矢野顕子
テンプレート:Infobox Musician 矢野 顕子(やの あきこ、女性、1955年2月13日- )は、日本のシンガーソングライター。
目次
人物
テンプレート:出典の明記 東京都に生まれる。幼少期を青森県で過ごす。青山学院高等部中退。
矢野は幅広い音楽性と鋭い感性を持ち、独創的な唄い手・演奏家・作編曲家でもあるために、その音楽は奇矯な印象を与えることもあるが、老若男女問わず幅広い支持を集めている。また、自身も世代やジャンルにこだわらない幅広い趣向を見せ、音楽バンド、ユニコーンの「すばらしい日々」や、ELLEGARDENの「右手」をカバーしたり、The Smashing Pumpkinsのファンで自身のライブにて同バンドの曲をピアノで演奏するなどしている。ミュージシャン、山下達郎は矢野を、「歌詞に最も食べ物が良く出てくる作詞家である」と評した。
アメリカ合衆国在住であり、日本国外のミュージシャンとのセッションも多くこなしている。とりわけ、アンソニー・ジャクソン(ベース)、クリフ・アーモンド(ドラムス)とは、1996年以来キーボード・トリオである、通称「さとがえるトリオ」または「矢野顕子グループ」を組み定期的に活動しているほか(現在は中断)、「akiko」レコーディングメンバーのマーク・リーボウ(ギター)、及び「矢野顕子トリオ」としてウィル・リー(ベース)、クリス・パーカー(ドラムス)とも、日米で共演を重ねている。そのほか、マンハッタン・トランスファーのメンバー、ジャニス・シーゲルとの交流が深い。トーマス・ドルビーとはレコーディングを見学中に気にいられて急きょコーラスとして参加、後にリリースされた曲では歌詞の中でも登場することとなった。「She Blinded Me With Science 」(1982年)の歌詞で、"Good heavens Miss Sakamoto - you're beautiful!"と歌われているのがそれである。2008年(平成20年)にリリースしたアルバム、「akiko」のプロデューサーは、2009年(平成21年)にグラミー賞を獲得したテンプレート:仮リンク。
デビューのきっかけになった青山ロブロイのオーナーの遠藤瓔子には厳しくしつけられたと語っている。1980年代後半から1990年代前半に、月刊カドカワで「月刊アッコちゃん」を連載していた。「YMO以降、彼らと同等の音楽的業績を上げた日本のバンドは存在しない」との立場を採る[1]。その理由の一つとして、「YMOの3人がいずれも演奏家としても超一流である」ことを挙げている。このように演奏技術の高度さへのこだわりは非常に強く、さまざまなインタビューにおいて「日本の若い音楽家はもっと技術を磨くべきだ」という信条を披露している。
矢野はライブを非常に大切にする演奏家である。同じ曲を弾いても二度と同じ演奏はない、と言われるほど、即興性にあふれる演奏をする。ライブ形態も、大規模なコンサート・ホールで演奏するツアーを行う一方、観客の顔の見えるライブ・ハウスでの演奏や、地域の公民館などでの小規模な「出前コンサート」を継続的に行い、ライブを通じたファンとのコミュニケーションに努めている。ライブ・アルバムを多くリリースしており、それにのみ収録された楽曲が多数あるなど、ライブ・アルバムを単にライブの記録としてでなく、スタジオ・アルバムと同等のオリジナル・アルバムに位置づけている。
私生活
「矢野」の姓はデビュー当時に矢野誠と婚姻関係にあったため、当時の本名を芸名に使い、それが世に知れ渡ったために離婚後も使っている。
2人の子供の母親。前夫とのあいだにできた長男は客室乗務員。歌手の坂本美雨は再婚相手の坂本龍一との間に生まれた長女。ミュージシャンとしてデビューした坂本美雨について、「(iTunes Storeのダウンロード数では)絶対負けたくない」としている。
医師であった母方の祖父は、ロシア人の父親と日本人の母親との間に生まれた人物で、三陸沖地震や関東大震災の際の医療活動にも従事したという[2]。
略歴
出生 - 1979年
- 1955年、東京生まれ。
- 1971年 - 軽音楽部に憧れて単身上京し青山学院高等部に入学。
- 1973年 - ファーストアルバム発売を前提に、細野晴臣、林立夫らキャラメル・ママ(のちティン・パン・アレー)の主要メンバーと共にスタジオ録音を行う。結局アルバムは発売されず、一部の録音がアルバム『JAPANESE GIRL』、『いろはにこんぺいとう』、及び1996年発売のベストアルバム『ひとつだけ/the very best of 矢野顕子』に収録された。この頃からセッション・ミュージシャン(キーボード、コーラス)として、アグネス・チャン、荒井由実、吉田美奈子などさまざまなアーティストのレコーディングに参加。
- 1974年 - バンド「ザリバ」名義で、トリオレコードよりシングル『或る日』をリリース。筒美京平が作曲、矢野誠がアレンジを担当。
- デビュー当時18歳。レコード会社は矢野にしか興味が無かったので、シングル1枚を発売しただけですぐに解散となる。
- 長男の妊娠を機に矢野誠と結婚。当時19歳。
- 1975年 - 小坂忠に対し、「鈴木晶子」名義で楽曲提供。(「つるべ糸」。アルバム『ほうろう』収録。のちに「やませ(東風)」として自らも収録)
- 1976年 - デビューアルバム『JAPANESE GIRL』を発表。
- 1977年
- 4月より1年間、NHKのAMラジオ番組「若いこだま」のパーソナリティを担当。
- 8月発売のセカンドアルバム『いろはにこんぺいとう』において、シンセサイザー・プログラマに松武秀樹が参加。
- 1978年
- 9月26日、「ト・キ・メ・キ」ツアーにYMOのメンバー3人が参加。YMOメンバーとの共同作業の開始。
- 1979年
1980年 - 1989年
- 1980年
- 1981年 - カネボウ化粧品のCMソングに起用されたシングル『春咲小紅』が、オリコンシングルチャート最高5位となるヒット。
- 1982年
- 1983年
- 1984年 - アルバム『オーエスオーエス』発売。収録曲の「ラーメンたべたい」が、1994年に詩の教材として高校国語の教科書に掲載される。
- 1985年 - 高橋悠治のピアノによるクラシック歌曲集『BROOCH』を自主制作盤として発売。
- 1986年
- 1987年 - 「グラノーラ・ツアー」を最後に、「矢野顕子解散宣言」にて音楽活動を一旦終了し、翌年より1年間の育児休暇に入る。
- 1989年 - パット・メセニーらニューヨークのジャズミュージシャンとのコラボレーションを軸に活動を再開し、アルバム『WELCOME BACK』を発売。
1990年 - 1999年
- 1990年 - 一家でアメリカニューヨーク州へ移住し、現在まで拠点を構えている。
- 1991年 - アルバム『LOVE LIFE』よりEpic Sonyへ移籍。
- 1992年 - アルバム『SUPER FOLK SONG』発売。弾き語りシリーズの第一弾。これにともない、ドキュメンタリーフィルム『SUPER FOLK SONG - ピアノが愛した女。』上映。
- 1994年
- 1995年 - アルバム『Piano Nightly』制作のため、ウィーン郊外の城にピアノを持ち込みレコーディング。「ピアノ・ナイトリィ・ツアー」では託児所つきコンサートを行った。
- 1996年
- 年末の「さとがえるコンサート」をスタート。アンソニー・ジャクソン、クリフ・アーモンドと通称「さとがえるトリオ」または「矢野顕子グループ」(Blue Note東京公演での名称)結成。
- 映画「モスラ」の挿入曲の作曲を担当。小林恵、山口紗弥加が歌う。映画への書き下ろし作品の提供としては初。
- 1997年 - テンプレート:仮リンクとのユニット「THE HAMMONDS」結成。日米でアルバムを発表。
- 1998年 - 「出前コンサート」再開。
- 1999年
- スタジオジブリの映画『ホーホケキョ となりの山田くん』の音楽を手がけ、藤原先生役として声優も担当。
- 1999年 - 織部賞を受賞。
2000年 - 2009年
- 2000年
- 2002年
- NHKみんなのうたにて、坂本美雨と『くまんばちがとんできた』を共演。
- 「FUJI ROCK FESTIVAL」「RISING SUN ROCK FESTIVAL」に、忌野清志郎との共演で初出演。
- 2003年
- 2004年
- アルバム『ホントのきもち』よりヤマハミュージックコミュニケーションズに移籍。同アルバムにてくるりの岸田繁やレイ・ハラカミとのコラボレーションによる楽曲なども発表。
- 2005年
- デビュー以来初のオフィシャルファンクラブ「The gathering」を開設。会報などの紙媒体の発行は行っておらず、インターネット上でのファンクラブであり、矢野が毎月ニューヨークの名所を映像で紹介するコーナーや、一ヶ月2回のコンサートのストリーム配信等を行っている。
- 映画『誰がために』の劇中音楽全てを担当。また、花王の消臭剤「リセッシュ」のCMソングの歌唱を担当。
- 11月23日 - 銀座のApple Store でライブイベントを開き、話題となった。ARENAmac.ASCII24
- そのほか、マイラ・カルマン作の絵本『しょうぼうていハーヴィ ニューヨークをまもる』を翻訳。
- ジブリ美術館で上映されている映画『やどさがし』、『水グモもんもん』で声優として出演。
- 2006年
- レコードデビュー30周年。「さとがえるコンサート」10周年。ベストアルバム『いままでのやのあきこ』をリリース。
- アルバム『はじめてのやのあきこ』にて槇原敬之・小田和正・YUKI・井上陽水・忌野清志郎・上原ひろみと共演。
- レイ・ハラカミと共演で「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」に初出演。「FUJI ROCK FESTIVAL」「RISING SUN ROCK FESTIVAL」に再出演。
- 8月 - 坂本龍一と14年に亘る別居の末、協議離婚が成立。
- 8月 - 病床に伏したレコーディングエンジニア、吉野金次のために「吉野金次の復帰を願う緊急コンサート」を細野晴臣らと共に実施。のちにDVD『音楽のちから』も発売。
- 2007年
- 2008年
- yanokamiとしてのデビューアルバムの英語版、『yanokamick』を3月12日にリリース。 yanokamiとしてシンガポールのMosaic Music Festivalに出演。
- 3月21日、デビューアルバム『JAPANESE GIRL』のリメークをライブにて敢行。のちにiTunes配信の形で発売。
- 8月1日から3日の間、ギタリスト、マーク・リーボウと一緒に、ブルーノート東京に出演。15日には「RISING SUN ROCK FESTIVAL」に再出演した。
- 10月にはテンプレート:仮リンクのプロデュースによるアルバム、『akiko』をリリース。
- 河口湖ステラシアターでは、森山良子と共演を果たす。
- 映画『崖の上のポニョ』では、声優として「ポニョの妹」を担当。
- 2009年
2010年 -
- 2010年
- 2011年
- 3月27日、ニューヨーク市内で行われた、ジョン・ゾーンの呼び掛けによる東日本大震災被災者の支援を訴えるチャリティ・コンサートに、オノ・ヨーコらと共に参加。5月17日にはウィル・リー主催のものにも参加。
- 6月4日 - 、矢野が歌を担当した揖保乃糸CM放送開始。
- 9月公開の映画『監督失格』(平野勝之監督)において、主題歌『しあわせなバカタレ』など6曲を担当。
- 9月3日・4日、東京藝術大学の学生とのコラボレーション企画、「やの屋」実施。
- 9月9日、上原ひろみと東京・昭和女子大学人見記念講堂にてレコーディング・ライブを実施、11月にライブアルバム『Get Together 〜LIVE IN TOKYO〜』発売。12月の「さとがえるコンサート」でも上原と共演。
- 2012年
- 2013年
- 8月 - シングル『リラックマのわたし』よりSPEEDSTAR RECORDSに移籍。
ディスコグラフィー
オリジナルアルバム
- やのミュージック
- 峠のわが家 (1986年2月21日)(リマスタリング版 2013年12月25日)
- BROOCH (1986年9月5日) -新録を追加した自主制作盤のCD化
- GRANOLA (1987年11月21日)
- WELCOME BACK (1989年4月21日)
- LOVE LIFE (1991年10月25日)
- SUPER FOLK SONG (1992年6月1日)
- LOVE IS HERE (1993年6月2日)
- ELEPHANT HOTEL (1994年10月1日)
- Piano Nightly (1995年10月21日)
- Oui Oui (1997年7月1日)
- Go Girl (1999年8月4日)
- Home Girl Journey (2000年11月1日)
- reverb (2002年3月20日)
- ホントのきもち (2004年10月27日)
- はじめてのやのあきこ (2006年3月8日) -ミニアルバム
- akiko (2008年10月22日) -通常盤+英語盤+DVDの限定コンプリート・ボックスも発売
- 音楽堂 (2010年2月10日)
- 矢野顕子、忌野清志郎を歌う(2013年2月6日) - 忌野清志郎のカバー・アルバム
ライブアルバム
- 日本フォノグラム
- MIDI
- EPIC
- YMC
シングル
- いろはにこんぺいとう (1977年、日本フォノグラム)B面/ 妖精の詩
- 行け柳田 (1977年、日本フォノグラム)B面/ ハロー・ゼア
- ごはんができたよ (1980年、徳間ジャパン)B面/ ひとつだけ
- 春咲小紅 (1981年2月1日、徳間ジャパン)B面/ 在広東少年
- ただいま (1981年6月1日、徳間ジャパン)B面/ I Sing 当初の告知では「いつか王子様が」がA面曲だった
- あしたこそ、あなた (1981年11月25日、徳間ジャパン)B面/ あいするひとよ
- ごめんなさい Oh Yeah (1982年、キャニオン)
- わたしのにゃんこ (1983年、徳間ジャパン)B面/ みちでバッタリ
- ラーメンたべたい (1984年8月5日、徳間ジャパン)B面/ HI, HI, HI
- 愛がたりない (1985年、MIDI)B面/ やがて一人
- 花のように (1987年11月21日、MIDI)B面/ David
- David (1990年10月21日、MIDI)c/w Watching You
- BAKABON (1990年1月22日、Epic)c/w いいこ いいこ [GOOD GIRL]
- SUPER FOLK SONG (1992年6月1日、Epic)c/w 湖のふもとでねこと暮らしている
- CHILDREN IN THE SUMMER (1993年5月1日、Epic)c/w CALLING YOU
- すばらしい日々 (1994年5月1日、Epic)c/w 電話線
- 夢のヒヨコ (1994年7月1日、Epic)c/w いいこ いいこ [GOOD GIRL] live version
- 想い出の散歩道 (1995年10月21日、Epic)c/w NEW SONG
- 春咲小紅/ひとつだけ (1996年7月21日、Epic)c/w サッちゃん / AKKO-CHANG Special 76-96 二枚組
- クリームシチュー (1997年5月1日、Epic)c/w Oui Oui [ウイウイ]
- クリームシチュー (1997年10月1日、Epic)c/w(instrumental)
- Home Sweet Home (1998年3月25日、MIDI)c/w TIME IS / Watching You
- 丘を越えて (1998年4月22日、徳間ジャパン)c/w 電話線
- GIRLFRIENDS FOREVER (1999年5月21日、Epic)c/w ゆうぐれ [DUSK]
- ひとりぼっちはやめた [QUIT BEING ALONE] (1999年7月1日、Epic)c/w(オリジナルカラオケ)
- Dreaming Girl (2002年3月5日、Epic)c/w You Are What You Eat
- あたしンち (2003年12月3日、Epic)c/w いいこ いいこ [GOOD GIRL] 唯一のCCCD
- PRESTO (2006年2月1日、YMC) DVD付き
- しあわせなバカタレ (2011年8月30日、YMC) iTunes配信限定。
- コニャラの歌 (2012年3月18日、スタジオジブリ) iTunesほか配信限定。
- リラックマのわたし(2013年8月7日、SPEEDSTAR RECORDS) - リラックマ10周年公式記念ソング
サウンドトラック/その他
- QUEEN SONGS(1979年、DENON)
- 雪のひとひら (1993年2月3日、東芝EMI)
- ポール・ギャリコ作の小説の朗読。ピーター・ガブリエルによる英語版と2枚組。音楽は井上鑑による。
- ホーホケキョとなりの山田くん スペシャル・サウンドトラック〜よし、ジブリと一緒に作るぞ!〜 (1999年7月1日、徳間ジャパン)
- 誰がために オリジナル・サウンドトラック (2005年10月13日、ジェネオン)
- 監督失格 soundtrack(2011年10月12日、YMC)
- 気仙沼においでよ (2011年11月1日)
ユニット/共同名義
- ザリバ
- THE BOOM&矢野顕子
- それだけでうれしい(1992年5月2日、ソニー・ミュージックレコーズ)シングル盤。
- 矢野顕子&宮沢和史
- THE HAMMONDS
- life behind TV(1997年7月1日、Epic)- Jeff Bovaとのユニット。日本語版+英語版。ミニアルバム。
- LIVE Beautiful Songs(2000年10月18日、東芝EMI)同年に行われたツアーのライブアルバム。
- 矢野顕子&坂本美雨
- yanokami(2007年8月8日、YMC)
- yanokamick(2008年3月12日、YMC)- 「yanokami」 (アルバム)の英語版。
- 遠くは近い(2011年12月14日, YMC)
- 遠くは近い -reprise-(2011年12月14日, YMC) - 「遠くは近い」のインストゥルメンタル・バージョン
- シングル、配信については、「yanokami#ディスコグラフィー」の項を参照。
- 矢野顕子×上原ひろみ
ベストアルバム/コンピレーション
- FROM JAPAN TO JAPAN(1982年、徳間ジャパン) 英語詞の曲のコンピレーション、MIDIからCD化の際には2曲追加された
- HOME MUSIC(1988年、やのミュージック)
- やのミュージック(1988年、やのミュージック) 初期アルバム5枚+特典1枚のボックスセット
- HOME MUSIC II(1989年1月1日、MIDI)
- あそこのアッコちゃん(1989年7月25日、徳間ジャパン)
- 矢野顕子Box I(1976‐79)(1990年11月25日、徳間ジャパン) 初期アルバム5枚のボックスセット
- 矢野顕子コレクション(1990年12月1日、MIDI) アルバム8枚+特典ビデオのボックスセット
- On the Air(1992年9月21日、MIDI)
- 矢野顕子コレクション(1993年5月21日、MIDI) アルバム9枚+特典1枚+特典ビデオのボックスセット
- 愛がたりない(1995年1月21日、MIDI) アルバム未収録曲のコンピレーション
- YOHJI YAMAMOTO COLLECTION MUSIC THE SHOW Vol.3 (1995年)
- ひとつだけ/the very best of 矢野顕子(1996年9月23日、Epic)
- ピヤノアキコ。 〜 the best of solo piano songs 〜(2003年10月1日、Epic)
- いままでのやのあきこ(2006年8月23日、Sony Music Direct) 2枚組+DVD
- 三浦光紀の仕事(2012年12月5日、ベルウッド・レコード) - 三浦光紀のプロデュースしたレコードからのコンピレーション。矢野については『JAPANESE GIRL』等からの選曲。Disc 4は矢野顕子によるカバー集。
海外盤
- AKIKO YANO(1990年、NONESUCH)
- ROBERT HURWITZとJOHN ZORNの選曲によるコンピレーション
- LOVE LIFE(1993年、NONESUCH)
- PIANO NIGHTLY(1996年、NONESUCH)
映像作品
- yano akiko 1984 オーエス オーエス Live(1984年、やのミュージック)
- BROOCH(1986年、ソニー)
- 出前コンサート(1987年、やのミュージック)
- WELCOME BACK(1990年12月1日、MIDI) 8枚組ボックスセット「矢野顕子コレクション」の特典ビデオ
- SUPER FOLK SONG 〜ピアノが愛した女〜(1992年、坂西伊作監督)
- アルバム「SUPER FOLK SONG」のレコーディングを追ったドキュメンタリー映画
- 矢野顕子S席コンサート(1994年、Epic)
- TWILIGHT 〜the“LIVE”best of Akiko Yano〜(2000年6月21日、Epic)
- ライブ・ピヤノアキコ。(2003年10月1日、Epic)
- 音楽のちから 〜吉野金次の復帰を願う緊急コンサート (2007年4月25日、グリーンドア)
- akiko -Live 2008-(2009年10月21日、YMC)
映画
出演作
- TOKYO MELODY (1984年、エリザベス・レナード監督) 坂本龍一のドキュメンタリーに出演。
- SUPER FOLK SONG 〜ピアノが愛した女〜(1992年、坂西伊作監督) 自身のドキュメンタリー。
- ホーホケキョとなりの山田くん(1999年、高畑勲監督) 声優として出演。
- ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム(2004年、サン・マー・メン監督) ドキュメンタリー。インタビュー出演。
- やどさがし(2006年、宮崎駿監督) 三鷹の森ジブリ美術館用短編アニメ。声優として出演。
- 崖の上のポニョ(2008年、宮崎駿監督) 声優として出演。
- 忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー 〜感度サイコー!!!〜 (2011年、鈴木剛監督) 忌野清志郎のドキュメンタリーに出演。
- やの屋 - 藝大生×矢野顕子 希望の作り方 (2011年、平野勝之監督) 自ら参画したイベントのドキュメンタリー。
音楽担当作
- 悶絶!!どんでん返し(1977年、神代辰巳監督) 劇中で「あんたがたどこさ」「金太郎」が使用される
- モスラ (1996年、米田興弘監督) 挿入歌「祈りの歌」「モスラレオ」の作曲
- 大安に仏滅!?(1998年、和泉聖治監督) 主題歌に「Home Sweet Home」が採用
- 卓球温泉(1998年、山川元監督) 主題歌に「丘を越えて」が採用
- ホーホケキョとなりの山田くん(1999年、高畑勲監督) 音楽監督
- あたしンち(2003年、やすみ哲夫監督) 主題歌「あたしンち」を担当
- 誰がために(2005年、日向寺太郎監督) 音楽監督
- 監督失格(2011年、平野勝之監督)音楽監督
- しあわせのパン(2012年、三島有紀子監督) 主題歌に「ひとつだけ」(『はじめてのやのあきこ』収録の、忌野清志郎とのデュエット・バージョン)が採用
- すーちゃん まいちゃん さわ子さん(2013年、御法川修監督)劇中歌に「PRAYER」が採用
- 体脂肪計タニタの社員食堂(2013年、李闘士男監督) 主題歌「さあ、召しあがれ」を担当
テレビ番組
- 新NY者(新ニューヨーカー)#28矢野顕子 アッコちゃんと5台のピアノ(1989年5月31日、CX)
- ピアノ・ナイトリィ〜矢野顕子とピアノの3夜(1996年7月29日 - 31日、NHK BS2)
- SONGS(2008年11月5日、2010年9月22日、NHK)
- 佐野元春のザ・ソングライターズ(2009年9月5日、12日、NHK教育)
- 旅のチカラ 「"私のピアノ”が生まれた町へ〜矢野顕子 ドイツ・ハンブルク〜」(2013年3月1日、NHK BSプレミアム)
書籍
- 家庭版 アッコちゃん(1989年4月 角川書店発行) ISBN 4-04-883235-2
- アッコちゃんスタイルブック(1991年11月 角川書店発行) ISBN 4-04-883306-5
- 月刊アッコちゃん〈峠のわが家編〉 角川文庫(1994年1月 角川書店発行)
- 月刊アッコちゃん〈2〉愛をつれて会いに行こう 角川文庫(1994年7月 角川書店発行)
- 愛は海山越えて―月刊アッコちゃん〈3〉 角川文庫(1994年11月 角川書店発行)
- きょうも一日楽しかった 角川文庫(1996年7月 角川書店発行)
- 街を歩けばいいことに当たる 角川文庫(1997年8月 角川書店発行)
- 愛について考える毎日 角川文庫(1998年5月 角川書店発行)
- しょうぼうていハーヴィ ニューヨークをまもる(翻訳、マイラ・カルマン原著、2004年12月 リトル・ドッグ・プレス発行)
- えがおのつくりかた all about 矢野顕子(2006年11月 オレンジページ発行) ISBN 978-4-87303-474-4
- せかいでいちばんあたまのいいいぬ ピートがっこうへいく(翻訳、マイラ・カルマン原著、2007年10月 リトル・ドッグ・プレス発行)
参加作品
- 小坂忠 - 「つるべ糸」 - アルバム『ほうろう』収録(1975年)、作詞・作曲、キーボード。鈴木晶子名義。
- あがた森魚 - アルバム『日本少年』(1976年)、コーラス・ピアノ。
- 鈴木慶一とムーンライダーズ - 「地中海地方の天気予報」 - アルバム『火の玉ボーイ』収録(1976年)、作詞・ピアノ。
- 茶坊主 - 「カララン カラタケ 知っている」 - アルバム『トゥリー・オブ・ライフ』収録(1976年)、作曲・ボーカル。
- 渡辺香津美 - 「Water Ways Flow Backward Again」 - アルバム『KYLYN』(1979年)収録、作曲・ピアノ。
- 渡辺香津美 - 「在広東少年」(作詞・作曲・歌唱・ピアノ)「The River Must Flow」(歌唱・ピアノ)「I'll Be There」(作詞・歌唱・ピアノ) - ライブアルバム『KYLYN LIVE』(1979年)収録。
- 坂本龍一とカクトウギ・セッション - 「スリープ・オン・マイ・ベイビー」 - アルバム『サマー・ナーヴス』(1979年)収録、作詞・作曲・歌唱。
- イエロー・マジック・オーケストラ - ライブアルバム『パブリック・プレッシャー』(1980年)、キーボード・コーラス。
- イエロー・マジック・オーケストラ - 「KANG TONG BOY」(在広東少年) - ライブアルバム『フェイカー・ホリック』(1979年録音、1991年発売)、『ライヴ・アット・武道館1980』(1980年録音、1993年発売)、『ワールド・ツアー1980』(1980年録音、1996年発売)収録。作詞・作曲・キーボード・ボーカル。他の演目についてもキーボード、コーラス。
- 糸井重里 - 「SUPER FOLK SONG」「SLEEPING DUCK」 - アルバム『ペンギニズム』収録(1980年)、作曲・ピアノ。
- 坂本龍一 - 「かちゃくちゃねえ」「Tell'em to me」 - アルバム『左うでの夢』収録(1981年)、作詞・コーラス。
- 大村憲司 - 「Under Heavy Hands And Hammers」(ピアノ)「Far East Man」(コーラス) - 『春がいっぱい』(1981年)収録。
- トーマス・ドルビー 「Radio Silence」- アルバム『The Golden Age of Wireless 』収録 (1982年)、コーラス。
- 郷ひろみ - 「毎日僕を愛して」「独身貴族」 - アルバム『比呂魅卿の犯罪』収録(1983年)、作曲・コーラス。
- かしぶち哲郎 - アルバム『リラのホテル』(1983年)、編曲・歌唱・ピアノ。
- かしぶち哲郎 - 「ダイアログ」 - アルバム『彼女の時』収録(1985年)、デュオ・ボーカル。
- 高中正義 - 「CHINA」(1985年) - アルバム『TRUMATIC 極東探偵団』収録(1985年)、コーラス。
- 坂本龍一 - 「ステッピン・イントゥ・エイジア」(1986年)、作詞・コーラス。
- 小原礼 - 『ピカレスク』(1988年)、ピアノ。
- 大貫妙子 - 「或る晴れた日」 - アルバム『PURISSIMA』収録(1988年)、 ピアノ。
- 井上陽水 - 「Pi Po Pa」 - アルバム『ハンサムボーイ』収録(1990年)、コーラス。
- THE BOOM - 「釣りに行こう」 - シングル(1990年)、編曲・ボーカル。
- パット・メセニー - 「As a flower blossoms (I am running to you)」 - アルバム『Secret Story』収録(1991年)、ゲスト・ボーカル。
- 佐野元春 - シングル「また明日」 - アルバム『Sweet16』収録(1992年)、コーラス。
- トニーニョ・オルタ - 「Akiko's Song」 - アルバム『FOOT ON THE ROAD』収録(1994年)、ゲスト・ボーカル。
- ムーンライダーズ - 「ニットキャップマン」 - アルバム『Bizzare Music For You』収録(1996年)、ボーカル。
- 村上秀一 - 「青い山脈」 - アルバム『Welcome to my Life』収録(1998年)、ボーカル・ピアノ。
- テイ・トウワ - 「Higher」 - アルバム『Sound Museum』収録(1998年)、 ボーカル。
- チーフタンズ - 「Sake in the Jar」 - アルバム『Tears of Stone』収録(1999年)、ゲスト・ボーカル。
- 渡辺香津美 - 「Water Ways Flow Backward Again」 - アルバム『ONE FOR ALL』(1999年)収録、作曲・ピアノ。
- 坂本美雨 - 「ひとつだけ」(作詞・作曲・歌唱)「DAWN」(作詞・作曲) - アルバム『DAWN PINK』(1999年)収録。
- 森山良子 - 「さとうきび畑」 - シングル『涙そうそう』収録(2003年)、ピアノ。
- 平井堅 - 「大きな古時計」 - アルバム『Ken's Bar』収録(2003年)、ピアノ。
- くるり - 「Tonight Is The Night」 - アルバム『NIKKI』収録(2005年)、ピアノ。
- 上原ひろみ - 「Green Tea Farm」 - アルバム『プレイス・トゥ・ビー』日本盤収録(2009年)、歌唱。
- くるり - 「Baby I love you」 - アルバム『くるり鶏びゅ〜と』収録(2009年)、歌唱・ピアノ。
- 清水ミチコ - 「いもむしごろごろ」 - アルバム『バッタもん』収録(2009年)、ボーカル・ピアノ。
- あがた森魚 - ライブアルバム『あがた森魚とZIPANG BOYZ號の一夜』(2009年)、ボーカル・ピアノ。
- ムーンライダーズ - ライブアルバム『moonriders LIVE at MIELPARQUE TOKYO HALL 2011.05.05“火の玉ボーイ コンサート”』(2012年)、ボーカル。
- 大橋トリオ - 「窓」 - アルバム『White』収録(2012年)、 作詞・ボーカル。
- 奥田民生 - 「野ばら」- アルバム『奥田民生・カバーズ2』収録(2013年)、ボーカル・ピアノ。
- ウィル・リー - 「1,2,3」 - アルバム『Love, Gratitude and Other Distractions』収録(2013年)、ボーカル・ピアノ。
- LINDBERG - 「GLORY DAYS」 - アルバム『LINDBERG TRIBUTE~みんなのリンドバーグ~』 収録(2014年)。
楽曲提供
- 吉田美奈子 - 「かたおもい」 - アルバム『Flapper』収録(1976年)、作詞・作曲。
- 石川セリ - 「昨日はもう」- アルバム『気まぐれ』収録(1977年)、作曲。
- アグネス・チャン - 「ひとつだけ」 - アルバム『美しい日々』収録(1979年)、作詞・作曲。
- ラジ - 「わたしはすてき」 - アルバム『Quatre』収録(1979年)、作詞。
- Manna - 「Gotanda」- アルバム『Chabako Trick』収録(1979年)、作詞・作曲。
- ラジ - 「みどりの声」- アルバム『真昼の歩道』収録(1980年)、作詞・作曲。
- 桜田淳子 - 「MY DEAR」ほか - アルバム『MY DEAR』収録(1981年)、作曲。
- 山田邦子 - 「借りものの海辺」 - アルバム『贅沢者』収録(1982年)、作曲。
- 松田聖子 - 「そよ風のフェイント」 - アルバム『Windy Shadow』(1984年)収録、 作曲。
- 坂本龍一 - 「森の人」 - アルバム『音楽図鑑』(1984年)収録、 作詞。
- 高見知佳 - 「怒濤の恋愛」(1985年)、作曲。
- 高橋幸宏 - 「仕事を終えたぼくたちは」 - アルバム『Once A Fool,...』(1985年)収録、作詞。
- 小泉今日子 - 「マッスル・ピーチ」 - アルバム『Flapper』(1985年)収録、作曲。
- 坂本龍一 - 「Ballet Mechanique」「G.T.」 - アルバム『未来派野郎』(1986年)収録、作詞。
- 杉浦幸 - 「花のように」(1987年)、作詞・作曲。
- 山瀬まみ - 「ヒント」 - アルバム『親指姫』(1989年)収録、作曲。
- 巻上公一 - 「平成じゃらん節」シングル『平成じゃらん節』収録(1990年)作曲。
- 薬師丸ひろ子 - 「星の王子さま」 (1991年)、作曲。
- エリアス姉妹(小林恵・山口紗弥加) - 「祈りの歌」「モスラレオ」 - 『モスラ/オリジナルサウンドトラック』(1996年)収録、作曲。
- THE BOOM - 「夢を見た」 - アルバム『TROPICALISM -0°』(1996年)収録、作詞。
- 松田聖子 - 「上海ラブソング」 - シングル(2000年)、作詞。
- KinKi Kids - 「勇敢な君に」 - アルバム『L album』収録(2013年)、作詞・作曲。
関連項目
- あがた森魚 - ファーストアルバム「JAPANESE GIRL」はあがたの「日本少年」へのアンサーアルバムであるとされるなど、初期の矢野が影響を受けた。
- イエロー・マジック・オーケストラ - 矢野が1979年から1980年にかけて、ワールドツアー等でサポートメンバーとして参加した。また矢野のアルバムにおいてはバックバンドを務める。
- 糸井重里 - 「春咲小紅」以来、矢野作品の多くで作詞を担当するほか、対談なども継続的に行っている。
- 忌野清志郎 - ライブで共演するなど親交が深かった。「きよしちゃん」(「音楽堂」所収)は忌野へのリスペクト。
- ウィル・リー - Will Lee 1970年代より矢野の録音に参加し、2010年代も「ブルーノート」(東京)を拠点に矢野とトリオを組むベーシスト。
- エハラマサヒロ - 矢野のモノマネをしている芸人。
- 大貫妙子 - 1970年代以来の友人であり、互いの作品に参加、楽曲のカヴァーを行う関係である。
- 大村憲司 - 1970年代末に六本木PIT INN等で共演して以来、矢野のアルバム、ライブに参加したギタリスト。
- くるり - アルバム「ホントのきもち」を共同制作したほか、矢野はくるりの曲のカバーを積極的に行っている。
- 清水ミチコ - 矢野のモノマネをしている芸人。清水自身矢野のファンを自認しており、テレビ・コンサートで共演することもある。
- 立花ハジメ - 1980年代中盤より、舞台・パッケージのデザインを手掛けるデザイナー。
- 細野晴臣 - ティン・パン・アレーの時代から親交も深い。「終りの季節」「恋は桃色」などをカバー。
- 槇原敬之 - NHK-FM「坂本龍一サウンドストリート」のデモテープ特集で矢野が推薦して取り上げて以来、親交も深い。
- 三浦光紀 - デビューから初期にかけて、矢野を発掘し売り出したエグゼクティブ・プロデューサー。
- ムーンライダーズ - 「JAPANESE GIRL」でメンバーがバックバンドを務めて以来の親交がある。
- 森山良子 - 2010年よりユニット「やもり」結成。
- 吉野金次 - 「JAPANESE GIRL」の頃より矢野の録音に携わる録音技術者。弾き語り作品は吉野の録音が不可欠であるとされる。
- レイ・ハラカミ - 2007年よりユニット「yanokami」として活動するエレクトロニカのアーティスト。
脚注
外部リンク
- 矢野顕子 オフィシャルサイト
- 矢野顕子所属レコード会社(ヤマハミュージックコミュニケーションズ)
- 旧矢野顕子オフィシャルサイト(ソニーミュージック)
- yanokami公式サイト
- やもり公式サイト
- ほぼ日刊イトイ新聞 『音楽堂』ができるまで。
- ほぼ日刊イトイ新聞 矢野顕子について、アッコちゃんと話そう。
- ほぼ日刊イトイ新聞 どうぶつの話を、矢野さんと。
- テンプレート:Facebook
- 矢野顕子 - 公式Twitterアカウント