佐藤征史

佐藤征史（さとうまさし、1977年 2月1日 - ）は、日本のミュージシャン。ロックバンド、くるりのベーシスト。

来歴

京都府亀岡市出身。
小学校時代は近隣の山で遊び、中学校時代はサッカー部に所属するなど体育会系の少年だった。
立命館高等学校に入学。高校1年の時に岸田繁と出会う。高校3年の時に友人たちとバンドを組み、そのときはじめてベースを握る。
立命館大学法学部に入学、大学の音楽サークルであるロックコミューンに入る。岸田繁とくるりの前身となるバンドを組み、並行してママスタジヲなどのバンドにも参加していた。
1996年に岸田繁からコンテスト出場に誘われ森信行とともに3人で参加し優勝。以後、本格的にくるりに参加していく。
1998年、デビューシングルである『東京』をリリースしメジャーデビュー。
1999年に無事大学を卒業し、現在までくるりでベースを担当する。
2003年にくるり主宰のレーベル、「NOISE McCARTNEY RECORDS」を立ち上げる。
2007年、故郷の亀岡市の「亀岡観光大使」に就任。

愛称は「サティ」、「社長（由来は下記参照）」。くるりでは岸田に次いで作曲を行っているが、たまに作詞やボーカルを担当することもある。
デビュー時は、くるり3人を「眼鏡・デブ・ロン毛」と売り出していたことから分かるように長髪であったが、以降はセミロングであることが多い。その髪型により、ふかわりょうや伊達公子に似ているといわれたことがある。
虫が苦手。「ファンデリア（おまけつき）」や「ばらの花」収録の特典スライドショーなどでその様子が垣間見られる。
レーベル「NOISE McCARTNEY RECORDS」の社長を務める。日々、レーベルに送られてくるデモを聴いているとのこと。
以前はジャズベースを主に使用したが、最近はプレシジョンベースを主に使用している。フレットレスベースやコントラバスを演奏することもある。
自分が常に理想とするバンドとしてスーパーグラスを挙げている（『snoozer』2006年2月号より）。
もしくるりが解散しても、くるり以外のバンドで活動を続けることはないだろうという旨の発言をしている。