阿久悠
テンプレート:Infobox Musician 阿久 悠(あく ゆう(AKU YUU)、1937年2月7日 - 2007年8月1日)は、日本の放送作家、詩人、作詞家、小説家。本名、深田 公之(ふかだ ひろゆき)。淡路島(兵庫県津名郡鮎原村、現在の洲本市五色町鮎原)出身。第2回横溝正史ミステリ大賞、第45回菊池寛賞受賞。紫綬褒章、旭日小綬章受章。
目次
来歴・人物
阿久悠のペンネームの由来は「悪友」から。また、多夢星人(たむせいじん)の変名も使用した(阿久の小説『グッドバイ―BN童子の青春』の登場人物であるロック歌手の名に由来する[1])。長男は作曲家の深田太郎。
両親とも宮崎県の出身[2]。幼少期は兵庫県警巡査であった父親の仕事の都合で、いずれも津名郡内であるが、数年おきに転居を繰り返す。兵庫県立洲本高等学校卒業、明治大学文学部卒業。両親は父の定年退職と同時に宮崎に戻ったという[2]。
広告代理店・宣弘社でコピーライター・CM制作を手がけながら、1964年(昭和39年)から放送作家としても活動。1966年(昭和41年)に宣弘社を退職し、放送作家、作詞家としての活動を本格化させる。音楽番組の台本を書いているとき、歌われる歌の歌詞を写しながら、作詞の勉強をした。また番組の企画書を書かせたら日本一とも言われたほどである。歌詞の処女作はザ・スパイダースのグループ・サウンズデビュー曲「フリフリ」のB面である「モンキーダンス」。本格デビューはザ・モップスの「朝まで待てない」。このタイトルの由来は、曲の締め切りが朝に迫っていたからだという[3]。また、この頃よりオフィス・トゥー・ワンに所属する(死去まで)。
その後、作詞家として数々のヒット曲を送り出す。生涯、作詞した曲は5,000曲以上。ジャンルは歌謡曲、演歌、アイドル歌謡曲、フォークソング、コミックソング、アニメソング、CMソングと幅広い。日本テレビのオーディション番組 『スター誕生!』に番組企画・審査員としてかかわる。『スター誕生!』の特徴的な企画は各芸能プロダクションの担当者が目に付いた出場者に札を挙げるというものであったが、あのスタイルを考えたのは阿久自身である。「密室でタレントを選考する過程を全てガラス張りにして芸能界を裸にしよう」と提案した。1977年(昭和52年)、子供の歌を作りたいと「ぱくぱくポケット」というシリーズを手がけ、『おはよう!こどもショー』のコーナーでも歌われていた。
上記の作詞経験から「感動する話は長い、短いではない。3分の歌も2時間の映画も感動の密度は同じである 」との言葉を遺す。しかし、1980年代に入りニューミュージックのアーテストが台頭し彼等のつづった叙情よりも感性や実体験の詞が受けるようになり、さらに、後進の作詞家である松本隆や秋元康らが台頭すると、阿久の売り上げは苦戦を強いられるようになる。以降は小説執筆や演歌の作詞などに比重を移した。
直木賞候補となり映画化もされた『瀬戸内少年野球団』など小説も手がけ、1982年(昭和57年)には『殺人狂時代ユリエ』で第2回横溝正史ミステリ大賞を受賞。1997年に刊行された短編小説集『恋文』、長編小説『ラヂオ』はその後ラジオドラマ化され、特に『ラヂオ』(NHK-FM)は第38回ギャラクシー賞ラジオ部門優秀賞を受賞する。1997年(平成9年)、30年間にわたる作詞活動に対して、日本文芸振興会主催による第45回菊池寛賞を受賞。さらに1999年(平成11年)春、紫綬褒章を受章。2000年(平成12年)10月、掌編小説集『詩小説』にて第7回島清恋愛文学賞を受賞。
2001年(平成13年)に腎臓癌を患い、同年9月12日に癌の摘出手術を受けた。それ以後は癌治療を受けつつ、病身を押して活動を続けていたが、2007年(平成19年)8月1日午前5時29分、尿管癌のため東京都港区西新橋の東京慈恵会医科大学附属病院で死去。70歳没。戒名は「天翔院詞聖悠久居士」。同年3月に行われた石川さゆりの「デビュー35周年 感謝の宴」に出席したのが最後の公の場となった。
日本政府は、阿久の多年に亘る歌謡界への功績を高く評価し、死去した2007年8月1日に遡って旭日小綬章を授与することを9月7日の閣議で決定した。
また、第49回日本レコード大賞では特別功労賞、第45回ゴールデン・アロー賞では芸能功労賞が贈られた。
主な記録
音楽賞
日本レコード大賞
日本レコード大賞での大賞受賞曲は作詞家として最多の5曲(1976〜1978は3年連続受賞)。
(2012年現在)
日本レコード大賞・作詩賞
日本レコード大賞の作詩賞受賞は7回で最多記録(2012年現在)。
- 1973年「ジョニィへの伝言」ペドロ&カプリシャス。「じんじんさせて」山本リンダ
- 1975年「乳母車」菅原洋一
- 1985年「夏ざかりほの字組」Toshi & Naoko(田原俊彦・研ナオコ)
- 1986年「熱き心に」小林旭
- 1990年「花(ブーケ)束」八代亜紀
- 1994年「花のように鳥のように」桂銀淑
- 1996年「螢の提灯」坂本冬美
日本作詩大賞
日本作詩大賞は8回受賞。日本レコード大賞作詩賞と同じく、最多記録となっている(2012年現在)。
- 1974年「さらば友よ」森進一
- 1976年「北の宿から」都はるみ
- 1977年「勝手にしやがれ」沢田研二
- 1981年「もしもピアノが弾けたなら」西田敏行
- 1982年「契り」五木ひろし
- 1984年「北の螢」森進一
- 1988年「港の五番町」五木ひろし
- 2002年「傘ん中」五木ひろし
オリコン
シングル売上枚数
6831.9万枚(2013年3月4日付現在) - 作詞家歴代2位[4]
参考ランキング[4]
シングル売上TOP10
- 1位 - 「UFO」ピンク・レディー
- 2位 - 「サウスポー」ピンク・レディー
- 3位 - 「北の宿から」都はるみ
- 4位 - 「ウォンテッド (指名手配)」ピンク・レディー
- 5位 - 「モンスター」ピンク・レディー
- 6位 - 「青春時代」森田公一とトップギャラン
- 7位 - 「渚のシンドバッド」ピンク・レディー
- 8位 - 「また逢う日まで」尾崎紀世彦
- 9位 - 「時の過ぎゆくままに」沢田研二
- 10位 - 「勝手にしやがれ」沢田研二
(2012年現在)
チャート1位獲得作品数
22作(2012年現在)
チャート1位独占
1977年6月20日付のオリコンシングルチャートで、阿久悠作詞の「勝手にしやがれ」(歌・沢田研二)が首位を獲得する。それ以降、12月5日付首位の「ウォンテッド (指名手配)」(歌・ピンク・レディー)まで、25週連続で阿久悠作品が首位を獲得。ほぼ半年にわたり首位を取り続けるという前人未到の記録を打ち立てた。
またこの年は他に、「北の宿から」(歌・都はるみ)、「青春時代」(歌・森田公一とトップギャラン)なども首位を獲得。阿久悠作品は年間39週(約9か月)首位を獲得した。
チャート独占
1977年12月5日付けのオリコンシングルチャートでは、阿久悠作詞の楽曲が100位までに16曲チャートインした。
- 1位 - 「ウォンテッド (指名手配)」ピンク・レディー
- 4位 - 「憎みきれないろくでなし」沢田研二
- 9位 - 「思秋期」岩崎宏美
- 12位 - 「気絶するほど悩ましい」Char
- 16位 - 「暖流」石川さゆり
- 19位 - 「津軽海峡・冬景色」石川さゆり
- 23位 - 「東京物語」森進一
- 26位 - 「勝手にしやがれ」沢田研二
- 33位 - 「ワインカラーのときめき」新井満
- 39位 - 「渚のシンドバッド」ピンク・レディー
- 42位 - 「宇宙戦艦ヤマト」ささきいさお
- 45位 - 「ボタンを外せ」西城秀樹
- 48位 - 「能登半島」石川さゆり
- 69位 - 「薔薇とピストル」ギャル
- 70位 - 「過ぎてしまえば」森田公一とトップギャラン
- 95位 - 「ほたる坂」清水由貴子
エピソード
演歌、アイドル歌謡曲、フォークソング、コミックソング、アニメソング、CMソングと幅広い作詞のジャンル、日本テレビのオーディション番組 『スター誕生!』などの番組企画など芸風が多彩なのは、広告代理店勤務時にコピーライターをしていたことを活かした商品の特長や特性別に書きわけてコピーを作ることと、歌手や番組もひとつの商品として捉えて作詞を作り出す方法を採っている為で、それが幅広いジャンルにさまざまな作品を作リ出した。
好きな映画は『ニュー・シネマ・パラダイス』であり、自身の『瀬戸内少年野球団』との共通点についても言及している。
漫画原作者として『悪魔のようなあいつ』(上村一夫画)を手がける。連載中に沢田研二主演でテレビドラマ化(TBS)された。主題歌は沢田研二の「時の過ぎゆくままに」。
長年、産経新聞『正論』メンバーとしても活動しており、生活面に『阿久悠 書く言う』というコラムを、亡くなる約2か月ほど前の2007年6月9日まで執筆・掲載し、没後に「清らかな厭世 - 言葉を失くした日本人へ」と改題され出版された。
2010年3月22日、出身地である兵庫県洲本市五色町の複合公園『ウェルネスパーク五色』(高田屋嘉兵衛公園)に、阿久が作詞した「あの鐘を鳴らすのはあなた」をモチーフとした顕彰モニュメント『愛と希望の鐘』が設置され、同曲の歌手 和田アキ子・作曲家 森田公一らが出席して除幕式が行われた。
阿久悠と野球
『瀬戸内少年野球団』でもわかる通り、野球ファンであり、プロ野球では阪神タイガースのファンで阪神を題材にした小説『球臣蔵』を執筆しているほど。しかし、西武ライオンズ・福岡ダイエーホークスの球団歌は手がけながら、生前に阪神の応援歌は発表していなかった[5][6]が、没後の2010年6月になって、1992年に作詞した「野球狂〜拝啓タイガース様」という歌の存在が明らかにされた。また、「くたばれジャイアンツ」という曲を作詞し、フィンガー5に提供している。
なぜか、ヒット曲では「ピンポンパン体操」「サウスポー」と王貞治に縁がある作品を手がけている。
また、1979年から2006年まで、夏の高校野球期間中、スポーツニッポン新聞に『甲子園の詩』と題して、夏の高校野球出場高校及びその選手等を題材にした抒情詩を掲載していた。(最後の作品)
作詞した主な提供楽曲
歌謡曲(歌手別)
あ行
- 相本久美子
- 初夏景色
- 麻丘めぐみ
- 夏八景
- 浅丘ルリ子
- 別れましょう
- 朝加真由美(あさかまゆみ)
- 虹色の夢
- 朝田のぼる
- 白いスカーフ
- あさみちゆき
- 梓みちよ
- 二日酔い
- トマトジュースで追いかえすのかい(大塚博堂と同曲)
- あべ静江
- コーヒーショップで
- みずいろの手紙
- 突然の愛
- 安倍里葎子(安倍律子)
- 情熱の季節
- 天地真理
- 冬物語
- 新井満
- ワインカラーのときめき
- 淡路まさみ
- 初恋の頃
- 伊織
- ぼくがいる
- いいひとに逢えたね
- ホシが歩いた道を
- 石川さゆり
- いしだあゆみ
- 愛の氷河
- 渚にて
- 石野真子
- 石原裕次郎
- いつも二人で
- 旧友
- 黎明
- 北斗七星
- 五木ひろし
- 五木ひろし&木の実ナナ
- 居酒屋
- 五木・孝雄+ハロー!プロジェクト聖歌隊。
- 愛のメリークリスマス
- 伊藤咲子
- 伊東ゆかり
- 彼
- 深夜放送
- 井上順
- 昨日・今日・明日
- 涙
- 幸福泥棒
- 笑顔でジャーニー
- 井上忠夫
- 青春三文オペラ
- 水中花テンプレート:Small
- 岩崎宏美
- ヴィレッジ・シンガーズ
- ノーチェ・デ・渋谷
- 内田あかり
- 三色幻燈
- 内山田洋とクール・ファイブ
- この愛に生きて
- 恋唄
- うわさ
- XQSエックスキューズ(坂本九)
- 大人の童話〜今だからいうけれど〜
- 植木等
- こんな女に俺がした
- 大石吾朗(大石悟郎)
- 花のある坂道
- 大竹しのぶ
- みかん
- 大信田礼子
- 女はそれをがまんできない
- 大塚博堂
- 大橋純子
- 大橋純子&もんたよしのり
- 夏女ソニア
- 岡崎友紀
- 北上川
- 愛々時代
- 岡本舞子
- 愛って林檎ですか
- ファンレター
- 沖田浩之
- 熱風王子
- 尾崎紀世彦
- 小野綾子
- Jericho
か行
- 影山ヒロノブ
- スターダスト ボーイズ
- 夢光年
- 柏原芳恵
- 梶芽衣子
- やどかり
- 片平なぎさ
- オリーブの華麗な青春
- 加藤和彦&吉田拓郎
- 純情
- 加藤登紀子
- 風来坊
- 叶和貴子&五木ひろし
- ふりふり
- 加山雄三
- その日海からラプソディ
- 加山雄三&ザ・ワイルドワンズ
- さらばオーシャン
- 唐木淳
- やせがまん
- かまやつひろし
- 青春挽歌
- 狩人
- 風が吹けば
- 日本海
- 河島英五
- 時代おくれ
- ろまんちすと
- ガロ
- 吟遊詩人
- 川中美幸
- 豊後水道
- 女泣き砂日本海
- 昔のように港町
- ちょうちんの花
- 恋歌ふたたび
- 麗人麗歌
- 岸浩太郎
- 抱きしめたい
- 北原ミレイ
- ざんげの値打ちもない
- 棄てるものがあるうちはいい
- 何も死ぬことはないだろうに
- 木之内みどり
- あした悪魔になあれ
- おやすみなさい
- 木の実ナナ
- おまえさん
- 君夕子
- 御身
- ギャル
- マグネット・ジョーに気をつけろ
- ザ・キャラクターズ
- 港町シャンソン
- 北村優子
- 若草のデート
- キャンディーズ
- 杏真理子
- さだめのように川は流れる
- 草刈正雄
- ぼくの一番長い日
- クック・ニック&チャッキー
- 可愛いひとよ
- クリスタルキング
- 瀬戸内行進曲(In the Mood)
- 黒木憲
- おもいやり
- 黒木真由美
- 神さまお願い
- 好奇心
- 感情線
- 十五の素顔
- 可愛い反抗
- 恋はゆらゆら
- 黒崎輝&真田広之&高木淳也
- 青春まるかじり
- 桂銀淑
- 研ナオコ
- 京都の女の子
- 女心のタンゴ
- うわさの男
- 口紅をふきとれ
- 陽は昇り陽は沈み
- 小出広美
- タブー
- チェンジLove
- 香田晋
- 雨じゃんじゃん
- 渡り鳥…北から南から…
- 酒場の金魚
- 東京では珍しい四月の雪
- 艶歌師
- 心のきず
- 郷ひろみ
- 林檎殺人事件(樹木希林とのデュエット)
- いつも心に太陽を
- 素敵にシンデレラ・コンプレックス
- ほっといてくれ
- ゴスペラーズ
- 小西博之+清水由貴子
- 銀座の雨の物語
- 小林亜星&いけだももこ
- リンゴがひとつ
- 小林旭
- 小林幸子
- 一夜かぎり
- 小林美樹
- 人魚の夏
- 小柳ルミ子
- 近藤真彦
- えとらんぜ
- 近藤正臣
- 明日は今日より暖かい
さ行
- 西郷輝彦
- 真夏のあらし
- 情熱
- 魅惑
- 愛は燃えているか
- 愛したいなら今
- 西城秀樹
- 堺正章
- 坂本冬美
- 恋は火の舞 剣の舞
- 螢の提灯
- 桜田淳子
- 佐藤恵美
- ギャッピー
- 里見浩太朗
- 友よ女よ
- 真田広之
- 熱愛ストーリー
- 沢田研二
- シーナ&ザ・ロケッツ
- アルバム「Rock on Baby」収録全曲
- サンプラザ中野
- 鹿内孝
- しのづかまゆみ(篠塚満由美)
- パパはもうれつ
- しばたはつみ
- 夜はドラマチック
- 化石の荒野
- シブがき隊
- 恋するような友情を
- 島崎和歌子
- J・Jがいた夏
- 清水綾子
- 卒業前〜10日で100の出来事〜
- 清水健太郎
- さらば
- いいじゃないか
- 清水由貴子
- お元気ですか
- 明日草
- ほたる坂
- 天使ぼろぼろ
- 多感日記
- 銀座の雨の物語(小西博之とのデュエット)
- ザ・ジャガーズ
- いつか誰か
- フェニックス〈不死鳥〉
- ザ・バロネッツ
- 恋人たちの森
- 白夜のカリーナ
- 慎吾ママ
- 慎吾ママの学園天国
- シンシア(南沙織)
- 水前寺清子
- 昭和放浪記
- かあさん
- ずうとるび
- 大した娘だよキミは
- ふとしたはずみで
- ズー・ニー・ヴー
- 白いサンゴ礁
- ひとりの悲しみ
- すがはらやすのり
- D・51(でごいち)
- 杉良太郎
- 心くばり
- 杉田かおる
- ザ・スパイダース
- モンキー・ダンス
- リトル・ロビー
- ロビー・ロビー
- コケコッコー
- 悪魔のようなおまえ(堺正章名義)
- 月曜日はからっぽ(堺正章名義)
た行
- ザ・タイガース
- 十年ロマンス
- 色つきの女でいてくれよ
- 高田みづえ
- 高橋真梨子
- 田川寿美
- 花になれ-うめ さくら あやめ あじさい ひがんばな-
- 田原俊彦
- Toshi&Naoko
- 谷村新司
- ちあきなおみ
- ザ・チェリーズ
- 翔べ翔べ
- 男性諸君
- チェリッシュ
- 若草の髪かざり
- 月は東に
- 男と女のメルヘン
- 行ったり来たり
- Char
- 気絶するほど悩ましい
- 闘牛士
- 逆光線
- 茶木みやこ
- あざみの如く棘あれば
- 鶴岡雅義と東京ロマンチカ
- 鳥取・砂丘・風の人
- 鶴田浩二
- 望郷の町で
- 生きる
- チョー・ヨンピル
- 流されて
- テレサ・テン
- 東京夜景
- 伝書鳩
- 徳丸純子
- 聖・ファーストラブ
- PICA-PICA
- 都倉俊一
- メッセージ
- トニーズ
- 淋しいなんて
な行
- 内藤やす子
- こころ乱して運命かえて
- 仲雅美
- 北に消えゆく二人
- 中島めぐみ
- ラメ色のデカメロン
- レディ! ご機嫌な毎日を
- あなたにBETTERぼれ
- 長渕剛
- 青春は手品師(ドラマ王貞治物語のテーマ曲)
- 中村雅俊
- 渚ようこ
- ふるえて眠る子守唄
- 夏川りみ(星美里として)
- 夢色めまい
- たずね人
- 夏木マリ
- 絹の靴下
- お手やわらかに
- 奈美悦子
- 恋泥棒
- 新沼謙治
- 錦野旦(にしきのあきら)
- 愛をありがとう
- 心に火をつけて
- 西田敏行
- いい夢見ろよ
- もしもピアノが弾けたなら
- 幸福のめじるし
- 西田敏行&桃井かおり
- ルネッサンス
- 野口五郎
- 根津甚八
- 旅人の唄
- 野村将希(野村真樹)
- 雪の炎
- ノンストップ
- ワイルドセブン
- つむじかぜ
は行
- 倍賞千恵子
- 水中花
- ハイ・ファイ・セット
- 個人的メッセージ
- 萩本欽一
- 拝啓おかあさん
- 欽ちゃんの渡り鳥だよ
- 萩原健一
- お前に惚れた
- ブルージーンの子守唄
- 橋幸夫
- 股旅'78
- 林寛子
- 私がブルーにそまるとき
- 早見優
- アンサーソングは哀愁
- 原大輔
- 流されて
- 原田貴和子
- 彼のオートバイ彼女の島
- ビートたけし
- BOY
- 日吉ミミ
- 世迷い言
- 平松愛理
- 美し都 〜がんばろや We Love KOBE〜
- ピンク・レディー
- フィンガー5
- 個人授業
- 恋のダイヤル6700(シックスセブンオーオー)
- 学園天国
- 恋のアメリカン・フットボール
- 恋の大予言/上級生
- 華麗なうわさ
- バンプ天国
- フォー・クローバース
- フォーリーブス
- 踊り子
- 約束
- ハートブレイク急行
- 乾杯グラス
- 藤圭子
- 京都から博多まで
- 別れの旅
- 藤正樹
- 忍ぶ雨
- 恋やつれ
- 布施明
- 鐘は鳴る
- 愛よその日まで
- ペギー葉山
- 神様がくれた愛のみち
- ペドロ&カプリシャス
- 堀内孝雄
- 青春でそうろう
- 本郷直樹
- 燃える恋人
- 恋のときめき
- 本田美奈子
- BB(ベベ)ちゃん雲にのる (作曲は息子の深田太郎)
- さあね (作曲は息子の深田太郎)
- 本田理沙
- Lesson2
- いちごがポロリ
- 本気!
- さそって入口ふるえて出口
ま行
- 牧村三枝子
- いち抜けた
- 若狭の宿
- 松尾ジーナ
- 気ままなジーナ
- 松坂慶子
- 赤い靴はいてた淫らな子
- 松崎しげる
- 君は何を教えてくれた
- 地平を駈ける獅子を見た
- 松田優作
- ダーリンすべてを忘れようじゃないか
- 黛ジュン
- 優愁
- とても不幸な朝が来た
- 冬化粧
- 美川憲一
- 銀座・おんな・雨
- 美樹克彦
- 太陽のかけら
- 水越恵子
- “TOO YOUNG”ワンスモア
- 美空ひばり
- 花蕾(はなつぼみ)
- 人
- それでも私は生きている
- 三田明
- ふれあい
- 南高節とかぐや姫(南こうせつとかぐや姫)
- 南陽子
- 赤い花まつり
- 水森英夫
- たった二年と二ヶ月で
- 水沢夕子
- 無口な女の話
- 最終電車に乗る女
- 三橋美智也
- 哀愁湖畔
- 南の風
- 都はるみ
- 北の宿から
- 雨やどり
- ムカシ
- 宮前ユキ
- Give Up
- 三善英史
- 彼と…
- 愛のいさかい
- 村下孝蔵&中林由香
- ザ・モップス(モップス)
- 朝まで待てない(阿久悠のA面デビュー作品)
- ベラよ急げ
- 朝日よさらば
- 消えない想い
- お前のすべてを
- 熱くなれない
- 晴れ 時々 にわか雨
- 森進一
- 森昌子
- 森光子
- 湯の町放浪記
- 森田健作
- さらば涙と言おう
- 友達よ泣くんじゃない
- 青春に悔いはないか
- 森田公一とトップギャラン
- 青春時代
- 下宿屋
- 過ぎてしまえば
- 森山加代子
- 森山良子
- なぜ口笛を吹かなくなったか
や・わ行
- 八代亜紀
- 矢野良子
- ちょっと好奇心
- はらはらサマータイム
- 山口いづみ
- 緑の太陽
- 山口弘美
- 夢盗人
- 弱点
- 山本譲二
- 湘南哀歌
- 男詩
- 夜叉のように
- 山本リンダ
- 湯原昌幸
- 北の盛り場
- 愛があれば
- 由美かおる
- しなの川〜雪のさだめ
- 夢工場
- 夢騎士
- 吉田拓郎&加藤和彦
- 純情
- リンガーズ
- 恋はふりむかない
- リンリン・ランラン
- ノックは暗号
- 渡辺典子
- 火の鳥
- 和田アキ子
- 星空の孤独
- その時わたしに何が起ったの?
- 笑って許して
- 貴方をひとりじめ
- 卒業させてよ
- 天使になれない
- 夜明けの夢
- あの鐘を鳴らすのはあなた
- 夏の夜のサンバ
- あなたにありがとう
- もう一度ふたりで歌いたい
- 抱擁
- 和田浩治
- おもいやり(黒木憲と競作)
童謡・特撮・アニメ
- アリスSOS「S・O・S」
- 宇宙戦艦ヤマト「宇宙戦艦ヤマト」「真っ赤なスカーフ」(「宇宙戦艦ヤマト」エンディング)「ヤマトより愛をこめて」(「さらば宇宙戦艦ヤマト」エンディング)「銀河伝説」(「ヤマトよ永遠に」)
- 宇宙船サジタリウス「スターダスト ボーイズ」「夢光年」
- ウルトラマンタロウ「ウルトラマンタロウ」「ウルトラ六兄弟」
- ウルトラマンレオ「ウルトラマンレオ」「戦え! ウルトラマンレオ」「星空のバラード」
- ザ☆ウルトラマン「ザ☆ウルトラマン」「愛の勇者たち」
- ジャックと豆の木(劇場アニメ昭和49年)「奇跡の歌」「完全にしあわせ」
- スーパーロボット レッドバロン「レッドバロン」「飛べ!!宇宙のレッドバロン」「兄さんのロボット」
- スーパーロボット マッハバロン「マッハバロン」「眠れマッハバロン」
- 太陽の子エステバン「冒険者たち」「いつかどこかであなたに会った」
- デビルマン「デビルマンのうた」「今日もどこかでデビルマン」
- ぱくぱくポケットシリーズ「バースディの唄」「イッチとエッチ」
- はれときどきぶた「BOO〜おなかが空くほど笑ってみたい〜」「あッ豚だ! 〜一日ゆかいにいきるうた〜」
- ピンク・レディー物語 栄光の天使たち「星から来た二人」「フレンズ」
- ファイヤーマン「ファイヤーマン」
- 星の王子さま・プチ・プランス「星の王子さま・プチ・プランス」「星のサンバ」
- ママとあそぼう!!ピンポンパン「ピンポンパン体操」「パジャママンのうた」
- ミクロイドS「ミクロイドS」「ヤンマだ、アゲハだ、マメゾウだ」
- 名探偵コナン「ぼくがいる」「いい人に逢えたね'06」
- ヤンチャリカ
- レジェンズ 甦る竜王伝説「どうにもとまらない〜ノンストップ〜」
スポーツ関係
- 地平を駈ける獅子を見た(西武ライオンズ球団歌)
- ダイヤモンドの鷹(福岡ダイエーホークス球団歌)
- 今ありて(選抜高等学校野球大会大会歌)
- ああ甲子園、君よ八月に熱くなれ(朝日放送・全国高校野球選手権大会中継テーマソング、熱闘甲子園テーマソング・挿入歌)
- ふり向くな君は美しい(日本テレビ・全国高等学校サッカー選手権大会中継テーマソング)
TVテーマ
- NTV紅白歌のベストテン・テーマ(日本テレビ系音楽番組「NTV紅白歌のベストテン」テーマソング)
- テレビ朝日の歌(日本教育テレビ 〈NET〉 から全国朝日放送 〈テレビ朝日〉 に社名を変更する際に制作)
CMソング
学校関係
- 大阪学院大学「応援歌 “友よ”」(作曲:宮川泰)
- 田村学園学園歌「この輝ける日々よ」(作曲:三木たかし)
- 兵庫県太子町立太子東中学校校歌「飛翔」
- 私立須磨学園中学校・高等学校 校歌
- 兵庫県立洲本高等学校第二応援歌「未知に真赤な帆をはって」
- 静岡県熱海市立初島小中学校校歌「地球の丸さを知る子供たち」(作曲:三木たかし)
- 札幌日本大学高等学校校歌 (作曲:森田公一)
合唱曲
- 「未知という名の船に乗り」(昭和56年度NHK全国学校音楽コンクール小学校の部課題曲。作曲は小林亜星)
- 「時代-飛び立つ鳥は-」(昭和63年度NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲。作曲は佐藤眞)
イベント関係
- HOSHIMARUアッ!(国際科学技術博覧会テーマソング)
作品集 (ベストアルバム)
- 移りゆく時代、唇に詩 (阿久悠大全集)本人の自選ベスト CD14枚組 1996年
- 人間万葉歌〜阿久悠作詞集 CD5枚組
- 続・人間万葉歌
- 新人間万葉歌
- 阿久悠を歌った100人 シリーズ CD全5枚 本人が監修 2007年
トリビュートアルバム
- VELFARRE J-POP NIGHT presents DANCE with YOU (1997年、avexより発売)
- 歌鬼 (Ga-Ki) 〜阿久悠トリビュート〜 (2008年7月30日、NAYUTAWAVE RECORDS/ユニバーサルミュージックより発売)
- COVER YOU (2008年11月25日、アップフロントワークス/zetimaより発売、五木ひろし監修によるモーニング娘。のアルバム)
- 歌鬼2 〜阿久悠 vs.フォーク〜 (2009年2月4日、NAYUTAWAVE RECORDS/ユニバーサルミュージックより発売)
- Bad Friends(2009年12月16日、ポニーキャニオンより発売)
著書
- 瀬戸内少年野球団 ( 文藝春秋 1983年1月)ISBN 9784167321017
- 瀬戸内少年野球団(続)(文藝春秋 1985年5月)ISBN 9784167321024
- 家族の神話 (講談社 1984年9月)ISBN 9784061833234
- グッドバイ―BN童子の青春(集英社 1990年4月)ISBN 9784087751420
- 家族元年 (文藝春秋 1992年2月)ISBN 9784163130002
- 恋文 (文化出版局 1997年4月)ISBN 9784579303717
- 夢を食った男たち - 「スター誕生」と黄金の70年代 (小池書院 1997年7月)ISBN 9784883157624
- 書き下ろし歌謡曲(岩波新書 1997年8月)ISBN 9784004305200
- 球心蔵 (河出書房新社 1997年12月)ISBN 9784309011912
- 愛すべき名歌たち(岩波新書 1999年7月)ISBN 9784004306252
- 詩小説 (中央公論新社 2000年1月)ISBN 9784120029721 (文庫)ISBN 9784883157624
- 文楽(ぶんがく)〜歌謡曲春夏秋冬 (河出書房新社 2000年5月)ISBN 9784309013541
- ラヂオ (日本放送出版協会 2000年7月)ISBN 9784140053461
- ガラスの小びん(光村図書 2002年3月)ISBN 9784895281133 - 教科書の為の書き下ろし。内容が本書「光村ライブラリー 第15巻」収録の一作品として再録され、一般にも確認できる
- 生きっぱなしの記 (日本経済新聞社 2004年5月)ISBN 9784532164645
- 歌謡曲の時代 歌もよう人もよう(新潮社 2004年9月)ISBN 9784104708017
- 「企み」の仕事術(男のVシリーズ) (ロングセラーズ 2006年7月)ISBN 9784845420797
- 清らかな厭世 - 言葉を失くした日本人へ (新潮社 2007年10月)ISBN 9784104708024
出演
- 悠悠素敵話 (TBSラジオ、2006年10月3日 - 2007年3月27日)
- ミュージックメモリー(NHK-FM放送、2007年4月1日-2007年6月17日)
演じた俳優
- 西村雅彦 - 2008年6月20日放送のフジテレビ系「金曜プレステージ 和田アキ子芸能生活40周年記念企画・和田アキ子物語」。
- 田辺誠一 - 2008年放送の日本テレビ系「日本テレビ開局55周年記念番組・ヒットメーカー 阿久悠物語」。
- 吹越満 - 2013年放送のNHK「プレミアムドラマ歌謡曲の王様伝説阿久悠を殺す」。
脚注
関連項目
- スター誕生!
- 瀬戸内少年野球団
- 長戸大幸 - ビーイング設立前及び歌手時代では、師弟関係だった。
- つんく♂(シャ乱Q) - 阿久を尊敬する人物。
- 山口隆(サンボマスター) - 同上。
- 酒井政利 - 阿久の全盛期のライバル。酒井の項目にあるとおり様々なアーテストを梃子に代理戦争を繰り広げた。
- 半田健人-生前最後のテレビ出演となったNHK総合テレビの番組『通〜歌謡曲〜』において、その歌謡曲の楽しみ方において阿久を唸らせた。
外部リンク
- 阿久悠オフィシャルホームページ「あんでぱんだん」
- 阿久悠プロフィール(株式会社オフィス・トゥー・ワン)※ウェブアーカイブの保存キャッシュ
- ↑ 阿久悠『歌謡曲の時代 歌もよう人もよう』190頁。
- ↑ 2.0 2.1 木村隆『この母ありて』 青蛙房 2010年 14-15頁
- ↑ 阿久悠 『夢を食った男たち―「スター誕生」と黄金の70年代』(小池書院、1997年7月)
- ↑ 4.0 4.1 長い間歴代1位だったが、秋元康に抜かれ2位となった。【オリコン】秋元康氏、作詞家売上日本一に 総売上6859.1万枚で阿久悠さん上回る
- ↑ 阿久は阪神の球団歌である「阪神タイガースの歌」(六甲おろし)は、(阪神が初の日本一になった)1985年まで知らなかったと記している。(『愛すべき名歌たち - 私的歌謡曲史』岩波新書、1999年)
- ↑ 阿久が作詞家になってから阪神はこの2球団のどちらとも日本シリーズで対戦している。