ポンキッキーズ
『ポンキッキーズ』は、フジテレビ系列で1993年10月1日から2001年3月31日及び2005年4月2日から2006年3月25日まで放送された子供向けテレビ番組。
なお、第1期(1993年10月 - 2001年3月)の正式タイトルは『Super Kids Zone ポンキッキーズ』である。
目次
概要
1973年から長期に渡って放送された『ひらけ!ポンキッキ』の後継番組である。主に就学前教育をメインとしていた前番組から、世代間のコミュニケーションを目的として視聴対象年齢を小学生以上まで広げるとともに、各コーナーやアニメーション、キャラクターなどに現代風のセンスや娯楽色を取り入れた「総合キッズエンターテインメント番組」と銘打ってスタートした。レギュラーおよびゲスト出演者は俳優・ミュージシャン・お笑い・文化人・スポーツ界など多岐にわたり、使用される楽曲も有名ミュージシャンによる幅広い年齢層に向けたものが中心となった(音声もモノラル放送からステレオ放送へと変更された)。当番組がきっかけで子供から大人まで幅広く知名度を上げた芸能人も多く、彼らにとっては出世作とも言うべき番組でもあった。しかし番組内容の大幅な変更に、幼児を持つ保護者からはとまどいも見られ、またテレビ局の番組編成上の都合や、子供層の生活スタイル変化の最中、幾度か放送時間帯の変更や内容のリニューアルが行われた。
近年では少子化や、朝の情報番組を中心に据えるテレビ局の方針などの影響で、後に放送は週一回30分枠放送と規模縮小される。このような時代の変遷にともない、衛星放送やウェブサイト上にてのコンテンツ放送・配信にも着手された。
番組内容の変遷
初期(1993年10月 - 1994年3月)
放送開始当初の放送時間は平日07:30 - 08:30(以下全て日本時間)の生放送となった。メインMCは高泉淳子扮する「山田のぼる」君と、木原実が声を担当した人形キャラクターの「海田およぐ」教授が行い、子役としてえなりかずきも不定期出演していた(体裁は後のテレビ東京系『おはスタ』に近い)。
主なコーナーはその日のニュース「ニュースパレード」、天気予報や天気カメラでの駅前ウォッチング、有名人ゲスト(デーモン小暮閣下、アルシンド、中西俊博ほか週替わり)からのメッセージ、視聴者のハガキや誕生日の読み上げ、登校前の子供達への中継レポート、そしてガチャピン、ムックとマイケル富岡および『ひらけ!ポンキッキ』最後のお姉さん、三輪優子による料理コーナーなど。番組前半・後半で、小学生以上を対象とした内容と、幼児を対象とした内容(初期では『ひらけ!ポンキッキ』のタイトルロゴが表示された)に分けた構成が行われていた。また、今後のパソコン時代を見越して、テレビ画面をパソコンのデスクトップに見立て、CG合成によるアイコンを表示させて各コーナーへ行く方式がとられていた。
また午前8時8分になるとアニメーションによる時報が流された(8時8分00秒丁度ではなく、日によって数秒前後するなどタイミングはまちまち)他、スタジオ内でもサザンオールスターズの『勝手にシンドバッド』(「今何時?そうね だいたいね」の一節)に合わせて現在の時刻を知らせた。
音楽に合わせて15人前後でダンスを踊る「キーズラインダンス(Kies Line Dance)」も開始され、学校等での出し物としても人気を獲得、この後も新作が作られた。
担当 | 出演者 |
---|---|
MC | 山田のぼる(高泉淳子)/海田およぐ教授(声:木原実) |
スタジオ | キーズロボット(つのよしひろ/CHiCA/前田泰男)/えなりかずき/ニキリナ |
キャラクター | ガチャピン(声:雨宮玖二子)/ムック(声:松田重治)/ハンバーガーボーイ/ポテトボーイ |
その他 | マイケル富岡/三輪優子 他 |
OP | ロックン・オムレツ(森高千里) |
ED | パレード(山下達郎) |
夕方へ(1994年4月 - 1994年9月)
1994年4月「めざましテレビ」放送開始に伴い、17時台の収録放送に変更。新たなレギュラー陣としてピエール瀧(電気グルーヴ)、BOSE(スチャダラパー)、鈴木蘭々、安室奈美恵が参加する。鈴木と安室はウサギの着ぐるみ姿のユニット・シスターラビッツとして出演した。主なコーナーは視聴者のお便りやビデオ紹介、スーパーPゲーム(CG画面に合成されたプレイヤーが体を動して操作するゲーム)、伊武雅刀・ジェイ・カビラらによる科学コーナー「びーあんびしゃす」、「ママのお弁当クッキング」、小学校訪問、池谷幸雄を講師役に迎えた体操のコーナーなど。この時期から「P-kies(ピーキーズ)」という略称が使われ始め、新キャラクターとしてPちゃんが登場。また8月から、アニメ(コーナー枠)「学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!」が放送開始され、子供たちから大きな反響を呼ぶ。 しかし、一部系列局が遅れ放送になったり、小学生の塾通いや部活が盛んになった事などによる視聴者からの要望から、16時台への移動や放送時間短縮を経て、秋に再び平日の朝に移動する。
担当 | 出演者 |
---|---|
MC | 山田のぼる/海田およぐ教授 |
スタジオ | ピエール(ピエール瀧)/BOSE/蘭々(鈴木蘭々)/アムロ(安室奈美恵) |
キャラクター | ガチャピン/ムック/Pちゃん/ダーヨ(声:木原実) |
その他 | 伊武雅刀/ジェイ・カビラ/えなりかずき/ニキリナ/池谷幸雄/国本武春 他 |
OP | 歩いて帰ろう(斉藤和義) |
ED | Child's days memory(米米CLUB) |
再び朝に・安定期(1994年10月 - 1999年3月)
1994年9月に高泉が番組を卒業し、レギュラーの4人がメインMCに昇格。10月から放送時間を月 - 金曜8時台前半(08:00 - 08:30)に変更。この時期からエンディングコーナー「ジャカジャカジャンケン」でおなじみのCGキャラクター・コニーちゃんが登場し、人気を獲得するようになる。夕方放送していた時期は8時8分を放送中に迎える事が無かったためにアニメーションの時報が消滅していたが、再び朝の8時台へ移動した事で時報が復活した。番組後半には、各分野の有識者・専門家が、幼児教育について語るコーナーも設定されていた。
担当 | 出演者 |
---|---|
MC | ピエール/BOSE/蘭々/アムロ/海田およぐ教授 |
スタジオ | マスクマン(鈴木源一郎)/マリ(豊田麻里)/メグ(小嶋めぐみ) |
キャラクター | ガチャピン/ムック/Pちゃん/コニーちゃん(声:クリス智子)/ダーヨ |
その他 | 伊武雅刀/ジェイ・カビラ 他 |
OP | Welcome to Ponkickies(スチャダラパー) |
ED | Child's days memory |
1995年5月のゴールデンウィークには、当時のフジテレビ主催イベント・LIVE UFOに番組ステージを設け、鈴木・海田教授のMCにより、会場である国立代々木競技場から生放送が行われた。同年8月にスタジオセットが変更し(後述)、出演者が四角い枠を書いて各コーナーへ行く「P-kiesウィンドウ」も開始された。この時期よりMCメンバー個々のスケジュールの都合もあり、週替わりでメンバーから2人、そしてPちゃんの総勢3人で番組を進行する形となる。
担当 | 出演者 |
---|---|
MC | ピエール/BOSE/蘭々/アムロ(うち2人) |
キャラクター | ガチャピン/ムック/Pちゃん/コニーちゃん/海田およぐ教授/ダーヨ |
その他 | 伊武雅刀/ジェイ・カビラ/マスクマン/マリ/メグ/佐伯日菜子 他 |
OP | Welcome to Ponkickies |
ED | Child's days memory |
1996年4月より、鹿賀丈史扮する謎の部屋を守る番人・カガマルのコーナー「キッズプラネット」が開始され、鹿賀は「Ja-nay」の歌唱も担当した。同年夏には「ポンキッキーズ体操 Ja-nay Gymnastics」を提唱した全国キャラバンが行われ、FNS各局の女子アナウンサーがラビッツ姿で司会をつとめた(翌1997年も「めざましテレビ」と連動して実施)。なお8月8日の放送はフジテレビお台場新本社前で生中継され、平成8年8月8日8時8分8秒(フジテレビのチャンネル番号も8)という8並びの瞬間を迎える盛大なカウントダウンイベントも行われた。同放送ではメインMCの4人が久々に揃い、P-kiesメドレーを歌ったほか、集まった子供たちと「歩いて帰ろう」を合唱した。しかし、安室の多忙や瀧の出番減少により、BOSEと鈴木のMCが徐々に固定される。
また、番組にビデオ出演した石井竜也が発した「ポンキッカー」という造語を、出演者・スタッフ・視聴者など、番組にかかわる全ての人を指す語として正式に使われるようになった。1996年10月14日から10月18日には当番組の形態をとってフジテレビ番宣を行った特別番組『ゴーゴーポンキッカー』、1997年1月5日には正月特別番組『ゴーゴーポンキッカーお正月スペシャル』が放送された。この頃より金子統昭、鮫島巧がレギュラー追加。
担当 | 出演者 |
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MC | BOSE/蘭々/ピエール/アムロ(うち2人) |
スタジオ | あっくん(金子統昭)/タクミくん(鮫島巧)/リトルラビッツ |
キャラクター | ガチャピン/ムック/Pちゃん/コニーちゃん/海田およぐ教授/ダーヨ/ワーニー&ワーニーミニ |
その他 | カガマル(鹿賀丈史) 他 |
OP | Welcome to Ponkickies |
ED | 不定 |
1997年3月から、当時9歳の三浦大地をメインボーカルとしたダンスユニット・Folderが番組とタイアップし、メンバーが日替わりでレギュラー出演開始。1stから(3rdを除く)5thまでのシングルA面曲はP-kiesメロディーで使用された。
担当 | 出演者 |
---|---|
MC | BOSE/蘭々 |
スタジオ | ピエール/Folder/あっくん/タクミくん/リトルラビッツ |
キャラクター | ガチャピン/ムック/Pちゃん/コニーちゃん/海田およぐ教授/ワーニー&ワーニーミニ/D.O.G/アントイーターズ |
その他 | カガマル/ガギグ原人(つのよしひろ/CHiCA/本多愛也) 他 |
OP | Welcome to Ponkickies |
ED | 不定 |
番組開始5周年となる1998年度はタレント・P-kiesメロディ(タイアップ曲)の登用が盛んに行われ、新ラビッツのあんじ、市川実和子と櫻田宗久がレギュラー参加。5月に石井ビューティーが新曲「花まつり」を引っ提げ、いわゆるYOSAKOI系の演舞「BON-DANCE」を提唱。YOSAKOIソーラン祭りに番組の櫓を出し、ガチャピン・ムックが参加するなどキャラバン活動を展開した。
そして夏休み期間にはフジテレビ開局40周年記念イベントとして『P-kiesワンダーランド』を臨海副都心の青海Q区画(現:ダイバーシティ東京所在地)にて開催。動員数は番組単独のイベントとしては最大級の約52万人を記録した。同時期にガチャピンがロシアの宇宙ステーションミールに搭乗し、番組およびワンダーランド内で滞在の模様を紹介・中継する「ガチャピン 宇宙へ」企画が行われ、7月より訓練する様子などが番組内のコーナーで取り上げられ、8月13日にはソユーズTM-28でミールに辿り着いたが、収録に関する不具合によりミール搭乗後の放送はごく一部のみとなり、帰還の様子など取り上げられずに打ち切られてしまった。
同年10月に「ナイスデイ」が08:25開始となった事に伴い、月 - 金曜08:00 - 08:25と放送時間が短縮となる。
担当 | 出演者 |
---|---|
MC | BOSE/蘭々 |
スタジオ | ピエール/あんじ/みわこ(市川実和子)/Folder/あっくん/タクミくん/さくらだくん(櫻田宗久)/リトルラビッツ |
キャラクター | ガチャピン/ムック/Pちゃん/コニーちゃん/しんのすけ/インターネットスパイダー/海田およぐ教授/ワーニー&ワーニーミニ/D.O.G/アントイーターズ |
OP | Welcome to Ponkickies |
ED | 不定 |
再度夕方に(1999年4月 - 1999年9月)
1999年4月には「情報プレゼンター とくダネ!」が8時開始となった事に従い、再度16時台前半(16:00 - 16:25)に移動(仙台放送・福島テレビ・テレビ静岡は15:30 - 15:55、東海テレビは15:35 - 16:00)。レギュラー出演者のほとんどが入れ替わり、曜日ごとの日替わりでコーナーが放送された。火曜は爆笑問題がネズミの着ぐるみ姿の爆チュー問題に扮したコント『爆チュー問題のでたらめチューズデー』を披露し、子供から大人まで人気を博すヒットとなった。
他、月曜はBOSE司会の「P-kiesツアー」、水曜は米米CLUBのジェームス小野田及び原田亜希による「うたをつくろう」、木曜は鹿賀丈史が先生に扮した「ドクターカガドル」、金曜は画家・MAYA MAXXの「どこでもキャンバス」であった。
曜日 | 担当 | 出演者 |
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月曜 | MC | BOSE/桑田さゆり/アイシャ・ウェード |
火曜 | 爆チュー問題(爆笑問題)/山チュー秀樹(山中秀樹) | |
水曜 | ジェームス(ジェームス小野田)/原田亜希/スターダストレビュー | |
木曜 | カガドル(鹿賀丈史)/山田さくや | |
金曜 | MAYA MAXX | |
キャラクター | ガチャピン/ムック/Pちゃん/ホワイP/コニーちゃん/やさい星人 | |
OP | Welcome to Ponkickies | |
ED | 不定 |
週一・1時間化へ(1999年10月 - 2001年3月)
1999年10月より月 - 木曜日は16:25 - 16:30の5分番組としてBro.TOMによる紙芝居コーナー「トムさんのかみしばい」を放送(一部地域は放送されず)、金曜日は16:00 - 16:55(一部地域は15:30 - 16:25)に拡大。爆チュー問題がメインMCとなり、今までのコントに加え料理コーナーが始まった。またケイン・コスギがガチャピンと共に行うチャレンジコーナー等があった。2000年3月31日は有珠山噴火の緊急特別番組で放送休止となり、夕方版最終日は同年3月30日となった。
曜日 | 担当 | 出演者 |
---|---|---|
月曜 - 木曜 | 紙芝居 | トムさん(Bro.TOM) |
金曜 | MC | 爆チュー問題 |
スタジオ | ケイン(ケイン・コスギ) | |
キャラクター | ガチャピン/ムック/Pちゃん/コニーちゃん/やさい星人 | |
その他 | 山チュー秀樹/鈴木杏 他 | |
OP | Welcome to Ponkickies | |
ED | 不定(月曜 - 木曜はなし) |
2000年4月より毎週土曜日06:30 - 07:30(一部地域は06:00 - 07:00)と完全週一回放送となる。MCは引き続き爆チュー問題が担当し、ケインの体操コーナー「ケインサイズ」の他、レギュラーおよびゲスト出演者がテーブルゲームの「ジェンガ」を巨大化させた「ビッグジェンガ」にチャレンジするコーナーが行われ、夏には一般公募による出張ビッグジェンガを行ったものの、結果は一般公募チームの全敗に終わってしまう。
10月に、はしのえみ扮する魔女のエミージョがレギュラー加入。
担当 | 出演者 |
---|---|
MC | 爆チュー問題 |
スタジオ | ケイン/エミージョ(はしのえみ) |
キャラクター | ガチャピン/ムック/Pちゃん/コニーちゃん/ジャカジャカセブン/やさい星人/クリン(声:犬山イヌコ) |
その他 | トムさん/山チュー秀樹 他 |
OP | Welcome to Ponkickies |
ED | 不定 |
2001年4月には『ポンキッキーズ21』とタイトルを改め、MCはV6の井ノ原快彦が担当。毎週土曜日06:30 - 07:30となる(詳細は同項を参照)。
第二期・週一・30分化(2005年4月 - 2006年3月)
2005年4月よりタイトルを再び『ポンキッキーズ』に戻し、毎週土曜日06:00 - 06:30(一部地域は05:30 - 06:00)となり、放送時間が30分縮小される(同月より姉妹番組としてローティーン向け教育番組『ガチャガチャポン!』を1年間放送)。 7月に、フジテレビ夏のイベント『お台場冒険王』の一環に「ポンキッキーズ×ガチャガチャポン!お台場サマースクール」として子供向けのワークショップが開催され、一部の模様はチルドレンタイムSPで放送された。また、お台場冒険王の目玉企画として「ミュージカル きかんしゃトーマスとなかまたち」が開催され、番組内で特番が放送された(詳細はきかんしゃトーマス 特別番組の項目を参照)。
秋冬にTRFのSAM・ETSU・CHIHARUがゲスト出演、ダンス教則DVDリリースの他、2006年1月より子供対象のダンスコンテストライブ「KIDS DANCE DANCE」を開催。
担当 | 出演者 |
---|---|
MC | いのっち(井ノ原快彦) |
スタジオ | バットム(Bro.TOM)/シスターラビッツ(3代目) |
キャラクター | ガチャピン/ムック/Pちゃん/コニーちゃん/チビミミナガバンディクート(声:イズミカワソラ) |
その他 | 爆チュー問題/山チュー秀樹 他 |
OP | げんき!(中川ひろたか) |
ED | ヨーイドン(Mr.Children)/Good day, Sunshine(TRF) |
2006年4月より『めざましどようび』が06:00開始となる事に従い『ポンキッキ』とタイトルを改め、放送時間を移動する(時間は地方により異なり、遅れ放送や編成の都合で打ち切りとなった地域もある)。
放送時間の変遷
期間 | 放送時間 (日本時間) |
備考 | |
---|---|---|---|
1993.10.01 | 1994.03.31 | 月 - 金曜日07:30 - 08:30(60分) | 開始当初の放送時間 |
1994.04.01 | 1994.04.29 | 月 - 金曜日17:00 - 18:00(60分) | 「めざましテレビ」開始に従い、移動 |
1994.05.02 | 1994.07.01 | 月 - 金曜日16:00 - 17:00(60分) | |
1994.07.04 | 1994.09.30 | 月 - 金曜日16:00 - 16:30(30分) | |
1994.10.03 | 1998.10.02 | 月 - 金曜日08:00 - 08:30(30分) | |
1998.10.05 | 1999.03.31 | 月 - 金曜日08:00 - 08:25(25分) | 「ナイスデイ」拡大に従い、縮小 |
1999.04.01 | 1999.09.30 | 月 - 金曜日16:00 - 16:25(25分) | 「情報プレゼンター とくダネ!」開始に従い、移動 |
1999.10.01 | 2000.03.30 | 月 - 木曜日16:25 - 16:30(5分) 金曜日16:00 - 16:55(55分) |
|
2000.04.01 | 2001.03.31 | 土曜日06:30 - 07:30(60分) | |
2005.04.02 | 2006.03.25 | 土曜日06:00 - 06:30(30分) | 「めざましどようび」拡大に従い、改題の上縮小 |
P-kiesメロディ
番組で使用されたテーマ曲およびアーティストのタイアップ曲の総称。コーナーのテーマ曲を除いて大半は番組内に設けた「P-kiesメロディ」コーナー(番組冒頭もしくは中盤)において、番組独自制作のミュージッククリップを添えて一定期間1コーラス分ヘヴィー・ローテーションする形態となっているが、一部はエンディングテーマとしても使用された。へヴィー・ローテーション枠は1998年度(夕方移行前)を以て廃止されている。主な視聴者層である子供に向けた歌詞を意識した楽曲が多いが、Jポップテイストをメインに、年齢を問わず観賞できるものとなっている。
この内、コンピレーション・アルバム「ポンキッキーズ・メロディ(1)」「ポンキッキーズメロディ2」に収録された楽曲は番組初期・中期の代表的なものとなっている。1はオリコン最高8位を記録し、35万枚の売上を記録した。[1] なお、P-kiesメロディとして放送(タイアップ)した楽曲がシングルCDとして発売される際には基本的にジャケット上に番組ロゴ(「Super kids zone ポンキッキーズ」や「P-kies」シンボル)が配置されたり、シュリンク上にシールが貼付されている。
人気のある楽曲(ポポ、ロックン・オムレツ、夏の決心、LET'S GO! いいことあるさ、さぁ冒険だ、等)は番組終了時期までリクエスト的に時折流されたり、2000年代以降に発売したポンキッキのコンピレーション・アルバムに収録されている。
- 第1期(Super Kids Zone ポンキッキーズ)
- 1993年
- 1994年
- Welcome to Ponkickies(GET UP AND DANCE)
- レギュラー陣が勢揃いした映像と「元気!」「勇気!」という掛け合いでおなじみ。原曲はスチャダラパー「GET UP AND DANCE」冒頭部分。
- 一寸桃金太郎(シスターラビッツ)
- 汽車ポッポ鉄道どこまでも(〃)
- 四つの季節(〃)
- CD発売は1995年。
- 歩いて帰ろう(斉藤和義)
- 94年度以降のオープニングテーマとして使用され、イメージ映像は3種類作られた。
- 夏の決心(大江千里)
- イメージ映像は二種類あり、ワニの人形が浜辺をドライブしたり、線香花火をするバージョンと、タンクトップにホットパンツの女の子が海辺でラインダンスなどを披露するバージョンがある。
- Child's days memory (米米CLUB)
- 94年度〜96年3月の主にエンディングテーマとして使用された。
- 花子さんがきた!! (マユタン)
- コーナー枠で放送されていた「学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!」の主題歌。
- ポポ(電気グルーヴ)
- 夢のヒヨコ(矢野顕子)
- うちのパパとママとボク(山田のぼる)
- 地球をくすぐっチャオ!(ニキリナ with 渡辺貞夫)
- 1995年
- さあ冒険だ(和田アキ子)
- イメージ映像は、映画「月世界旅行」の映像にガチャピン、ムック、Pちゃんを合成させたもの。石井竜也が楽曲を提供している。
- LET'S GO! いいことあるさ(SUPER P-kies)
- ヴィレッジ・ピープル『Go West』のカバー曲。
- 逃げたいときは(安達祐実)
- おじいちゃんはマメなのだ(〃)
- 一般公募より採用された楽曲。
- 間違えないでおくんなさい(国本武春)
- なまでこ(コニーちゃん)
- 1996年
- オナラで月まで行けたらいいな(小沢健二)
- 番組ゲストで出演した小沢健二が即興で作詞作曲。
- Ja-nay(鹿賀丈史)
- シャナナナナナ(ディック・リー)
- イメージ映像に登場する動物の服を着た子供達の中にウエンツ瑛士がいる。
- メロディー(西田ひかる with 加藤和彦)
- イメージ映像に登場する模型の森は、2006年からの「ポンキッキ」でキャラクター「ポン&キッキ」の住む森として再び使用された。
- 1997年
- Future For You(杏里)
- Birthday Party(Gonna be fun)
- 大人になっても(スチャダラパー)
- パラシューター (Folder)
- NOW AND FOREVER(〃)
- ピ ピカソ(モダンチョキチョキズ)
- バブルバスガール(コニーちゃん)
- 1998年
- 花まつり(石井ビューティー(石井竜也))
- YOSAKOI系踊り「BON-DANCE」のテーマ曲。
- キミとボク(鈴木蘭々)
- ポップスター(市川実和子)
- ジャカジャカジャンケンポン(Folder)
- 空を飛んでみたいな(プロペラ)
- 日曜日の食事(竹中直人)
- 1999年
- でたらめな歌(爆チュー問題)
- 爆チュー問題のテーマ曲として使われている。
- STAND(ホフディラン)
- Glory Glory(Folder)
- BIG SMILE(THE COLTS)
- なぞのやさい星人あらわる(かねこひろゆき)
- 2000年
- 心は君のもとへ(つじあやの)
- 君にありがとう(〃)
- 第2期(2005年)
スタジオセット
- 開始当初 - 1994年3月
- レンガ風の壁や木箱などを設置したセットの中央に、黄色の車(いすゞ・TX、運転席のみ)がある。オープニングでは出演者がボンネットの中から登場した。
- 1994年4月 - 1995年7月
- 全体が白のスペースに黄色の車(後部にメリーゴーランドのパーツが追加され、以降“ゴーランド”と呼称)が置かれている。合成映像による飛行中のゴーランドから出演者が登場する事もあった。
- 1995年8月 - 1999年3月
- 倉庫風に作られた大型エレベーターで、ドアが2つある。中には鏡や本棚、バスタブなどがある。各コーナーへはスイッチを押して階を移動する設定。スイッチは当初は床に設置されたボタンだったが、後にスロットマシン型になった。
- 1999年4月 - 2000年3月
- 壁が白く塗られた部屋。木の葉型の椅子やカガドルの部屋に通じる赤いドアがあり、ドアの横には爆チュー問題の部屋の入り口(穴)がある。ビデオ「爆チュー問題のでたらめチューズデー」、DVD-BOX「爆チュー問題の部屋」で確認可。
※2000年4月以降のスタジオセットについてはポンキッキーズ21・スタジオセットを参照。
コーナードラマ
1994年4月 - 2001年3月
- きかんしゃトーマス 第4シリーズ(1995年) - 第5シリーズ(1999年)
- 『ひらけ!ポンキッキ』から引き続き放送。過去に放送されたシリーズも再放送された。後にCS放送カートゥーン ネットワークでもフジテレビKIDS版を放送。
- ピーターラビットとなかまたち
- こちらも『ひらけ!ポンキッキ』から引き続き放送。
- ポストマン・パット (Postman Pat)
- 人形コマ撮りによるイギリス製アニメ。主人公は郵便配達人のパット。ナレーションと全ての登場人物の声は竹中直人が担当。番組内での放送終了後も新作が制作され、日本ではCS放送のディズニーチャンネルで放送(テーマ曲の歌詞や声優は変更されている)。
- 学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!
- いわゆる「学校の怪談」を題材にしたホラーアニメ。詳細は同項を参照。
- ふしぎな赤い長ぐつ ウィリアムズ ウィッシュ ウェリントンズ
- 願い事がかなう不思議な長靴をはいた男の子、ウィリアムが主人公のイギリス製アニメ。声は小林聡美が担当。後にカートゥーン ネットワーク「ピぽらぺポら」枠で放送。
- ビジィ・ワールド
- リチャード・スキャーリー原作のカナダ製英語教育アニメ。猫のハックルとミミズのローリーを始め、動物のキャラクターが登場する。セリフは基本的に英語のままで、西村雅彦のナレーションによる解説が入る。
- ペコラ
- オールCGによる短編アニメ。四角いペンギンの子供、ペコラが主人公。後に独立した30分アニメがテレビ東京系で放送された。
- コニーにおまかせ
- 番組のキャラクター、コニーちゃんと仲間たちによるアニメ。「コニーズクッキング」では料理を紹介。
2005年4月 - 2006年3月
- きかんしゃトーマス(再放送)
- 前身番組『ポンキッキーズ21』から引き続き放送された。過去放送されたシリーズの再放送のみ。
- バケツンとオシャベル
- バケツ型のバケツンとスコップ型のオシャベルが、砂場で遊ぶ子供達から遊ぶ時のルールやマナーについて学ぶコーナー。
- YAPPOOO
- 海に浮かぶヤッポ島を舞台にした紙芝居風の人形劇。音楽は松任谷正隆、ナレーションは松任谷由実。
商品
CD
- ポンキッキーズ・メロディ(EPICソニー、1995年05月01日)
- ポンキッキーズ・メロディ2(ソニーレコード、1998年12月01日)
- P-kies 20th Century New Trax(ポニーキャニオン、2000年07月01日)
- ハッピーソング(〃2005年10月26日)
ビデオ・DVD
- ポンキッキーズメロディ〜キーズラインダンス(ポニーキャニオン、1995年09月01日)
- ポンキッキーズ サマーコンサート’95 withガチャピン・ムック(〃1996年01月01日)
- ポンキッキーズ サマーコンサート’96 〜ガチャピン・ムックの宇宙船ペリカーノ号〜(〃1996年11月01日)
- コニーちゃんのビデオ vol.1 (〃1997年04月25日)
- コニーちゃんのビデオ vol.2(〃1997年06月01日)
- コニーちゃんのビデオ vol.3(〃1997年06月30日)
- コニーちゃんのクリスマスビデオ! (〃1998年11月01日)
- P-kies SUMMER TOUR’99 ガチャピン・ムックのサマーサンタさん (〃1999年11月01日)
- P-kiesコンサート ガチャピン・ムックのごきげんサマー2000 (〃2000年12月27日)
- ダンス de ラビッツ Vol.1 - Vol.4(エイベックス・エンタテインメント、2006年01月25日)
※「爆チュー問題」シリーズ作品の収録メディアについては爆チュー問題の項を参照。「きかんしゃトーマス」シリーズ作品の収録メディアについてはきかんしゃトーマス関連商品を参照。
ネット局
詳細の無いものは第一回から最終回まで放送されたネット局。系列はネット終了時のもの。
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 備考 |
---|---|---|---|
関東広域圏 | フジテレビ | フジテレビ系列 | 制作局 |
北海道 | 北海道文化放送 | ||
岩手県 | 岩手めんこいテレビ | ||
宮城県 | 仙台放送 | ||
秋田県 | 秋田テレビ | ||
山形県 | さくらんぼテレビ | 1997年4月1日の開局から | |
福島県 | 福島テレビ | ||
新潟県 | 新潟総合テレビ | ||
長野県 | 長野放送 | ||
静岡県 | テレビ静岡 | ||
富山県 | 富山テレビ | ||
石川県 | 石川テレビ | ||
福井県 | 福井テレビ | ||
中京広域圏 | 東海テレビ | ||
近畿広域圏 | 関西テレビ | ||
島根県 鳥取県 |
山陰中央テレビ | ||
岡山県 香川県 |
岡山放送 | ||
広島県 | テレビ新広島 | ||
愛媛県 | 愛媛放送 | 現・テレビ愛媛 | |
高知県 | 高知さんさんテレビ | 1997年4月1日の開局から | |
福岡県 | テレビ西日本 | ||
佐賀県 | サガテレビ | ||
長崎県 | テレビ長崎 | ||
熊本県 | テレビ熊本 | ||
宮崎県 | テレビ宮崎 | フジテレビ系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
|
鹿児島県 | 鹿児島テレビ | フジテレビ系列 | 1994年4月1日のFNN・FNSマストバイ化から |
沖縄県 | 沖縄テレビ |
スタッフ
(1994年時)
- 構成:永井準、松井宏夫、小川美篤、内田英一、舘川範雄
- ブレーン:デーブ・スペクター、加藤芳一、武上純希、鈴木清一 / 神足裕司、山田洋久 / 浜野明子
- タイトル:岩崎光明
- ディレクター:森田倫代、増當一也、春日聰、安斎房江 / 三輪道彦、菅野温夫、武富英夫、木藤信吾
- プロデューサー:野田俊彦、堀内善弘
- ゼネラルプロデューサー:小畑芳和
- スタッフ協力:日本テレワーク、LITTLE STUDIO. INC、才、IMAGICA、アップルコンピュータほか
(2005年時)
- 構成:永井準、舘川範雄、高橋洋二、佐藤修、渡辺鐘
- 音楽:中川ひろたか、藤本ともひこ、今井了介
- 協力:木原庸佐、LITTLE STUDIO. INC、八峯テレビ、FLT、IMAGICA、フジアール、4-Legs、光子館
- ディレクター:内野和佳子、菅野温夫、春日聡、小野律哉
- 演出・プロデューサー:増當一也(FCC)、福原伸治(フジテレビ情報企画部/フジテレビKIDS)
- プロデューサー:中村雅一(フジテレビKIDS)
- 制作協力:FCC
- 制作:フジテレビ・フジテレビKIDS
派生番組
フジテレビ運営のCS放送チャンネルフジテレビ721では、『ひらけ!ポンキッキ』や『ポンキッキーズ』で放送された歌やスポットの再放送を軸とした番組『チルドレンタイム こどものじかん』の放送を1999年から開始した。しかし後に番組内容をきかんしゃトーマス中心とし、番組名も『チルドレンタイム きかんしゃトーマス & etc』と改めた。この他にお台場スタジオドリームメーカー等で定期的に行われた番組のステージライブを収録した『チルドレンタイムSP サタキッズLIVE』『チルドレンタイムSP KIDSワークショップ』が放送されている。
フジテレビ系列のBSデジタル放送局BSフジでは、2000年12月の開局と同時に『ひらけ!ポンキッキ』及び『ポンキッキーズ』のコンテンツを流用した各番組『うたであそぼうピンポンパン』(2002年4月まで放送)『Myポンキッキーズ』の放送を開始、2002年4月より『東京キッズクラブ』(後ガチャピンClub)が放送された。
脚注
- ↑ ポンキッキーズ・メロディ2、ソニーミュージックショップ。(2013/10/06閲覧)