高見沢俊彦

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テンプレート:Infobox Musician 高見沢 俊彦(たかみざわ としひこ、1954年4月17日 - )は、日本シンガーソングライターギタリスト音楽プロデューサーである。血液型A型。埼玉県蕨市出身。明治学院高等学校卒、明治学院大学文学部英文学科中退(2014年3月、同学より「名誉学士」称号を授与)。身長174cm。

ニックネームは主に「たかみー」、「王子」。

THE ALFEE』の2代目リーダー(1982年以降。初代は坂崎幸之助)。

BE∀T BOYS のメンバーとしてはポール・マッカーサーを名乗る。

略歴

中学時代はバスケットボール部に所属し、3年時は主将として活躍した。明治学院高等学校に進学後は、レッド・ツェッペリンディープ・パープルなどに傾倒し、その高音ボーカルを買われてコピーバンドのボーカルを担当していた。同校の同期の一人に桜井賢がいた。

1973年、桜井や明治学院大学に進学した坂崎幸之助の誘いでアルフィーの前身コンフィデンスに参加、同時期に映画『二十歳の原点』のサントラに参加する。コンフィデンスは演奏で参加することはなかったが、高見沢が「コンフィデンス」名義で「夜」の作詞を担当している(歌は四人囃子)。

1974年にコンフィデンスは「アルフィー」の名でデビューするが、自分たちがグループとしての音楽性や信念を持たずに周囲に流されるままデビューしたことに端を発した、レコード会社による一方的なレコード発売中止などの挫折(詳しくはTHE ALFEEの項を参照)を経て、高見沢が同じ事務所だった大野真澄に師事するなどして作曲を学び、オリジナル曲を作り、ライブハウスで発表するようになる。現在、THE ALFEEのソングライティングに於いてのイニシアチブは彼が主に持っている。

1979年キャニオンレコードから、アルフィーの再デビューシングル『ラブレター』を発売。この作品以降、ほとんどの作品の作詞・作曲を高見沢が担当する。

1982年、アルフィーが行ってきたフォーク路線から、高見沢主導のロックバンド路線へ転向。それに伴い、高見沢がリーダーとなる。

1991年アルフィーとしての活動を半年間休止し、ロンドンでレコーディングされた初めてのソロアルバム『主義-ism:』を発売。コンサートツアーも実施した(第1期ソロプロジェクトと呼ばれている)。

2004年、高見沢の50歳の誕生日にさいたまスーパーアリーナで行われたバースデーコンサートのステージ上で、他のメンバーから終身リーダーの称号を贈られた。

2005年、「日本におけるドイツ年」を記念して東京国立博物館と神戸市立博物館で開催された「ベルリンの至宝展〜よみがえる美の聖域」のイメージキャラクターを務め、テーマ曲「Berlin Calling」、サブテーマ曲「Berlin Rain」を収録したミニアルバム『Berlin Calling』を発売した。

2007年、16年ぶりのソロアルバム『Kaleidoscope』が発売され、それに先立ち、「千年ロマンス」(作詞:綾小路翔)がシングルで発売された。また、コンサートツアーも行った。このツアーより、第2期ソロプロジェクトと呼ばれる。

2008年、前年に引き続きアルフィーの夏の野外イベントが中止となったことに伴い、再びソロ活動を行い、シングル「月姫」をリリース。ドラムのそうる透に加え、吉田太郎も参加し、ツインドラムでコンサートツアーを行う。

2009年、ヴィジュアル系のロックフェス「V-ROCK FESTIVAL '09 幕張メッセ」のスペシャルゲストとして参戦した。このフェスティバルに出演したことによって高見沢は「ついにヴィジュアル系に認定された!」と自身のラジオ番組『TBSラジオ 高見沢俊彦のロックばん』で宣言した。出演したライブは、V-ROCK FESTIVAL '09の主催者によって全世界に配信された。

2010年、それまでのソロ活動の名義を本名から、自身の愛称でもあるTakamiy(タカミー)に改名。

2013年、2007年より毎年開催された第2期ソロプロジェクトについて、同年にて終了することが発表された(2014年のTHE ALFEEデビュー40周年の活動に専念する為)。
主題歌「仮面の宴」を提供したアニメ映画『ガラスの仮面ですが THE MOVIE 女スパイの恋! 紫のバラは危険な香り!?』に、声優として出演した。

※尚、『ドラえもん』の主題歌とウルトラシリーズの主題歌を両方歌ったアーティストは彼だけである。(『ドラえもん』の主題歌は『THE ALFEE』として歌唱。)

2014年3月、母校の明治学院大学で「名誉学士」の称号を授与された(明治学院大学独自の制度であり、法的な大学卒業とは異なる)。

ギタリストとしての高見沢俊彦

ギタリストとしての高見沢を語る上で、特筆すべき点は独特のアーミングである。高見沢の場合、音程の上げ下げの幅が大きく速い独特の音色を多用する。また細かく速いアームヴィブラートも、ソロのエンディングなどで多用する。テレビ番組で共演している浅倉大介は取材[1]で「ボクなりの解釈だと、ある意味シンセサイザーに近い。」「(高見沢さんは)ベーシックなプレイもされると思うけど、ソロになると、ギター本来の枠にとらわれないようなところがある。」と語っている。

彼のギターソロでは、以前は起承転結のはっきりと作曲されたメロディアスなソロが多かったが、1990年代後半以降は、アドリブでインプロヴァイズしたフレーズ、手癖的な運指での5連符や7連符など不規則なフレーズを用いることが多い。

レコーディングでは1959年製ギブソン・レスポールスタンダードをメインに、1961年製ストラトキャスターレスポールカスタムなどヴィンテージギターをふんだんに使用している。かつてこれらはライヴでも頻繁に使用していたが、ダメージを懸念し、年々持ち出す機会は減っている[2]。また、坂崎同様、テリー中本のカスタムメイドアコースティックギター"Terry's Terry"を2本所有している。

ESPで製作するギターはアルダーボディ、メイプルネック+ローズ指板、フロイド・ローズ(ライブではファインチューナーをビニールテープで固定している)セイモア・ダンカンピックアップを基本スペックとする。ダンカンはフロイドローズ向けにポールピース間ピッチの広いTB(Trem Bucker)シリーズを用意しているが、高見沢は敢えて標準シリーズを使用している。低めの弦高を好む。

エフェクターは一時はシンプルにしようと考えたというが、現在はラックに組み込んだエフェクターが巨大なクローゼットのようにステージ横に積み上げられる。複数のギターをステージで使い分けるため、ワイアレスシステムを含め、必然的に複数の系統で鳴らすため、巨大なラックとなっている。新しいエフェクターを見つけると、何らかの形で取り入れる傾向が強い。イーブンタイド社のウルトラハーモナイザーや、デジテックワーミーなどがそれである。レコーディングで効果的に使用したり、ライブでは突拍子もない音を出したり、劇的な効果を与えてギターソロを盛り上げるファクターとして使用するが、本人としては基本的にアンプで音を作るのが理想だという。またジミ・ヘンドリックスが使用していたVOX製ワウ・ペダルを所有しており『とんねるずのみなさんのおかげでした』で披露したこともある。

アンプはマーシャル、ピーヴィー5150等、ハードロックに適したものを使用している。
近年ライブでは、エレクトリックアコースティックギターとのハウリングを防ぐ為、アンプを使用せず、マーシャルの流れを汲む"Bogner"(ボグナー)のキャビネットエフェクターと組み合わせて使用している。

他のアーティストシグネチャーモデルへの造詣も深い。ジミー・ペイジエリック・クラプトンジェフ・ベックブライアン・メイロイ・ブキャナンアルヴィン・リーニール・ショーンピート・タウンゼントジョン・サイクスエドワード・ヴァン・ヘイレンジェームズ・ヘットフィールドカーク・ハメットジミー・ウォレスゲイリー・ムーアドン・フェルダーデイヴ・ギルモアジミ・ヘンドリクスザック・ワイルドバケットヘッドThe Ventures加山雄三等のシグネチャーモデルも使用している。

変形ギター

高見沢は世界でも有数の変形ギター愛好家である。オリジナル変形ギターの代表作にFLYING-Aシリーズや、ANGELシリーズがある。1番新しいANGELは、2010年のソロツアーで初登場のFlying Angel Fantasiaである(2010年9月現在)。

ヴィンテージギターや一般的なギターを含めた所有ギターは2012年7月中旬の時点で487本[3]、彼がコレクションしているギターの写真集も発売されている。

主なオリジナル変形ギター

  • FLYING-Vシリーズ-高見沢の初代オーダーメイドの1983年に製作のNavigatorのブラック仕様のモデル、Bayernの州旗と紋章をペイントしたモデルやFLYING TVなど、多数のモデルが存在する。
  • FLYING-A-シリーズ-現在I、II、IIIまでがESPで発売中、IVがO.Z.Yブランドで限定発売されている。多くの派生モデルがあり、アクリル製ボディ、エンジェルのグラフィックペイント、レギュラーシリーズに無いカラーや木材の物などが存在する。悪魔がボディの裏に潜んでいる形の"Devil"や、ピエゾピックアップを搭載したアコースティックバージョンなども存在する。FAIIとFAIIIエンジェルでは、高見沢自身のオリジナルピックアップが採用された。
  • Metal Hawkシリーズ(メタルホーク)-1990年代後半に発表された際には日本語に訳して、銀鷹とも呼ばれた。単色のモデルからtakamizawa.comの「帝孤夢」や高見沢オリジナルキャラクター「POCHI」のペインティングデザインのものまで、いくつかのモデルが存在する。またtakamizawa.comでは、ギターを模ったMetal Hawk Islandがある。
  • 天使(エンジェルギターシリーズ)-変形ギターではないが、1990年代に絵葉書の天使画像をペイントしたSE-CUSTOMがエンジェルシリーズの始まり。その後1991年のソロツアーで天使を模ったホワイトのモデル(当時は、エンジェル1号とも呼ばれた。2004年に本人出演のサッポロビールのCMでも使用された)が登場し、更にはその後も様々なモデルが登場し、聖母マリアギターやVampire Angelなどもエンジェルギターシリーズに属している。また上述のエンジェルのグラフィックペイントのFLYING-AIII Angelなどはエンジェルシリーズにも属している。
  • (サーベル1号と呼ばれるエクスカリバー、サーベル2号と呼ばれる20周年記念モデルが存在する)
  • マシンガン機関銃)。特効技師が火薬を仕掛けると、銃口から火花が連発して噴出する。(ESPの担当者が発注された際に『ウチはおもちゃ屋じゃない』と嘆いたという噂もある)
    • エクスカリバーとマシンガンは製作時に、スタインバーガー製のギターを1本ずつ犠牲にして、ブリッジを取り出し、それぞれに取り付けている。マシンガンの火を噴くシーンは、1989年の夏のイベントのDVDにて、確認することができる。
  • 乗物 - F-1マシン、オリエントエクスプレス蒸気機関車(アルバム『JOURNEY』のジャケットに採用された蒸気機関車のオブジェがモチーフとなっている)
  • iBook(クラムシェル型)ノートパソコン型。蓋を開けて演奏し、演奏終了後蓋を閉じる。
  • キャラクター物 - ドナルドダックドラえもんヤッターマン(ヤッターワン)、ウルトラセブン(Flying Seven)、ウルトラマンゼロ(Flying Zero)(これら5点はESP製)、フィリックス・ザ・キャット(オリオロ・ギター・カンパニー製)
  • オリジナルキャラクター物 - カワセミ君、金鯱君(名古屋城金鯱がモデル)、POCHI、スカルン(共に、高見沢俊彦オリジナルデザインのキャラクター)、Dinosaur(サングラス、Tシャツ、ジーンズ姿の恐竜がギターを弾いているデザイン。尻尾がネックになっている。アーミングするとサングラスの目が赤く光るというギミックを持っている)
  • NBAトレードマーク - ブルズニックスホーネッツ
  • Four Neck Trump- 1994年の夏のイベント用に製作されたトランプのクイーン柄の4本ネックのギター(異常に重いらしく、本人曰く、1回のステージで4曲持つのがやっとで、今までのオリジナルギターの中での一番の失敗作)。なお同シリーズで、桜井は自らの似顔絵がKINGとしてデザインされたトランプキングのベース、坂崎はトランプジャックのエレクトリック・アコースティックギターを製作した。
  • その他 - ベルリン市のエンブレム、"グロテスク"、卓球ラケット、ジャックダニエル、バスケットシューズ、HERMES"AUBE"(エルメスが手がけた同名アルバムジャケットをペイントしたギター)、ベルーガ他多数。
これらの中で、キャラクター物については、全て版権元の承認を得てデザインされた物であり、高見沢自身が弾くものの他に、本家に寄贈されたものも製作された。版権が厳しい物は基本的に市販されない。また、これらのオリジナルギターは自身の契約しているESPによって製作されている(フィリックス・ザ・キャットは、アメリカのオリオロ・ギター・カンパニーにて製作)。またFLYING-AIはその中でも、レギュラーモデルとして20年以上の長きにわたって発売されているロングセラーである。

ギターに関する逸話

NHK教育の番組『金曜かきこみTV』の「タカミーギターデザイナー」というコーナでは、視聴者からギターのデザインを募った。高見沢本人がグランプリを決定し、グランプリに輝いた「わんこそばギター」が実際に作られ、2006年春にNHKホールでのコンサートで披露された。また2009年夏のイベントにて、初めて演奏で使用された。[4]

堂本兄弟』の中で、堂本剛に「ギター持っていっていいよ」と発言したこともある。現に番組で堂本光一は「Sapphire Rose」、剛は白のストラトを使っている場面が見られる。また、高見沢は2人それぞれにESP製のギターをプレゼントした。「堂本一問一答」コーナーでは、「今までのギターで一番いらないと思ったもの」として、「ネックが四本のギター」という答えが出た。実際の画像が出たが、ギターに詳しくなくとも、明らかに弾きにくいことが見て取れるギターである。また、本人曰く、「かなり重い」とのこと(演奏している自分の姿を見て「重そう」と発言していた)。

自宅にはギターを置いておらず[5]、専用の倉庫にて保管している[6]

渋谷にあるESPの店舗にTHE ALFEEのコーナーがあり、前述の変形ギターが多数展示されているが、ESPとエンドースメント契約している海外のアーティストが皆「凄いなこれ…」と絶句しているという。またCDのプロモーションで来日した元レッド・ツェッペリンジミー・ペイジがヴィンテージギターを探しに来店した折に、これらの変形ギターを見て興奮し、エンジェルギターなどを持ってスタッフに記念写真を撮影させて帰って行ったという。後に高見沢本人にこのことを伝えた際、熱烈なファンであった彼は感激していた。

ギターに対して年毎にマイブームがあるようで、テレキャスターフライングVトム・アンダーソンポール・リード・スミスレスポールジャクソン他ヘヴィメタル系ギターなど、ステージで主に使用するギターが変わる。ちなみにテレキャスターがメインになったきっかけは、『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』の収録で、左手の指を負傷した際、自宅で何となく負傷した人差し指以外で弾いていた際に「テレキャスターの良さを見直した」ことから。

スクールライブショーにて彼のギターの製造工程が紹介された(但し、本人は出演しておらず字幕にて彼のモデルであることが紹介されるにとどまった)。

アルバム

  • 主義-ism:(1991年6月12日/現在廃盤)
  • 奇跡のロマンス オリジナル・サウンドトラック(1996年2月21日)
  • サラリーマン金太郎 オリジナル・サウンドトラック(1999年3月17日)
  • フィギュア17 つばさ&ヒカル イメージアルバム「…いつかこの場所で…」(2001年11月29日)
  • フィギュア17 つばさ&ヒカル オリジナルサウンド・トラック(2002年1月26日)
  • TALKING BLUES -SOUND COLLECTION-(2002年11月27日)
  • Berlin Calling(2005年5月25日)
  • Kaleidoscope(2007年7月18日)
  • Fantasia(2010年8月25日)
  • Takamiy Classics(2011年8月10日,EMIクラシックスとの合同企画アルバム)
  • 雷神(2013年7月31日)

シングル

アルフィー以外のアーティストへの提供曲

1980年代後半以降、数々のアーティストに楽曲提供、プロデュースを行っている。また、ドラマアニメなどの音楽監督も行っている。また、ytv日本テレビ系列テレビアニメ「ヤッターマン」主題歌「ヤッターマンの歌」を2009年4月から歌っている。

プロデュース・楽曲提供・セルフカバー

他多数。

音楽監督

舞台作品の音楽プロデュース

ゲーム音楽

その他プロジェクト

  • 横浜・元町のバッグ・メーカー「キタムラ」とのコラボバッグを考案

25周年を迎えた2006年夏のイベントを記念して「キタムラ」が25個のトートバッグを製作、THE ALFEEに贈呈したことがきっかけで、2009年現在第5弾までコラボ商品を製作・販売している。 2006年12月15日には表参道のキタムラショップ(現在は閉店している)にてコラボ商品誕生に伴いテープカット、同日に横浜・元町本店にて店頭での挨拶をした。 表参道での挨拶の際、拡声器を手渡されたにもかかわらず、詰め掛けたファンに生の声で感謝の意を表したいとの思いから、拡声器を使用せずに肉声で挨拶をした。 その後、新作発表に伴い大阪・梅田や横浜でトークショーを開催している。

当初はファンクラブALFEE MANIAの会員限定の企画であったが、途中から同伴者は会員でなくても参加可能となった。 きっかけは「箱根ラリック美術館」に展示されている「オリエント急行」の客車を見たTHE ALFEE事務所「プロジェクト・スリー」の関口社長の発案による。運用された車輌はフランス国鉄で団体等のチャーター列車として運用されている「プルマン・オリエントエクスプレス」である。尚、ESPに依頼し「オリエントエクスプレス」ギターを製作、箱根ラリック美術館に寄贈している。

  • 2007年のソロツアーから3年間冠スポンサーを務めるTHE 3RD PLANETの社長とは親交が深く、一時同社の社外取締役も勤めていた。

同社の神奈川県にある「ザ・サードプラネット港北ニュータウン店」は高見沢氏がプロデュースしたゲームセンターとなっている。

趣味・嗜好

大のバスケットボール好きであり、コンサートツアーにもボールとゴールを持ち歩いていた時期があった。1990年代中盤からは「YOYOGI BELLS」という自身のチームも所有していた。

中学3年生の時、バスケ部主将を務めていたが、県大会予選で1点差で3位入賞を逃し、バスケに挫折。高校進学を機にバスケから遠ざかり、当時は「不良音楽」とされていたハードロックに傾倒することになる(『夢さがし』『ドリームジェネレーション』より)。なお、このことに対して親はもちろん猛反対していたが、親の反対を押し切り、エレキギターを購入してハードロックバンド活動をしていた。

1994年には、横浜アリーナで行われたNBAの開幕戦では、アメリカ国歌をギターで演奏した(この縁から、NBAシリーズの変形ギターが登場している)。また、同年から、バスケットボール雑誌『ダンクシュート』で「AIR HORDAN」というコラムを連載している。

2006年4月30日には、有明コロシアムにて、日本プロバスケットボール「bjリーグ」の初代王者決定戦のファイナルセレモニーで国歌を演奏した。

MacintoshiPodiPhoneiPadなど、アップルの製品を愛用しており、毎日コミュニケーションズの月刊誌『Mac Fan』において「高見沢俊彦のApple ism」という連載を持っている(2007年5月号までのタイトルは「高見沢俊彦のPowerBook主義」)。また、2007年9月号では表紙を飾った。所有するPowerBookなどノート型Macには、オリジナルの装飾が施されたものが多く、2009年現在愛用しているMacBook Proには金箔が貼ってある。iPodiPhoneは、新機種が出る度に購入しており、歴代のほぼすべてのモデルを所有している。また、ゼロハリバートンが1個だけ製作したギターケースも所有している。なお、愛着のあるマシンはなかなか手放せないとのことで、過去に使用した機種の多くは手放さずに保管しているようである。

動物などのキャラクターデザインが得意である。自身のサイト内の「Takamix Land」では、犬のポチ、猫のタマ、ウサギのシロヒコ(本人に似ている)など、多数の可愛いオリジナルキャラクターが活躍している。また、1998年には、立川商工会議所の「多摩都市モノレール開通記念事業」のキャラクター「ハートを運ぶカワセミ君」のデザインも手がけた。2008年には親交の深いTHE 3RD PLANETのオリジナルキャラクター「プラミン」をデザイン。シロヒコの友達と言う設定になっている。2010年には出身地埼玉県蕨市の市制50周年を記念して新キャラクター「エンジェルわらぶー」を制作した。

日本史が好きで、特に織田信長が好きである。2007年7月20日放送の『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングに出演したえなりかずきによると、信長について、1時間熱く語れるほどだという。翌日の同番組出演時には、「革新的・革命的なところ」が好きな理由、と答えた。

映画好きで、観たい映画があると、ツアー中の地方のシネコンに出向くことがよくある。

2007年、ロックばんのラジオ内で、『コードギアス 反逆のルルーシュ』の第1期とR2(第2期)を視聴し、DVDを購入したと発言。ちなみに、紅蓮というKMFがお気に入りである。

2008年阿修羅像の大ファンという事で「阿修羅ファンクラブ」(会長 みうらじゅん)の「ミスター阿修羅」に就任。「阿修羅ファンクラブ」公式ソングに「愛の偶像(ラブ・アイドル)」が決定。『Kaleidoscope』収録。 「国宝 阿修羅展」においてCD販売も行われている。

2010年、9月10日のNHKスタジオパークからこんにちはに出演した。

以前「けいおん!を毎週見ている」と記載されていたことに対し、本人が2011年5月1日放送のロックばん内で否定した。もともと、ウィキペディアなどネット上の噂はあまり興味がないようで、他人にプリントアウトしてもらって、この噂を知ったという。

料理は全くせず、2007年7月28日放送の『チューボーですよ!』で初めて料理(キムチチャーハン)を作った。(チャーハンにのせる目玉焼きを作る際、熱したフライパンのへりで卵を割ろうとし、他の出演者に止められた)

また、おにぎりを作ろうとして炊飯器に直接手を突っ込んで軽い火傷を負い、「熱い、熱っちーぃ!」と絶叫するシーンが野外イベントのDVDパンフレットに収録され、さらに『新堂本兄弟』で暴露された。 なお、料理ではないが、テレビのトーク番組中にスダチをむいて食べてしまったことがある。

シルバーや黒のマニキュアをしていることが多い[7]。衣装の一部として愛用しており、自分では塗れないためヘアメイクが塗っている。

ヴィジュアル系バンドVersaillesと親交が深い。

両親は教員で高見沢自身も大学時代に教職課程を受講していたので、本人はTHE ALFEEをやっていなかったら英語の先生をやっていたと話しているという。 英会話は苦手だが、英語の読み書きは得意ということをラジオの自身の番組で話したことがある。

著書

  • 『ハート・ビート・ダンク—バスケットボール・ダイアリーズ』 ソニーマガジンズ ISBN 4789712931(1998年7月10日)
  • 『ぼくの海へ〜シロイルカのベルーガ〜』(絵・くろだこうじ) 平凡社 ISBN 4582829678(2001年8月24日)
  • 『TAKAMIZAWA GUITAR COLLECTION 300』プレイヤーコーポレーション(2002年10月10日)
  • 『あきらめない夢は終わらない』 幻冬舎 ISBN 4344006887(2004年10月2日)

レギュラー番組

CM

王子連合

元々はギタリスト同士の飲み仲間。ここから発展して2007年のソロプロジェクト以降、ツアー、レコーディングでサポートプレイヤーとして高見沢を支えている。メンバーは以下のとおり

脚注

  1. 別冊カドカワ 総力特集 高見沢俊彦(ISBN 978-4-04-894497-7)
  2. 枻文庫刊 レス・ポール読本
  3. 2012年7月20放送『あさイチ』プレミアムトークにて
  4. 当日のMCで高見沢が「初めて使った」と言っている。
  5. 著書『あきらめない夢は終わらない』より
  6. 「スタジオパークからこんにちは」内での発言
  7. 2005年2月12日朝日新聞のインタビュー

外部リンク