日本海東北自動車道
テンプレート:Infobox road 日本海東北自動車道(にほんかいとうほくじどうしゃどう、NIHONKAI-TOHOKU EXPRESSWAY)は、新潟県新潟市江南区の新潟中央JCTから、山形県を経由し、秋田県秋田市の河辺JCTへ至る、高速道路である。
略称は日本海東北道(にほんかいとうほくどう、NIHONKAI-TOHOKU EXPWY)、日東道(にっとうどう、NITTO EXPWY)。本線上の案内標識では両方の略称が表示されている。ラジオ等の交通情報では、日本海東北道と呼ばれることがほとんどである。
金浦ICから本荘ICは自動車専用道路、その他の区間は高速自動車国道である。
2012年11月現在、新潟中央JCT(新潟県新潟市江南区) - 朝日まほろばIC(新潟県村上市)間、あつみ温泉IC(山形県鶴岡市) - 酒田みなとIC(山形県酒田市)間、金浦IC(秋田県にかほ市) - 河辺JCT(秋田県秋田市)間が開通している。
目次
概要
日本海側の縦貫軸として新潟県、山形県、秋田県を結ぶ高速道路。太平洋側の東北自動車道や常磐自動車道などと共に東北地方を南北に縦貫するルートの1つとして整備が進められている。ほぼ全線にわたって国道7号と並行し、全通した場合は近畿圏や中京圏から北東北への最短ルートとなる他、関東地方からも関越自動車道経由で東北日本海側に行くことが可能になる。ハイウェイラジオは放送されていない。
荒川胎内IC - 朝日まほろばIC間、あつみ温泉IC - 鶴岡JCT間、本荘IC - 岩城ICは、高速道路会社によらない国と地方自治体の負担による新たな直轄事業である新直轄方式によって建設事業が進められたため、前述区間のうち鶴岡西IC - 鶴岡JCTを除く区間[1]は通行料金が発生せず、無料である。
豪雪地帯を通過するため、冬季は普通タイヤ車を対象にチェーン規制が実施されることが多い。
2010年6月28日から有料区間の新潟中央JCT - 荒川胎内IC、岩城IC - 河辺JCT間において無料化社会実験を行っていたが、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の復興費用確保のため、同年6月19日にいったん終了した[2]。そして翌日より、東日本大震災の被災者支援と復興・復旧支援を目的に、一部車両を対象に通行料金を無料とする措置を同区間で開始したが、2012年3月31日に日本海東北道における無料措置は終了している[3]。
また、長らく基本計画区間だった朝日まほろば - あつみ温泉間、遊佐 - 象潟間の2区間は、それぞれ日本海沿岸東北自動車道(国道7号)の朝日温海道路、遊佐象潟道路として2013年(平成25年)5月15日に事業化され[4]、全線開通の目途がたった。
路線名
- 北陸自動車道 : 新潟中央JCT-新潟空港IC
- 日本海沿岸東北自動車道 : 新潟空港IC-朝日まほろばIC
- 日本海沿岸東北自動車道 : あつみ温泉IC-鶴岡JCT
- 東北横断自動車道酒田線 : 鶴岡JCT-酒田みなとIC
- 国道7号 象潟仁賀保道路 : 金浦IC-仁賀保IC
- 国道7号 仁賀保本荘道路 : 仁賀保IC-本荘IC
- 日本海沿岸東北自動車道 : 本荘IC-河辺JCT
国土開発幹線自動車道の路線名は新潟中央JCT-新潟空港ICが北陸自動車道、新潟空港IC-河辺JCTが日本海沿岸東北自動車道(日沿道)である。先述の通り、道路案内上は上記のすべての区間で「日本海東北自動車道」の名称が使用されている。
当初、新潟中央JCT-新潟空港ICは北陸自動車道として供用されていたが、2002年5月26日の新潟空港IC-聖籠新発田ICの開通に合わせ、日本海東北自動車道に変更された区間である。この開通に合わせて、インターチェンジ番号やキロポストも北陸自動車道のもの(米原JCTを起点としたもの)から新潟中央JCTを起点としたものに変更された。この他、鶴岡JCT-酒田みなとICは開通当初山形自動車道として供用されていたが、2012年3月24日のあつみ温泉IC - 鶴岡JCTの開通に合わせ、日本海東北自動車道に変更された区間である。
日本海東北自動車道と日本海沿岸東北自動車道は名称が類似しているため混同されやすいが、日沿道自体は新潟市-青森市までの区間であり、開通区間は日本海東北自動車道のほか、河辺JCT-二ツ井白神ICおよび二井田真中IC-小坂JCT間が秋田自動車道、小坂JCT-青森IC間は東北自動車道として供用している。
通過する自治体
※未開通区間は斜字で記す。
接続高速道路
※接続予定の高速道路は斜字で記す。
- 北陸自動車道(新潟中央JCTで直結)
- 磐越自動車道(新潟中央JCTで接続)
- 山形自動車道(鶴岡JCTで接続):新潟方面⇔酒田方面および山形方面⇔酒田方面のみ接続。
- 余目酒田道路(酒田中央JCTで接続予定)
- 国道105号岩谷道路(大内JCTで接続)
- 秋田自動車道(河辺JCTで接続)
鶴岡JCTでは新潟方面⇔酒田方面および山形方面⇔酒田方面のみのハーフジャンクションであり、新潟方面⇔山形方面の通行はできない。このため、新潟方面と山形方面を日本海東北道経由で行き来する場合は、鶴岡西IC-鶴岡IC間で一旦高速道路を降りて国道7号を経由する必要がある。
インターチェンジなど
- IC番号欄の背景色が■である区間は既開通区間に存在する。施設欄の背景色が■である区間は未開通区間または未供用施設に該当する。未開通区間の名称はすべて仮称である。
- スマートICは背景色■で示す。
- 路線名の特記がないものは市道。
- BSのうち、○/●は運用中、◆は休止中の施設。無印はBSなし。
- 英略字は以下の項目を示す。
IC 番号 |
施設名 | 接続路線名 | 起点 から (km) |
BS | 備考 | 所在地 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
北陸自動車道長岡・富山・米原・ 関越自動車道東京方面 | ||||||||
42 | 新潟中央JCT | 磐越自動車道 | 0.0 | - | 新潟県 | 新潟市 | 江南区 | |
1 | 新潟亀田IC | 国道49号(亀田バイパス) 新潟市道弁天線 |
3.2 | |||||
- | 新潟東スマートIC[5][6] 西野BS |
県道4号新潟港横越線 | 7.4 | ○ | スマートICは2015年度供用予定[6] | |||
2 | 新潟空港IC | 県道16号新潟亀田内野線 | 9.2 | |||||
2-1 | 豊栄SA 豊栄スマートIC |
新潟県道15号新潟長浦水原線 新潟県道27号新潟安田線 (市道経由) |
11.7 | スマートICは6-22時 新潟中央JCT方面出入口 |
北区 | |||
- | 葛塚BS | - | 16.6 | ○ | ||||
3 | 豊栄新潟東港IC | 県道46号新潟中央環状線 | 18.3 | |||||
4 | 聖籠新発田IC | 国道7号(新新バイパス) | 25.7 | ○ | 北蒲原郡 聖籠町 | |||
- | 加治川紫雲寺BS | - | 31.6 | ○ | 新発田市 | |||
- | 救急車 緊急退出路 |
県道21号新発田紫雲寺線 | 31.6 | 聖籠新発田IC方面出口 加治川紫雲寺BSに併設 新潟県立新発田病院への救急搬送 | ||||
5 | 中条IC | 県道591号中条インター線 | 36.9 | 胎内市 | ||||
- | 中条TB | - | 37.0 | - | 本線料金所 | |||
- | 胎内BS | - | 41.4 | ○ | ||||
6 | 荒川胎内IC | 国道113号 荒川道路 | 46.6 | 村上市 | ||||
- | (荒川PA[7]) 荒川BS[8][9] |
- | 49.0 | ○ | PAは神林岩船港IC方面のみ・駐車場のみ | |||
7 | 神林岩船港IC | 53.7 | ||||||
8 | 村上瀬波温泉IC | 県道286号岩船港線 県道531号村上神林線 |
57.7 | |||||
9 | 村上山辺里IC | 県道207号大栗田村上線 | 61.4 | 新潟中央JCT方面出入口[10][11][12] | ||||
10 | 朝日三面IC | 県道349号鶴岡村上線 | 63.7 | 新潟中央JCT方面出入口 | ||||
11 | 朝日まほろばIC | 県道208号小揚猿沢線 | 67.5 | |||||
- | 大須戸IC[13] | - | - | 朝日温海道路 | ||||
- | 大須戸第二IC[13] | - | - | 朝日温海道路 | ||||
- | 北中IC[13] | - | - | 朝日温海道路 | ||||
- | 勝木IC[13] | - | - | 朝日温海道路 | ||||
- | 府屋IC[13] | - | - | 朝日温海道路 | ||||
- | 鼠ケ関IC[13] | - | - | 朝日温海道路 | 山形県 | 鶴岡市 | ||
13 | あつみ温泉IC | 県道348号 温海川木野俣大岩川線 |
104.2 | |||||
- | あつみTN | - | - | - | 長さ6,022m 危険物積載車両通行禁止 | |||
14 | いらがわIC | 県道61号菅野代堅苔沢線 | 112.1 | 鶴岡JCT方面出入口 | ||||
15 | 三瀬IC | 116.9 | 鶴岡JCT方面出入口 | |||||
- | (大広PA[14]) | 121.5 121.6 |
一般車は駐車場のみ 上下線で0.1kmずれている | |||||
16 | 鶴岡西IC | 国道7号 | 125.4 | |||||
- | 鶴岡JCT TB | - | 128.5 | - | 本線料金所 | |||
17 | 鶴岡JCT | 山形自動車道 | 130.1 | - | 新潟方面⇔酒田方面、 山形方面⇔酒田方面のみ接続 | |||
18 | 庄内空港IC | 県道33号庄内空港立川線 | 138.8 | 酒田市 | ||||
19 | 酒田IC 酒田TB |
国道7号 | 144.9 | - | 本線料金所併設 | |||
- | 酒田中央JCT | 国道47号(余目酒田道路) 県道40号酒田松山線 |
149.7 | - | 2015年度供用予定 | |||
20 | 酒田みなとIC | 県道59号酒田八幡線 | 156.4 | |||||
- | 遊佐比子IC [15] | 国道7号 | - | - | 秋田方面出入口 2016年度以降開通予定[16] |
飽海郡 遊佐町 | ||
- | 遊佐十里塚IC | 国道7号 | - | - | 酒田方面出入口 2016年度以降開通予定[16] | |||
- | 遊佐鳥海IC | 国道345号 | - | - | 2016年度以降開通予定[16] | |||
- | 吹浦IC[13] | - | - | 遊佐象潟道路 | ||||
- | 女鹿IC[13] | - | - | 遊佐象潟道路 | ||||
- | 小砂川IC[13] | - | - | 遊佐象潟道路 | 秋田県 | にかほ市 | ||
- | 象潟IC | 県道58号象潟矢島線 | - | - | 2015年度開通予定[17] | |||
12 | 金浦IC | 国道7号 | 0.0 | |||||
13 | 仁賀保IC | 国道7号 | 6.9 | |||||
- | 両前寺仮出入口 | 国道7号 | 8.2 | 2012年10月27日廃止[18] | ||||
- | 西目PA | - | 13.2 | 由利本荘市 | ||||
14 | 本荘IC | 国道107号 | 19.4 | |||||
14-1 | 大内JCT | 国道105号 岩谷道路 | 28.6 | - | ||||
14-2 | 松ヶ崎亀田IC | 35.5 | ||||||
15 | 岩城IC | 県道44号雄和岩城線 | 41.0 | |||||
- | 雄和PA | - | - | - | 2020年度供用開始予定[19][20] | 秋田市 | ||
- | 秋田空港TB | - | 54.9 | - | 本線料金所 | |||
16 | 秋田空港IC | 県道61号秋田御所野雄和線 | 55.3 | |||||
5-1 | 河辺JCT | 秋田自動車道 | 57.7 | - |
- 庄内空港IC・酒田みなとICには料金所がなく、鶴岡JCT・酒田には本線料金所が設置されている。
- あつみ温泉IC-鶴岡JCTのKPは、鶴岡JCTで接続する山形道の「130.1KP」を基準にして、そのKPに合わせるための暫定KP(鶴岡JCT-酒田みなとICは山形道の時のKPが設置してある)。
- 河辺JCT - 金浦ICのKPは、秋田自動車道側からを基準としているため、表とは逆である。
SA・PA
日本海東北道の休憩施設は豊栄SAを含めすべて無人である。さらに、日本海東北道にはガソリンスタンドが設置されている休憩施設はない。
なお、三瀬IC-鶴岡西IC間の鶴岡市矢引・大広地内に、施設名称が設定されていない駐車スペースが設置されている。他のパーキングエリア・サービスエリアと異なり、駐車場のみでトイレ等は無い。下り線側のPAには道路管理施設が設置され、駐車場は共用となっている。
主なトンネルと橋
区間 | 構造物名 | 長さ |
新潟空港IC-豊栄SA | 阿賀のかけはし | 951m |
神林岩船港IC-村上瀬波温泉IC | 山元トンネル | 228m |
あつみ温泉IC-いらがわIC | 天魄山トンネル | 1,025m |
あつみトンネル | 6,022m | |
いらがわIC-三瀬IC | かたのりざわトンネル | 1,993m |
小波渡トンネル | 2,496m | |
三瀬IC-鶴岡西IC | 三瀬トンネル | 544m |
酒田IC-酒田みなとIC | 最上川白鳥大橋 | 670m |
金浦IC-西目PA | 出戸トンネル | 579m |
西目トンネル | 386m | |
孔雀館トンネル | 432m | |
大内JCT-松ヶ崎亀田IC | 芦川トンネル | 638m |
松ヶ崎亀田IC-岩城IC | 二古トンネル | 1,412m |
岩城IC-秋田空港IC | 道川トンネル | 290m |
板沢トンネル | 310m | |
秋田空港IC-河辺JCT | 雄物川橋 | 452m |
トンネルの数
区間 | 上り線 | 下り線 |
---|---|---|
新潟中央JCT-神林岩船港IC | 0 | 0 |
神林岩船港IC-村上瀬波温泉IC | 1 | |
村上瀬波温泉IC-朝日まほろばIC | 0 | |
あつみ温泉IC-いらがわIC | 2 | |
いらがわIC-三瀬IC | 2 | |
三瀬IC-鶴岡西IC | 1 | |
鶴岡西IC-酒田みなとIC | 0 | |
金浦IC-西目PA | 3 | |
西目PA-大内JCT | 0 | |
大内JCT-松ヶ崎亀田IC | 1 | |
松ヶ崎亀田IC-岩城IC | 1 | |
岩城IC-秋田空港IC | 2 | |
秋田空港IC-河辺JCT | 0 | 0 |
合計 | 13 | 13 |
※トンネルのある区間は暫定2車線の対面通行であるため、上下線で1本のトンネルとなっている。
歴史
- 1994年(平成6年)7月28日 : 北陸自動車道として新潟中央JCT-新潟亀田IC開通と同時に磐越自動車道と接続。
- 1997年(平成9年)10月30日 : 山形自動車道として庄内あさひIC-酒田IC開通。
- 1997年(平成9年)11月13日 : 北陸自動車道として新潟亀田IC-新潟空港IC開通。
- 2001年(平成13年)7月7日 : 秋田空港IC-河辺JCT開通。
- 2001年(平成13年)8月9日 : 山形自動車道として酒田IC-酒田みなとIC開通。
- 2002年(平成14年)5月26日 : 新潟空港IC-聖籠新発田IC開通、同時に新潟中央JCT-新潟空港ICを北陸自動車道から日本海東北自動車道に改称。
- 2002年(平成14年)10月20日 : 聖籠新発田IC-中条IC開通。
- 2002年(平成14年)10月26日 : 岩城IC-秋田空港IC開通。
- 2005年(平成17年)10月1日 : 日本道路公団民営化により、東日本高速道路株式会社の所管となる。
- 2006年(平成18年)2月7日 : 荒川IC(現・荒川胎内IC)-朝日ICが新直轄区間となる。
- 2007年(平成19年)3月30日 : 岩城料金所を廃止し秋田空港本線料金所に移設。
- 2007年(平成19年)4月1日 : 豊栄スマートIC供用開始。
- 2007年(平成19年)9月17日 : 両前寺仮出入口-岩城IC開通、大内JCTで岩谷道路と接続。
- 2009年(平成21年)3月14日 : 救急車退出路(加治川紫雲寺BS併設)の運用を開始。
- 2009年(平成21年)6月30日 : 酒田中央JCT、鶴岡西IC、三瀬IC、五十川IC、朝日第二IC、村上第二IC、神林ICの各IC追加設置を国土交通大臣が許可[21]。
- 2009年(平成21年)7月18日 : 中条IC-荒川胎内IC開通。
- 2010年(平成22年)2月2日 : 有料区間の新潟中央JCT-荒川胎内IC、岩城IC-河辺JCTを高速道路無料化社会実験の対象区間とする案が発表される[22]。
- 2010年(平成22年)2月15日 : 荒川胎内IC-神林岩船港ICの開通が2010年3月28日になることと、仮称であった朝日IC、朝日第二IC、村上第二IC、村上IC、神林ICのインターチェンジ名称が、それぞれ朝日まほろばIC、朝日三面IC、村上山辺里IC、村上瀬波温泉IC、神林岩船港ICに決定したことが正式に発表される[23]。
- 2010年(平成22年)3月28日 : 荒川胎内IC-神林岩船港IC開通。
- 2010年(平成22年)4月1日 : 荒川胎内IC-神林岩船港IC間の管理体制が新潟国道事務所から羽越河川国道事務所に変更される[24]。
- 2010年(平成22年)6月28日 : 有料区間の新潟中央JCT-荒川胎内IC、岩城IC-河辺JCTを対象とした高速道路無料化社会実験が開始される[25]。
- 2011年(平成23年)3月27日 : 神林岩船港IC-朝日まほろばIC開通。
- 2011年(平成23年)6月19日:政府が2011年3月11日に発生した東日本大震災の復興費用確保のため、有料区間の新潟中央JCT-荒川胎内IC、岩城IC-河辺JCTで行っていた無料化社会実験をいったん終了させ、以降の社会実験を一時凍結[2]。これに伴い、この区間の通行料金が再び有料となる。
- 2011年(平成23年)6月20日 : 東日本大震災の被災者支援、復興・復旧支援を目的に、一部車両を対象に通行料金を無料とする措置を有料区間である新潟中央JCT-荒川胎内IC、岩城IC-河辺JCTで開始[3]。
- 2011年(平成23年)8月23日 : 国土交通省が朝日まほろば-温海(現あつみ温泉)間、遊佐-象潟間の2区間の整備案の検討を9月から始めると発表[26]。
- 2012年(平成24年)3月24日 : あつみ温泉IC-鶴岡JCT開通し、山形自動車道と接続。同時に鶴岡JCT-酒田みなとIC間を山形自動車道から日本海東北自動車道に改称。
- 2012年(平成24年)3月31日 : 東日本大震災の被災者支援、復興・復旧支援を目的とした無料措置を終了[27]。
- 2012年(平成24年)10月27日 : 金浦IC-両前寺仮出入口間開通、同時に両前寺仮出入口 廃止。
- 2013年(平成25年)5月15日 : 基本計画区間だった朝日温海道路、遊佐象潟道路が事業化され[4]、全線開通の目処がたつ。
道路管理者
車線・最高速度
区間 | 車線 上下線=上り線+下り線 |
最高速度 |
---|---|---|
新潟中央JCT-豊栄SA | 4=2+2 | 100km/h |
豊栄SA-中条TB | 2=1+1
(暫定2車線) |
70km/h |
中条TB | 40km/h | |
中条TB-朝日まほろばIC | 70km/h | |
あつみ温泉IC-鶴岡JCT料金所 | ||
鶴岡JCT料金所 | 40km/h | |
鶴岡JCT料金所-酒田料金所 | 70km/h | |
酒田料金所 | 40km/h | |
酒田料金所-酒田みなとIC | 70km/h | |
金浦IC-秋田空港TB | ||
秋田空港TB | 40km/h | |
秋田空港TB-河辺JCT | 3=1+2 | 80km/h |
事故や工事などの時、またあつみ温泉IC-鶴岡JCT料金所を除く区間は雨天・降雪・濃霧・台風などの荒天時に50から80km/hまでの速度規制が行われる。
大半の区間で暫定2車線となっているが、一部のIC付近では追い越し車線が設置されている区間もある。
料金特例
鶴岡JCT-酒田みなとICは、他の区間と比較して割安な料金設定となっている。
詳細は山形自動車道#料金特例を参照。
開通予定年度
- 朝日まほろばIC-あつみ温泉IC : 未定
- 酒田みなとIC-遊佐 : 2016年度以降
- 遊佐-象潟IC : 未定
- 象潟IC-金浦IC : 2015年度[17]
交通量
平日24時間交通量(台)(上下合計)[28][29][30]
- 斜字は推計値を示す。
- 平成22年度の調査期間中において、新潟中央JCT-荒川胎内IC間および岩城IC-河辺JCT間、鶴岡JCT-酒田みなとIC間(当時は山形自動車道で、鶴岡JCTは未開通だった。)(有料区間全線)では高速道路無料化社会実験が行われていた。
料金 | 区間 | 平成17年度 (2005年度) |
平成22年度(2010年度) | 備考 | 所在地 | |
---|---|---|---|---|---|---|
台数 | 混雑度 | |||||
有料 | 新潟中央JCT-新潟亀田IC | 16,139 | 27,673 | 0.70 | (旧)北陸自動車道 | 新潟県 |
新潟亀田IC-新潟空港IC | 11,947 | 27,860 | 0.65 | |||
新潟空港IC-豊栄SIC | 9,743 | 27,881 | 0.53 | |||
豊栄SIC-豊栄新潟東港IC | 27,878 | 1.90 | ||||
豊栄新潟東港IC-聖籠新発田IC | 7,650 | 21,966 | 1.46 | |||
聖籠新発田IC-中条IC | 5,660 | 21,561 | 1.45 | |||
中条IC-荒川胎内IC | 未開通 | 15,721 | 1.07 | |||
無料 | 荒川胎内IC-神林岩船港IC | 10,996 | 0.72 | |||
神林岩船港IC-村上瀬波温泉IC | 未開通 | |||||
村上瀬波温泉IC-村上山辺里IC | ||||||
村上山辺里IC-朝日三面IC | ||||||
朝日三面IC-朝日まほろばIC | ||||||
この間未開通 | ||||||
無料 | あつみ温泉IC-いらがわIC | 未開通 | 未開通 | 山形県 | ||
いらがわIC-三瀬IC | ||||||
三瀬IC-鶴岡西IC | ||||||
鶴岡西IC-鶴岡JCT | ||||||
有料 | 鶴岡JCT-庄内空港IC | 3,204 | 9,751 | 0.58 | 平成17、22年度調査時は 山形自動車道だった (鶴岡JCTは未開通) | |
庄内空港IC-酒田IC | 3,021 | 9,952 | 0.60 | |||
酒田IC-酒田みなとIC | 1,687 | 5,259 | 0.53 | |||
この間未開通 | ||||||
無料 | 金浦IC-仁賀保IC | 未開通 | 未開通 | 秋田県 | ||
仁賀保IC-両前寺仮出入口 | ||||||
両前寺仮出入口-本荘IC | 10,641 | 0.81 | ||||
無料 | 本荘IC-大内JCT | 10,075 | 0.70 | |||
大内JCT-松ヶ崎亀田IC | 12,483 | 0.82 | ||||
松ヶ崎亀田IC-岩城IC | 11,387 | 0.75 | ||||
有料 | 岩城IC-秋田空港IC | 1,049 | 4,764 | 0.51 | ||
秋田空港IC-河辺JCT | 1,623 | 3,151 | 0.31 |
脚注
関連項目
外部リンク
- 東日本高速道路
- 道路開通情報 - 国土交通省道路局
- 国土交通省 東北地方整備局
- 国土交通省 北陸地方整備局
- ↑ 鶴岡西IC - 鶴岡JCT間にはインターチェンジがないため、この区間を走行する場合は鶴岡JCT以北の有料区間を走行する必要がある。
- ↑ 2.0 2.1 テンプレート:PDFlink
- ↑ 3.0 3.1 NEXCO東日本 お客さまへの大切なお知らせ 東北地方の高速道路無料措置通行に関するよくあるご質問についてテンプレート:リンク切れ
- ↑ 4.0 4.1 テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:PDFlink(位置図) - 新潟ゆとりろーど協議会事務局 2011年2月25日
- ↑ 6.0 6.1 テンプレート:Cite web
- ↑ 公式な発表はないがPA内に設置されている街路灯には「荒川PA」と書かれた銘板が取り付けられている
- ↑ テンプレート:PDFLink - 国土交通省 北陸地方整備局 羽越河川国道事務所 2013年5月21日
- ↑ テンプレート:PDFLink - 村上市 2013年6月1日
- ↑ テンプレート:PDFlink - 村上岩船地域5市町村合併協議会 2007年7月25日
- ↑ テンプレート:PDFlink 6頁 - 国土交通省 北陸地方整備局 2009年8月
- ↑ テンプレート:PDFlink - 国土交通省 北陸地方整備局 2009年8月
- ↑ 13.0 13.1 13.2 13.3 13.4 13.5 13.6 13.7 13.8 テンプレート:Cite web
- ↑ 公式な発表はないがPA内に設置されている街路灯には「大広PA」と書かれた銘板が取り付けられている
- ↑ テンプレート:PDFlink - 国土交通省 東北地方整備局 酒田河川国道事務所 平成25年8月1日
- ↑ 16.0 16.1 16.2 テンプレート:PDFlink p4 - 平成23年2月時点における平成23年度直轄事業の事業計画等について - 国土交通省 東北地方整備局 2011年2月9日
- ↑ 17.0 17.1 http://www.nhk.or.jp/akita/lnews/6014030291.html?t=1398440991464 2014年4月25日 NHKニュース
- ↑ テンプレート:PDFlink - 国土交通省 東北地方整備局 2012年10月10日
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 高速自動車国道へのインターチェンジの追加設置について - 国土交通省道路局 2009年6月30日
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- ↑ テンプレート:PDFlink - 国土交通省北陸地方整備局 2010年3月29日
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- ↑ 日本海沿岸道、早期に全線完成へ 9月に整備案検討開始 - 47NEWS 2011年8月23日
- ↑ NEXCO東日本 お客さまへの大切なお知らせ 東日本大震災に伴う東北地方の高速道路の無料措置通行方法についてテンプレート:リンク切れ
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