三浦大知

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テンプレート:Infobox Musician 三浦 大知(みうら だいち、1987年8月24日 - )は、日本歌手ダンサー振付師作詞家作曲家

沖縄県出身[1]血液型はAB型。身長175cm。

来歴

6歳の頃からダンススクールに通い始める。そこで歌も始める。そのきっかけは、当時、アニメ戦隊モノのテレビ番組のオープニングやエンディングの曲に合わせて踊っている様子を見た母親が連れて行ってくれたから。

1997年 ‐

2000年

  • 変声期を理由に(変声期に歌い続けると声を潰してしまう危険性があるため)、Folderでの活動を休業宣言し(結果グループはFolder5に改編)、芸能活動を休止し充電期間に入る。変声期の間はダンスに重きを置き、ボイストレーニングは制限していた。

2004年

  • 8月1日、原宿アストロホール(VISION FESTAvol.2)にて、「三浦大知」として復活ライブ。

2005年

2006年

2007年

  • 7月18日、5thシングル「Flag」をリリース。
  • 7月25日、ニューヨークに渡り、Rock Steady Crew 30th Anniversaryに日本人としては初の単独参加を果たす。ステージでは自身の曲「Word!」を披露。

2008年

  • 3月19日、コンピレーションアルバム『FLOWER FESTIVAL』に参加。自身が作詞作曲を行った「Special Story」が収録される。
  • 7月23日、6thシングル「Inside Your Head」をリリース。自身が初めてダンスの振り付けを担当し、そのミュージックビデオがダンス界で話題を呼ぶ。

2009年

2010年

  • 2月10日、BoAのアルバム『IDENTITY』収録曲「Possibility duet with 三浦大知」に参加。
  • 8月18日、9thシングル「The Answer」をリリース。
  • 12月15日、10thシングル「Lullaby」をリリース。

2011年

  • 3月9日、leccaのアルバム『箱舟〜ballads in me〜』収録曲「First Sight feat. 三浦大知」に参加。本作はleccaが「勝手に大知くんを想定して作った」曲という。
  • 5月25日、ライブDVD『DAICHI MIURA LIVE TOUR 2010 〜GRAVITY〜』リリース。同日、3rdDVD収録の新曲「Touch Me」がレコチョクにて着うた配信が開始される。
  • 8月24日、11thシングル「Turn Off The Light」をリリース。
  • 11月30日、3rdアルバム『D.M.』をリリース。

2012年

2013年

2014年

評価

頭ひとつ抜けた抜群の歌唱力と世界でも最先端に位置する卓越したダンスを併せ持ち、その世界水準のパフォーマンスから数少ない“本物”と言われ「天才」「和製マイケルジャクソン」などと称される[3][4]

2008年以降は自身でダンスの振り付けを手掛けており、作詞作曲を行うことも多く、ライブの構成、演出も担っている。また、その音楽センスに対する評価が高い[5]

その才能は数多くのアーティストやダンサーから称賛されている。

  • KREVA「あんだけ歌って踊れるやつは世界でもそんなにいない」[6]「歌が上手いと言っても、色々な上手いがあると思うが、その中のどれかでは確実に最高と呼べるレベルにいる」[7]「ライブをクリエイトする力がすごい」[4]
  • 藤井フミヤ「久しぶりにスーパースターの予感がする」[8]
  • 宇多丸RHYMESTER)「世界レベルのスキルで歌って踊れて、曲も作れて……なんて話が、大知基準ではもはや当たり前のことにさえ思えてくるから怖い」「ただでさえ天才なのに、頭も性格も良くてそのうえ努力し続けちゃってんだもんなー!」[7]「日本人では珍しいタイプの360°隙なしエンターテイナー」[4]
  • 坂見誠二(ダンサー)「大知は天才だね」「あったまくるね」[9]
  • 橘慶太w-inds.)「彼は歌って踊る日本のアーティストの中では間違いなく1番です。彼のパフォーマンスは世界レベルです。天才のうえに努力を怠らない。素晴らしいアーティストです。もうズルいくらいです。笑」[10]
  • 日高光啓AAA)「日本で一番踊れて、歌える男といえば。「三浦大知」以外の答えを僕は持たない。最近は、踊って歌える人も増えたけれど。歌もダンスもこの完成度で、なおかつフレッシュで熱いバイブスが身体中をまとっていて。洋邦問わず色んな音楽を聴いても、歴史を遡っても、こんなアーティストはそうはいない!」[11]

アッシャービヨンセコレオグラファーや、ヒップホップカルチャーの創世を担ったヒップホップチーム・ロック・ステディ・クルー等に太鼓判を押されるなど、日本のみならず、世界のクリエイター、ダンサー達からも注目を浴びている[12][13]

人物・エピソード

FolderのメンバーだったAKINAとは今でも交流があり、AKINAのブログにも登場している[14]。同じくメンバーだった満島ひかりも15年来の友人だと『ボクらの時代』(フジテレビ系、2012年12月9日放送回)で対談した際に明かしている。

ステージドリンクはミルクティー

ライブのMCで噛むことが多く、一種の名物になっている。

趣味は散歩、神社・仏閣巡り[15]。散歩しながら歌詞のテーマやメロディーを考ることもある。

KREVAと公私ともに仲が良く、2人で食事に行くことも多い。

音楽を始めたきっかけはマイケル・ジャクソン。6歳の頃に初めて買ったCDもマイケルのアルバム『ヒストリー』で今でも大切に持っているという。幼少期にグループでデビューしその後ソロデビューしたという共通点もある。また、「ブラック・オア・ホワイト」のミュージック・ビデオでマイケルがいろんな国のダンスを踊っている様子を見て、マイケルは何をやってもオリジナルなんだと感じ、自分もマイケルのようになりたいと子供ながらに思ったという。だから一度もマイケルのマネをしたことはなく、別の山を登って同じ高さに行きたい、三浦大知にしかできないことをやってオリジナルになりたいと語っている。2009年には24歳までに日本武道館のステージに立つという目標を立てた。それはマイケルが「ビリー・ジーン」を発表、曲中にムーンウォークを披露し大きな転換期になったのが24歳であったことに由来している(2012年にその目標を達成している)[16]

その他に歌って踊ることに関して大きく影響を受けたアーティストとしてアッシャーをあげている。

将来の夢や目標はグラミー賞を獲ること。また、日本語の曲で海外でヒットできたら一番いい、母国の言葉でちゃんと音楽として評価されることができた時に、「日本の音楽やったぜ!」って思える気がするとも話している[17]

好きなアーティストは、ジャスティン・ティンバーレイクジェイミー・カラムベン・ロンクル・ソウルPJ・モートン

ディスコグラフィー

(「Folder」時代の曲に関してはFolderを参照)

シングル

リリース日 タイトル 週間
最高
収録アルバム
1st 2005年3月30日 Keep It Goin' On 14位 D-ROCK with U
2nd 2005年6月1日 Free Style 19位
3rd 2005年10月12日 Southern Cross 34位
4th 2006年1月11日 No Limit featuring
宇多丸 (from RHYMESTER)
29位
5th 2007年7月18日 Flag 62位 Who's The Man
6th 2008年7月23日 Inside Your Head 48位
7th 2009年2月11日 Your Love feat.KREVA 20位
8th 2009年5月20日 Delete My Memories 36位
9th 2010年8月18日 The Answer 24位 D.M.
10th 2010年12月15日 Lullaby 16位
11th 2011年8月24日 Turn Off The Light 16位
12th 2012年5月2日 Two Hearts 9位 The Entertainer
13th 2012年12月12日 Right Now/Voice 7位
14th 2013年7月10日 GO FOR IT 8位
15th 2014年3月5日 Anchor 7位 TBA

アルバム

リリース日 タイトル 週間
最高
1st 2006年1月25日 D-ROCK with U 18位
2nd 2009年9月16日 Who's The Man 27位
3rd 2011年11月30日 D.M. 7位
4th 2013年11月20日 The Entertainer 5位

配信限定

シングル
リリース日 タイトル 収録アルバム
2007年8月25日 Everlasting Love 2007 -
2011年6月1日 Touch Me D.M.
2012年8月29日 Elevator The Entertainer
アルバム
リリース日 タイトル 備考
2014年3月14日 Covers EP 洋楽カバーミニアルバム

映像作品

リリース日 タイトル
2006年3月29日 LIVE D-ROCK with U 〜DAICHI MIURA LIVE Chapter-2〜
@Shibuya AX 5th February
2009年9月16日 DAICHI MIURA LIVE 2009 -Encore of Our Love-
2011年5月25日 DAICHI MIURA LIVE TOUR 2010 〜GRAVITY〜
2012年2月22日 DAICHI MIURA LIVE TOUR 2011 〜Synesthesia〜
2012年8月22日 DAICHI MIURA LIVE 2012「D.M.」in BUDOKAN
2013年1月16日 DAICHI MIURA "exTime Tour 2012"
2013年3月20日 Choreo Chronicle 2008-2011 Plus
2014年1月29日 DAICHI MIURA LIVE TOUR 2013 -Door to the unknown-
in YOKOHAMA ARENA
2014年10月1日 DAICHI MIURA LIVE TOUR 2014 - THE ENTERTAINER

参加曲

リリース日 タイトル 収録された作品 備考
2006年4月26日 声をかさねて... ajapai「声をかさねて...」
2007年11月21日 Wishing on a groove VISION FACTORY「CHRISTMAS HARMONY」
2008年3月19日 Special Story VISION FACTORY「FLOWER FESTIVAL」
2009年1月21日 STOP!! feat. 三浦大知 千晴「バカ正直」
2009年7月22日 Sugar Shack VA「SUGAR SHACK Official soundz mixed by DJ HAL」
2009年12月9日 When She Loved Me (Toy Story 2) VA「Mellow Disney -R&B Revisited-」
2010年2月10日 Possibility duet with 三浦大知 BoAIDENTITY
2010年12月1日 年下の君に feat. 三浦大知 Sowelu「Love & I.〜恋愛遍歴〜」
2010年12月8日 Can't Help Falling In Love (Lilo&Stitch) VA「Urban pop Disney」
2010年12月15日 君がいるなら 〜White Love Song〜 SUGAR SHACK「君がいるなら 〜White Love Song〜」 配信限定
2011年3月9日 First Sight feat. 三浦大知 lecca「箱舟〜ballads in me〜」
2011年6月29日 明日の太陽 SUGAR SHACK ALL STARS「明日の太陽」 配信限定
2011年8月3日 熱帯夜 SUGAR SHACK FAMILY「SUGAR SHACK FACTORY」
2011年9月8日 蜃気楼 feat. 三浦大知 KREVA「GO」
2011年12月14日 HOPE MAJOR MUSIC「HOPE」
2012年5月16日 Dream On feat. 三浦大知 福原美穂「Dream On feat. 三浦大知」
2013年8月14日 HOLIDAY feat. 三浦大知 DJ DECKSTREAM「DECKSTREAM.JP」
2014年6月18日 全速力 feat. 三浦大知 KREVA「KX

ライブツアー

※単発ライブや複数の歌手によるライブは記述しない

期間 ツアータイトル 規模 備考
2005年1月 LIVE「Chapter-0」 2都市2公演
2005年4月 - 5月 LIVE「Chapter-1」 6都市6公演
2006年2月 LIVE「Chapter-2」 3都市3公演
2007年4月 - 5月 DAICHI MIURA LIVE TOUR 2007 8都市8公演
2009年5月 DAICHI MIURA LIVE 2009 "Our Love" 2都市2公演
2009年7月 DAICHI MIURA SUMMER SEMINAR '09 〜Encore of Our Love 2都市2公演
2009年10月 - 11月 DAICHI MIURA LIVE TOUR 2009 "Who's The Man" 5都市5公演
2010年5月 DAICHI MIURA LIVE 2010 〜Emotion〜 2都市2公演
2010年8月 DAICHI MIURA SUMMER SEMINAR '10 〜The Answer? 2都市2公演
2010年10月 - 12月 DAICHI MIURA LIVE TOUR 2010 〜GRAVITY〜 10都市10公演 計10000人動員
2011年8月 - 10月 DAICHI MIURA LIVE TOUR 2011 〜Synesthesia〜 7都市8公演 計21000人動員
2012年3月 - 5月 DAICHI MIURA LIVE TOUR 2012「D.M.」 6都市8公演 計22000人動員 ファイナルでは初の
日本武道館公演を開催
2012年7月 - 9月 DAICHI MIURA "exTime Tour 2012" 16都市17公演 計35000人動員 初のホールツアー
2013年6月 - 9月 DAICHI MIURA LIVE TOUR 2013-Door to the unknown- 9都市12公演 計42000人動員(再追加公演を含まない) ファイナルでは初の
横浜アリーナ公演を開催
2014年4月 - 5月 DAICHI MIURA LIVE TOUR 2014「The Entertainer」 16都市21公演

書籍

出演

テレビ

ラジオ

脚注

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外部リンク

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