くるり
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くるり(Quruli)は、京都出身のロックバンド。これまでにスタジオ・アルバム10枚とシングル25枚、その他映画サントラ、編集盤など6作品をリリースしている。
目次
- 1 概要
- 2 メンバー
- 3 メンバーと担当楽器
- 4 来歴・概要
- 4.1 結成からメジャーデビュー(1996年 - 1998年)
- 4.2 さよならストレンジャーから図鑑(1999年 - 2000年)
- 4.3 TEAM ROCK(2000年 - 2001年)
- 4.4 THE WORLD IS MINE(2001年 - 2002年)
- 4.5 ジョゼと虎と魚たち(2003年)
- 4.6 アンテナ(2003年 - 2004年)
- 4.7 NIKKI(2005年 - 2006年)
- 4.8 ベスト オブ くるり(2006年)
- 4.9 ワルツを踊れ Tanz Walzer (2007年)
- 4.10 Philharmonic or die (2008年)
- 4.11 魂のゆくえ(2009年)
- 4.12 言葉にならない、笑顔を見せてくれよ(2010年)
- 4.13 ベスト・オブ・くるり2(2011年)
- 4.14 坩堝の電圧(2012年)
- 5 ディスコグラフィ
- 6 ミュージックビデオ
- 7 ラジオ
- 8 主なライブツアー
- 9 関連項目
- 10 外部リンク
- 11 脚注
概要
アルバムごとに異なった音楽性や趣向を持つ、多様な作品群を発表してきたことが特徴として挙げられる。
1998年にシングル「東京」をリリースしメジャーデビュー。
1999年に、フォーキーかつプログレッシブなサウンドプロダクションが特徴的なファースト・アルバム『さよならストレンジャー』をリリース。
2000年にジム・オルークをプロデューサーに迎え、オルタナ・サウンドが顕著な2作目『図鑑』、2001年はテクノ・ダンスミュージックに影響を受けた3作目『TEAM ROCK』、2002年にはエレクトロニカに接近したサイケデリックな4作目『THE WORLD IS MINE』をリリース。
2004年には一転バンドサウンドに回帰しつつ、新たにジャズの要素を取り入れた5作目『アンテナ』、2005年にビートルズやザ・フーに代表される60年代ブリティッシュ・ロック・サウンドにアプローチした6作目『NIKKI』、2007年はオーケストラとの融合を図りクラシックに傾斜し7作目『ワルツを踊れ Tanz Walzer』をリリース。
2009年は、フロントマン・岸田繁のシンガーソングライター・アルバムとしての色彩が色濃い内省的な8作目『魂のゆくえ』、2010年にはアルバム・タイトルが示すようなメッセージ性の強い9th『言葉にならない、笑顔を見せてくれよ』、2012年にはトランペットを含む新メンバーによる全19曲入りの10th『坩堝の電圧』をリリースした。
メンバー
現メンバー
元メンバー
- クリストファー・マグワイア(Christopher McGuire、1975年11月28日 - )
- 田中佑司(たなか ゆうじ)
- ギター、コーラス、ボーカル、チェロ。京都府京都市山科区[1]出身。血液型:A。父親は現代美術作家のヨシダミノル。「吉田省念と三日月スープ」のリーダーとしても活動中。2011年加入。2013年4月29日の京都で行ったライブイベント「WHOLE LOVE KYOTO」の出演を最後に、くるりを脱退。2011年6月 - 2013年5月在籍。
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元メンバーとの再共演
2010年の『京都音楽博覧会2010』では、「くるり ザ・セッション」と題して元メンバーの森信行、大村達身と再共演、当時の楽曲を披露している。なお、クリストファー・マグワイアは2010年当時活動拠点を日本に置いておらず、共演が叶わなかった。
サポートメンバー
- 辻村豪文 -ギター
- キセルのメンバー。くるりとは大学の同級生である。
- 2000年3 - 4月「アルバム『図鑑』発売記念ツアー(全12公演)」- 2000年8月2日「Welcome to your spirits」於CLUB Queほかサポート。
- 臺太郎(だい たろう) -ドラム、パーカッション
- SHINDOのメンバー。
- 2002年8月3日フジテレビ「FACTORY」出演時サポート[2][3]。2004年6月15日名古屋クラブダイアモンドホール 〜2005年1月10日「HEAL NIIGATA 中越地震ミュージック・ベネフィット」於横浜BLITZ。シングル「BIRTHDAY」サポート。また、岸田繁・佐藤征史と共にSINGER SONGERに参加している。全国ツアー「安心しろ、秘孔ははずしてある」ではパーカッションとして参加。
- あらきゆうこ -ドラム
- smorgasの元ドラマー。
- 2002年、「百鬼夜行2002」サポート。アルバム『図鑑』、シングル「HOW TO GO」、「ハイウェイ」、『ジョゼと虎と魚たち』オリジナルサウンドトラック、2007年12月2日みやこ音楽祭、12月6日「TAKUTAKU DE KUTAKUTA」、12月11日、12月12日「くるりふれあいコンサート ファイナル」、12月29日「COUNTDOWN JAPAN 07/08」、12月31日「COUNTDOWN JAPAN 07/08 WEST」サポート。2012年には『坩堝の電圧』のレコーディングにサポートドラマーとして全面参加、2012年以降のライブでもサポート。
- 元NUMBER GIRLメンバー(当時)。
- 2003年1月26日「MANIC STREET PREACHERS/東京ベイNKホール公演」(オープニングアクト/くるり)サポート。
- 堀江博久 -キーボード、ギター
- NEIL&IRAIZAのメンバー。
- 2004年6月15日名古屋クラブダイアモンドホール〜2006年10月9日「ボロフェスタ」於京都大学西部講堂&講堂前広場(2006年夏フェスは一部でサポート)、シングル「BIRTHDAY」「Superstar」「Juice」、アルバム『NIKKI』サポート。岸田繁とThe かまどうま/エレクトリック・カマドウマというユニットも組む。また、岸田繁・佐藤征史と共にSINGER SONGERに参加。
- クリフ・アーモンド (Cliff Almond) -ドラム
- 2005年7月20日LIQUIDROOM 1st ANNIVERSARY liquid surprise 01day SP「廿日ゑびす」於LIQUIDROOM 〜2006年10月9日「ボロフェスタ」於京都大学西部講堂&講堂前広場(2005年8月20日のRISING SUN ROCK FESTIVALを除く)。シングル「Superstar」、アルバム『NIKKI』サポート。
- 沼澤尚 -ドラム
- 2005年8月20日「RISING SUN ROCK FESTIVAL」。シングル「Baby I Love You」、アルバム『NIKKI』サポート。
- 菊地悠也 -ドラム
- 愛称は「ニャッキー」。
- 2006年みやこ音楽祭〜2007年ツアー「ふれあいコンサート」まで参加。シングル「JUBILEE」「言葉はさんかく こころは四角」、アルバム『ワルツを踊れ Tanz Walzer』サポート。
- カーウィン・エリス (Carwyn Ellis) -ギター、バンジョー、キーボード
- コロラマ、 エドウィン・コリンズのメンバー。
- 2007年全国 ホールツアー「ふれあいコンサート」、Zepp Tokyo [EX-PRESS ver.0]、FORMOZ FESTIVAL 2007、沖縄ライブ「やんばるモーツァルト」に、サポート・マルチ・インストゥルメンタリストとして参加。バンジョー、ギター、キーボードなどを担当する。2007年の京都音博ではグランド・ピアノを演奏した。
- 堀川裕之(ボボ) -ドラム、パーカッション
- 54-71のメンバー。
- 2008年5月のファンクラブイベント以降、同月スタートの対バンツアー、アルバム『魂のゆくえ』、翌年の『言葉にならない、笑顔を見せてくれよ』のレコーディングにサポート・ドラマーとして全面参加。2007年京都音博にてパーカッションとして参加。それ以前にもRIP SLYMEとのコラボレーションシングル「Juice。2012年8月4日ROCK IN JAPAN FESTIVAL.2012サポート、2012年以降のライブでもサポート。
- ザ・サスペンダーズ -バックグラウンドボーカル
- 渕上祥人(テノール)、遠藤由美(ソプラノ)、岡崎昌幸(バリトン&アコーディオン)からなるコーラス隊。2007年くるり全国 ホールツアー「ふれあいコンサート」、12月11日,12日「くるりふれあいコンサート ファイナル」に3人で参加。12月29日「COUNTDOWN 07/08 JAPAN」、12月31日「COUNTDOWN JAPAN 07/08 WEST」には渕上と遠藤の2人が参加。
- 藤井一彦 -ギター
- ザ・グルーヴァーズのメンバー。
- 2007年12月2日みやこ音楽祭、12月6日「TAKUTAKU DE KUTAKUTA」、12月29日「COUNTDOWN 07/08 JAPAN」、12月31日「COUNTDOWN JAPAN 07/08 WEST」サポート。
- 三柴理 -ピアノ
- 元筋肉少女帯のメンバー。
- 2008年5月のファンクラブイベントから京都音楽博覧会までサポートメンバーとして参加していた。アルバム『魂のゆくえ』の一部のレコーディングにも参加している。
- 内橋和久 -ギター
- 2008年7月から'08京都音楽博覧会までサポート。、シングル「三日月」「愉快なピーナッツ」のレコーディングにも参加。
- 世武裕子 -ピアノ・キーボード・ヴォーカル
- くるりのレーベルからCDを出した関係から、アルバム『魂のゆくえ』のレコーディング(ニューヨークにも随行)に参加。2009年「ツアー2009 - とろみを感じる生き方〜」、2010京都音博などサポート。
- 山本幹宗 -ギター
- The Cigavettesのメンバー。
- 2009年ツアー「敦煌(ドンファン)」の大阪、名古屋公演の際のアンコールで参加。同ツアー、武道館公演、2013年ROCK IN JAPAN FESTIVALもサポート。
- 山内総一郎 -ギター
- フジファブリックのメンバー。
- 2010年京都音博から参加。ツアー「言葉にならしまへん、笑顔を見しとくれやしまへんやろか」、武道館での同ツアーファイナル公演もサポート。
- 高田漣 -ペダル・スティールギター
- 2011年フジロック・フェスティバル、2013年ROCK IN JAPAN FESTIVAL、京都音楽博覧会2013にゲスト出演。
- 権藤知彦 -ユーフォニウム
- anonymassのメンバー。
- COUNTDOWN JAPAN 12/13、京都音楽博覧会2013にゲスト出演
- 鈴木正人 -キーボード
- LITTLE CREATURESのメンバー。
- 京都音楽博覧会2013にゲスト出演
メンバーと担当楽器
第1期 1996年2月〜2001年8月
+
- 佐久間正英:キーボード /「さよならストレンジャー」
- 辻村豪文:ギター : ライブでサポート
- あらきゆうこ:ドラム /「図鑑」
- 根岸孝旨:ドラム /「図鑑」
- 須藤俊明:ドラム /「図鑑」
- 大村達身:ギター : ライブでサポート
自主制作「くるりの一回転」、「チアノーゼ/ベースボールゲーム」録音。
インディーズ「もしもし」、「ファンデリア」録音。
「さよならストレンジャー」、「図鑑」、「TEAM ROCK」録音。
第2期 2001年9月〜2002年7月
「THE WORLD IS MINE」録音。
第3期 2002年7月〜2003年10月
+
- 臺太郎:ドラム : ライブでサポート
- あらきゆうこ:ドラム : ライブでサポート/「ジョゼと虎と魚たち」
- アヒト・イナザワ:ドラム : ライブでサポート
- クリフ・アーモンド(Cliff Almond):ドラム /「アンテナ」
- クリストファー・マグワイア(Christopher McGuire):ドラム : ライブでサポート
オリジナルサウンドトラック「ジョゼと虎と魚たち」録音。
「アンテナ」録音。
第4期 2003年11月〜2004年10月
+
- 堀江博久:キーボード : ライブでサポート/「アンテナ」
- 臺太郎:パーカッション : ライブでサポート
「アンテナ」録音。
第5期 2004年11月〜2006年12月
+
- 臺太郎:ドラム : ライブでサポート
- クリフ・アーモンド(Cliff Almond):ドラム : ライブでサポート/「NIKKI」
- 沼澤尚:ドラム : ライブでサポート/「NIKKI」
- 堀江博久:キーボード : ライブでサポート/「NIKKI」
- 菊地悠也:ドラム : ライブでサポート
「NIKKI」録音。
第6期 2007年1月〜2011年6月
+
- 菊地悠也:ドラム : ライブでサポート/「ワルツを踊れ Tanz Walzer」
- フリップ・フィリップ(Flip Philipp):ピアノ : ストリング・アレンジ/ ホーン・アレンジ /「ワルツを踊れ Tanz Walzer」
- カーウィン・エリス(Carwyn Ellis) : キーボード、バンジョー、ギター : ライブでサポート
- ザ・サスペンダーズ:コーラス : ライブでサポート
- あらきゆうこ:ドラム : ライブでサポート
- 藤井一彦:ギター : ライブでサポート
- 佐橋佳幸:ギター : ライブでサポート
- ボボ(堀川裕之):ドラム : ライブでサポート/「魂のゆくえ」、「言葉にならない、笑顔を見せてくれよ」、「奇跡」
- 三柴理:ピアノ : ライブでサポート/「魂のゆくえ」
- 内橋和久:ギター : ライブでサポート/「魂のゆくえ」
- 世武裕子:キーボード、ボーカル : ライブでサポート/「魂のゆくえ」
- 山本幹宗:ギター : ライブでサポート
- 山内総一郎:ギター : ライブでサポート/「奇跡」
- 田中佑司:パーカッション : ライブでサポート
「ワルツを踊れ Tanz Walzer」、「魂のゆくえ」、「言葉にならない、笑顔を見せてくれよ」録音。
オリジナルサウンドトラック「奇跡」録音。
第7期 2011年6月〜2011年12月
+
- 高田漣:ペダル・スティールギター : ライブでサポート
「Wonderful Life」録音(未音源化)。
第8期 2012年2月〜2013年4月
+
- あらきゆうこ:ドラム : ライブでサポート/「坩堝の電圧」
- 堀江博久:キーボード :「坩堝の電圧」
- ボボ(堀川裕之):ドラム : ライブでサポート
- 権藤知彦:ユーフォニウム : ライブでサポート
「坩堝の電圧」録音。
第9期 2013年5月〜
+
- あらきゆうこ:ドラム : ライブでサポート
- 堀江博久:キーボード : ライブでサポート
- 山本幹宗:ギター : ライブでサポート
- 高田漣:ペダル・スティールギター : ライブでサポート
- 鈴木正人:キーボード : ライブでサポート
- 権藤知彦:ユーフォニウム : ライブでサポート
来歴・概要
立命館大学の音楽サークル「ロックコミューン」出身で同級生だった岸田繁(1999年前期、産業社会学部卒)、佐藤征史(1999年法学部卒)、森信行(1999年産業社会学部卒)の三人で結成された。バンド名の由来は結成当時の京都市営地下鉄の案内板の矢印が「くるり」となっていたことから。
「Qさん」という名称のロゴマークは同じくその矢印にインスパイアされたらしく、「アンテナ」等のジャケットを手掛けた古賀鈴鳴のデザイン。
結成からメジャーデビュー(1996年 - 1998年)
1995年4月、岸田繁が立命館大学に入学。大学の音楽サークルであるロックコミューンに入り森信行や大村達身と出会う。佐藤征史とは立命館高等学校の1年のときに出会い、高校時代から音楽活動を共にし、大学でも同じサークルに入る。その後、岸田と佐藤が後の「くるり」の原型となるバンドを結成。このときのメンバーは岸田と佐藤のほかに別のボーカリストとドラマーがいる「毒猿ペピヲ」という4人体制のバンドであった。岸田はこの頃から曲を作ってこのバンドで演奏していたが、メインボーカルをとることはなく、あまりいいバンドではなかったとも後に語っている。ほどなくしてバンドのドラマーが辞めたため森を誘う。そしてバンドのボーカリストも脱退したため岸田がボーカルをとることになり以後、スリーピースバンドとして活動してゆくことになる。当初は3人とも平行して別のバンドにも参加していた。
1996年2月、発売8曲入りカセットテープ『くるりの一回転』を発売し完売。9月にアマチュアバンドのコンテストの賞金10万円目的で正式にくるり結成。しかし、岸田の話によると「普通に結成を持ちかければいいものを、当時凄くひねくれていたので素直に言えず、賞金稼ぎという建前で結成を持ちかけた」という。演奏曲は「モノノケ姫」「夜行列車と烏瓜」「雫が咲いたら(『くるりの一回転』収録。ワルツ調の楽曲)」。くるりは見事優勝し10万円を獲得したものの、すべて打ち上げとパチンコに消えたという。
1997年には、ラジオ番組にも出演する。同年7月には第1回フジロック・フェスティバルをサークル仲間たちとともに観覧、台風の直撃などで色々とひどい目にあったらしい。程なくしてシュガーフィールズ・原の東京の自宅スタジオでレコーディングをする。Bad News Recordsにデモテープを送ったところ気に入られ、11月にインディーズ1stアルバムである『もしもし』を発売。
1998年1月から、ライブハウスツアー退屈退治を11月まで行う。また5月にはインディーズ2ndアルバムである『ファンデリア』を発売。同月に行われた大阪城音楽堂でのイベント「SWEET LOVE SHOWER」のオープニングアクトや、スピッツが主催する「ロックロックこんにちは!」に出演。7月には会場を東京に移した第2回フジロック・フェスティバルを観覧。
さよならストレンジャーから図鑑(1999年 - 2000年)
1998年10月にはビクターエンタテインメントよりデビューシングル「東京」をリリースしメジャーデビュー、同月のFM802のヘビー・ローテーションナンバーに選ばれる。11月にはFM802のイベントであるGottcha!に出演。
1999年2月、2ndシングル「虹」をリリース。3月に佐藤と森は無事大学を卒業、岸田は留年することとなった。4月には佐久間正英をプロデューサーに迎えて制作された1stアルバム『さよならストレンジャー』をリリース。5月にはワンマン全国ツアー、三日で激ヤセ 驚異のキノコパワーを敢行し全公演SOLD OUT。ツアー後は共同プロデューサーに根岸孝旨を迎えて次回作のレコーディングを開始。7月にはフジロック・フェスティバルに出演しその他の夏のイベントにも出演した。8月、岸田が前期卒業式で大学を卒業。同じく8月には3rdシングル「青い空」、11月には4thシングル「街」を立て続けにリリース。12月にはワンマンライブツアーもうじき平成12年を敢行した。
2000年1月、ジム・オルークらとのコラボレーションに挑んだオルタナティヴ・ロック色の強い2ndアルバム『図鑑』をリリース。3月から「図鑑」発売記念ツアー世田谷線旧型車輌を残そうキャンペーンを敢行。同月には5thシングルである「春風」をリリース。8月には共に初開催のROCK IN JAPAN FESTIVAL、サマーソニックなどの夏のイベントに出演する。
TEAM ROCK(2000年 - 2001年)
2000年8月中旬から徐々に次回作のレコーディングに入る。曲の原型はできあがっていたが自分たちでミックスしてもイマイチの出来であったため、エンジニアの高山徹にミックスを依頼し曲が完成。10月に6thシングル「ワンダーフォーゲル」をリリース。11月からはTHE DISMEMBERMENT PLANとのカップリングツアーである百鬼夜行を敢行。
2001年1月、SUPERCARのフルカワミキがコーラスとして参加した7thシングル「ばらの花」をリリース。2月に打ち込みを導入するなど実験的要素を含んだ3rdアルバム『TEAM ROCK』をリリースした。4月から3rdアルバム発売記念ツアーTEAM PARTY 2001〜&〜TEAM PARTY 200,000,001を敢行。7月にはフジロック・フェスティバルのFIELD OF HEAVENに出演。8月にはライジング・サン・ロックフェスティバルへの出演やナンバーガールとの対バンなどを行う。しかし、上記のツアー中メンバー間に軋轢が生じたため、その打開策として外部から新たにメンバーを招聘することとなる。その人物こそ後に正式メンバーとなる大村達身である。しかし当時大村はくるりの曲をまったく覚えておらず、岸田らメンバーは交通費だけ払って帰ってもらおうとしていたそうである。しかしその後、新たな曲作りをする上で大村はくるりに居なくてはならないメンバーとなり、この年の夏のフェスティバルよりサポート・メンバーとしてライブに参加。そして2001年9月7日、東京都現代美術館でのくるり演奏会「東京ミミック」にて正式加入が発表された。
THE WORLD IS MINE(2001年 - 2002年)
2001年秋からくるりは初めての海外レコーディングを行う。この時、アメリカ同時多発テロ事件の影響で出発がひと月延期することとなったが、10月にはロンドン郊外にあるサイロを改造した「ブラー・ストリート」スタジオにてエンジニア・プロデューサーのニック・ハナンとともに楽曲制作とレコーディングを開始。約1ヶ月の滞在の間に次回作収録予定の曲が多く制作された。帰国後は都内のスタジオでレコーディングが継続されたが、機材トラブルなどで順調とはいかなかった。それでもエンジニアの上原キコウ、高山徹、中村研一に加えイギリスから呼び寄せたニック・ハナンとともにレコーディングをすすめた。
多忙なスケジュールの中のレコーディングではあったが2002年2月にくるり最大のヒット曲となった「ワールズエンド・スーパーノヴァ」をリリース。レコーディング・スケジュールを1ヶ月オーバーし何度もミックスをやり直した後に3月、4thアルバムである『THE WORLD IS MINE』をリリースした。3月31日から京都磔磔を皮切りにくるりライブツアー2002 〜うんぽこどっこいしょ〜を敢行。そのツアーの間の5月にはシングル「男の子と女の子」をリリースしている。ツアー終了後の7月、ドラマーの森のバンド脱退が発表された。森の脱退後はサポートメンバーとして臺太郎を迎えて活動を継続した。9月からTHE DISMEMBERMENT PLANとアメリカ東海岸ツアーを行う。ツアー後はボストン郊外にある「ロングビュー・スタジオ」に滞在しそのとき後にメンバーとなるクリストファー・マグワイアと初めて顔を会わせている。帰国後はくるり主宰のレーベルであるNOISE McCARTNEY RECORDSを設立した。12月にはくるり主催のイベント、百鬼夜行2002を開催。矢野顕子、遠藤賢司、レイ・ハラカミらと共演し全国を回った。
ジョゼと虎と魚たち(2003年)
2003年1月から4月までくるりは映画サウンドトラックの制作を行う。「ジョゼと虎と魚たち」と「リアリズムの宿」の2つのサントラを同時進行で制作するというもの。「ジョゼと虎と魚たち」の主題歌である「ハイウェイ」と『サウンドトラック』が同年11月に発売されている。また、「リアリズムの宿」のテーマ曲である「家出娘」はくるりのベスト盤である『ベスト オブ くるり -TOWER OF MUSIC LOVER-』にてはじめて音源化された。
アンテナ(2003年 - 2004年)
2003年5月、スコットランド・グラスゴーに渡ったくるりはエンジニア・プロデューサーであるトニー・ドゥーガンのもとレコーディングを開始。サポートドラマーには後にくるりのツアーに参加することとなるクリフ・アーモンドを迎えて「RACE」や「グッドモーニング」、「HOW TO GO <Original>」をレコーディングした。帰国後、くるりのプライベートスタジオであるペンタトニックにて「HOW TO GO」をリテイクした。同年の夏からはクリストファー・マグワイアをサポートドラマーに迎えてフジロック・フェスティバルのホワイトステージに出演した。そのほかにも夏のフェスティバルに出演している。9月に1年半ぶりとなるシングル「HOW TO GO」をリリース。そのままマグワイアとともに次回作に向けてセッションやレコーディングを重ねていき、11月にはマグワイアの正式加入が発表された。
2004年2月、シングル「ロックンロール」をリリース。そして3月に5thアルバムである『アンテナ』をリリースした。3月30日より京都磔磔からくるりワンマンライブツアー2004〜安心しろ、秘孔ははずしてある〜をスタート。初の日本武道館公演を含むツアーとなった。7月には初のビデオクリップ集である「くるくる鮨」を、9月にはツアードキュメンタリーフィルムである「くるくる節」を発売した。さらなるレコーディングやライブを行おうとするも、10月にクリストファー・マグワイアが脱退した。再び臺太郎をサポートドラマーに迎えて学園祭ツアーを行う。12月、京都大学西部講堂にて岸田と京都大学の学生たちが第1回みやこ音楽祭を開催。
NIKKI(2005年 - 2006年)
2005年1月、岸田と佐藤はCoccoとのプロジェクトバンドであるSINGER SONGERを堀江博久、臺太郎とともにスタートさせる。途中、岸田が入院するということもあったがレコーディングを進める。2月、14thシングル「BIRTHDAY」をリリースした。3月、ニューヨークに渡り次回作のための楽曲制作を行う。4月にも伊豆などで同作業を行った。5月、再び渡米。以前、セッションなどをしたボストンにあるスタジオ「ロングビュー」でレコーディングを開始した。約1ヶ月半の滞在で10数曲をレコーディングした。5月末にはSINGER SONGERのシングル「初花凛々」がリリースされている。6月半ば、そのままロンドンへ向かいプロデューサーのリアム・ワトソンとともにレコーディングを再開。今回のレコーディングでは岸田の意向により60年代のレアなアナログレコーディング機材を使用している。6月末にはSINGER SONGERのアルバム『ばらいろポップ』がリリースされた。7月、レコーディングを終えたくるりは帰国し夏のフェスティバルに出演。フジロック・フェスティバルでは遂にメインステージであるグリーン・ステージに初出演、ROCK IN JAPAN FESTIVALではSINGER SONGERで出演した。8月に15thシングル「Superstar」、9月に16thシングル「赤い電車」、10月に17thシングル「Baby I Love You」と3ヶ月連続でシングルのリリースが行なわれた。9月29日からはサポートメンバーにクリフ・アーモンドと堀江博久を迎えて、初の大阪城ホール公演を含むくるりワンマンライブツアー2005 〜はぐれメタル純情派〜を開催。11月には6thアルバム『NIKKI』をリリースし、12月31日にはCOUNTDOWN JAPANに出演。最大規模のEARTH STAGEにおいて年越しライブを担当した。
2006年1月には追加スケジュールであるくるりワンマンライブツアー2006 〜はぐれメタル魔神斬り〜を日本武道館公演を皮切り開催。1月31日まで続いた。
ベスト オブ くるり(2006年)
2月からくるりはRIP SLYMEとのコラボレーションに入る。休暇も交えつつレコーディングをすすめ7月にシングル「Juice」をリリース。同じく7月からくるり対バンツアー2006 〜毎日が地蔵盆〜をスタート。テルスターやLucky Lips、チャットモンチーなどと共演する。そして7月26日にくるり初のベスト盤となる『ベスト オブ くるり -TOWER OF MUSIC LOVER-』をリリースした。結成10周年の2006年において自分たちを振り返る意味で、レコード会社に願い出てリリースしたものである。8月には6年ぶりのサマーソニックをはじめとする夏のフェスティバルに出演。ROCK IN JAPAN FESTIVALでは岸田が体調を崩しつつもメインステージであるGRASS STAGEで1日目のトリを務めた。8月下旬からは京都系ミュージシャンのコンピレーションアルバムの準備をはじめた。9月からは全国のZeppを回ったくるりワンマンライブツアー 2006 〜まZEPPご飯!〜を敢行した。11月には先述のコンピレーションアルバム『みやこ音楽/V.A.』をNOISE McCARTNEY RECORDSよりリリース。くるりは「五月の海」という曲を提供している。このころからサポートドラマーとして菊地悠也が参加している。時を同じくして次回作のための楽曲制作に入った。12月にはウィーンに飛び、レコーディングスタジオの下見を行った。このときドイツでさまざまミュージシャンのマネジメントを行っているガッツという人物と会っている。12月末にCOUNTDOWN JAPAN 06/07に出演。このライブを最後にギタリストである大村が脱退した。
ワルツを踊れ Tanz Walzer (2007年)
2007年1月よりスタジオ・ペンタトニックにてプリ・プロダクションを開始。すでにこの時点で多数のアイディアがあがっていた。2月、レコーディングのためウィーンへ飛ぶ。フィードバック・スタジオにてフランス人プロデューサーであるステファヌ・ブリア、ハウス・エンジニアであるパトリック・パルシンガーとともにレコーディングを開始。サポートドラマーには引き続き菊地が起用されている。2月の間はベーシック・トラックを中心に録る。3月、FM802のイベントBEAT ITのため数日の帰国。その後すぐにウィーンに戻りレコーディングを再開。3月半ばからボーカル録音を含めたオーバー・ダブ作業を行う。また、パトリック・パルシンガーの紹介でウィーン交響楽団のパーカッショニストであるフリップを紹介されストリングスアレンジを依頼した。4月、フィードバック・スタジオに加えてハフナー・スタジオでもレコーディングを進める。5月からウィーンを離れアルフの本拠地であるフランス・パリに移動。ボーカル録音やミックス作業を行う。パリ滞在最終日に曲順を決め、ロンドンへ渡りメトロポリス・スタジオにてマスタリングを行うも仕上がりに満足できず、日本でマスタリングをすることに。5月末に帰国。5月30日、18thシングル「JUBILEE」がリリースされる。6月3日にマスタリングが終了しアルバムが完成。6月27日、7thアルバム『ワルツを踊れ Tanz Walzer』がリリースされた。サポートドラマーには引き続き菊地悠也、コーラス隊にはザ・サスペンダーズ、また、NIKKIのレコーディング時に、ロンドンのスタジオで出逢ったマルチ・インストゥルメンタリストのカーウィン・エリスをイギリスより迎え7月15日から戸田市文化会館を皮切りにくるり史上初となるホールツアー、くるり ホールツアー2007「ふれあいコンサート」を行った。7月末には台湾の野外フェスティバルに出演。8月末には3年ぶりに沖縄公演を行っている。9月23日、くるり主催の京都野外フェスティバルである京都音楽博覧会を開催。Coccoや小田和正、ジェイソン・フォークナーが出演した。10月と11月はパシフィコ横浜公演などの準備に追われる。11月中旬にはくるりの公式HP上でライブで聴きたい曲のアンケートを行っていた。サポートメンバーにはギターに藤井一彦とあらきゆうこを迎えて12月のライブを行った。12月6日に京都の磔磔でワンマンライブ「TAKUTAKU DE KUTAKUTA」を開催。12月11日、12日にはパシフィコ横浜で「ふれあいコンサートファイナル」を行った。ふれあいコンサートでファイナルではサポートギタリストに佐橋佳幸を迎えている。12月29日にはCOUNTDOWN JAPAN EASTに、12月31日にはCOUNTDOWN JAPAN WESTに出演。年を越える前にベートーヴェンの交響曲第9番を演奏した。
Philharmonic or die (2008年)
2008年2月、昨年の磔磔とパシフィコ横浜での公演を収録したくるり初のライブベストアルバム『Philharmonic or die』をリリース。1月中旬にはパシフィコ横浜公演のミックスをするため再びウィーンに飛び、『ワルツを踊れ』のエンジニアであったディーツとともミックスを行った。3月にはラジオ番組の収録で浜松海の星高等学校の〈卒業生を送る会〉に参加。同校の吹奏楽部とともに「ブレーメン」を披露した。同年5月にはパシフィコ横浜公演を収録したライブDVD「横濱ウィンナー」をリリース。そのころ、元筋肉少女帯メンバーのキーボーディスト・三柴理やウイーン在住の内橋和久、54-71のドラマー・ボボ(堀川裕之)とともにレコーディングなどを重ねる。そして夏には各地のロックフェスティバルに出演、そして対バンZEPPツアーデラぜっぴんを行う。9月6日に京都音楽博覧会を開催。それに合わせて9月3日にもシングル「さよならリグレット」をリリース。また、12月6日・7日にはみやこ音楽祭に出演した。10月にはメジャーデビュー10周年を迎え、12月17日よりこれを記念してアルバムおよび映像作品(一部を除く)の廉価版が期間限定で発売される。
魂のゆくえ(2009年)
2009年は2月18日にシングル「三日月」をリリース。ニューヨークでエンジニアのトム・デュラックとともにレコーディングを行う。6月6日からワンマンツアー敦煌-ドンファン-を実施、6月10日にはアルバム魂のゆくえをリリースする。10月21日には奥田民生、松任谷由実、矢野顕子ら全16アーティストが参加する初のトリビュートアルバム、「くるり鶏びゅ〜と」をリリース。同時にワンマンツアーくるりワンマンツアー2009〜とろみを感じる生き方〜を実施。さらに、12月25日には松任谷由実とのGAP 40th ANNIVERSARY キャンペーンコラボレーションソング『シャツを洗えば』をリリース。
言葉にならない、笑顔を見せてくれよ(2010年)
2010年は、2月から4月にかけて新しいアルバムに向けてのレコーディング作業をメンバーの地元の京都などで開始。この作業で生まれた新曲、「東京レレレのレ」を収録したくるり初のカップリング・コンプリート・ベスト『僕の住んでいた街』が5月26日に、そして初の歌詞集となる『くるり詩集』が5月21日にリリースされた。また同じく5月31日よりホールツアー「くるりライブ興行2010〜地獄の団体戦〜」を実施。7月2日には完成したアルバム『言葉にならない、笑顔を見せてくれよ』から計6曲を“超”先行試聴するイベントが開かれ、ウェブサイト「ナタリー」のUstreamでこの模様が生中継された。7月28日には初の両A面シングルとなる「魔法のじゅうたん/シャツを洗えば(ヴァージョン2)」をリリースした。久々に全曲国内レコーディングされた新作『言葉にならない、笑顔を見せてくれよ』は9月8日に発売された。
ベスト・オブ・くるり2(2011年)
2011年は、昨年より実施されていたワンマンツアーくるり ニューアルバム発売記念ツアー〜言葉にならしまへん、笑顔を見しとくれやしまへんやろか〜が引き続き実施され、ツアーファイナルの3月7日には4度目となる武道館公演が行われた。また、春には岸田が初めてソロ名義で劇中音楽を担当し、主題歌もくるりとして提供した映画『まほろ駅前多田便利軒』、劇中音楽に加えて挿入歌を含め2曲を提供した映画『奇跡』が相次いで公開。そのうち『奇跡』の主題歌「奇跡」を、ワンコインシングル『奇跡』として2011年6月1日にリリース。また6月29日には、5年ぶり2枚目となるベストアルバム『ベスト オブ くるり -TOWER OF MUSIC LOVER 2-』がリリースされた。また同日、新たにギタリストの吉田省念、トランペット奏者のファンファン、ドラマーの田中佑司のバンド正式加入が発表された。チケットの先行予約特典のスペシャルチケットに吉田戦車によるイラストが使用されている。11月20日に高松琴平電気鉄道の仏生山工場でスペシャルライブを行った。また、11月7日から12月8日まで、新体制になってから初めてのツアーくるりワンマンライブツアー2011~湯気湯気帝国~が実施された。12月28日、田中が脱退を発表。脱退の経緯は「メンバー・スタッフを含め何度も話し合い、お互いが更なる前進をして行く上で最良の選択であると判断した結果、なされたものです」と説明された。
坩堝の電圧(2012年)
2012年春には、石川さゆりからの依頼を受けて岸田が書き下ろした新曲「石巻復興節」をレコーディング(細野晴臣も演奏に参加)。3月12日に石巻市内の提携ショップ、及びオンラインでの販売を開始した。それに先立ち、サポートドラマーにあらきゆうこを迎えニューアルバムのレコーディングが2月末から韓国でスタート。帰国後もレコーディングは続けられ、録音された新曲はいち早く5月28日から行われたくるりワンマンライブツアー2012~Clear Water Japones~で披露された。8月1日には、発売が一週間延期となっていた先行シングル『everybody feels the same』がリリース。ジャケットは、シングルとしては2004年の『ロックンロール』以来となる、メンバー全員が顔を見せるデザインとなった。また、その前日には、実に2004年以来となるフリーライブ「QURULI FREE LIVE at YOYOGI 2012~everybody feels the same~」が開催された。これらのレコーディングをまとめた、19曲入りのニューアルバム『坩堝の電圧』を9月19日に発売。また11月1日からは、くるりワンマンライブツアー2012~国民の性欲が第一~も実施された。
ディスコグラフィ
自主制作
- くるりの一回転(1996年2月 第1期、くるりとして初めて出された音源。デモ音源カセットテープ)
- 収録曲
- A面
- イントロ Intro
- 夜行列車と烏瓜 Midnight-train & Snake Gourd
- 雫が咲いたら If That Drop Blooms
- 虹 Rainbows
- B面
- くるりの一回転 Rotations
- オールドタイマー My Old Timer
- 家族の肖像 Family's Portraits
- 隠しトラック
- A面
- 収録曲
- チアノーゼ/ベースボールゲーム(1997年8月30日発売 第1期。デモ音源カセットテープ/¥200)
インディーズ
- もしもし(1997年11月21日 第1期 1,000枚限定デモCD(完売/廃盤)。発売元:Bad News Records/規格品番:BN-102)
- ファンデリア(1998年5月15日 第1期 発売元:Bad News Records/規格品番:BN-103)
メジャー
シングル
発売日 | タイトル | オリコン | 規格品番 | 収録アルバム | |
---|---|---|---|---|---|
1st | 1998年10月21日 第1期 |
東京 | 64位 | VICL-35032 | さよならストレンジャー |
2nd | 1999年テンプレート:02月24日 第1期 |
虹 | 56位 | VICL-35045 | |
3rd | 1999年テンプレート:08月25日 第1期 |
青い空 | 45位 | VICL-35075 | 図鑑 |
4th | 1999年11月20日 第1期 |
街 | 59位 | VICL-35097 | |
5th | 2000年テンプレート:04月テンプレート:05日 第1期 |
春風 | 29位 | VICL-35115 | |
6th | 2000年10月18日 第1期 |
ワンダーフォーゲル | 20位 | VICL-35183 (限)VICL-35183A |
TEAM ROCK |
7th | 2001年テンプレート:01月24日 第1期 |
ばらの花 | 20位 | VICL-35225 | |
8th | 2001年テンプレート:05月17日 第1期 |
リバー | 37位 | VICL-35267 | |
9th | 2002年テンプレート:02月20日 第2期 |
ワールズエンド・スーパーノヴァ | 13位 | VICL-35354 | THE WORLD IS MINE |
10th | 2002年テンプレート:05月テンプレート:09日 第2期 |
男の子と女の子 | 22位 | VICL-35393 | |
11th | 2003年テンプレート:09月17日 第3期 |
HOW TO GO | 7位 | VICL-35569 | アンテナ |
12th | 2003年11月テンプレート:05日 第3期 |
ハイウェイ | 19位 | VICL-35580 | オリジナル・サウンドトラック 『ジョゼと虎と魚たち』 |
13th | 2004年テンプレート:02月11日 第3期〜第4期 |
ロックンロール | 5位 | VICL-35607 (限)VICL-35607A |
アンテナ |
14th | 2005年テンプレート:02月23日 第5期 |
BIRTHDAY | 10位 | VICL-35789 (限)VICL-35788 |
NIKKI |
15th | 2005年テンプレート:08月24日 第5期 |
Superstar | 11位 | VICL-35863 | |
16th | 2005年テンプレート:09月22日 第5期 |
赤い電車 | 14位 | VICL-35884 (限)NCS-458 | |
17th | 2005年10月26日 第5期 |
Baby I Love You | 4位 | VICL-35895 (限)VIZL-150 | |
18th | 2007年テンプレート:05月30日 第6期 |
JUBILEE | 10位 | VICL-36281 | ワルツを踊れ Tanz Walzer |
19th | 2007年テンプレート:07月25日 第6期 |
言葉はさんかく こころは四角 | 14位 | VICL-36314 (限)VIZL-248 | |
20th | 2008年テンプレート:09月テンプレート:03日 第6期 |
さよならリグレット | 8位 | VICL-36455 | 魂のゆくえ |
21st | 2009年テンプレート:02月18日 第6期 |
三日月 | 11位 | VICL-36489 | |
22nd | 2009年テンプレート:04月29日 第6期 |
愉快なピーナッツ | 17位 | VICL-36496 | 魂のゆくえ |
23rd | 2010年テンプレート:07月28日 第6期 |
魔法のじゅうたん/ シャツを洗えば(ヴァージョン2) |
20位 | VICL-36599 (限)VIZL-392 |
言葉にならない、笑顔を見せてくれよ |
24th | 2011年テンプレート:06月テンプレート:01日 第6期 |
奇跡 | 12位 | VICL-36647 | オリジナル・サウンドトラック 『奇跡』 |
25th | 2012年テンプレート:08月テンプレート:01日 第8期 |
everybody feels the same | 10位 | VICL-36712 (限)VIZL-480 |
坩堝の電圧 |
26th | 2013年10月23日 第9期 |
Remember me | 10位 | VICL-36840 (限)VIZL-595 |
THE PIER |
27th | 2013年12月18日 第9期 |
最後のメリークリスマス | 15位 | (限)VIZL-622 |
オリジナルアルバム
アルバム | 発売日 | 順位 | 規格品番 |
---|---|---|---|
さよならストレンジャー | 1999年テンプレート:04月21日 第1期 |
16位 | VICL-60365 VICL-61760(再) |
図鑑 | 2000年テンプレート:01月21日 第1期 |
20位 | VICL-60530 VICL-61761(再) |
TEAM ROCK | 2001年テンプレート:02月21日 第1期 |
8位 | VICL-60696 VICL-61762(再) |
THE WORLD IS MINE | 2002年テンプレート:03月20日 第2期 |
5位 | VICL-60854 VICL-61763(再) |
アンテナ | 2004年テンプレート:03月10日 第3期〜第4期 |
3位 | VICL-61306 VICL-61764(再) |
NIKKI | 2005年11月23日 第5期 |
3位 | VICL-61770 VICL-63197(再) VIZL-156(限) |
ワルツを踊れ Tanz Walzer | 2007年テンプレート:06月27日 第6期 |
3位 | VICL-62510 VICL-63198(再) VICL-62410(限) |
魂のゆくえ | 2009年テンプレート:06月10日 第6期 |
5位 | VICL-63341 VICL-63340(限) |
言葉にならない、笑顔を見せてくれよ | 2010年テンプレート:09月テンプレート:08日 第6期 |
4位 | VICL-63550 VIZL-370(限) |
坩堝の電圧 | 2012年テンプレート:09月19日 第8期 |
5位 | VICL-63879 VIZL-494(限A) VIZL-495(限B) |
THE PIER | 2014年テンプレート:09月17日 第8期 |
-位 | VICL-64167 VIZL-719(限) |
ライブアルバム
アルバム | 発売日 | 順位 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
通常盤 | 限定盤 | |||
Philharmonic or die | 2008年2月20日 第6期 |
9位 | VICL-62752 | VICL-62751 |
コンピレーションアルバム
アルバム | 発売日 | 順位 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
通常盤 | 限定盤 | |||
ベスト オブ くるり / TOWER OF MUSIC LOVER | 2006年7月26日 第1期〜第5期 |
3位 | VICL-61985、6 | VIZL-195 |
僕の住んでいた街 | 2010年5月26日 第1期〜第6期 |
1位 | VICL-63630、1 | VICL-63632、3 |
ベスト オブ くるり / TOWER OF MUSIC LOVER 2 | 2011年6月29日 第6期 |
8位 | VICL-63760、1 |
映画サウンドトラック
アルバム | 発売日 | 順位 | 規格品番 |
---|---|---|---|
オリジナル・サウンドトラック『ジョゼと虎と魚たち』 | 2003年11月5日 第3期 |
26位 | VICL-61220 |
オリジナル・サウンドトラック『奇跡』 | 2011年11月9日 第6期 |
187位 | VICL-63809 |
トリビュートアルバム
アルバム | 発売日 | 順位 | 規格品番 |
---|---|---|---|
くるり鶏びゅ〜と | 2009年10月21日 | 8位 | BNCL-40 |
アナログ
配信限定
- Remember me (「2013年1月16日 第8期)、(NHKファミリーヒストリー」エンディングテーマ曲)
- ロックンロール・ハネムーン (2013年6月26日 第9期)、(大鵬薬品工業「チオビタドリンク」CMソング)
映像作品
DVD | 発売日 | 順位(総合) | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
通常盤 | 限定盤 | |||
くるくる鮨 〜Quruli Video Clips 1998-2004〜 | 2004年7月21日 第1期〜4期 |
6位 | VIBL-176 | |
くるくる節 〜Quruli Live Tour 2004 Documentary Film〜 | 2004年9月22日 第4期 |
17位 | VIBL-177 | |
横濱ウィンナー | 2008年5月21日 第6期 |
15位 | VIZL-430 | VIZL-283 |
武道館ライブ | 2011年8月24日 第6期 |
18位 | VIBL-615 |
参加作品
- どぉなっちゃってんだよ(2002年4月 第2期)トリビュートアルバム:どんなものでも君にかないやしない「岡村靖幸トリビュートアルバム」
- あやか市の動物園(2002年5月22日 第2期)トリビュートアルバム:HAPPY END PARADE〜tribute to はっぴいえんど〜
- Good-bye (2002年10月 第3期)トリビュートアルバム:BEAT OFFENDERS 〜A TRIBUTE TO THE COLLECTORS
- EMOTIONAL RESCUE(2003年3月12日) ローリング・ストーンズ トリビュートアルバム:『IT'S ONLY ROCK'N ROLL (BUT WE LIKE IT LOVE)』/ZAZEN BOYSが提供した楽曲に岸田が謎のボーカリストSEXY JOEとして参加。
- SING A SONG〜NO MUSIC, NO LOVE LIFE〜(2004年11月23日)シングル:こっこちゃんとしげるくん
- 初花凜々(2005年5月25日)シングル:SINGER SONGER(別プロジェクト)
- ばらいろポップ(2005年6月29日)アルバム:SINGER SONGER( 〃 )
- Juice(2006年7月5日 第5期)シングル:くるりとリップスライム
- ラヴぃ(2006年7月5日 第5期)シングル:リップスライムとくるり
- 雪印マーガリン「ネオソフト」CMソング(2000年)
- 五月の海(2006年11月22日 第5期) オムニバスアルバム:みやこ音楽(トラック12)
- シャツを洗えば(2009年12月25日 第6期) シングル:くるりとユーミン (史上初の雑誌サイズ流通CDとして発売)
- MURKY WATERS(2011年1月19日 第6期)トリビュートアルバム:Re:TTLE CREATURES」
- 東京(2012年3月7日)オムニバスアルバム:東京こんぴ
- 石巻復興節(2012年3月12日 第8期)シングル:くるり(チャリティーCD、石巻市内店舗と通販にて発売)
- ハイウェイ(2013年3月27日)オムニバスアルバム:TWO DAYS OFF
リミックス
- 広末涼子『RH Remix』(2001年8月29日) 大スキ!を岸田がリミックス。
- BACK DROP BOMB『REFIXX』(2002年5月22日) That's The Way We Uniteを佐藤と岸田が「NOISE McCARTNEY from QURULI」としてリミックス。
未発売音源
未音源化楽曲
- 「サモ・ハン・キンポー」(2000年頃、ライブにて演奏)
- 「鍋の中のつみれ」(2008年 - 2009年にかけて、ライブにて演奏)
- 「カラスのボーカロ」(2008年頃、ライブにて演奏)~ 歌詞を変え、「べべブ」として『魂のゆくえ』に収録。
- 「夜汽車はいつも夢をのせて」 (2009年、京都音博にて石川さゆりを伴い初演。2011年、ライブにて演奏)
- 「その線は水平線」 (2010年、ライブにて演奏)
- 「いっぽ」 (2011年、ライブにて演奏)
- 「METAL ZONE」 (2011年、ライブにて演奏)
- 「ウェイパー(味覇)」 (2011年、ライブにて演奏)
- 「コトコト琴電」 (2011年、香川県・琴電100周年イベント@仏生山工場ライブにて演奏)
- 「タカタカソフト(替え歌)」 (2011年、ライブにて演奏)
ミュージックビデオ
監督 | 曲名 |
池田剛 | 「ロックンロール」 |
ELECROTNIK | 「愉快なピーナッツ」 |
大森立嗣 | 「キャメル」 |
小川直也 & 木村真生 | 「オールドタイマー」 |
Katja Kuhl | 「JUBILEE」 |
川口潤と岸田繁 | 「シャツを洗えば(くるりとユーミン)」 |
岸田繁 | 「ばらの花」「リバー」「ワールズエンド・スーパーノヴァ」「三日月」「赤い電車」「男の子と女の子」「東京レレレのレ」「魔法のじゅうたん」 |
岸田繁 + 阿部智子 | 「五月の海」 |
岸田繁 & 竹内鉄郎 | 「HOW TO GO」「すけべな女の子」 |
岸田繁 / 直 | 「glory days」 |
岸田繁 & 番場秀一 | 「everybody feels the same」 |
キャビアとグルーヴィジョンズ | 「ラヴぃ(リップスライムとくるり)」 |
groovisions | 「Juice(くるりとリップスライム)」 |
是枝裕和 | 「奇跡」 |
高橋太郎 | 「ワンダーフォーゲル」 |
竹内鉄郎 | 「ハイウェイ」 |
直 | 「Baby I Love You from DVD「京都音楽博覧会 2011 IN 梅小路公園」」「ブレーメン from DVD「横濱ウィンナー」」「最後のメリークリスマス」 |
手島領 | 「Superstar」 |
時崎豊 | 「chili pepper japones」 |
永野鉄兵 | 「魂のゆくえ」 |
中村剛 | 「さよならリグレット」「花の水鉄砲」 |
播島暁 | 「奇跡 from DVD「武道館ライブ」」 |
番場秀一 | 「春風」「青い空」「虹」 |
平林優 | 「続きのない夢の中」 |
端地美鈴 and CHIMASKI | 「Remember me」 |
山下敦弘 | 「言葉はさんかく こころは四角」 |
不明 | 「BIRTHDAY」「Baby I Love You」「温泉」「街」「東京」 |
ラジオ
- NHK-FM 「くるり電波」 2012年4月より現在放送中(毎月最終週火曜 23:00~24:00)。
- JFN 「ラ・くるり」 2011年1月より、6年ぶりのラジオレギュラー番組として JFN21局ネットにて現在放送中。
- α-IMAGE ARTIST PROGRAM FOUL 54(α-STATION/土曜日/1999年1月 - 1999年3月)
- MUSIC FREAKS(FM802/日曜日/1999年10月 - 2000年9月)※岸田1人でDJを担当。
- OH! MY RADIO(J-WAVE/金曜日/2001年10月 - 2003年9月)
- TR2(J-WAVE/月曜日/2003年10月 - 2005年3月)
- くるりLOCKS!(TOKYO FM/SCHOOL OF LOCK!内/2007年3月)
主なライブツアー
- 退屈退治 vol.3(1998年)
- 三日で激ヤセ驚異のキノコパワー(1999年)
- ワンマンライブツアー〜もうじき平成12年〜(1999年)
- 世田谷線旧型車輌を残そうキャンペーン(2000年)
- TEAM PARTY 2001 &TEAM PARTY 200,000,001(2001年)
- うんぽこどっこいしょ(2002年)
- QURULI アメリカ東海岸ツアー(2002年)
- くるりサマーコンサート'03〜浴衣入場無料(ウソ)〜(2003年)
- 安心しろ、秘孔ははずしてある(2004年)
- はぐれメタル純情派(2005年)
- はぐれメタル魔神斬り(2006年)
- くるり対バンツアー2006 〜毎日が地蔵盆〜(2006年)
- まZEPPご飯!(2006年)
- くるり ホールツアー2007「ふれあいコンサート」(2007年)
- くるり 対バンツアー2008 デラぜっぴん 〜混浴四重奏〜(2008年)
- くるりワンマンライブツアー2009〜敦煌(ドンファン)〜(2009年)
- くるりワンマンライブツアー2009〜とろみを感じる生き方〜(2009年)
- くるりライブ興行2010〜地獄の団体戦〜(2010年)
- くるり ニューアルバム発売記念ツアー〜言葉にならしまへん、笑顔を見しとくれやしまへんやろか〜(2011年)
- 磔磔でgudaguda(2011年)
- くるり×細野晴臣 東北ツアー(2011年)
- くるりワンマンライブツアー2011~湯気湯気帝国~(2011年)
- くるりワンマンライブツアー2012~Clear Water Japones~(2012年)
- くるりワンマンライブツアー2012~国民の性欲が第一~(2012年)
関連項目
- 公式ファンクラブ「純情息子」
- NOISE McCARTNEY RECORDS
- 京都音楽博覧会
- みやこ音楽祭
- 毒猿ベビヲ・・・くるりの前身バンド。メンバーはスギタキヨタカ(vo/g)、岸田(g)、佐藤(b)、?(ds)。前ドラマー脱退後に森(ds)が加入。更にスギタキヨタカが脱退し、岸田、佐藤、森の三人でくるりとして活動[4][5]。
- ソウル・フラワー・ユニオン(岸田が敬愛。幾度共演。)
- 小田和正(クリスマスの約束2007、京都音楽博覧会で共演。)
- 細野晴臣(2011年、合同で東北アコースティックツアーを開催。)
- 京浜急行電鉄
- みんなの鉄道
外部リンク
- くるり公式ウェブサイト - 所属元バッドニュース
- クルバビロン - SPEEDSTAR RECORDSによる公式ページ
- テンプレート:MySpace
- [インタビュー]くるりが描き出した「見落とされがちなもの」 (2010.9 CINRA.NET))
脚注
テンプレート:SCHOOL OF LOCK!- ↑ 2012年9月13日、「笑っていいとも」の「テレフォンショッキング」出演時に本人談。
- ↑ FACTORY #0095 くるり - LIVE
- ↑ FACTORY #0095 くるり - Profile
- ↑ 食卓ON楽 2011年1月7日
- ↑ PaPas milk - OFFICIAL WEBSITE - BIOGRAPHY