ポプラ (コンビニエンスストア)

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テンプレート:Infobox 株式会社ポプラテンプレート:Lang-en-short)は、広島市安佐北区に本社を置く日本コンビニエンスストアチェーン。中国地方を中心に、関東北陸近畿四国九州店舗展開している。東証第一部上場企業。

概要

元々は、広島市中区流川にあった小さな酒類卸商がルーツ。1974年昭和49年)にコンビニ業態に変更し、コンビニとしての歴史が始まる。1976年(昭和51年)に法人化。店舗数は業界9位で全国的な知名度はあまり高くないが、中国地方に限れば店舗数や規模などは大手チェーンにも引けをとらない。コンビニでの料金収納代行サービスを行うSMBCファイナンスサービスによる統計[1]によれば、2013年(平成22年)3月末現在、店舗数では鳥取県島根県ローソンに次ぐ2位(島根県においては2006年9月時点ではコンビニチェーン店舗数が県内1位だった[2])、広島県と山口県ではセブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートに次ぐ4位となっており、特に山陰地方での存在感が際だっている。

地場系チェーンから全国チェーンへの脱却を目指してM&Aを推進。酒類卸商を中心に多数の子会社を傘下に収めるが、近年は吸収合併(および子会社の解散)を立て続けに行い(2004年度から現在までに約100社を吸収合併)、ポプラ本体への事業集約を進めている。M&Aによって店舗網を拡大してきたため、グループ内でも「ポプラ(ポプラpal)」のほか、「生活彩家」(せいかつさいか)、「ハイウェイ彩家」(ハイウェイさいか)、「くらしハウス」、「スリーエイト」といった複数のブランドネームを有する(詳細は店舗名を参照)。なお、設立間もない時期は地域のスーパーの閉店後から翌朝までの営業で、“ナイトショップ・ポプラ”と名乗っていた[3]。他のコンビニチェーンと比べてオフィス・ホテル・病院への出店など出店形態が多様化しているのも特徴。近年では地元である中国地方に密着したキャンペーンを行っており、山陰地方のプロスポーツチームとのコラボ店舗の開店、広島を舞台にしたアニメとのタイアップキャンペーン、広島県と観光振興などの情報発信に関する連携協定を結ぶなどしている。

1990年代前半、九州で手広く展開を図った際、CMに鮎川誠を起用。「やっぱ九州のコンビニはポプラやね」というフレーズが九州で浸透した。2010年(平成22年)には鮎川誠出演のラジオCMが第49回福岡広告協会賞の銅賞に選出されている。

社訓は「お客様第一」。社名・店名の由来は、植物のポプラと「ポピュラー(popular)」を掛け合わせたもの。

特色

弁当

ポプラが他のコンビニと大きく違う点は、弁当のシステムである。一般にコンビニの弁当はご飯とおかずがパック詰めされ冷蔵されたものが陳列されているが、ポプラの「HOT弁当」(愛称:ポプ弁)はおかずのみが入った(ご飯の部分が空になっている)弁当が陳列されており、弁当購入時に店舗内で炊いたご飯(通称:店炊きご飯、パールライスコシヒカリを使用)を後から詰めるスタイルをとっている。大半の店舗でふりかけ(もしくは梅干)が付くのも特徴。HOT弁当にはカレーライス丼物もあり、レトルトカレー(もしくは丼の具)をレンジで加熱し、食べるときに客が自分で封を切って(店舗で詰めた)ご飯にかけることになる。1983年の発売開始当初は店舗内に厨房設備を設け、ご飯とおかずをすべて店舗内で調理する方法をとっていたが、品質や盛り付けが安定しないため、おかずのみ工場で一括調理してご飯のみを店舗で詰める方式に変わったという[4]。現在ではおかずも店内で調理した「できたて弁当」(揚げたておかず+店炊きご飯)の販売も一部の店舗で行っている。

HOT弁当は、通常でも男性の茶碗約1杯半に相当する250gのご飯が詰められるが、ご飯後詰めの利点を生かしてご飯を大盛りにすることもできる。また、ご飯だけの販売も行っており、ご飯が足りなくなった近隣飲食店の緊急用としても重宝がられている。

地域によっては通常のHOT弁当だけでなく、ボリュームと価格を抑えた「ライト」、「小」も販売している。それぞれご飯が200g、150gついてくる(「ライト」はご飯の大盛りも可能)。

なお、他のコンビニ同様の、ご飯があらかじめ入っている弁当(「ライスイン」と呼んでいる)も販売されている。主に炊き込みご飯などの味付けご飯、あるいはおにぎり弁当のり弁当など、ご飯に手を加えられているものがこのスタイルで販売されている。また、HOT弁当は「ポプラ」「ハイウェイ彩家」および一部の「生活彩家」店舗のみ販売しており、大部分の「生活彩家」と「スリーエイト」、「くらしハウス」店舗では取り扱っていない(これらの店舗はライスインスタイルのみ)。

製販一貫体制

他のコンビニチェーンが、総菜類の製造や卸・配送を別会社に委託している事例が多いのに対し、ポプラでは、自社による米飯・惣菜の製造、加盟店への卸、配送の一貫体制を採用している。これは、ポプラが元々夜間に営業する店としてスタートしており、創業当時は夜間に販売できる弁当を製造できる業者がなく、安定して弁当や総菜を供給するために自社製造につながったものである[5]

医薬品販売

店舗内に薬局ドラッグストア)を併設している店舗が複数存在する。傘下のキリン堂薬局をはじめ、「ドラッグストアシモカワ」や「薬ヒグチ」などが店舗内の一角に販売コーナーを構える形で設けられており、通常のコンビニエンスストアでは販売できない、第2類と第3類に分類される一般用医薬品を販売している。これらの販売には薬剤師または登録販売者によるカウンセリングが必要となるため、販売時間帯は限られている。

また、店舗に薬局が隣接している(同一店舗となっていない)店舗も存在する。

ロイヤリティ

コンビニ業界では一般的な粗利分配方式ではなく、加盟店にとって有利な売上ロイヤリティ制度(大手に比べて格段に低い3%[5])を取る。これは製販一括などによるローコストオペレーションにより実現したという。ただし「最低補償金」制度はない。フランチャイズ中途解約に伴う違約金が発生しないのも特徴。

ATM

コンビニATMとしてイーネットをグループの一部店舗で設置(大分県だけは全店舗で未設置)。その他、以下の金融機関の単独ATMを店舗内に設置している。なお、イーネットサービスエリア内でもATM未設置店が多く存在し、ATM設置はポプラグループ全店の約4割にとどまる。

  • JA鳥取中央 - 鳥取県内の2店舗(JA鳥取中央および関連会社運営)。
  • 山陰合同銀行 - 島根県内の1店舗(ポプラ平田一畑店)のみ。店舗外ATM。
  • もみじ銀行 - 広島市内の3店舗(うち1店舗は店舗外ATM、1店舗は店舗外ATMとイーネットATMの併設)。
  • 西中国信用金庫 - ポプラ勝谷店(山口県下関市)のみ。
  • 西日本シティ銀行 - ポプラ小倉緑ヶ丘店(福岡県北九州市小倉北区)のみ。
  • 豊和銀行 - 大分市内の4店舗。

プリペイドカード・電子決済

ポプラ、生活彩家、くらしハウスではクオカードプリペイドカード)が使用可能となっている。

また、以下の電子マネーを導入している。

  • 楽天Edy - 2005年(平成17年)11月1日からポプラグループ全店で導入
  • WAON - 2009年8月に広島市内7店舗にて試験導入[6]、試験導入店舗を拡大の上、POSシステムの更新[7]に併せて2012年10月末までに全店舗に導入[8]。WAON導入はコンビニ業界においてミニストップ・ファミリーマートに次いで3番目の全店舗導入となる。
  • iD - POSシステムの更新[7]に併せて2012年10月末までに全店舗に導入[8]
  • QUICPay - 2013年4月1日より導入[9]
  • 交通系電子マネー - 以前は関東の一部店舗で電子マネー「PASMO」が、関西の一部店舗で電子マネー「ICOCA」が、福岡市内の一部店舗で電子マネー「SUGOCA」が利用可能となっていた。POSシステムの更新[7]に併せて2012年10月末までに全店舗に導入[10]され、関東はPASMO(京浜急行電鉄主導)、九州はSUGOCA、それ以外の地域はICOCAがベースとなっている[10]。2013年4月1日より各種交通系電子マネーの現金によるチャージが可能となった[11]。なお、PiTaPaについては大阪市営地下鉄駅構内の店舗および「生活彩家モノウェル」(大阪モノレール各駅の店舗)のみ利用可能となっており、チャージはできない。
  • クレジットカード - 2013年4月1日より導入[9]

その他

  • マルチメディアステーションは基本的に置いていない。
  • FAXはコピー機にて送信が可能。
  • 宅配便はヤマト運輸宅急便及びメール便・宅急便受取りサービスを取り扱っている。
  • 写真現像取次ぎサービスには「ポプラカラー」という愛称が付いているが、テンプレート:要出典
  • お菓子の新商品の一部は他チェーンより1日早く販売している。
  • おにぎりのオリジナルブランドは「おむすび日和」。100円菓子のオリジナルブランドは「くつろぎ選菓」。PBパンのオリジナルブランドは「ベーカリーストリート」。2011年から一部地域で、合成着色料・イーストフードフリーの新ライン「ベーカリーストリート・スマイル」を展開。デザート類ではオリジナルブランド「hitotema」を導入。その他Pバーガー(低価格ハンバーガー)やPドッグ(ホットドッグ)・ポプナゲ(チキンナゲット)がある。
  • POSシステムTEC製を使用。2012年に第4世代のものに更新された[7]
  • 特定商品の値引きキャンペーン「グッドプライス応援団」を随時実施しているほか、定期的に割引クーポンキャンペーンを行っている。特徴的なものとして「○○定期券」があり期間中であれば何度でも利用できるクーポンである。
  • 2009年(平成21年)2月25日に一新した店舗ユニフォームはオンワード商事(オンワードホールディングスグループ)との共同開発[12]
  • mobion(GNT運営)と手を組み会員限定携帯電話を使用してのモバイルクーポンを実施。ソーシャル・ネットワーキング・サービスも利用できる。
  • 看板の照明を蛍光灯からLEDに変更した店舗では看板のデザインが白基調と異なっている。

店舗

店舗名

ポプラグループでは相次ぐ買収により、複数の店舗名でコンビニを展開している。ドンチッチに関しては現在は通常のポプラの一店舗として営業している。(店舗数は2014年4月末時点)

画像 特徴
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『ポプラ』
中国地方を中心に各地で展開。上述した通り、元々は広島を発祥とするコンビニチェーンである。小型店のポプラPALもある。651店舗中521店舗。(写真はポプラ姫路日赤前店(現在は閉店)
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『生活彩家』(せいかつさいか)
元々は高島屋グループのコンビニであった[13]。通常のポプラより高級志向の店舗となっており、生活彩家のみ取り扱いの商品もある。東京や各地の都市部を中心に展開。651店舗中103店舗。(画像は、生活彩家青山2丁目店)
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『ハイウェイ彩家』(ハイウェイさいか)
西日本高速道路サービス・ホールディングスサービスエリアパーキングエリアに展開。651店舗中4店舗。(画像はハイウェイ彩家玉名PA(上り)店)
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『くらしハウス』
近畿地方などに展開。651店舗中8店舗。(画像は、くらしハウス我孫子北口店(現在は閉店))
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『スリーエイト』
関東地方南部を中心に展開。元々は、1980年代前半に首都圏の元セブン-イレブンFC店のオーナーたちの主導で設立された地場コンビニチェーン。設立当初の加盟店は、セブン-イレブンの極めて強力な本部指導の方式による加盟店側の自由度・裁量が全く無いシステムや、高率のロイヤリティの過酷さに不満を持って脱退した、酒小売店転換型の元セブン-イレブンFC店が中心であった[14]。仕入れは基本的に加盟店が自由に行うことができ、本部に支払うロイヤリティも少額であるなど、スリーエイトはボランタリー・チェーンタイプのコンビニエンスストアであり、セブン-イレブンを反面教師としたシステムであった。そのためスリーエイトは形通りのコンビニエンスストアというよりは、「コンビニ向け商品も取り扱う酒小売店」という雰囲気を持つ店舗が多い。2003年に店舗運営の考え方やシステムが比較的似ているポプラに半ば合流する形で買収された。旧運営会社のヒロマルチェーン(廣屋の系列)はスリーエイトの他にも酒類を主力とした小売店を展開していたが、ポプラの店舗としては扱われていないものの、これらの店舗にもポプラが一部商品を供給している。651店舗中15店舗。(画像はスリーエイトつきみ野店)
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『ドンチッチ』
テレビ朝日系「年中夢中コンビニ宴ス」のタイアップ店舗として2000年4月に東京都新宿区防衛庁(当時)市ヶ谷駐屯地前に一店舗のみ開店。通常のコンビニ店舗としての営業のほか、番組企画による実験商品の販売なども行っていた。番組そのものは短命に終わったが、番組の終了後も長い間ドンチッチ名で運営していた。現在は「ポプラ ドンチッチ市ヶ谷店」として営業。外装や看板はポプラ標準のものに変えられたが、店員の制服がポプラの通常の物と異なる、店のドアにドンチッチのロゴが残っている等、他の店舗との違いがみられる。(画像は改装前のドンチッチ市ヶ谷店)

店舗タイプ

S・Kタイプの店舗は全て売上ロイヤリティ制度をとっている。

ポプラグループの店舗
  • Sタイプ - 競争力強化型の大型コンビニエンスストアで、全て直営店である。
    • 都市型 - 広い店舗面積を有し、化粧品・衣料品・弁当・書籍の品揃えが充実している(店舗名:ポプラ・生活彩家)。
    • 住宅立地型 - 広い店舗面積を有し、弁当・雑貨・書籍の品揃えが充実している(店舗名:ポプラ)。
    • ロードサイド型 - 広い店舗面積と大型駐車場を有し、休憩施設や食事ができるイートインスペースを設置している。化粧品・衣料品・弁当・雑貨・書籍の品揃えが充実している(店舗名:ポプラ・ハイウェイ彩家)。
  • Rタイプ - 通常のコンビニエンスストアの形態(店舗名:ポプラ・ポプラpal・生活彩家・くらしハウス・スリーエイト・ドンチッチ)。
  • Kタイプ - 医療機関教育機関ガソリンスタンド宿泊施設・交通機関の施設(鉄道駅)などに出店(店舗名:ポプラ・ポプラpal・生活彩家・くらしハウス・スリーエイト)。
ポプラグループ以外の店舗

店舗展開

ポプラの店舗展開は大手コンビニとしては特殊な形態をとっており、本拠地である中国地方から、その隣の九州地方・近畿地方や、首都圏にも出店、というものである。

2014年(平成26年)5月末現在、1都2府20県に655舗(うち約280店舗が直営)を展開している。北海道、東北地方、東海地方には店舗がない。中小チェーンの相次ぐ買収により店舗数を増やしていたが、近年は売り上げの不振から店舗の再編を進めている。最近では通常の出店形態より、安定した売上が見込める公共施設内等の特殊立地に出店するケースが多くなっている。最も店舗数の多いのは広島県(102店舗)であり、次いで東京都(98店舗)、福岡県(72店舗)、島根県(66店舗)の順となっている。

中国地方
本拠地である広島県(102舗)を中心に5県で282店舗と、大規模に店舗を展開しており、全店舗数の4割は中国地方である。
勢力的にセブン-イレブンローソンファミリーマートの大手チェーンと拮抗しているが、発祥の地である広島市などでは大手チェーンの進出以後、多数の店舗が閉鎖している。
九州地方
福岡県(72店舗)を中心として大分、熊本、佐賀、長崎の5県で106店舗と、中国地方に次いで多数の店舗を展開している。佐賀県は現在2店舗しかなく実質撤退状態である。2013年2月22日には長崎県壱岐市に壱岐郷ノ浦店を出店、長崎県初進出とともに初の離島への出店となった。
近畿地方
大阪府(38店舗)に加え、兵庫、京都、滋賀の2府2県で63店舗を展開。そのうち1/3は、生活彩家とくらしハウスの店舗である。このほか、南海フードシステムが運営するアンスリーのうち、大阪市内の3店舗(ekimo梅田店・南海なんば第1ビル店・天下茶屋店)も、生活彩家ブランドで営業している。
なお、滋賀県は大津市の3店舗(生活彩家ラックウェイ店・くらしハウス大津瀬田南店・ポプラ大津駐屯地店)のみである。
関東地方
東京都(98舗)を中心に神奈川、千葉、埼玉、茨城の1都4県で162店舗。そのうち4割は、生活彩家とスリーエイトの店舗である。
四国地方
香川県(9店舗)と愛媛県(1店舗)の2県にのみ出店している。香川県は一時は一定数以上の店舗数があったが2001年のファミリーマート進出以後急速に多数の店舗が閉鎖し、特に県都高松市では平成の大合併以前の市域にある店舗が2007年に全滅。2012年9月6日にポプラ高松番町1丁目店がオープンし、5年ぶりに旧高松市内に再進出したものの、1年後の2013年9月には閉店に追い込まれ、再び旧高松市内から店舗が消滅してしまった。
北陸地方
ホットスパーの地域フランチャイズ業者(北陸ホットスパー)と地元コンビニチェーン「チックタック」の買収を足がかりに、富山県(24舗)と石川県(8店舗)の2県で32舗を出店している。福井県は、2007年(平成19年)5月24日に初出店したポプラ福井下河北店(福井市)が、2010年(平成22年)3月1日に閉店しており、現在は店舗がない。

特徴のある店舗

ポプラのもう一つの特色として、総店舗数に比べて特殊立地施設内など立地条件に特色のある店舗が多いことが挙げられる。この点についてはポプラ側も出店時のニュースリリースで「ポプラでは、これからも特殊立地施設内の店舗やホテル内ショップ・病院や高速道路、PAなどの様々な立地への出店を推進してまいります」と表明している[15]

店舗名の前のアルファベット (S・R・K) は店舗タイプを示す。

SA・PA・道の駅

SAPA併設の店舗では、飲酒運転防止のため、酒類は販売されていない。また、はわいSA・道の駅ポート赤碕を除くすべての店舗にイーネットATMが設置されている。

交通機関の施設

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出雲三成駅 ポプラ仁多三成店

官公署

自衛隊施設

ファイル:Poplar Etajima.jpg
第一術科学校店

いずれも自衛隊員向けの福祉厚生施設で、自衛隊関係者以外の利用できない。そのため、ポプラの店舗検索からも除外されている。

事業所内店舗

事業所の売店を転換したもので、大半の店舗では一般客の利用は出来ない。

その他

  • R ポプラ鳩ヶ谷駅前店(埼玉県川口市) - バリアフリータイプのポプラ1号店としてオープン、通路を広く商品陳列棚も高齢者や車いす利用者が取りやすくするため低くするなど、また、談話できる休憩スペース、高齢者・車いす利用者・乳幼児同伴利用者でも利用しやすい「だれでもトイレ」も備わっている。
  • R ポプラヨーロッパ通り店(大阪府大阪市中央区) - ヒグチ産業との提携店舗で、店内に薬ヒグチポプラ店(2010年7月23日開店)を併設している。2014年5月8日のリニューアルで直営のハイセンス100円ショップ「ポプラ・センプレヴェルデ」をビルドイン[16]
  • K ポプラボートレース住之江店(大阪府大阪市住之江区) - 住之江競艇場(ボートレース住之江)内 。
  • R ガイナーレ・ポプラ鳥取布勢公園店(鳥取県鳥取市)(2013年10月3日リニューアルオープン)/ ガイナーレ・ポプラ米子安倍店(鳥取県米子市) - Jリーグ『ガイナーレ鳥取』の応援店舗[17]。店内はグリーンが基調でデザインされており、ガイナーレ鳥取のロゴやガイナマンのイラストが入る。また、ガイナーレ鳥取のオフィシャルグッズの販売や、選手のサイン入りユニフォームが展示されている。売上の一部がガイナーレ鳥取の支援金となる。なお、ポプラは2013年度のガイナーレ鳥取のユニフォームスポンサーである[18]
  • R スサノオ・ポプラ松江学園通り店(島根県松江市)/ スサノオ・ポプラ出雲駅南店(島根県出雲市) - bjリーグ島根スサノオマジック』とのコラボ店舗[19]。青基調の看板に加え、店内の壁にはチームのマスコットキャラクター「すさたまくん」がデザインされている。店ではスサノオマジックのオフィシャルグッズやチケットを販売、売上の一部はチームの活動資金に充てられる。なお、ポプラは島根スサノオマジックのスポンサーである。
  • R ポプラ名和富長店(鳥取県西伯郡大山町) - 移動販売車『おまかせポプラ号』管轄店舗。
  • R ポプラ津和野店(島根県鹿足郡津和野町) - 津和野町の景観条例に対応した店舗で、瓦葺の屋根に看板も緑を基調とした外観が特徴。
  • R ポプラ流川店(広島県広島市中区) - ポプラの1号店として現存。
  • K 生活彩家マリーナホップ店(広島県広島市西区) - ココだけモール広島マリーナホップ内。
  • K ポプラペラボート福岡店(福岡県福岡市中央区) - 福岡競艇場併設の外向発売所「ペラボート福岡」1階 。
  • K ポプラカッパピア若松店(福岡県北九州市若松区)- 若松競艇場併設の外向発売所「カッパ★ピア若松」内。

沿革

  • 1974年(昭和49年)
    • 12月 - 目黒俊治がポプラ1号店となる流川店(広島市中区)をオープン。
  • 1976年(昭和51年)
    • 4月20日 - ポプラを法人化し、広島市中区銀山町14番17号に株式会社ポプラを設立。目黒俊治が初代の代表取締役社長に就任。
  • 1976年(昭和51年)
    • 7月 - 「弁当・惣菜の製造販売」を主たる事業目的として、広島市西区小河内町に株式会社弁当のポプラを設立。
  • 1991年(平成3年)
    • 3月 - 全店POSシステム導入。
    • 9月 - 株式会社弁当のポプラを吸収合併。
    • 5月 - 中国地方で初めて日本電信電話(NTT)と電話料金収納業務契約を締結、全店舗で電話料金収納代行業務を開始。
  • 1992年(平成4年)
    • 7月 - トップマート株式会社を吸収合併。
    • 12月 - ポプラ物流サービス株式会社を設立。
  • 1993年(平成5年)
    • 5月 - 本社新社屋が完成、本社部門及び営業部門を広島市安佐北区安佐町大字久地665番地1に移転。
    • 10月 - 第200号店を開店(山口県徳山市 徳山駅前店)。
  • 1995年(平成7年)
    • - 中国電力と電気料金収納業務契約を締結、全店舗で電気料金収納代行業務を開始。
    • 5月 - 九州地区への弁当供給を目的として、福岡工場を設置。
  • 1996年(平成8年)
    • 2月 - 製造部門を再度分離し、ポプラフーズ株式会社を設立。
    • 4月 - 第400号店を開店(福岡市西区 周船寺店)。
    • 11月 - 相良酒造株式会社に増資し、ポプラ酒類販売株式会社に商号変更。
  • 1997年(平成9年)
    • 2月 - 第500号店を開店(鳥取県米子市 米子角盤町店)。
    • 12月 - 四国地区本部設立。
  • 2001年(平成13年)
    • 2月1日 - ポプラフーズ株式会社、ポプラ物流サービス株式会社、ポプラ酒類販売株式会社他5社を吸収合併。
    • 3月30日 - 食品商社の三友小網(現 三井食品)から、株式会社ジャイロ(店名:くらしハウス)を買収。
  • 2002年(平成14年)
    • 2月1日 - 株式会社ポプラドットコムを吸収合併。
  • 2005年(平成17年)
    • 1月20日 - 出光興産株式会社と系列給油所におけるCVSの実験及びセルフ給油所売店(店名:プリテール)への商品供給実験を行う基本合意を締結。4月20日より商品供給を開始。
    • 10月1日 - 株式会社キリン堂薬局が株式会社ファーストを吸収合併し、株式会社ポプラの持分法適用関連会社となる。
    • 11月1日 - 株式会社ヒロマルチェーンの全事業を譲受。商品供給部門としてヒロマルチェーンV事業本部を新設。同社は休眠会社となったのち、12月7日に吸収合併。
    • 12月13日 - 株式会社チックタックシステムズ、北陸ホットスパー株式会社を吸収合併。
  • 2011年(平成23年)
    • 2月23日 - コニカミノルタホールディングスの事業所内売店「コニカミノルタショップ」への商品供給を開始。
    • 4月1日 - 大阪モノレール駅構内に生活彩家を2店舗(千里中央店、門真店)出店。
    • 6月3日 - 米子市と「災害時における物資供給及び防災活動への協力に関する協定」を締結。
    • 6月30日 - 安来市と「災害時における物資供給及び防災活動への協力に関する協定」を締結。
    • 9月5日 - 株式会社ツルハホールディングスとの業務提携解消を発表。
  • 2012年(平成24年)
    • 6月22日 - Jリーグガイナーレ鳥取とのコラボレーション店舗開店。
    • 7月12日 - 大阪市営地下鉄北エリア駅売店運営事業者に決定。
    • 8月31日 - 一部店舗にて電子マネーiD、WAON決済の取扱い開始。
    • 9月19日 - 大阪市営地下鉄東梅田駅構内に、「ポプラ東梅田駅売店南店」開店。  
    • 10月22日 - 山陰地区で移動販売車営業開始。
  • 2013年(平成25年)
    • 2月21日 - J2ガイナーレ鳥取のユニフォームスポンサーに決定。
    • 2月22日 - 初の離島への出店、合わせて長崎県出店第1号店となる「ポプラ壱岐郷ノ浦店」開店
    • 3月20日 - bjリーグ島根スサノオマジックとのコラボレーション店舗開店。
    • 4月1日 - クレジットカード決済、電子マネーチャージサービス開始。 
    • 10月1日 - iTunesカード等のPOSA式プリペイドカードの販売を開始。
    • 10月4日 - bjリーグ島根スサノオマジックのスポンサーに決定。
    • 10月7日 - 楽天の共通ポイント「Rポイントカード」2014年秋に導入を発表。
    • 11月11日 - 電子マネー「ごうぎんデュプリ」のサービス開始(山陰限定)。
    • 11月28日 - 株式会社ザグザグへのフランチャイズ加盟に向けた基本合意締結。ポプラ傘下のキリン堂薬局5店舗を直営化した上でザグザグのFC店とする予定[20]
    • 12月20日 - 100円均一商材導入開始。

主な関連会社

  • 大黒屋食品株式会社 - 完全子会社。珍味卸売業。
  • 株式会社キリン堂薬局 - 完全子会社。ドラッグストア経営。
  • ポプラ保険サービス有限会社 - 完全子会社(73.3%は間接出資)。損害保険代理業。
  • 株式会社ポプラ企画 - 完全子会社。不動産管理業。

脚注

テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

テンプレート:Sister


テンプレート:日本の大手コンビニエンスストア
  1. テンプレート:Cite web。ただし、これは「SMBCファイナンスサービスの収納代行を扱う店舗数」であるため、必ずしもコンビニの総店舗数に一致するとは限らない事に留意のこと。
  2. 好調コンビニ業界に起きる変化。ローソン、am/pm買収で変わる勢力図 日経トレンディネット 2009年5月12日
  3. 草創期のライバル企業であった「いしづち」(四国地方を本拠とし、和歌山県に十数店舗、広島市にも数店舗おいていた)もナイトショップと名乗っていた。
  4. ポプ弁の軌跡と誕生秘話 - ポプラ公式サイト内
  5. 5.0 5.1 自立への道標 〜岐路に立つ山陰経済〜 : 第7章「地方から全国へ」(3)ポプラ山陰中央新報 2006年2月23日)テンプレート:リンク切れ
  6. テンプレート:PDFlink - ポプラニュースリリース2009年7月23日
  7. 7.0 7.1 7.2 7.3 テンプレート:PDFlink - ポプラニュースリリース2012年9月11日
  8. 8.0 8.1 テンプレート:PDFlink - ポプラニュースリリース2012年9月11日
  9. 9.0 9.1 テンプレート:PDFlink - ポプラニュースリリース2013年4月1日
  10. 10.0 10.1 テンプレート:PDFlink - ポプラニュースリリース2012年9月11日
  11. テンプレート:PDFlink - ポプラニュースリリース2013年3月22日
  12. テンプレート:PDFlink - ポプラニュースリリース2009年2月18日
  13. マイナビ2013
  14. 設立の経緯については、関根十九光著『セブンイレブン残酷物語』(エール出版、1983年)に詳しい記述がある。
  15. テンプレート:PDFlink - ポプラニュースリリース2012年4月5日
  16. テンプレート:PDFlink - ポプラニュースリリース2014年5月8日
  17. テンプレート:PDFlink - ポプラニュースリリース2012年6月22日
  18. テンプレート:PDFlink - ポプラニュースリリース2013年2月21日
  19. テンプレート:PDFlink - ポプラニュースリリース2013年3月19日
  20. テンプレート:Cite press release
  21. テンプレート:Cite press release