362人、2009年度が4,015人、2010年度が3,828人である。
愛知県内にある名古屋本線の駅では55駅中17位で、津島線の駅では津島駅・甚目寺駅の次に利用者が多い。テンプレート:要出典範囲。
駅周辺
付近は清須城の外堀に位置し、駅名にもなった「須ヶ口」とは『清須の入口』を意味している[2]。
路線バスは、「きよすあしがるバス」の須ケ口駅バス停が設置されており、1日あたり5往復が設定されている「グリーンルート」が経由している[3]。
隣の駅
- 名古屋鉄道
- 名古屋本線
- 津島線
- ■特急・■急行・■準急・■普通
- (名鉄名古屋駅方面 -) 須ヶ口駅 - 甚目寺駅
- ■特急・■急行・■準急・■普通
脚注
- ↑ 『鉄道ピクトリアル No.624 1996年7月号臨時増刊』 鉄道図書刊行会、p.25
- ↑ テンプレート:Cite book
- ↑ きよすあしがるばす 時刻表(テンプレート:PDFlink・テンプレート:PDFlink) - 清須市(2012年7月7日現在、2013年11月10日閲覧)