北陸自動車道
テンプレート:Infobox road 北陸自動車道(ほくりくじどうしゃどう、HOKURIKU EXPRESSWAY)は、新潟県新潟市江南区の新潟中央JCTから滋賀県米原市の米原JCTへ至る高速道路(高速自動車国道)である。通称北陸道(ほくりくどう、HOKURIKU EXPWY)。
目次
概要
新潟県から富山県・石川県・福井県・滋賀県へと至る路線で、全線にわたって国道8号とほぼ並行している。
開通当初は長岡JCTより米原方面は西山ICからの番号(1 - 33)が振られる一方で、当時の長岡JCT - 新潟黒埼ICは関越自動車道の練馬ICからの通し番号(22 - 26)が振られていた。このときのキロポストは長岡JCTを起点にして朝日IC方面に向かうポストと朝日IC付近を起点として米原方面に向かうポストの2種類があり、同一路線上に同じ値のキロポストが存在する暫定的なもの[1]であった。全線開通に合わせ整理統合することとなり、北陸道に並行するJR北陸本線・信越本線や国道116号に合わせて、米原方面行きを「上り線」、新潟方面行きを「下り線」とし、キロポストも米原JCT起点、新潟黒埼IC終点のものに変更された[2]。IC番号も米原ICから新潟方面に向かって各ICと小矢部(現・小矢部砺波)JCTなどの建設予定JCTやICに連続番号に変更した。これらキロポストやIC番号の変更に伴い、管制室の表示パネル、一般道路の案内標識、非常電話番号などが変更された。
なお、長岡JCTの構造は北陸道新潟方面から関越道東京方面が本線であり、北陸道の富山方面はこれに分岐・合流するランプになっている。
1988年(昭和63年)の全線開通の際、最後に完成したSAである名立谷浜SAには、全線開通の記念碑が建立されているほか、北陸道の全ICとJCTの形状を描いたタイルが設置されている。
現在の国道116号新潟西バイパス新潟西IC - 黒埼IC(当時は新潟黒埼IC)も北陸道として建設・開通したが、その後の北陸道の延伸工事に伴い、高速自動車国道から一般国道へ降格され無料開放された(このような区間は高速自動車国道では唯一である)。また、現在の関越道長岡JCT-長岡IC、日本海東北道新潟中央JCT - 新潟空港ICも北陸道として建設・開通したが、前者は関越道長岡IC以南の区間の開通の際に、後者は日本海東北道新潟空港IC以北の区間が延伸開業した際に北陸道から分離され現在の名称になっている。このような経緯から、高速自動車国道の路線名としての北陸自動車道には新潟中央JCT-新潟空港ICと長岡IC-長岡JCTも含まれている。
全線を日本道路公団が建設・管理・運営していたが、2005年(平成17年)10月1日の道路関係四公団民営化後は朝日ICを境に東側の新潟中央JCT - 朝日ICを東日本高速道路(NEXCO東日本)が、西側の朝日IC(朝日ICを含む) - 米原JCTを中日本高速道路(NEXCO中日本)が管理している。
敦賀IC - 敦賀トンネル付近は、土地利用の関係で、上下線全く別のルートを通っている。この区間は一部で当時の国鉄の北陸本線の廃線跡を使用しており、杉津PAの上り方面施設は杉津駅の廃駅跡に建てられたものである。
また、木之本IC - 武生ICでは14本(このうち2,000m超は2本)、朝日IC - 上越ICでは26本(このうち2,000m超は8本)と、トンネルが連続する区間が2箇所ある。特に前者の区間は、冬季に吹雪による視界不良や降雪によるスリップなどの交通障害が多発している。そのため標識で「山岳ハイウェイ」との告知がされ、チェーン脱着場も多数設けてある。とりわけ、敦賀IC-敦賀トンネルは前述の理由で一度スリップなどで交通事故が発生すると、他路線では一般的な「反対車線に機材を投入する」という方法が使えないため[3]、復旧するまでに手間が掛かることが難点である。そのため、特に冬季には木之本IC以北では滑り止め着用規制が掛かることが多い。後者の区間は、各トンネル入口に何箇所目のトンネルであるかを示す表示板が取り付けられている。
路線名・道路名
国土開発幹線自動車道建設法では、国土開発幹線自動車道の路線名としての北陸自動車道は以下のとおりとされている。
起点 | 主たる経過地 | 終点 |
---|---|---|
新潟市 | 上越市 富山市 金沢市 福井市 敦賀市 | 米原市 |
また、高速自動車国道の路線を指定する政令では、高速自動車国道の路線としての北陸自動車道は下記のとおりにされている。
起点 | 重要な経過地 | 終点 |
---|---|---|
新潟市 | 燕市 三条市 見附市 長岡市 柏崎市 上越市 糸魚川市 黒部市 魚津市 滑川市 富山市 射水市 高岡市 砺波市 小矢部市 南砺市 金沢市 白山市 能美市 小松市 加賀市 あわら市 坂井市 福井市 鯖江市 越前市 敦賀市 長浜市 | 米原市 |
法定路線名としての北陸自動車道は、営業路線としての北陸自動車道(米原JCT - 新潟中央JCT)のほか、長岡IC - 長岡JCT・新潟中央JCT - 新潟空港ICも含まれており、開通当初はこれらの区間も道路案内上では北陸自動車道の名称が使用されたが、先述の通り、長岡IC - 長岡JCTは関越自動車道に、新潟中央JCT - 新潟空港ICは日本海東北自動車道に、それぞれ変更されている。
通過する自治体
接続高速道路
- 直接接続
- 日本海東北自動車道(新潟中央JCTで直結)
- 磐越自動車道(新潟中央JCTで接続)
- 新潟西バイパス(新潟西ICで接続)
- 関越自動車道(長岡JCTで接続)
- 上信越自動車道(上越JCTで接続)
- 東海北陸自動車道(小矢部砺波JCTで接続)
- 能越自動車道(小矢部砺波JCTで接続)
- 中部縦貫自動車道(福井北JCTで接続 : 建設中)
- 舞鶴若狭自動車道(敦賀JCTで接続)
- 名神高速道路(米原JCTで接続)
- 間接接続
インターチェンジなど
ここでは、IC番号・キロポストに従い、米原JCT→新潟中央JCTで、記述する。
- IC番号欄の背景色がテンプレート:Colorである部分については道路が供用済みの区間を示す。施設名欄の背景色がテンプレート:Colorである部分は施設が供用されていない、または完成していないことを示す。未開通区間の名称は仮称。
- スマートICは背景色テンプレート:Colorで示す。
- 路線名の特記がないものは市町道。
- BS(バス停留所)のうち、○/●は運用中、◆は休止中の施設。無印はBSなし。
IC 番号 |
施設名 | 接続路線名 | 米原 から (km) |
BS | 備考 | 所在地 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
27-1 | 米原JCT | 名神高速道路 | 0.0 | 滋賀県 | 米原市 | |||
1 | 米原IC | 国道21号 | 0.7 | |||||
- | 神田PA | - | 4.6 | ◆ | 長浜市 | |||
2 | 長浜IC | 県道37号中山東上坂線 | 9.6 | ◆ | ||||
- | 虎姫BS | - | ◆ | 休止中 | ||||
- | 小谷城スマートIC[5] 湖北BS |
県道263号丁野虎姫長浜線(上り線)[6] 県道265号郷野湖北線(下り線)[6] |
16.6 | ◆ | 小谷城スマートICは2012年4月17日付けで連結許可を取得[7] 湖北BSは休止中 2019年春の供用開始を目指し計画中[8] | |||
- | 高月BS | - | ◆ | 休止中 | ||||
3 | 木之本IC | 国道8号・国道365号 | 23.4 | ◆ | ||||
- | 賤ヶ岳SA | - | 25.6 | |||||
- | 余呉BS/CB | - | ◆ | BSは休止中 | ||||
- | 余呉北BS/CB | - | ◆ | BSは休止中 | ||||
- | 刀根PA | - | 37.9 | ◆ | 福井県 | 敦賀市 | ||
3-1 | 敦賀JCT | 舞鶴若狭自動車道 | 45.5 | |||||
4 | 敦賀IC | 国道8号(敦賀バイパス) | 46.6 | ○ | ||||
- | 田尻BS/CB(上り線) 葉原BS/CB(下り線) |
- | ◆ | BSは休止中 | ||||
- | 杉津PA | - | 57.0 | ◆ | ||||
5 | 今庄IC | 国道305号・国道365号 | 68.1 | ◆ | 南条郡 南越前町 | |||
5-1 | 南条SA 南条スマートIC |
福井県道203号池田南条線 (町道経由) |
72.0 | ◆ | スマートICは6-22時 | |||
6 | 武生IC | 県道262号武生インター東線 県道40号武生インター線 |
80.6 | ○ | 越前市 | |||
7 | 鯖江IC | 県道105号鯖江今立線 県道39号鯖江インター線 |
86.0 | ○ | 鯖江市 | |||
- | 北鯖江PA | - | 89.1 | |||||
8 | 福井IC | 国道158号 | 97.2 | ○ | 福井市 | |||
9 | 福井北IC/JCT | 中部縦貫自動車道(建設中) 国道416号 |
103.6 | ○ | JCTは2014年度(平成26年度)開通予定[9] | |||
10 | 丸岡IC | 県道38号丸岡インター線 | 110.4 | ○ | 坂井市 | |||
- | 女形谷PA | - | 113.4 | |||||
11 | 金津IC | 県道37号金津インター線 | 120.9 | あわら市 | ||||
12 | 加賀IC | 県道61号加賀インター線 (福井加賀道路(候補路線)) |
128.2 | 石川県 | 加賀市 | |||
- | 尼御前SA | - | 136.7 | ○ | ||||
13 | 片山津IC | 県道20号小松加賀線 | 140.7 | |||||
13-1 | 安宅PA 安宅スマートIC |
県道20号小松加賀線 | 144.7 | スマートICは福井方面出入口のみで6-22時 | 小松市 | |||
14 | 小松IC | 県道25号金沢美川小松線 | 149.3 | ○ | ||||
- | 能美根上スマートIC[10] | 市道木曽街道線[10] | 2017年度に供用予定[11] | 能美市 | ||||
15 | 美川IC | 県道58号鶴来美川インター線 県道25号金沢美川小松線 |
160.3 | 白山市 | ||||
15-1 | 徳光PA 徳光スマートIC |
石川県道25号金沢美川小松線 | 164.7 | ○ | ハイウェイオアシス併設 | |||
15-2 | 白山IC | 県道8号松任宇ノ気線 (金沢外環状道路海側幹線) |
170.1 | ○ | ||||
16 | 金沢西IC | 国道8号(金沢バイパス) 県道25号金沢美川小松線 県道196号上安原昭和町線 |
172.5 | 金沢市 | ||||
17 | 金沢東IC | 国道8号(金沢バイパス) | 180.2 | |||||
17-1 | 金沢森本IC | 国道159号(金沢外環状道路山側幹線) 国道304号 |
183.4 | |||||
- | 不動寺PA | - | 184.7 | |||||
18 | 小矢部IC | 県道42号小矢部福光線 | 197.8 | 富山県 | 小矢部市 | |||
- | 小矢部川SA | - | 199.9 | |||||
19 | 小矢部砺波JCT | 東海北陸自動車道 能越自動車道 |
203.3 | |||||
砺波市 | ||||||||
20 | 砺波IC | 国道359号 | 207.2 | |||||
- | 高岡砺波スマートIC | 県道40号高岡庄川線 | 事業中[12] 2014年度(平成26年度)末の開通を目指す[13] | |||||
- | 高岡PA | - | 216.1 | 高岡市 | ||||
21 | 小杉IC | 国道472号 | 221.5 | 射水市 | ||||
- | 呉羽PA | - | 224.4 | |||||
21-1 | 富山西IC | 県道41号新湊平岡線 | 226.7 | 富山市 | ||||
22 | 富山IC | 国道41号 | 234.1 | |||||
22-1 | 流杉PA 流杉スマートIC |
240.7 | ||||||
23 | 立山IC | 県道3号富山立山魚津線 | 246.4 | 中新川郡 立山町 | ||||
24 | 滑川IC | 県道51号蓑輪滑川インター線 | 254.5 | ○ | 滑川市 | |||
- | 有磯海SA | - | 258.2 | 金沢方面 | ||||
261.6 | 新潟・長野方面 | 魚津市 | ||||||
25 | 魚津IC | 県道52号石垣魚津インター線 | 263.8 | ○ | ||||
26 | 黒部IC | 県道53号若栗生地線 | 273.4 | ○ | 黒部市 | |||
26-1 | 入善PA 入善スマートIC |
県道63号入善宇奈月線 | 277.9 | 下新川郡 | 入善町 | |||
27 | 朝日IC | 国道8号 | 282.1 | 朝日町 | ||||
- | 越中境PA | - | 288.5 | |||||
28 | 親不知IC | 国道8号 | 299.4 | 新潟県 | 糸魚川市 | |||
29 | 糸魚川IC | 国道148号 (松本糸魚川連絡道路(計画路線)) |
311.9 | |||||
- | 蓮台寺PA | - | 313.5 | |||||
- | 早川BS | - | 318.2 | ○ | ||||
30 | 能生IC | 県道246号西飛山能生線 県道88号能生インター線 |
326.5 | ○ | ||||
31 | 名立谷浜IC/SA | 県道87号名立谷浜インター線 | 341.6 | ○ | 上越市 | |||
31-1 | 上越JCT | 上信越自動車道 | 351.4 | |||||
- | 木田BS | - | 353.6 | ○ | ||||
32 | 上越IC | 国道18号(上新バイパス) | 355.8 | |||||
- | 頸城BS | - | 360.8 | ○ | ||||
32-1 | 大潟PA 大潟スマートIC |
県道77号上越頸城大潟線 | 364.4 | スマートICは6-22時 | ||||
- | 潟町BS | - | 368.0 | ○ | ||||
33 | 柿崎IC | 国道8号 | 373.8 | ○ | ||||
34 | 米山IC/SA | 国道8号 | 385.2 | ◆ | SAは新潟方面 | 柏崎市 | ||
- | 米山SA | - | 387.5 | 富山・長野方面 | ||||
- | 上方BS | - | 393.5 | ○ | ||||
35 | 柏崎IC | 国道252号 | 397.2 | |||||
- | 曽地BS | - | 402.85 | ○ | ||||
- | 刈羽PA | - | 405.8 | 刈羽郡 刈羽村 | ||||
36 | 西山IC | 県道23号柏崎高浜堀之内線 | 407.9 | ○ | 柏崎市 | |||
- | 大積PA | - | 414.8 415.1 |
○ | 上下線で0.3 kmずれている | 長岡市 | ||
37 | 長岡JCT | 関越自動車道 | 421.5 | |||||
- | 長岡北BS | - | 424.0 | ○ | ||||
- | 長岡北スマートIC[14] | 市道上川西144号線 | 425.3 | 連結許可などの手続き中[15] | ||||
38 | 中之島見附IC | 国道8号(見附バイパス) | 432.2 | |||||
38-1 | 栄PA 栄スマートIC |
都市計画道路半ノ木一ツ屋敷線 (市道経由) |
441.5 | ○ | 三条市 | |||
39 | 三条燕IC | 国道289号 | 447.5 | ○ | 燕市 | |||
40 | 巻潟東IC | 県道9号長岡栃尾巻線 国道460号 |
457.6 | ○ | 新潟市 | 西蒲区 | ||
40-1 | 黒埼PA 黒埼スマートIC |
新潟県道44号新潟燕線 新潟県道46号新潟中央環状線 (市道経由) |
467.0 | スマートICは6-22時 | 西区 | |||
- | 鳥原BS | - | 471.1 | ○ | ||||
41 | 新潟西IC | 国道116号(新潟西バイパス) | 472.8 | |||||
42 | 新潟中央JCT | 磐越自動車道 | 476.5 | 江南区 | ||||
日本海東北自動車道 村上・酒田・秋田方面 |
SA・PA
売店は全てのSAと半数以上のPAに設置されている。ガソリンスタンドは全てのSAと黒埼PAにあり、小矢部川SA下り線を除き24時間営業である。レストランは名立谷浜SAを除く全てのSAに設置されている。
今後の計画
北陸自動車道で事業中、または計画中のJCT・ICを挙げる。なお、名称は仮称である。
- 木之本IC : 琵琶湖西縦貫道路との接続を計画中。
- 福井北JCT : 中部縦貫自動車道(永平寺大野道路)との接続を目指し建設中。
- 高岡砺波スマートIC : 2013年度(平成25年度)末開通を目指し建設中。
- 能美根上スマートIC : 2017年度(平成27年度)開通を目指し計画中。
- 小谷城スマートIC : 2019年度(平成29年度)春開通を目指し計画中。
- 糸魚川IC : 松本糸魚川連絡道路との接続を計画中。
主なトンネルと橋
- 柳ヶ瀬トンネル(賤ヶ岳SA-刀根PA) : 上り線1,320m 下り線1,270m
- 敦賀トンネル(杉津PA-今庄IC) : 上り線3,260m[16] 下り線2,960m[17][18]
- 今庄トンネル(杉津PA-今庄IC) : 上り線2,760m 下り線2,760m
- 九頭竜川橋(福井北IC-丸岡IC) : 460m
- 手取川橋(小松IC-美川IC) : 550m
- 庄川大橋(砺波IC-高岡PA)
- 神通川橋(富山西IC-富山IC)
- 常願寺川橋(流杉PA-立山IC)
- 黒部川橋(黒部IC-入善PA)
- 市振トンネル(越中境PA-親不知IC) : 3,330m
- 子不知トンネル(親不知IC-糸魚川IC) : 4,560m
- 春日山トンネル(名立谷浜IC/SA) : 1,030m
- 信濃川橋(長岡JCT-中之島見附IC) : 960m
- ときめき橋(新潟西IC-新潟中央JCT) : 370m
トンネルの数
区間 | 上り線 | 下り線 |
---|---|---|
米原JCT-米原IC | 0 | 0 |
米原IC-神田PA | 1 | 1 |
神田PA-賤ヶ岳SA | 0 | 0 |
賤ヶ岳SA-刀根PA | 1 | 1 |
刀根PA-敦賀JCT | 5 | 4 |
敦賀JCT-敦賀IC | 0 | 0 |
敦賀IC-杉津PA | 3 | 5 |
杉津PA-今庄IC | 2 | 2 |
今庄IC-南条SA | 0 | 0 |
南条SA-武生IC | 3 | 3 |
武生IC-北鯖江PA | 0 | 0 |
北鯖江PA-福井IC | 1 | 1 |
福井IC-不動寺PA | 0 | 0 |
不動寺PA-小矢部IC | 3 | 3 |
小矢部IC-滑川IC | 0 | 0 |
滑川IC-魚津IC※ | 1 | 1 |
魚津IC-朝日IC | 0 | 0 |
朝日IC-越中境PA | 3 | 3 |
越中境PA - 親不知IC | 4 | 4 |
親不知IC - 糸魚川IC | 4 | 4 |
糸魚川IC - 蓮台寺PA | 0 | 0 |
蓮台寺PA - 能生IC | 5 | 5 |
能生IC - 名立谷浜IC/SA | 6 | 6 |
名立谷浜IC/SA - 上越JCT | 5 | 5 |
上越JCT - 柿崎IC | 0 | 0 |
柿崎IC - 米山IC/SA | 3 | 3 |
米山IC/SA - 柏崎IC | 2 | 2 |
柏崎IC - 西山IC | 0 | 0 |
西山IC - 大積PA | 1 | 1 |
大積PA - 新潟中央JCT | 0 | 0 |
合計 | 53 | 54 |
※滑川IC - 魚津IC下り線のトンネル数は1となっているが、有磯海SAを利用した場合は通過しない。
歴史
- 1961年(昭和36年)11月15日 : 新潟市 - 大津市が路線の基準として定められる。
- 1966年(昭和41年)7月1日 : 新潟市 - 滋賀県坂田郡米原町(現:米原市)が国土開発幹線自動車道の予定路線とされる。
- 1972年(昭和47年)10月18日 : 金沢西IC - 小松IC開通。
- 1973年(昭和48年)
- 1974年(昭和49年)10月29日 : 砺波IC - 金沢東IC開通。
- 1975年(昭和50年)
- 1976年(昭和51年)11月2日 : 福井IC - 武生IC開通。
- 1977年(昭和52年)12月8日 : 武生IC - 敦賀IC開通(但し今庄IC - 敦賀IC間は暫定2車線)。
- 1978年(昭和53年)
- 1980年(昭和55年)
- 1981年(昭和56年)
- 1982年(昭和57年)11月17日 : 柏崎IC - 米山IC開通。黒埼PA開設。
- 1983年(昭和58年)
- 1984年(昭和59年)
- 1986年(昭和61年)11月21日 : 賤ヶ岳SA開設。
- 1987年(昭和62年)7月21日 : 上越IC-名立谷浜IC開通(暫定2車線)、同時に上越IC - 新潟黒埼IC(当時)のIC番号・キロポスト変更。
- 1988年(昭和63年)
- 1989年(平成元年)
- 1992年(平成4年)3月28日 : 小矢部砺波JCT開通により東海北陸自動車道と接続。
- 1994年(平成6年)7月28日 : 新潟西IC - 新潟亀田IC開通と同時に磐越自動車道と接続、新潟西ICに第二料金所を新設。
- 1996年(平成8年)3月28日 : 小矢部砺波JCTで能越自動車道と接続。
- 1997年(平成9年)11月13日 : 新潟亀田IC - 新潟空港IC開通により、全線開通。
- 1998年(平成10年)10月23日 : 朝日IC - 越中境PA4車線化。
- 1999年(平成11年)10月30日 : 上越JCT開通により上信越道と接続、同時に名立谷浜IC - 上越IC4車線化。
- 2000年(平成12年)
- 2001年(平成13年)6月4日 : 米原(まいばら)JCTが米原(まいはら)JCTに、米原(まいばら)ICが米原(まいはら)ICにそれぞれ改称。
- 2002年(平成14年)5月26日 : 日本海東北自動車道新潟空港IC - 聖籠新発田IC開通と同時に新潟中央JCT - 新潟空港IC間を北陸自動車道から日本海東北自動車道に改称。
- 2003年(平成15年)3月29日 : 富山西IC開通。
- 2004年(平成16年)
- 2005年(平成17年)
- 2006年(平成18年)10月1日 : 黒埼スマートIC・入善スマートIC・徳光スマートICが本格運用開始。
- 2007年(平成19年)
- 2008年(平成20年)
- 3月23日 : 安宅PAスマートIC社会実験開始(- 2009年(平成21年)3月31日)。
- 3月29日 : 流杉PAスマートIC社会実験開始(- 2009年(平成21年)3月31日)。
- 2009年(平成21年)
- 2011年(平成23年)3月1日 : 高岡砺波スマートICの連結を許可[20]。
- 2012年(平成24年)
- 2013年(平成25年)
- 2014年(平成26年)7月20日 : 敦賀JCT開通により舞鶴若狭自動車道と接続[23][24]。
その他
2008年(平成20年)の5月8日 - 8月7日・8月19日 - 12月22日に「新潟県中越沖地震本復旧工事」として上越IC - 長岡JCTで昼夜連続1車線規制や50 km/h規制を行っていたが、12月22日に全ての本復旧工事完了し、16時に昼夜連続1車線規制が解除された。
道路管理者
北陸自動車道の管轄は木之本ICと朝日ICの2箇所を境に、主に滋賀県内の区間をNEXCO中日本名古屋支社が、北陸3県(福井・石川・富山)の区間をNEXCO中日本金沢支社が、新潟県内の区間をNEXCO東日本新潟支社がそれぞれ行っている。
- NEXCO中日本名古屋支社
- 彦根保全・サービスセンター : 米原JCT - 木之本IC(木之本ICを含む)
- NEXCO中日本金沢支社
- 敦賀保全・サービスセンター : 木之本IC - 今庄IC
- 福井保全・サービスセンター : 今庄IC - 加賀IC
- 金沢保全・サービスセンター : 加賀IC - 小矢部IC
- 富山保全・サービスセンター : 小矢部IC - 朝日IC(朝日ICを含む)
- NEXCO東日本新潟支社
- 上越管理事務所 : 朝日IC - 柿崎IC
- 長岡管理事務所 : 柿崎IC - 三条燕IC
- 新潟管理事務所 : 三条燕IC - 新潟中央JCT
ハイウェイラジオ
- 長浜(長浜IC - 木之本IC)
- 柳ヶ瀬(木之本IC - 敦賀JCT 柳ヶ瀬TN内)
- 今庄(敦賀IC - 今庄IC 米原方面 今庄TN内)
- 鯖江(武生IC - 鯖江IC)
- 不動寺(金沢森本IC - 小矢部IC)
- 高岡(砺波IC - 小杉IC)
- 有磯海(有磯海SA - 魚津IC)
- 名立谷浜(能生IC - 名立谷浜IC)
- 上越(上越IC - 柿崎IC)
- 栄(中之島見附IC - 三条燕IC)
かつては富山西IC - 富山IC間に富山局が存在したが、2009年度(平成21年度)中に有磯海局の開局に合わせて廃止された[25]。
日本道路公団時代は長浜局はJH関西支社の吹田管制による放送、鯖江局以東は以下のような放送形式で統一されていた。
- 2000年(平成12年)頃までのジングルは4点チャイムであり、放送形式も全く異なるものであった。
- 2001年(平成13年)頃からは当時の吹田管制と同様の放送形式に変更。フォーマットは2005年(平成17年)6月30日まで「日本道路公団ハイウェイラ〜ジオ」(以前東名高速道路で使用されていたもの)を使用。同年7月1日からはジングルが廃止。この時期は北陸道の全線で同じフォーマットで放送されていた。
民営化後、NEXCO中日本管轄となった長浜局は一宮管制へ移管、鯖江局と富山局は一宮管制と同じ放送形態のものに変更された。また、中日本管内では新たに柳ヶ瀬・今庄・不動寺・高岡・有磯海の各局が新設された。現在、放送形式はNEXCO中日本とNEXCO東日本の管轄境界となる朝日ICを境に西側の有磯海局以西と東側の名立谷浜局以東で異なっている。
- NEXCO中日本管内の長浜局-有磯海局では低めの4点チャイムの後、「こちらはNEXCO中日本です」から始まる。なお、長浜局は名古屋支社、柳ヶ瀬局-有磯海局は金沢支社の管轄であるが、どちらも同じ放送形態となっている。
- NEXCO東日本管内の名立谷浜局-栄局では従来と同様の放送形式で、2006年(平成18年)頃からは「NEXCO東日本」というジングル(CM用のサウンドロゴ)が入るようになったが、2013年10月に機械音声に変更された。
車線・最高速度
区間 | 車線 上下線=上り線+下り線 |
最高速度 |
---|---|---|
米原JCT - 木之本IC | 4=2+2 | 100 km/h |
木之本IC - 武生IC | 80 km/h | |
武生IC - 丸岡IC | 100 km/h | |
丸岡IC - 尼御前SA | 80 km/h | |
尼御前SA - 金沢森本IC | 100 km/h | |
金沢森本IC - 小矢部IC | 80 km/h | |
小矢部IC - 朝日IC | 100 km/h | |
朝日IC - 上越JCT | 80 km/h | |
上越JCT - 柿崎IC | 100 km/h | |
柿崎IC - 上方BS | 80 km/h | |
上方BS - 新地蔵TN | 100 km/h | |
新地蔵TN | 80 km/h | |
新地蔵TN - 長岡JCT | 100 km/h | |
長岡JCT ランプ内 | 3=2+1 | 70 km/h |
長岡JCT - 長岡北BS | 4=2+2 | 80 km/h |
長岡北BS - 新潟西IC | 100 km/h | |
新潟西IC - 新潟中央JCT | 80 km/h |
雨天・降雪・濃霧・台風などの荒天時、事故や工事などの時は50 - 80 km/hの速度規制が行われる。
交通量
平日24時間交通量(台)(上下合計)[26][27][28][29][30]
区間 | 平成17年度 (2005年度) |
平成22年度(2010年度) | 備考 | 所在地 | |
---|---|---|---|---|---|
台数 | 混雑度 | ||||
米原JCT - 米原IC | 26,716 | 27,046 | 0.48 | 滋賀県 | |
米原IC - 長浜IC | 23,809 | 24,426 | 0.46 | ||
長浜IC - 木之本IC | 20,812 | 20,241 | 0.37 | ||
木之本IC - 敦賀JCT | 19,825 | 18,668 | 0.35 | ||
福井県 | |||||
敦賀JCT - 敦賀IC | |||||
敦賀IC - 今庄IC | 25,437 | 25,176 | 0.44 | ||
今庄IC - 南条SA | 25,372 | 24,952 | 0.33 | ||
南条SA - 武生IC | 25,090 | 0.36/0.50 | |||
武生IC - 鯖江IC | 25,715 | 25,860 | 0.35 | ||
鯖江IC - 福井IC | 26,746 | 27,347 | 0.39 | ||
福井IC - 福井北IC | 25,160 | 25,242 | 0.34 | ||
福井北IC - 丸岡IC | 25,161 | 24,439 | 0.33 | ||
丸岡IC - 金津IC | 25,531 | 24,695 | 0.37 | ||
金津IC - 加賀IC | 25,601 | 24,759 | 0.38 | ||
石川県 | |||||
加賀IC - 片山津IC | 25,286 | 24,084 | 0.39 | ||
片山津IC - 安宅PA | 26,734 | 25,196 | 0.43 | ||
安宅PA - 小松IC | 24,810 | 0.42 | |||
小松IC - 美川IC | 31,114 | 31,254 | 0.48/0.50 | ||
美川IC - 徳光PA | 32,125 | 32,947 | 0.55 | ||
徳光PA - 白山IC | 32,105 | 32,719 | 0.54 | ||
白山IC - 金沢西IC | |||||
金沢西IC - 金沢東IC | 26,170 | 25,673 | 0.41 | ||
金沢東IC - 金沢森本IC | 31,759 | 30,030 | 0.42 | ||
金沢森本IC - 小矢部IC | 30,718 | 32,013 | 0.56 | ||
富山県 | |||||
小矢部IC - 小矢部砺波JCT | 29,475 | 31,013 | 0.48 | ||
小矢部砺波JCT - 砺波IC | 28,087 | 30,693 | 0.46 | ||
砺波IC - 小杉IC | 27,977 | 30,821 | 0.45 | ||
小杉IC - 富山西IC | 28,076 | 31,500 | 0.50 | ||
富山西IC - 富山IC | 26,131 | 29,480 | 0.50 | ||
富山IC - 流杉PA | 19,725 | 22,759 | 0.37 | ||
流杉PA - 立山IC | 22,195 | 0.36 | |||
立山IC - 滑川IC | 19,192 | 21,427 | 0.35 | ||
滑川IC - 魚津IC | 19,310 | 21,004 | 0.32 | ||
魚津IC - 黒部IC | 16,833 | 18,123 | 0.26 | ||
黒部IC - 入善PA | 13,560 | 14,713 | 0.20 | ||
入善PA - 朝日IC | 12,936 | 13,411 | 0.18 | ||
朝日IC - 親不知IC | 11,707 | 12,156 | 0.14/0.25 | ||
新潟県 | |||||
親不知IC - 糸魚川IC | 11,426 | 11,832 | 0.26 | ||
糸魚川IC - 能生IC | 12,054 | 12,735 | 0.29 | ||
能生IC - 名立谷浜IC | 12,169 | 13,220 | 0.27 | ||
名立谷浜IC - 上越JCT | 12,385 | 13,394 | 0.27 | ||
上越JCT - 上越IC | 14,544 | 15,009 | 0.20 | ||
上越IC - 大潟PA | 17,622 | 17,822 | 0.23 | ||
大潟PA - 柿崎IC | 18,085 | 0.24 | |||
柿崎IC - 米山IC | 18,836 | 19,150 | 0.32 | ||
米山IC - 柏崎IC | 18,458 | 18,877 | 0.26 | ||
柏崎IC - 西山IC | 20,130 | 21,292 | 0.31/0.39 | ||
西山IC - 長岡JCT | 20,445 | 21,559 | 0.34 | ||
長岡JCT - 中之島見附IC | 31,906 | 31,692 | 0.46 | ||
中之島見附IC - 栄PA | 38,925 | 37,845 | 0.56 | ||
栄PA - 三条燕IC | |||||
三条燕IC - 巻潟東IC | 41,446 | 41,446 | 0.68 | ||
巻潟東IC - 黒埼PA | 41,890 | 42,567 | 0.71 | ||
黒埼PA - 新潟西IC | 41,632 | 42,224 | 0.70 | ||
新潟西IC - 新潟中央JCT | 20,902 | 22,618 | 0.46 |
2002年(平成14年)度
- 日平均区間交通量 : 21,644台(前年度比100.0%)※関越自動車道長岡IC - 長岡JCTを含む。
- 最大 : 三条燕IC - 新潟西IC : 34,625台(前年度比99.0%)
- 最小 : 糸魚川IC - 能生IC : 11,056台(前年度比99.9%)
脚注
- ↑ 北陸自動車道20周年記念誌(1993年 日本道路公団金沢管理局/編)より
- ↑ ただし、同じく北陸道と並行している北陸新幹線は敦賀→長野方向、国道8号は米原→新潟方向が上りである。このため、キロポストなどは国道8号とは逆である。
- ↑ 上下線が離れ、かつ左右も逆転している為。
- ↑ 本線上に市町村名の看板は設置されていない。
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 6.0 6.1 テンプレート:PDFlink - 長浜市 2011年2月
- ↑ 7.0 7.1 テンプレート:Cite web
- ↑ 2017年テンプレート:PDFlink - 長浜市 2013年5月28日
- ↑ [1]
- ↑ 10.0 10.1 北陸自動車道(仮称)能美根上スマートインターチェンジ連結許可書の伝達式を開催します - 石川県政記者クラブ 2013年6月11日
- ↑ 能美IC、17年度供用 北陸自動車道 - 北國新聞 2013年2月24日
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ 高岡砺波、南砺スマートICを許可 13年度末利用開始 北日本新聞 2011年3月2日
- ↑ 長岡市市制だより23年7月号
- ↑ テンプレート:PDFlink - 国土交通省 道路局 都市局 2012年4月6日
- ↑ トンネル入口に設置されている案内板には3,260mと標示されている。
- ↑ トンネル入口に設置されている案内板には2,960mと標示されている。
- ↑ 『北陸自動車道20周年記念誌』 日本道路公団金沢管理局、1993年。
- ↑ 国土交通省 報道発表資料:高速自動車国道へのインターチェンジの追加設置について
- ↑ 国土交通省 報道発表資料:高速道路へのスマートインターチェンジの追加設置について
- ↑ 国土交通省 報道発表資料:インターチェンジの追加設置について
- ↑ 新道路管制センターを公開、10月中旬運用開始 NEXCO東日本新潟支社
- ↑ 舞鶴若狭自動車道 小浜IC〜敦賀JCTは7月中の開通を目指します 〜インターチェンジなどの名称も決定〜 中日本高速道路株式会社 2014年4月24日付
- ↑ 舞鶴若狭自動車道 小浜IC〜敦賀JCTが7月20日(日)15時に開通します 中日本高速道路株式会社 2014年5月16日付
- ↑ テンプレート:PDFlinkテンプレート:リンク切れ
- ↑ テンプレート:PDFlink - 国土交通省道路局
- ↑ テンプレート:PDFlink - 国土交通省道路局
- ↑ テンプレート:PDFlink - 国土交通省道路局
- ↑ テンプレート:PDFlink - 国土交通省道路局
- ↑ テンプレート:PDFlink - 国土交通省道路局
関連項目
外部リンク
- 中日本高速道路
- 東日本高速道路
- 北陸自動車道 - 富山県土木部道路課
- 北陸自動車道 道路時刻表 - 国土交通省北陸地方整備局富山河川国道事務所
- いしかわの道 北陸自動車道 - 石川県土木部道路建設課