国道431号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:Pathnav テンプレート:Infobox road
国道431号(こくどう431ごう)は、島根県出雲市から鳥取県米子市に至る一般国道。主に島根半島の中海側、宍道湖側、弓ヶ浜半島の日本海側(美保湾)を通る。
概要
- 制定:1982年4月1日施行(1981年4月30日政令第153号により、島根県主要地方道1号・同23号などが一般国道431号に昇格)
- 距離:93.5km
- 起点:島根県出雲市( = 国道9号大島町交差点)
- 終点:鳥取県米子市( = 国道9号バイパス・米子自動車道米子IC・山陰自動車道米子東IC交差点)
- 指定区間:なし
通過する自治体
主な接続道路
別名
- 産業道路 - 鳥取県境港市の境水道大橋から鳥取県米子市河崎・河崎交差点(鳥取県道317号両三柳西福原線交点)まで
- 「産業道路」は上記の区間に加えて鳥取県道317号両三柳西福原線の全線を含む通称である。米子市皆生温泉経由の現道が開通するまでは、この県道が国道431号の一部であった。
- 鳥取県道47号米子境港線(通称・内浜産業道路)と区別するために、「外浜産業道路」とも呼ばれる。
バイパス
- 川津バイパス
- 東林木バイパス
道の駅
備考
- 出雲市大社町内では、入り組んだ区間を通る[1]ため、このルートを島根県道29号大社日御碕線の一部などを通るものに変更してはどうか、ということが言い出されたことがあった。その後、出雲大社の遍宮祭までに島根県道29号大社日御碕線の一部と市道宮内稲佐線を通るルートに変更された。[2]。
- かつては他に出雲市平田地区の一部や松江市内でも、一見しても辿りにくいルートを通っていた。
- 出雲市大社町から松江市の宍道湖大橋北詰辺りの区間は、旧県道時代から、宍道湖北岸を通ることから「湖北線」の愛称で呼ばれることがあった。
- 路線の性格は通過する自治体によって異なる。例えば、起点部分の出雲市側では山陰自動車道と重要観光地である出雲大社・日御碕などとを結ぶアクセス道路として、出雲市平田地区や松江市内北部ではそれぞれの重要幹線として、境港市から米子市にかけての区間は弓ヶ浜半島の大動脈として、また終端部分の米子市では米子自動車道などへのアクセス道路としての性格を持つ。
脚注
- ↑ 当該区間が国道に指定された経緯は不明だが、元々町内の生活道路である。
- ↑ 出雲市議会全員協議会資料 平成22年(2010)9月28日 出雲市ホームページ