ソニー・ミュージックレコーズ

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ソニー・ミュージックレコーズSony Music Records)は、ソニー・ミュージックレーベルズレコードレーベル。また、株式会社ソニー・ミュージックレコーズSony Music Records Inc.)は、同社の社名変更前の商号で、かつて存在したソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)傘下のレコード会社である。

沿革

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  • 1968年3月1日 - CBS・ソニーレコード株式会社(CBS/Sony Records, Inc.)設立[1]
  • 1971年7月 - ロックポップス系レーベル「EPIC」新設。当初は洋楽のみだったが、3か月後、CBS・ソニーレーベルから鞍替えしたハイソサエティーを皮切りに邦楽にも進出した。
  • 1973年8月21日 - 株式会社CBS・ソニー(CBS/Sony Inc.)に商号変更。
  • 1976年3月 - EPICレーベル、邦楽の制作を打ち切り、洋楽専用レーベルに戻る。同レーベルからリリースされた邦楽音源はCBS・ソニーレーベルの管轄になる。
  • 1978年8月21日 - レーベル・EPICをEPIC・ソニーとして会社を設立。但し、浅田美代子麻生よう子ら、CBS・ソニーから発売されたEPICの邦楽音源はCBS・ソニーが引き続き管理。
  • 1983年 - 後藤次利によりロック系レーベル「FITZBEAT」新設。
  • 1983年8月 - CBS・ソニーレコード株式会社から商号変更した株式会社CBS・ソニーグループの企画制作部門を、株式会社CBS・ソニーとして分離。
  • 1988年3月 - 株式会社CBS・ソニーは株式会社CBS・ソニーグループに吸収合併される。
  • 1991年4月 - 株式会社CBS・ソニーグループの株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)への商号変更を機に、レーベル名を「Sony Records(ソニーレコード)」に変更。
  • 1992年4月 - レーベル・Trefort、FITZBEAT、EPIC内のMAJOR FORCE、LIFE/SIZEを新設のキューン・ソニーレコードに移管。
  • 1998年 - ロック系レーベルSME Records新設。同時に洋楽部門(Columbia等の原盤)を同レーベルへ移行させる。(Sony ClassicalはSony Recordsレーベルに保留)
  • 2001年10月 - SMEの制作部門の分離に伴い、株式会社ソニー・ミュージックレコーズ設立。Sony Records等のレーベルを継承。洋楽部門はソニー・ミュージックジャパンインターナショナル(SMJI)へ移行。
  • 2003年4月 - レーベル・SME RecordsをSMEレコーズとして会社を設立(後の吸収合併で元に戻る)。ロック系レーベルgr8!records新設。
  • 2006年11月 - ソニーレコーズをベースにしたレーベルSTUDIOSEVEN Recordingsを新設。
  • 2010年4月 - STUDIOSEVEN Recordingsとgr8!recordsが統合し、新生gr8!recordsとしてスタート(STUDIOSEVEN Recordingsに所属していたアーティストはgr8!recordsもしくはSony Recordsへ内部移籍)。
  • 2011年4月 - 演歌部門となるACルームをソニー・ミュージックダイレクトに移管して、ソニー・ミュージックレコーズをポップス専用レーベルに変更[2]
  • 2014年4月1日 - レーベルビジネスグループの7社を吸収合併し、株式会社ソニー・ミュージックレーベルズに社名変更[3]。ソニー・ミュージックレコーズは同社の社内カンパニーレーベルとなる。これに伴い、SMEレコーズが元の当社(→ソニー・ミュージックレーベルズ)のレーベルに戻る。

レーベル

現在のレーベル

  • Sony Records(ソニー・レコーズ、旧CBS・ソニー。メインレーベル
  • gr8!records(ジーアールエイト!レコーズ、ロック系レーベル・2003年4月新設)
  • MASTERSIX FOUNDATION(マスターシックス・ファウンデーション、2003年新設)
  • VVV Records(ブイブイブイ・レコーズ、ヴィジュアル系レーベル)
  • Fifty Four Sounds(フィフティー・フォー・サウンズ)
  • N46Div.(エヌフォーティーシックスディブ、乃木坂46のプライベートレーベル)

かつて存在したレーベル

  • EPIC(エピック、1971年7月に洋楽部門の新レーベルとして発足。同年10月に邦楽部門の制作も開始。ただし邦楽部門は1976年3月まで)
  • Odyssey(オデッセイ、元は米国Columbiaのサブレーベル。よしだたくろうのプライベートレーベルとしてスタートし、後に山本コウタローとウィークエンドも参加。1972年7月 - 1977年12月)
  • UMI(うみ(海)、五輪真弓のプライベートレーベル。1972年10月 - 1980年代前半)
  • PEOPLE(ピープル、森山良子のプライベートレーベル。1979年2月 - 1994年12月)
  • Niagara Records(ナイアガラ・レコーズ、大瀧詠一のプライベートレーベル。1981年3月 - 2014年3月)
  • FITZBEAT(フィッツビート、後藤次利によって設立。1983年 - 1992年3月。現在はKi/oon Musicに統合)
  • SILVERLAND(シルバーランド、ふきのとうのプライベートレーベル。1980年代中期 - 1992年5月)
  • RAKKYO/楽京(らっきょう、1980年代後半。コマーシャルソングの専門レーベル。一時期レオン・ラッセルの旧譜の日本盤の再発売を行っていた)
  • Oo RECORDS(ダブル・オーレコーズ、1994年11月 - 1998年5月。グループ会社だったが1997年に吸収)
    • Yoo-Loo(ヨーロー、Niagara Recordsのサブレーベル。Sony Recordsからはリイシュー盤のみリリース)
  • SME Records(エスエムイーレコーズ、1998年 - 2003年3月。2003年4月に会社を設立)
    • Clearwater(クリアウォーター、浜田省吾のプライベートレーベル。1995年 - 2003年3月。)
  • oafh(オー・エー・エフ・エイチ、朝日美穂のプライベートレーベル。1997年7月 - 1999年12月)
  • So-ffio Records(ソフィオ・レコーズ、露崎春女2丁拳銃麻波25など、Sony Music Associated Recordsから一部のアーティストを引き連れ、枝分かれしたレーベル。2000年 - 2003年)
  • STUDIOSEVEN Recordings(ステューディオセブン・レコーディングス、2006年11月 - 2010年3月。後にgr8!recordsと統合。)
  • Sony Classical(ソニー・クラシカル、クラシック部門、後にSME Records、Epic Recordsの洋楽部門とともにソニー・ミュージックジャパンインターナショナルに移行)

所属アーティスト

Sony Records

gr8!records

MASTERSIX FOUNDATION

VVV Records

Fifty Four Sounds

N46Div.

かつて所属していたアーティスト

ア行

カ行

サ行

タ行

ナ行

ハ行

マ行

ヤ・ラ・ワ行

脚注

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外部リンク

テンプレート:日本のソニーミュージックグループ
  1. SME創業の年と重なる。創業初期のシービーエス・ソニーレコードの事業を継承しているのがこのソニー・ミュージックレコーズにあたる。
  2. ソニー・ミュージックレコーズの演歌部門「ACルーム」、ソニー・ミュージックダイレクトに移管
  3. テンプレート:Cite web