吹田ジャンクション
テンプレート:Otheruseslist テンプレート:出典の明記 テンプレート:高速道路施設 吹田ジャンクション(すいたジャンクション)は、大阪府吹田市と一部茨木市の飛地にある名神高速道路と中国自動車道と近畿自動車道のジャンクションである。ここでは、併設されている吹田インターチェンジについてもまとめて記す。
目次
概要
交差する高速自動車国道によって、名古屋、神戸、和歌山、北九州市をつなぐ東西の動脈を担う。
吹田ジャンクションおよび名神吹田インターチェンジは名神高速道路全線開通時には構想すらなかったが、大阪万博の開催が決定した際に同会場への玄関口の役割を果たすインターチェンジが必要と判断され急遽開設が決まった[1][2]。当JCT/ICの設置構想自体が名神全線開通後に浮上したにもかかわらずIC番号(35)に枝番が付いていないのは、名神高速道路の開通当初は終点である西宮ICから順に小牧ICまでIC番号が振られており、これらのIC番号が現在の東名高速道路東京ICからの通しに変更される前に当JCT・ICの開設が決定したためである。
ジャンクションの構造上、名神高速道路西宮方面と中国自動車道との相互利用には、吹田ICから大阪府道2号大阪中央環状線を経由して中国吹田ICに至ることとなる。
近畿自動車道の通行料金が均一制(前払い)のため、名神高速道路・中国自動車道と近畿自動車道との相互は料金所を経由し、吹田までの通行料金と近畿自動車道の通行料金を一括精算する(名神・中国道→近畿道の場合。逆の場合は近畿道の通行料金は精算済みなので通行券を受け取るのみ)。
なお、インターチェンジの料金所の高速道路通行券は「中国吹田」との誤認を防ぐため「名神吹田」と印字されている。 近畿道の領収書は「吹田本線料金所」である。
道路
料金所
- ブース数:38
名神入口及び近畿道→名神乗継
- ブース数:5
- ETC・一般:2
- 一般:3
近畿道入口
- ブース数:4
- ETC専用:1
- ETC専用(時間帯によりETC・一般):1
- 一般:2
中国道→近畿道乗継
- ブース数:10
- ETC専用:2
- ETC専用(時間帯によりETC・一般):2
- 一般:6
近畿道→中国道乗継
- ブース数:4
- ETC専用:1
- ETC専用(時間帯によりETC・一般):1
- 一般:2
名神出口・名神→近畿道乗継
- ブース数:15
- ETC専用(時間帯によりETC・一般):5
- 一般:10
接続する路線
小牧・東京方面
神戸・広島・福岡・山陽道・九州道方面
東大阪・阪和道・和歌山方面
歴史
- 1970年3月1日 : 名神吹田IC開設。吹田JCTの開通により中国自動車道・近畿自動車道と接続
- 1979年5月15日 : 中国自動車道吹田JCT直結ランプ開通
- 1994年 : 吹田JCTリフレッシュ工事完了(中国道・名神―近畿道直結ランプ新設など)
吹田インターチェンジ
テンプレート:高速道路施設 吹田インターチェンジ(すいたインターチェンジ)は、大阪府吹田市の名神高速道路上にあるインターチェンジである。吹田JCTに併設されている。また、近畿自動車道の起点である。正式名称は「吹田インターチェンジ」であるが「中国吹田インターチェンジ」(中国自動車道)と区別する便宜上、ランプウェイの看板上や通行券には『名神吹田』と表記されている。
道路
接続する道路
周辺
- 西日本高速道路関西支社大阪高速道路事務所 (旧吹田管理事務所、所在地は茨木市の飛地)
- 万博記念公園
- 毎日放送千里丘ミリカセンター
- 茨木市立西陵中学校
かつて存在した周辺施設
- 毎日放送千里丘放送センター(現在の茶屋町本社社屋が竣工した1990年までは毎日放送の事実上の本社であった。その後も毎日放送の郊外スタジオとして継続使用されていたが、2007年を以て完全閉鎖された。用地は既に売却されており、跡地にはマンションが建設される予定。)
- エキスポランド
隣
- 名神高速道路
- (34) 茨木IC - (35) 吹田JCT/IC - 吹田SA - (36) 豊中IC
- 中国自動車道
- (35) 吹田JCT - (1) 中国吹田IC - (2) 中国豊中IC
- 近畿自動車道
- (35) 吹田JCT/IC - (1) 摂津北IC - (2) 摂津南IC
- 近畿自動車道摂津北ICは松原IC方面への入口および松原IC方面からの出口のみのハーフインターチェンジであるので吹田ICから進入した場合の最初の出口は摂津南ICである。
関連項目
脚注
外部リンク
- 吹田ジャンクション案内図(関西地域のジャンクションのご案内内) - 西日本高速道路