ビーロボカブタック
メタルヒーローシリーズ | ||
通番 | 題名 | 放映期間 |
第15作 | ビーファイター カブト |
1996年3月 - 1997年2月 |
第16作 | ビーロボ カブタック |
1997年2月 - 1998年3月 |
第17作 | テツワン探偵 ロボタック |
1998年3月 - 1999年1月 |
『ビーロボ カブタック』は、1997年(平成9年)2月23日から1998年(平成10年)3月1日までテレビ朝日系列で毎週日曜8時00分から8時30分(JST)に全52話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、及び作中に登場するロボットの名称。メタルヒーローシリーズの第16作目にあたる。
目次
概要
前作『ビーファイター』2作同様にカブトムシを主人公のモチーフにしているが、『がんばれ!!ロボコン』や東映不思議コメディーシリーズなどの作品に代表されるコメディの要素がプラスされた。そのため、本作品で主軸がおかれている「スターピース」を巡る争奪戦も、地球侵略を目論む敵や科学犯罪者と戦うバトルアクションではなく、スポーツ対決からクイズ対決などさまざまな勝負が展開されるというものとなっており、従来のメタルヒーローシリーズとは大きく趣を異にした作品となっている。
プレックスのデザイナーテンプレート:誰によると、企画当初、本作は前作「ビーファイターカブト」の続編である「シーファイター」として提案されていたようだが、その話も立ち消えとなり、最終的には現在の形になったとのことである[1]。『シーファイター』の時点では『ビーファイターカブト』まで同じく地球侵略を目論む敵と戦うバトルアクションだったもののコメディに路線変更をした理由は「スーパー戦隊シリーズとイメージが重なり、視聴率が頭打ちになっていたため」だと「TVガイド」テンプレート:Fullの中で語られていたことがある。
前作の『ビーファイターカブト』のカブテリオスが好調だったため、前作同様巨大ロボット・ドデカブタックが登場した。
特撮を担当した特撮研究所はデジタル合成システムを導入し、ビーロボの変形シーンなど、同年の『電磁戦隊メガレンジャー』とともにコンピュータグラフィックスやデジタル合成を多用しているテンプレート:Sfn。
本作品と『テツワン探偵ロボタック』をメタルヒーローシリーズに本作品以降の作品を含めないという見方も存在している(メタルヒーローシリーズ#概要を参照)。
本作と次回作『テツワン探偵ロボタック』がコメディ路線で作られたことが次々作『燃えろ!!ロボコン』の制作に結果的に繋がった[2]。
キャスティング
主人公であるカブタックの声には、それまでアニメなどで活躍していた人気声優の草尾毅を起用。カブタックの声のみならず、主題歌や挿入歌の歌唱、さらには36話ではゲストという形で顔出しでの出演もしている。またその他のビーロボの声にも、中村大樹、橘ひかり、松本大、千葉繁など多彩な顔ぶれが揃えられている。
この他、『ウゴウゴルーガ』のルーガ役で知られた小出由華や、志茂田景樹、鈴木ヒロミツなどのレギュラー陣や、前述の草尾の他のゲストに、プロレスラーの安生洋二(30話)や、本作品で挿入歌を手がけた宮内タカユキ(36話)という面々が登場した。
スタッフについて
前作同様日笠淳がメインプロデューサーとして参加しているが、その他のスタッフに関しては大きな入れ替わりがなされている。
その一環として、メタルヒーローシリーズでは『特捜エクシードラフト』でのゲスト参加以来となる山田隆司、そして新たに西園悟と浦沢義雄がシリーズ初参加を果たしている。その一方で前作までの主力ライターの宮下隼一や扇澤延男も引き続き参加している。
演出陣は前作より続投の石田秀範を除いては完全に一新され、『カーレンジャー』よりスライドする形で坂本太郎、渡辺勝也が起用された他、日笠プロデューサーとの長い付き合いである岩原直樹、さらに終盤より参加の諸田敏が新たに名を連ねている。
この他、前3作の特撮監督だった尾上克郎に代わり、スーパー戦隊シリーズと兼任という形で佛田洋が本作品の特撮監督に起用され、尾上はデジタルエフェクトに回った。
備考
42話では、放送当時公開された映画『北京原人 Who are you?』のタイアップの一環として北京原人が出演している。
本作の最終回、および後番組『テツワン探偵ロボタック』と『星獣戦隊ギンガマン』の第一回では、撮影時に首都圏で大雪が降ったため、映像中にも雪が映りこむどころか、雪を効果的に使った演出が使われ、『ギンガマン』ではオープニングにも雪が登場している。
またテレビ放送ではないが、1999年(平成11年)5月に福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズでのイベントで、『ロボタック』、『燃えろ!!ロボコン』とのコラボレーションが行われた[3]。
番組初期の玩具展開では、各ビーロボ玩具の「スーパーチェンジシリーズ」のパッケージ付属の応募券を切り取って、玩具店に置いてあるハガキに貼って贈ると、懸賞でキャプテントンボーグが当たるものがあり、この玩具イベントは翌年の『ギンガマン』、『ロボタック』にも受け継がれた。
ストーリー
1994年(平成6年)に謎の物体「スターピース」を発見したロボット工学者高円寺寅彦博士は、3年後のスターピースの力が最も高まる時に備え、スターピース探索のために「ビーロボ」を開発し、姿を消した。
その3年後の1997年(平成9年)、寅彦博士の孫である高円寺譲少年のもとに突然現れたビーロボ「カブタック」。彼の使命は、スターピースなる謎の物体を探し出すことだと言う。スターピースは蛇使い座を含む13星座に沿って13個存在し、あらゆる願いを叶えると共に、全部集めると素敵なことが起きると言われている。譲の友人や悪者になってしまったビーロボたちも巻き込み、スターピースの争奪戦が始まる。
登場人物
ビーロボ
スターピース探索用に開発された新型ロボット。高円寺寅彦博士が開発し、3年間の睡眠学習を経て活動を開始した。動物の特性を活かしたバイオチップを持ち、人間のようにものを考え、自意識で活動し、言葉を話すこともできる。省エネ形態のノーマルモードから活動形態のスーパーモードへ変形できる(これをスーパーチェンジと呼ぶ)。カブタックとクワジーロのみは初期型のため、彼らと強い友情で結ばれた者が専用通信機「友情コマンダー」で変形指令を送らなければスーパーチェンジできない。また最新型であるテントリーナを除き、スーパーチェンジには時間制限がある。
正式名称はBEETLE Robotで、生体核エレクトロニクス及び変形運動顕在化システム搭載ロボットを意味するBio Elementary Electronic & Transform Locomotive Eexivision Robotの略。
- カブタック
- 声 - 草尾毅
- スーパーモード継続時間:3分 / スーパーモード時の武装:ビリットスティック(ノーマルモードの頭部が変化)
- カブトムシ型バイオチップを持つ1号機。少々ドジで慌て者だが、勇気と努力は人一倍。カブトムシがモチーフであるだけあってスイカが好物。また木の上にいると落ち着く(クワジーロ、テントリーナも同様)。カラーリングは赤。
- ノーマルモード時は甲高く可愛い口調で、語尾に「カブ」とつけるのが特徴だが、スーパーモード時はシリアスなヒーロー口調に変わる。スーパーモード時の決め台詞は、「君の勇気がこの胸に、熱く響いていい感じ。ビーロボの一番星・カブタック!!」。急ぐ場合は「ビーロボの一番星」のみになることもある。
- 最も初期のビーロボであるため、性能面などで他のビーロボに劣る部分があるが、他のビーロボには搭載されていない”ひらめき回路”によって奇策を思いついたり、高円寺譲との友情で結ばれた絆によって力を増し、時に全ビーロボ中最強のパワーを発揮する。スーパーモード時にはビリットスティックを使った「ビリットショック」を得意技とする他、地中用の「ドリルットパーツ」、水中用の「ザブットパーツ」などのオプションを持つ。
- Vシネの『クリスマス大決戦』では、スーパーモードの状態でドリルットパーツを装備し、ドリルを敵に叩きつける「カブタックファイナルクラッシュ」を必殺技として使用した。
- 変形は逆立ちをし、手脚が逆ポジションとなるもの。
- クワジーロ
- 声 - 中村大樹
- スーパーモード継続時間:5分 / スーパーモード時の武装:ハサミックカッター
- ミヤマクワガタ型バイオチップを持つ2号機。カブタックの相棒的存在で、真面目で気は優しくて力持ちの典型キャラクター。目覚めたばかりで途方に暮れているところを吉祥寺蔵之助に助けられ、以降、吉祥寺工務店に住み込むことになる。
- 普段は吉祥寺工務店で大工仕事をしており、拾われた恩義からスターピース争奪戦より仕事を優先することもあった。「男は黙って」が口癖で、福岡弁で喋る(一人称は「おい(どん)」)のが特徴。カラーリングは緑。変形パターンは手脚が伸び、スーパーモード時の頭部が現れる。
- トビマスカイ
- 声 - 木藤聡子
- スーパーモード継続時間:7分
- 第9話より登場した3号機。自力でスーパーチェンジできる初のビーロボで、唯一人型ではない。カブタックと合体して「ブットビカブタック」となり飛行能力を与える。口癖は「飛びます!飛びます!」。生意気で口調はビーロボで最も子供っぽい。カブタックと出会った当初は、ノーマルモードのカブタックをかっこ悪いという理由からサポートすることを嫌がっていたが、テントリーナに説得されてサポートしていくことになる。また当初はデンデンローラーと同じくサポートメカと思われたが、後に自分もビーロボであることを打ち明けた。
- ビーロボの中では唯一バイオチップのモチーフが不明でありテンプレート:Sfn、公式な書籍にも記載されていない。テントリーナのことが好き。カラーリングは赤とオレンジ。
- ガニラン
- 声 - 江川央生
- スーパーモード継続時間:9分 / スーパーモード時の武装:ガニブーメラン(ノーマルモードでも使用可能)
- カブトガニ型バイオチップ[4]を持つ4号機。コブランダーの子分。カラーリングは紫で、ハサミの手を閉じてグローブ状にして相手に打ち付ける「ガニパンチ」が得意技。
- 酒好きの人間に拾われたために、大酒飲みで乱暴者だが、頭が悪く、スターピース争奪戦では大抵は負けてしまう。変形パターンはクワジーロに似ている。
- スパイドン
- 声 - 茶風林
- スーパーモード継続時間:11分 / スーパーモード時の武装:クローアンカー、クモの糸(ノーマルモードでも使用可能)
- ジョロウグモ型バイオチップを持つ5号機。守銭奴で金勘定が得意だが、貧乏故に大金を持つと緊張して手が震え、計算が出来なくなる。ガニランと同じくコブランダーの子分。関西の高利貸しに拾われていた影響から、関西弁で話す。ガニランとは凸凹コンビで、ガニスパコンビを自称する。カラーリングは黒黄の縞模様。スーパーチェンジ時には天井からぶら下がり、カブタック同様上下逆になって変形する。
- 両腕から放つ「クモの糸」や、スーパーモードで使うクローアンカーなど、相手の動きを封じる小細工をする事が多いセコい性格故に、真っ向勝負ではカブタック達に勝てない。
- ダンゴロン
- 声 - 遠近孝一
- スーパーモード継続時間:13分 / スーパーモード時の武装:ダンゴソーサー
- 第16話より登場。ダンゴムシ型バイオチップを持つ6号機。侍口調が特徴。事故のせいで睡眠学習が不完全なために敵味方の区別がつかず、女性の顔の区別もつかないという難点を持つ。譲がいなければスーパーモードになれないカブタックを半人前と称し(カブタック同様クワジーロに対しても「一人でスーパーモードになれない奴」と見下していた)たが、場合によっては協力することもある。
- 正義感は強いものの、孤高に見える独り善がりなところがあり、そこをシャークラーにつけこまれ、彼と手を組んでしまったが、シャークラーの本性を知った後、カブタックを仲間と認め、腹に保管していたスターピースをカブタックに手渡した。スーパーモードの他に、ホイールモードに変形することができ、「ホイールチェンジ」の掛け声で変形する。好物は団子。特にアンコの付いた串団子を好むようだ。カラーリングは黒・オレンジ。
- スーパーモードの決め台詞は「あなたの影に。ダンゴロン」。変形パターンは胴体部の中が展開するいわゆるガワ変形。
- ゲロタン
- 声 - くまいもとこ
- スーパーモード継続時間:13分 / スーパーモード時の武装:ジャクシーボンバー、ウォータージェット(ノーマルモードでも使用可能)
- 第22話より登場。カエル型バイオチップを持つ7号機。結論優先回路が内蔵されており、「結論から言おう」が口癖で、言いたいことを理論的にズバズバ言うが、言い過ぎて呆れられることもある。「結論から言ってケロ」と他人に要求したこともある。スターピースの研究を続けており、ビーロボの中では最もスターピースに関する知識が高い他、そのために高円寺寅彦の信任も厚いため、カブタックのパワーアップパーツも預かっていた。
- カエルのバイオチップを持つために冬眠する他、天敵であるヘビが苦手で、コブランダー(初登場時、スーパーモードのコブランダーと対峙した時はヘビがモチーフだと気付かず、ノーマルモードに戻った際動揺した)にも脅えていたが、後にヘビと生活することによって克服している。カラーリングは黄緑。
- 固有装備としてオタマジャクシ型探索メカ「ジャクシー」を装備。
- コブランダー
- 声 - 松本大
- スーパーモード継続時間:13分 / スーパーモード時の武装:コブラビュート(ノーマルモードでも使用可能)
- コブラ型バイオチップを持つ8号機。睡眠学習が不完全なために乱暴者と化し、しゃべり方もドスが効いている。
- ガニランとスパイドンを率いて、スターピースの力で世界を支配しようと企み、カブタックらと争奪するが、勝負ではいつも負けてしまう。また貧乏なため、物語進行に連れ段々そんな野望よりも、目先の生活を重視するようになり、一度カップラーメンが欲しいという執念だけで(貧乏で困窮中のコブランダー達にとって、勝利しなければ死活問題でもあったため)カブタックに勝利したことがある。シャークラーから「キャプテン・トンボーグの正体は高円寺博士で、そのため、孫の譲が味方するカブタックを勝たせていた」と聞かされ、子分たちやシャークラーと共にトンボーグを痛めつけるが、シャークラーの度が過ぎた痛めつけ方を見て、「例え憎くても、高円寺は俺たちの産みの親だ」と自身の過ちに気づき、子分たちと共にトンボーグを助ける道を選んだ。
- 蛇であるコブラのバイオチップを持つために冬眠する。また、ヘビの天敵であるマングースに似たネコが苦手。シャークラーとは同時期に開発され共にテストしている。その過程で彼に叩きのめされた経験もあるが、その経緯からシャークラーの情報を持ち、同時に危険性も理解しており、トンデモジョーズを奪おうとしたことがある。カラーリングは青。
- 未亡人に惚れかけたり、弁当屋の娘に恋をする一面もある。特に前者に関しては、脚本を担当した山田隆司によれば、この失恋がきっかけで、コブランダーは人間不信に陥りグレてしまったそうである[5]。変形パターンはクワジーロ、ガニランと同じく、手脚が伸び、頭部が現れる方式。
- シャークラー
- 声 - 千葉繁
- スーパーモード継続時間:15分 / スーパーモード時の武装:フカヒレイザー、コブンザメ
- 第28話より登場。サメ型バイオチップを持つ9号機。一人称は「自分」、語尾は「~っす」。表面的には友好的な態度を取りつつも、裏で腹黒い一面を持つ最強の戦闘力を持つビーロボ。歪んだ自我の持ち主故に高円寺博士によってカプセルに封印されており、後にダンゴロンによって解放されてしまう。勝負ではチーム戦でコブランダー一味を部下(ガニランとスパイドン)にしたり、共闘することが多い。高円寺博士に音痴な歌を聞かされたせいで歌恐怖症である。『ビーロボカブタック クリスマス大決戦!!』ではカブタックたちと共闘はしなかったが、「他のビーロボが自分以外の者に倒されるのは我慢ならない」という理由から譲を救出した。高円寺博士を怨んでいる本当の理由は封印されたことよりも、自分の額に傷を付けられたためであったが、そのことを知ったカブタックがスターピースに願ったことで額の傷は消え、カブタックの思いやりに惹かれて改心した。カラーリングは黒・銀。
- ノーマルモードでは、しょっちゅう巨大な歯ブラシ・シャーブラシ(毛の数は千本)で、自分の歯を磨いている。またスーパーモード時に使用するコブンザメからは魚雷を撃つこともできる。通常時でもクワジーロを上回るパワーと、ホイールモードのダンゴロン以上のスピードを誇る。
- 普段は、自分の会社で株ビジネスをしている。変形パターンはクワジーロ式に更に捻ったもの(コブンザメや、脚部の回転)となっている。
- テントリーナ
- 声 - 橘ひかり
- スーパーモード継続時間:常時 / 武装:リーナステッキ
- テントウムシ型バイオチップを持つ唯一の女性型ビーロボ。10号機。シャークラーの戦闘力があまりに強力だったため、その反省から初めから戦闘能力を持たずに設計された。常にスーパーモードでいられる最新型だがテンプレート:Refnest、そのためにエネルギー消費が激しく、さまざまなアルバイトでエネルギー費用を稼いでいる。吸い込むように大量の梅干を食べたこともある。胸の大きさに悩みを持つ。カラーリングはピンク・白。
- 友人の三鷹小百合と同じマンションに住んでいる。
朝日町の住人
主な舞台となる「朝日町」はテレビ朝日から、朝日町の住民の苗字は、中央本線の駅名から取られている[6]。
- 高円寺 譲(こうえんじ ゆずる)
- 演 - 二見一樹
- カブタックの親友にしてパートナー、寅彦の孫。運動神経も成績も良くはないがガッツは人一倍。友情コマンダーでカブタックをスーパーチェンジさせる。歌うのが苦手。作中で彼女が出来、彼女が引っ越した後でも文通している。9歳。
- 吉祥寺 蔵之助(きちじょうじ くらのすけ)
- 演 - 木村雅
- 吉祥寺工務店の副社長(演:佐藤正宏)の息子で、クワジーロの親友にしてパートナー。譲と違い、スポーツ優秀、学業優秀(一度だけ名前の書き忘れで0点を取ったことがある)。通称ミスターの由来は「ミスター朝日小」からきている。友情コマンダーでクワジーロをスーパーチェンジさせる。11歳。
- 三鷹 小百合(みたか さゆり)
- 演 - 小出由華
- 譲や蔵之助の友達。テントリーナと同じマンションに住み、三男(みつお)という弟がおり、バースという名前のネコも飼っている。サバサバとした性格の持ち主で料理が得意だが、成績は譲同様あまり良くない。9歳。
- 高円寺 正寅(こうえんじ まさとら)
- 演 - 石井洋祐
- 譲の父親で寅彦の息子だが、父である寅彦を嫌い、寅彦が造ったカブタックを厄介者としている。会社員でゴルフが趣味。妻円とは今でもアツアツの関係。家族に内緒でロックバンドを組んでいて、ボーカルを担当している。バンドでの名前はタイガー。35歳。
- 高円寺 円(こうえんじ まどか)
- 演 - 向井亜紀
- 譲の母親。正寅同様、寅彦とカブタックを厄介者扱いしている。旧姓は落合。節分の季節には幼少時のトラウマから、鬼の面に容赦なく豆を投げつけるほどに凶暴化する一面を見せる。学生時代の成績は息子と同等か、それ以上に悪かった。35歳。
- 大久保 麗香(おおくぼ れいか)
- 演 - 井上碧
- 小百合のライバルで、大豪邸の令嬢。高慢で勝つために卑劣な手段も平気で行う性格からコブランダーと何度もつるんだ。13歳。2人の姉がいる(長姉:麗子(れいこ)20歳、次姉:麗奈(れいな)16歳)が性格はほぼ同じ。多くの部下を従えているが、ほとんど名前を呼ばれておらず、名前があるのは、執事の豊田(とよだ - 演:サード長嶋)だけだった。
- 荻窪 明(おぎくぼ あきら)
- 演 - 石井寧
- 蔵之助に対して強いライバル意識を持っている。対決では負け続けたものの、何度も挑戦し続け、47話では遂に蔵之助に勝利し、後に志望校の受験にも合格した。11歳。
- 一見は反抗的で捻くれた性格。明の父親は、正寅が勤めている会社の取引先の専務だったが、その会社が後に倒産してしまい、内職で生計を立てるように。
- 中野 美樹(なかの みき)
- 演 - 国分佐智子
- 朝日町をパトロールする婦警(巡査)。団子が大好物でダンゴロンに気に入られたが、畑仕事をしたいといって田舎に帰ってしまうなど、何事にも行き当たりばったりでいい加減という性質の悪い性格。21歳。
- AP717
- 声 - 津野田なるみ
- 中野美樹婦警と共に朝日町をパトロールするロボット。中野婦警のいい加減さにいつも手を焼かされている。テントリーナとボディが似ており、46話のトビマスカイが入院した病院の看護婦にも酷似している。
- 小金井 太郎(こがねい たろう)
- 演 - 鈴木ヒロミツ
- 骨董品屋「阿弥陀屋」の店主。鑑定士でもあり、作中番組『週刊お宝鑑定局』にも出演している。母親(演:夏川さつき)譲りのとてつもない強欲な性格であり、「叩いて叩いて安く買い、手段を選ばず高く売る」が信条。スターピースで金を稼ごうと悪巧みをし、度々コブランダー一味とつるむ。終盤でスターピース騒動のどさくさによって店と骨董品の大半を焼失し、残った骨董品等で仮店舗を開く。45歳。
- 国立 純一郎(くにたち じゅんいちろう)
- 演 - 草尾毅
- 譲たちの学校の音楽教師だったが、テレビののど自慢番組で優勝したのをきっかけに歌手を目指そうと思い立ち、学校を退職した。カブタックそっくりの声を持つ(演じたのが草尾本人である為)。
その他の人物
- 高円寺 寅彦(こうえんじ とらひこ)
- 演 - 志茂田景樹
- 譲の祖父で、正寅の父親。ロボット工学の天才で、人間同様意志を持って行動する高円寺式ロボットを造ってあちこちに売り込み、朝日町の各所にもそういった多くの高円寺式ロボットが日常生活に溶け込んでいる。
- 銀河古文書を解読し、スターピースを集めるためにビーロボを作った。終盤まで行方不明となっていたため、出番の多くが回想シーンだった。譲やカブタック達からは慕われている一方、息子夫婦からは変人と呼ばれて嫌われている。歌好きだが、音痴な57歳。
- キャプテントンボーグ
- 声 - 郷里大輔
- スターピース争奪でカブタックたちが争うと何所からともなく現れるトンボモチーフの謎の審判ロボ。さまざまなスポーツやゲームなどでカブタックたちを争わせ、スターピース争奪戦(時折、誰かの喧嘩でもその立会いに現れたり、スターピースとは直接繋がらない勝負の場合にも出てくる)を仕切った後に去っていく。自身と同じトンボ型のハンドマイクがついたキャプテンスティックという棒を持ち、胸には得点盤、左腕にはゴングが装備されている。一度シャークラーにやられてからは修行をして、より厳しい審判へと生まれ変わり、体色も青から赤に変わった。ただし体色については『ビーロボカブタック クリスマス大決戦!!』において元の青に変わったことから、修行ではなく季節の変化によるものであるような描写がなされている[7]テンプレート:Refnest。
- 登場シーンは最初は普通に姿を現していたが、途中から様々なスタイルや人物に変装して現れるようになった。その正体は高円寺寅彦と思われていたが、後に別人と判明。結局最後まで正体は明かされぬままとなった。 PUFFY の歌が好き。自分のイニシャルを指摘されるまで「K・T」だと思っていた(本来はC・Tだが、K・Tイニシャルを描くクセが付いてしまい、50話でも直っていなかった)。
- 登場する際の決め台詞は「ひとーつ、ひいきは絶対せず! ふたーつ、不正は見逃さず! みっつ、見事にジャッジする! 審判ロボ・キャプテントンボーグ、ただいま参上!」(スターピース(もどき)が付いたキャプテンスティックに台詞(声は篠原恵美)を取られたことも)。
- 勝負を始める際には「トーセンボ」という4機のトンボ型のメカが現れ、勝負が終わるまで出ることはできず、ボクシングやプロレスで戦う場合ではそのままリングになる。中盤からは、あらゆる競技が書かれた「キャプテンルーレット」も使うようになった。その審判ぶりには決して逆らうことはできない。実は戦闘能力も高く、トンボーグ自身への攻撃など審判への完全な冒涜をされた時、上記の決め台詞に加え「よっつ、容赦はせずに制裁だ! 」という続きが存在し、ビーロボを遥かに上回る天候さえも変える力を持ってコブランダー達をこらしめ、赤トンボ(スパイドンにそう突っ込まれた)となってからは、トンデモジョーズをも屈服させるほどの実力を見せる。
- 決め台詞でも公正なジャッジを掲げているが、情に流されたり不正を見逃すなど、気まぐれな性格でもあるテンプレート:Sfn。
- 玩具はキャンペーン時懸賞で、前半の青トンボバージョンが出て、トーセンボとサウンドギミックを積んだバトルリング、キャプテンルーレットが付属した。トンボーグ本人にはキャプテンスティックの他に、胸のスコアボード数字が背部レバーで変わるギミックがある。後に一般販売された際は、後半の紅白バージョンカラーとなり、トーセンボのみが付属。
- キャプテンスティックはなりきり玩具でも発売された。
- 脚本を担当した西園悟によれば、企画当初の西園が参加した時点ではキャプテントンボーグに相当する審判役となるキャラクターは存在しておらず、西園が企画書を執筆する際に追加した審判役となる「変なおじさん」がキャプテントンボーグの原型になったと自身のホームページにて証言している[8]。
- スターマインド
- 演 - ラッキィ池田 声 - 鈴木琢磨(スターマインドS)
- スターピースを全て集めた際、カブタック達をも驚愕させる事実をもって現れた謎の人物。子供用のゾウさんのじょうろを頭上に乗せて紐で縛りつけている。また星型の顔をしたパワードスーツ形態・スターマインドSに変身する(本人曰く、こっちが本来の姿らしい)。
サポートメカ
ビーロボの活動をサポートする目的で作られたメカニック。
- デンデンローラー
- 声 - 矢尾一樹
- 最高時速:350kmテンプレート:Refnest
- 第4話より登場。江戸っ子口調が特徴な1輪バイク。ナビゲーションシステムを持ち、カブタックを乗せて日本中何処へでも行ける。カタツムリのバイオチップを持つことから、アジサイに恋したこともある。
- ドリルットパーツ
- 第23話より登場。カブタックの陸上強化のために開発されたオプションパーツ。ゲロタンから託された。手足にはキャタピラ、頭部には強力なドリル、背中には高出力エンジンが装備され、巨大な岩を粉々にすることができる。しかし、国立先生を獲り込んだ、スターピースの宿ったくす玉には跳ね返された。スーパーモードのときに使用される際は頭部が右腕に装備される(本編で一度、Vシネマで一度使用。ザブットパーツもパターンが同じ)。
- ザブットパーツ
- 第30話より登場。水辺が苦手なカブタックのために開発されたオプションパーツ。ゲロタンから託された。両腕にスクリュー付きのグローブ、足にヒレ、背中にボンベが装備される。頭部からは魚雷「ビリットミサイル」を放つ。スーパーモードでは一度だけ使った。
- トンデモジョーズ
- 全長:7m(ノーマルモード)/12m(スーパーモード) / 重量:45t / スーパーモード時武装:フィンブレード、ジョーズシールド
- 第31話より登場。高円寺博士が蠍座のスターピースを入手した際、その力を試すため、「シャークラーを地上最強にする」という願いをかけて誕生させた大型支援ロボット。背中からコクピットにシャークラーを収容し、シャークラーの「ダブルスーパーチェンジ」の掛け声でノーマルモードからスーパーモードにチェンジする。
- ジョーズシールドからはビームを放つことが可能である他、登場したばかりのドデカブタックを吹き飛ばすほどの威力をもつフィンブレード竜巻斬りという必殺技を持つ。
- 日本国内での玩具化はされず、テンプレート:要出典範囲。
- ドデカブタック
- 全長:6.5m(ノーマルモード)/10.8m(スーパーモード) / 重量:50t / スーパーモード継続時間:3分 / スーパーモード時武装:ビリットスコップ、ドデカシールド
- 第31話より登場(スーパーモードは第32話より)。カブタックがトンデモジョーズに対抗するために射手座のスターピースに願って誕生させた大型ロボット。カブタックを胴体のコクピットに収容し、カブタックの「ダブルスーパーチェンジ」の掛け声でノーマルモードからスーパーモードへ変形する。これまでの巨大戦力と違い、呼び出しても役に立たなかった回もある。
- ビリットスコップを地面に突き立てて電撃を走らせる電撃爆走シュートや、全身を回転させて強風を巻き起こすドデカタイフーンなどの技を持ち、他にも頭部からのドデカフラッシュや、ドデカシールドのナンデモノズルからは放水やドデカビームの発射などが可能となっている。
- 登場の際のBGMは、『展覧会の絵』である。
スターピース
へびつかい座を含む13星座に沿って13個存在する謎の物体。様々な物に取りつき、その物の能力を強化(スーパー化)させる(例えば第1話ではトラックに取りつき、そのトラックを猛スピードで爆走させるなど)。取りつかれた物の中には、自我を持つ物や人語を解する物も存在する。手に入れると、その者の願いをどんなことでも一度だけ叶えてくれる。さらに願いを叶え終わった後のスターピースは、緑色の球体から星座マークの入った球体の破片状に変化し、これを13個揃えて球体状に組み上げると、人類に夢と希望を与えるような素晴らしいことが起きるとされていたが、実際には全く正反対であったことが最終エピソードで判明した。
1997年に入ってから天体の運行の影響で活発化し、地上のさまざまな場所に出現するようになった。スターピース探索用ロボットであるビーロボがそれに合わせて活動を開始したことで、本作の物語が始まる。
作中で登場するスターピースは12個だが、残りの1個であるさそり座のスターピースは物語開始前に既に高円寺博士が手に入れており、その力でトンデモジョーズを出現させた後のスターピースはダンゴロンが保管していた。
また、スターピースには偽物とも言える「スターピースモドキ」(単に「モドキ」とも呼ばれる)が存在し、これはスターピースが眠っていた際、周辺のただの石などがその影響を受け、スターピースに近い能力を持ったものである。物体をスーパー化させる能力はあるものの、願いを叶える能力はなく、物体からはがすと砂に変わってしまう。また、途中でスーパー化させる力が消えていくという特徴がある。従って全52話で繰り広げられる争奪戦の内、本物のスターピースはさそり座を除く12個だけなので、苦戦の末にスターピースを手に入れたと思ったら、実はモドキで残念な結果に終わることが多い。また、本物を一つ手に入れた際にも、「残りのピース全てを集めたい」というような、スターピースに関する(特に入手・存在について)願いはかなえられない。
キャスト
スーツアクター
- カブタック(ノーマル)[9][10]:田邊智恵
- カブタック(スーパー)[10]:日下秀昭
- クワジーロ(ノーマル)[11][10]:小倉敏博
- クワジーロ(スーパー):的場耕二
- テントリーナ[12]:橋本恵子
- コブランダー(ノーマル)[10]:大林勝
- コブランダー(スーパー)[13]、キャプテントンボーグ[14]:今井靖彦
- ガニラン[15](ノーマル):渡辺実
- ガニラン(スーパー):宮崎剛
- スパイドン(ノーマル):藤本幸太郎
- スパイドン(スーパー)[10]:福沢博文
- ダンゴロン(ノーマル):秋本雅彦
- ダンゴロン(スーパー):大藤直樹
- ゲロタン:水谷健
- シャークラー(ノーマル):藤田健次郎
- シャークラー(スーパー):武智健二
スタッフ
- プロデューサー:上田めぐみ(テレビ朝日)、日笠淳、丸山真哉(東映)
- 原作:八手三郎
- 連載:テレビマガジン、たのしい幼稚園、てれびくん、幼稚園
- 脚本:山田隆司、西園悟、浦沢義雄、扇澤延男、宮下隼一
- 音楽:石田勝範
- 撮影:松村文雄、小泉貴一
- 照明:斉藤久、高橋道夫
- 美術:大嶋修一
- 録音:太田克己
- 編集:菅野順吉
- 計測:岡部正治、小泉貴一、内田正司
- 記録:深沢いづみ
- 選曲:金成謙二
- 効果:大泉音映
- プロデューサー補:小泉友与志
- 助監督:岩原直樹、加藤弘之、諸田敏、鈴村展弘
- 進行主任:東正信
- 制作事務:石垣紘一
- 制作担当:沼尾和典
- 操演:羽鳥博幸
- 美粧:サンメイク
- 衣裳:東京衣裳新社
- 装置:紀和美建
- 装飾:大晃商会
- ミニチュア造型:東陽モデル、ミューロン
- 企画協力:企画者104
- キャラクターデザイン:岡本英郎、マイケル原腸、プレックス、原田吉朗、大畑晃一、河野成浩
- イラスト:野口竜、スタジオメルファン
- 造型:前澤範
- キャラクター製作:レインボー造型企画
- 視覚効果:沖満
- デジタル合成:大谷喜朋
- 現像:東映化学 ファインネガ・ビデオシステム
- 広報:鈴木かおり、栗井淳(テレビ朝日)
- 特撮:特撮研究所
- 操演:鈴木昶、阿部匠
- 撮影:中根伸治
- 照明:林方谷
- 美術:木植健次
- 特撮監督:佛田洋
- デジタルエフェクト:尾上克郎
- アクション監督:J・ムラカミ
- 監督:坂本太郎、渡辺勝也、石田秀範、岩原直樹、諸田敏
- 制作:テレビ朝日、東映、ASATSU
主題歌・挿入歌
本作の主題歌を始め、多くの挿入歌は、カブタック役の草尾によって唱われているが、多くの特撮作品ソングを歌唱した水木一郎や、串田アキラ、宮内タカユキも参加している。
- オープニングテーマ
- エンディングテーマ
- 挿入歌
-
- 「カブタック音頭」
- 作詞 : 前田耕一郎 / 作曲、編曲 : 石川恵樹 / 歌:草尾毅
- 第22話などで使用。第36話では、カブタック本人が唱おうとしたが、トンボーグによって季節に合わないとして、歌う前に鐘が鳴らされた。
-
- 「スーパーチェンジ! カブタック」
- 作詞 : 大賀玉之輔 / 作曲 : 渡辺宙明 / 歌:草尾毅 / 台詞:二見一樹
- 第36話ラストで歌唱。カラオケバージョンも本編使用。
-
- 「DO UP!! カブタック!」
- 作詞 / 大賀玉之輔 / 作曲、編曲 : 石川恵樹 / 歌:石田よう子
- アイキャッチには、本ソングイントロの一部が使われている。第36話でテントリーナが歌唱して合格するが、スターピース(本物)に付いたくす玉は開かなかった。
-
- 「渚にまつわるエトセトラ」
- 作詞 : 井上陽水 作曲 奥田民生 / 歌:PUFFY
- 第36話で使用。蔵之助と小百合が唱うが、カブタックと同じく季節に合わなかった。しかし、トンボーグがPUFFYのファンであるため、認められた。
- 「Super Dream 13」
- 作詞 / 土生京子 作曲、編曲 / 伊藤浩樹 / 歌:串田アキラ
- 劇中未使用歌。
放送リスト
1997年11月9日は『27時間チャレンジテレビ』のため放送は休止したが、前日に幸運のサポーターとしてカブタックが特別出演した。
放送日 | 話数 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | 対決内容 | 勝者 | スターピースの星座 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1997年 2月23日 |
1 | よろしくカブー! | 山田隆司 | 坂本太郎 | 時計空間でのレース | カブタックチーム | みずがめ座 (トラックの修理) |
3月2日 | 2 | メークドラマだカブ | 西園悟 | サッカーPK | (スターピースモドキ) | ||
3月9日 | 3 | 料理はまごころカブ | 山田隆司 | 渡辺勝也 | 料理(カレーライス) | ||
3月16日 | 4 | ウメ星一本背負い!! | 西園悟 | 柔道 | うお座 (割れた壺を修復) | ||
3月23日 | 5 | 追跡!! 酒飲みタイヤ | 石田秀範 | タイヤ追跡 | (スターピースモドキ) | ||
3月30日 | 6 | 浮気探偵カブタック | 山田隆司 | ロック3本勝負 (54歳の人当て ロックウイスキー早飲み ロッククライミング) | |||
4月6日 | 7 | 弱り目にタタリじゃ | 浦沢義雄 | 坂本太郎 | 江戸武器3本勝負 | ||
4月13日 | 8 | 幸せの赤いポスト | 扇澤延男 | 不幸な人に「幸せ」と言わせる 3本勝負 (正寅似の不幸な人 寅彦似の不幸な人 円似の不幸な人) |
コブランダーチーム | ||
4月20日 | 9 | 飛びますトビマス!! | 山田隆司 | 渡辺勝也 | バスケットボール | カブタックチーム | |
4月27日 | 10 | 夕陽に消える怪獣 | 西園悟 | スターピース奪還 | カブタック | おひつじ座 (怪獣に壊された街を修復) | |
5月4日 | 11 | 鯉のぼり五月場所!! | 浦沢義雄 | 岩原直樹 | 相撲 | 高円寺譲 | (スターピースモドキ) |
5月11日 | 12 | お掃除ふたりぼっち | 西園悟 | ボクシング | カブタックチーム | ||
5月18日 | 13 | 問答無用怒りの鉄拳 | 山田隆司 | 石田秀範 | しりとり 剣道 | ||
5月25日 | 14 | 星に届けボクの初恋 | 綱引き しりとり 剣道 |
おうし座 (東京の星空を綺麗に見せる) | |||
6月1日 | 15 | なぞなぞミイラの謎 | 宮下隼一 | 坂本太郎 | なぞなぞ | (スターピースモドキ) | |
6月8日 | 16 | 美味しい仲間新登場 | 西園悟 | 団子食いコンテスト (如何においしそうに食べるか) |
中野美樹 | ― | |
6月15日 | 17 | 友情の百人組手!! | 渡辺勝也 | 百人組手 | カブタック | (スターピースモドキ) | |
6月22日 | 18 | 迷惑博士の大予言 | 扇澤延男 | 弓矢 | カブタックチーム | ||
6月29日 | 19 | 潜入!! 踊り子少年隊 | 浦沢義雄 | 石田秀範 | プロレス | ||
7月6日 | 20 | 仲間割れ真剣勝負!! | 山田隆司 | 空手道 | カブタック、スパイドン、譲チーム | かに座 (ガニランの治療) | |
7月13日 | 21 | 恋するかたつむり | 浦沢義雄 | 岩原直樹 | マラソン | カブタック | (スターピースモドキ) |
7月20日 | 22 | 水着でアタックNo.1 | 西園悟 | ビーチバレー (23話前半まで継続) |
ノーゲーム | てんびん座 (23話にて正寅に冷たい水の補給) | |
7月27日 | 23 | 炎のエースをねらえ | テニス | カブタックチーム | |||
8月3日 | 24 | パパの釣りバカ日誌 | 山田隆司 | 坂本太郎 | 磯釣り | 吉祥寺蔵之助 | (スターピースモドキ) |
8月10日 | 25 | 男は黙って全力疾走 | 宮下隼一 | ポケベルメッセージ伝達 | クワジーロ | ||
8月17日 | 26 | 幽霊はスイカ好き | 浦沢義雄 | 石田秀範 | 縁日3本勝負 (射的 輪投げ 金魚すくい) |
カブタックチーム | |
8月24日 | 27 | 宿題はギャング退治 | 扇澤延男 | 修羅牽引 | ギャングチーム | ||
8月31日 | 28 | サメロボは歯が命!? | 山田隆司 | エアホッケー 柔道 |
シャークラー、ダンゴロンチーム | ||
9月7日 | 29 | 大公開ビーロボの謎 | 岩原直樹 | サイコロの目 | カブタック | おとめ座 (寅彦を呼び出す) | |
9月14日 | 30 | 飛び出せ 新必殺技!! | プロレス | カブタック、コブランダーチーム | (スターピースモドキ) | ||
9月21日 | 31 | 襲来!! 巨大ジョーズ | 西園悟 | 坂本太郎 | 綱引き | カブタックチーム | いて座 (ドデカブタック登場) |
9月28日 | 32 | 凄いぞ!! ドデカ対決 | カブタック | (スターピースモドキ) | |||
10月5日 | 33 | 完熟!! 赤い審判魂 | 宮下隼一 | 石田秀範 | 相撲 | ||
10月12日 | 34 | 愛情の鬼ババ抜き | 浦沢義雄 | トランプ (神経衰弱 7並べ ババ抜き) |
小金井太郎 | ||
10月19日 | 35 | 秋のビーロボ運動会 | 山田隆司 | 渡辺勝也 | 大運動会 | カブタックチーム | |
10月26日 | 36 | 歌合戦だ!! 全員集合 | 西園悟 | 歌合戦 | 高円寺譲 | ふたご座 (37話でテントリーナの豊胸) | |
11月16日 | 37 | 名推理!! KTの秘密 | 岩原直樹 | カード収集(探偵) | テントリーナ(犯人) | ||
11月23日 | 38 | 暴走!! 勤労感謝の日 | 宮下隼一 | 格闘勝ち抜き戦 | カブタック | (スターピースモドキ) | |
11月30日 | 39 | カエル忍法冬眠の術 | 浦沢義雄 | 坂本太郎 | だるまさんがころんだ | 引き分け (ゲロタン、コブランダー) | |
12月7日 | 40 | 抱腹絶倒ゴルフ対決 | 山田隆司 | ゴルフ | シャークラー、正寅チーム | ||
12月14日 | 41 | 偽者カブタック出現 | 西園悟 | 石田秀範 | 消火活動 | ゲロタン | |
12月21日 | 42 | 北京原人パニック!! | 宮下隼一 | 砲丸投げ | カブタック | ||
12月28日 | 43 | お嬢の福引き必勝法 | 山田隆司 | 渡辺勝也 | 餅つき | コブランダーチーム | |
1998年 1月4日 |
44 | 祝!! 新春凧あげW杯(ワールドカップ) | 扇澤延男 | 凧揚げ | カブタック・譲チーム | ||
1月11日 | 45 | 人情タイムスリップ | 浦沢義雄 | 岩原直樹 | 羽根突き | カブタックチーム | |
1月18日 | 46 | 闘病トベマセンカイ | 西園悟 | 野球 | やぎ座 (トビマスカイの治療) | ||
1月25日 | 47 | 難問奇問カルトクイズ | 山田隆司 | 石田秀範 | ビーロボクイズ | 荻窪明 | (スターピースモドキ) |
2月1日 | 48 | 福を呼ぶ赤鬼退治 | 西園悟 | 鬼ごっこ | カブタック | ||
2月8日 | 49 | 譲の東大一直線! | 浦沢義雄 | 諸田敏 | にらめっこ | カブタック クワジーロ テントリーナ |
しし座 (人工衛星の落下阻止) |
2月15日 | 50 | チョコは男の純情 | 宮下隼一 | 本命ラブレター | コブランダー | (スターピースモドキ) | |
2月22日 | 51 | 審判ロボ意外な正体 | 西園悟 | 坂本太郎 | スケート (トンボーグのメダル奪取) |
カブタック | へびつかい座 (シャークラーの傷の治療) |
3月1日 | 52 | 心に友情あるかぎり | 雪上ラグビー | カブタックチーム | ― |
放映ネット局
- 東京都、関東広域圏 ANB(現:EX) テレビ朝日
- 北海道 HTB 北海道テレビ
- 青森県 ABA 青森朝日放送
- 岩手県 IAT 岩手朝日テレビ
- 宮城県 KHB 東日本放送
- 秋田県 AAB 秋田朝日放送
- 山形県 YTS 山形テレビ
- 福島県 KFB 福島放送
- 新潟県 NT21(現:UX) 新潟テレビ21
- 石川県 HAB 北陸朝日放送
- 長野県 ABN(現:abn) 長野朝日放送
- 静岡県 SATV 静岡朝日テレビ
- 全国ネット枠の時間帯にローカル番組を入れていたため、1週遅れの日曜7:30 - 8:00に放送していた。
- 愛知県、中京圏 NBN 名古屋テレビ(現:メ〜テレ)
- 大阪府、近畿広域圏 ABC 朝日放送(第25話と第26話は高校野球中継のため未放映)
- 岡山県、香川県 KSB 瀬戸内海放送
- 広島県 HOME 広島ホームテレビ
- 山口県 YAB(現:yab) 山口朝日放送
- 愛媛県 EAT(現:eat) 愛媛朝日テレビ
- 福岡県 KBC 九州朝日放送
- 長崎県 ncc 長崎文化放送
- 熊本県 KAB 熊本朝日放送
- 大分県 OAB 大分朝日放送
- 鹿児島県 KKB 鹿児島放送
- 沖縄県 QAB 琉球朝日放送
映像ソフト化
- ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)が1998年3月 - 1999年2月にかけて東映ビデオからリリースされている(全12巻)。
- テレビシリーズを再編集したHEROクラブのビデオが3巻リリースされている。
- DVDは未発売。
オリジナルビデオ
オリジナルビデオ作品として、『重甲ビーファイター』のブルービート、『ビーファイターカブト』のビーファイターカブトと競演を果たした『ビーロボカブタック クリスマス大決戦!!』が制作された他、次作『テツワン探偵ロボタック』のオリジナルビデオ作品『テツワン探偵ロボタック&カブタック 不思議の国の大冒険』にも出演を果たしている。
教育映画
教育映画『カブタックの交通安全』が1998年に制作された[16]。15分の短編で、交通安全について学ぶ内容となっている[17]
その他
- 竹本泉の漫画『トゥインクルスターのんのんじー』も「敵味方入り乱れたスターピースの争奪戦」という基本プロセスが同じで「スターピースには形が同じニセモノもある」という設定も同じ。作品の発表時期自体は『のんのんじー』の方が早い。
参考文献
- 松浦俊英他 『ビーロボカブタック超全集』 小学館、1998年。
- テンプレート:Cite book
- テンプレート:Cite book
脚注
テンプレート:脚注ヘルプ- ↑ * 『ロマンアルバムハイパームック 超合金魂 ポピー・バンダイ・キャラクター玩具25年史』 徳間書店 1998
- ↑ 『電撃特撮通信』VOL1、1999年
- ↑ http://www.geocities.jp/hideone_bb/robocon/event/event_02.htm
- ↑ 手がハサミになっていたり、横の動きが素早いなど、各要素はカニと混同されている。
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 『宇宙船』 朝日ソノラマ 1997年テンプレート:Full
- ↑ 撮影時期都合にもよる。
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 10.0 10.1 10.2 10.3 10.4 テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite book
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web