モンタナ・ジョーンズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:特殊文字 テンプレート:Infobox animanga/Header テンプレート:Infobox animanga/TVAnime テンプレート:Infobox animanga/Footerモンタナ・ジョーンズ』は、1994年4月2日から1995年4月8日にかけてNHK総合テレビで放送されたテレビアニメ2003年4月7日から2004年3月22日にかけてNHK教育テレビで『冒険航空会社モンタナ』(アドベンチャー・エアライン モンタナ)として再放送された。

概要

日本のスタジオジュニオ(現:ジュニオ ブレイン トラスト)とイタリアのREVERによる国際共同制作作品。NHK総合テレビで、1994年4月2日〜1995年4月8日までの期間、土曜日の18:10〜18:40(最終話のみ17:00〜17:30)に放送された。全52話。構成は、オープニング→本編→上記挿入歌をBGMにした今日のメカ紹介(またはメリッサのファッションブック)→今日の冒険ガイド→みんなのおたより・イラスト紹介→次回予告→エンディングである。

REVERは本作より約10年前の1984年にも日本の東京ムービー新社との合作で『名探偵ホームズ』を手がけており、本作には同作にも参加したパゴット兄弟も参加しているためこの両作は登場人物の構図や展開などが非常によく似ている。因みに『名探偵ホームズ』のキャラクターがになっているのに対し、本作のキャラクターは、ライオンなどネコ科の動物である。

総合テレビの箱枠アニメではアニメ三銃士以来全52回放送のアニメ作品となった。

本作の本放送終了後、NHK地上波の新作アニメ枠は教育テレビに移動したため、総合テレビでは2004年の『NHKアニメ劇場「火の鳥」』まで約9年間にわたってアニメ枠が1つもない状態が続いた。ちなみに本放送時、最終回は通常(18:10)よりも1時間10分早い17:00から放送されたが、これは教育テレビへの枠移動後最初の作品(つまり本作の実質的な後続作)である『飛べ!イサミ』の第1話が本作最終回と同じ1995年4月8日に放送されたためである(要因としては、放送41話と42話の間が2週間空いた(1月17日に発生した阪神・淡路大震災報道を実施した)ためである。なお、NHKは同年4月1日より現行ロゴを使用しているが、そのまま旧ロゴで放送されている)。

冒険航空会社モンタナ

日本での放送後におよそ30ヶ国で放送されたが、この時のタイトルは単に『モンタナ』(MONTANA)であり、2003年4月7日から2004年3月22日(当初は月曜19:00 - 19:25、半年後19:30 - 19:55に移動)にかけてNHK教育テレビで再放送された際にはこれにあわせてタイトルが『冒険航空会社モンタナ(アドベンチャー・エアライン モンタナ)』に変更された。また、この時の再放送ではスケジュールの都合で本放送時の第18,25,29話が再放送されておらず(すなわち再放送されたのは49本である)、ミニコーナーと次回予告も放送時間の関係でカットされた(実際に30分の放送だったが、他の番組紹介を放送していた)。

あらすじ

時代は1930年代。ボストンで航空貨物会社を経営するモンタナ・ジョーンズは、従兄弟のアルフレッド・ジョーンズの上司・ボストン自然博物館のギルト博士からの指令を受け、偶然知り合ったメリッサを連れ、3人で古代遺跡に眠る伝説の秘宝を求め世界を股にかけた冒険に出発する。行く先々では秘宝の収集家のゼロ卿達がそれを虎視眈々と狙っており、モンタナ達はゼロ卿の野望を打ち砕くべく大活劇を繰り広げる。

キャラクター

物語は、ゼロ卿の盗掘を防ぐ為、ギルト博士の弟子であるアルフレッドら一行が宝を先に回収して正規の機関に引き渡すという流れが基本となる。その為、一話限りのゲストキャラを除き、登場人物はゼロ卿・ギルト博士双方の関係者によって構成される。注釈がない場合、全放送回の登場。

ギルトの弟子とその仲間

モンタナ・ジョーンズ
声:大塚明夫
本作の主人公。ボストンで航空貨物会社を経営し、飛行艇「ケティ」(機種はスーパーマリンモデルGS6)の操縦士を務めているが、会社は赤字続きで従業員も彼一人。愛機の修理代を叔母のアガサから借金している為、その返済も兼ね、普段はアガサが経営しているイタリア料理店でアルバイトをしている。飛行機の部品は中古や半額以下に値切った物を買っている事が多いようで、欠陥品を掴まされることも。常に前向きでチャレンジ精神旺盛な大の冒険好き。
運動神経と状況判断は抜群だが、図書館や調べ物などの退屈で難しい事は苦手。
大リーグの中継を聞くことが好きなようで、第6話では野球中継を聞く為にラジオのスイッチを入れた所、一緒にいたアルフレッドとメリッサにギルト博士の指令が来たものと勘違いされている。
また、近代日本で作られるようになったファーストフードが好きなようで、それを食べようと言って周囲を困らせることがある。第10話では味噌ラーメン、第21話ではうなぎの蒲焼を食べたいと言っている。
アルフレッド・ジョーンズ
声:中尾隆聖
モンタナの従兄弟。小太りで平穏な生活を好み、良質な音楽(第1話でモーツァルトが好きであると発言している)とスパゲッティ(特に母親が作った物)を愛するボストン自然博物館の考古学者で教授職。かなりお人よしなところがあり、いつも敵対しているゼロ卿の「今までの自分の行動は実は歴史的遺産を保護するため」という嘘を信じてしまったことがある。
研究熱心で理論的な性格で、古文書の解読等でその知識を披露する。
対照的な性格であるモンタナに振り回されることもしばしば。モンタナの荒い飛行機の操縦に不安を感じており、常にカバンの中にパラシュートを忍ばせている。
運動は苦手で泳げないが、いざという時はモンタナも顔負けの行動を見せる。第29話ではなぜかサスペンダーを着用していた。
メリッサ・ソーン
声:岩男潤子
外交官の一人娘。新聞記者語学堪能で、モンタナらの旅先でそれを発揮する(話によっては彼女がいないのに言葉が通じていることもある)。スタイル抜群の美女で、いつも華麗な衣装をまとって登場する。お嬢様なせいか、少々我が儘。アーサーという甥がいる。
常に大金を持っているようで、第42話で宝のヒントとなる剣を競売で1001マルク日本円で6〜7万円位)で競り落とそうとしたスリム達に対し、それをはるかに上回る1万マルク(60万円位)をカバンからポンと取り出して、あっさり阻止した。
平凡な生活に退屈しており、退屈しのぎにモンタナ達の冒険に同行している。回を追うごとにモンタナを意識しているような言動が見られ、最終回では父親公認の仲にまで急接近していた。
自身を「か弱いレディ」ということがありそのことで他の2人にからかわれる事も多い。また、買い物が好きで買う量もハンパではなく「100年分の買い物をしたんじゃないの」と言われたことがある。第35話では、エンジンが動かなくなったケティを動かすための帆の代用としてメリッサの服が使われている。
ときどきロマンチックな発言をするが大概モンタナによってムードを壊されてしまう。しかしその一言が謎解きのヒントとなることも。

関連人物

アガサ・ジョーンズ
声:吉田理保子(1〜8・10・12・13・15〜18・23・24・28・33・34・38・39・45・51・52話に登場)
アルフレッドの母でモンタナの叔母にあたる。ボストンでイタリア料理店を営む。料理の腕は天下一品で、モンタナもアルフレッドもアガサのスパゲッティが大好物。厨房の棚の茶瓶の中にへそくりを隠している。
息子のアルフレッドには過保護気味だが従業員には厳しく、モンタナが唯一恐れる存在。店の手伝いそっちのけで冒険に出かけるモンタナに常に不満をもらすも、内心心配している。
はじめはギルト博士の指令を露骨に嫌がっていたが、第16話で自分が原因でゼロ卿に指令レコードを取られた際は責任を感じて自らが行動、それによって理解を示したのか以降の回は協力的になった。
チャダ
声:津久井教生(1〜3・5〜7・10・12〜17・21・24・35・36・38・45・51・52話に登場)
アガサの経営するイタリア料理店のコック兼ウエイター。モンタナ達を陰ながら応援している。ギルトから送られた指令のレコードをモンタナらに届ける役割を果たしているが、レコードの扱いには慣れていないらしく、レコードに傷をつけて途中からリピートがかかって続きが聞けなくなったり謎解きの核心となるキーワードがスキップしてしまったりしてモンタナ達に迷惑をかけ、消滅する際に生じる爆発でたびたび部屋を煙まみれにしたり、洗濯物のアイロンがけを途中で忘れて生地を焦がしたりしてアガサに怒られている。
ギルト博士/ソーン大使
声:糸博
アルフレッドの上司でボストン自然博物館館長。モンタナ達にゼロ卿から世界の考古学的遺産を守る指令を出している。最終回でメリッサの父親であることが判明する(メリッサが気づいていたかは不明)。
スパイ大作戦のように指令のレコードに再生後爆発して消滅する仕掛けを施すお茶目な人。第16話でゼロ卿がギルトになりすました時、「オリバー・ギルト」と名乗っている。
アーメッド
声:渡辺久美子(7・31・35・48話に登場)
エジプトカイロで観光ガイドをしている少年。初登場以来、ルクソールアレクサンドリアなど行き先がエジプト方面の時には必ずといっていいほど冒険に巻き込まれる。
チャッカリした性格で、何かにつけてインチキ観光グッズを売り込んだり、サービス料を請求してくる。
コスグローブ教授
声:鈴木琢磨(2・23話に登場)
ギルトの友人の海洋学者。調査先で(沈没船狙いの)ゼロ卿に遭遇することが多く、海洋学者なのに古文体の航海日誌の解読をさせられた(しかもちゃんと解読した)こともある。
ジョドファ
声:中村大樹(5・18・26話に登場)
ギルトの友人の怪しい商人。店はインドにあるがビルマ香港など活動範囲は広い。ギルトの依頼で手がかりの品を渡す役目なのに、便乗してインチキ商品を売りつけようとしたり、時にはゼロ卿に財宝の情報を売り込んだりと、抜け目のない性格。

ゼロ卿とその一味

ゼロ卿
声:大友龍三郎
モンタナ達の敵にあたるトレジャーハンター伊達男。世界の考古学的遺産を自らのコレクションにしようと企む悪人。短気で執念深く(本人曰く、プライドをかけているらしい)、目的のためなら手段を選ばない。さらに人使いが荒く、寝起きが極度に悪い(自覚あり)。そのため、モンタナからは「友人になるくらいならゴキブリと兄弟になった方がマシ」、手下のスラムでさえ「ああいう性格にだけはならないでおこう」と話しており、敵のみならず味方の間でも評判が芳しくない。
基本的にマントタキシードシルクハット姿だが、舞台となる地域によっては地元の民族衣装を着用していることもある。
暇をもて余している時は自分1人、ティータイムや昼寝をしていることが多い。
「世界の考古学的遺産は全てこの(あるいは『わが』)ゼロ卿のコレクションに」が口癖で、何度も財宝を狙うも、成功したことは一度もない。持っている杖(デザインは複数)の先端には銃や無線やハサミなど、色々な物が仕込まれている。世界中に多くの友人(殆どが闇市での知り合い)がいるらしい。敗北した際の「ニトロ博士…事情を説明してもらおうか…」「弁解は罪悪と知りたまえ!」「お前たち!これで終わったと思うなよ〜!!」は毎回お決まりの名台詞として知られる。なお、話によっては別のキャラクターがこの台詞を引用することもある。
第34話ではゼロ卿に瓜二つの領主が登場しており、臣下のルベスク将軍と共謀してこの領主の位を奪おうとした。
スリム
声:桜井敏治
ゼロ卿の部下。名前とは裏腹に太っており、食いしん坊。温厚だが、のんきで鈍臭い。ゼロ卿の命令でスラムとともにお使いから見張り、メカローバーの動力確保など、様々な雑用をこなしている。第35話において結果的にモンタナたちの手助けとなる行動をとる(但し、本人は後になってこのことを知る)。 
スラム
声:長島雄一
ゼロ卿の部下。悪知恵がよく働き、ゼロ卿の命令を無視して自分勝手な行いに出るが、失敗ばかり。スリムと2人で行動していることが多い。
第26話で警官たちに不審者扱いをされた際に注意を他にそらすためゼロ卿たちを泥棒として通報し、盗賊から聖地を守った礼として特別待遇を受ける。その際にはゼロ卿をスリムと共に自分の助手だと紹介した。
また、たびたびご当地ジュースを買いに行かされ、その度に少し分けてもらいたがるがうまくいった例はない。
ニトロ博士
声:滝口順平
ゼロ卿の元でメカローバー(動物などを模したマシン)を製造している老天才科学者。小太りでヒゲを生やし、メガネをかけている。製造するマシンはどれも蛍光色で珍妙な形をしているが、その一つ一つに並々ならぬ愛情を注いでいる。
できる限り動物の行動や容姿を似せているが魚型なのに地上を走行したりイカ型、ウサギ型なのに飛行能力を有したりと使い勝手も考慮しているが予算の都合からか、動力はスリムたちの自転車漕ぎなど手動による自家発電であることが多い。マシンの製作に関しては、制作時間と制作費をゼロ卿がケチっているため、未完成であったり、欠陥があることもしばしば。だがメカが壊れる原因のほとんどは、ゼロ卿による無茶な命令であることが多い。
技術者としても優秀で、盗んだモンタナのケティを水中に潜れるように改造したこともある。
第12話で偽のレコードを作った際、爆発して消滅する機能こそなかったがギルト博士の声を作る変声機を作っている(しかし第47話では爆発による消滅の機能付きで声がニトロ博士そのままの偽レコードを作っている)。
ゼロ卿に対しては常に不満が絶えず、「科学者の苦労も知らないで勝手なことを…」とぼやく場面もしばしば。メカローバーがやられた際の「いま少し時間と予算をいただければ…」の台詞が有名。なお、12話ではスリムがこの台詞を言いゼロ卿に突っ込まれていた。
典型的な理系思考を持ち、第11話では謎解きを幾何学的な暗号として解こうとした(実際は地形の簡略化を表していた)。
第38話ではスラムと密かに手を組んでゼロ卿の許可なく勝手に金塊(この回の宝とは別物)を湖底から引き揚げてネコババしようとした。
最終回でゼロ卿に完全に愛想を尽かし、彼の元を去った(これ以前にも第19話ではダヴィンチの発明品を巡り、ゼロ卿達を出し抜いたことがある)。本人曰く「新しいスポンサーを探す」らしい。

スタッフ

  • 原作:マルコ・パゴット、ジー・パゴット
  • キャラクターデザイン:マルコ・パゴット、新谷憲
  • 音楽:ジアンニ・ボッピオ、マリオ・パガーノ
  • 美術監督:松平聡
  • 音響監督:本田保則
  • 監督:今沢哲男
  • プロデューサー:丹泰彦、中島啓太、アンジェラ・アゴスティ
  • 制作統括:村上憲一
  • キャラクターデザイン:西野理恵、佐藤真人
  • メカデザイン:才田俊次、佐藤真人
  • 美術設定:栗原正史、吉原一輔、亀崎経史、上久保義隆、猪田薫、田中資幸、山元健生、海保仁三朗、河野次郎
  • 色彩:完甘幸隆、戸塚由紀子
  • 設定進行:鹿嶋真千子
  • 原画:スタジオジュニオマッドハウス夢弦館、スタジオ・ムーク、リップルフィルム、カネイプロ、イマジン、アニメーション501、KK.C&D ASIA、ランダム
  • 動画:新田智行、世映アニテル、亜細亜堂、リップルフィルム、マッドハウス、HAN WOOL ANIMATION、李仁動画、本山修、SAMIL ANIMATION、ランダム
  • 仕上:世映アニテル、若菜陽子、遠東動画、リップルフィルム、HAN WOOL ANIMATION、李仁動画、橋本賢、HEE WON CORPORATION、SAMIL ANIMATION、スタジオエル
  • 背景:世映アニテル、東洋動画、スタジオちゅーりっぷ、英雨プロダクション、SAMIL ANIMATION
  • 撮影:沖野雅英、沖田英一、堀越弘伸、SAMIL ANIMATION、世映アニテル
  • 編集:足立浩、水田経子
  • 効果:井上裕(アニメサウンドプロダクション
  • 録音調整:秦昌二
  • 録音:古橋昌子
  • VTR編集:笹野真紀
  • 演技事務:谷本順子
  • 制作進行:渡邊武文、反町和宏、吉本賢一
  • アニメーション制作:スタジオジュニオ、亜細亜堂、KK.C&D ASIA、カネイプロ、マッドハウス、イマジン、アウベック、ランダム、世映アニテル
  • 共同制作:REVER、NHKエンタープライズ、NHKソフトウェア
  • 制作・著作:NHK

主題歌

オープニングテーマ
冒険者たち
歌:THE ALFEE/作詞・作曲:高見沢俊彦/編曲:THE ALFEE
エンディングテーマ
エルドラド
歌:THE ALFEE/作詞:高見沢俊彦、高橋研/作曲:高見沢俊彦/編曲:THE ALFEE

  上記については、放送時のテロップ表示では、「アルフィー」とカタカナ表記であった。

イメージソング
おかえりなさい
歌:井上喜久子/作詞:Sora/作曲・編曲:川井憲次
楽園のトリコ
歌:三浦理恵子/作詞:長友博文(補作詞:及川眠子)/作曲:小森田実/編曲:新川博
シャッターチャンスの連続
歌:岩男潤子/作詞:Sora/作曲・編曲:山本はるきち
キャラクターソング
「1930♥すてきなメリッサ」
歌:メリッサとすてきな仲間たち(大塚明夫、中尾隆聖、岩男潤子、吉田理保子、大友龍三郎、桜井敏治、長島雄一、滝口順平)/作詞:Sora/作曲・編曲:船山基紀

各話リスト

本作の一番の特徴は、各回のサブタイトルが有名な映画などのタイトルなどをもじっていることにある(ストーリー自体が元になった映画のパロディになっている回もある)。タイトル及び主人公の「モンタナ・ジョーンズ」も「インディ・ジョーンズ」をもじったものである。

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 冒険の舞台 放送日
第1話 翼よあれがマヤの灯だ ジー・パゴット
中村修
マウロ・コミネリ
湊屋夢吉 今沢哲男 新谷憲 メキシコ・マヤ遺跡 1994年
4月2日
第2話 海底2万センチ カリブの謎 五月女有作 小島正幸 工藤柾輝 カリブ海 4月9日
第3話 イスタンブールより愛をこめて 平田敏夫 古川政美 椛島義夫 トルコイスタンブル 4月16日
第4話 誰がためにプラハの鐘はなる 小林常夫 青山弘 清水健 チェコプラハ 4月23日
第5話 タージマハルの秘かな愉しみ 冨永恒雄 しまだひであき インドタージ・マハル 4月30日
第6話 雪男はチベットがお好き 鈴木卓夫 金子紀男 チベットポタラ宮 5月7日
第7話 ピラミッドの鍵貸します ジー・パゴット
ひのくまりこう
マウロ・コミネリ
小島正幸 工藤柾輝 エジプトクフ王のピラミッド 5月14日
第8話 突然アーサー王のごとく ジー・パゴット
中村修
マウロ・コミネリ
小島正幸 香川豊 郷敏治 スコットランドグラストンベリー・トー 5月21日
第9話 コンドルは舞いおりた・インカの秘宝 新房昭之 三原武憲 ペルーマチュ・ピチュ遺跡 5月28日
第10話 チャイナタウンに手を出すな 小島正幸 工藤柾輝 サンフランシスコ 6月4日
第11話 バイキングはわかってくれない ジー・パゴット
ひのくまりこう
マウロ・コミネリ
香川豊 郷敏治 ノルウェーゴットランド島 6月11日
第12話 燃えよバビロン! ジー・パゴット
中村修
マウロ・コミネリ
冨永恒雄 高瀬節夫 石井智美 イランバベルの塔 6月18日
第13話 アルハンブラのある夜の出来事 今沢哲男 古川政美 工藤柾輝 スペインアルハンブラ宮殿 6月25日
第14話 アンコールワットは危険な香り 遠藤克己 太田博光 森中正春 カンボジアアンコール遺跡 7月2日
第15話 ラスト騎士・イン・パリ 青山弘 古川政美 工藤柾輝 フランスパリテンプル騎士団の史跡 7月9日
第16話 アポロン神殿・デルフィで昼食を 今沢哲男 小島正幸 金子紀男 ギリシャデルポイのアポロン神殿 7月16日
第17話 白鳥城からの脱出 香川豊 郷敏治 ドイツノイシュヴァンシュタイン城 7月23日
第18話 香港で激突! 皇帝の指令を探せ 遠藤克己 太田博光 石井智美 香港市街 7月30日
第19話 ミラノ大捜査線 鈴木卓夫 田中洋之 三原くみ花 イタリアミラノスフォルツェスコ城 8月6日
第20話 寒い国から来た招待 鹿島典夫 窪秀巳 モスクワクレムリン 8月13日
第21話 王様と私・ジンバブエの黄金 小島正幸 金子紀男 グレート・ジンバブエ遺跡 8月20日
第22話 赤い砂漠の大冒険 太田博光 森中正春 オーストラリアエアーズ・ロック 8月27日
第23話 モンテカルロに進路をとれ こだま兼嗣 香川豊 工藤柾輝 モナコモンテカルロ周辺 9月3日
第24話 シルクロード大攻防戦 小島正幸 新谷憲 ヨルダンペトラ遺跡 9月10日
第25話 緊急指令! イースター島異常あり ジー・パゴット
杉原めぐみ
マウロ・コミネリ
今沢哲男 南波千浪 奥村吉昭 イースター島 9月17日
第26話 王様は二つの鐘を鳴らす ジー・パゴット
中村修
マウロ・コミネリ
こだま兼嗣 古川政美 工藤柾輝 ビルマラングーン 9月24日
第27話 モンゴル高原・荒野の三人 青山弘 日色如夏 金子紀男 モンゴルグユク・ハーンの史跡 10月1日
第28話 古城の恋のメロディ ジー・パゴット
杉原めぐみ
マウロ・コミネリ
今沢哲男 古川政美 西山里枝 スコットランドハイランド地方の古城 10月8日
第29話 クレタ島・迷宮にご用心 ジー・パゴット
中村修
マウロ・コミネリ
南波千浪 奥村吉昭 クレタ島クノッソス宮殿 10月15日
第30話 エルドラドの冒険者たち 青木悠三 古川政美 工藤柾輝 コロンビアボゴタ 10月22日
第31話 ナイル強奪事件・神殿の秘密 ジー・パゴット
杉原めぐみ
マウロ・コミネリ
香川豊 金子紀男 エジプトカルナック神殿 10月29日
第32話 アラビアンナイト・カリフの熱い夜 ジー・パゴット
中村修
マウロ・コミネリ
小島正幸 はしもとなおと 西山里枝 イラクバグダード 11月5日
第33話 海賊に明日はない 南波千浪 奥村吉昭 ポルトガルリスボンベレンの塔 11月12日
第34話 ドラキュラ城のトリコ こだま兼嗣 日色如夏 工藤柾輝 ルーマニアトランシルヴァニア地方 11月19日
第35話 SOS ケティ号・忘れられた孤島 ジー・パゴット
杉原めぐみ
マウロ・コミネリ
望月敬一郎 宍倉敏 エジプトアレクサンドリア図書館 11月26日
第36話 地下より永遠に・始皇帝の遺産 ジー・パゴット
中村修
マウロ・コミネリ
今沢哲男 小島正幸
徐正守
金大中 中国始皇帝陵 12月3日
第37話 モーツァルトにラブソングを ジー・パゴット
杉原めぐみ
マウロ・コミネリ
南波千浪 奥村吉昭 ウィーンシュテファン大聖堂
ザルツブルクホーエンザルツブルク城
12月10日
第38話 バイカルは燃えているか 小島正幸 矢野篤 金子紀男 ロシアバイカル湖周辺 12月17日
第39話 風車とダイヤモンド ジー・パゴット
中村修
マウロ・コミネリ
中村憲由 工藤柾輝 オランダアムステルダム
ベルギーブリュージュ
12月24日
第40話 失われたレムリアを求めて 小島正幸 徐正守 金大中 インドネシアジャワ島近海 1995年
1月7日
第41話 お宝は天使の匂い 南波千浪 奥村吉昭 フランスモン・サン=ミシェル 1月14日
第42話 小さな目撃者ラインの黄金 青山弘 矢野篤 金子紀男 ドイツライン川河畔、プファルツ城 1月28日
第43話 女神の金庫は危険がいっぱい 望月敬一郎 宍倉敏 トルコエフェソスアルテミス神殿 2月4日
第44話 クリフパレスの禁じられた遊び 大関雅幸 徐正守 金大中 北アメリカメサ・ヴェルデ 2月11日
第45話 エトルリアの黒い罠 ジー・パゴット
杉原めぐみ
マウロ・コミネリ
南波千浪 奥村吉昭 イタリアエトルリア 2月18日
第46話 アルフレッド怒りの脱出 ジー・パゴット
中村修
マウロ・コミネリ
大関雅幸 伊達そのた 工藤柾輝 メキシコ・古代オルメカの遺跡 2月25日
第47話 マルコ・ポーロ、ベニスに消ゆ ジー・パゴット
杉原めぐみ
マウロ・コミネリ
小島正幸 徐正守 金大中 イタリアヴェネツィア 3月4日
第48話 サハラの熱い日 中村憲由 金子紀男 アルジェリアクリスティーネ遺跡 3月11日
第49話 スイスの危険なめぐりあい ジー・パゴット
中村修
マウロ・コミネリ
南波千浪 奥村吉昭 スイスカール2世の史跡 3月18日
第50話 日本へ! 嘆きの戦士・義経の財宝 望月敬一郎 中島豊秋 日本平泉中尊寺 3月25日
第51話 ミシシッピの大いなる遺産 小島正幸 徐正守 金大中 ミシシッピ川流域、
ホープウェル・インディアンマウンド
4月1日
第52話 さらばサバンナの陽 今沢哲男 伊達そのた 新谷修悠 コンゴ 4月8日

メカローバー

ニトロの製作する動物型マシンの総称で、神話に登場する怪物歴史上の人物などの名前が付けられている。作品中では「○○型メカローバー △△△△」と字幕で紹介されているが、登場人物たちがその名前で呼ぶことはない(製作者のニトロですら、第2話では「このタコ型メカローバースキュレーは…」と呼んでいるものの、あとは「メカローバー」か単に「メカ」である)。

なお、第1話の「マヤの飛行神」はマヤ遺跡から発掘した「飛行神」(デザインはケツァルコアトル)をニトロが復元したもの、第17話・第37話・第39話の場合はモチーフは動物だがデザインに取り入れられている程度であり、作品中でも「メカローバー」とは区別されている。

ミニコーナー

本編終了後、5分ほどミニコーナーが置かれ、イメージソングはここで使われた。

ミニコーナーは4種類あり、「今日のメカ紹介」→「メリッサのファッションブック」→「今日の冒険ガイド」→「みんなのおたより紹介」の順に変わっていった。

ちなみに、本放送とレンタルビデオとではミニコーナーの内容やイメージソングが違っている回がある(「今日の冒険ガイド」、「みんなのおたより紹介」は未収録)。

今日のメカ紹介
その回に登場したニトロの発明品を、設定イラストを交えて紹介するコーナー。レンタルビデオではケティが紹介されている回が何話もある。
メリッサのファッションブック
本編に登場したメリッサのファッションを、設定イラストを交えて紹介するコーナー。
今日の冒険ガイド
その回に冒険した場所を実写で紹介。ナレーションは、岩男潤子が担当。
みんなのおたより紹介
NHKのお約束、視聴者からのイラストを紹介するコーナー。

その他

関連項目

外部リンク

テンプレート:前後番組 テンプレート:前後番組

テンプレート:THE ALFEE