出雲市
テンプレート:Infobox 出雲市(いずもし)は、島根県の中東部に位置する商工業都市。県内では2番目、山陰地方では松江市・鳥取市に次いで3番目の人口を抱え、隣接する大田市と共に県中部の中心地となっている。本市を中心に出雲都市圏が形成されており、また他の雲伯地方の都市圏(松江都市圏・安来都市圏・米子都市圏)とともに、中海・宍道湖経済圏が形成されていると見なされている。出雲市は「神話の国 出雲」として全国に知られているように、出雲大社、須佐神社、西谷墳墓群、荒神谷遺跡ほか豊富な歴史・文化遺産に恵まれ、古代史文化のシンボル空間を形成している。また中世に活躍した出雲源氏の発祥地でもある。
目次
地理
現在の出雲市は、2005年3月22日に旧出雲市・平田市・簸川郡大社町・湖陵町・多伎町・佐田町の2市4町が新設合併してできた自治体にさらに、2011年10月1日に斐川町が編入合併してできたものである。旧出雲市は、室町時代以来、物資の集散地となった今市を中心として、周辺の村が合併して成立した市である。
地域の大部分は旧・簸川郡だが、出雲市地合町、野郷町、美野町はかつての旧・八束郡、出雲市西谷町、佐田町須佐・原田・朝原・大呂・反辺はかつての飯石郡、出雲市多伎町神原はかつての石見国(旧・安濃郡)にあたる。
出雲平野を中心として、北部は出雲神話でも知られる島根半島と日本海、南部は中国山地に接する。市の東部には斐伊川が流れ、宍道湖に注いでおり、海、山、川、湖、平野、温泉と多彩な地勢を有する。
隣接する自治体
出雲市は以下の自治体と隣接している。
人口
歴史
古代 (出雲神話の舞台)
詳細は出雲神話「古代出雲」、「国引き神話」、「ヤマタノオロチ」、「因幡の白兎」、「大国主の神話」、および「大国主の国づくり」等を参照。
肥沃な出雲平野を背景として古代から発展し、豊富な神話、市内各地からの大量の出土品、古墳の種類の豊富さから、この地域に古くから栄えた大きな勢力があったことは確実視されている。特に弥生時代以降は、荒神谷遺跡といった遺跡や、西谷墳墓群などの大型の四隅突出型墳丘墓を造る大きな勢力が存在した。6世紀後半には今市大念寺古墳や上塩冶築山古墳など、県内でも最大規模の古墳が多く造られた。また記紀神話においては出雲が舞台とされ、出雲大社や、須佐神社の創建が語られるなど、朝廷から重視された地域でもあった。
中世
鎌倉幕府御家人、佐々木義清が、承久3年(1221年)承久の乱の功により、出雲・隠岐の二国を賜わり出雲に下向し出雲源氏の祖となった。この嫡流は、出雲国神門郡塩冶郷を本貫(出雲源氏発祥の地)として塩冶氏を名乗り出雲国守護を世襲したが、南北朝時代の守護・塩冶高貞(塩冶判官[1])は室町幕府執事高師直によって滅ぼされた。その後、塩冶氏の傍流は山名氏に属して但馬国へ遷った。
江戸時代
江戸時代には、大部分が松江藩領だが、大社町の一部は幕府より認められた出雲大社領や日御碕神社領とされ、また佐田町の一部は平安時代から続く京都・石清水八幡宮領とされている。
近世
近世後期以降、出雲平野は「雲州木綿」の集散地となり、特に旧平田市にあたる楯縫郡では、明治初期の記録において木綿の生産高が米の生産高を上回るほどであった。また大正時代から昭和30年代にかけては、出雲製織(のち大和紡績)、郡是製糸、鐘淵紡績などの工場がつくられ、繊維工業の町となった。
旧出雲市の市長であった岩國哲人が独創的な市政を行ったことは有名。
沿革
- 明治29年(1896年)4月1日 飯石郡須佐村が地形が中山によって二分され極めて不便である事から、東須佐村(宮内・原田・朝原)と西須佐村(大呂・反辺)に分離した。
- 明治33年(1900年)簸川郡高松村が遥堪村大字浜村(現・出雲市浜町)を編入した。
- 大正14年(1925年)4月1日 杵築町と杵築村が合併して大社町となった。
- 昭和16年(1941年)
- 昭和18年(1943年)4月1日 知井宮村と布智村が合併して神門村となった。
- 昭和23年(1948年)9月1日 山口村の一部(大字上橋波・下橋波・吉野・高津屋・中佐津目・下佐津目 ⇒
現・出雲市佐田町上橋波・佐津目・下橋波・高津屋・吉野)が窪田村へ編入された。
- 昭和25年(1950年)
- 昭和26年(1951年)4月1日
- 昭和28年(1953年)11月10日 飯石郡東須佐村と西須佐村が合併して須佐村となった。
- 昭和29年(1954年)4月1日
- 昭和30年(1955年)
- 1月1日 平田町、北浜村、佐香村が合併して平田市が発足。
- 3月22日 朝山村、稗原村、上津村が出雲市に編入された。
- 4月15日 荘原村、出西村、出東村、伊波野村、直江村、久木村が合併して斐川村となった。
- 昭和31年(1956年)
- 4月1日 神西村、神門村、長浜村が出雲市に編入された。
- 6月10日 窪田村が飯石郡須佐村と合併して佐田村となった。
- 9月30日 田儀村と岐久村が合併して多伎村となった。
- 昭和35年(1960年)4月1日 平田市が八束郡伊野村(現・出雲市地合町、野郷町、美野町)を編入合併した。
- 昭和40年(1965年)4月1日 斐川村が町制施行して斐川町となった。
- 昭和44年(1969年)11月3日
- 佐田村が町制施行して佐田町となった。
- 多伎村が町制施行して多伎町となった。
- 湖陵村が町制施行して湖陵町となった。
- 昭和45年(1970年)8月1日
- 出雲市が大社町大字入南・遥堪の各一部、飯石郡三刀屋町大字高窪の一部を編入した。
- 大社町が出雲市八島町の一部を編入した。
- 昭和46年(1971年)4月1日 出雲市が飯石郡三刀屋町大字高窪の一部を編入した。
- 平成3年(1991年)12月6日
- 出雲市が湖陵町大字三部の一部を編入した。
- 湖陵町が出雲市西神西町の一部を編入した。
- 平成6年(1994年)1月14日
- 出雲市が湖陵町大字三部の一部を編入した。
- 湖陵町が出雲市西神西町の一部を編入した。
- 平成8年(1996年)9月19日 松江市、平田市、斐川町、八束郡宍道・玉湯両町間で、宍道湖湖面の境界線が確定する。
- 平成15年(2003年)1月31日
- 斐川町が八束郡宍道町伊志見・佐々布の各一部を編入した。
- 八束郡宍道町が斐川町学頭の一部を編入した。
- 平成17年(2005年)3月22日
- 平成23年(2011年)10月1日 簸川郡 斐川町を編入した。
- 平成24年(2012年)4月1日 松江市・安来市・鳥取県米子市・境港市・オブザーバーの大山圏域7町村(南部町・伯耆町・日吉津村・大山町・日南町・日野町・江府町)と共に中海市長会を発展的に改組し、中海・宍道湖・大山圏域市長会を設立した。
行政
市長
- 歴代市長
市議会
- 議員数 定数32名(任期は2017年4月16日まで)
火の車状態の市財政
- 財政の健全化を表す実質公債費比率は、2011年度決算額で21・4%と全国ワースト8位(政令市除く人口10万人以上の都市では全国ワースト1位)、財政規模に対する借金の総額を示す将来負担比率は237.7%で、全国ワースト2位と市財政は全国的に見ても大変悪い。財政規模が類似した他の市と比較しても、公共事業費や公共施設の維持管理費等も多く、また借金依存体質の改善が一向に進んでいない事などから、市の台所事情が極めて悪い事が非常に大きく問題視されている。これらの分析からも、公共事業の規模適正化や総人件費の削減など財政健全化が急務とされている。
市役所
- 本庁
- 〒693-8530 出雲市今市町70番地
- ※: 新庁舎竣工により、2009年2月16日に「出雲市今市町109番地1」より移転した。[1]
- 平田支所 : 〒691-8601 出雲市平田町951番地1
- 佐田支所 : 〒693-0506 出雲市佐田町反辺1747番地6
- 多伎支所 : 〒699-0903 出雲市多伎町小田74番地1
- 湖陵支所 : 〒699-0812 出雲市湖陵町二部1320番地
- 大社支所 : 〒699-0792 出雲市大社町杵築南1395番地
- 斐川支所 : 〒699-0592 出雲市斐川町荘原2172番地
県の機関・公共施設
- 島根県東部県民センター出雲事務所
- 島根県出雲保健所
- 島根県出雲児童相談所
- 島根県東部農林振興センター出雲事務所
- 島根県農業技術センター
- 島根県畜産技術センター
- 島根県立出雲高等技術校
- 島根県出雲県土整備事務所
- 島根県出雲空港管理事務所
- 島根県立中央病院
- 島根県立こころの医療センター
- 島根県出雲教育事務所
- 島根県立東部社会教育研修センター
- 島根県立青少年の家
- 島根県立古代出雲歴史博物館
- 島根県警察本部出雲警察署
- 島根県立大学短期大学部出雲キャンパス
- 島根県環境保健公社出雲出張所
- 島根県住宅供給公社出雲住宅管理事務所
- 島根県立浜山公園
国の機関等
司法
- 松江地方裁判所出雲支部
- 松江家庭裁判所出雲支部
- 出雲簡易裁判所
産業
農業
出雲市は斐伊川と神戸川に育まれた出雲平野が広がる県内でも農業生産力の高い地域である。農業産出額は県全体の23%を、果実の生産額では県全体の58%を占めている。
- ブドウ - 出雲市大社町周辺での栽培が盛ん。これを利用したワイン醸造も行われている。
- イチジク - 出雲市多伎町の特産品。全国でも珍しい「蓬莱柿(ほうらいし)」という小ぶりだが、特に甘味が強い品種が栽培されている。多伎いちじくのブランド名で生産、出荷。
- サツマイモ - 出雲市湖陵町では、ベニアズマを「西浜いも」のブランド名で生産、出荷。
- 柿 - 西条柿を「こづち」というブランド名でのブランド名で生産、出荷。
- しょうが - 出西地区で栽培が盛ん。「出西しょうが」のブランドで生産・出荷。
- たまねぎ - 「斐川のみがきたまねぎ」のブランド名で生産・出荷。
- こんにゃく - 出雲市南部の橋波地区では、橋波こんにゃくのブランド名で生産、出荷。
- その他に栽培されているものとしてはハトムギ、青ねぎ、きゅうり、ブロッコリー、アスパラガス、シクラメン、菊、ヤーコン、出雲おろち大根などがある。
漁業
- 小田漁港
- 湖陵漁港
- 大社漁港
- 宇竜漁港
- 鷺浦漁港
- 鵜峠漁港
- 猪目漁港
- 十六島漁港
- 釜浦漁港
- 塩津漁港
- 唯浦漁港
- 小伊津漁港
- 地合漁港
- 境川漁港
工業
製造品出荷額は、県全体の40%を占めている。
商業
- 大型店
- イオン出雲店
- ゆめタウン出雲
- メガセンタートライアル出雲店
- ラピタ本店
- ゆめタウン斐川
- 平田ショッピングセンターViVA
- 大型書店
本社を置く主要企業・団体
工場・事業所を置く主要企業
- ナスラック出雲ダンタニ工場
- オムロンスイッチアンドデバイス出雲事業所(旧:オムロン出雲)
- ジェイ・エム・エス出雲工場
- ダイハツメタル出雲工場
- ダイワボウプログレス出雲工場
- 積水成型工業出雲工場
- 山陰中央新報社製作センター
- りそな銀行島根カスタマーセンター
支社・営業所を置く主要企業
電気
才賀藤吉が1911年(明治44年)10月事業許可を受け11月に出雲電気[2]を設立し大津村に発電所(瓦斯力、出力123kw)を建設。1912年(大正元年)8月事業開始した。供給区域は簸川郡今市町、杵築町、平田町ほかであったが[3]その後簸川郡一帯へ拡張した[4]
マスメディア
新聞社
テレビ局
- 山陰放送出雲支社
- 山陰中央テレビジョン放送出雲支社
- 日本海テレビジョン放送出雲支社
ケーブルテレビ局
ラジオ局
姉妹都市・提携都市
- テンプレート:Flagicon諫早市(長崎県) 1981年7月28日 友好交流都市協定(三市協定)を締結
- テンプレート:Flagicon津山市(岡山県) 1981年7月28日 友好交流都市協定(三市協定)を締結
- テンプレート:Flagicon桜井市(奈良県) 1989年10月2日 旧大社町と友好都市協定を締結
- テンプレート:Flagicon琴平町(香川県) 2004年9月25日 旧大社町と友好都市協定を締結
- テンプレート:Flagicon田辺市(和歌山県) 1989年10月27日 旧斐川町と旧龍神村が「日本三美人湯の所在地」として姉妹都市提携
- テンプレート:Flagicon東吾妻町(群馬県) 1989年10月27日 旧斐川町と旧吾妻町が「日本三美人湯の所在地」として姉妹都市提携
- テンプレート:Flagicon サンタクララ市(アメリカ合衆国カリフォルニア州) 1986年10月11日 姉妹都市協定を締結
- テンプレート:Flagicon 漢中市(中華人民共和国陝西省) 1996年11月2日 友好都市協定締結
- テンプレート:Flagicon エビアン市(フランス共和国) 2002年2月15日 文化観光友好都市協定を締結
- テンプレート:Flagicon カラヨキ市(フィンランド共和国) 2003年5月8日 旧多伎町と友好姉妹都市協定を締結
- テンプレート:Flagicon ダンレラリー・ラスダウン市(アイルランド共和国) 2008年6月5日 友好交流都市協定を締結
教育
小学校
中学校
高等学校
特別支援学校
専門学校
大学・短期大学
- 島根大学医学部(旧校名:島根医科大学)
- 島根県立大学短期大学部出雲キャンパス
地域
医療
図書館
- 出雲市立出雲中央図書館
- 出雲市立ひかわ図書館
- 出雲市立大社図書館
- 出雲市立海辺の多伎図書館
- 出雲市立湖陵図書館
- 出雲市立佐田図書館
- 出雲市立平田図書館
- 島根大学医学部 附属図書館医学分館
交通
空港
鉄道
路線バス
高速バス
- スサノオ号(一畑バス・中国ジェイアールバス) - 東京行き
- 出雲・松江・米子ドリーム名古屋号(中国ジェイアールバス) - 名古屋行き
- 出雲阿國号(中国ジェイアールバス・西日本ジェイアールバス・一畑バス・京阪バス) - 京都行き
- くにびき号(中国ジェイアールバス・一畑バス・阪急バス) - 大阪行き
- ポートレイク号(中国ジェイアールバス) - 神戸行き
- ももたろうエクスプレス(一畑バス・中国ジェイアールバス・中鉄バス・両備バス・日ノ丸自動車) - 岡山行き
- 出雲路号(一畑バス・中国ジェイアールバス) - 福岡・北九州行き
- みこと号(一畑バス・中国ジェイアールバス) - 広島行き
道路
高速道路
国道
県道
道の駅
観光スポットなど
名所・旧跡
- 出雲大社(本殿は国宝。大国主命の本宮。縁結びの場としても全国に有名)
- 須佐神社(古来より須佐之男命の本宮。)
- 日御碕神社 (社殿は国の重要文化財、国宝の白糸威鎧を所蔵)
- 荒神谷遺跡(国指定の史跡。出土した数多くの青銅器が国宝に指定)
- 西谷墳墓群史跡公園(出雲弥生の森)(国指定の史跡)
- 一畑寺(一畑薬師)
- 鰐淵寺
- 韓竈神社(素盞嗚命の「岩船」伝説でも知られている。)
- 原山遺跡
- 今市大念寺古墳
- 上塩冶築山古墳
- 上塩冶地蔵山古墳
- 鳶ヶ巣城跡
- 田儀櫻井家たたら製鉄遺跡(国指定の史跡)
- 朝日たたら跡(国指定の史跡)
- 出雲阿国の墓
- 木綿街道
- 佐香神社(松尾神社) (日本酒発祥の地ともいわれている)
- 康国寺庭園(2006年に米国の日本庭園専門誌でランキング12位となる)
- 長浜神社
- 出雲平野の築地松
自然
- 日御碕(大山隠岐国立公園)
- 立久恵峡(国の名勝および天然記念物。立久恵峡県立自然公園)
- 宍道湖(日本百景の一つ。ラムサール条約に登録。宍道湖北山県立自然公園)
- 神西湖
- 斐伊川(日本における代表的な天井川。八岐大蛇伝説の舞台ともいわれる)
- 神戸川
- 高瀬川
- 稲佐の浜(日本の渚百選)
- 薗の長浜(国引き神話では、国を引いた綱はそれぞれ薗の長浜(稲佐の浜)と、弓浜半島になったという)
- 経島(「経島ウミネコ繁殖地」は、国の天然記念物)
- 猪目洞窟(松江市の黄泉比良坂と共に、黄泉の国への入り口といわれている)
- 八雲風穴
建造物・公園・施設等
- 出雲日御碕灯台(世界灯台100選や日本の灯台50選に選ばれた日本を代表する灯台)
- 旧JR大社駅舎(国の重要文化財)
- 出雲ドーム
- 湖遊館
- 宍道湖自然館ゴビウス
- 出雲科学館
- 多伎いちぢく館
- 出雲いりすの丘
- ビッグハート出雲
- 出雲市民会館
- 島根ワイナリー
- マリンタラソ出雲
- 出雲市トキ分散飼育センター
- ご縁横丁
- 島根県立浜山公園
- 出雲健康公園
- 一の谷公園
- 真幸ケ丘公園
- 宍道湖グリーンパーク
- しまね花の郷
- 目田森林公園
- 手引ヶ浦台場公園
- 新出雲風力発電所
博物館・資料館
温泉・温泉施設
- 湯の川温泉 (日本三美人の湯の一つ)
- 出雲須佐温泉
- 立久恵峡温泉
- 小田温泉
- 不老温泉
- 華蔵温泉
- 出雲湖陵温泉
- 北山健康温泉
- 多伎いちじく温泉
- 出雲平成温泉
- クアハウス湖陵
- 出雲駅前温泉 らんぷの湯
- えんや温泉
- 割烹温泉 ゆらり
- 出雲健康公園クラブハウス
- 出雲ゆうプラザ
名水
イベント・祭事など
- 出雲大社の祭事(出雲大社神迎祭、神在祭、大祭礼、神等去出祭、ほか多数)
- 出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲駅伝) 三大大学駅伝の一つとされている。
- 出雲神話まつり
- 吉兆神事
- 切明神事(須佐神社)
- 福神祭
- 鰐淵寺紅葉まつり
- 武蔵坊弁慶まつり
- 神在月出雲全国そばまつり
- 大社ご縁まつり
- 高瀬川灯ろう流し
- 荒神谷ハスまつり
- 出雲伝統芸能祭
- 斐川チューリップ祭り
- 平田まつり
- アイルランドウィーク
- 出雲ドーム2000人の吹奏楽
- スイムランIN多伎
- 出雲カップU-18サッカー大会
- 出雲くにびきマラソン大会
- 一畑薬師マラソン大会
- スサノオウォーク
名物・特産品
- 出雲そば(三大そばの一つ)
- 出雲ぜんざい(ぜんざいは出雲地方が発祥地とされている)
- あご野焼
- 島根ぶどう
- 島根ワイン
- 俵まんぢう
- 宿禰餅
- 雲太(中山せんべい)
- 多伎いちじく(蓬莱柿)
- こづち(西条柿)
- 西浜いも(サツマイモ)
- 出西しょうが
- 出雲おろち大根
- 十六島のり
- 板わかめ
- 宍道湖・神西湖のヤマトシジミ
- 地酒 - 出雲富士「大吟醸」(全国新酒鑑評会で平成2、4、5年金賞受賞)ほか多数。
- 來間屋生姜糖
- しまね和牛
- 張子虎
- 筒描藍染風呂敷
- 八雲塗漆器
- 出雲五色天神
- 野見宿祢軍配
- 木地雛
- 橋波こんにゃく
- 吉野地区の杵つき餅
- 出雲細工かまぼこ
- 醤油 - 井ゲタ醤油、持田醤油店 他。
- 出西窯
- ヤーコン茶
伝統芸能
出身人物
歴史上の人物
政治家
- 青木幹雄(元参議院議員)
- 青木一彦(参議院議員、青木幹雄の長男)
- 澄田信義(元島根県知事)
- 竹下勇造(元島根県議会議員、竹下登の父)
- 木佐徳之助(元平田市長)
- 高橋円三郎(元衆議院議員)
- 成相善十(元参議院議員)
- 千家尊福(貴族院議員、東京府知事)
- 岩國哲人(元出雲市長、元衆議院議員)
実業家
文化人
- 石橋和訓(画家)
- 里見香奈(女流棋士。「出雲のイナズマ」の異名がある)
- 松本侑子(小説家)
- 長谷川摂子(童話作家)
- 錦織良成(映画監督)
- 園山真希絵(料理研究家)
- 古居みずえ(フォトジャーナリスト、映画監督、旧今市町出身。ただし、雲南市(旧掛合村)出身説もある)
スポーツ
- 吉岡隆徳(陸上短距離選手・元100m世界タイ記録保持者)
- 土江寛裕(元陸上短距離選手、現:城西大学陸上競技部監督)
- 大野豊(元プロ野球広島カープ投手、現:野球評論家)
- 石橋貢(元横浜大洋ホエールズ外野手)
- 柳楽智和(サッカーJ2ガイナーレ鳥取選手)
- 川上典洋(サッカーJ2栃木SC選手)
- 和田毅(プロ野球福岡ソフトバンクホークス投手。出生地は愛知県江南市、のちに出雲市に転居)
- 浅津ゆうこ(プレミアリーグ(Vリーグ)久光製薬スプリングス選手)
- 11代式守勘太夫(大相撲・三役格行司・高田川部屋所属)
- 二所錦照生(大相撲・元力士・二所ノ関部屋所属)
- 瀧見山延雄(大相撲力士・二所ノ関部屋、世話人)
- 琴弥山幸基(大相撲・現役力士・佐渡ヶ嶽部屋所属)
- 琴鳳圭史(大相撲・現役力士・佐渡ヶ嶽部屋所属)
- 前の花実(大相撲・元力士・高田川部屋所属)
- 江角浩司(サッカーJ1大宮アルディージャ選手)
- 原裕太郎(サッカーJ1サンフレッチェ広島選手)
- 杉原洋(元・千葉ロッテマリーンズ、NOMOベースボールクラブ、横浜ベイスターズ)
芸能人
- 竹内まりや(シンガーソングライター)
- 江角マキコ(女優)
- 山根麻以(歌手)
- 山根栄子(歌手:山根麻以の妹)
- 曽田麻衣子(タレント)
- 錦織健(声楽家)
- 福島明也(声楽家)
- 青山草太(俳優)
- 成瀬誠(俳優)
- 岩谷ホタル(歌手:NHKみんなのうた)
- 芹明香(女優)
その他
地域
合併の影響
2005年3月22日の合併により、新制による出雲市が発足した。このため、住所表記が以下の通り変更された。なお、大社町は合併にあわせて読み方が「たいしゃまち」から「たいしゃちょう」に変更される。また、大字は表示しない。
- 旧出雲市は従前のとおり(元々「大字」は付かない)。
- 旧平田市は「平田市△△町」→「出雲市△△町」とする(元々「大字」は付かない)。
- 旧佐田町・多伎町・湖陵町は「簸川郡××町△△」→「出雲市××町△△」とする(ただし「大字」は付けない)。
- 旧大社町は「簸川郡大社町(まち)△△」→「出雲市大社町(ちょう)△△」とする(ただし「大字」は付けない)。
- -例-
- 島根県出雲市△△ → 島根県出雲市△△
- 島根県平田市△△ → 島根県出雲市△△
- 島根県簸川郡佐田町大字△△ → 島根県出雲市佐田町△△
- 島根県簸川郡多伎町大字△△ → 島根県出雲市多伎町△△
- 島根県簸川郡湖陵町大字△△ → 島根県出雲市湖陵町△△
- 島根県簸川郡大社町(まち)大字△△ → 島根県出雲市大社町(ちょう)△△
- -例外-
- 島根県簸川郡佐田町大字宮内 → 島根県出雲市佐田町須佐
また、2011年10月1日の合併により、斐川町を編入するが、住所表記の変更はこのようになった。
- 島根県簸川郡斐川町大字△△ → 島根県出雲市斐川町△△
ただし、斐川町大字荘原町と斐川町大字直江町については「大字」と荘原・直江の後の「町」の部分を削除。
電話局番
市外局番は、0853となっている。
- 出雲営業所管轄(20~26、30、31)
- 出雲長浜電話交換所管轄(28)
- 出雲神西電話交換所管轄(43)
- 乙立電話交換所管轄(45)
- 出雲稗原電話交換所管轄(48)
- 大社電話交換所管轄(53)
- 鷺浦電話交換所管轄(54)
- 平田電話交換所管轄(62、63)
- 平田河下電話交換所管轄(66)
- 平田東電話交換所管轄(67、69)
- 平田佐香電話交換所管轄(68)
- 斐川電話交換所管轄(72、73)
- 西須佐電話交換所管轄(84)
- 窪田電話交換所管轄(85)
- 多伎電話交換所管轄(86)
郵便局
郵便物の集配は、以下の郵便局が行っている。民営化前の2006年10月30日に変更された。
- 出雲郵便局:693-00xx、693-85xx、693-86xx、693-87xx、693-01xx、693-02xx、699-08xx、699-07xx、699-05xx、699-06xx
- 佐田郵便局:693-05xx
- 小田郵便局:699-09xx
- 平田郵便局:691-00xx、691-85xx、691-86xx、691-87xx
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:Navbox- ↑ 『仮名手本忠臣蔵』では、浅野長矩が塩冶高貞の姿に仮託して語られている。
- ↑ 『日本全国諸会社役員録. 第21回』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
- ↑ 『電気事業要覧. 第〔6〕回』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
- ↑ 『電気事業要覧. 第9回』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)