救急戦隊ゴーゴーファイブ
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スーパー戦隊シリーズ | ||
第22作 | 星獣戦隊 ギンガマン |
1998年2月 - 1999年2月 |
第23作 | 救急戦隊 ゴーゴーファイブ |
1999年2月 - 2000年2月 |
第24作 | 未来戦隊 タイムレンジャー |
2000年2月 - 2001年2月 |
テンプレート:基礎情報 テレビ番組 『救急戦隊ゴーゴーファイブ』(きゅうきゅうせんたいゴーゴーファイブ)は、1999年(平成11年)2月21日から2000年(平成12年)2月6日までテレビ朝日系列で毎週日曜7:30 - 8:00(JST)に全50話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。「スーパー戦隊シリーズ」第23作目に当たる。
目次
[非表示]概要
前作『ギンガマン』が動物をモチーフとしていたことを受け、本作品ではそれとの差別化を図るべくメカニカルな要素を前面に押し出すことが、企画のかなり早い段階で決定していたテンプレート:Sfn。それに加えて、本作品における重要なコンセプトのひとつとしてタイトルにもある「救急」が挙げられるが、このコンセプトは放映年度である「'99年」、そしてこの年発生するのではないかと言われていた災害から人々を守るという意味合いから来る「救急」のキーワードをかけたことにより成立したものである[1]。またこのコンセプトが採用された背景には1991年の救急救命士法制定や1995年の阪神・淡路大震災などで、これらの職業に対する注目度が高まっていたことも挙げられる。ここから、主人公たる巽5兄妹は消防士・警察官・救急救命士など人命救助に関わる職業出身という設定がなされ、5兄妹が戦う動機も「人の命を守る」=「地球の未来を守る」とされた。
この「救急」というコンセプトから、企画段階では「レスキュー戦隊」というカタカナによる肩タイトルが候補のひとつに挙げられていたほか、ヒーローのスーツも前出の「99」という数字を図案化したものを経て、決定デザインであるアンビュランスのマークを採り入れたものが考案されている[1]。また劇中でも失策を犯したと誤解されたゴーゴーファイブが消防庁の指揮下に再編されかけたり、「臨海副都心でゴーゴーファイブと災魔の戦いが行われていますので迂回してください」といったアナウンスが劇中で流れるなど、消防・救急組織やその活動が様々な形でクローズアップされている。演出面でも、主人公らが変身後に着用している「アンチハザードスーツ」が災害救助用特殊装備の発展形であるという設定から、メイン監督の小中肇の発案でゴーグルの下の素顔が見える描写が取り入れられた。この描写はゴーグル部分が非常に大きいマスクのデザインのため、装着者の顔を見せることにより「人間がレスキュー活動を行っている」ことを強調すると同時に、無機質なヒーローという印象を与えないためのアイディアでもあったテンプレート:Sfn。西岡ら変身前の巽兄妹を演じた俳優はかなりの頻度でスーツ・マスクを着用して演技し、スタッフからは「戦隊史上一番働いた5人」とねぎらわれたテンプレート:Sfn。設定上災害現場が舞台となるため、第1 - 2話では多大な予算をかけて隕石に見舞われた都市部のミニチュア撮影が行われたほか、ロケも瓦礫や炎の表現がついて回り、スタッフの苦労が多い作品だったテンプレート:Sfn。
また敵組織である「災魔」には、16世紀フランスの占星術師ノストラダムスの著書『百詩篇集』で「恐怖の大王」が降臨するとされた「1999の年7の月」や「グランドクロス」など、本作品が放送された1999年という年に関連する要素が複数盛り込まれている。なお、1000年代最後の放送という節目の回であった第44話では、当時騒がれていた2000年問題についても若干ながら触れられている。
本作品では前述の通り、メンバー全員が5人兄妹として設定されているが、シリーズ中他にも複数存在する兄妹戦隊とは異なり、主人公側のみならず敵側の幹部も4人兄弟[注 1]として設定され、「主人公側の兄妹」対「悪役側の兄妹」という図式を打ち出している。その「兄弟戦士」という設定から6人目の戦士を出しにくいことに加え、タイトルにも「-ファイブ」と大きく謳っていたこともあり、当時スーパー戦隊シリーズで既に定着しつつあった、レギュラーキャラとしての「6人目の戦士」の登場については、企画当初の時点で全く考慮されていなかったという[1][注 2]。ただし公式にメンバーとして扱われてはいないものの、メカニックの項にて説明されているライナーボーイは登場回のサブタイトルなどでも触れられているように「6番目」と呼ばれたこともある。
『てれびくん』誌上では、ゴーゴーファイブが読者からの悩み相談に乗る電話サービス企画「QQコール」が行われ、アクセス数は毎月5万件に達した。また1999年6月21日には、根本匠厚生省政務次官からゴーゴーファイブに「救命手当てを普及せよ」という内容の「緊急指令」が下され、以後のイベントで啓蒙活動を実施しているテンプレート:Sfn。
ロボット玩具はコンビネーション性が高く、すべてのメカが合体や格納を通じて結びついているテンプレート:Sfn。販売個数は累計で100万個を達成しテンプレート:Sfn、特にグランドライナーは問屋筋から「黒いダイヤ」と呼ばれるほどヒットしたテンプレート:Sfn。関連商品の売上は前作『ギンガマン』とほぼ変わらず総売上92億円、内玩具売上57億円[2]となった。
あらすじ
1999年、世紀末の地球に5人の兄妹がいた。江戸火消しを祖先に持つ巽家の五人兄妹、長男・纏(消防士)、次男・流水(化学消防班員兼研究者)、三男・鐘(消防ヘリコプター隊員)、四男・大門(警察官)、長女・祭(救急隊員)。5人はそれぞれ、人々の命を守る自らの仕事に誇りを持って職務に取り組んでいた。
ところが、ある日出勤したところ、何故か全員退職したことになっていた[注 3]。退職届けを出した人物が、8年前に行方不明となった父・巽世界であることを知った兄弟がその理由を問い詰めると、突如空が暗雲で覆われた。それは父・世界が何年も前に予測した世界の大災害・大魔女グランディーヌを降臨させようと、災厄をもたらす悪の一族、災魔一族が飛来してきたからだった。地上は天変地異にあふれ、やがて大混乱に陥る。
巽世界は秘密裏に立ち上げていた巽防災研究所の存在を明かし、自らの子供である5兄妹を救急戦隊「ゴーゴーファイブ」に任命。兄弟達は父の開発したアンチハザードスーツを着装、救急ロボやツールを駆使し、災魔一族に立ち向かうのだった。
登場人物
救急戦隊ゴーゴーファイブ
江戸時代以来の火消しの家系に生まれ、市民の安全を守る職業に就いていた5兄妹。災魔一族対応のため、物語開始時点から10年前に父親が出奔、その2年後に母親も彼を探しに出たまま行方不明になりテンプレート:Sfn、それ以来兄弟支えあって暮らしていたが、いつの間にか帰ってきた父親によって半ば強制的に救急戦隊に任命された。変身前には私服の上から共通のオレンジ色のジャケットを羽織っていることが多く、本作品以降もこの「変身前に共通のジャケットを着用」という要素が多くの作品で踏襲されている。
最終決戦後は全員、元の職業に戻り、母親も無事に戻ってきたことにより、家族揃って平和に暮らしている。
名乗りの口上は「人の命は地球の未来!燃えるレスキュー魂!救急戦隊ゴーゴーファイブ、出場!」
「纏」のように画数の多い漢字を用いたり、「流水」を「ナガレ」と読ませるなどの当て字が使われていることから、5兄妹と巽博士の名前はオープニングクレジットなどではカタカナで表記された。このため本項目でもこれに倣って解説する。
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- 職業 - 首都消防局レスキュー隊員
- 巽兄妹の長男で、ゴーゴーファイブのリーダー。1975年1月21日生まれ、O型[注 4]、矢沢永吉のファン。変身後のジャンプ力は40m、走力は4.6秒/100m。
- 「気合」という言葉が口癖で、精神力と責任感は人一倍強い。一見攻撃的に見える。時として長男の責任感が空回りして弟妹達から横暴に見られることもあるが、弟妹達の窮地には自らの危険を顧みず助けに行く(第13話)。その精神力から威勢がいいが、レスキュー隊員として初出動した際に、突入する建物の火災に腰を抜かして、先輩のレスキュー隊員である工藤に助けられたという失態を犯してしまった過去がある(第41話)。そのため工藤には現在も頭が上がらない。
- 災魔一族壊滅後は本職の首都消防局レスキュー隊に復帰した。
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- 職業 - 首都消防局化学消防班員兼研究スタッフ。
- 巽家の次男で、ゴーゴーファイブのサブリーダー。1976年4月5日生まれ、AB型。変身後のジャンプ力は38m、走力は5.2秒/100m。
- 頭が良く沈着冷静で、兄妹のフォロー役的存在。父の科学者としての血を最も強く引き、戦いの傍らレスキューツールの開発にも余念がない。パワー戦にも対応。また、父親似ということで、癖や食べ物の好みまでモンドと同じである。好きな食べ物はモンドと同じ干瓢巻き。
- 災魔一族壊滅後は本職の首都消防局化学消防班に復帰した。
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- 職業 - 首都消防局航空隊ヘリコプター部隊員。
- 巽兄妹の三男。1977年8月19日生まれ、A型。変身後のジャンプ力は42m、走力は4.8秒/100mと、5人の中でナンバー1を誇る。
- 操縦桿を握らせると調子に乗りやすいが、自分の信念を貫く一徹さと災魔とも心を通わせることは可能と信じる優しさも併せ持つ熱血漢。年上の美女に弱く、対面するとすぐに鼻の下を伸ばしてしまう一面も持つ。モンドと対立が絶えない。
- 災魔一族壊滅後は本職の首都消防局航空隊に復帰した。
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- 職業 - 首都警察巡査。
- 巽兄妹の四男。1978年11月5日生まれ、B型。変身後のジャンプ力は34.5m、走力は4.2秒/100m。
- 男兄弟の中では一番年下のため、甘えん坊で泣き虫だが、失敗を重ねながらも優秀な兄たちに追いつこうと頑張る努力家。番田流格闘術の心得があり、第36話では素手でサイマ獣スパルタンに大きなダメージを与えている。牛乳が好物で、飲むと普段の倍以上の力を発揮する。大食漢の力持ちで相撲が得意。射撃の名手。
- 災魔一族壊滅後は本職の首都警察に復帰した。
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- 職業 - 国立臨海病院所属救急救命士。
- 巽兄妹の長女(五子)。1979年12月21日生まれ、O型テンプレート:Sfn。変身後のジャンプ力は30m、走力は6.2秒/100m。
- 職業柄命の重みを誰よりも強く知っており、弱者を踏みにじる行いを何より嫌う。末っ子ながらしっかり者で、私生活では兄たちのまとめ役である。また『救急戦隊ゴーゴーファイブ 激突!新たなる超戦士』ではビキニ姿を披露した事もある。
- 災魔一族壊滅後は本職の国立臨海病院に復帰した。
巽家の両親
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- 巽兄妹の父である天才科学者で、巽防災研究所所長。幼少時から「神童」と言われた優秀な頭脳は健在で、ザイレンのエネルギーで幼化した時には、子供とは思えない難しい数式を解いたりしてザイレンの弱点を見抜くなど(第24話)、幼少時代から高い頭脳を持っている。趣味はオートバイとギター演奏。
- 1986年に宇宙のマイナスエネルギーがもたらす大災害を予見し家族と離れてまでゴーゴーファイブの装備を独力で開発していた(これがきっかけで彼を探すため妻・律子が行方不明になる事態を引き起こしている)。
- 子供達を勝手にゴーゴーファイブにしてしまい、また、ゴーゴーファイブに専念させるため子供達を勝手に離職させてしまう無茶苦茶な面もある(第2話)。飄々とした性格だが、自ら敵陣に赴くことも辞さない熱さも持つ(第25話)。兄妹の精神的アドバイザーでもある。
- 『タイムレンジャーVSゴーゴーファイブ』では、ピエールの行方を追うため、再び行方をくらましていた。
- 巽 律子(タツミ リツコ)
- 巽兄妹の母。居なくなった夫を探すため、8年前に家を出てその後、行方不明になっていた。が、後に生存していたことが判明し、最終回で家族の元に戻ってきた。
ゴーゴーファイブの協力者
- アナライズロボ・ミント
- モンド博士の助手的役割をするAI(人工知能)ロボット。
- 基本的にはベイエリア55にいることが多いが、グリーンカラーで「M」の文字が入った専用のレイザーグリップ[注 5]を使ってゴーライナーを操縦したこともある(第43話など)。
- 速瀬 京子(はやせ きょうこ)
- ショウの航空学校時代の先輩である宇宙飛行士。スペースシャトルによるミッションの帰途サイマ獣に襲われたところを救われて以来(第2話)、ゴーゴーファイブに憧れている。エンジニアでもあり、モンド博士をサポートすることもある。実家は老舗の寿司屋。
- オリジナルビデオ『救急戦隊ゴーゴーファイブ 激突!新たなる超戦士』ではジークジェンヌに着装した。
- 乾 謙二(いぬい けんじ)
- 首都消防局総監。消息不明であったモンドの復帰を聞いて押し掛けてきた時は特にマトイ、ナガレ、ショウを大慌てさせた。首都防災の最高責任者の立場から当初は民間組織であるゴーゴーファイブの活動に批判的だったが、後に理解者となる。
- 巽家同様火消しの家系で、巽家とは300年来のライバル。神童と言われたモンドをライバル視しながら自身は平凡だったため、たゆまぬ努力で総監の地位に登り詰めた。第37話では、娘のつぐみをマトイとお見合いさせている。また、非常時には自ら現場に赴くなど人々の命を守る意思はゴーゴーファイブ達にも負けていない。
災魔一族
破壊そのものを目的とする悪魔の種族。宇宙の悪魔の中では最強の種族と言われている[注 6]。マイナスエネルギーが満ち溢れ大いなる災いをもたらす惑星配列(グランドクロス)のエネルギーを利用して地球に大災害をもたらすべく活動する。北極に降りた魔宮サイマパラディコを根拠地としている。最終目標は全宇宙の征服である。
- 大魔女グランディーヌ
- 災魔一族を支配する女王で、宇宙のマイナスエネルギーの結合体。四兄弟の母であるが極めて冷酷な性格で、「子供はいつか親を裏切るもの[注 7]」という考えの下、自分の子供であるコボルダですら使い捨ての駒として扱った。それでもサラマンデスに一応は目をかけていたが、結局は失敗が続いたため幽魔地獄に落とすなどの仕打ちを行った。
- 当初は地球に入ることができずグランドクロスが完全になった時を狙い降臨するが、儀式がゴーゴーファイブによって妨害されたため不完全な形での降臨となってしまう(第25話)。そのため完全体になるために自らの子供たちにマイナスエネルギーを集めさせようとするが、子供たちは悉く失敗。
- 道具としか見ていない子供たちの不甲斐なさに見切りをつけ、大地の底に溜まっていたマイナスエネルギーを吸収し、ついに完全な姿となった。その後、ゴーレッドによって大ダメージを負って災魔宮殿(サイマパラディコ)を失うも、巨大化して地球に飛来。一旦は追い詰めるも肉体をマックスビクトリーロボによるマックスノバの三連射によって破壊される(第48話)。しかし、残った魔力を駆使し地球全体を包み込むエネルギー体として復活。残った魔力でジルフィーザとサラマンデスを復活させ、魔力の全てを瀕死の状態になったジルフィーザとサラマンデスに注ぎ込み、2体の巨大破壊神に変えて自らの依り代として地球の支配を目論み大津波を起こしてベイエリア55とマックスエリアを壊滅させるなどして、ゴーゴーファイブをあと一歩のところまで追い詰める。最期はブラック・マックスビクトリーロボによって巨大破壊神が倒されたことにより、依り代としていた2体のダメージが自らに戻ってきたことで完全に消滅した。
災魔四兄弟
災魔一族の幹部。グランディーヌの実の子供たちで、兄弟は共通して母を愛し絶対的忠誠を誓っている。母を迎えるために兄弟は大都市にサイマ獣を送り込み、人類の文明を破壊し尽くそうとする。ドロップの説明から、母親と多種族の父親との間に生まれたことが判明。それぞれ自らと同じ属性のサイマ獣を操る。中盤以降はゴーゴーファイブ抹殺に的を絞った作戦も見られるようになる。
『救急戦隊ゴーゴーファイブVSギンガマン』では実は闇王ギル(声:大友龍三郎)を含めて巽家同様の五人兄弟であるとされ、末っ子のサラマンデス(ドロップ)が行方不明の長男ギルを連れて来た。
- 冥王ジルフィーザ
- 属性=天
- 長男(前述のギルを除いた場合。以下同様)。一族の最高司令官である「冥王」の地位につき、証である星を胸に宿している。槍が武器。弟達からは「兄上」、ディーナスからは「お兄様」と呼ばれている。
- 人間に対しては冷酷非情だが、母グランディーヌや兄弟に対しては慎み深い愛情を向ける。特にディーナスの死亡時に際しては「俺の美しい妹よ」と呼びかけており、彼女を特に溺愛していた模様。ドロップに対しては最高司令官の座を取って変わられるのではないかと危惧したこともあったが、第49話でサラマンデスと対面した際には、一目でドロップの成長した姿だと気づき、兄としての言葉をかけた。
- 第22話において切り札であった冥界魔闘士が倒され、巨大化して捨て身の戦いに挑む。グランドライナーを撃破しビクトリーロボを追い詰めたが、最期はマックスビクトリーロボに敗北。
- 第47話で寄生獣パラサイト(雌)が注ぎ込んだマトイの生命エネルギーとディーナスの犠牲によって復活を果たす。しかし目的のために平気で息子コボルダを捨て駒にする母の本性を目の当たりにし、怒って反旗を翻すもののグランディーヌの魔力により肉体をゴーゴーファイブを焼き尽くすための炎のエネルギーにされる。最期は真の家族愛で結ばれたゴーゴーファイブを称えつつ、彼らを逃がすためにその地獄の業火を引き受け燃え尽きる。
- 破壊神ジルフィーザII
- 最終決戦でグランディーヌによってサラマンデスの下僕として復活させられたジルフィーザが、ゴーゴーファイブの呼びかけに心を取り戻すや否や、サラマンデスによって処刑された上にグランディーヌの魔力によって変えられた心無き巨大破壊神。剣と口からの破壊光弾と左手からの光線が武器。
- 圧倒的な強さで全てのロボを大破させ、サラマンデスドラゴンとともにゴーゴーファイブを絶体絶命のところにまで追い詰めるが、マックスビクトリーロボ・ブラックバージョンによってサラマンデスドラゴン共々倒された。
- 獣男爵コボルダ
- 属性=地
- 次男。ディーナスからは「コボルダ兄様」と呼ばれている。矛が武器。
- 兄弟の中では一番の怪力を誇り、頭を使うよりも力押しの作戦を好む。このことから、文武両道の兄・ジルフィーザや知恵が切れる妹・ディーナスに対するコンプレックスと、母に誉められたいという願望を持ち続けていた。
- また密かに冥王の座を狙っており、ジルフィーザの死後は自分が冥王になろうとしたが、人望やカリスマ性など、兄のジルフィーザに遠く及ばず、サラマンデスの台頭もあって野望は阻止された。終盤、グランディーヌから「ゴーゴーファイブを倒せば冥王にしてやる」と言われ地霊砲を与えられるが、結局は母から捨て駒としか扱われておらず、ゴーゴーファイブを倒すためにグランディーヌに操られたジルフィーザの放った地霊砲の直撃を受けて死ぬこととなる。
- 邪霊姫ディーナス
- 属性=水
- 長女。剣が武器で変装術に長けており、人間に変装して情報収集や破壊活動などを行う。作戦家としても優れており、残酷で恐ろしい作戦を次々と立てる。
- 長兄ジルフィーザのことを心から尊敬し慕っており、コボルダのことは見下すような態度を取ることはあったものの一応兄としては立てていたが、サラマンデスに対しては何かときつく当たっていた。
- 最期はジルフィーザを庇うべくゴーゴーファイブの攻撃を受け重傷を負う。そしてジルフィーザの復活を完全な物にするために、自分の体にパラサイトを寄生させ全ての生命力を捧げて消滅した(第47話)。
- 童鬼ドロップ(どうきドロップ)
- 属性=火
- 三男。龍族の血を引くがまだ赤ん坊で、言葉も「ドロップ○○」としか喋れず、おしゃぶりを咥えていて常にピエールに抱きかかえられている。母親似で、母恋しく泣いたりお漏らししたりと行動は年相応だが秘めたる魔力は強大。ジルフィーザの死後冥王の星を受け継ぎ、繭の中で眠り続けサラマンデスへと急成長した。
- 龍皇子(龍冥王)サラマンデス
- 第26話でドロップが急成長し、大人になった姿。その胸にはジルフィーザより受け継いだ冥王の星を宿している。
- 双刃の槍を武器とし、以前よりもパワーアップした魔力を使ってゴーゴーファイブを苦しめる。力も一度はゴーレッドを敗北させたほど強い。胸の冥王の星を輝かせることで発生させる異空間・災魔空間(サイマゾーン)は、サイマ獣の力を10万倍にパワーアップさせるほか、マックスビクトリーロボの合体を解除させ、さらにビクトリーロボの力をダウンさせる効果をもつ。
- 母親ほどではないが傲慢かつ冷酷で、他の兄たちを露骨に見下す。
- グランディーヌに目をかけられていたが、度重なる失敗から見放される。第42話で災魔の墓場である幽魔地獄へ落とされ、ゴーゴーファイブを幽魔地獄へ引きずり込む作戦で名誉挽回を狙うも、逆に自分が閉じこめられてしまう。
- 幽魔王サラマンデス
- 第43話で、幽魔地獄に閉じ込められたサラマンデスが地獄にいた幽魔サイマ獣を吸収し復活した姿。
- 人間の魂をエネルギーに変える災魔ツリーのパワーで巨大化し、圧倒的な力でゴーゴーファイブを攻め立てたが、家族の絆の前に災魔ツリーからのエネルギー供給を断たれビクトリーマーズに敗れた。
- 破壊神サラマンデスドラゴン
- 最終決戦でグランディーヌの魔力により復活したサラマンデスが、ゴーゴーファイブの呼びかけによって心を取り戻したジルフィーザを処刑した隙を突かれ、ゴーゴーファイブに攻撃された後、グランディーヌの魔力によってすぐに変えられた心を持たぬ巨大破壊神。ドラゴンのような外見をしている。口からの破壊光線と手からの光線が武器。
- 圧倒的な強さで全ロボを大破させ、ジルフィーザIIとともにゴーゴーファイブをあと一歩のところまで完全敗北に追い込むが、マックスビクトリーロボ・ブラックバージョンによってジルフィーザII共々倒された。
他の災魔一族
- 呪士ピエール
- 災魔一族に仕える執事。
- 災魔カードを駆使してサイマ獣を召喚、巨大化させる。召喚の際はサイマ獣カードをサイマ獣発生装置となる悪魔像の口に入れ、「悪の魔力よ、ここに集い我らがサイマ獣を生み出すのだ!アミアス・アミアス・アミディーヌ!」と呪文を唱え、巨大化の際はサイマ獣の残骸に再生カードを突き刺し、「闇の世界の力よ、最後の力を!アミアス・アミアス・アミグロス 災魔復活!!」と呪文を唱える。ゴレムカードを使用する際は、「大魔女の祈りよ、更なる力を!アミアス・アミアス・アミゴレム!災魔転生!!」と唱える。
- グランディーヌに代わり兄弟全員を幼少期から育て続けた。劇中ではドロップのお守役を務め、彼がサラマンデスとなった後も世話を焼き続けた。実家があるが、詳しい経歴は不明。
- 銃としても使える杖が武器で、自身の原型を留めた蝿に変化し飛行する能力を持つ。戦闘力は低いが悪知恵が働く。『救急戦隊ゴーゴーファイブVSギンガマン』ではグランディーヌの命令で仕方なくギルを赤ん坊のころに捨てる場面が描かれた。
- 最後は巨大破壊神の爆発のあおりを受けて吹っ飛ばされ、首都某所の石川商店に激突。その後日談とされる『未来戦隊タイムレンジャーVSゴーゴーファイブ』では災魔一族で唯一の生き残りとして登場する。
- サイマ獣
- 災魔四兄弟に従う災魔一族の精鋭。
- 四兄弟が魔力を込めたカードの「情報」と、霊界にいる「災魔の魂」がマイナスエネルギーによって一体化して、ピエールの呪文によって召喚される。天・地・水・火の四属性に分けられている。デモスのように力が強すぎたために召喚時に卵の状態で現れた者や、ガラガのように名家出身の者、バキューマやバイラなどのように属性と外見・能力が一致しない者もいる。
- 倒されるとピエールの再生カードと呪文によって、生前の1万倍の力を持つ死霊として復活・巨大化するが破壊本能だけで行動する。マイナスエネルギーを放つのでプラスエネルギーが弱点。
- 岩石サイマ獣マグマゴレム
- 第1話に登場した地の属性を持つ巨大なサイマ獣。隕石に偽装した状態で地球に落下、その中から出現した。最初から巨大化しており、1度はビクトリーロボによって倒された。
- 第11話でグランディーヌの魔力によって復活。全身が赤くなっており新たに棍棒を装備している。ヘルゲロスをゴレムヘルゲロスへと強化し、2体がかりでビクトリーロボを敗北させた。最期はグランドライナーによって倒されたが、その破片はゴレムカードへと変化した。
- 第28話には、本体ではないがビクトリーロボとライナーボーイのコンビネーショントレーニングのためにシミュレーションで登場している。
- ゴレムサイマ獣
- グランドライナーに倒されたマグマゴレムの破片が変化した特殊なカード・ゴレムカードは、倒されたサイマ獣を再生・巨大化させた上にパワーアップさせる効果を持つ。ゴレムカードで巨大化したサイマ獣は姿や形が変わり、ゴレムサイマ獣と呼ばれる。ゴレムカードは偶然の産物であるため数が非常に少なく、滅多に見つからない。
- 前述のヘルゲロスを含め、ジュウキ、ブローゲン、ガラガ、ザイレンの5体がゴレムサイマ獣になった。
- 死霊化したのではなく再生した存在であるためプラスエネルギーが効かず、また1度はビクトリーロボを敗北に追い込んだほどの強さを持っている(第11話・第12話)。そのため実弾装備のグランドライナーでしか倒せない。
- 無限連鎖サイマ獣
- ピエールの家に伝わる無限連鎖カードとサイマ獣カードを合わせて作られたサイマ獣で、胸部に∞のマークがあるのが特徴。第37 - 39話に登場した3体の火のサイマ獣(ガルバリア・ハガクレン・リザーデス)がこれに当たる。
- 基本能力は通常のものと変わらないが、1度受けた技を記録し2度目以降は同じ技を受けてもそれを無効にするという性質を持つ。また、サイマ獣が倒されても無限連鎖カードは消滅せず回収・再利用が可能であるため、戦えば戦うほどゴーゴーファイブは不利になってしまう。最終的に致命傷を負ったリザーデスごと太陽に捨てられたため、カードは破壊された。
- 幽魔サイマ獣
- 幽魔地獄に生息するサイマ獣の亡霊。いずれもゴーゴーファイブに倒されたサイマ獣ばかりである[注 8]。知性を失っており、肉体を求めて幽魔地獄を彷徨っている。
- 外界に出れば巨大化するが[注 9]、グランドライナーの攻撃で倒すことに成功している。
- 冥界魔闘士
- 剣技のゾード、怪力のグール、スピードのジーンによって構成された3人の災魔戦士。ジルフィーザ秘蔵の冥界のカードデッキによって召喚された。
- サイマ獣の住む闇のさらに深奥に潜む。一度はゴーゴーファイブを敗北に追い込むが(第19話)、自分の仲間が倒されそうになっても見殺しにするなどチームワークは悪い。
- 巨大化には専用のカードが使われる。グール以外の2体は巨大化時頭部が変化する。
- 全滅後、胸部の結晶のみが残り回収したジルフィーザの手によって3人の力を併せ持つ合成獣キマイラーが作り出された。
- 合成獣キマイラー
- 第22話に登場。ジルフィーザが冥界魔闘士の魂を融合させたことで誕生した。剣技、怪力、スピードの3つを兼ね備えており、圧倒的な力で一度はゴーゴーファイブを変身解除にまで追いこんだが、最期は5人のVモードクラッシュを受けて倒された。
- 幽界衛兵災魔カオス
- 第42・43話に登場した幽魔地獄の門番で、杖から破壊光線や相手を幽魔地獄に転送する光線を放ったり、幽魔サイマ獣を操ることができる。サラマンデスに忠誠を誓っており、最期はグランドライナーの攻撃から身を挺してサラマンデスを守った。
- 使い魔インプス
- 災魔一族の戦闘兵。四兄弟やサイマ獣によって召喚され、手下として働く。人間にも変身でき、手にした剣は銃にもなる。
- インプス親衛隊
- 第35話に登場したディーナス直属の女性インプスたち。
- 怪盗集団「黒蛇団」を結成し、各地の研究所からエネルギー鉱石「シルコニアX」を強奪していた。ピエールのカードにより巨大化可能。
装備・技
ゴーゴーファイブの装備の大半とマシンはモンドが自らの資産を投じ、10数年の年月をかけて開発したものである。また、一部の装備品はナガレによって製作された。
- ゴーゴーブレス
- 5人が左手首に装着している、ゴーゴーファイブに「着装」するための変身ブレス。巽家の家紋が入ったカバーを展開し、Enterキーを押すことによって、巽5兄弟の体に光状のインナースーツとアンチハザードスーツを順番に装着させる。ブレス同士の通信や、ライフバードやゴーライナーを召喚する機能も備えている。
- アンチハザードスーツ
- ゴーゴーファイブの強化スーツ。あらゆる災害から身を守ることが可能。5人の体に合わせて作られているため、他の人間が着装することは出来ない。ちなみに、5人のマスクのゴーグル部分はその所属している職場のロゴのワッペンをモチーフにしている。また、それぞれのスーツに以下に書かれた特有の性能・機能が備わっている。
所有者 機能 レッド 火災が起きた建物をスコープで確認し、残された人の救出に向かうように出来ている。そのため耐熱・耐冷性を強化して作られ、現場で長時間の活動ができるように一番多く酸素やバッテリーを搭載している ブルー 的確な消火活動のための膨大な情報がインプットされている。またモニターには薬品やメカの知識が表示され、救助活動の手助けをしてくれる グリーン 飛行機の加速重力に耐えられるように強化されている。また、世界中の空港の管制センターや飛行機と交信できる無線が内蔵されており、あらゆる高層被害に対処できるように設計されている イエロー 街の人々を安全に避難させるために、常に警察との連絡が取れるように作られている。また相互通信が可能で、警察に届いた新情報がいち早くイエローに通達されるシステムが組み込まれている ピンク 手を握るだけで瞬時にその人の体調が診断できる装備が施されており、病人や怪我人の場合は、応急処置の方法がモニターに表示されるように設計されている
- ファイブレイザー
- 右腰のホルスターで携行する、5人の標準装備。射程20メートルを誇る高出力プラズマビームを発射するガンモードと、1秒間に5万回の超振動波を発生させるスティックモードに変形する。柄の部分はレイザーグリップといい、レスキューツールの使用やメカの操縦に使う。敵に飛び掛りながらスティックモードで敵を突き飛ばす「スティックボンバー」という技がある。
- ライフバード
- ベイエリア55より飛来する鳥型の多機能変形ツール。5つのレスキューツールに分解できる。5つを組み替えたものにレイザーグリップを取り付けると、必殺ライフルのブレイカーモードになる。レスキューツールはレイザーグリップを取り付けて使用し、5人共通で使える。
- ビークドリラー
- ライフバードのクチバシ部分に当たるドリル。厚さ1メートルの壁にも穴をあける。テンプレート:要出典
- ビルドディスチャージャー
- ライフバードの胴体部分に当たる消火器。高圧の水や冷凍ガスを発射して、火を消し止める他、攻撃にも使える。テンプレート:要出典
- ウイングスプレッダー
- ライフバードの翼部分に当たるハサミ。直径30センチの鉄筋やダイヤモンドも切断するほか、マニピュレーターのようにも使える。テンプレート:要出典
- クローアンカー
- ライフバードの足の部分に当たるワイヤー付きマジックハンド。人命救助に使用したり、敵の武器を弾き飛ばしたりする。ワイヤーは30メートル伸ばした状態でも30秒で巻き取ることができる。テンプレート:要出典
- テイルインジェクター
- ライフバードの尾部分に当たる無針注射器。怪我人の治療に使用。麻酔銃やナックルパーツとしても使える。テンプレート:要出典
- ブイランサー
- 第18話より登場する、モンドが密かに開発していた新兵器。普段はベルトのバックルに縮められて収納されており、取り出した後「エクステンド!」の合図で伸ばしてから使う薙刀状の武器。先端にエネルギーを集中させて敵を斬るブイスラッシュは、通常の10倍の威力がある。グリップにはリモコン付きブーメランのブイブーメランが取り付けられている。レイザーグリップを合体させると、ファイブレイザーの3倍の威力を誇り、1分間に200発のエネルギー光弾を発射するブイマシンガンになる。
- Vモードブレス
- 第22話より登場。キマイラーに苦戦する5人のために開発された多機能ブレス。右腕に装備する。3桁の数字を入力することで特殊機能を発揮する。
- 入力コードとその効果
- 310-V:災魔捕獲バリヤー・サイマキャッチャーを発動。
- 333-V:防御バリヤーのVモードシールドを発動。
- 356-V:マックスビクトリーロボの合体を発動。
- 456-V:ビートルマーズの合体を発動。
- 478-V:特殊エネルギーで右腕を10倍に強化し、Vモードパンチ、Vモードチョップの使用を可能にする。
- 555-V:衝撃波・Vモードクラッシュを発射。5人で一斉に放つと決め技級の威力になる。
- 818-V:後述するゴーブラスターのハイパーモードを発動する。
- 940-V:マックスビクトリーロボに爆発エネルギーを吸収させる。
- ゴーブラスター
- 第29話より登場する、ナガレがVモードブレスの能力を活用できる新兵器として開発した銃。ファイブレイザーの2倍の威力を誇る通常形態のノーマルモード、グリップに取り付けられたカートリッジを砲身にセットした特殊銃形態・レスキューモード、Vモードブレスをセットしたライフル形態・ハイパーモードの3種類に変形する。ノーマルモードはファイブレイザーと2丁拳銃で使用することが多い。レスキューモードは光のロープのエネルギーロープ、冷凍弾のフリーズショット、拘束リングのエネルギーリング、ネット弾を発射可能。
- また変身前でも使え、『救急戦隊ゴーゴーファイブVSギンガマン』ではマトイが護身用に所持していたほか、ギンガピンクも使った。
- ロープ
- 全員が持つレスキュー用のロープ。戦闘にも使う。
- サーチャースコープ
- ゴーグル部分に装備された透視スコープ。
- アクセススコープ
- ゴーグル部分に装備された、敵の情報をスキャンするスコープ。
- ナガレスペシャル
- ナガレが開発した、コンピュータウイルスを退治する銃。サイバギルドのウイルスに使われたが破られたため、モンドによって強化された。
- バリヤー発生装置
- ナガレが開発したバリヤー発生装置。第35話でジルコニアXを盗むディーナス達を、自分もろともドーム状バリヤーに閉じ込めた。
- テンプレート:Visible anchor
- ダイモンの会得している番田流格闘術の奥義「真空竜巻落とし」を元にして、ダイモン自らの手で編み出した必殺技。飛行機投げのように相手を抱え、空中で回転しながら相手を地面に叩きつける(この時バックに雪印乳業のパッケージのような背景が表示された)。変身前に使い、スパルタンに大ダメージを与えた。『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』では、鮫津 海(ガオブルー)にこの技を伝授している。
- 必殺弾丸一直線
- ゴーイエローの突進技。牛乳竜巻落としで大ダメージを受けたスパルタンにとどめをさした。
合体技・必殺技
- テンプレート:Visible anchor
- 5人のうちの1人を他の1人が敵に投げつけ、投げられたメンバーが敵に飛びかかりながら攻撃する。別名・Vアタック。本編で使用された攻撃パターンは、スティックボンバー、ファイブレイザーガンモード+スティックボンバー、ビークドリラー、クロスチョップ、Vモードパンチなど様々で、VモードパンチのバージョンはVモードアタックと呼ばれる。
- ブラザーシップアタック
- 4人が輪になってファイブレイザーを交差させ、残りの1人がそのファイブレイザーを踏み台にしてジャンプしてスティックボンバーを決める。
- カラミティブレイカー
- 初期の必殺技。ライフバード・ブレイカーモードを手にしたゴーレッドを4人が補佐し、ゴーイエローとゴーピンクの「ターゲット」とゴーブルーとゴーグリーンの「ロックオン」の発声の後、ゴーレッドの「カラミティブレイカー」を合図に、強力なプラズマ弾を発射して敵を粉砕する。一人でも使える。
- ビッグブイバスター
- 後期の必殺技。5人が空中の一点に向かってブイマシンガンを発射して破壊光弾を生成、「シュート!」の発声でブイマシンガンを敵に向けることで、破壊光弾が敵に向かって飛んで行き、粉砕する。カラミティブレイカーの10倍の威力を誇る。
- ハイパーファイブ
- 5人が「GO!」の合図でゴーブラスターハイパーモードを一斉射撃する必殺技。後期は状況に応じてビッグブイバスターとこれを使い分けていた。
メカニック
- コマンドアタッカー
- 救急用サイドマシン。本体部分のファイヤーコマンダーと、サイドカー部分のアタッカーポッドからなり、アタッカーポッドは最高速度300km/hで射出可能。最高速度250km/hで走行する(ファイヤーコマンダーのみなら最高速度400km/h)。主にレッドとイエローが操縦する。ファイヤーコマンダーはパルスレーザーカノン(別名・アタッカーカノン)と赤外線センサーのパトライトを装備。アタッカーポッドは先端に2つのドリルを装備しており、ドリルからビームを放つほか自走や飛行も可能。最高速で体当りするアタッカークラッシュという技がある。
99マシン
- レッドラダー
- 全長:33m / 全幅:13m / 全高:10.6m / 重量:1700t / 最高速度:700km/h
- ゴーレッド専用の巨大はしご消防車。車体後部が放水ノズルを装備する2本のはしごラダーアーム(ビクトリーロボの両腕)に変形し、先端は5本指を持つ手になっているため物を掴むことが可能。高所で逃げ遅れた人々を救助する。ビクトリーロボの胸部と両腕を構成し、ブレイバーソードを呼び出すエンブレムも本機に存在する。
- ブルースローワー
- 全長:31m / 全幅:12.5m / 全高:12.6m / 重量:1800t / 最高速度:680km/h
- ゴーブルー専用の巨大化学消防車。車体上部に4基の化学消化器ケミカルディスチャージャーを装備している。広範囲における消火に活躍する。ビクトリーロボの腰部と大腿部を構成する。
- グリーンホバー
- 全長:18.8m / 全幅:17.2m / 全高:9.7m / 重量:1300t / 最高速度:マッハ1.5
- ゴーグリーン専用の巨大VTOL機。5機の中で唯一飛行能力を持つ。2門の小型砲インパクトガンを装備しており、投下式消化弾のほか機体下部に搭載したワイヤーによる救助活動およびキャリングカーゴを装備しての99マシンの空輸が可能。ビクトリーロボの頭部と背部を構成するほか、合体時には他のマシンを吊り上げる役割も担う。
- イエローアーマー
- 全長:26.9m / 全幅:11.2m / 全高:12.5m / 重量:1600t / 最高速度:650km/h
- ゴーイエロー専用の巨大装甲車。車体後部から伸びる腕ショベルアームで障害物の除去が可能。大型建造物への突入などに威力を発揮する。ビクトリーロボの左脚を構成する。
- ピンクエイダー
- 全長:27.4m / 全幅:10.9m / 全高:11.6m / 重量:1600t / 最高速度:720km/h
- ゴーピンク専用の巨大救急車。車内には緊急治療室があり多人数を同時に収容可能なほか、逃げ遅れた一般人の自動車などを格納できる。ビクトリーロボの右脚を構成する。
ゴーライナー
- ファイブライナー/スペースゴーライナー
- 全長:250.5m(ファイブ)、300m(スペース) / 重量:14000t(ファイブ)、17500t(スペース) / 最高走行速度:800km/h(ファイブ) / 最高飛行速度:マッハ1(ファイブ)
- 5両の超弩級トレイン・ゴーライナーが連結した形態。ベイエリア55内で待機している場合以外は常にこの形態で走行・飛行している。専用の線路のほか、一般の鉄道路線や道路などを走ることもできる。
- 先頭にマックスシャトルが連結した際にはスペースゴーライナーとなり、大気圏突破および宇宙空間での航行が可能。ゴーライナーは主に99マシンを運搬し、スペースゴーライナーは主にマーズマシンを運搬する[注 10]。
- 各車両は当初全てオリジナルのモチーフとして考えられていたが、最終的にゴーライナー1にのみ、SLの意匠が盛り込まれることとなったテンプレート:Sfn。
- ゴーライナー1
- 全長:49.3m / 全幅:14.2m / 全高:17.1m / 重量:2700t
- レッド専用のゴーライナー。2門の高熱線銃ヒートキャノンを装備。グランドライナーの右腕を構成する。連結時は先頭車両になる。レッドラダーとレッドマーズ1の運搬も行う。
- ゴーライナー2
- 全長:50.7m / 全幅:14.8m / 全高:18.8m / 重量:2600t
- ブルー専用のゴーライナー。化学溶解剤を発射する2門の銃ケミカルリキッドガンを装備。グランドライナーの左腕を構成する。ブルースローワーとブルーマーズ2の運搬も行う。
- ゴーライナー3
- 全長:48.2m / 全幅:18.8m / 全高:13.9m / 重量:3400t
- グリーン専用のゴーライナー。2門の冷凍銃フリーズキャノンを装備。グランドライナーの頭部から大腿部を構成する。集合コクピットはこの車両にあり[注 11]、グランドライナー時には全員ここに搭乗する。グリーンホバーとグリーンマーズ3の運搬も行う。
- ゴーライナー4
- 全長:51.8m / 全幅:13.7m / 全高:14.8m / 重量:2650t
- イエロー専用のゴーライナー。2門の砲口から粘着弾コーキング弾を発射する。グランドライナーの左脚を構成する。イエローアーマーとイエローマーズ4の運搬も行う。
- ゴーライナー5
- 全長:50.5m / 全幅:13.7m / 全高:14.8m / 重量:2650t
- ピンク専用のゴーライナー。2門の衝撃波銃ショックウェーブキャノンを装備。グランドライナーの右脚を構成する。ピンクエイダーとピンクマーズ5の運搬も行う。
マックスシステム
ゴーゴーファイブの戦闘を支援するメカニックシステム。
- マックスライナー
- 全長:49.5m / 全幅:22m / 全高:18m / 重量:3500t / 最高速度:900km/h
- マックスシステムの中核として開発された新幹線型メカ。太陽電池を動力源とし、4門のビーム砲マックスバルカンを装備している。DX玩具には当初電動ギミックを内蔵したシャーシが付属し、ゴーライナーの牽引・走行を可能とする構想があったというテンプレート:Sfn。
- マックスシャトル
- 全長:49.5m / 全幅:55.8m / 全高:18m / 重量:3500t / 最高走行速度:900km/h / 最高飛行速度:マッハ5
- スペースシャトル型の飛行形態。ファイブライナーと連結することでマーズマシンの母艦スペースゴーライナーとなり、宇宙空間での航宙が可能。
- テンプレート:Visible anchor
- 全高:48m / 全幅:32.5m / 重量:3500t / 出力:1999万hp/t
- 第21話より登場。「特急武装」のコードで変形する人型の戦闘形態であり、登場回のサブタイトルや劇中のモンドの台詞などでは「6番目の戦士」と称されている。人工知能を搭載しているため人語を理解・使用でき、単機での戦闘が可能。やんちゃな性格だが、言葉遣いは丁寧。素早い格闘戦を得意としている。しかし単体ではサポートロボの域を超えないため、必殺技を持たず耐久力も低い。武器はシールドを装備する攻防一体のビーム砲ブラスターシールド。
- 特急武装の際には1度大気圏外に飛び出し、エネルギーパネルに太陽光を集める必要がある。ただし戦闘中に同形態とマックスシャトルを使い分けていたことから、1度太陽光を集めればある程度の時間は集光なしに変形が可能。また、搭載した安全装置により、システム内に異物が侵入した場合は自動的に排除できる(第28話)。最終決戦で大破してしまうが、AIは奇跡的に無事だったため、マトイを探すナガレとショウにマトイの居場所を伝えた。
- 必殺技はグランドライナーと連携し、突進からの連続攻撃を繰り出すライナーコンボ。[注 12]、きりもみ回転から両腕でパンチを繰り出すライナーパンチ、空中回転からのキックを繰り出すライナーキック、高速きりもみ回転からの回し蹴りを繰り出すスピニングソバット。
マーズマシン
- レッドマーズ1
- 全長:31.7m / 全幅:19.8m / 全高:12.4m / 重量:2800t / 最高速度:マッハ2.5
- レッド用マシン。他機の護衛を任務としている護衛宇宙艇。ボディの両側にあるブースターにファイターミサイルと呼ばれる大型ミサイルを装備している。ビクトリーマーズの頭部と胴体部を構成する。集合コクピットはこの機体にあり、合体時には全員ここに搭乗する。
- ブルーマーズ2
- 全長:27.5m / 全幅:20m / 全高:11m / 重量:2300t / 最高速度:マッハ1.5
- ブルー用マシン。宇宙船のレスキューなどで活躍する消防宇宙艇。粘着弾を発射する4門のコーキングランチャーと消火弾を発射するハイドラントランチャーを装備している。ビクトリーマーズの両腕を構成する。
- グリーンマーズ3
- 全長:17.2m / 全幅:16.2m / 全高:11m / 重量:1500t / 最高速度:マッハ4
- グリーン用マシン。狭い場所での救助活動で活躍する高速小型宇宙艇。機関銃ビームガンを装備する。ビクトリーマーズの腰部を構成する。
- イエローマーズ4
- 全長:27.2m / 全幅:10.5m / 全高:13.2m / 重量:2200t / 最高速度:800km/h
- イエロー用マシン。レスキュー機材の運搬を主な任務としていることから、他のマーズマシンの2倍の強度を持ち、強行突破を得意としている輸送宇宙艇。機関銃インパクトキャノンを装備する。ビクトリーマーズの左脚を構成する。
- ピンクマーズ5
- 全長:27.2m / 全幅:9.9m / 全高:13.2m / 重量:2200t / 最高速度:850km/h
- ピンク用マシン。怪我人を治療するための設備や、怪我人を輸送するレスキューカプセルを配備した救急宇宙艇。ビクトリーマーズの右脚を構成する。
巨大ロボ
- テンプレート:Visible anchor
- 全高:55m / 全幅:36.8m / 重量:8000t / 最高速度:650km/h / 出力:2300万hp/t
- 5機の99マシンが「緊急合体」して完成する巨大ロボ。武器は腰のエンブレムから出現する剣ブレイバーソードで、「ゴーグリーンが搭乗していないと使用不可」と説明されている(第6話)。元来ビクトリーロボは戦闘用に造られた物ではなく、人型になる理由は大災害への対応時に運動能力を高めるためだが、マイナスエネルギーの正体が自然現象ではなく災魔一族と判明したため、後からブレイバーソードが緊急開発された経緯があるテンプレート:Sfn。
- このほかにも最長54mまで伸びる腕ラダーアーム、消火液も発射可能な小型砲インパクトガン(ラダーキャノンとも)、見えない敵を捕捉するビクトリースキャナを装備する。普段はバイザーによって隠されているが、合体時や必殺技発動時には奥に隠された黄色い複眼が発光する(これはマックスビクトリーロボも同様)。合体時の集合コクピットは設けられておらず、合体しても元のマシンのコクピットに乗ったままで戦う。
- マイナスエネルギーの対となるプラスエネルギーを使用でき、これは実体を持つゴレムサイマ獣には効かないが、マイナスエネルギーの集合体である巨大サイマ獣(死霊)に対しては非常に効果的である。この設定のため「初めはグランドライナーに搭乗して戦っていたが、マイナスエネルギーを使う敵と分かってビクトリーロボに乗り換えた」というエピソードもあり、グランドライナーが本機の完全な上位互換というわけではない(第14話)。
- 後述するビクトリーウォーカーも同様だが、ブルースローワーをグリーンホバーが吊り上げてイエローアーマー&ピンクエイダーの上に降ろす必要があり、その間に攻撃を加えてきた敵に対してはグリーンホバーが砲撃で応戦している。
- 最終決戦ではゴーレッドの単独操縦の下、マックスビクトリーロボに合体した状態でグランドライナーとビクトリーマーズに加勢して戦うが破壊されてしまう。
- 『未来戦隊タイムレンジャーVSゴーゴーファイブ』の時点では修復されていなかったが、タイムロボαの胸パーツから生成された時空トンネルを利用し、1年前の時代(1999年)から呼び寄せることでタイムロボαやブイレックスと共闘した。ただし、この方法はかなり無茶であったため、3分以内に元の時代へ戻さないと質量崩壊を起こすことがタックの口から語られている。
- 必殺技は「剣よ、光を呼べ!」の掛け声とともに右腕で持ったブレイバソードで円を描き、プラスエネルギーを集めて敵を切り裂くビクトリープロミネンス[注 13]、ラダーアームを伸ばし、離れた敵に連続でパンチを繰り出す連続ラダーボンバー、伸ばしたラダーアームで敵を捉え、そのまま放り投げるラダーホイールクラッシュ、伸ばしたラダーアームを地面につき、身体を回転させて宙返りキックを繰り出すウィンドミルラダー、ラダーアームを伸ばしたまま回転し、連続でパンチを繰り出すスクリュースピンラダー。
- ビクトリーウォーカー
- ブルースローワー、イエローアーマー、ピンクエイダーの3機が合体して完成する二足歩行ロボット。車両型の99マシンでは活動できない足場の悪い場所などでの消火活動を担当する。なお、消火にはブルースローワーの装備をそのまま使う。
- テンプレート:Visible anchor
- 全高:80m / 全幅:59.8m / 重量:14000t / 最高速度:700km/h / 出力:7500万hp/t
- 第12話より登場する、5両のゴーライナーが「連結合体」して完成する超巨大ロボ。レールの上を走るという制約から、これまで敢えて採用が見送られてきた鉄道車両をモチーフとした初の戦隊ロボである[1]。設定上のサイズは他のロボよりも格段に大きく、登場初期は巨大サイマ獣が文字どおり「見上げる」演出があった。
- ビクトリーロボでは対処できないゴレムサイマ獣に対抗するため、急遽システムを改良して合体が可能になった。武器は右肩のバルカン砲ライナーガトリングと左肩のミサイルポッドライナーホーミングであり、ライナーホーミングからは強力な冷却ミサイルを発射可能。
- ビクトリーロボの項でも説明したように単純な火力と装甲に特化しており、プラスエネルギーが使えないので巨大サイマ獣(死霊)には苦戦を強いられる。
- 当初は必殺技の際に余剰エネルギーが逆流してコクピットに電磁波があふれていたが、後に改良されている。99マシンを搭載していなければ合体できなかったが、こちらも改良により短時間ながら単機での合体が可能になった(第21話以降)。
- 本編中盤以降は前述のゴレムカードが見つからなくなったこともあり、第25話以降、第38話まで登場しなかった(他のロボはすべてこの間にも使用されている)。第43話ではマーズマシンを格納した状態で戦闘を行い、ミントが操縦を行った。
- 最終決戦ではゴーブルーが単独操縦するが、腕を切り落とされてしまったためビクトリーマーズと共に戦闘不能になった。
- 必殺技はライナーガトリングとライナーホーミングを両拳に装着し、「怒りの拳よ、灼熱の嵐を呼べ!」の掛け声とともに一斉射撃からのパンチを繰り出すグランドストーム、ライナーガトリングとライナーホーミングによる一斉射撃・グランドファイヤー、胸部から放つ破壊光線ライナープラズマビーム。
- マックスビクトリーロボ
- 全高:60m / 全幅:45m / 重量:11500t / 最高速度:700km/h / 出力:6500万hp/t
- 第22話より登場。マックスシャトルが分離し、強化パーツとしてビクトリーロボと「マックスフォーメーション」(合体)した形態。ライナーボーイの両腕が変形したイオンバズーカ砲マキシマムキャノンをはじめとし、胸のブラスターシールド、両腕のVマックスキャノン、頭部の小型砲インパクトガンなど全身に様々な火器を装備。低空ホバー飛行による高速移動も可能。
- 敵の攻撃などによる爆発のエネルギーを全身のパネルで吸収し、自身のエネルギーに変換する能力を持つ。ただしあまりにも強力なエネルギーは完全に吸収出来ないらしく、ハレルヤンの攻撃(第25話)や最終回での特殊ガスの爆発は吸収しきれず、後者では大破してしまった。
- 必殺技はマキシマムキャノンを展開し、全身の様々な火器とともに一斉砲撃するマックスノバ。通常は吸収した爆発エネルギーを使用するが、太陽光をエネルギーとして発射することも可能。ただしエネルギーチャージ時間は爆発エネルギーを使用した際より長い。射程距離が非常に長く、地上にいる状態から宇宙空間に存在する惑星を狙い撃てるほど(第30話)。
-
- マックスビクトリーロボ ブラックバージョンテンプレート:Sfn[注 14]
- 最終決戦で投入された漆黒のマックスビクトリーロボ。敵の攻撃だけではなく搭乗者の精神波を動力に変換する究極のマックスシステムを目指しテンプレート:Sfn、モンドが極秘に開発していたもので、子供にもその存在は伏せられていた。集合形式のコクピット内に下がるコードを首に接続することで精神波を伝達し、操縦者があきらめない限り無限の力を発揮する。
- 分離した状態は描写されず、最初からロボ形態で登場している。また砲撃主体のマックスビクトリーロボとは異なり、剣で戦う。この剣はビクトリーロボのブレイバーソードと同型だが、鍔元のエンブレムが青ではなく赤になっている。
- ゴーゴーファイブの巨大ロボでは唯一破壊されずに残ったが、『未来戦隊タイムレンジャーVSゴーゴーファイブ』には未登場である。
- スーパー戦隊ロボット玩具のブラックバージョンは1992年の「DX大獣神」以降たびたび発売されているがテンプレート:Sfn、劇中に登場したのはこれが初となるテンプレート:Sfn。
- テンプレート:Visible anchor
- 全高:60m / 全幅:32.5m / 重量:11000t / 最高速度:1000km/h / 出力:6000万hp/t
- ビートルマーズから「ライジングフォーメーション」によって変形する巨大ロボ。極限状況での救助や戦闘を前提としているため、超高熱または高水圧にも耐え、主に他のロボが力を発揮できない暗黒サイマゾーン内での戦闘で使用される。武器はビートルマーズのマーズキャノンが変形した槍ジェットランスであり、先端に搭載したスペースシャトル型ミサイルトップジェットを射出することで刃が露出する。このほかにも両腕のビーム砲マーズラピッドを装備する。
- 初登場は第30話で、この時はビクトリーマーズ形態の最終調整が不完全であった。次の第31話から変形バンクが使用されるようになった。また、同話の冒頭では水圧に耐えるテストが行われている。
- 最終決戦ではゴーグリーンが単独操縦するが、腕を切り落とされ、グランドライナーと共に戦闘不能となった。
- 必殺技はトップジェットを射出して牽制し、ジェットランスでX字に敵を切り裂くマーズフレア。第39話では、無限連鎖カードによりあらゆる攻撃が効かなくなったリザーデスに対抗するため、「剣よ、紅蓮の炎を呼べ!」の掛け声とともにビクトリーロボのブレイバーソードで敵を切り裂くマーズプロミネンスを使用した。
- ビートルマーズ
- 全長:47.4m / 全幅:48m / 全高:34.4m / 重量:11000t
- 5機のマーズマシンが「流星合体」して完成する四足歩行ロボット。重力の異なる宇宙空間での活動を想定して設計された形態であるテンプレート:Sfn。武器は強力なビーム砲マーズキャノン。このほかにも、両前足には地面を掘削可能なマニピュレータービートルアーム、地中を掘り進む小型爆弾モグールボムを装備する。
施設・支援組織
- テンプレート:Visible anchor
- 全高:55m / 全幅:155m / 総重量:55555t
- 巽博士が自らの資本を投じて建設したゴーライナーを格納する発進基地。
- 東京湾にあり、普段は海ほたるPAのそばの海底に沈んでいて、発進時に浮上する。また、ゴーライナー発進時に地上への誘導路としてレインボーブリッジが移動してきて橋になる。強力なシールドで守られている。
- 最終回でグランディーヌが起こした津波に飲まれて壊滅した。
- 実際に玩具化・発売され、ゴーライナーを収納できる。
- テンプレート:Visible anchor
- 全高:60m / 全幅:40m / 総重量:12000t
- マックスライナーを格納する基地で、ベイエリア55の左隣に浮上する。また、宇宙へ発進するときは発射台としても機能する。
- この基地も最終回でベイエリア55とともに大津波に飲まれて壊滅した。
- ベイエリア55同様に玩具化・発売され、ベイエリア55と合体可能で、マックスライナーも収納可能。
キャスト
キャスティングでは巽5兄妹の父・モンド博士役に、実際に男子4人・女子1人の父親である歌手・マイク眞木を起用。また戦隊メンバーを演じる俳優が初めて、全員1970年以降の生まれになった。
この作品では名が知られた有名人がゲストで起用されることが多く、第16話では当時、お笑いコンビだった「マンブルゴッチ」の河村龍俊(現・オトノ葉Entertainmentのボーカル)がダイモンと因縁のある泥棒のレージ役で、第28話では「だんご3兄弟」や「超力戦隊オーレンジャー」の曲でお馴染みの速水けんたろうがライナーボーイの人工知能を作った加賀美博士役で、第33話では当時シェイプUPガールズのメンバーだった梶原真弓がショウに依頼する町内会長・斉藤美由紀役で、第37話では有言実行三姉妹シュシュトリアンの山吹月子役や「ウルトラマンティガ」・「ウルトラマンダイナ」のシンジョウ・マユミ役で有名な石橋けいが乾夫妻の娘でありマトイとお見合いする乾つぐみ役で、第41話では眞木の長男であり俳優の真木蔵人がマトイの先輩・工藤雄二役でゲスト出演し華を添えた。第45話には本作品の主題歌を歌う石原慎一もゲスト出演している。第36話では当時人気だったテレビドラマ『ショムニ』の早坂光宗社長役で知名度があがっていた久保晶も番田流格闘術の師範・番田一徹役としてゲスト出演している。
速瀬京子役は、声優として『新世紀エヴァンゲリオン』の惣流・アスカ・ラングレー役など数々のアニメ作品で活躍し、熱狂的な戦隊シリーズファンが高じてJAEプロモーションに所属するまでになった宮村優子が演じている。京子のセリフにはアスカの決めゼリフ「あんたバカぁ?」が第3話とVシネマ『激突!新たなる超戦士』にてパロディとして登場する。また、童鬼ドロップの声を担当した「闇村悠ノ介」は宮村の別名義。
敵勢力である災魔一族の幹部の声を担当する声優には過去に東映特撮作品に出演経験のある中村大樹や山田美穂、当時東映特撮作品の出演が初めてである松野太紀や緑川光等が起用されている。松野や緑川は以後、多くの東映特撮作品に出演する機会が多くなる。ストーリーごとに出てくるサイマ獣の声には、出演経験のある声優のみならず沢木郁也や櫻井孝宏など初経験の声優も起用されている。
ナレーションには、低音で分かり易い語り口の郷里大輔を起用。報道番組やワイドショー番組、「決定的瞬間」系番組などでも魅せる郷里独特の緊迫感溢れる語りぶりを発揮した。
レギュラー・準レギュラー
- 巽纏 / ゴーレッド(声):西岡竜一朗
- 巽流水 / ゴーブルー(声):谷口賢志
- 巽鐘 / ゴーグリーン(声):原田篤
- 巽大門 / ゴーイエロー(声):柴田賢志
- 巽祭 / ゴーピンク(声):坂口望二香
- 巽世界:マイク眞木
- 速瀬京子:宮村優子
- 巽律子:吉沢京子
- 乾謙二:岩尾拓志
- 邪霊姫ディーナス:平沢草
声の出演
- アナライズロボ・ミント:相田さやか
- ライナーボーイ:山岸功
- 大魔女グランディーヌ:山田美穂
- 冥王ジルフィーザ:中村大樹
- 獣男爵コボルダ:乃村健次
- 童鬼ドロップ:闇村悠ノ介
- 龍皇子サラマンデス:緑川光
- 呪士ピエール:松野太紀
- ナレーション:郷里大輔
主なゲスト
- 高部重吉:依田英助(4)
- 猪俣達也:岩渕幸弘(5)
- 猪俣信也:町田真一(5)
- ロビンソン博士:M・フォン・シュラー(7)
- 井上清美:椎名珠里(7)
- 城戸ミズキ:田邊智恵(9)
- 里中大悟:筒井万央(10)
- 五十嵐真澄:寺内よりえ(11)(12)
- 沼田昭二:田中智寿(11)(12)
- バスの運転手:深山義夫(11)(12)
- バスの乗客の老婦人:八百原寿子(11)(12)
- 松坂ひとみ:あかぎあい(15)
- 竹田さより:高橋あゆみ(15)
- 梅野たみえ:西堀布貴子(15)
- 長瀬英司(レージ):川村龍俊(16)
- 沢口えりか:野村知沙(17)
- 赤川医師:高嶺巌(17)
- OL:鳥飼差代(18)
- 野崎由美:そめやゆきこ(19)(20)
- 野崎たつみ:伊藤翔太(19)(20)
- 佐伯実加雄:荒井賢太(23)
- 佐伯竜之助:鈴木泰明(23)
- 少女時代のマツリ:塩月瑞葉(24)
- 白い服の少年:溝口遊人(26)
- 西園寺医師:国枝量平(26)
- 克哉:小林優太(27)
- 克哉の父親:佐々木誠人(27)
- 克哉の母親:諏訪光代(27)
- 加賀美博士:速水けんたろう(28)
- 岩倉小百合:丸山未帆(29)
- 岩倉賢:佐渡稔(29)
- 高井祐治:吉田晃太郎(32)
- 林はるか:水森聖子(32)
- 斉藤美由紀:梶原真弓(33)
- 番田一徹:久保晶(36)
- 乾つぐみ:石橋けい(37)
- 乾静子:塚田若乃(37)
- 北條ミネ:五月晴子(38)
- 北條清志:武智健二(38)
- 信彦:宮下英樹(40)
- 工藤雄二:真木蔵人(41)
- 大橋梓:仲根紗央莉(43)
- 大橋恵子:森下まひろ(44)
- 合唱隊員:石原慎一(45)
- 利雄:渋谷謙人(49)(50)
スーツアクター
- ゴーレッドテンプレート:Sfn[3]、冥王ジルフィーザ[4]、龍皇子サラマンデス[4]:高岩成二
- ゴーブルー:日下秀昭テンプレート:要出典
- ゴーグリーン:竹内康博テンプレート:要出典
- ゴーイエロー[5]:蜂須賀祐一
- ゴーピンク[6]:中川素州
- ビクトリーマーズテンプレート:Sfn:岡元次郎
- 獣男爵コボルダ[7]:福沢博文
- 呪士ピエール[8]:宮崎剛
- その他:今井靖彦、大西修、藤榮史哉
スタッフ
プロデューサーには前作までの髙寺成紀に替わり、それまで東映不思議コメディーシリーズやメタルヒーローシリーズを手がけてきた日笠淳がスーパー戦隊シリーズに初参加。また日笠だけでなく、脚本の宮下隼一、監督の渡辺勝也、カメラマンの松村文雄など、それまでメタルヒーローシリーズを手掛けていたスタッフも多数本作品に移行してきている。このうち松村は、日笠プロデューサーの意向で『燃えろ!!ロボコン』に移ったいのくままさおと入れ替わりという形での参加となる。
脚本面では武上純希と小林靖子が前作より続投、本作品では小林と入れ替わる形で武上が2度目のメインライターを担当。この他、脇を固める面々も小林と前出の宮下に加え、実写作品への参加は初となる山口亮太が新たに名を連ねている。演出面では小中肇が初のパイロットを担当し、メイン監督として年間を通して手腕を振るった。また日笠プロデューサーの信頼が厚い諸田敏が演出陣のローテーションに定着した他、本作品を最後に活動の主軸を平成仮面ライダーシリーズへと移した長石多可男、4年ぶりの本編演出も手掛けた特撮監督の佛田洋が脇を固める形となった。
キャラクターデザインは前作より続投の下条美治が災魔一族周りのデザインをほぼ単独で担当。この他プロップ類のデザイン担当として阿部統と森木靖泰が参加している。音楽面では、劇伴作家としての活動のほかさだまさしのプロデュースなども手がける渡辺俊幸が劇中音楽を担当。渡辺は戦隊シリーズ初期の作品を手がけた渡辺宙明の実子であり、親子二代で同一シリーズの音楽を手がけるという珍しい一例になっている。また主題歌には、スーパー戦隊シリーズでは『高速戦隊ターボレンジャー』(挿入歌「タックル!ターボラガー」)、メタルヒーローシリーズでは『重甲ビーファイター』(主題歌)『ビーファイターカブト』(挿入歌)の担当歴がある石原慎一が起用された。
- プロデューサー:太田賢司、福吉健(テレビ朝日)、日笠淳(東映)、矢田晃一(東映エージエンシー)
- 原作:八手三郎
- 連載:テレビマガジン、てれびくん
- 脚本:武上純希、宮下隼一、小林靖子、山口亮太
- 音楽:渡辺俊幸
- アクション監督:竹田道弘、宮崎剛(ジャパンアクションクラブ)
- 監督:小中肇、渡辺勝也、長石多可男、諸田敏、佛田洋
- 撮影:松村文雄、大沢信吾
- 照明:竹田勝三、才木勝
- 計測:大沢信吾、上赤寿一、佐々木伸俊
- 操演:船越幹雄、寺門勇
- 記録:森みどり
- 美術:山下宏
- 装飾:高谷昌毅、岡部昭光、塩満義幸(装美社)
- 装置:紀和美建
- 美粧:サン・メイク
- 衣裳:東京衣裳新社
- スタイリスト:田島亜希子
- 録音:石川孝
- 編集:洲崎千恵子
- 音響効果:阿部作二、大泉音映
- 選曲:宮葉勝行
- 視覚効果:沖満
- デジタル合成:大谷喜朋(日本映像クリエイティブ)、マリンポスト
- 特撮監督:佛田洋
- デジタルエフェクト:尾上克郎
- 特撮研究所
- 企画協力:企画者104
- キャラクターデザイン:下條美治、森木靖泰、阿部統
- イラスト:アーズスタジオ
- ヒーロー&メカニックアイテムデザイン:プレックス
- 造型:レインボー造型企画、前澤範
- 現像:東映化学ファイン・ネガ・ビデオシステム
- メディア変換:東映化学デジタルテック、山本修司
- 撮影協力:東京湾横断道路株式会社、日本道路公団、ジャパンエナジー大井、有明フロンティアビル
- 衣裳協力:KODIAK
- 装飾協力:COMPAQ、アキレス、SAKURA、ベリテ
- 車輌協力:ローバージャパン
- カースタント:タケシレーシング
- 広報:松本実希子、保坂正紀、織田笑里(テレビ朝日)
- プロデューサー補:西平敦郎
- 助監督:谷口昌史、中沢祥次郎、黒木浩介、竹本昇、安養寺工、木村繁仁、塩川純平
- 進行主任:谷口正洋、青柳夕子
- 制作デスク:荒井成介
- 制作担当:岩永恭一郎
- 制作:テレビ朝日、東映、東映エージエンシー
音楽
- 主題歌
- オープニングテーマ「救急戦隊ゴーゴーファイブ」
- 作詞:桑原永江 / 作曲・編曲:渡辺俊幸 / 歌:石原慎一 / コーラス:EVE
- 第44話では英語版「Rescue! Go Go Five」(英作詞:T.CRANE / 歌・コーラスアレンジ・コーラス:Go Go MICKEY-T)が流れた(劇中では第34・39・45話にて挿入歌として使用されている)。また、同話のみOP映像が第2~11話のものが使用された。なお、OP映像は第2・13・19・23・25・34話でそれぞれ変更がなされている。この他に第27話で一部シーンの効果音が修正されている。
- 劇中では、第1・3・8・30話で歌唱版、第5・7・9・14・22・34・50話でインストゥルメンタル版が使用された。
- エンディングテーマ「この星を この街を」
- 作詞:藤林聖子 / 作曲:風戸慎介 / 編曲:佐橋俊彦 / 歌:高山成孝
- 劇中では、第15・24話でインストゥルメンタル版が使用された。
- 挿入歌
- 下記のほか、第6話と第16話ではマトイが矢沢永吉の『夢の彼方』を歌っている他、第33話ではモーニング娘。の『LOVEマシーン』のイントロ部分が使用されている。
- 「Go! ファイブ Go! ファイト」(第10・15・28話)
- 作詞:藤林聖子 / 作曲・編曲:有澤孝紀 / 歌:石原慎一
- 第18話ではインストゥルメンタル版が使用されている。
- 「走れゴーライナー!救え99マシン!」(第44話)
- 作詞:桑原永江 / 作曲:渡辺俊幸 / 編曲:山本健司 / 歌:宮内タカユキ
- 「緊急合体!ビクトリーロボ」(第4・7・14・20・28話)
- 作詞:桑原永江 / 作曲:渡辺俊幸 / 編曲:亀山耕一郎 / 歌:山形ユキオ
- 第22話ではインストゥルメンタル版、第28話では前後奏のみが使用されている。
- 「タンゴ・サ・イマ」(第14・44話)
- 作詞:藤林聖子 / 作曲・編曲:佐橋俊彦 / 歌:ピエール(松野太紀)
- 第15・16・33話ではインストゥルメンタル版が使用されている。
- 「救命唱歌 -巽防災研究所歌-」(第45話)
- 作詞:藤林聖子 / 作曲・編曲:佐橋俊彦 / 歌:GO2合唱団
- 第34話ではインストゥルメンタル版が使用されている。
- 劇中ではモンドが作った曲という設定になっている(第45話より)。
- 「PSYMA 〜破壊の烙印〜」(第37話)
- 作詞:小林靖子 / 作曲:渡辺俊幸 / 編曲:石川恵樹 / 歌:坂井紀雄
- 「勇気をなくせば」(第9・22・44話)
- 作詞:桑原永江 / 作曲・編曲:山本健司 / 歌:Go Go MICKEY-T
- 「超巨大ロボ!! グランドライナー」(第13・16話)
- 作詞:桑原永江 / 作曲:渡辺俊幸 / 編曲:奥慶一 / 歌:石原慎一
- 「進め!! 防災たましい」
- 作詞:北林あい / 作曲・編曲:亀山耕一郎 / 歌:高山成孝
- 第39話ではインストゥルメンタル版が使用されている。
- 「ディーナス症候群(シンドローム)」(第45話)
- 作詞:藤林聖子 / 作曲・編曲:佐橋俊彦 / 歌:ディーナス(平沢草)
- 「FASTEST & GREATEST」(第21・26・27話)
- 作詞:桑原永江 / 作曲:渡辺俊幸 / 編曲:奥慶一 / 歌:石原慎一
- 第21話ではインストゥルメンタル版と併用され、第40話ではインストゥルメンタル版のみが使用された。
- 「NEVER END!!」(第45話)
- 作詞:洲崎千恵子 / 作曲・編曲:奥慶一 / 歌:巽マツリ(坂口望二香)
- 「STOP THE WARS」(第41話)
- 作詞:金子みなと / 作曲・編曲:外山和彦 / 歌:宮内タカユキ
- 第40話ではインストゥルメンタル版が使用されている。
- 「Go! Love Sick」(第45話)
- 作詞:藤林聖子 / 作曲・編曲:佐橋俊彦 / 歌:速瀬京子(宮村優子)
- 『非公認戦隊アキバレンジャー シーズン痛』において第3痛のEDとして石清水美月(澤田汐音)が本曲をカバーしている。
- 「流星合体!! ビクトリーマーズ」(第37話)
- 作詞:桑原永江 / 作曲:渡辺俊幸 / 編曲:奥慶一 / 歌:石原慎一
- 「Chance or Death」(第34・45話)
- 作詞:藤林聖子 / 作曲・編曲:奥慶一 / 歌:T.Bros.(西岡竜一朗・谷口賢志・原田篤・柴田賢志・坂口望二香)
- 「5人(みんな)」(第45話)
- 作詞・作曲:マイク眞木 / 編曲:山口玉三郎 / 歌:巽モンド(マイク眞木)
放映リスト
本作品ではそれまでのシリーズ作品で本編終了時に使用されていた「つづく」のテロップの代わりに、「Mission Complete」というテロップ表記がなされていた。ただし、前後編の前編などその回の事件が解決しないまま終わった場合は「Mission Incomplete」、解決しても今後にわだかまりが残るような終わり方の場合は「To Be Continued」と使い分けられている。
放送日 | 話数 | サブタイトル | 登場怪人 | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|---|
1999年 2月21日 |
1 | 救急戦士!起つ |
|
武上純希 | 小中肇 |
2月28日 | 2 | 竜巻く災魔一族! |
| ||
3月7日 | 3 | 爆破された兄弟愛(きずな)! |
|
渡辺勝也 | |
3月14日 | 4 | 花びらに異常気象 |
|
宮下隼一 | |
3月21日 | 5 | ヒーローになる時 |
|
武上純希 | 長石多可男 |
3月28日 | 6 | カビが来る! |
|
小林靖子 | |
4月4日 | 7 | 美しき災魔のワナ |
|
武上純希 | 小中肇 |
4月11日 | 8 | 救急戦隊活動停止 |
|
小林靖子 | |
4月18日 | 9 | 盗まれた能力(ちから) |
|
宮下隼一 | 渡辺勝也 |
4月25日 | 10 | 誇りのイエロー |
|
山口亮太 | |
5月2日 | 11 | 灼熱の2大災魔獣 |
|
武上純希 | 長石多可男 |
5月9日 | 12 | 決死の新連結合体 | |||
5月16日 | 13 | 弟たちの反乱 |
|
小林靖子 | 小中肇 |
5月23日 | 14 | 恐怖のウイルス |
|
宮下隼一 | |
5月30日 | 15 | 童鬼ドロップ出撃 |
|
山口亮太 | 諸田敏 |
6月6日 | 16 | 泥棒とサイマの卵 |
|
小林靖子 | |
6月13日 | 17 | マトイの花嫁候補 |
|
宮下隼一 | 長石多可男 |
6月27日 | 18 | 逆襲のVランサー |
|
武上純希 | |
7月4日 | 19 | 完全なる敗北 | 小林靖子 | 小中肇 | |
7月11日 | 20 | 不滅の救急(レスキュー)魂 | |||
7月18日 | 21 | 6番目の新戦士! |
|
武上純希 | 渡辺勝也 |
7月25日 | 22 | 冥王、最後の決戦 |
| ||
8月1日 | 23 | 幽霊救出作戦 |
|
宮下隼一 | 長石多可男 |
8月8日 | 24 | ちびっ子救急戦士 |
|
山口亮太 | |
8月15日 | 25 | 大魔女降臨の時 |
|
武上純希 | 諸田敏 |
8月22日 | 26 | 炎の龍皇子誕生 |
| ||
8月29日 | 27 | イエロー戦線離脱 |
|
小林靖子 | 小中肇 |
9月5日 | 28 | 奪われたボーイ! | 山口亮太 | ||
9月12日 | 29 | 胸騒ぎの星空 |
|
武上純希 | 佛田洋 |
9月19日 | 30 | 脱出! 暗黒惑星 |
| ||
9月26日 | 31 | 切り裂け災魔空間(ゾーン) |
|
宮下隼一 | 長石多可男 |
10月3日 | 32 | ウエディングベル |
|
小林靖子 | |
10月10日 | 33 | ウブな災魔の戦士 |
|
武上純希 | 渡辺勝也 |
10月17日 | 34 | 死 さもなくば 破滅 |
|
小林靖子 | |
10月24日 | 35 | 黒い蛇のトラップ |
|
宮下隼一 | 諸田敏 |
10月31日 | 36 | 奥義! 竜巻落とし |
|
山口亮太 | |
11月7日 | 37 | 美女がサイマ獣!? |
|
武上純希 | 小中肇 |
11月14日 | 38 | 無限連鎖と孫と柿 |
| ||
11月21日 | 39 | 無限連鎖を断て! |
|
山口亮太 | 渡辺勝也 |
11月28日 | 40 | 基地壊滅0秒前 |
|
宮下隼一 | |
12月5日 | 41 | マトイが負けた男 |
|
小林靖子 | 諸田敏 |
12月12日 | 42 | 地獄の災魔獣軍団 |
|
武上純希 | |
12月19日 | 43 | 戦慄の災魔ツリー | 小中肇 | ||
12月26日 | 44 | 救急ファイル99 | - | 山口亮太 | |
2000年 1月2日 |
45 | 初夢は災魔の旋律(メロディ) |
|
渡辺勝也 | |
1月9日 | 46 | 火を吹く消防ロボ |
|
小林靖子 | |
1月16日 | 47 | 冥王! 復活の代償 |
|
武上純希 | 長石多可男 |
1月23日 | 48 | 決戦は災魔宮殿(パラディコ) |
| ||
1月30日 | 49 | 覚醒!二大破壊神 |
|
小中肇 | |
2月6日 | 50 | 燃える救急(レスキュー)魂 |
放映ネット局
対象地域 | 放送局 | 備考 |
---|---|---|
関東広域圏 | テレビ朝日 | キーステーション |
北海道 | 北海道テレビ | |
青森県 | 青森朝日放送 | |
岩手県 | 岩手朝日テレビ | |
宮城県 | 東日本放送 | |
秋田県 | 秋田朝日放送 | |
山形県 | 山形テレビ | |
福島県 | 福島放送 | |
新潟県 | 新潟テレビ21 | |
富山県 | 北日本放送 | 日本テレビ系列局 |
石川県 | 北陸朝日放送 | |
福井県 | 福井テレビ | フジテレビ系列局 |
山梨県 | 山梨放送 | 日本テレビ系列局 |
長野県 | 長野朝日放送 | |
静岡県 | 静岡朝日テレビ | |
中京広域圏 | 名古屋テレビ | |
近畿広域圏 | 朝日放送 | |
鳥取県・島根県 | 山陰中央テレビ | フジテレビ系列局 |
広島県 | 広島ホームテレビ | |
山口県 | 山口朝日放送 | |
徳島県 | 四国放送 | 日本テレビ系列局 |
香川県・岡山県 | 瀬戸内海放送 | |
愛媛県 | 愛媛朝日テレビ | |
高知県 | テレビ高知 | TBS系列局/脚注参照[注 15] |
福岡県 | 九州朝日放送 | |
長崎県 | 長崎文化放送 | |
熊本県 | 熊本朝日放送 | |
大分県 | 大分朝日放送 | |
宮崎県 | 宮崎放送 | TBS系列局 |
鹿児島県 | 鹿児島放送 | |
沖縄県 | 琉球朝日放送 |
映像ソフト化
- ビデオ(VHS、レンタルのみ)は2000年4月 - 2001年3月にかけて全12巻が東映ビデオよりリリースされている[9][10]。
- テレビシリーズを再編集したHEROクラブのビデオが東映ビデオより全3巻発売された[9]。
- テレビシリーズを再編集したばっちしVのビデオがバンダイビジュアルより全1巻で発売された[9]。
- 2003年11月21日から2004年1月21日にかけてDVDが東映ビデオより発売された。全9巻でVol.1 - 4は各5話、Vol.5 - 9は各6話収録。またVol.1 - 3, Vol.4 - 6, Vol.7 - 9はそれぞれ同時リリースとなっている。
オリジナルビデオ
シリーズ内の他作品への登場
各作品における詳細はそれぞれの項目を参照。
- スーパー戦隊大集合
- 『未来戦隊タイムレンジャー』第51話として放送された特別総集編。タイムレンジャー5人がタイムジェットで本作品の世界を見に来たという設定で、本作品の映像が流用されている。
- 百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊
- 『百獣戦隊ガオレンジャー』のスーパー戦隊Vシネマ作品で、ダイモン/ゴーイエローとゴーレッド、レッドラダーが登場。
- 海賊戦隊ゴーカイジャー
- 関連する映画も含め、複数のキャラクターが同作品にて登場。
- TVシリーズ本編:マツリ(第23話)、ショウ(最終回)
- ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦:ビクトリーロボ
- 海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船:使い魔インプス
脚注
注釈
出典
参考文献
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外部リンク
- 救急戦隊ゴーゴーファイブ(スーパー戦隊ネット内の紹介記事)
- DVD 救急戦隊ゴーゴーファイブ特集(東映ビデオ内のサイト)
- ↑ 以下の位置に戻る: 1.0 1.1 1.2 1.3 テンプレート:Harvnb
- 元の位置に戻る ↑ トイジャーナル2001年1月号
- 元の位置に戻る ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 以下の位置に戻る: 4.0 4.1 テンプレート:Cite journal
- 元の位置に戻る ↑ テンプレート:Cite journal
- 元の位置に戻る ↑ テンプレート:Cite web
- 元の位置に戻る ↑ テンプレート:Cite web
- 元の位置に戻る ↑ 「救急戦隊ゴーゴーファイブ THE SCORE 1」付属解説書
- ↑ 以下の位置に戻る: 9.0 9.1 9.2 テンプレート:Cite book
- 元の位置に戻る ↑ テンプレート:Cite book
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