テツワン探偵ロボタック
メタルヒーローシリーズ | ||
通番 | 題名 | 放映期間 |
第16作 | ビーロボ カブタック |
1997年2月 - 1998年3月 |
第17作 | テツワン探偵 ロボタック |
1998年3月 - 1999年1月 |
テンプレート:基礎情報 テレビ番組 『テツワン探偵ロボタック』(テツワンたんていロボタック)は、1998年(平成10年)3月8日から1999年(平成11年)1月24日までテレビ朝日系で、毎週日曜8時00分から8時30分(JST)に全45話が放送された特撮テレビドラマ。メタルヒーローシリーズの第17作目で、テレビシリーズとしては同シリーズ最終作品でもある。
目次
概要
前作『ビーロボカブタック』のロボットを主人公としたコメディ路線を踏襲した作品であり[1]、ストーリーや設定などにも前作との共通点がいくつか見られるが、ストーリー上の繋がりや世界観の共有はない。
本作品ではテンプレート:要出典範囲、撮影方式が統一されていなかったビーロボのスーパーチェンジと違い、ロボタックを始めとしたジシャックロボたちの変形描写は全てCGで製作されている。また、少年探偵団や怪盗、謎解き、宝探しなど子供向け探偵活劇の要素をふんだんに取り入れつつ、メインライターの山田隆司の持ち味であるジュブナイルな作風が盛り込まれるなど、ストーリー面に重点を置いた作品作りがなされている。前半では謎解きの後にアイテム争奪戦が行われていたが、キャラクターの増加した後半では謎解きとアイテム争奪戦が同時に行われるようになった[1]。
テンプレート:要出典範囲反面、シリアス主体なシーンがやや多くなり、中盤のトラボルト登場以降や、物語終盤のハラッパ国存亡に関わるストーリーが前面に出された事で、カブタックよりコメディ色は薄れ、ドラマ性が濃くなっている。
玩具商戦はカブタックに比べ、苦戦を強いられており、前作の玩具パッケージに付いている応募券を玩具屋店頭の応募ハガキに貼って送るプレゼントキャンペーンは本作でも行われ、作中のキーアイテムであるランドツールが当たるものとなっていたが、前年ではキャンペーンアイテムだったキャプテントンボーグが番組後半には一般販売され、同じキャンペーンを展開した同年の戦隊の『星獣戦隊ギンガマン』(銀河大決戦セット)も一般発売されたのとは対照的に、本作にはそれは無く、また、前作のデンデンローラーや、ドデカブタックといったサポートメカや巨大ロボットも登場しない。
メインライターの山田や、自身初となるパイロットを手がけた渡辺勝也を含め、スタッフには一部を除き前作からの続投組が多く参加している。また音楽には本シリーズでは渡辺宙明に次いで参加回数の多い若草恵が起用された他、スーパー戦隊シリーズの主題歌を歌い、それまでも挿入歌の歌い手として参加することがあった影山ヒロノブが本シリーズで初めて主題歌を担当している。
平均視聴率では前作『カブタック』の9.7%に対し本作品は9.6%を記録し、また最高視聴率は前作を上回るなど視聴率面では堅調であったが、次番組『燃えろ!!ロボコン』の放送開始が石ノ森章太郎の一周忌に合わせる形で決定したことを受け、当初の予定よりも1か月近く放送期間が短縮された。
この結果、『宇宙刑事ギャバン』から始まった一連の『メタルヒーローシリーズ』は17年の歴史に幕を閉じ、日曜朝8時の番組は翌年のロボコンから一年後の現在まで続く平成仮面ライダーシリーズに至っている。
メタルヒーローシリーズに『カブタック』と本作を含めないという見方も存在している(メタルヒーローシリーズ#概要を参照)。本作と前作『ビーロボカブタック』がメタルヒーローシリーズでありながらコメディ路線で作られたことが次作『燃えろ!!ロボコン』の制作に結果的に繋がった[2]。
ストーリー
平和な夢が丘の町に現れたイヌ型ロボットのロボタック。彼の目的は祖国ハラッパ国を救うというアイテム「ランドツール」を探すことだった。シャードック探偵社で働く羽目になったロボタックは、探偵社社長の甥のカケル少年ら夢が丘少年探偵団と協力し、シャードックのライバル・ゴールドプラチナ社のロボットのダークロー一味を相手に、ランドツール争奪戦を繰り広げる。
主な登場キャラクター
ワンダータイプロボット
本作のロボットは人間が製造するケースと、他のロボットが製造するケースの2つがある。各ロボットに共通して、生まれた時にある程度の設計基準はあるが、それ以降はほぼ独自に生活し財産を蓄えるなど、人間と同等生活をしている。その為、登場ロボットは何かしらの一般職業についており、常に行動を共にするわけではない。
各ロボットは何かしらの童話や神話等をモチーフとしており、それに沿った性格やキャラ設定がつけられている。
一部のロボットはジシャックチェンジという機能を備えており、普段の姿である「ノーマルモード(以下Nモード)」から、より戦闘力の高い「スペシャルモード(以下Sモード)」に変形する事が可能。基本的に変形は、一度胴体、両腕、両脚に分離して再結合という方法で統一されている[3]。ジシャックチェンジできるのはハラッパ国の中でもエリート級のロボットに限られる。また、ワンダータイプでジシャックチェンジできる者は、それぞれ同じ磁石をジョイントに使っているために腕や足を付け替えてその特性を使うこともできる。初期の段階ではこの機能を知らず、(近くで同時に変形した際)互いにパーツが入れ替わった事に混乱する描写もあった。[4]
- シャードック探偵事務所
- ロボタック
- 本作の主人公。ハラッパ国からアメリカを経由して夢が丘町にやってきた犬[5]型ロボット。メインカラーは赤。語尾は「バウ」。
- 祖国であるハラッパ国を救う宝物「ランドツール」を探すために来日。2日間飲まず喰わずにいた状態でシャードック探偵社を訪れ、食べさせてもらった代償に住み込みで雇われ探偵として働くこととなる。ソーセージが大好物で納豆が大嫌い。普段はおっちょこちょいだが優しさと努力は人一倍ある。
- Sモードでは「勇気凛々!腕はビンビン!笛の音色はワンダフル! ロボタック・アズナンバー1!!」を決め台詞とし、声や口調もシリアスなものに変わる。SモードではNモードの10倍のパワーを発揮し[6]、変身前と比べてスピードが速くなる。エネルギーが足りない時はワンダフルートでパワーを得て変身する。
- 武器はNモード時の尻尾に相当する「RKバー」[7]で、相手の頭を殴ると思考回路を狂わせる効果をもつ。またワンダーボックスからパワーアーム、ランドバッテリー、ランドツールを入手している。
- カメロック
- 沈着冷静の亀[8]型ロボット。メインカラーは青。チャイナからロボタックを追って日本にやって来た。探偵社に住み込まず、自ら近場のマンションを借りている。ややプライドが高く、初期の頃はロボタックを「ダメロボット」呼ばわりする事もあった。ウサギ型ロボットであるミミーナに猛烈なラブアタックを受けているものの、ストーカーのような彼女が苦手であり、ミミーナが絡む事で失敗するドジな面がある。一度だけ怪盗チェリーがミミーナに変装してた事を暴いた。嫌いな食べ物はピーマン。
- Sモードでの決め台詞は「硬い甲羅は何の為、愛する者を護る為。気高き闘士・カメロック」。SモードではNモードの15倍の腕力になる[6]。
- 武器はNモードの尻尾に相当する「カメラズーカ」。ジェットエンジンのようにも使え、鳥もちなどの弾丸を発射する。
- 夢が丘警察
- モグラッキー
- 第16話より登場。フランス・パリを介して夢が丘にランドツールを追ってやって来たモグラ型ロボット。メインカラーは緑。正義感が人一倍強く、日本語を覚えたての外人のような語尾に「~デス」、「~マス」を付ける口調が特徴テンプレート:Refnest。ワインが大好物だがビールは苦手。
- 地中活動型のため、強烈な光に対してセンサーが拒絶反応を起こすという難点を持つ。それを利用され、唐松警部によりほぼ強引にパリ市警から夢が丘警察へと転属させられてしまった。真面目な性格だが、ランドツール探しと警察捜査の仕事で板挟みになってしまう優純不断な面もある。
- 登場時、及びSモードの決め台詞は「円らな瞳でボンジュール。フランス帰りの名刑事・モグラッキー」。
- 武器は両肩の「ラッキードリル」と、背に負った「ラッキーピッケル」。
- 夢が丘小学校
- タッカード
- 第24話より登場。アメリカ帰りのタカ型ロボット。メインカラーは白と青。カケルたちの担任教師を務める兄貴分で、往年の学園ドラマによく見られる熱血教師を体現したかのような熱い性格の持ち主。どうも教職に就いてから碌に里帰りをしておらず、故郷の危機について全く知らなかったらしい[9]。
- 武器はNモードの頭部に相当する盾形武器の「ホークシールド」と、腕のバズーカ砲「タッカードーン」。また両腕のウィングをSモードのロボタック(のNモードの両腕のジョイント部分)に付加させることで、彼に飛行能力を与える。その間タッカード自身は腕が無い状態である。
- テンプレート:独自研究範囲
- ゴールドプラチナ社
- トラボルト
- 第20話より登場。ゴールドプラチナ社の会長。ロボタックのライバルのトラ型ロボットだが、終盤で猫型ロボットだったことが判明。これはトラ型バイオチップの開発が難航した為、完成するまでの繋ぎとして猫型バイオチップを代用したからである。そのため完成時にトラ型だと言われ、それに誇りを持っていたが、猫型と知った時、プライドを傷つけられた恨みでハラッパ国の滅亡を企んでいる(しかし終盤で完成したトラ型のバイオチップを付けて貰った事で和解した)。メインカラーは黄色と黒で、阪神タイガースのファン。
- 時期的にロボタックとその同世代よりも前に作られたモデルだが、性能は高く出力面もランドバッテリーを内蔵しているために他のロボットたちよりも一回り上。また自分と似たシステムを持つロボタックをライバル視しており、後にロボタックの兄であることが明かされる[10]。
- 武器はNモードの尻尾に相当する剣・「イナズンバー」[11]。刀身から電撃を放つことができる。
- ダークロー
- ハラッパ国から亡命してきたカラス型ロボット。メインカラーは黒。ゴールドプラチナ社に雇われているが、その立場は夢が丘支店の「支店長代理」という曖昧なもの。ロボタックたちを邪魔することを楽しみにしており、特にカメロックに対して強いライバル意識を持っている。鳥型であるのだがなぜか高所恐怖症。口癖は「○○だっちゅ〜の」、「○○だっちゅ〜に」。
- 武器は十字型から棒型に変形できる大型手裏剣の「カラスライサー」。作中では悪役ながらも、どこか悪になりきれない面があるが、第18話で雷を打たれた際には一時的に本当に悪者ロボットとなった事もある。一方で一度ロボタックから盗んだパワーアームを返すという義理堅い一面も持つ。
- ハラッパ国長老にカバドスと共に隠し芸を披露したものの失敗し、長老の大切な物を壊した事から怒りを買い、ハラッパ国を追われた過去があり、その恨みはあったものの、故郷への思いは捨てきれなかった為、最終話でカバドスと共にトラボルトを裏切り、ロボタック達に協力した。
- カバドス
- ダークローと共にハラッパ国から亡命してきたカバ型ロボットで(但しカバの頭に手足が生えた形状となっている)、兄貴分であるダークローを「支店長代理」と呼び慕っている。メインカラーはオレンジで、口癖は「ドス」。
- 大食らいでかつ呑気な性格で、最終試練の最中に食欲が勝負欲より勝って、勝負を投げてしまった事がある。しかし、ふとしたことでロボタック側の動きを察知したりと、性格に似合わない情報収集能力も見せている。腕っ節は強いが、スピードが遅い。
- 武器は地面に振り下ろして衝撃波を起こす事ができる斧型の「マサカリホーク」。ダークロー、カバドス共に亡命はしたものの、ダークロー同様にハラッパ国の滅亡は望んでいない。
- テンプレート:要出典範囲テンプレート:Refnest
- ミミーナ
- ロボットの修理サービスを行っているウサギ[12]型ロボット。メインカラーは白と黄色。口癖は「ピョン」。カメロックに助けられた際に一目惚れし、彼を追い回す事もしばしば。そのしつこさはかなりのもので、争奪戦の際、カメロックに付きまとって彼を脱落させ、ロボタック側を敗退させた事があるほど。
- ハラッパ国
- 長老
- ハラッパ国を治めている長老。ロボタックと同じく犬型で、ハラッパ国に迫るシーホールの危機を回避すべく、それを食い止められるランドツールの行方を探る為、ロボタックとタッカードをアメリカに、カメロックをチャイナに、モグラッキーをフランスにそれぞれ送り込む指令を下した。
- マスターランキング
- シュビドゥバッジとランドツールを守るべく、平等な仲裁に徹する審判ロボット。クジラ型の走行ユニットの上にゾウ型の上半身が乗った姿をしており、走行ユニットが変形して「ランキングアリーナ」となる。やはり語尾は「ゾウ」。彼もハラッパ国のロボットであり、トラボルトによる襲撃を受け、中盤は修行のために姿を消した。
- 子象ロボット
- マスターランキングに従事する4匹の子象型ロボット。
- 準備するゾウ
- 道具の準備担当で、頭に鉢巻を巻いている。マスターランキングがハラッパ国に戻った後はTV局で働いていた。
- 監視するゾウ
- 選手の監視担当で眼鏡をかけている。マスターランキングがハラッパ国に戻った後はプールの監視員になっていた。
- 邪魔するゾウ
- 選手の妨害担当で、頭に悪魔の角が生えている。マスターランキングがハラッパ国に戻った後、1人だけ自分の特性が生かせる職業が見つからずに、第26話ではゴールドプラチナ社に入ってしまったが、後に反省するゾウの推薦でアイドルのボディーガード(つまりオッカケを邪魔する役目)となった。
- 第21話でトラボルトにやられた時にはロボタックに気遣われた事もある。第43話の試練の際には、ロボタックとカケルの友情に心を打たれ、「もう邪魔する気がしないゾウ・・・・・・」と妨害を止めた。
- 反省するゾウ
- 罰ゲーム担当で、頭に鬼の角が生えている。マスターランキングがハラッパ国に戻った後は教会の神父となっていた。また、邪魔するゾウの仕事の斡旋もした。
- スピーダム / スピーディーワンダー
- 第32話より登場。システムは異なるがロボタックと同じ[13]犬型ロボットで、胴体全体が顔となっている。メインカラーは赤。語尾は「ワン」。次期ハラッパ国長老候補と呼ばれる科学者で、マイトバーンの設計者でもある。赤色に熟したワンダシードをマイトバーンと食べることによって、スピーダム主体の合体でスピード重視のスピーディーワンダーに「逆転合体」する。礼儀正しく任務に忠実な性格。ロボタックとトラボルトの関係を知っていたが、皆知っているものだと思っていたので言うのを忘れていた。
- ロボタックの1.5倍のパワーを持ち、時速500kmで走る[14][15]。
- スピーディーワンダー時の武器は両肩の「スピーディーキャノン」。決め台詞は「正義の願いが響く時、裁きの炎が悪を焦がす。スピーディーワンダー、見参!!」。移動速度はマッハ2[14]。
- モチーフは諺の「犬猿の仲」の犬。また合体後の名称は歌手のスティーヴィー・ワンダーを多少なりとも意識したネーミングとなっている[16]。
- マイトバーン / マイティーワンダー
- 第31話より登場。ゴリラに近いサル型ロボットテンプレート:Refnest。メインカラーは紫。スピーダムが自身のジシャックチェンジシステムの相方ないし発展系として設計したのだが、性格は正反対で自由奔放かつ自分勝手。作品中唯一ロボットによって生み出されたロボットである。口癖は「だッキー」。
- 緑色の未成熟、完熟でも潰れてしまった実、または枯れたワンダシードをスピーダムと食べることによって、マイトバーン主体の合体でパワー重視のマイティーワンダーに「逆転合体」。マイティーワンダー時の武器は両肩の「マイティーキャノン」で、一撃でSモードのワンダータイプロボを倒す威力があり、マスターランキングはおろか、Sモードのワンダータイプロボ達が総掛かりでも敵わない程のパワーを持つ。
- 当初は悪の心を持っていたことに加え、ハラッパエネルギーに反応する特性からロボタック達に襲いかかっていたが、終盤に除夜の鐘を頭突きしたことによってマイトバーンの回路が正義に切り替わったため、正義のロボットとして生まれ変わった。悪の心を持っていた時は、ワンダホンの「741」を押せば強制的に合体を解除できた。
- モチーフは諺の「犬猿の仲」の猿[17]。'Mighty'とは英語で"力強い"事を意味する。決め台詞は「我こそは無敵のマイティーワンダーでごザル!!」。合体時にはマイトバーンの意志ではコントロール出来ず、荒々しい性格だったものの、マイトバーン改心後には礼儀正しくなり、ロボタック達に協力するようになった他、自分の意志でマイティーワンダーからスピーディーワンダーへの変形も可能となった。
登場人物
- 夢ガ丘少年探偵団(略称YST)
- 雪柳 カケル(ゆきやなぎ かける)
- ロボタックの友人で、本作のもう1人の主人公。YSTを率いるリーダー。「ワンダフルート」を操ることができる。両親は仕事の関係でロンドンに在住しているため、母方の叔父で近所に住む杉に面倒を見てもらっている。担当決め台詞は「ホームズ、ポワロ何のその!」。全てが終わった後、両親のいるロンドンに移住した。
- 梅田コータ(うめだ こうた)
- YSTのムードメーカー。肥満体型。ボケをかますのが上手い。担当決め台詞は「明智、金田一、屁の河童!」。
- 榊 シゲル(さかき しげる)
- YSTのメンバー。眼鏡っ子。幼少のトラウマによる餃子恐怖症だったが、自分の意志で克服できた。担当決め台詞は「あらゆる謎もバシッと解決!」。
- 橘 ミサキ(たちばな みさき)
- YSTの紅一点。心優しき性格の持ち主だが、時には大胆な行動に出ることもある。担当決め台詞は「正義の味方、只今参上!」。
- シャードック探偵事務所
- 杉 薫(すぎ かおる)
- シャードック探偵社の社長で、カケルの母の弟にあたる。探偵とは名ばかりであり、普段は仕事をカケルやロボタックに押し付けたりバイトをする日々を送っているが、土壇場で底力を発揮する。実は元刑事。最終回で事務所は休業し、カケルのいるロンドンに向かった。
- バトルの途中で負傷したカケル達の代打で一度だけ戦いに参加し、見事に勝利した。
- 夢ガ丘警察
- 唐松刑事(からまつ)
- 杉の先輩にあたる刑事。怪盗チェリー逮捕を夢見ている。大好物はたこ焼き。スキンヘッドが大きな特徴であり、本作のギャグシーンだけでなく、謎解きに利用されることもあった。怪盗チェリーが桜子であった事を知り、その際に桜子が自首した時には「怪盗チェリーは今日、死んでしまった」と桜子を無罪放免にした。
- 一般市民
- 山茶花 三郎(さざんか さぶろう)
- アパートで一人暮らしをしている中年で、カップラーメンが大好物。所謂一般庶民であり、本来はハラッパ国の騒動とは無縁の人物であるが、何故か作中の戦いの被害に巻き込まれる不運な人。杉からは、苗字をそのまま音読みして「やまちゃか」と呼ばれる。やはり唐松刑事同様、彼の存在も謎解きに利用されたことがある。
- 『燃えろ!!ロボコン』にも一瞬だけ登場している。
- ゴールドプラチナ社
- 高峯 桜子 (たかみね さくらこ)/ 怪盗チェリー
- ゴールドプラチナ社本社幹部。ダークローとカバドスを雇い入れた。天下無敵の「怪盗チェリー」として度々杉たちを陥れているが、終盤で彼女の哀しい過去が明らかになる。全てが終わった後、怪盗チェリーとしての活動とゴールドプラチナ社を自ら廃業し、幼少時代を過ごした孤児院のシスターとなる。その際にダークロー、カバドス、そしてトラボルトを孤児院に引き入れた。
- ハラッパ国
- 高峯 裕一郎(たかみね ゆういちろう)
- 桜子の実父である工学博士。シーホールによるハラッパ国消滅を予測し、それを防ぐための兵器・ランドツールとロボタックを始めとするワンダータイプロボットを開発。一方では本人の意図しないところで、1年にわたるランドツール探しにおける様々な騒動の発端ともなった。終盤で娘である桜子と再会、彼女から怨まれていたが、トラボルトの攻撃から身を挺して守ったこと、そして妻子の為に自分の給料のほとんどを送金していたことが桜子の恩師でもあるシスターの口から明かされたことを機に最終的に和解した。
特殊メカ・重要アイテム
- ワンダフルート
- 中心にロボタックの顔が付いている骨の形をした縦笛。一番上のコールボタンでロボタックを呼び出し、真中のチャージボタンでエネルギーの充電、一番下のチェンジボタンでジシャックチェンジさせる。
- 最初にロボタックが長老からもらったワンダフルートは使用後に金色の粉になって消えてしまい、後に一番始めのワンダーボックスから新しいワンダフルートを入手した。ワンダフルートを吹くことができるのはカケルだけで、またその効果を受けるのもロボタックだけある。
- ワンダホン
- 第31話より登場。マスターランキングがタッカードを介してロボタック達に託した、携帯電話型の小型メカ。普通の電話としては使えないが、ワンダホンを持っているもの同士の連絡が可能。また通話だけではなく、プッシュホンのボタンで3桁の暗証番号を押すことによって様々な機能を使うことができる。取扱説明書があったが、タッカードが失くしてしまった。
- ワンダバッテリー
- ロボタックたちワンダータイプロボットが持っている、「ジシャックチェンジ」のためのバッテリー。ロボタックに限りワンダフルートの音を聞くことで充電することができる。動力源となるバッテリーとは直接関係がないので取り外しや交換が可能で、ロボタックのバッテリーをカメロックが使ってジシャックチェンジしたこともある。
- ランドバッテリー
- ロボタックがワンダーボックスから入手したバッテリー。ワンダバッテリーの3倍の力を有するが、反面エネルギーの消費が激しく、使い方を誤ればすぐにエネルギー切れになってしまう。トラボルトはこれを標準で装備していた。
- なぞなぞコンパス
- コンパスに記された様々な謎を解くことによってシュビドゥバッジ(が入ったオメデトロフィー)の在り処を導き出す。
- オメデトロフィー
- なぞなぞコンパスを解くと現れる、シュビドゥバッジを収めたトロフィー。劇中では一度も名称が呼ばれなかった。
- コンパスを解いて最初にオメデトロフィーに触った者は、争奪戦を有利にするボーナスをもらうことができるが、あまり意味をなさない場合も多い。
- シュビドゥバッジ
- ワンダーボックスを開ける鍵となるバッジ。2対が1つとなっている「ツインシュビドゥバッジ」という珍しい型も存在する。
- ワンダーボックス
- 中に様々な宝物が入っているハラッパ国の宝箱。1度開くと今までに集めた他のシュビドゥバッジは消え去る。
- 鼻メガネ
- ロボタックがワンダーボックスから入手したアイテム。これを掛けると推理力が通常の10倍になるが、杉によって壊されてしまった。
- パワーアーム
- ロボタックがワンダーボックスから入手した、4つのユニットからなる強化パーツ。Sモードのワンダータイプロボットの右腕を差し替えて使用する。ロボタック以外にもダークローが使用したこともある。
- ディスクソーユニット
- どんなに硬いものでも切断できる回転のこぎり。
- パラボラユニット
- Nモードでも使用可能なユニット。周囲の音を増幅し、どんな微かな音でもまるで目の前の音のように聞くことができる。ただし装着中にワンダフルートを鳴らされると、その音も増幅されるのでひどい苦痛を味わうことになる。
- マグネユニット
- 金属で出来たものならば何でも吸い付け、アームのワイヤーで巻き取って引き寄せることができる。
- レンチユニット
- 最も力のあるユニットで、鋼鉄の棒も曲げることができる。
- 試練の書
- 金以外の4つ、地水火風を司るランドツールを入手するための謎が記されている書物で、それらに複数ある試練を全て攻略することによりワンダーボックスが現れ、それぞれの巻に対応する色のランドツールを入手できる。
- ランドツール
- ハラッパ国に伝わる伝説の強化パーツ。後述する5つが存在し、全てを揃えることで剣の形へと合体、シーホールからハラッパ国を救う力を発揮する。強大な力を持つがゆえにワンダバッテリーでは耐え切れず、強化版のランドバッテリーが必要。
- 金のランドツール
- 金色の優勝カップのような形で、ワンダータイプロボットの腕と足になる。武器は大きな黄金の輪・「ランドチャクラム」。また他の4つのランドツールの力を100パーセント引き出し、剣に合体する際には柄の部分を構成する。
- 当初はレースに勝ったダークローが手に入れたツインシュビドゥバッジで開けたワンダーボックスより、金のランドツールが出現したが、ランドバッテリーを誰も持っていなかった為、再びワンダーボックスに戻った。後にトラボルトがワンダーボックスを壊して無理やり手に入れ、それをロボタックが奪い返した。
- 前記の玩具イベントに於いて、このランドツールが当たるキャンペーンが開かれ、実際の玩具「ジシャックチェンジシリーズ」の各ハラッパロボに装備出来るものの、テンプレート:要出典範囲、前作カブタックのキャプテントンボーグと異なり、一般販売はされなかった。
- 白のランドツール
- 鳥の羽根を思わせる形で、大気や風を操ることができる。金のランドツールと合わせることにより台風を吹き飛ばす程の力を発揮する。
- 黒のランドツール
- 岩山を思わせる形で、大地を揺るがせ、地震や地割れを引き起こす。当初はロボタックが入手するも、後に怪盗チェリーによって奪われてしまう。
- 赤のランドツール
- 燃え盛る炎のような形で、炎や電気、磁力などのエネルギーを操ることができる。
- 青のランドツール
- 滝のような形で、水を自在に操ることができる。
- 金のランドツール以外の4つは剣に合体する際には刃の部分を構成する。
- ワンダシード
- スピーダムとマイトバーンが「逆転合体」するために必要不可欠なハラッパ国の植物。種を植えて水をやるとすぐに芽を出し、三日で実を付ける。
- 未成熟の実は緑色だが、完熟すると赤くなる。また、育て主の感情に敏感で愛情をもって育てればより早く完熟し、音痴な歌を聴かせたり、脅したりなどして間違った育て方をすると凍り付いたり、枯れたり、完熟してもスピーディーワンダーにはなれない(例:タッカードのひどい「青春の歌」を聴かせて普通より早く完熟させる、阪神タイガースの応援歌で虎縞模様に完熟させる、等)。
設定
- ハラッパ国
- 太平洋に浮かぶ絶海の孤島で、ロボタックをはじめとしたワンダータイプロボット達の故郷であるロボット王国。
- 一年前にシーホールによる消滅の危機が迫った為、長老はランドツール探索の為にロボタック達を世界各地に派遣していた。
- シーホール
- 海に現れた正体不明の黒い移動性の渦巻状の物体で、その外観と性質はブラックホールに似ている。
- 進路上にあるあらゆるものを吸いこんでいき、ハラッパ国にその危機が迫っていた。シーホールを阻止するには消滅させるしか手段はなく、その力を持つのはランドツールのみであり、しかもそれを実行させるには、全てのランドツールを身に付けるしかないという。
キャスト
レギュラー・準レギュラー
- 雪柳カケル:村上悦也
- 梅田コータ:岡野洋祐
- 榊シゲル:吉田由
- 橘ミサキ:黒川芽以
- 杉薫:大高洋夫
- 唐松刑事:赤星昇一郎
- 山茶花三郎:イジリー岡田
- 高峯桜子(怪盗チェリー):大竹一重
- 高峯裕一郎:沼崎悠
- 石楠花教頭:沼田爆
声の出演
- ロボタック:佐々木望
- カメロック:堀秀行
- ミミーナ:浅川悠
- モグラッキー:三田ゆう子
- タッカード:古川登志夫
- マスターランキング:大木民夫
- 子象ロボット:西川宏美
- 長老 :大山豊
- ダークロー:柴本浩行
- カバドス:室園丈裕
- トラボルト:山口勝平
- スピーダム / スピーディーワンダー:堀川亮
- マイトバーン / マイティーワンダー:龍田直樹
スーツアクター
- ロボタック[20]、トラボルト(共にノーマルモード)[1]:神尾直子
- ロボタック(ノーマルモード)[1]:東福子
- ロボタック(スペシャルモード)[21][1]:日下秀昭
- カメロック[1]:宮崎剛
- ミミーナ[22][1]:橋本恵子
- モグラッキー[1]:水谷健
- タッカード[1]:的場耕二
- ダークロー[1]:今井靖彦
- カバドス(ノーマル/スペシャルモード[23])[1]:小倉敏博
- トラボルト(スペシャルモード)[1]:菊地寿幸
- スピーダム[1] / スピーディーワンダー/ マイティーワンダー:矢部敬三
- マイトバーン[24] [1]:千田義正
スタッフ
- プロデューサー:上田めぐみ(テレビ朝日)、日笠淳・丸山真哉(東映)
- 原作:八手三郎
- 連載:テレビマガジン、たのしい幼稚園、てれびくん、幼稚園
- 脚本:山田隆司、宮下隼一、西園悟、扇澤延男、お〜いとしのぶ、浦沢義雄
- 音楽:若草恵
- 撮影:松村文雄
- 撮影助手:相葉実、倉田幸治
- 照明:中川勇雄、高橋道夫、高橋弘
- 照明助手:森野茂樹、千葉靖夫、高橋一彦
- 美術:木村光之
- 録音:映広、太田克己
- 編集:菅野順吉
- 編集助手:菊地健一
- ネガ編集:長田直樹
- 計測:小泉貴一
- 記録:深沢いづみ、森みどり
- 選曲:金成謙二
- 効果:大野義彦、大泉音映
- 助監督:加藤弘之、鈴村展弘、田澤裕一、目黒圭一
- 進行主任:東正信、有澤広巳
- 制作事務:石垣紘一
- 制作担当:沼尾和典
- 操演:寺門勇(ライズ)
- 美粧:奥村弘子、サンメイク
- 衣裳:鎌田裕子、川井貴子、東京衣裳新社
- 装置:紀和美建
- 装飾:佐藤信夫、中村豊、大晃商会
- ミニチュア造型:東陽モデル
- 企画協力:企画者104
- キャラクターデザイン:岡本英郎、原田吉朗、マイケル原腸
- イラスト:野口竜、スタジオメルファン、時計屋
- シーホールCG:河野成浩
- 造型:前澤範
- キャラクター製作:レインボー造型企画
- 視覚効果:沖満、松岡勇二
- デジタル合成:大谷喜朋(日本映像クリエイティブ)
- 現像:東映化学 ファインネガ・ビデオシステム
- メディア変換:東映化学デジタルテック、山本修司
- CG:東映アニメーション研究所
- 広報:栗井淳、松本実希子(テレビ朝日)
- 特撮:特撮研究所
- 操演:鈴木昶、中山亨
- 撮影:中根伸治
- CG:捻橋尚文
- 照明:林方谷
- 美術:竹内俊介
- 特撮監督:佛田洋
- デジタルエフェクト:尾上克郎
- アクション監督:J・ムラカミ(ジャパンアクションクラブ)
- 監督:渡辺勝也、岩原直樹、ヒデ・I、坂本太郎
- 制作:テレビ朝日、東映、ASATSU→ASATSU-DK
主題歌
- オープニングテーマ
- 「なせばなるほどロボタック」
- 作詞:大賀玉之輔 / 作曲、編曲:石川恵樹 / 歌:影山ヒロノブ
- オープニング冒頭のコーラス部分のメロディは、メサイア第2部最終章を引用したものとなっている。
- サビ前のコーラスに「ランドツール」という言葉が使われているが、ランドツールが登場しないオリジナルビデオ版でもそのままになっている。
- エンディングテーマ
- 「ロボタック絵かき歌」(第1 - 31話)
- 作詞:大賀玉之輔 with ケースケ & ユーギ & モエ / 作曲:大谷奈津子 / 編曲:山崎洋一 / 歌:佐々木望
- 「いいじゃない」(第32 - 45話)
- 作詞:大賀玉之輔 / 作曲、編曲:藤沢秀樹 / 歌:ロボタック・オール・スターズ
- オリジナルビデオ版では、セリフ無しのバージョンが使用された。
- 挿入歌
- 「WONDER GENARATION!!」
- 作詞:大賀玉之輔 / 作曲、編曲 : 石川恵樹 / 歌:鋼鉄兄弟
- 「YOUR DREAM ~ROBOTACK AS NO.1~」
- 作詞:渡辺勝也 / 作曲 前田克樹 / 編曲:岩崎文紀 / 歌:YURIA
- 「哀愁ワンダフルバウ!」
- 作詞:大賀玉之輔 / 作曲:有澤孝紀 / 編曲:猪股義周 / 歌:石原慎一
- 「名探偵は考え中」
- 作詞:八手三郎 / 作曲、編曲:前田克樹 / 歌:佐々木望
- 「ワンダーパワー ロボタック!」
- 作詞:松本有加 / 作曲、編曲:服部達志 / 歌:LAMUSE
- 「旅立ちの日」
- 作詞:八手三郎 / 作曲、編曲 若草恵 / 歌:堀秀行
- 「GET HIGH!」
- 作詞:大賀玉之輔 / 作曲、編曲:河野陽吾 / 歌:鋼鉄兄弟
放送リスト
放送日 | 話数 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | 収録VHS |
---|---|---|---|---|---|
1998年 3月8日 |
1 | 犬も歩けば迷探偵 | 山田隆司 | 渡辺勝也 | VOL.1 |
3月15日 | 2 | 助けた亀の恩返し | |||
3月22日 | 3 | 迷走!! 巨大すごろく | 宮下隼一 | 岩原直樹 | VOL.2 |
3月29日 | 4 | 進め!! 少年探偵団 | 西園悟 | ||
4月5日 | 5 | 怪盗チェリー現る!! | 山田隆司 | ヒデ・I | |
4月12日 | 6 | 行方不明の初恋捜し | |||
4月19日 | 7 | 笛に呼ばれて犬忙し | 西園悟 | 坂本太郎 | VOL.3 |
4月26日 | 8 | 犬の一念岩をも砕く | 扇澤延男 | ||
5月3日 | 9 | 因縁対決カラスVS亀 | 山田隆司 | 渡辺勝也 | |
5月10日 | 10 | おじさん探偵ド根性 | 宮下隼一 | ||
5月17日 | 11 | 不死身の男はハゲ頭? | 西園悟 | 岩原直樹 | VOL.4 |
5月24日 | 12 | 正義のはぐれカラス | お〜いとしのぶ | ||
5月31日 | 13 | 山茶花さん最悪の日 | 山田隆司 | ヒデ・I | |
6月7日 | 14 | 恋する餃子の涙 | 浦沢義雄 | ||
6月14日 | 15 | ライバルは天才探偵 | 扇澤延男 | 坂本太郎 | VOL.5 |
6月28日 | 16 | ボンジュールでーす | 山田隆司 | ||
7月5日 | 17 | モグラ刑事に乾杯! | 西園悟 | 渡辺勝也 | |
7月12日 | 18 | 黒い悪魔の危険な罠 | 宮下隼一 | ||
7月19日 | 19 | ウサギの恋愛大作戦 | 浦沢義雄 | 岩原直樹 | VOL.6 |
7月26日 | 20 | 猛虎爆発! トラ会長 | 山田隆司 | ||
8月2日 | 21 | 急展開! 新たな決意 | 坂本太郎 | ||
8月9日 | 22 | 邪魔してバンザイ! | 西園悟 | ||
8月16日 | 23 | 美少女幽霊の秘密 | 浦沢義雄 | 渡辺勝也 | VOL.7 |
8月23日 | 24 | 熱血ロボ先生の青春 | 扇澤延男 | ||
8月30日 | 25 | 怪盗チェリー死す!? | 宮下隼一 | 岩原直樹 | |
9月6日 | 26 | タカ先生炎の新学期 | 山田隆司 | ||
9月13日 | 27 | 愛の助っ人料理人 | 西園悟 | ヒデ・I | VOL.8 |
9月20日 | 28 | 嵐の中の最終試練 | 山田隆司 | ||
9月27日 | 29 | 腹ペコ探偵を探せ | 宮下隼一 | ||
10月4日 | 30 | フラレ男の一発逆転 | お〜いとしのぶ | 坂本太郎 | |
10月11日 | 31 | 万能電話ワンダホン | 扇澤延男 | VOL.9 | |
10月18日 | 32 | 合体ロボは犬猿の仲 | 山田隆司 | 渡辺勝也 | |
10月25日 | 33 | 流れ星を受け止めろ | |||
11月8日 | 34 | 試練の橋を爆破せよ | 西園悟 | ヒデ・I | |
11月15日 | 35 | 最強合体ロボの弱点 | 宮下隼一 | VOL.10 | |
11月22日 | 36 | 消えた覆面レスラー | 西園悟 | 坂本太郎 | |
11月29日 | 37 | 友情は大切デース! | 浦沢義雄 | ||
12月6日 | 38 | チェリーからの挑戦 | 山田隆司 | 渡辺勝也 | |
12月13日 | 39 | 初雪に猿ロボの初恋 | 宮下隼一 | VOL.11 | |
12月20日 | 40 | サンタをくすぐれ! | 西園悟 | 岩原直樹 | |
12月27日 | 41 | 除夜の鐘は大嫌い! | 浦沢義雄 | ||
1999年 1月3日 |
42 | 悩めるKのお正月 | 扇澤延男 | ||
1月10日 | 43 | 思い出は最高の宝物 | 宮下隼一 | ヒデ・I | VOL.12 |
1月17日 | 44 | 犬と猫! 運命の兄弟 | 山田隆司 | ||
1月24日 | 45 | ロボタック海に死す |
放映ネット局
- 東京都・関東広域圏 ANB(現:EX) テレビ朝日
- 北海道 HTB 北海道テレビ
- 青森県 ABA 青森朝日放送
- 岩手県 IAT 岩手朝日テレビ
- 宮城県 KHB 東日本放送
- 秋田県 AAB 秋田朝日放送
- 山形県 YTS 山形テレビ
- 福島県 KFB 福島放送
- 新潟県 NT21(現:UX) 新潟テレビ21
- 石川県 HAB 北陸朝日放送
- 長野県 ABN(現:abn) 長野朝日放送
- 静岡県 SATV 静岡朝日テレビ
- 愛知県・中京広域圏 NBN 名古屋テレビ(現:メ〜テレ)
- 大阪府・近畿広域圏 ABC 朝日放送
- 岡山県、香川県 KSB 瀬戸内海放送
- 広島県 HOME 広島ホームテレビ
- 山口県 YAB(現:yab) 山口朝日放送
- 愛媛県 EAT(現:eat) 愛媛朝日テレビ
- 福岡県 KBC 九州朝日放送
- 長崎県 ncc 長崎文化放送
- 熊本県 KAB 熊本朝日放送
- 大分県 OAB 大分朝日放送
- 鹿児島県 KKB 鹿児島放送
- 沖縄県 QAB 琉球朝日放送
- 備考
- 本作はABCでも高校野球中継の影響を受けることなく、全エピソードが放送された。当初は例年通り未放映エピソードが生じる予定であったが、8月7日(第2日)が雨天により2試合のみとなったことにより日程変更が生じ、日曜日(8月9日及び16日)がいずれも3試合日となったため、両日ともABCでも本番組が放送された。
映像ソフト化
- ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)1998年10月9日~1999年9月10日にかけて東映ビデオからリリースされている(全12巻)[1]。それまでは番組終了後にリリースされるのが常だったが本作からは番組放送中のリリース開始となった。
- テレビシリーズを再編集したHEROクラブのビデオが3巻リリースされている。
- DVDは未発売。
オリジナルビデオ
- 『テツワン探偵ロボタック&カブタック 不思議の国の大冒険』
- 1998年12月11日リリース。舞台はTVシリーズとは異なるパラレルワールドとして設定されており、登場人物の設定もTVシリーズとは異なる(登場人物には今回の役名とTVでの役名がテロップで出ている)。
補足
- 『宇宙刑事シャイダー』以来から約14年振りにショウワノートがスポンサーとして参加しており、翌年以降も「平成仮面ライダーシリーズ」を初めとする日曜朝8時台前半の作品のスポンサーとして参加している。
- 『ビーロボカブタック』の最終回、および『ロボタック』『星獣戦隊ギンガマン』の第一回では、撮影時に首都圏で大雪が降ったため、映像中にも雪が映りこむどころか、雪を効果的に使った演出が使われた。
- 本編中でダークローと杉が1度ずつ「このあと…『夢のクレヨン王国』、このあとすぐ!」との台詞を喋るアドリブシーンがあり、一瞬だけ『クレヨン王国』の主題歌も流れるお遊びシーンがった。これを受けて一時期、ジャンクションにて「このあとはテツワン探偵ロボタック!」と言うべきところで「このあとは、夢のクレヨン王国〜」とボケるバージョンが流れていた。さらに『クレヨン王国』側でも第58話「15月の旅I」にロボタックの名前が出てくる(正確にはロボタックショー)。
- 第36話にはゲストでみちのくプロレスのザ・グレート・サスケとスペル・デルフィンが本人役で登場、協力技で敵をやっつける。しかし収録当時はお互いに対立していた上に、放送日前にデルフィンはみちのくを退団した為、ドラマの設定上であるが2人の最後の協力シーンとなってしまった。なお、この回のみみちのくプロレスの会長がダークローのスーツアクターとして入っている。
- シャードック探偵社の入口(看板あり)として撮影されていた建物は、続いて『救急戦隊ゴーゴーファイブ』では巽家の入口(こちらは特に小道具の増設はない)として使用された。
- 1999年5月に行われたスパリゾートハワイアンズ(福島県いわき市)でのイベントで、『ビーロボカブタック』、『燃えろ!!ロボコン』とのコラボレーションが行われた[25]。
- 大高と黒川は2003年公開の『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』で共に出演しているものの共演シーンは無く、大高はそのことを残念がっていた(劇場版 仮面ライダー555メイキングDVD参照)
脚注
- ↑ 1.00 1.01 1.02 1.03 1.04 1.05 1.06 1.07 1.08 1.09 1.10 1.11 1.12 1.13 1.14 テンプレート:Harvnb
- ↑ 『電撃特撮通信』VOL1、1999年
- ↑ 玩具では、このパーツのジョイント部分が文字通り磁石となっている。
- ↑ 放映当時の玩具CMでも、それが題材になって互いに混乱し合うように造られた。(なお、CMナレーションは羽佐間道夫。)
- ↑ テンプレート:要出典範囲
- ↑ 6.0 6.1 テンプレート:Harvnb
- ↑ 名前の由来は、諺の「犬も歩けば棒に当たる」より。
- ↑ テンプレート:要出典範囲
- ↑ テンプレート:要出典範囲
- ↑ テンプレート:要出典範囲
- ↑ 由来は、諺の「虎穴に入らずんば虎子を得ず」と「稲妻」から。
- ↑ テンプレート:要出典範囲
- ↑ テンプレート:独自研究範囲
- ↑ 14.0 14.1 テンプレート:Harvnb
- ↑ 引用エラー: 無効な
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タグです。 「.E5.85.A8.E6.80.AA.E7.8D.A3193
」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません - ↑ テツワン探偵 ロボタック 32話(東映公式サイト)
- ↑ テンプレート:要出典範囲
- ↑ 実際の電話番号でも時報の意味がある。
- ↑ 8:00にちなんだオープニング主題歌がカラオケで流れる。
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite book
- ↑ 千田義正 - 夜叉丸忍法帖 公式サイト出演者紹介(インターネットアーカイブ)
- ↑ http://www.geocities.jp/hideone_bb/robocon/event/event_02.htm