相本久美子

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テンプレート:ActorActress 相本 久美子(あいもと くみこ、1958年5月27日 - )は日本女優タレントアイドル。本名、倉内 久美子(くらうち くみこ)。旧姓、相本。血液型はB型。身長160cm。

東京都港区出身。所属事務所はスペースプロ→芸映プロダクション、歌手活動当時のレコード会社はCBSソニー東芝EMI

来歴・人物

1958年5月27日テンプレート:要出典範囲中学3年在学中の1973年9月1日牧葉ユミのサイン会場に於いて牧葉本人から直接スカウトされ、1974年9月21日、「近藤久美子」の芸名とシングル『小さな抵抗』で歌手デビューする。新座市立第二中学校明治大学付属中野高校夜間部卒業。

1975年、雑誌の企画で西城秀樹と共演したことがきっかけで芸映プロに移籍する(相本によれば複数の新人歌手と西城との連載企画だったが、取材終了後、西城が芸映に彼女の移籍を推薦したという)。翌1976年に本名の相本に改名、以降、歌・ドラマ・司会・雑誌のグラビアと多方面で活躍し、マルチタレントの先駆け的な存在となった。

代表的な仕事としては1976年から1981年まで務めた『TVジョッキー』の司会が挙げられる。メイン司会の土居まさるの補佐兼マスコット的なポジションだったが、(番組内の「奇人・変人コーナー」の参加者の去り際に相本が言う参加賞の「白いギターとジーンズをお持ち帰り下さい」は常套句であった)この番組は生放送だったこともあってハプニングが絶えず、頭の回転が速い彼女は時に、蛇が苦手だった土居(出てくると場を放棄して逃げていた)に代わって進行を取り仕切ったことも多々あった。

また、当時『TVジョッキー』の衣装にミニスカートを選ぶことが多く、均整の取れたスタイルと長い手足にミニの衣装や水着がよく映えたことから、この時期、数多くの雑誌のグラビアや表紙を飾ることになった。

歌手活動に関しては、彼女自身の歌唱は一定の水準を満たしていたが、事務所移籍後、積極的に取り組んだのが二十歳前後と、アイドル歌手としてはやや年齢が高かった。またアイドル歌謡全体がニューミュージックの台頭で一時停滞し、その後いわゆる1980年デビュー組によって一気に世代交代した時期と活動期間が重なったこともあり、レコードセールス的には全く振るわず、各種賞番組に絡むことはなかった。

笑福亭鶴光のオールナイトニッポンニッポン放送)に相本もゲスト出演したこともあったが、鶴光が品性下劣な言葉を婉曲的に言ってしまった際には、相本の父が警察官で当時はニッポン放送と隣接する丸の内警察署勤務であったことから、相本がいない場合でも「相本久美子のお父上すいません」とネタにされた。

1982年以降は芸能活動の中心をドラマに移し、数多くの作品に出演する。1985年のドラマ『土曜ワイド劇場 狙われた婚約者』では手術室で白衣を引き裂かれ下着を丸出しにして強姦される看護婦を演じたが、そのシーンは他の女優の吹き替えだとされている。

私生活では1987年ミュージシャンの男性と結婚、翌年3月に1女を出産する。以降仕事を控えて子育てに務めるが、1994年に離婚する。

子育てが一段落した1999年頃から本格的に芸能活動を再開。現在はテレビドラマ等で活躍する中堅女優・タレントである。

2012年4月に初孫が誕生した。

音楽

シングルは1974年から1981年迄の間に14枚発売されたが、オリコンチャートベスト10に到達した曲はない(最高は『初夏景色』の59位)。またアルバムはオリジナルが2枚発売されている。

シングル

  • CBSソニー時代
  1. 小さな抵抗 (1974年9月21日) - 近藤久美子名義  
    作詞:千家和也 作曲:森田公一 編曲:高田弘
    (c/w) くちづけの誤解
  2. 聞きたい事があるの (1975年1月21日) - 近藤久美子名義
    作詞:千家和也 作曲:穂口雄右 編曲:穂口雄右
    (c/w) 海の見える丘
  3. 1と5 (1975年6月1日) - 近藤久美子名義
    作詞:千家和也 作曲:森田公一 編曲:高田弘
    (c/w) イチゴの涙
  4. 初夏景色 (1976年3月21日) - TBS水曜劇場花吹雪はしご一家”劇中歌
    作詞:阿久悠 作曲:森田公一 編曲:馬飼野俊一
    (c/w) 悲しみ日記
  5. さよならはそれから (1977年7月21日)
    作詞:麻生香太郎 作曲:佐藤健 編曲:林哲司
    (c/w) ひとりごと
  6. 涙のドライブ (1978年5月21日)
    作詞:橋本淳 作曲:平尾昌晃 編曲:萩田光雄
    (c/w) 恋の振子
  7. ヒロイン (1978年10月21日)
    作詞:橋本淳 作曲:平尾昌晃 編曲:萩田光雄
    (c/w) しあわせへの階段
  8. チャイナタウンでよろめいて (1979年2月25日)
    作詞:松本隆 作曲:穂口雄右 編曲:矢野誠
    (c/w) あの日、雨が降らなければ・・
  9. お熱いのはお好き? (1979年6月21日)
    作詞:松本隆 作曲:穂口雄右 編曲:大村雅朗
    (c/w) 飛んで火にいる夏の恋
    • 以下、東芝EMIより発売
  10. 5つの銅貨 (1980年2月5日)
    作詞:門谷憲二 作曲:和泉常寛 編曲:村岡健
    (c/w) アモーレ アモーレ アモーレ
  11. サマー・セイリング (1980年5月21日)
    作詞:竜真知子 作曲:小田裕一郎 編曲:信田かずお
    (c/w) オーシャン・ブルー
  12. EASY (1980年11月21日)
    作詞:康珍化 作曲:小田裕一郎 編曲:松井忠重
    (c/w) キスミー・イン・ザ・レイン
  13. 揺れながらハーバーライト (1981年3月21日)
    作詞:小林和子 作曲:穂口雄右 編曲:上田薫、穂口雄右
    (c/w) そして・・ひとり
  14. 夏☆なのにI LOVE YOU (1981年7月5日)
    作詞:小林和子 作曲:穂口雄右 編曲:穂口雄右
    (c/w) あなたの海からラブレター

アルバム

(日付はアナログレコード / CDの各発売日)

1. ヒロイン (1978年12月5日 / 1994年5月21日) - CBSソニー
  1. ヒロイン
  2. かざぐるま
  3. 初夏景色
  4. カラフル
  5. さよならはそれから
  6. 涙のドライヴ
  7. ひとりごと
  8. 恋の振子
  9. 悲しみ日記
  10. しあわせへの階段(ラヴ・ステップ)
2. 夢★なのにI LOVE YOU (1981年7月21日 / 2003年11月27日) - 東芝EMI、10曲中4曲作詞
  1. あなたの海からラブレター
  2. 初恋
  3. 恋はメビウス
  4. ファンシー・トリップ
  5. 真夜中のヒロイン
  6. サマー・セイリング
  7. 5つの銅貨
  8. EASY
  9. 揺れながらハーバーライト
  10. そばにいて下さい

書籍

エッセイ

  • 片想い(1979年10月15日発行、KKベストセラーズ) - フォト&ポエム、エッセイ
  • 愛なのにMiss Lonely いつかめぐり逢うあなたへ(1981年8月20日初版、ワニブックス)
  • 四半世紀のないしょ話(1999年5月27日発行、ネコパブリッシング)

写真集

  • 相本久美子写真集 フォトメッセージをあなたへ(1982年1月5日発行、近代映画社)

関連書籍

  • 「20世紀を輝いた美女たち」スター青春グラフィティ 池谷朗[昔]写真館 ISBN 4-87709-374-5

出演

バラエティー・教養番組

テレビドラマ

映画

  • 美女放浪記(1977年、松竹) - 生駒さより 役 
  • HERO 天使に逢えば…(2004年、エンターテイメント倶楽部)
  • 東京大学物語(2006年、スープレックス、エム・エフボックス) - 遥の母親 役
  • ヨシナカ伝説 義仲穴〜ぎちゅうけつ〜(2014年、カエルカフェ

ミュージカル

  • 小公子セディ(2000年、イマジンミュージカル)
  • アルプスの少女ハイジ(2002年・2003年公演、イマジンミュージカル)
  • 森は生きている(2006年、ライズ・プロデュース)

ラジオ

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外部リンク

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