ジェンガ
ジェンガ(テンプレート:Lang-en)は、同サイズの直方体のパーツを組んで作ったタワーから崩さないように注意しながら片手で一片を抜き取り、最上段に積みあげる動作を交代で行うテーブルゲーム。おもにパーティーゲームとして利用されている。
概要
1974年にイギリス人の女性起業家テンプレート:仮リンクにより開発され、1983年にロンドンで発売された。欧米ではハズブロ、日本ではタカラトミーより発売されている。
「ジェンガ」という語はスワヒリ語で「組み立てる」という意味の「クジェンガ」に由来する。その原型はレスリーの家族が遊んでいたゲームであり、当時住んでいたガーナのセコンディ・タコラディにちなみ「タコラディ・ブリック」と呼んでいた[1]。
基本型は54本の直方体のパーツを縦横に3本ずつ組み上げた18段のタワーとなっている。パーツは最上段を除きどこから抜き取っても良いが、最上段に3本そろわないうちにそのすぐ下の段から抜き取ってはならない。タワーを崩した人が負け。パーツはそれぞれごくわずかに厚みが異なっており、ゲーム性を高めている。
ジェンガには他にもパーツが菱形になった「ジェンガエクストリーム」、ミニサイズ・大型サイズの「ジェンガジュニア」「ジャンボジェンガ」などがあり、パーツに指令が書かれたもの、付属のサイコロやカードなどと併用して遊ぶもの、他の商品や企業・キャラクターとコラボレーションしたものなど様々なバリエーションが販売されている。
また、UNOと組み合わせた「ウノスタッコ」など、亜流ゲームも多い。
素材は、基本型は木製だが、バリエーションによってプラスチック製や紙製などがある。タカラトミーでは、2013年にジェンガ30周年記念として桐製のジェンガが限定発売された[2]。
ジェンガを題材にしたもの
- 楽曲
- 一人ジェンガ(矢井田瞳)
- 怪獣とジェンガ(Who the Bitch)
- 映画
- テレビ・ラジオ番組
- 迷い猫オーバーラン!(TOKYO MX・BS11)
- 第8話「迷い猫、抜いた」作中で、この商品と類似した「スーパーブロックス」が登場し、ゲーム大会が開かれた(側面には罰ゲームが書かれていた)。
- オードリーさん、ぜひ会って欲しい人がいるんです!(中京テレビ)
- 一般人の「ジェンガ最強高校生」が出演した他、特別編『ジェンガ王決定戦』が放送された[3]。
- ジェンガでナイト!(文化放送インターネットラジオ『超!A&G+』枠、2014年4月11日 - )[4]
その他、バラエティ番組などにおいて、ゲームやくじ引きなどに頻繁に使用されている。
- 書籍
- JENGA―世界で2番目に売れているゲームの果てなき挑戦(レスリー・スコット 著/雨宮寛・今井章子 訳、東洋経済新報社、2013年12月6日)ISBN 978-4-492557-39-6
関連項目
脚注
- ↑ ジェジェジェジェンガ | 東洋経済オンライン
- ↑ タカラトミー公式通販サイト「タカラトミーモール」桐製ジェンガ 30th anniversary
- ↑ 第1回ジェンガ王決定戦|オードリーさん、ぜひ会って欲しい人がいるんです!
- ↑ ジェンガでナイト!