SINGER SONGER

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SINGER SONGER(シンガー・ソンガー)は、日本音楽バンドシンガーソングライターCoccoロックバンドくるり」のメンバーを中心にした五人から構成される。

概要

Coccoと「くるり」の中心メンバー岸田繁佐藤征史、および「くるり」のサポートメンバーをつとめていた堀江博久と臺太郎の5人で結成した、いわゆるスーパーバンド。また、一時的に音楽活動を休止していたCoccoにとっては、3年ぶりの活動再開だった。

略歴

メンバー

Cocco(こっこ)
ボーカル担当。またほとんどの楽曲の作詞・作曲をしている。
岸田繁(きしだしげる)
ギター担当。
佐藤征史(さとうまさし)
ベース担当。
堀江博久(ほりえひろひさ)
キーボード担当。
臺太郎(だいたろう)
ドラム担当。

エピソード

  • レコーディング2日目に岸田繁が倒れ、2泊3日の入院。それをうけてバンド名が「ヘルシーズ」に変わる。 岸田の入院中、「SINGER SONGERは一回解散。ヘルシーズを結成します!」と宣言。岸田に寄せ書きを贈る。
  • 「健康第一」をモットーに、ファーストシングルのタイトルも「野菜ジュース」を予定。アイデアとして、ジャパネットタカタからリリースし、「今ならジューサーとミルが付いてくる!」という文句も発案していた。それらに伴いメンバーのあだ名も作成。
しばらくそう呼び合っていたが、シングルリリースが具体化した頃に元に戻した。
  • 退院後、心身ともに弱っている岸田にCoccoが持っていった曲が「初花凛々」で、「看護婦さんよりこの曲に癒された」と語る。
  • 「Love in the air」のレコーディングは、岸田に頼りきっていたメンバーが初めて結束してがんばったことから「みんなで楽しかった」と話している。経緯を知らない岸田は「Love in the air」の出来が良かったため、自分が居なくても出来るんだ、と拗ねた。
  • 「Millions of Kiss」のレコーディングで岸田は、根岸孝旨から300万円するレスポールを借りて弾いた。
  • 佐藤征史Coccoは雑誌のインタビューで「SINGER SONGERをこれ一回で終わらせるつもりは無い。もう一度やる。」と公言している。
  • 当時くるりのメンバーだった大村達身は、不参加だった理由について、「(自分のギターは)風みたいなもんやから、風は二つはいらん」とのこと。

ディスコグラフィ

こっこちゃんとしげるくん名義

リリース日 タイトル 順位[2] 規格品番 形態 備考
2004年11月23日 SING A SONG 〜NO MUSIC, NO LOVE LIFE〜 9位 TOWER-25 CD タワーレコード限定発売[3]
タワーレコード25周年記念事業
『TOWER RECORDS GO! GO! 25TH』テーマソング

※順位はオリコンCDシングル週間ランキング最高位

SINGER SONGER名義

シングル

# リリース日 タイトル 順位[2] 規格品番 形態 備考
1st 2005年5月25日 初花凛々 3位 VICL-35816(通常版)
VIZL-136(初回限定盤)
CD
CD+DVD[4]
デビューシングル
映画『彩恋 SAI-REN』挿入歌

アルバム

# リリース日 タイトル 順位[2] 規格品番 形態 備考
1st 2005年6月29日 ばらいろポップ 3位 VICL-61651(通常版)
VICL-62637(期間限定特別価格盤)
CD

※順位はオリコンCDアルバム週間ランキング最高位

脚注

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外部リンク

テンプレート:SINGER SONGER テンプレート:Cocco

テンプレート:くるり
  1. 1.0 1.1 テンプレート:Cite web
  2. 2.0 2.1 2.2 順位はオリコンCDシングル週間ランキング最高位。
  3. テンプレート:Cite web
  4. 「初花凜々」ミュージック・ビデオ、レコーディングオフショット収録DVD付。