新婚さんいらっしゃい!
テンプレート:基礎情報 テレビ番組 『新婚さんいらっしゃい!』(しんこんさんいらっしゃい!)は、テレビ朝日系列ほかで放送されている朝日放送(ABC)制作の視聴者参加のトーク番組である。通称『新婚さん』。
ABC制作の全国ネット番組としては唯一、ABCがTBS系列であった時(腸捻転解消前)から放送されているレギュラー番組となっている。
目次
放送局・日時
テレビ朝日系列(フルネット24局)とTBS系列の宮崎放送(MRT)と日本テレビ系列の高知放送(RKC)では日曜日の12:55 – 13:25(JST)に放送されている。また、この他テレビ朝日系列局のない地域では系列外局で放送日時を変えて放送している。
全国高等学校野球選手権大会の地方予選・全国大会の放送の都合から放送日を変更する場合がある[1]。朝日放送では大阪府大会準決勝・決勝と全国大会準々決勝・準決勝の当該日と重なる場合は後日(主に平日夕方)に時差放送を取る。
なお、2013年4月7日から、同時ネット局については視覚障碍者のための解説放送をステレオ2で実施しており、ABCアナウンサーの橋詰優子が担当している。
番組内容
結婚(再婚も含む)してから6ヶ月以上3年以内の夫妻を自薦あるいは他薦の形で募集し、毎回2組[2][3]の夫妻を別々に取り上げ、出会いのきっかけから結婚生活までのエピソード等を語る。タイトルロゴは番組開始当初から一切変わっていない[4]。
後半は、番組開始当初から2008年5月25日放送分まではハワイ旅行や豪華賞品のプレゼントをかけた「ペアマッチ」という神経衰弱ゲームだったが、2008年6月1日放送分からは夫婦のリボンの色で商品が決まる「LOVEキャッチ」に変わった(それぞれのゲーム詳細は後述)。
トークでは、敬語は使わず関西弁、もしくは地方出身の場合は方言でのやりとりをしている。最近のトークバラエティ番組で多用されている字幕スーパーを放送開始以来一貫して用いていない(ただし総集編で、過去のVTRとして放送する場合などは例外としてトークの内容を字幕スーパーとして表示されたものが放送される。なお、字幕放送でやりとりの内容を確認できる)。また、司会者は舞台下手、ゲストは上手に座る。これらは直後に放送される『パネルクイズ アタック25』でも同じである。
2組目の新婚夫妻が1組目よりも良心的な話(あるいはその逆)をすると、文枝は1組目の新婚夫妻もしくは夫妻のどちらかを呼ぶことがある。
年内最終放送にはスペシャル版が放送され、その年の総集編[2]や特に印象的だった(おもしろかった)カップル10組程度を招き、その後の新婚生活や家族についてVTRなどを交えながらトークする。2005年と2006年は藤井隆が、2007年と2008年は、自身も女優の藤原紀香と結婚・入籍(2009年3月に離婚)した陣内智則が司会に加わり、その年の最も強烈な出場者に対して贈られる「新婚さん大賞」の審査員・プレゼンターも兼ねて出演している。また、2009年最初の放送では芸能人夫婦を特集した「芸婚さんいらっしゃい!」が企画された。2013年の年末は2週連続の1時間スペシャル(12月22日・12月29日)を行う。うち前編・12月22日は「インターナショナル大会」[5]、後編・29日は芸能人大会と、過去に出場した「新婚さん」のリバイバル出場コーナーの2本立てである。
一度、番組出演夫婦のその後を追うロードムービー的なスペシャル番組が作られたことがある。出演後に離婚した夫婦を取り上げ、通常の「新婚さんいらっしゃい」の“陽”の部分とは逆のダークな展開を見せるドキュメンタリー番組だった(文枝はナレーションを担当)。
2012年8月26日には総集編を除くレギュラー放送では初めての1時間スペシャルが放送された(4組の夫婦が登場するほかは通常放送と同じ内容である)。
2013年8月も放送開始43周年特別月間として「8月はよ〜さんおもろい夫婦を出しまっせスペシャル!!」[6]というテーマをつけた総集・特別編を放送するが、8月4日・25日の放送も1時間拡大版となった。
2010年から海外で公開録画が行われるようになった。
- 2010年5月16日・23日放送分は放送40周年を記念してハワイからの公開録画。出場した新婚さん(夫、または妻が日本人の新婚さん3組、日系人の新婚さんが1組)が全員、ハワイ・ホノルル在住。
- 2012年7月15日・22日は韓国・ソウルからの公開録画では日本人の妻を持つ、日本語が堪能な韓国人の新婚さんが登場。
- 2013年7月14日・21日はフランス・パリからの公開収録では、3組の妻が日本人。7月21日放送分で番組史上初の男性同性愛者(日本人男性とフランス人男性)のカップル[7]が登場する。
- 2014年5月11日・18日はベトナム・ホーチミン市からの公開録画。ベトナムではABCの番組ライセンス販売により2013年8月から現地版の「新婚さんいらっしゃい!」が制作、放送されており、日本版の司会者と現地版の司会者との共演が実現した。
出場した新婚夫婦には出場記念(参加賞)としてスポンサーからの商品とほかに腕時計と賞金5万円、そして2008年6月1日放送分より、参加賞としてYESNOまくらが贈呈されている(1999年3月まではホテルプラザ、それ以降2007年12月頃まではリーガグランドホテルのペアでの特別宿泊券も贈呈されていた)。予選会参加者にも番組特製グッズが贈呈される。(2010年11月現在で予選会参加者は延べ8000組以上、著名人であっても予選会に参加する。)
なお、番組の冒頭・終わりの提供クレジット読上げの際、通常では1分30秒以上の広告枠を持つスポンサー企業しか読まれないキャッチコピーが、記念品を提供している企業があるため、45秒・30秒の広告枠の企業でも読まれる。しかし、2010年9月26日放送分までは長らく45秒スポンサー2社・30秒スポンサー5社であったが[8]、同年10月3日放送分から同年12月26日放送分までは全て30秒スポンサー(8社)となった。2011年1月9日放送分から番組史上初めてとなる60秒スポンサーが新設され、60秒スポンサー1社・30秒スポンサー6社となり、2011年4月3日放送分から9月25日放送分までは30秒スポンサー8社に戻されたが、週代わりスポンサーが付くようになった。30秒スポンサー8社に戻された2011年4月から9月まで、4・5・6月が1社、7月から9月までは2社または1社とPTのいずれかになっており、同年10月2日から60秒スポンサー1社、30秒スポンサー6社となったが、週代わりスポンサーが付くようになった。2011年10月は1社とヒッチハイクが扱いされ、11月、12月は2社となっている。
2008年6月1日放送分より、ABC朝日放送が福島区の旧阪大病院跡地の再開発施設『ほたるまち』の一角に建てられた新社屋に移転したため、収録場所が3代目ABCホール、通称「キュキュホール」の収録となった。それに伴い、番組のOP[9]と夫婦が挑戦するゲームが一新された(ゲームの詳細は後述)。
極稀に、文枝と同年代の新婚さん、国際結婚、日本在住の外国人の新婚さんが出場することもある。 また、40年以上続く長寿番組のため、親子二代で「新婚さん」に出演している参加者も多い。稀有な例では、ある参加夫婦の新婦とその父親が(父親が娘の結婚と同時期に再婚)娘夫婦出演の翌週に出演した事がある。
出演する新婚夫妻は基本的に一般視聴者だが、稀にテレビなどのメディアで活躍する著名人の新婚夫妻が出演することがある。出演した著名人には以下の例がある。
- 山本政志(映画監督)・鳳ルミ(女優)夫妻
- 清水朗(スタントマン)・吉岡ひとみ(元女優)夫妻
- ワタナベシンイチ(アニメ監督)夫妻
- 井岡弘樹(元プロボクサー)夫妻
- 内場勝則・未知やすえ(いずれも吉本新喜劇の芸人)夫妻
- タイガースマスク(大阪プロレス所属プロレスラー)・白鳥智香子(元女子プロレスラー)夫妻
- 桂三若(文枝の弟子)・関口まい(桂ざこばの実娘)夫妻
- 角川慶子(角川春樹の娘)夫妻
- 木村ひかり(漫才コンビ「さゆみ・ひかり」、横山やすしの次女)夫妻
- 内田佐知子(J-WAVE『COLORS OF HAWAII』ナビゲーター)夫妻 - 2010年5月23日放送のハワイ公開収録
- 中條健一・秋田久美子(いずれも吉本新喜劇の芸人)夫妻
- 小牧毅(兵庫県競馬組合の元騎手、調教師)夫妻
- 原口あきまさ・福下恵美(いずれもタレント)夫妻
- モト冬樹(タレント)夫妻
- キューティー鈴木(元女子プロレスラー)夫妻
- 露の団姫(落語家)。豊来家大治朗(太神楽曲芸師)夫妻
- 鈴木Q太郎(お笑いコンビ「ハイキングウォーキング」)・猪熊夏子(スタイリスト)夫妻
- 金谷亮(元ジャニーズ事務所所属、現メーカー営業職の一般人)夫妻
- 飯塚俊太郎(WAHAHA本舗所属、冷蔵庫マン)夫妻
- 百瀬なつ(漫画家)夫妻
- 山岡竜馬(お笑い芸人・元お笑いコンビ「イアソン」)・中村佳子(元お笑いコンビ「鳳仙花」)夫妻
- 小島弘章(お笑いコンビ「オーケイ」)夫妻
- 山田花子(タレント)夫妻
- アンミカ(ファッションモデル)夫妻
- 真栄田賢(お笑いコンビ「スリムクラブ」)夫妻
- 杉本彩(タレント)夫妻
- 福田こうへい(演歌歌手、出演時一般人)夫妻
- ラサール石井(お笑いトリオ・「コント赤信号」)夫妻
- 保田圭(タレント・元アイドルグループ「モーニング娘。」)・小崎陽一(イタリア料理研究家)夫妻
- なおこの内、桂三若・関口まい夫妻は2011年3月に離婚している。
番組進行
まずは夫婦の出身・年齢・夫の職業を確認し、妻に2人の馴れ初めを聞く。そして必ず最近はどのように結ばれたか詳しく話してもらう。ただ結ばれる過程が重要であって下ネタの話になるとそこで打ち切られ、新婚生活の不満や相手に対しての希望を話してもらう。その際、不満がでると文枝が必ずこの機会に改善してくれるように頼んだり、相手に謝らせたり、和解させようとする。この設定はたいていどのカップルにも適用される事になる。エッチな話をさせる場合はたいてい片方にだけ話をさせて番組を盛り上げるが、その際タイミングを見計らって文枝はイスから倒れたり、驚いたりするパフォーマンスを取る。ただ番組自体が下品にならないように、結ばれるという表現をし、深い話にならないうちにすぐに打ち切る司会をする。その際山瀬は「すごい」「お、やった」とか感嘆詞を使いカップルの行動の評価には触れない。
主な名物リアクション
トークバラエティーであるが、文枝のリアクションも番組の一つの名物であり、コメディーの要素も含まれている。
- 新婚夫婦を招き入れる時、首を傾げ、右手を差し出しながら「新婚さん、いらっしゃ〜い」(三枝時代の当たりギャグにもなった)の台詞とポーズは、ものまね芸人に真似されている。
- 中でも新婚夫婦とのトークの最中に、文枝が仰天して椅子から転げるリアクション(通称「椅子落ち」)は有名となっている。
- 以下のように椅子から転げる芸の他のリアクションをする事もある。
- 靴や上着を、夫婦や後ろのセットを目掛けて投げつける[11]。
- セットの飾りを外して投げつける。あるいは破壊する。
- セットの飾りやテーブルに飾られた花などをトークの小道具にする。
- 新婚夫婦が文枝の手に負えなくなってしまった時に、客席に向かって直立不動で「誰か(司会を)替わって下さい」と言う。
- 山瀬は文枝同様に椅子から転げ落ちたり、文枝と共に直立不動で、客席に向かって「私も(アシスタントを)替わって下さい」と言う、などこれらのリアクションを真似て行うことがある。
収録場所
会場
- リサイタルホール
- 2008年5月25日放送分まで使用、フェスティバルホール地下の小ホール。2009年の新朝日ビルの建て替えに伴い、閉鎖された。ちなみにリサイタルホールは初代ABCホールであり、新朝日ビルももとは朝日放送の本社が入っていた。
- 2代目ABCホール
- リサイタルホールが他の行事の関係で確保が出来ない時に使用、HD化後は機材が対応していないため、対応中継車をサブ代わりに使用していた。新社屋移転のため閉鎖された。
- 3代目ABCホール(通称:キュキュホール)
- 2008年6月1日放送分から使用。
- ABC会館ホール
地方収録は各地の多目的ホールを使用することが多い。
観覧等
収録日は原則火曜日の正午から1時間程度。リサイタルホールでの収録時代は、無料で観覧することが出来たが、後に観覧希望者は事前に葉書かインターネット、または携帯サイトで申し込む方式に変更(地方収録の観覧の場合は開催地の地元放送局宛への葉書による申し込みとなる。東京収録は当初より葉書での申し込みだった)。 大阪での収録の場合は、午前中リハーサル→午後から収録になることから、出場者は前日に大阪市内のホテルに宿泊するというルールが定められている(1999年3月まではABCグループのホテルプラザ、2008年3月まではリーガグランドホテル)が、後に個人情報保護法等の法令遵守の観点からか、宿泊先の発表は行われなくなった。
歴史
1971年1月31日に放送開始。当初は三枝・月亭可朝・江美早苗の3人が司会でのスタートだったが可朝が同年の参議院選挙出馬を表明した為、放送開始から約4ヶ月後の同年5月いっぱいで降板[12]。それ以降は三枝と女性タレントのコンビとなっている。番組開始時、当時ABCで放送していた同じく視聴者参加の夫婦対談番組「夫婦善哉」のスポンサー・小野薬品工業が「内容が同じ」とクレームを出していたエピソードがあった。しかし、「新婚さん」のスタッフは、「夫婦善哉」(人生経験豊富な夫婦がほとんどのため、人生話が多かった)とは違う内容にアレンジ(新婚さんらしく、人生だけではなく、いわゆる「のろけ話」も加えてよりおもしろくさせる)したと言う。
過去のVTR映像は第1回放送から現存しているが、白黒VTRで一部乱れている部分がある[13]。
視聴率
企画された1971年1月時点で日曜の12時台は「魔の時間帯」と呼ばれていたことから初代プロデューサーの三上泰生は「この番組は半ばあきらめムードでスタートした」と自著「6chは上方文化や」で述べている。テンプレート:Main
ABCはこの当時、JNN排他協定の絡みで放送時間の変更ができなかった正午スタートの『ABCニュースJNN』[14]と『ロッテ歌のアルバム』にはさまれた12:15 – 12:45を担当していた。当初の視聴率はNET系列局がない地域のJNN加盟局の方が良く、制作局のABCやTBSでは低かったが、1975年3月31日の東阪ネット交換を境に視聴率が上昇、人気長寿番組となっている。テンプレート:Main 三上は自著の中で「この番組は得をした」と述べている。関東地区の最高視聴率は1980年に放送された回の23%台で、関西地区の最高視聴率は1978年に記録した32.6%。
ネット状況
スタート当初はTBS系列にて、12:15開始・12:45終了で放送された。1975年4月6日、MBSとABCの東京キー局ネットチェンジ(いわゆる『腸捻転』解消)によってNET系列に移行し[15]、放送時間も従来の12:15開始・12:45終了より30分ずらして12:45開始・13:15終了へ変更された[16]。以降視聴率が上昇し、ABCにおける代表番組の一つとなった。1994年10月2日からテレビ朝日系列は日曜日の正午からの番組を12:55まで延長した[17]ため、さらに10分ずらして12:55開始・13:25終了に変更された。現在もなお放送されており、2010年1月で放送40周年を迎えている。なお、桂文枝は第1回の放送から現在まで司会を担当しており、これは60年以上の日本のテレビ番組史上でも最長の司会記録を誇る。
2004年10月3日放送分よりハイビジョン制作となる(地方での制作は当面の間SD収録を継続していたが、現在は地方での公開収録についてもハイビジョン収録になっている。2011年時点で最後のSD収録は2007年8月5日・12日放送分のロサンゼルスでの公開収録)。同時に音声モードも、長年のモノラル制作(モノステレオ放送)からステレオ制作(フルステレオ放送)に変更された。2004年10月22日に司会の「三枝=さんし」にちなむ34周年を記念して、特別雑誌「新婚さんいらっしゃい!雑誌になってもいらっしゃい」が、2007年には「桂三枝のあぁ夫婦」と題された番組を題材にしたエッセー集も全国発売された。2010年7月4日よりアナログ放送ではレターボックス放送となった。2011年7月17日をもってアナログ放送は40年間の歴史に幕を閉じた。[18]
冒頭先述の通り2013年4月7日より、同時ネットで放送される局は解説放送(ステレオ2)が行われている。
ペアマッチ
2組の新婚夫婦のトークが終わるとペアマッチというゲームが始まっていた(片平なぎさがアシスタントの頃、一時期「パネルマッチ」という別のゲームに変更されていたが、視聴者の要望で復活した。またペアマッチの前にCMを入れていた)。
1 – 16の数字が書かれた4×4のパネルボードに賞品が隠されており、神経衰弱形式で賞品の獲得を競った。そろうとチャイム音と赤または緑のランプが点灯する(従来はファンファーレだった)。ボードのセットは2代にわたって続いた。
先攻・後攻はくじ引きで決め、先端にハートがついた棒が2本入った筒が用意され、夫婦2組がそれぞれ棒を筒から引いて決めていた。赤いハートが先攻、透明のハートが後攻となった。筒は三枝が用意し、くじ引きが終わると筒をセットの裏へ放り投げた(かつては、トランプによって先攻・後攻を決めていた。大きな数のカードを引いた方が後攻となった)。
賞品にはノートパソコン、DVDレコーダー等の高価な賞品もあれば、イエス・ノー枕(後述)やたわしといった賞品まであった。
パネルが全て開くか2巡(新郎・新婦1回ずつのチャンス)した時点でゲームは終了し、パネルが全て開いていない場合は同時にすべてのパネルが開かれた。ゲーム終了後、下にある地球儀形のボックスを三枝が開け、中に入っている写真と同じ賞品を獲得していた夫婦は、ルックJTB(かつてはアロハセブン→ABCトラベル→ジャルパックが提供)によるハワイ旅行獲得となった(1990年代前半にはニューヨーク・フロリダディズニーワールドだった時期もある)。獲得すると後ろのボードが回転してハワイの写真になった。過去にオーストラリア(このときの海外旅行は日本だった)など海外での公開収録実施時は電動式のボードが寸法と重量の関係と航空貨物の積載で莫大な費用が掛かる為使えず、現地で作ったボードですべて司会者の手作業で行われたほか、地球儀が開かなかったというハプニングがあった(かつては、招待券(目録)が下に隠れている賞品を獲得した夫婦が海外旅行(香港旅行)を獲得することになっていた)。なお、1978年頃までは海外旅行はなかった。
地球儀の中に入っていた賞品はノートパソコン等の高価な賞品だった回は滅多に無く、ほとんどの回がたわしで当たる確率が高かった(2008年に入ってからは、地球儀の中に入っている賞品で出てきたのはすべてたわしだった)。過去には耳かき、金槌、バケツ型の小型洗濯機などで、たわし登場前は、イエス・ノー枕がハワイの定番賞品であった。
年に数回程度は新婚夫妻が全部のパネルを開けたり(2組で完全棲み分けまたは1組で総なめ状態になること。パネルが残り2枚になった時点で自動的にもう1つの賞品も獲得となった。このとき最後の2枚は、三枝が「○番と○番を開けてください」とパネル操作担当のスタッフへパネルを同時にあける指示を出した)、2組とも1個も賞品が獲得出来ないというのがあった。中には1巡目で全部を開けたり、2巡目先攻で全部開けたこともある(すなわち2巡目後攻へ行かずに終了)。賞品の配置は規則性がある場合が多く、完全なアトランダムに配置されているわけではないので、推定によりわずかながら確率を上げることは可能。 2回しかチャンスがないため、賞品をより多く獲得するには後攻の方が圧倒的に有利だった。
ペアマッチ終了後には、出場した夫婦に贈られる番組スポンサー各社からの記念品の紹介がされていたが、2007年時点では番組の冒頭の1組目新婚さん登場前に紹介されている。
2007年4月放送分よりハワイ獲得なしのBGMがこれまでの番組開始時以来36年間使われてきた、間の抜けたBGMから非常にシンプルな新しいBGMに変わった。ハワイ獲得時のBGMは音程が若干変わっている以外は番組開始時以来ほぼ同じである。ハワイ獲得時のBGMの最後部分は元々は同局の「ヒラメキ大作戦」で使われていたもので、同番組終了後「わいわいサタデー」でも使われていた。なお、現在の「LOVEキャッチ」でもハワイ旅行獲得時にこのBGMが使われている。当初は賞金獲得時もハワイ旅行獲得時と同じものを使用していたが、新たに別のBGMが使われている(迫力のあるもの)。ハワイ獲得なしのBGMは従来のものに比べシンプルなものになっているが、こちらも現在の「LOVEキャッチ」でもハワイ旅行・賞金とも獲得なし(たわし獲得時)の場合に流れている。
ハワイ獲得の場合は、画面の右下にくす玉(金色)が割れて紙吹雪と「ハワイおめでとう!」と書かれた横字の垂れ幕が出るCG映像が、ハワイ獲得なしの場合はくす玉(銀色)そのものが落下してこなごなに壊れてしまうCG映像と「ざんねん…」の文字が出ていた。かつてはハワイ獲得なしの場合ハワイの背景が地割れしたような形で出ていた。
2008年5月25日放送分をもって長らく続いた『ペアマッチ』は終了(理由は後項の「視聴者プレゼント」にて)。6月1日放送分からは夫婦がそれぞれ取ったハート型の風船の色で賞品を決定する「LOVEキャッチ」に変わった。組み合わせ時の賞品は次項の通りとなっている。
LOVEキャッチ
2008年6月1日から「ペアマッチ」に代わって登場したゲーム。夫婦がそれぞれ取ったリボン(当初はハート型の風船)の色で獲得賞品が決定する。初回だった6月1日放送分でいきなり2組ともハワイ旅行を獲得したため、6月8日放送分からはリボンの種類を増やした上で、夫妻のどちらかが取ったリボンによって獲得賞品が決定するルールに変更した。(ただしつかめるのは1組につき1つ。たいていは色が組別々になるが、まれに2組とも同じ色となるケースもある)
※2009年6月28日放送分まで、トーク終了後すぐに、本コーナーに入っていたが、2009年7月から2012年3月までCMを挟んでのスタート、2012年4月1日放送分からトーク終了後すぐのスタート態勢に戻され、山瀬が選ばれていない色の箱を開ける直前にCMが入る。
※2つのチームとも同じ色が出た場合はたわしとなるケースが多い(先に旅行・賞金が出て、たこ焼き・たわしが残った場合も)。
2008年6月1日
- 夫婦とも赤…ハワイ旅行
- BGMは以前のペアマッチのハワイ旅行獲得時と同じ。画面上は右下に「おめでとうハワイ旅行」と表示
- 夫婦とも青…賞金30万円
- 夫婦とも黄色…たこ焼き1年分
- 色違い…たわし1個かハワイ旅行と30万円など
2008年6月8日–9月28日
- リボンの色
- 賞品の種類
- ハワイ旅行
- 30万円
- 20万円
- 10万円
- たわし
※賞金獲得時の画面上は「○○万円ボーナス獲得」と表示される。
2008年10月5日–2009年2月15日
- 賞品の種類が変更となった。
- 賞品の種類
- ハワイ旅行
- 30万円
- 42型液晶テレビ
- たこ焼き1年分
- たわし
※2008年12月14日放送分では、2組とも青のリボンでハワイ旅行獲得となった。
※2009年1月25日放送分では、2組とも42型液晶テレビ獲得となった。(ちなみに緑のリボンでもあった)
2009年2月22日–2012年1月8日
- 経費の削減により、緑のリボンならびに42型液晶テレビが除外された。
- 賞品の種類
- ハワイ旅行
- 30万円
- たこ焼き1年分
- たわし
2012年1月15日-
- 海外旅行の行き先がハワイからヨーロッパに変更。さらに、賞金も30万円から10万円に減額となった。
- 賞品の種類
- ヨーロッパ旅行(ローマ・パリ7日間)[19]
- 10万円
- たこ焼き1年分
- たわし
イエス・ノー枕
青とピンクのペア枕で、それぞれに「YES」と「NO」の文字及び番組ロゴがプリントされている。番組内で触れられることはないが、夜の意思表示において、「OK」の日には「YES」の文字面を上にし「NG」の日には「NO」の文字を上にして使用するとされている。
一時期登場していなかったが、番組30周年記念にデザインを新たにした上に、テンピュールの素材を用いて再登場した。
2008年5月までは「ペアマッチ」の賞品としてラインナップされていた。現在は出場記念のプレゼントで用いられている。
視聴者プレゼント
2002年9月まで、「ペアマッチ」で高額賞品が残っている場合は、その残っている商品のうち1つを1名と、番組特製クッション(イエス・ノー枕)を100人分を基本とし、たわしなどの安い賞品しか残っていない場合や、それらも含めて全ての賞品が出てしまった場合は番組特製クッションを100人分のみを、毎週視聴者プレゼントとして提供していた。
その後同年10月からは、記念品の紹介の後に山瀬が、三枝の回転したルーレットに向かってダーツを投げ、今週の視聴者への豪華プレゼントを1つ決めていた(ダーツで決められる視聴者プレゼントは、ハワイ旅行やテレビ〈テレビは、一時期「ラブソファー」になったこともあった〉、DVDレコーダー〈当初はサイン入りの電気たこ焼き器〉、ノートパソコン、サイン入りかなづち、サイン入りやかんなどがあり、特別な場合以外は、100人のクッションのプレゼントは休止されていた)。
2006年4月からは、毎月100人に、番組特製のクッション(三枝がデザインしたオリジナル)のプレゼントだけになったが、2007年4月からは視聴者プレゼント自体を取り止めている。
取り止めた理由は、2008年に朝日放送の本社・放送センター移転(阪大病院跡地に2008年移転)のため、その建設費や現社屋からの引越し準備とその費用や局舎の放送機能の切り替え工事で莫大な費用を使用することや、現社屋や大阪タワーそしてホテルプラザの解体費用に莫大な費用を使用すること、これらの資金を確保することから、余計な経費を削減するためと言われている。また、高価な賞品(テレビ、DVDレコーダー、ノートパソコン等)が頻繁に獲得したカップルもいたことや視聴者プレゼントもされていたこともあり、応募総数がかなりの倍になっていた事や商品を調達する賞品の費用が高騰したためと言われている。なお、一時期、応募期間限定で三枝が執筆した本が30人に当たる視聴者プレゼントが行われていた。ペアマッチがLOVEキャッチに変わったのもそれが遠因となっている。
視聴者プレゼントはハガキによる応募で行われていたものの、2005年4月から6月まではテレゴングによる視聴者プレゼントが実施されていた(時差ネット局では応募不可だった)。7月にはハガキでの募集に戻っている(テレゴングは東西NTTの加入電話回線からしかかけられないため、応募自体ができない場合がある)。
こうして5年間にわたって行われてこなかった視聴者プレゼントは、2012年4月1日放送分よりLOVEキャッチでヨーロッパ旅行が入っていた箱の色を答えて番組ホームページから締切日までにエントリー、協力旅行代理店であるエイチ・アイ・エスの旅行券を抽選でプレゼントする企画で復活した。CM前に過去5週間のヨーロッパ旅行が入った箱の色が発表される。通常はハートマークで表記されるが、2012年7月15日・22日の韓国での公開収録では扇子のマークで表記された。
出演者
期間 | 司会 | アシスタント | |
---|---|---|---|
1971.1.31 | 1971.3 | 桂三枝 月亭可朝 |
江美早苗 |
1971.4.4 | 1971.7.11 | 桂三枝 ↓ 桂文枝 | |
1971.7.18 | 1978.2.26 | 梓みちよ | |
1978.3.5 | 1981.11.8 | ジョーン・シェパード | |
1981.11.15 | 1992.5.17 | 片平なぎさ | |
1992.5.24 | 1996.3.31 | 岡本夏生 | |
1996.4.7 | 1997.6.29 | 渡辺美奈代 | |
1997.7.6 | 現在 | 山瀬まみ |
- 備考
- 文枝は、襲名前の三枝時代と合わせ第1回から司会を担当しており、2011年5月時点で40年連続司会を達成。これは日本のテレビにおけるバラエティ番組史上の最長の司会記録である[20]。
- なお、当初は可朝がメインで、三枝(文枝)は江美共々アシスタント(サブ)のポジションとして起用したが、可朝が参議院選挙に出馬することで開始から4か月で降板せざるを得なくなり、そこでプロデューサーの澤田隆治は、代替のメインを探していたところ、三枝(文枝)をメインに格上げする方針を固めたとしている。[21]
- 片平のアシスタント時代、三枝が仕事の関係で番組に出演出来ない事もあり、関口宏[22]、明石家さんま、伊東四朗が代理を務めた。
- 渡辺はアシスタント就任直前に結婚、本当の新婚さんになったものの、その後妊娠したため1997年6月で急遽降板。最後の回、花束贈呈の際に三枝が「(当初は)3年という約束やったのに」と発言している。
- 山瀬は片平の記録10年半を塗り替え、アシスタント在任最長記録を更新中である。また、関西テレビ制作・フジテレビ系列の『三枝の愛ラブ!爆笑クリニック』でも山瀬は三枝のアシスタントを務めていた。
- 三枝は2012年7月16日に「六代桂文枝」を襲名することに伴い、2012年7月22日放送分以降「桂文枝」として出演している。三枝としての最後の回(2012年7月15日放送)と文枝としての最初の回は韓国・ロッテワールドにて収録を行った。
主題歌
※下記とは別にテーマミュージックが存在し、冒頭で流されている。
- 歴代テーマソング
- 「愛はルフラン」(訳詞 安井かずみ/作曲 Harvel Frank-Raymond Jeannot/編曲 田辺信一/唄 梓みちよ)
- 「小さなメモリー」(作詞 橋本淳/作曲 平尾昌晃/編曲 高田弘/唄 ジョーン・シェパード)
- 「二人のシンフォニー」(作詞 来生えつこ/作曲 来生たかお/編曲 矢島賢/唄 片平なぎさ)(– 1984年9月30日)
- 「幸せにキッスしたら」(作詞 荒木とよひさ/作曲 いけたけし/編曲 若草恵/唄 桂三枝、片平なぎさ)(1984年10月7日 – )
- 「好きだから」(作詞 魚住勉/作曲・編曲 馬飼野康二/唄 桂三枝、岡本夏生)
- 「いろいろあったけど」(作詞 秋元康/作曲 羽田一郎/編曲 樫原伸彦/唄 渡辺美奈代)
- 「Heart Candle」(作詞 松井五郎/作曲・編曲 後藤次利/唄 ポンヌフ(桂三枝と山瀬まみのユニット))
- 「笑顔でね〜結婚の歌〜」(作詞・作曲 つんく♂/編曲 上田ケンジ/唄 桂三枝、山瀬まみ)
アシスタントが片平の時までは、オープニングでテーマソングが生で歌われ、その際、ネット局が字幕で紹介されていた(ただし、1985年夏頃辺りからは、生では歌われなくなった)。アシスタントが岡本に代わった1992年からは、エンディングで流されるようになり、ネット局の字幕もなくなった。
2002年頃からはテーマソング自体が設けられていなかったが、放送40周年を迎える2010年、テーマソングがシャ乱Q・つんく♂プロデュースの新曲で復活し、それに先立ち2009年12月27日の年末スペシャルのEDで披露された。
スタジオセットの変遷
パロディ
- 他局のテレビ番組のコーナーではこの番組のパロディが放送されている。
- 『同期さんいらっしゃい!』…『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系列)の企画。こちらは「新婚さん」ならぬお笑い芸人のデビューした「同期さん」が登場するというもの。司会は岡村隆史扮するオカツラサンシと矢部浩之扮するヤベセバビの2人である。他にも2005年にナインティナインの結成15周年を記念して、「ナイナイさんいらっしゃい」というパロディもあり、司会は本家司会者の桂三枝が務めた。
- 『ウエスポーン!新人さんいらっしゃい!』…『ラジかるッ』(日本テレビ)で毎週金曜日に放送されていたコーナー(2008年4月–2009年3月)で、今注目の新人さん(例:タレントや役者など)が登場するというもの。また、本家同様「イエス・ノー枕」が商品として登場している。進行役はレッド吉田(TIM)と大島麻衣(当時AKB48)の2人。
- 『さきの昆虫さんいらっしゃい』…『おはスタ』(テレビ東京)。おはガールの小川紗季(スマイレージ)が、苦手な昆虫を克服するためのコーナー。本人の芸能界引退により終了。(ロゴのパクリ)
- 『偉人さんいらっしゃい!』…『ピラメキーノ』(テレビ東京)。タイトルのみのパロディ、内容は本家とは全く異なりイタコが口寄せで偉人を降霊させるというもの。
- また同局・同系列で放送中のテレビアニメ『ハピネスチャージプリキュア!』第7話(2014年3月16日放送)「友情全開!! 二人の新たなる力!!」で、敵組織「幻影帝国」の幹部ホッシーワ(声 - 岡村明美)が目を付けた新婚夫婦を利用して、怪物「サイアーク」を出撃させた際、ホッシーワは文枝のマネで「いらっしゃ〜い、サイアーク!」と叫んだ。
スタッフ
(2014年5月現在)
- タイトルアニメ制作:東映アニメーション(スタッフロールでは「協力」と表示されている)
- 構成:尾上たかし(澤田隆治の弟)、渡邊仁
- 音楽:大野正雄、本多俊之(テーマ曲はほぼ番組開始当初から変わっていないが、現在流れているテーマ曲はポップ調にアレンジしたものが使われている)
- 宣伝:福田正朝
- 庶務:岡由子、弘中麻由
- TD(テクニカルディレクター):関口直樹
- SW(スイッチャー):浦﨑学
- CAM(カメラ):木戸秀樹
- VE(ビデオエンジニア):鈴木哲也
- AUD(オーディオ):久野純
- 照明:兼岩克
- 編集:大西浩二
- MA:武田寛
- FD(フロアディレクター):細谷尚広、山本真也
- AD:山内貴博
- 美術:国嶋芳子、佐々文章
- ディレクター:山下浩司、田嶋康次郎
- プロデューサー:秋山利謙(2014年5月4日 - )、田村雄一(以前は、ディレクター)
- 協力:放送事業社・吉本興業(スペシャル版のみ表記)
- 美術協力:つむら工芸、シュプール、ビーム、高津商会、まいど、デンコー、ヘブンデュオ
- 制作協力:関西東通(以前では「大阪東通」→「東通」表記された)
- 制作・著作:ABC
- 地方収録[23]の場合は各ネット局が制作・技術協力として参加する。なお、名古屋テレビ放送(NBN)がかかわる際は「メ〜テレ」と表示される。かつては鹿児島放送(KKB)も2012年3月までは2006年12月から現在使用しているロゴでなく1982年開局時の社名ロゴを使用していたが、2012年5月放送分(鹿児島県での公開収録)から現行の社名ロゴを使用している。また、北海道テレビ放送(HTB)がかかわる際、2006年1月の現行ロゴ変更後も長らく1968年開局時の「北海道テレビ」の社名ロゴを表示していたが、2012年9月放送分(北海道・富良野市での公開収録)からは2006年1月から使用している現行のHTBロゴ(略称ロゴ)を使用している。
ネット局
現在のネット局
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 放送日時 | 備考 | 再放送 |
---|---|---|---|---|---|
近畿広域圏 | 朝日放送 (ABC) |
テレビ朝日系列 | 日曜 12:55 - 13:25 | 制作局 | 土曜 16:55 - 17:25 字幕放送・解説放送 |
関東広域圏 | テレビ朝日 (EX)[24] [25] |
同時ネット | - | ||
北海道 | 北海道テレビ (HTB) |
水曜 11:00 - 11:30[25] | |||
青森県 | 青森朝日放送 (ABA)[26] |
土曜 11:00 - 11:30 | |||
岩手県 | 岩手朝日テレビ (IAT)[27] |
土曜 12:55 - 13:25 | |||
宮城県 | 東日本放送 (KHB) |
土曜 17:00 - 17:30 | |||
秋田県 | 秋田朝日放送 (AAB)[28] |
- | |||
山形県 | 山形テレビ (YTS) |
木曜 16:00 - 16:30 | |||
福島県 | 福島放送 (KFB) |
- | |||
新潟県 | 新潟テレビ21 (UX) | ||||
長野県 | 長野朝日放送 (abn) | ||||
静岡県 | 静岡朝日テレビ (SATV) | ||||
石川県 | 北陸朝日放送 (HAB) | ||||
中京広域圏 | メ〜テレ (NBN) |
土曜 16:55 - 17:25 | |||
広島県 | 広島ホームテレビ (HOME) |
土曜 17:00 - 17:30 | |||
山口県 | 山口朝日放送 (yab)[26] |
土曜 16:50 - 17:25 | |||
香川県・岡山県 | 瀬戸内海放送 (KSB)[29] |
土曜 15:30 - 16:00 | |||
愛媛県 | 愛媛朝日テレビ (eat) |
土曜 11:00 - 11:30 | |||
福岡県 | 九州朝日放送 (KBC) |
- | |||
長崎県 | 長崎文化放送 (NCC) | ||||
熊本県 | 熊本朝日放送 (KAB) | ||||
大分県 | 大分朝日放送 (OAB)[26][30] | ||||
鹿児島県 | 鹿児島放送 (KKB) |
土曜 17:00 - 17:30 | |||
沖縄県 | 琉球朝日放送 (QAB) |
- | |||
高知県 | 高知放送 (RKC)[31][32] |
日本テレビ系列 | |||
宮崎県 | 宮崎放送 (MRT)[33][34] |
TBS系列 | |||
鳥取県・島根県 | 山陰放送 (BSS)[34][35][36][37] |
土曜 10:15 - 10:45 | 27日遅れ | ||
山梨県 | テレビ山梨 (UTY)[34] |
土曜 12:00 - 12:30 | 13日遅れ | ||
福井県 | 福井放送 (FBC)[38] |
日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
土曜 13:00 - 13:30 | 27日遅れ | |
富山県 | 富山テレビ放送 (BBT)[39] |
フジテレビ系列 | 日曜 9:00 - 9:30[40] | 遅れ日数不明 | |
徳島県 | 四国放送 (JRT)[41] |
日本テレビ系列 | 日曜 17:00 - 17:30 | 56日遅れ |
過去のネット局
系列については放送当時のもの。
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 備考! |
---|---|---|---|
関東広域圏 | 東京放送 (TBS) |
TBS系列 | 現:TBSテレビ 腸捻転解消でNET(後のANB → 現:EX)へ移行 |
北海道 | 北海道放送 (HBC) |
腸捻転解消でHTBへ移行 HBCでは、日曜12:15(腸捻転解消直前の放送時間)から放送。 | |
青森県 | 青森テレビ (ATV) |
1977年3月まで 1975年3月まではNETテレビ系列とのクロスすネット局[37] 腸捻転解消前は日曜16:00から、腸捻転解消後は10:30からの放送。 | |
青森放送 (RAB) |
日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
1977年4月から1991年9月まで | |
岩手県 | IBC岩手放送 (IBC) |
TBS系列 | 1996年3月25日をもって打ち切り[27][37][42]、岩手朝日テレビ開局までの半年間、岩手県では未ネット。 |
宮城県 | 東北放送 (TBC) |
1975年9月まで[37] | |
秋田県 | 秋田テレビ (AKT) |
フジテレビ系列 | 1992年5月打ち切り[28] 1981年4月から1987年3月までは テレビ朝日系列とのクロスネット局 クロスネット解消直前時点では、土曜18:30から放送。 |
山形県 | 山形放送 (YBC) |
日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
1993年3月まで 1980年3月までは日本テレビ系列単独加盟局[37] |
福島県 | 福島テレビ (FTV) |
TBS系列 フジテレビ系列 |
腸捻転解消でFCTへ移行 1971年9月までは日本テレビ系列 |
福島中央テレビ (FCT) |
日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
1981年9月まで | |
新潟県 | 新潟放送 (BSN) |
TBS系列 | 腸捻転解消でNSTへ移行 |
新潟総合テレビ (NST) |
フジテレビ系列 テレビ朝日系列 |
1983年9月まで 1981年3月までは日本テレビ系列とのトリプルネット局 | |
長野県 | 信越放送 (SBC) |
TBS系列 | 1980年9月まで |
テレビ信州 (TSB) |
テレビ朝日系列 日本テレビ系列 |
1980年10月開局から1991年3月まで[43] | |
静岡県 | 静岡放送 (SBS) |
TBS系列 | 1979年3月まで[44] |
石川県 | 北陸放送 (MRO) |
1991年9月まで[45] | |
中京広域圏 | 中部日本放送 (CBC) |
現:CBCテレビ 腸捻転解消でNBNへ移行 | |
岡山県 | 山陽放送 (RSK) |
腸捻転解消でOHKへ移行[46] | |
テレビ岡山 (OHK) |
フジテレビ系列 テレビ朝日系列 |
現:岡山放送 1979年4月改編時の岡山・香川相互乗り入れまで[29] | |
広島県 | 中国放送 (RCC) |
TBS系列 | 腸捻転解消でUHT(現:HOME)へ移行 |
山口県 | テレビ山口 (tys) |
TBS系列 フジテレビ系列 NETテレビ(当時)系列 |
腸捻転解消でKRYへ移行 |
山口放送 (KRY) |
日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
1993年9月まで 1978年9月までは日本テレビ系列単独加盟局 | |
愛媛県 | 南海放送 (RNB) |
日本テレビ系列 | 1995年3月まで |
高知県 | テレビ高知 (KUTV) |
TBS系列 | 腸捻転解消でRKCへ移行[32] |
福岡県 | RKB毎日放送 (RKB) |
腸捻転解消でKBCへ移行 | |
長崎県 | 長崎放送 (NBC) |
1990年3月まで | |
熊本県 | 熊本放送 (RKK) |
1989年9月まで[37][36] | |
大分県 | 大分放送 (OBS) |
腸捻転解消でTOSへ移行 | |
テレビ大分 (TOS) |
フジテレビ系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
1993年9月まで[30] | |
鹿児島県 | 南日本放送 (MBC) |
TBS系列 | 1982年9月まで[37][45] |
沖縄県 | 琉球放送 (RBC) |
1995年9月まで[45] |
- なお、日本テレビ系列の放送局(およびTSB[43]とTOS[30]以外の日本テレビ系列とのクロスネット局)では、日本テレビ系列日曜13時枠の番組を同時ネットで放送していたため、前後(大方は前)の時間で放送していた。
- また、青森・山口・大分では、該当地域にある民放テレビ局全てで、当番組の放送実績を持っている(いた)。[47]
- 関西地区での腸捻転解消までは、夕方前後に放送していた放送局(ATV(16時)・RKK・BSS(共に15時)など)があった。
脚注
外部リンク
- ※記号→◆:腸捻転解消前( - 1975年3月30日)、●:腸捻転解消後(1975年3月31日 - )
- ↑ 後日時差放送を行う場合でもそのままネットスポンサー・字幕放送付きで放送され、開始冒頭に「この番組は朝日放送で○月○日に放送されたものです」、終了時に「次回は○月○日の12時55分から放送します」と時差放送の送り出す局から字幕スーパーを表示している。ANNフルネット局の中には後日時差放送を取らずに、当該週の放送を休止する局がある(直後番組である『アタック25』も同様)。
- ↑ 2.0 2.1 但し、2011年8月14日全国ネット分、青森県での公開放送2週目では、どのような事情があったか分からないものの、前半に1組だけ登場し、後半は夏休み特別企画となる傑作選が放送された。そのため、LOVEキャッチが放送されなかった。
- ↑ 2012年8月26日の1時間スペシャルでは4組。
- ↑ http://www.e-sanshi.net/menu/0511.html
- ↑ 在日外人同士のカップルが出場するもの。後半部で文枝がベトナムに取材したロケコーナーもある
- ↑ 「よ〜さん」とは、「沢山」の大阪弁方言「ぎょうさん」と、放送開始43周年になぞらえたもの
- ↑ フランスでは同性婚が認められている。
- ↑ テレビの45秒スポンサーは珍しかった。
- ↑ これまで使われていた教会での挙式を行うカップルのVTR映像から、東映アニメーション制作によるアニメーションのオープニング映像に変更。但し、地方での公開収録ではこれまで通り、その土地の名所探訪など現地で撮影したものを番組のOPとして流している。
- ↑ 『徹子の部屋』に当時の三枝が出演した時、「あの椅子でないとコケのパフォーマンスが上手に出来ないんですよ。あの椅子のように足の部分が細い椅子が探しても無い。だから補修しながら使い続けているんです」と話している。
- ↑ 靴を投げつけた後に片方の靴が見つからず、そのまま片方裸足でトークを続けたこともある。また2011年6月12日放送分では両足の靴、靴下も投げつけ、裸足のままで続け、「LOVEキャッチ」でスリッパを履いていた。
- ↑ 可朝が参議院選挙出馬を表明したのは1971年6月5日。
- ↑ 2014年7月27日放送の「44年目の夏 オヨヨスペシャル」において、第1回放送で登場した夫婦が再登場した際、当時のVTRが放送された。
- ↑ 当時ABCはTBS系列だった。
- ↑ ただし一部のTBS系列局では腸捻転解消後も遅れネットに降格したものの、継続して放送された。ネット局に関しても1996年10月以降は変化がなく、2012年4月現在で当番組を放送しているTBS系列局は、2002年4月から同時ネットに復帰しているMRTと、遅れネットのUTY・BSSの3局である。
- ↑ 高田文夫編「昭和のテレビバラエティ」(太田出版、1989年12月 ISBN 4900416797)の『さんまのまんま』(関西テレビ)の項目で『新婚さん』を少し取り上げており、同番組は最初は関西ローカルで、その後全国ネットになった(TBS系列時代は関西色があまりに強すぎでTBSなどの系列局がネットに難色を示していたが、NET系列になって全国ネットになった)と記述しているが、第1回から全国ネット番組である。
- ↑ 但しローカル枠。
- ↑ 7月24日12:00でアナログ放送が完全終了したため。東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)で被災した岩手、宮城、福島の3県を除く(これらは2012年3月26日の放送が最後)。
- ↑ 2012年3月25日放送分まではルックJTB、4月1日放送分以降はエイチ・アイ・エス。
- ↑ 後座番組『アタック25』で司会を務める児玉清は第1回の放送から2011年4月10日放送分まで司会を担当しており、36年に渡り司会を続けていた。これは日本のテレビにおけるクイズ番組史上の最長の司会記録となっているなど、本番組との共通点が多い。
- ↑ BSジャパン「私の履歴書」(2014年7月10日放送)
- ↑ 文枝(かつては三枝)と関口は同じ年に生まれ・同学年であり、しかも文枝は関口より3日遅く生まれている。
- ↑ 日本テレビ系『笑点』と同様にネット局の開局記念行事として行われることが多い。
- ↑ 1977年3月まで旧称:NETテレビ。1977年4月6日–2003年9月までは全国朝日放送で、略称はANB。
- ↑ 25.0 25.1 かつては自社送出で過去の再放送を行っていた時期があった。
- ↑ 26.0 26.1 26.2 これらの地域では、当該地域に所在する民放全局で放送された実績を持つ。青森県=ATV→RAB→ABA 山口県=tys→KRY→yab 大分県=OBS→TOS→OAB
- ↑ 27.0 27.1 IBCでは岡本夏生降板時に打ち切られたため、IATにおける渡辺美奈代時代の放送は1996年10月の開局時から翌年6月までの9か月。
- ↑ 28.0 28.1 AKTでは、片平の降板と同時に本番組のネットを打ち切ったため、秋田県ではAAB開局までネットが中断されていた。
- ↑ 29.0 29.1 KSBの1979年3月までの放送エリアは香川県のみで、岡山県は岡山放送(OHK)で放送されていた。しかし、1979年4月の岡山・香川の電波相互乗り入れで、岡山県・香川県のネット局は瀬戸内海放送(KSB)に一本化された。
- ↑ 30.0 30.1 30.2 大分県では当番組の放送開始以来、OBS・TOS・OABの3局とも同時ネットで放送している。
- ↑ 腸捻転解消後から放送。2003年までは『24時間テレビ』等の長時間特番と重なった場合にも途中で飛び降りて放送していたが、2004年以降は長時間特番の方を優先し、当該週の放送は1日前倒しの土曜日放送で対応しているが、同時ネットになった2011年以降の対応は土曜午後に6日遅れで放送している。
- ↑ 32.0 32.1 高知県では腸捻転時代はKUTVで同時ネットで放送されていたが、腸捻転解消後はRKCへ放送権が移行したものの、RKCでも1982年3月までは同時ネットで放送されていた。しかし、同年4月以降は『TVジョッキー』(NTV、1982年12月で終了)の放送時間が13:00からの放送に繰り上がった関係で遅れネットでなおかつスポンサードネットで放送していたが、2011年3月より再び同時ネット。
- ↑ MRTでは腸捻転時代は同時ネットで放送、腸捻転解消後の1975年4月から2002年3月までは遅れネットで放送されていたが、2002年4月から再び同時ネットで放送している。但し、放送時間帯にJNN系列の特別番組が放送される場合は同日の数時間遅れによるディレイ放送または6日遅れの遅れネットになる。また、ANN系列局が12:00からのスポーツ中継が放送される場合、RKC(『全日本大学駅伝対校選手権大会』の時のみ)とMRTではABCから裏送りを受けて先行放送となる(『横浜国際女子マラソン』、『福岡国際マラソン』はUMKで放送されるため、この場合、宮崎県ではテレビ朝日系番組が裏表となる)。
- ↑ 34.0 34.1 34.2 これらのTBS系列局では腸捻転以前から当番組をネットしており、ネット局の変更が一度も行われていない。
- ↑ 1972年9月22日までの放送対象地域は島根県のみだったが、鳥取県ではBSSやABCを通じて視聴可能であった。
- ↑ 36.0 36.1 腸捻転時代も、系列外番組だったMBS『がっちり買いまショウ』を優先したため日曜15:00からの遅れネットだった。
- ↑ 37.0 37.1 37.2 37.3 37.4 37.5 37.6 これらの地域では1975年3月の腸捻転解消当時はテレビ朝日系列局が所在していたものの、腸捻転解消に伴うテレビ朝日系列局への放映権移行は行われず、腸捻転解消後も継続して放送された。
- ↑ 腸捻転時代から放送。1989年3月までは日本テレビ単独系列局。
- ↑ 腸捻転時代から放送。
- ↑ 2013年9月までは日曜 12:00 - 12:30に放送されていた。
- ↑ 1982年4月からネット開始。特番等による放送休止・時間変更あり。
- ↑ 1987年2月時点の放送時間は土曜12:00、IBCでの打ち切り時点で、火曜20:00から放送。
- ↑ 43.0 43.1 TSBでは同時ネットで放送され、さらに1982年4月からは当番組の直後番組である『アタック25』も同時ネットで放送を開始した(1982年4月から『TVジョッキー』〈NTV〉の放送時間が13:00からの放送に繰り上がったため。そのため、TSBでは1982年3月で『TVジョッキー』は打ち切り)。
- ↑ SBSがSKT開局後も放送を継続した理由はこちらを参照。
- ↑ 45.0 45.1 45.2 腸捻転時代から一貫して遅れネットだった。
- ↑ 放送当時のエリアは岡山県のみ。しかし、香川県では腸捻転時代はRSKやABCを通じて視聴可能であった。
- ↑ このうち、青森と山口では、該当地域にある民放テレビ局全てが、ANNに加盟、または加盟していた。