福生市
福生市(ふっさし)は、東京都の多摩地域にある市である。都心から約40kmに位置し、東西約3.6km、南北約4.5kmである[1]。
事実上治外法権の在日アメリカ空軍横田基地が市域東側の平坦部、約3分の1を占め、実際の行政面積は6.92km²である。これは多摩地域において狛江市についで小さく、全国でも3番目に小さな市である[2]。また実質的な人口密度は1km²あたり8,583人であり、多摩26市中12位、外国人比率は4.21%とダントツである(2012年4月1日現在)。人口は1991年(平成3年)11月に6万人を突破した後、2001年(平成13年)12月をピークに微減傾向が続いている[3]。
市名の由来には諸説あり、麻の古語、フサに由来するという説、北方から来る敵を防ぐ要衝であった所から来ているとする説、アイヌ語由来説など、多数ある。「ふっちゃ」とも「ふっつぁ」とも発音されることがあったようだが、いずれにしても音が先行し、あとから「福」「生」という縁起の良い字が当てられたようである[4]。
目次
地勢
市域は武蔵野台地の西端、多摩川中上流左岸にあり、多摩川の流れに沿って北から南にかけてゆるやかに傾斜し、東から、立川段丘、拝島段丘、沖積低地面の、ひな壇状の三段から構成され、各段丘下には崖線が走っている。
拝島段丘北部から立川段丘南部にかけて、羽村市の取水堰から引き入れられた玉川上水が通じ、また拝島崖線のハケ下には湧水がみられ、緑のベルトを形成している。
標高は、市役所や、市のほぼ中心点にあたる福生野球場付近が海抜125m前後で、北東側の最高点は143.5m、南西側の地表最低点は104mである(河川部分は除く)。
隣接する自治体
- 東 - 立川市、武蔵村山市
- 西 - あきる野市
- 南 - 昭島市、八王子市
- 八王子市とは福生南公園の南端部で僅かに隣接している。
- 北 - 羽村市、西多摩郡瑞穂町
- 西多摩郡瑞穂町とは横田基地の敷地内で隣接しているが直接行き来できず、羽村市または遠回りであるが立川市・武蔵村山市を経由して行くことになる。
歴史
近世期頃までにほぼ現在の市域と重なる2村が成立した。福生村と熊川村である。初期には、他の多摩川流域の村々と同じく都筑郡古佐(ふっさ)村などと記された文書もあるが、都筑郡に属していたことを確実に示すには至っていない。
江戸時代初期には両村とも旗本領と幕領の混在する相給地であったが、享保期には福生村がすべて幕領となったのに対し、熊川村は幕末に至るまで、旗本田沢氏領・長塩氏領と、幕領の相給地であった。近世後期になると農業生産高の増大に伴い、酒造などの農間余業が営まれるようになる。福生村名主の田村家による酒造業は代々引き継がれ、現在も「嘉泉」の銘柄で知られる。
また、幕末・明治初期には熊川分水の引き入れにより、熊川村名主石川家でも酒造が行われるようになった(こちらも「多満自慢」の銘柄で現在も知られる)。幕末期、文政の改革により寄場組合が結成されると、田村家当主の十兵衛は拝島村組合(26村)の惣代を務めた。
略年表(明治以降)
- 1868年(明治元年)6月 - 「福生村」全村が韮山県、「熊川村」の一部が同県、一部が品川県となる。
- 1869年(明治2年)4月 - 熊川村が全村、品川県となる。
- 1873年(明治6年) - 森田浪吉が、森田製糸所を熊川村で創業する(現東京都では初めての製糸所)。
- 1875年(明治8年)6月 - 熊川村、福生村、川崎村(現羽村市)、羽村(同)、五ノ神村(同)が合併して、「多摩村」となる。
- 1878年(明治11年)7月 - 郡区町村編制法が制定、11月に西多摩郡の管轄になる。
- 1879年(明治12年)2月 - 田村半十郎、神奈川県議会議員に当選。村議会開設。
- 1884年(明治17年)7月 - 「川崎村外四ヶ村」の連合村となる。8月 - 「西多摩困民党」の動きが周辺各村で起こる。
- 1887年(明治20年) - 石川弥八郎(千代蔵)、ビールの製造に着手。
- 1888年(明治21年)7月 - 現福生市域と、現羽村市域の対立が激しく、同連合村解体。
- 1889年(明治22年)4月 - 「福生村熊川村組合」が発足。
- 1893年(明治26年)4月 - 東京府神奈川県境域変更法により、福生、熊川ともに、東京府に移管。
- 1894年(明治27年)11月 - 青梅鉄道、青梅 - 立川間開通。
- 1909年(明治42年)3月 - 福生小学校、現在地(福生第1小学校)にできる。
- 1915年(大正4年) - 福生村の一部に電灯がつく。
- 1922年(大正11年)3月 - 福生村、熊川村の人口が、合わせて5,000人を超える。
- 1923年(大正12年)4月 - 郡制廃止により、三多摩の各郡役所廃止。青梅鉄道、電車化。
- 1925年(大正14年)4月 - 五日市鉄道開通。
- 1928年(昭和3年)6月 - 3代続いた森田製糸所、終焉(多摩製糸と改称)。
- 1929年(昭和4年)11月 - 片倉製糸、多摩製糸を買収。
- 1931年(昭和6年)5月- 五日市線熊川駅開設。12月 - 八高線開通で、東福生駅開設。
- 1932年(昭和7年)11月 - 福生村で税金滞納をめぐって村役場と村民対立。
- 1936年(昭和11年) - 陸軍航空立川支廠(熊川倉庫)できる。
- 1940年(昭和15年)4月 - 多摩飛行場(福生飛行場)できる。8月 - 福生村に憲兵分遺隊新設。11月10日 - 福生村、熊川村が合併し、町制を施行。「東京府西多摩郡福生町」となる。
- 1942年(昭和17年)10月 - 陸軍航空審査部が新設される。
- 1943年(昭和18年)7月 - 都制が施行され、「東京都西多摩郡福生町」となる。8月 - 片倉製糸、多摩航機製作所と改称し軍需産業に転換。
- 1944年(昭和19年)3月 - 人口、1万人を超える。7月 - 牛浜駅、開設。
- 1945年(昭和20年)- B29の爆撃により、4月と8月に熊川で死者合計4名発生。8月15日 - 日本がポツダム宣言を受諾し、太平洋戦争終結。9月 - 米軍第1騎兵師団、福生飛行場(横田基地)に進駐。
- 1946年(昭和21年) - 多摩航機製作所、自転車の生産開始(後に片倉自転車に改称)。
- 1947年(昭和22年)4月 - 初の公選で、岸徳次町長誕生。11月 -福生第1小学校で学校給食開始。
- 1948年(昭和23年)1月 - 町自治体警察署設置。
- 1950年(昭和25年)10月 - 国勢調査戸数2920戸、人口14,669人。
- 1951年(昭和26年)7月 - 福生七夕まつり始まる。12月 - 福生駅東口、開設。
- 1954年(昭和29年)8月 - 簡易水道各戸給水開始。
- 1958年(昭和33年)9月 - 福生郵便局新局舎完成(現在地)。福生電報電話局開設(福生郵便局より分離)。
- 1961年(昭和36年)3月 - 青梅線、拝島 - 福生間複線化。牛浜駅、青梅線最初の橋上駅舎となる。
- 1963年(昭和38年)10月 - 熊川団地、入居開始。
- 1967年(昭和42年)2月 - 加美平団地、入居開始。
- 1968年(昭和43年)5月 - 西武拝島線開通。
- 1969年(昭和44年)3月 - 福生地区(福生、羽村、瑞穂)消防組合設立。
- 1970年(昭和45年)7月1日 - 3万人市制特例法により、人口38,749人、世帯11,631戸をもって市制を施行し、「東京都福生市」となる。
- 1974年(昭和49年)4月 - 福生団地、入居開始。
- 1978年(昭和53年)6月 - 市内一部地域で下水道使用開始。
- 1983年(昭和58年)9月 - 市の人口、5万人を突破。
- 1986年(昭和61年)10月 - 公共下水道(汚水)完成。11月 - 福生駅橋上駅舎、自由通路完成。
- 1989年(平成元年) - 片倉自転車、八王子に移転(後に合併、廃業)。
- 1991年(平成3年)11月 - 市の人口、6万人を達成。
- 2004年(平成16年)4月 - 福生第1中学校でランチルームを設置しカフェテリア方式による給食を開始。(2006年までに全中学校で実施)
- 2007年(平成19年)3月 - 東福生駅の橋上駅舎と階段に屋根が設置される。
- 2008年(平成20年)3月 - 2棟のタワーとそれを結ぶフォーラム、その上の丘の広場からなる、延べ床面積10,228.77m²の市役所新庁舎完成。(設計、山本理顕設計工場)
- 2010年(平成22年)3月 - 昭島市側の工事が終わり、拝島駅の橋上駅舎化がすべて完成する。
- 2013年(平成25年)4月 - 牛浜駅橋上駅舎建て替え工事が竣工する。
※参考資料 - 1997年、福生市教育委員会、同郷土資料室編集発行、「写真でたどる福生の百年」。1994年、福生市史編さん委員会編、福生市発行、「福生市史、上・下巻」。多摩川流域リバーミュージアム[5]。他。
人口
町別面積・人口
2014年1月1日現在。面積は大字福生と大字熊川のうち、横田基地分を除く。
町名 | 面積(km²) | 人口(人) | 世帯数(世帯) |
---|---|---|---|
大字熊川 |
2.57 | 18,390 | 8,936 |
大字熊川二宮 |
0.01 | 9 | 5 |
大字福生 |
1.80 | 13,439 | 6,768 |
大字福生二宮 |
0.02 | 215 | 115 |
加美平1 - 4丁目 | 0.61 | 6,336 | 3,165 |
武蔵野台1、2丁目 | 0.49 | 6,341 | 3,017 |
南田園1 - 3丁目 | 0.41 | 4,726 | 2,289 |
北田園1、2丁目 | 0.32 | 2,271 | 1,109 |
志茂 | 0.28 | 3,071 | 1,518 |
牛浜 | 0.23 | 2,040 | 1,042 |
本町 | 0.16 | 1,537 | 884 |
東町 | 0.05 | 365 | 178 |
横田基地内 | 81 | 40 |
市政・市議会
市政
- 市長 - 加藤育男(2期、任期満了日:2016年5月20日)
- 副市長 - 村山利夫(2012年7月1日就任)
- 市職員数 - 382人(2010年4月1日現在)
- 予算規模(2014年度) - 220億9,000万円(一般会計)、135億2,082万8千円(特別会計)
- 市役所開庁時間(休日、年末年始、および七夕祭り開催期間中を除く)
- 月・火・木・金曜日 : 8:30 - 17:15
- 水曜日 : 8:30 - 20:00(17:15以降は、一部の窓口)
- 土曜日 : 8:30 - 12:00、13:00 - 17:15(一部の窓口)
組織
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自治体交流
- 「新都市連絡協議会」職員交流研修
- 1970年当時、3万人市制への実現に向けて幹事役になった全国6市で、1980年に市制10周年を記念し「新市制実現都市連絡協議会」を結成。その後「災害時における相互応援協定」を結び、名称を「新都市連絡協議会」に変更。合併により脱退した3市を除いた、北海道登別市、滋賀県守山市、本市で、2010年度から職員交流をおこなっており、2012~2013年度は登別市から福生市へ、福生市から守山市へ、守山市から登別市へ、若手職員がそれぞれ1名2年間派遣されている。
市議会
議員名簿
議席番号 | 氏名(当選回数) | 党派 | 会派 |
---|---|---|---|
1 | 乙津豊彦(2) | 無所属 | 正和会 |
2 | 岩崎百合子(1) | 無所属 | 正和会 |
3 | 柳川英司(1) | 無所属 | 正和会 |
4 | 武藤政義(2) | 無所属 | 正和会 |
5 | 清水義朋(2) | 無所属 | 正和会 |
6 | 五十嵐みさ(1) | 公明党 | 公明党 |
7 | 堀雄一朗(2) | 公明党 | 公明党 |
8 | 町田成司(1) | 無所属 | 無所属の会 |
9 | 池田公三(1) | 日本共産党 | 日本共産党 |
10 | 奥富喜一(3) | 日本共産党 | 日本共産党 |
11 | 末次和夫(2) | 無所属 | 正和会 |
12 | 杉山行男(2) | 無所属 | 正和会 |
13 | 田村昌巳(3) | 無所属 | 正和会 |
14 | 串田金八(3) | 無所属 | 正和会 |
15 | 大野聰(3) | 無所属 | 正和会 |
16 | 原田剛(2) | 公明党 | 公明党 |
17 | 青海俊伯(4) | 公明党 | 公明党 |
18 | 阿南育子(3) | 福生・生活者ネットワーク | 生活者ネットワーク |
19 | 田村正秋(6) | 無所属 | 市民派クラブ |
20 | 大野悦子(6) | 民主党 | 市民派クラブ |
会派別内訳 (年齢は2013年5月1日現在)
会派 | 議員数 | (男) | (女) | (40歳代) | (50歳代) | (60歳代) | (70歳代) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
正和会 | 10 | 9 | 1 | 3 | 0 | 6 | 1 |
公明党 | 4 | 3 | 1 | 1 | 2 | 1 | 0 |
市民派クラブ | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 |
日本共産党 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 |
生活者ネットワーク | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 |
無所属の会 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
党派別内訳 (年齢は2013年5月1日現在)
党派 | 議員数 | (男) | (女) | (40歳代) | (50歳代) | (60歳代) | (70歳代) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
無所属 | 12 | 11 | 1 | 3 | 0 | 8 | 1 |
公明党 | 4 | 3 | 1 | 1 | 2 | 1 | 0 |
日本共産党 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 |
民主党 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 |
福生・生活者ネットワーク | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 |
広域行政
- 東京市町村総合事務組合
- 東京たま広域資源循環組合
- 西多摩地域広域行政圏協議会
- かつて西多摩郡に属していた青梅市、福生市、あきる野市、羽村市を含め、西多摩郡奥多摩町、西多摩郡日の出町、西多摩郡瑞穂町、西多摩郡檜原村の4市3町1村で単独の自治体では処理が困難な行政課題に対応することを目的に組織し、図書館広域利用などを推進。このため圏内住民は、登録すれば西多摩37図書館のすべてで資料の貸し出しが受けられる。
- 西多摩衛生組合
- 青梅市、福生市、羽村市、西多摩郡瑞穂町の3市1町で、羽村市にある清掃工場「環境センター」、および体育館併設の余熱利用浴場施設「フレッシュランド西多摩」を運営。
- 福生病院組合
- 福生市、羽村市、西多摩郡瑞穂町の2市1町で、福生市内の公立福生病院を運営(2001年(平成13年)、東京都国民健康保険団体連合会から経営移管)。
- 瑞穂斎場組合
国会・都議会選出議員
- 衆議院
東京都第25区選出
- 2012年12月(第46回衆議院議員総選挙)
- 都議会
西多摩選挙区選出
- 2013年6月
- 林田武(自由民主党)
- 島田幸成(民主党)
警察・消防
警察
- 警視庁第九方面福生警察署(加美平3-25)
- 福生駅前交番(大字福生773-12)
- 横田交番(大字福生2212-8)
- 内出交番(大字熊川277-2)
- 上福生駐在所(大字福生1200-2)
- 中福生駐在所(大字福生434-6)
- 下福生駐在所(牛浜45)
- 南田園駐在所(南田園2-8-23)
消防
- 東京消防庁第九消防方面福生消防署(大字福生1072):救急隊1
- 熊川出張所(大字熊川1297):救急隊1
教育
小学校
- 福生市立福生第一小学校(大字福生1055)
- 福生市立福生第二小学校(大字熊川623)
- 福生市立福生第三小学校(牛浜162)
- 福生市立福生第四小学校(大字福生1290)
- 福生市立福生第五小学校(南田園1-2-2)
- 福生市立福生第六小学校(加美平1-9-1)
- 福生市立福生第七小学校(北田園1-1-1)
中学校
- 福生市立福生第一中学校(大字熊川845)
- 福生市立福生第二中学校(加美平1-22-1)
- 福生市立福生第三中学校(南田園3-1-1)
高等学校
- 東京都立福生高等学校(北田園2-11-3)
- 東京都立多摩工業高等学校(大字熊川215)
- 東豊学園つくば松実高等学校西東京学習センター(東町2-8)
幼稚園
- 牛浜幼稚園(大字熊川960)
- 聖愛幼稚園(大字熊川490)
- 清岩院幼稚園(大字福生509)
- 福生多摩幼稚園(大字福生1276)
福祉・保健
福祉
福祉センターは年末年始を除く毎日、昼夜開館。地域会館部分は月曜休館。
- 福祉センター(南田園2-13-1)
- れんげ園(通所型心身障害者支援施設)(南田園3-6-1)
保健
保健センターの開館日・開館時間は市役所に同じ。休日診療所は、原則、昼休みを除く休日の昼間開館。
保育園、児童館、他
認可保育園
- 私立福生保育園(大字福生1058-11)
- 私立熊川保育園(大字熊川597-1)
- 私立すみれ保育園(大字福生959-8)
- 私立わらべつくし保育園(南田園1-4-12)
- 私立東福保育園(大字福生209)
- 私立若葉保育園(大字熊川1430)
- 私立加美平保育園(加美平4-1)
- 私立福生杉ノ子保育園(志茂47-3)
- 私立杉ノ子第二保育園(南田園3-4-2)
- 私立杉ノ子第三保育園(大字熊川373-1)
- 私立弥生保育園(加美平3-37-13)
- 私立福生本町保育園(大字福生2143-11)
- 私立牛浜こども園(認定こども園)(牛浜121-4)
認可外保育園
- 私立ちゃいれっく福生駅前保育園(認証保育所)(東町4-8)
- 私立ありんこ保育園(認証保育所)(加美平1-17-7)
児童館 : 利用は18才未満。毎月最終日曜日と年末年始は休館。土、日、祝日を除く平日は、中学生以下を除き夜間利用可。幼児は保護者同伴。
- 熊川児童館(大字熊川1143-1)
- 武蔵野台児童館(武蔵野台1-12-2)
- 田園児童館(南田園3-6-1)
子ども支援施設 : 祝日、年末年始を除く昼間開館。
- 子ども応援館(北田園2-5-7)
- 子ども家庭支援センター
- 学校適応支援室
- 教育相談室
生涯学習
市立図書館
土・日・祝日は年末年始を除きすべて開館。定期休館日の月曜が祝日の場合は開館し、翌火曜日に休館。ほかに年末年始、特別整理期間、年度末整理日は休館。
資料貸し出し対象者は、西多摩地区および昭島市在住者と、市内通勤通学者。
市民一人あたり蔵書数は6.9冊で、多摩地域26市中、最多。(2009年現在)[8]。
- 中央図書館(大字熊川850-1):蔵書-約22万8千冊・夜間開館=土・日・祝日以外の開館日
- 武蔵野台図書館(武蔵野台1-12-2):蔵書-約9万6千冊・夜間開館=祝日を除く毎週木・金曜日の開館日
- わかぎり図書館(大字福生1280-1):蔵書-約4万7千冊・夜間開館なし
- わかたけ図書館(大字熊川199-1):蔵書-約4万4千冊・夜間開館なし
市民会館・公民館
土・日・祝日は年末年始を除き開館。定期休館日の月曜が祝日の場合は開館し、この日後最初に到来する休日でない日に休館。
- 市民会館(大字福生2455)
- 公民館
- 本館(大字福生2455)
- 公民館白梅分館(大字熊川559-1)
- 公民館松林分館(武蔵野台1-15-1)
地域会館
開館日、開館時間は、市民会館・公民館に同じ
- 白梅会館(大字熊川559-1)
- 松林会館(武蔵野台1-15-1)
- さくら会館(牛浜163)
- わかぎり会館(大字福生1280-1)
- わかたけ会館(大字熊川199-1)
- 田園会館(南田園3-6-1)
- 扶桑会館(大字福生1069-1)
- かえで会館(加美平1-20-6)
- 福東会館(大字熊川1662-7)
その他
郷土資料室の開館日は、中央図書館に同じで夜間開館はなし。他は施設によって異なる。
スポーツ施設
体育館・プール : 体育館の開館日、開館時間は、市民会館・公民館に同じ。市営プールは夏季昼間のみ。
- 中央体育館(北田園2-9-1)
- 熊川地域体育館(大字熊川380-7)
- 福生地域体育館(武蔵野台1-8-7)
- 市営プール(北田園2-8-4)
その他、各種競技場 : 開場日は年末年始を除く毎日。開場時間は施設によって異なる。
- 市営競技場、同テニスコート、同グランド(大字福生3232)
- 福生野球場(牛浜162)
- 加美平野球場(加美平1-21)
- 福東テニスコート、同球技場、同グランド(大字熊川1608)
- 南公園テニスコート、同グランド(南田園1-1-1)
- 武蔵野台テニスコート(武蔵野台1-30)
- 多摩川中央公園グランド(北田園1先)
ごみ・資源処理
収集方法
- 戸別収集
分別種別 | 収集回数 |
---|---|
燃やせるごみ(生ごみ・資源にならない紙類・汚れの落ちないプラスチック類・ゴム製品・資源にならないプラスチック類・衛生上焼却処分の必要なもの・木および竹製品)・枝木・葉・草の一部(一定量以下の枝木・葉・草(一部、資源化)を除き有料) | 2回/1週 |
燃やせないごみ(ビンを除くガラスおよびガラス製品・陶磁器・複合材料製品(ポット・かさ・玩具など))・120センチ超の蛍光管等)(有料) | 1回/4週 |
小型家電製品 | 1回/4週 |
缶・金属 | 1回/2週 |
ビン | 1回/2週 |
ペットボトル | 1回/2週 |
プラスチックボトル・硬質プラスチック | 1回/2週 |
容器包装プラスチック | 1回/1週 |
ダンボール | 1回/2週 |
新聞・雑誌・雑がみ・紙パック | 1回/2週 |
古着・古繊維 | 1回/4週 |
有害ごみ(乾電池・ボタン電池・120センチ未満の蛍光管・電球型蛍光灯・水銀体温計・使い捨てライター・スプレー缶 | 1回/4週 |
粗大ごみ(かさ・蛍光管を除き、一辺が50センチ以上のもの・枝木・葉・草の一部(申し込み制、有料) | 随時 |
- 拠点回収
回収拠点の偏在、高齢化による回収所への持参困難者増加等のため、2014年度より廃止
施設
- 資源・不燃系、選別・中間処理・リサイクル
- リサイクルセンター(大字熊川1566-4)
- 収集再処理業者の施設
- リサイクル品展示販売
- リサイクルプラザ(大字熊川1566-4)
- 可燃系焼却
- 西多摩衛生組合、環境センター(羽村市羽)
- エコセメント化、最終処分場
- 東京たま広域資源循環組合、二ツ塚廃棄物広域処分場・エコセメント施設(西多摩郡日の出町)
主な公園
- 多摩川緑地多摩川中央公園(北田園1先)
- 多摩川緑地福生南公園(南田園1-1-1)
- 下の川緑地せせらぎ遊歩道公園(大字熊川2355-11)
- 多摩川緑地福生柳山公園(北田園2-8-2)
- 多摩川緑地福生かに坂公園(大字福生1185-15)
- 玉川上水緑地日光橋公園(大字熊川1386-1)
- 福生公園(牛浜163)
- 加美平公園(加美平1-21)
- 多摩川緑地福生加美上水公園(大字福生1763-5)
- 武蔵野台公園(武蔵野台1-30)
- 明神下公園(南田園1-12-1)
- みずくらいど公園(大字熊川1359-1)
- 熊川公園(大字熊川660)
- 中福生公園(大字福生443-1)
- わらつけ公園(大字福生2151-12)
- 武蔵野台東公園(武蔵野台1-14)
- 原ヶ谷戸児童公園(大字福生2250-11)
- 加美平北公園(加美平2-12)
- 熊牛公園(大字熊川929-5)
- もくせい公園(大字福生2148-1)
- 武蔵野台南公園(武蔵野台2-9)
- 睦公園(大字熊川422-1)
- ほたる公園(南田園3-9-1)
- 神明児童遊園(大字福生1081)
- 牛一公園(牛浜59-2)
- わかたけ公園(大字熊川188-5)
- 福栄ミレニアムパーク(大字熊川1143-1)
- 原ヶ谷戸どんぐり公園(大字福生196-7他)
- フレンドシップパーク(大字福生2351-11)
市営駐車場・自転車駐車場
すべて有料で、福生駅東口地下自転車駐車場を除き、24時間利用できる。
駐車場
- 市営福生駅西口駐車場(立体)(本町92-1)
自転車駐車場
拝島駅南口臨時自転車駐車場を除き、福生駅東口地下自転車駐車場は50ccまで、その他は125ccまでのバイクも駐車可能。
- 福生駅東口地下自転車駐車場(東町5-1、西友福生店part1地下1階)
- 福生駅西口自転車駐車場(大字福生997-20)
- 牛浜駅東口自転車駐車場(牛浜148-4)
- 牛浜駅西口自転車駐車場(牛浜58-1)
- 拝島駅北口自転車駐車場(立体)(大字熊川1398-1)
- 拝島駅南口臨時自転車駐車場(大字熊川446-1)
- 熊川駅東自転車駐車場 (大字熊川798-1)
その他・市関係施設
- 第一給食センター(牛浜162)
- 第二給食センター(大字福生1290)
その他、官公庁
国
- 法務省東京法務局西多摩支局(南田園3-61-3)
- 防衛省北関東防衛局横田防衛事務所(大字熊川864)
- 航空自衛隊横田基地(航空総隊司令部)
- 国土交通省関東地方整備局京浜河川事務所多摩川上流出張所(南田園3-64-2)
都
郵便・電話
郵便
以前は集配普通局の福生郵便局が市内全域および隣接する旧秋川市内を管轄していたが、2004年(平成16年)に当時の日本郵政公社の合理化策として、新設されたあきる野郵便局の福生分室に改組され、福生市内の郵便物の集配は同局が行うようになった。2007年(平成19年)に名称は元の福生郵便局に戻ったものの、窓口業務のみを行う無集配郵便局となり、そのまま民営化を迎え現在に至っている。
なお西多摩地域では、この他に檜原郵便局(西多摩郡檜原村)が行っていた集配業務のあきる野郵便局への、瑞穂郵便局(西多摩郡瑞穂町)が行っていた集配業務の羽村郵便局(羽村市)への移管が行われている。
- 福生郵便局(本町77-2)
- 福生牛浜郵便局(大字熊川987)
- 福生熊川郵便局(大字熊川545-13)
- 福生熊川南郵便局(大字熊川161)
- 福生武蔵野台郵便局(大字福生2126)
- 福生加美郵便局(加美平1-6-10)
郵便番号
- 197-0001 横田基地内
- 197-0002 熊川二宮
- 197-0003 熊川
- 197-0004 南田園
- 197-0005 北田園
- 197-0011 福生
- 197-0012 加美平
- 197-0013 武蔵野台
- 197-0014 福生二宮
- 197-0021 東町
- 197-0022 本町
- 197-0023 志茂
- 197-0024 牛浜
※特定事業所番号(197-85xx、197-86xx)を除く
電話
以前は市役所南側のNTT福生ビル(電話交換局)にNTT福生営業所の窓口があったが、NTTの窓口廃止によって閉鎖された。
電気・都市ガス・上下水道
- 電気
- 東京電力立川支社
- 都市ガス
- 武陽ガス(本町17-1)
- 上下水道
病院
- 公立福生病院(加美平1-6-1)(東京都災害拠点病院、東京都指定二次救急医療機関)
- 目白第二病院(大字福生1980)(東京都指定二次救急医療機関)
- 大聖病院(大字福生871)(東京都指定二次救急医療機関)
- 熊川病院(大字熊川154)
産業
工業
- 市内に本社がある企業
- 日本蓄電器工業(武蔵野台1-23-1)
- 武陽ガス(本町17-1)
- 石川酒造(大字熊川1)
- 田村酒造場(大字福生626)
- 大多摩ハム小林商会(大字福生785)
- 福生ハム(大字福生789)
- 福生コンクリート工業(大字福生3256)
- 清水工業(牛浜76)
- その他、工業
- トッパン・フォームズ福生工場(武蔵野台1-26-1)
- 岩谷産業西東京営業所(武蔵野台1-27-1)
- 愛国電線工業所東京工場(武蔵野台1-27-7)
- 太平洋プレコン工業多摩支店・福生工場(志茂154)
商業
- 市内に本社がある企業
- その他、商業
- 市商工会(本町18、もくせい会館(商工会館)内)
農業
当市は農地面積および農家戸数が多摩地域で最少の自治体であり、次に少ない武蔵野市の約半分にすぎない。残る農地も地価の高騰、後継者不足などにより商業施設や宅地へと変わっている。
- 農家戸数 : 66戸
- 農業従事者 : 103人(男74人、女29人)
- 農耕面積 : 16.41ヘクタール(市内12.13ヘクタール)
(2006年1月1日現在、農家台帳)
金融機関等
- 三菱東京UFJ銀行福生支店(本町142)
- 三井住友銀行福生支店(大字福生1006-7)
- りそな銀行福生支店(大字福生1048)
- 東日本銀行拝島支店(大字熊川1708)
- 西武信用金庫(市指定金融機関)※
- 福生支店(大字福生768)
- 牛浜支店(牛浜95)
- 青梅信用金庫福生支店(本町76-3)
- 多摩信用金庫福生支店(本町24)
- 大東京信用組合福生支店(大字福生1004)
- 西多摩農業協同組合福生支店(本町16)
- 日本アジア証券福生支店(東町10-1)
※西武信用金庫は、福生市内に本店のあった武陽信用金庫(前身は福生町信用組合)と他の信用金庫が合併して、1969年に発足した。
地域メディア
- ケーブルテレビ - 多摩ケーブルネットワーク
- 地域紙 - 西多摩新聞(週刊)
観光
当市は近年まで西多摩で唯一、観光協会のない自治体であったが、2005年に観光協会が設立され、さくらまつり、七夕まつり、日米友好祭(2013年は中止[9] )などのイベントと、横田基地向かいの異国情緒あふれる商店街や玉川上水を目玉に、観光にも力を入れている。
市観光案内所・観光協会
- 観光案内所「まちなかおもてなしステーション『くるみるふっさ』」(本町23) - 市内観光スポットの案内、名産品の紹介・販売のほか、福生市と交流のある北海道登別市、滋賀県守山市の案内や、名産品の販売も行う。また、電気自動車を利用したカーシェアリング(会員制)や、電動アシスト自転車の有料貸し出しもおこなっている。
- 観光協会(本町18・もくせい会館内)
市選定「ふっさ十景」
- 玉川上水新堀橋付近(大字福生1773先)(東京都選定「新東京百景」の一つ)
- みずくらいど公園(大字熊川1359-1)
- 柳山公園(北田園2-8-2)
- 南稲荷神社付近(大字熊川56付近)
- 清岩院(大字福生507)(清岩院の湧水は、東京都選定「東京の名湧水57選」の一つ)
- 桜並木と多摩川(北田園・南田園)
- 熊川神社(大字熊川660)
- 国道沿いの商店街(大字福生・大字福生二宮)
- 文化の森(大字熊川1092付近)
- 神明社(大字福生1081)
祭事・イベント
- 福生桜まつり(3月下旬 - 4月上旬の10日間程度)
- 福生ほたる祭(6月中旬の土曜日) - ほたる公園で養殖したホタルが放たれる。
- 八雲祭り(7月下旬の土曜日・日曜日 )
- 福生七夕まつり(8月7日付近の木曜日 - 日曜日)
- 横田基地日米友好祭(近年は8月中・下旬の土曜日・日曜日に開催されていたが、2013年からは米軍の歳出削減のため、無期限休止となった。)
- 福生市民総合体育大会(10月第2月曜日)(体育の日)
- 福生ふれあいフェスティバル(10月下旬の日曜日)
神社・仏閣
- 神明社(大字福生1081)
- 堰上明神社(大字福生592)
- 清岩院(大字福生507)
- 長徳寺(大字福生613)
- 長徳寺薬師堂(大字福生1088)
- 妙源院(大字福生1185)
- 東海居(大字福生1773)
- 永昌院(大字福生1791)
- 福生不動尊(大字福生2143-1)
- 加美末廣稲荷神社(大字福生1210)
- 千佛地蔵(イボ取り地蔵)(加美平3-26加美平西公園内)
- 延元之宮正一位稲荷神社(牛浜82)
- 熊牛稲荷神社(大字熊川1010)
- 正一位共光稲荷神社(大字熊川1395)
- 八雲神社(大字熊川314)
- 熊川神社(大字熊川659)
- 千手院(大字熊川20)
- 真福寺(大字熊川309)
- 福生院(大字熊川716)
名物・特産品
宿泊施設
- 東横イン福生駅前東口(東町4-1)
交通
鉄道
- テンプレート:Color東日本旅客鉄道(JR東日本)
- テンプレート:Color青梅線
- テンプレート:Color福生駅(各停 / 中央線直通:各停◇・快速・青梅特快・通勤特快◇・ホリデー快速◆)
- テンプレート:Color牛浜駅(各停 / 中央線直通:各停◇・快速・青梅特快・通勤特快◇)
- テンプレート:Color拝島駅(各停 / 中央線直通:各停◇・快速・青梅特快・通勤特快◇・青梅ライナー◇・ホリデー快速◆ / 五日市線直通:各停・ホリデー快速◆ / 八高線直通:各停)
- テンプレート:Color五日市線
- テンプレート:Color熊川駅(各停 / 青梅線直通:各停 / 青梅線・中央線直通:快速◇・青梅特快◆★・ホリデー快速◆)
- テンプレート:Color拝島駅(各停 / 中央線直通:快速◇・青梅特快◆★・ホリデー快速◆)
- テンプレート:Color八高線
- テンプレート:Color東福生駅(各停 / 川越線直通:各停 / 青梅線・中央線直通:快速◇・青梅特快◆★)
- テンプレート:Color拝島駅(各停 / 川越線直通:各停)
- テンプレート:Color西武鉄道
- テンプレート:Color西武拝島線
- テンプレート:Color拝島駅(各停 / 西武新宿線直通:各停・急行・準急)
- テンプレート:Color日本貨物鉄道(JR貨物)管理
- テンプレート:Color米軍横田基地線
◇は平日運転 ◆は土・日・祝日運転 ★は一日の運行本数が1本のみ
※拝島駅は昭島市との市境上にある。JR、西武とも駅長室は昭島市側に位置しているため、公称所在地は昭島市である。
バス
路線バス
市内始発バス停留所
草花・菅瀬橋・日の出折返場経由の福生駅(西口)発、武蔵五日市駅行きは、土・日、祝日、旧盆、年末年始を除く平日の翌日のみ、福生駅1:01着、青梅線下り最終電車まで接続する深夜バスが多発している。(土・日、祝日の深夜バスは減便、最終繰り上げ。深夜バスの運賃はすべて通常運賃の倍額)
- 福生駅(西口)
- 1番乗り場
- 2番乗り場
- 福生駅西口
- (拝17)清厳院橋・福生団地中央・内出経由、拝島駅行き
- 福生駅東口
- 福生団地中央
- (拝16)内出経由、拝島駅行き
- (昭12)内出・拝島駅経由、昭島駅南口行き(土休日のみ)★
- (テンプレート:Colorシティバス立川)
- (テンプレート:Color立川バス)
★は一日の運行本数が3本以下
羽田空港行き早朝直行バス
- 羽田空港第2・第1・国際線旅客ターミナル行き(毎日2便)
- 市内乗車専用停留所=福生駅(西口)、内出東
- (テンプレート:Color西東京バス)
早朝通勤高速バス
- (テンプレート:Color西東京バス)
深夜急行バス・準深夜急行バス
- 立川駅北口発、河辺駅北口行き、深夜急行バス(愛称・深夜ご帰宅バス『楽帰ぃ』)(日・祝日、旧盆、年末年始の翌日は運休)
- 市内乗降停留所=熊川駅、牛浜駅入口、福生市役所、福生駅(西口)
- 新橋駅発、銀座・東京駅南・新宿駅西口経由、河辺駅北口行き、深夜急行バス(土・日・祝日、旧盆、年末年始の翌日は運休)
- 市内降車専用停留所=熊川駅、牛浜駅入口、福生駅(西口)
- 浜松町バスターミナル発、東京駅南・霞ヶ関・六本木・青山経由、河辺駅北口行き、準深夜急行バス(愛称・『楽々エクスプレス』)(土・日・祝日、旧盆、年末年始は運休)
- 市内降車専用停留所=同上
- (以上、テンプレート:Color西東京バス)
福祉バス
テンプレート:Main コミュニティーバスの導入も検討されたが、狭小な市域に4線5駅もあるため利用が望めず、交通弱者のために市内福祉関係施設を循環する、利用者限定、運賃無料の福祉バスが、福祉センター送迎バスを発展させるかたちで2008年(平成20年)5月より運行されている。運行は武州交通興業に委託されている。
- コース
- 福祉センターを基点とし、保健センター、れんげ園、各児童館等を巡回する、福生コース、熊川コースの片回り2コース、63停留所
- 運行日、運行間隔、運転本数
- 日曜、休日、年末年始を除く土曜日を含む平日の、午前8時より約70分間隔、各コース一日8便
(停留所名と発車時刻は、路面に貼り付け)
- 日曜、休日、年末年始を除く土曜日を含む平日の、午前8時より約70分間隔、各コース一日8便
- 乗車資格者
上記対象者のうち、申請によって利用登録証(カード)の交付を受けた市内在住者。
観光バス
- 東都観光バス福生営業所(大字福生2162)
タクシー
- 京王自動車福生営業所(大字福生800)
- 大洋自動車交通福生営業所(大字福生2049)
道路
一般国道
- 国道16号(東京環状)
主要地方道
- 東京都道7号杉並あきる野線(五日市街道・睦橋通り)
- 東京都道29号立川青梅線(奥多摩街道・新奥多摩街道)
一般都道
自然
建設省京浜工事事務所(現国土交通省京浜河川事務所)がおこなった生物調査結果では、河口から50キロ地点の福生市付近の多摩川には、次のような[1]鳥類、魚類が生息している。
ただし調査が鳥類は1998年、魚類は1995年と古く、現状とは合わない点も多い。たとえば、市内に生息するカラスは、ハシボソガラスが優勢な時季や年と、ハシブトガラスが優勢な時季や年が繰り返されているようであるが、1998年の調査ではハシブトガラスのみ記載されている。
なお、植物は特に絶滅危惧種が多いため生育地が伏せられているが、調査時点で同事務所管轄の青梅市万年橋から河口まで(浅川、大栗川の一部を含む)のいずれかに生育しているものがリンク先には掲載されている。
人物
出身人物
- 栗原一郎 - 画家
- 酒井まゆ - 漫画家
- 松下進 - イラストレーター
- ニイルセン - 美術家
- 加藤英美里 - 声優
- 塩澤英真 - 俳優・歌手
- 金井勇太 - 俳優
- 吉岡靖喬 - 元お笑い芸人・俳優(現在はモト冬樹のマネージャー)
- 下畑良介 - ミュージシャン、ギタリスト
- 青木基正 - プロゴルファー(福生中学校(現・福生第一中学校)1965年度卒業生)
- 海老原博幸 - 元プロボクサー(統一世界フライ級チャンピオン。福生中学校1954年度卒業生)
- 嵐望将輔 - 大相撲力士(貴乃花部屋所属、かつて「福生乃花」の四股名を名乗っていた)
- 伊東康孝 - すかいらーく元代表取締役社長兼最高執行責任者(COO)(福生中学校1962年度卒業生)
ゆかりの人物
- 吉増剛造 - 詩人
- 村上龍 - 小説家・映画監督
- 中西悟堂 - 詩人・歌人・日本野鳥の会創立者(終戦直前に田村酒造の一角に間借りし「野鳥村」の建設を図る。また夫人は1946年(昭和21年)から10年間、福生中学校(現・福生第一中学校)で教師をしていた)
- 中村次郎 - NHK気象キャスター
- 大瀧詠一 - シンガーソングライター、作曲家、アレンジャー、音楽プロデューサー。元はっぴいえんど。(「福生ストラット」なる曲を作っている。在住地は、隣の瑞穂町 福生市の名前をかぶせた「福生45スタジオ」というレコーディングスタジオがその自宅にある)
- 岡野法世(陶芸家)
- 小貫政之助(画家)
- 栗原一郎(画家)
- 戦闘竜 - 格闘家・元力士(6歳まで横田基地で過ごした)
- 破廉ケンチ - ミュージシャン、音楽プロデューサー(RCサクセションが売れる前に在住していた事がある)
- 三浦友和 - 俳優(破廉ケンチと同居の形で在住していた)
- 森重樹一 - ミュージシャン、シンガーソングライター
- 布袋寅泰 - ミュージシャン、ギタリスト(群馬から上京後、アマチュア時代に在住していた)
福生市を舞台とする作品
- 小説 「限りなく透明に近いブルー」(村上龍) - 第75回芥川賞受賞作
- 小説 「スローなブギにしてくれ」(片岡義男)
- 小説 「ラビット病」「風味絶佳」(山田詠美)
- 講演記録 『ことばの古里、ふるさと福生』(吉増剛造)
- 漫画 「SEX」(上條淳士)
- 漫画 「河よりも長くゆるやかに 」(吉田秋生)
- 曲 「福生ストラット」(大瀧詠一) - ウルフルズが「大阪ストラット」としてカバー
- 映画 『シュガー&スパイス 風味絶佳』(2006年) - 小説「風味絶佳」の映画化
脚注
- ↑ 位置と地勢
- ↑ 埼玉県蕨市5.10km²。東京都狛江市6.39km²
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ 市の名前の由来
- ↑ 多摩川流域リバーミュージアム
- ↑ 面積は国勢調査 東京都区市町村町丁別報告 平成17年による。ただし、福生二宮と牛浜の面積が同じ0.23km²なのは明らかな誤りで、すべての町の面積に基地の面積を合計すると市の面積を超えてしまう。福生二宮の面積の桁を1桁間違えたとみるのが自然であり、そうすると市の合計面積に合致するので、福生二宮は0.02km²とした。
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:PDFlinkによる
- ↑ 毎日新聞 2013年03月23日 地方版
関連項目
既出以外の外部リンク
- FUSSA.TV
- 限りなくアメリカに近い福生
- WE-LOVE-FUSSA
- 福生の子育て情報ネット ぶらんこ
- InfoAtlas > 東京都 > 市 > 福生市 - 市内の見どころを、写真と動くパノラマ、動画で紹介