茨木市
テンプレート:Infobox 茨木市(いばらきし)は、大阪府三島地域に位置する市。特例市に指定されている。大都市である大阪市及び京都市の中間にあり、大阪府のベッドタウンとしての性格を持つ。市内をJR・阪急・大阪モノレールが通る。“いばらぎ”は誤読である。
江戸時代のキリスト教禁止の時期にも密かにキリスト教を信仰していた人が隠れていた隠れキリシタンの里が市の北部山間部にある。
目次
地理
淀川北岸の大阪府北摂に位置しており、北は京都府亀岡市、東は高槻市、南は摂津市、西は吹田市・箕面市・豊能郡豊能町に接している。南北に細長い形で北部は山がちだが、南部には大阪平野の一部分をなす三島平野が広がっていて市街地もこちら側に集中している。大阪市内でも北部のキタ(梅田界隈)なら20分程度で移動できる。
北から南に安威(あい)川・茨木川・勝尾寺(かつおじ)川が流れる。安威川上流では大阪府による安威川ダムの工事が進行中。
なお、吹田市にある吹田ジャンクションには当市の飛地(大字小坪井)が重なっている。
隣接している自治体
人口
平成22年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、2.56%増の274,822人であり、増減率は府下43市町村5位、72行政区域中17位。 テンプレート:人口統計
歴史
市名の由来はイバラの木が多く茂っていたことやイバラを切って屋根をふいたという説から「茨切」がなまって「茨木」となった説などの説がある。
市の南部にある南茨木駅の東側一帯に弥生時代の大規模環濠集落の遺跡である東奈良遺跡がある。二重の環濠の内部に多数の住居や高床式倉庫など大型建物があり、外部には広大な墓域もあった。なかでも銅鐸・銅戈・勾玉などの鋳型が出土した工房跡が発掘されており、ここの鋳型で生産された銅鐸が近畿一円から四国でも発見されている。この集落が奈良県の唐古・鍵遺跡と並ぶ日本最大級の銅鐸工場、銅製品工場であり、弥生時代の日本の数多くのクニの中でも、銅鐸を各地に配布できるような政治的に重要な位置を占めていたことが伺える。
日本でも有数の古墳群地帯で継体天皇陵と治定され宮内庁管理下の太田茶臼山古墳、1934年(昭和9年)に玉枕を敷き錦をまとった豪族らしき(藤原鎌足という説もある)人骨が発見された阿武山古墳が阿武山山頂にあり古墳時代初期から末期までの各時代の古墳が現存している。平安時代には、市の北部を東西に走る西国街道(旧・山陽道)の往来が盛んとなり江戸時代には参勤交代などに利用され、大名などが宿泊し郡山宿本陣(通称「椿の本陣」)が残っている。
室町時代の前半には市の繁栄の基礎となる茨木城が楠木正成によって築かれた。茨木城主時代には城下町として賑わい(城主は中川清秀、片桐且元など)、大坂の役後、江戸幕府天領となった後も京都と大坂、丹波と大坂間を結ぶ交通の要衝として栄えた。
安土桃山時代、山間部一帯がキリシタン大名・高山右近が治める高槻藩領だったため、江戸時代のキリスト教禁教の時期にも密かにキリスト教を信仰する人が住む「隠れキリシタンの里」が山間に点在していた。神戸市立博物館蔵の重要文化財「聖フランシスコ・ザビエル像」も大正年間になってから千提寺集落の旧家から発見された。
明治に移って1871年(明治4年)7月、廃藩置県によって大阪府の管轄となり茨木村が町制を実施。その後1948年(昭和23年)1月1日、茨木町・三島村・春日村・玉櫛村の1町3村が合併して市制を施行した。
戦後は大阪市のベッドタウンとして人口が増え続け工場も集積した。1970年(昭和45年)の日本万国博覧会に伴って、国鉄茨木駅が橋上駅舎に建て替えられ国鉄茨木駅・阪急茨木市駅の両駅前にバスターミナルや再開発ビルが建設されたほか両駅間の市街地を貫く中央通り(高橋通り)が拡幅され万博会場に向かうエキスポロードが開通するなど、急速に市街地の整備が進んだ。
現在はJR茨木駅・阪急茨木市駅の駅近くにマンションが多数建設され、通勤や買い物に便利な文教都市として住宅購入者の人気が高い。また、茨木市の山間部を切り開いた茨木サニータウンや他にも箕面市との境の山間に研究開発や国際交流の拠点を備えたニュータウン「国際文化公園都市」(愛称:彩都)が建設中である。
行政
行政区域の変遷(市町村制施行以後)
- 1871年(明治4年)11月 廃藩置県により大阪府の管轄となる。島下郡(現在の茨木市・吹田市・摂津市)に属す。
- 1889年(明治22年)4月1日 町村制施行により茨木村・上中条村・下中条村の3村が合併し、新・茨木村を施行。
- 1896年(明治29年)4月1日 島下郡と島上郡(現在の高槻市・島本町)が三島郡となり、茨木に郡役場が置かれる。
- 1898年(明治31年)10月14日 茨木村が町制を施行。
- 1948年(昭和23年)1月1日 茨木町・三島村・春日村・玉櫛村の1町3村が合併。大阪府下で13番目に市制を施行。
- 1954年(昭和29年)2月10日 安威村・玉島村を合併。
- 1955年(昭和30年)4月3日 福井村・石河村・見山村・清溪村の一部(大字佐保・泉原・千提寺)を合併。
- 1956年(昭和31年)12月25日 箕面市の一部(旧 豊川村大字粟生岩阪・宿久庄・清水・道祖本の各全域および粟生間谷・小野原の各一部)を編入。
- 1957年(昭和32年)3月30日 三宅村を合併。
- 1957年(昭和32年)12月28日 吹田市の一部(旧 山田村大字山田小川・山田別所・山田上の各一部)を合併。
- 2001年(平成13年)4月1日 特例市に移行。
歴代市長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 |
---|---|---|---|
初代 | 高島好隆 | 1948年2月1日 | 1950年12月12日 |
2 | 中谷光 | 1951年1月28日 | 1955年1月27日 |
3-4 | 田村英 | 1955年1月28日 | 1963年1月27日 |
5 | 坂井正男 | 1963年1月28日 | 1965年2月20日 |
6-7 | 大槻良衛 | 1965年4月11日 | 1971年3月11日 |
8-9 | 北川安一 | 1971年4月25日 | 1976年3月8日 |
10-13 | 重冨敏之 | 1976年4月18日 | 1992年4月17日 |
14-16 | 山本末男 | 1992年4月18日 | 2004年4月17日 |
17-18 | 野村宣一 | 2004年4月18日 | 2012年4月17日 |
19 | 木本保平 | 2012年4月18日 | 現職 |
行政機構
- 市長
- 会計管理者
- 会計室
- 副市長
- 総務部
- 企画財政部
- 市民生活部
- 健康福祉部
- こども育成部
- 人権部
- 産業環境部
- 都市整備部
- 建設部
- 消防本部
- 水道事業管理者
- 会計管理者
- 教育委員会
- 教育長
- 事務局
- 管理部
- 学校教育部
- 生涯学習部
- 事務局
- 教育長
- 選挙管理委員会
- 公平委員会
- 監査委員
- 農業委員会
- 固定資産評価審査委員会
- 外郭団体
- (財)茨木市保健医療センター
- 茨木市土地開発公社
- (福)茨木市社会福祉協議会
- (社)茨木市シルバー人材センター
- (財)茨木市施設管理公社
- (財)茨木市文化振興財団
- 茨木市障害者事業団
- 神安(しんあん)土地改良区 神崎川、安威川流域など北摂地域の治水、利水を行う。本部が茨木市にある。神安という名前は神崎川、安威川から一字ずつ取って名付けられている。
市役所出張所
- 北辰出張所 〒568-0097 大字泉原332-3
- かつては三宅出張所・豊川出張所・見山出張所・清渓出張所の4出張所があったが、2003年に三宅出張所・豊川出張所は廃止され、見山出張所は清渓出張所に統合され北辰出張所と改称された。
財政
財政規模は歳入・歳出決算額が1995年度には800億円を超えたが、近年では750億円前後で推移している。また、いずれの年度も黒字決算である。
歳入について市税は景気低迷やその対策としての減税により1997年度をピークに減り続けている。
地方債について1998年度までは減税の補填やごみ処理施設に関する費用がかかり50億円以上の起債を行っていたが、1999年度より抑制。しかし、2003年度・2004年度は大幅な増加となった。
地方交付税については2006年より2009年まで不交付団体となっていた。
行政機関
国の機関
- 入国者収容所西日本入国管理センター
警察
市内全域が茨木警察署の管轄となっている。本署は中穂積1丁目6番38号。
郵便(日本郵政)
2007年(平成19年)3月5日まで大岩郵便局も集配(特定)局だったが、茨木郵便局に集配業務は集約された。なお、彩都地区に新たな無集配郵便局の設置が計画されている。
無集配郵便局 テンプレート:Col
政治
市議会
定数は30人で、議員の任期は2013年1月31日から2017年1月30日までである。
会派の構成
会派名 | 議席数 |
---|---|
維新の会・みんなの茨木 | 7 |
公明党 | 6 |
自由民主党・絆 | 6 |
民主みらい | 4 |
日本共産党 | 3 |
茨木市民フォーラム | 3 |
会派に所属しない議員 | 1 |
大阪府議会議員
選挙区は茨木市単独。定数は3。
氏名 | 党派名 |
---|---|
松本利明 | 大阪維新の会 |
杉本武 | 公明党 |
森みどり | 民主党 |
衆議院議員
池田市、箕面市、豊能郡(豊能町、能勢町)とともに大阪府第9区を構成。 テンプレート:Main
経済
- 第1次産業就業者数 965人
- 第2次産業就業者数 33,544人
- 第3次産業就業者数 89,710人
産業
大阪府中央卸売市場をはじめとする北大阪流通センターを擁する北大阪の物資集散地として、その経済的役割を担っている。また内陸工業地の適地として大企業をはじめ、その下請関連企業や各種中小企業の進出により近代的な工業地帯を形成するに至っている。工業製品の出荷額は大阪府下の衛星都市の中でも上位に位置している。近年急激な都市発展にともない、大規模量販店などのめざましい進出が見られるが複数の大企業の工場移転・撤退が続き、今後税収等の経済影響が問題とされている。
特産品
三島独活(うど)
茨木市に本社を置く企業
- アルテコ
- アンジェス MG
- 浦川トランス工業
- エスケー化研
- 北おおさか信用金庫
- キンリューフーズ
- 資生堂ホネケーキ工業
- ゼンショク
- 大成化工
- 丹平製薬
- ナリコマエンタープライズ
- 日昭アルミ工業
- 日世
- パナソニック プラズマディスプレイ
- 日立マクセル(本店)
- 伏見屋
- マルカキカイ
- 大和紙器
(50音順)
かつて茨木市に本社を置いていた企業
茨木市内にある企業の工場など
- エスケー化研大阪工場
- 岡本製作所茨木工場
- 神戸製鋼所茨木工場
- 小林製薬中央研究所
- 日本合成化学工業中央研究所
- シロキ工業大阪工場
- ソントン食品工業大阪工場
- ダイエー茨木食品センター
- 大和製罐大阪工場
- 大日本住友製薬茨木工場
- 帝人大阪研究センター
- 東洋製罐茨木工場
- 那賀都工業大阪工場
- 日立空調システム茨木工場
- フジテックフィールド部門研修センター(かつては本社だった)
- 吉野工業所大阪工場
- 読売新聞茨木工場(北大阪オール印刷)
- 日立物流北大阪物流センター
- 東芝物流関西支店(2008年3月まではこの支店のある「城の前町」に隣接する「大田東芝町」に、東芝家電製造の茨木工場もあった。)
- パナソニック プラズマディスプレイ茨木工場(所在地は旧社名から由来した「松下町」)
かつて茨木市内に営業所・事業所のあった企業
- グリコ乳業大阪支店(高槻市登町に移転するまで大阪支店は長きに渡り同市春日にあった。)
- ブルボン関西営業所(大阪市中央区→八尾市から移転してきたが、兵庫県神戸市港島南町の神戸キメックセンタービルへ再々移転)
- 東芝家電製造大阪茨木工場
姉妹都市・提携都市
- テンプレート:Flagicon香川県小豆島町(旧内海町)- 1988年(昭和63年)10月2日
- テンプレート:Flagicon ミネアポリス市(アメリカ合衆国ミネソタ州)
- テンプレート:Flagicon 安慶市(中華人民共和国安徽省)
教育機関
小学校
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中学校
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私立中・高等学校
高等学校
府立 テンプレート:Col-begin テンプレート:Col-break
私立
大学・短期大学
このほか、大阪大学吹田キャンパスが吹田市との境界上にあり、産業科学研究所など一部の施設が茨木市側に存在する。また大阪保健医療大学の彩都スポーツ医科学研究所も茨木市域にある。2015年4月には立命館大学の「大阪いばらきキャンパス」が開設予定である。
特別支援学校
専修学校
福祉施設
公立保育所・私立保育園
- 大阪府保育所一覧を参照
公立保育所民営化
- 民営化対象保育所
- 2007年4月民営化 : 茨木市立中条保育所→たんぽぽ中条保育園、茨木市立三島保育所→あいの三島保育園
- 2008年4月民営化 : 茨木市立玉櫛保育所→玉櫛たちばな保育園、茨木市立水尾保育所→水尾保育園
- 2009年4月民営化 : 茨木市立松ヶ本保育所→松ヶ本保育園、茨木市立郡山保育所→郡山敬愛保育園
- 2010年4月民営化予定 : 茨木市立東保育所、茨木市立庄保育所
茨木市児童福祉課は公立保育所民営化後6年間(民営化時の0歳児が卒園するまで)は保育所運営が円滑に行われるよう「三者協議会」を立ち上げ、茨木市、運営社会福祉法人、保護者の三者による話し合いを行う。
社会教育・文化施設・体育施設
会館・多目的ホール
- 市民会館「ユーアイホール」(内部に、大ホールと小ホール(ドリームホール)の2つがある)
- 福祉文化会館「オークシアター」
- 市民総合センター「クリエイトセンター」
- 生涯学習センター「きらめき」
博物館
- 茨木市立川端康成文学館
- 茨木市立キリシタン遺物史料館
- 茨木市立富士正晴記念館
- 茨木市立文化財資料館
プラネタリウム
茨木市消防本部や中条図書館がある合同庁舎(旧中央公民館)に併設
図書館
プール
体育館
- 市民体育館
- 福井市民体育館
- 東市民体育館
- 南市民体育館
テニス場
- 若園公園庭球場
- 春日丘運動広場庭球場
- 西河原公園庭球場
- 中央公園庭球場
- 東雲運動広場庭球場
- 福井運動広場庭球場
- 桑原庭球場
グラウンド
- 若園運動広場グラウンド
- 若園公園グラウンド
- 春日丘運動広場グラウンド
- 水尾公園グラウンド
- 西河原公園グラウンド
- 沢良宜公園グラウンド
- 中央公園(南)グラウンド
- 中央公園(北)グラウンド
- 島3号(小)グラウンド
- 島3号(大)グラウンド
- 東雲運動広場グラウンド
- 福井運動広場グラウンド
- 桑原運動広場グラウンド
弓道場
- 春日丘運動広場弓道場
金融機関
銀行
協同組織金融機関
日本郵政
農協・生協
- 茨木市農業協同組合
- 全労済
交通
空港
最寄りの空港は大阪国際空港(伊丹空港)である。市内から公共交通機関を利用する場合の所要時間は、大阪モノレールを利用して約30分である。
また、関西国際空港へはJR茨木駅・阪急茨木市駅から直通の路線バスがある(後述)。
鉄道
JR茨木駅と阪急茨木市駅が中心市街地や市役所を挟むような形で存在し、主要な交通を成している。
路線バス
JR茨木駅前・阪急茨木市駅前より阪急バス・近鉄バス・京阪バスのバス路線が市内を網羅している。主に阪急バスが市西部・北部、近鉄バスが市東部・南部と太田・春日丘・阪大方面、京阪バスが市東部から淀川を渡り枚方や寝屋川を結ぶ。
関西国際空港行のリムジンバスがJR茨木駅前・阪急茨木市駅前(ともに東口)より発着している。
JR茨木駅前・阪急茨木市駅前にて近鉄バスにより運行されている八王子、新宿駅行きの夜行バスに乗降車できる。また、茨木インターチェンジにある「名神茨木バス停」から各地への高速バスに乗車することも可能である。
主要道路
国道171号や大阪中央環状線といった幹線道路がある。しかし、テンプレート:要出典範囲。
高速道路については、隣の吹田市との境界付近に吹田ジャンクションが所在している。また、市域には名神高速道路・近畿自動車道が通過しているほか、近隣には中国自動車道も通過しており、各路線の茨木インターチェンジ・吹田インターチェンジ・中国吹田インターチェンジ・摂津北インターチェンジが市域および近隣に所在している。このほか、市の北部を通過する新名神高速道路が事業中であり、供用時には茨木北インターチェンジ(仮称)が設置される予定である。
一般国道については、国道171号(西国街道)が市の中央を横断している。管理は国土交通省大阪国道事務所高槻維持出張所である。
府道
名所・旧跡・催事
名所
- 茨木春日丘教会(通称「光の教会」設計:安藤忠雄)
- 竜仙峡 - 安威川上流の景勝地。龍仙の滝がある。
- 深山水路(権内水路)
- 元茨木川緑地 - 茨木川を付け替えた後、元々茨木川が流れていたところを公園にした。桜の名所でもある。
旧跡
- 茨木神社
- 総持寺 - 西国三十三所第22番札所
- 大門寺 - 摂津西国三十三箇所観音霊場第24番札所、木造如意輪観世音菩薩坐像と木造四天王立像四躯が国の重要文化財
- 郡山宿本陣(通称、椿の本陣・国の史跡)
- 倍賀春日神社 - 鎌倉時代の石灯籠が国の重要文化財
- 太田茶臼山古墳 - 宮内庁は継体天皇陵と主張しているが、高槻市にある今城塚古墳が継体天皇陵である可能性が高いとされる
- 阿武山古墳(国の史跡) - 埋葬者は藤原鎌足ともされる。
- 東奈良遺跡 - 弥生時代の大集落で、1973~1974年にかけて、銅鐸やその鋳型が見つかった。
- 牟礼遺跡 - 縄文時代の水田跡などが出土。
- 隠れキリシタンの里 - 茨木周辺はキリシタン大名である高山右近の旧領であり、禁教後もひそかにキリスト教が茨木北部の山間で伝えられていた。
- 茨木城
- 三宅城 - 蔵垣内三丁目にある三宅国政の居城址
- 安威城
- 福井城 (摂津国)
- 安威砦
- 太田城 (摂津国)
- 佐保来栖山砦
催事
- 茨木フェスティバル - 中央公園などで例年7月末に開催
- 辯天宗夏祭奉納花火大会 - 毎年8月8日に行われる花火大会。会場は辯天宗本部である飛龍山冥應寺(西穂積町・JR茨木駅から近鉄バスで10分)。冥應寺は1964年(昭和39年)に開かれた。当日は花火観覧客輸送に近鉄バスがピストン運行されるが、JR茨木駅から徒歩圏内でもあるためJR茨木駅へ歩く人々の行列が出来ることもある。
- 茨木音楽祭 - 2009年より開催
当市に縁のある人物
歴史
- 継体天皇(太田茶臼山古墳の埋葬者とされる。)
- 藤原鎌足(阿武山古墳の埋葬者とされる。)
- 茨木氏……室町時代に茨木城を中心に摂津国東部を地盤とした国人領主。茨木長隆(伊賀守)や茨木重親(佐渡守)などがいた。
- 楠木正成(茨木城を築城)
- 荒木村重(茨木城主)
- 荒木村次(茨木城主)
- 中川清秀(茨木城主)
- 中川秀政(茨木城主)
- 安威了佐(茨木城代官)
- 河尻秀長(茨木城代官)
- 片桐且元(茨木城主)
- 片桐貞隆(茨木城主)
- 間宮三郎右衛門光信(茨木城代官)
- 和田惟政(高槻城主)……現在は茨木市である山間部一帯が、かつては高槻藩の領地だった経緯から。
- 和田惟長(高槻城主)
- 高山友照(高槻城主)
- 高山右近(高槻城主)
文化
文学
- 川端康成(小説家・ノーベル文学賞受賞者・名誉市民)
- 筒井康隆(小説家)…大阪府立春日丘高等学校出身。
- 富士正晴(詩人・作家)……中央図書館に記念館が併設されている。
- 二反長半(小説家、児童文学)
- 阿部牧郎(小説家)
- 木下半太(小説家、脚本家)
音楽
芸術
その他
芸能
俳優
- 愛田芽久(女優)……宝塚歌劇団出身。
- 本上まなみ(女優)
- 松田賢二(俳優)
- 山田かつろう(俳優)
- 水川あさみ(女優)
- 江角マキコ(女優)……元バレーボール選手。選手時代に茨木市の寮に住んでいた。
- 美穂圭子(女優)……宝塚歌劇団専科所属。
- 山本學(俳優)……幼児期まで。
- 山本圭(俳優)……幼児期まで。
歌手
- 嘉門達夫(歌手・タレント)
- 森高千里(歌手)
- 槇原敬之(歌手)……大阪府立春日丘高等学校出身。楽曲「どんなときも」の歌詞中にある「古ぼけた教室」とは、当校の木造校舎時代の情景を指したもの。
- サンコンJr.(ロックバンドドラム担当・ウルフルズ)
- 渋谷すばる(アイドル・関ジャニ∞)
- 髙木雄也(アイドル・Hey! Say! JUMP)
- 橋本章司(ロックバンドドラム担当・HOUND DOG)
- 山内総一郎(ギタリスト・フジファブリック)
- 池田彩 (歌手)
- 山本彩(NMB48)
芸人
- 岡村隆史(漫才師・ナインティナイン) ……大阪府立茨木西高等学校出身。
- 矢部浩之(漫才師・ナインティナイン) ……大阪府立茨木西高等学校出身。
- 宮迫博之(漫才師・雨上がり決死隊)……実家は茨木市内にあり、たこ焼き屋を経営。
- しずちゃん(漫才師・南海キャンディーズ、女優・山崎静代、ボクサー)……茨木市立春日小学校、茨木市立西中学校、大阪府立茨木西高等学校出身。
- すっちー(吉本新喜劇、元漫才師・ビッキーズ)……大阪府立茨木西高等学校出身。
- ヤナギブソン(お笑いユニット・ザ・プラン9)……茨木市在住。
- ゼンジー北京(マジシャン、コメディアン)…大阪府立春日丘高等学校出身。
- 桂 塩鯛 (落語家)
- 桂吉弥(落語家)
- 笑福亭学光(落語家)
- 杉本美樹(漫才師、濱根・杉本)
その他
- 川上のぼる(腹話術タレント)
- 高樹千佳子(タレント)……小学生期に在住。
- たかのてるこ(エッセイスト)
- 藤間あゆ美(タレント)
- ビリー・ブランクス(ビリーズブートキャンプ指導者かつ考案者)……日本人女性と結婚し、家族で茨木市に住んだことがある。現在はアメリカを本拠地として活動している。
スポーツ
野球
- 鞘師智也(元プロ野球選手、広島東洋カープ、外野手)
- 上園啓史(プロ野球選手、阪神タイガース→東北楽天ゴールデンイーグルス、投手)
- 植村祐介(元プロ野球選手、北海道日本ハムファイターズ、投手)
- 西田哲朗(プロ野球選手、東北楽天ゴールデンイーグルス、内野手)
- 笘篠誠治(元プロ野球選手、西武ライオンズ、内野手・外野手)
- 笘篠賢治(元プロ野球選手、ヤクルトスワローズ→広島東洋カープ、内野手)
- 筒井壮(元プロ野球選手、中日ドラゴンズ→阪神タイガース、内野手)……東北楽天ゴールデンイーグルス監督・星野仙一の甥。
サッカー
- 木村敦志(サッカー選手、ガンバ大阪、ゴールキーパー)
- 寺田紳一(サッカー選手、横浜FC、ミッドフィールダー)
- 三木良太(元サッカー選手、元ファジアーノ岡山、フォワード)
- 池田学(元サッカー選手、浦和レッドダイヤモンズ、湘南ベルマーレ、ディフェンダー)
- 田中輝和(サッカー選手、PTTラヨーンFC、ディフェンダー)
- 石田良輔(サッカー選手、アスルクラロ沼津、ゴールキーパー)
- 林卓人(サッカー選手、サンフレッチェ広島、ゴールキーパー)
その他