インディ・ジョーンズ シリーズ
インディ・ジョーンズ シリーズとは、架空の考古学者であるインディアナ・ジョーンズを主人公とした冒険を描く映画、ドラマ、小説シリーズ、およびそれを基にした一群のフィクションである『インディアナ・ジョーンズ シリーズ』(Indiana Jones series) の、日本における名称である。「インディ」は「インディアナ」を略した通称。 連続活劇の現代版。シリーズ全体の原案はジョージ・ルーカスとスティーブン・スピルバーグ。制作はルーカスフィルム。
目次
登場人物
- レイダース 失われたアーク《聖櫃》
- インディアナ・ジョーンズ - 世界的に有名な考古学者にして冒険家。愛称はインディ。
- マーカス・ブロディ - インディの友人。ニューヨーク国立博物館館長。
- マリオン・レイブンウッド - インディの師である考古学者、アブナー・レイブンウッド教授の娘。
- サラー - インディの友人で、遺跡発掘のベテラン。
- ルネ・エミール・べロック - フランス人の考古学者。インディの宿敵。
- ヘルマン・ディートリッヒ - ドイツ国防軍の大佐。ナチスの聖櫃捜索部隊の司令官。
- アーノルド・エルンスト・トート - ナチスの秘密警察ゲシュタポのエージェント。
- コブラー - ディートリッヒ大佐の補佐官。
- 魔宮の伝説
- インディアナ・ジョーンズ - 世界的に有名な考古学者にして冒険家。愛称はインディ。
- ショート•ラウンド-中国人の少年。インディの若きパートナー。
- ウー•ハン-おなじくインディのパートナー。
- ラオ•チェー-上海裏会社の大物。
- ウィリー•スコット-上海のクラブ<オビ=ワン>の歌手。
- ザリム•シン-パンコット宮殿の若きマハラジャ。
- チャター•ラル-マハラジャの宰相。
- モラ•ラム-サギー教団の司祭。
- 最後の聖戦
- インディアナ・ジョーンズ - 世界的に有名な考古学者にして冒険家。愛称はインディ。
- ヘンリー・ジョーンズ-インディの父親。
- マーカス・ブロディ - インディの友人。ニューヨーク国立博物館館長。
- サラー-インディの友人で、遺跡発掘のベテラン。
- エルザ・シュナイダー-オーストリア人の考古学者。
- ヴァルター・ドノバン-考古学マニアの億万長者。
- エルンスト・フォーゲル-ナチス親衛隊大佐。
- クリスタルスカルの王国
- インディアナ・ジョーンズ - 世界的に有名な考古学者にして冒険家。愛称はインディ。
エピソード
- エピソード01『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 初めての冒険 / My First Adventure』(設定年度:1908年、舞台:エジプト&モロッコ)
- エピソード02『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 生きる情熱 / Passion for Life』(設定年度:1908年&1909年、舞台:パリ&ケニア)
- エピソード03『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 危険なキューピット / The Perils of Cupid』(設定年度:1908年、舞台:フィレンツェ&ウィーン)
- エピソード04『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 父との旅 / Travels with Father』(設定年度:1910年、舞台:ロシア&ギリシャ)
- エピソード05『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 輝きの旅 / Journey of Radiance』(設定年度:1910年、舞台:インド&中国)
- エピソード06『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 早春の大冒険 / Spring Break Adventure』(設定年度:1916年、舞台:メキシコ)
- エピソード07『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 / Love's Sweet Song』(設定年度:1916年、舞台:アイルランド&イリス島)
- エピソード08『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 要塞からの脱出 / Trenches of Hall』(設定年度:1916年、舞台:ソンム&ドイツ)
- エピソード09『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 / Demons of Deception』(設定年度:1916年、舞台:パリ)
- エピソード10『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 ファントム・トレイン / The Phantom Train of Doom』(設定年度:1916年、舞台:ドイツ&アフリカ)
- エピソード11『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 聖者オガンガの伝説 / Oganga, The Giver and Taker of Life』(設定年度:1916年、舞台:アフリカ)
- エピソード12『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 大空の勇者たち / Attack of the Hawkman』(設定年度:1917年、舞台:オーストリア)
- エピソード13『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 革命前夜のスパイ / Adventures in the Secret Service』(設定年度:1917年、舞台:オーストリア&プラハ)
- エピソード14『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 / Espionage Escapades』(設定年度:1917年、舞台:スペイン&プラハ)
- エピソード15『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 砂漠の勇者たち / daredevils of the Desert』(設定年度:1917年、舞台:パレスチナ)
- エピソード16『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 イノセント・ストーリー / Tales of Innocence』(設定年度:1917年、舞台:イタリア&モロッコ)
- エピソード17『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 悪の仮面 / Masks of Evil』(設定年度:1918年、舞台:イスタンブル&トランシルバニア)
- エピソード18『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 ピーコック・アイの秘宝 / Treasure of the Peacock's Eye』(設定年度:1919年、舞台:エジプト&ジャワ島&南太平洋)
- エピソード19『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 / The Winds of Change』(設定年度:1919年、舞台:パリ&プリンストン)
- エピソード20『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 ミステリー・オブ・ザ・ブルース / Mystery of the Blues』(設定年度:1920年、舞台:シカゴ)
- エピソード21『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 / Scandal of the 1920』(設定年度:1920年、舞台:ニューヨーク)
- エピソード22『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 ハリウッドの英雄インディ ハリウッドの愚者たち / Hollywood Follies』(設定年度:1920年、舞台:ハリウッド)
- エピソード23『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 / Temple of Doom』(設定年度:1935年、舞台:中国&インド)
- エピソード24『レイダース/失われたアーク《聖櫃》 / Raiders of the Lost Ark』(設定年度:1936年、舞台:ペルー&ネパール&カイロ)
- エピソード25『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 / Last Crusade』(設定年度:1938年、舞台:イタリア&ザルツブルク&ベルリン)
- エピソード26『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 / Kingdom of the Crystal Skull』 (設定年度:1957年、舞台:ペルー)
上記の「エピソード」は、公式には「チャプター」と称されている。ヤング・インディジョーンズの1~22のチャプターそれぞれは90~100分程度の尺であるが、基本的には、米国TV放映(日本での番組名:若き日の大冒険)時の45分程度のエピソード(舞台)2本分を基準に構成されている。
映画
- 『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』エピソード24(1981年公開)
- 『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』エピソード23(1984年公開)
- 『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』エピソード25(1989年公開)
- 『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』エピソード26(2008年公開)
テレビシリーズ
テレビシリーズ「ヤング・インディ・ジョーンズ」は主に1992~1993年にアメリカで製作され、チャプター1~5(インディが10歳頃のストーリー)はコーリー・キャリアーが、チャプター6~22(インディが17歳頃のストーリー)はショーン・パトリック・フラナリーが主演した。総製作エピソード数は、テレビ放映時間枠45分程度を1エピソードとカウントすると44本存在するが、アメリカでは放映が時系列順ではなく、また製作されても放映されないエピソードもあったため、1996年に現行の時系列順の22チャプター(1チャプターは2エピソードで構成)に再編集された。その際、当初の放映(若き日の大冒険)時に存在した93歳のオールド・インディジョーンズ(ジョージ・ホール)によるブックエンド(オープニングとクロージング)部分がカットされ最終版となった。
インディ・ジョーンズを使ったエデュテイメントソフトの企画からテレビドラマの製作に進展したものである。テレビドラマ版として予算コントロールを効かせつつ、世界各国でのロケや特撮を駆使した大作となっている。
尚、日本では1993年1月~3月に朝日放送発テレビ朝日系で、「インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険」のタイトルで15エピソードが放送され、放映されていない残りのエピソードのうち一部は、1999年にビデオソフトでリリースされた。
アトラクション
インディ・ジョーンズ・アドベンチャー - インディ・ジョーンズが発見した遺跡をツアーするというテーマのライド。世界のディズニーパークに2つ存在する。
インディ・ジョーンズ・エピック・スタント・スペクタキュラー! - ディズニー・ハリウッド・スタジオにある、インディ・ジョーンズのショーアトラクション。
インディ・ジョーンズと危難の魔宮 - ディズニーランド・パリにある、遺跡をトロッコ型の車両に乗って走行するローラーコースター。360度回転するループがある。東京ディズニーシーには「レイジングスピリッツ」という名前で、テーマが異なる同型のコースターが存在する。
ノベライズ
ヤング・インディ・ジョーンズ
テレビシリーズ『インディ・ジョーンズ 若き日の大冒険(The Young Indiana Jones Chronicles)』の日本人ライターによる独自ノベライズ作品。後年、再構成された全22チャプター(44エピソード)のうち、日本でテレビ放映された15エピソード分が14冊構成で、ジョージ・ルーカス原案というクレジット表記で、文藝春秋・文春文庫から出版されている。尚、巻順は時系列には並んでおらず、日本語版ビデオ発売サブタイトルとも呼称が異なる。
- ジャッカルの呪い (著:田口俊樹、チャプター1前半)
- 国境の銃声 (著:中井紀夫、チャプター6後半)
- マタハリの恋 (著:村松潔、チャプター9後半)
- 戦下の別離 (著:友成純一、チャプター7後半)
- 最後の伝令 (著:矢野浩三郎、チャプター9前半)
- 初恋のウィーン (著:森下一仁、チャプター3前半)
- 密林の聖者 (著:大森望、チャプター11全編)
- 皇帝の密使 (著:小尾芙佐、チャプター13前半)
- 東洋の秘術 (著:横田順彌 、チャプター5後半)
- 硝煙の詩 (著:川又千秋、チャプター8前半)
- 脱走大作戦 (著:岡崎弘明、チャプター8後半)
- 笑うバルセロナ (著:梶尾真治、チャプター14前半)
- サバンナの探偵 (著:村上博基、チャプター2前半)
- 赤い情熱 (著:槐多康彦、チャプター13後半)
映画
映画のノベライズ版は、いずれも早川書房(ハヤカワ文庫)から刊行されている。
- 『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(著:キャンベル・ブラック、訳:秦新二)
- 『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(著:ジェイムズ・カーン、訳:山田順子)
- 『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(著:ロブ・マグレガー、訳:大森望)
- 『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(著:ジェイムズ・ローリンズ、訳:漆原敦子)
スピンオフ小説
竹書房文庫(青年期の活躍を描くシリーズ)
- 『インディ・ジョーンズ/神々の陰謀』(1991年、著:ロブ・マグレガー、訳:小口和香)
- 『インディ・ジョーンズ/巨人の舞踏』(1991年、著:ロブ・マグレガー、訳:小口和香)
- 『インディ・ジョーンズ/第七の魔力』(1991年、著:ロブ・マグレガー、訳:小口和香)
- 『インディ・ジョーンズ/失われた<箱舟(アーク)>伝説』(1992年、著:ロブ・マグレガー、訳:小口和香)
- 『インディ・ジョーンズ/ユニコーンの遺産』(1992年、著:ロブ・マグレガー、訳:小口和香)
- 『インディ・ジョーンズ/地下帝国の挑戦』(1992年、著:ロブ・マグレガー、訳:小口和香)
- 『インディ・ジョーンズ/魔空の覇者』(1993年、著:マーティン・カイディン、訳:小口和香)
- 『インディ・ジョーンズ/炎の聖剣』(1994年、著:マーティン・カイディン、訳:石川順子)
- 『インディ・ジョーンズ/賢者の石』(1995年、著:マックス・マッコイ、訳:石川順子)
- 『インディ・ジョーンズ/巨竜の復活』(1996年、著:マックス・マッコイ、訳:石川順子)
尚、邦訳はされていないが、マックス・マッコイによる第11作が1997年に、第12作が1999年にアメリカでは刊行されている。また、これら12作の時代設定は、公式チャプター22と23の間(1920~1934年)となっている。
偕成社(子供時代の活躍を描くジュニアノベル) インディが14歳頃の時代設定で、1990~1991年にかけて、ウィリアム・マッケイ等の著作による「ヤング・インディジョーンズ・シリーズ」8作が刊行されている。また、1993~1995年にかけて「新・ヤング・インディジョーンズ・シリーズ」7作(ただし第7作の邦訳はなし。)も発表されている。
ゲーム
- インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
- ジャンル:アクション 発売:アタリ・ナムコ 機種:アーケード
- インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
- ジャンル:アドベンチャー 発売:ビクター 対応機種:FM-TOWNS
- インディ・ ジョーンズ/アトランティスの運命
- ジャンル:アドベンチャー 発売:ビクター 対応機種:FM-TOWNS
- インディ・ ジョーンズ/アトランティスの秘宝
- ジャンル:アドベンチャー 発売:ビクター 対応機種:DOS/V・Mac
- インディ・ジョーンズ Greatest Adventure
- ジャンル:アクション 発売:ビクター 対応機種:スーパーファミコン
- en:Indiana Jones and the Emperor's Tomb
- ジャンル:アクション 発売:日本語版未発売 対応機種:PS2・Xbox
- レゴ インディ・ジョーンズ
- ジャンル:アクション 発売:日本語版未発売 対応機種:PS3・Wii・Xbox 360
- en:Indiana Jones and the Staff of Kings
- ジャンル:アクション 発売:日本語版未発売 対応機種:PS2・Wii・PSP・DS
関連項目
- インディ・ジョーンズ・アドベンチャー - ディズニーパークにあるアトラクション。
- ラングドン・ウォーナー - モデルの一人とされる。
- モンタナ・ジョーンズ - 本作をモデルとしているが、主人公は考古学者ではなくそのいとこのパイロットという設定。また、顔もネコ科の動物をモチーフとしている。
- レールチェイス2 - セガのトロッコ型ガンシューティングゲーム。本シリーズをモチーフとしている。デパートなどによく配置されていた。
- Sa・Ga2 秘宝伝説 - スクウェアのゲームボーイ用ロールプレイングゲーム。主人公の父親がインディ・ジョーンズをモチーフとしている。
- ネプリーグ - ボーナスステージの『トロッコアドベンチャー』というゲームのロゴは本作のロゴを模している。
- 宝探しアドベンチャー 謎解きバトルTORE! - 番組ロゴや音楽は本作のものを模している。
- インディ・ジョーンズ シリーズの年表
脚注
外部リンク
テンプレート:インディ・ジョーンズシリーズ テンプレート:Asbox テンプレート:Asbox
テンプレート:Asbox- ↑ インディ・ジョーンズ®・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮東京ディズニーランド公式サイト