鹿児島讀賣テレビ

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テンプレート:日本のテレビ局 テンプレート:Infobox 株式会社鹿児島讀賣テレビ(かごしまよみうりテレビ、Kagoshima Yomiuri Television)は、鹿児島県放送対象地域としてテレビジョン放送をする特定地上基幹放送事業者である。 略称はKYT、通称は鹿児島読売テレビ日本テレビ系列NNNNNS加盟局)。

概要

データ

ファイル:KTSkagoshima2.jpg
送信所(鹿児島テレビ放送本社)
  • 本社:鹿児島市与次郎1-9-34
  • 支社:東京・大阪・福岡
  • 開局日:1994年(平成6年)4月1日
  • チャンネル番号(本局):29チャンネル(デジタル リモコンキーID「4」)・30チャンネル(アナログ、廃止)
  • 送信所:鹿児島市紫原6-15-8(鹿児島テレビ放送本社テレビ塔)、鹿児島親局テレビ・FM放送所を参照。ベリカードは発行していない。
  • テレビ出力:1kW(デジタル)、映像・10kW、音声・2.5kW(アナログ、廃止)
  • コールサイン:JOUI-DTV(デジタル)、JOUI-TV(アナログ、廃止)
  • カバーエリア:鹿児島県全域及び宮崎県・熊本県・沖縄県の一部

年表

補足
鹿児島讀賣テレビ本社には、開局当初から数年間、読売新聞の鹿児島支局が入居していた(現在は鹿児島市内の中心部の賃貸ビルに移転)。

ネットワークの移り変わり

  • 1994年4月1日 - 日本テレビ系列局として開局した。鹿児島県では(開局当初からとして)2番目のフルネット局(マストバイ局)である。九州地区では福岡放送熊本県民テレビ長崎国際テレビに続いて4局目の日本テレビ系マストバイ局でもある。
    • それまでの鹿児島県の日本テレビ系列局は鹿児島テレビ(KTS)で、フジテレビ系列とのクロスネット局であった。当時同局がネットのニュース番組は、朝・昼・夜の3本がNNN、夕方がFNNという、混合編成を組んでいた。なお、夕方の日テレ系ニュースは同局が『NNN6:30きょうのニュース』・『NNN日曜夕刊』のネットを1985年3月に打ち切って以来、9年ぶりの放送再開である。
    • また、クロスネット解消の前日まで、全放送番組の約4割を日本テレビ系番組が占めていた(『ジパングあさ6』、『ズームイン!!朝!』、『NNNきょうの出来事』など)。なお、日本テレビからの番販番組は南日本放送(MBC)が僅かながら放送していた(『サスペンス劇場』、『全日本プロレス中継』、『健康増進時代』など[3])。
    • KYT開局時に移行された割合は、途中打ち切り番組を除き、鹿児島テレビ = 9:南日本放送 = 1。これは前者がNNN・NNSに加盟するほど数多く番組をネットしていたためである。

鹿児島県と日本テレビ

  • かつて、鹿児島県の日本テレビ系列局は鹿児島テレビ(KTS)が受け持っていた。しかし、同局は開局当初フジテレビ、テレビ朝日とのクロスネット体制を敷いていた。3系列の番組は時期により変動はあったもののほぼ均等であったが、日本テレビ系列については20%台から30%台を推移していた。
  • その後、第3局の開局に際しては鹿児島県については隣の熊本県の第3局の動向を見て開局するとし、同県3局目に日本テレビ系の熊本県民テレビ(1982年4月1日開局)が内定した事により、鹿児島県にはその半年後の1982年10月1日にテレビ朝日系列の鹿児島放送(KKB)が開局。
  • これにより、鹿児島テレビは日本テレビとフジテレビのクロスネット局となった。1982年10月 - 1992年3月の9年半は日本テレビ系列を優先する編成を組んでいた。特に1983年10月の改編時点では、プライムタイムの日本テレビ・フジテレビ両系列の放送比率2:1という体制を取っていたが、1985年4月の改編からは両系列とも均等な放送時間に組み替えた。また、1992年4月・10月の改編では当局の開局を控えていた事もあり、日本テレビ系列の番組枠を大量に廃止して徐々にフジ色を強くしていき、平日・土日とも日中・深夜帯並びにローカルセールス枠を中心にフジテレビ系主体に切り替えていった。
  • 南日本放送でも日本テレビの番組は放送されていたが、鹿児島放送開局時にそれまで放送していたほとんどの番組が鹿児島テレビへ移動し、1994年の当局開局時においても一部のスポンサー番組を除き、姿を消した。
  • なお、鹿児島テレビは、クロスネット時・1992年10月の改編を最後に、早朝・プライムタイムニュースを除く日本テレビ系番組のうち、その約8割を打ち切り。同年10月4日を以って、フジテレビ系メインネットの体制へと完全に移行した。

KYTのサービス放送

  • 前項の年表にて説明の通り、KYTでは開局前に試験電波の発射を兼ね、本放送開始9日前の1994年3月23日よりサービス放送を実施。
  • この際、当時日テレ系列主体のクロスネット局だった鹿児島テレビへの配慮もあり、同局で過去にネット履歴のない番組を選んで放送していた。
  • 但し、鹿児島テレビで番組開始当初から一度も放送された事のない『午後は○○おもいッきりテレビ』は、同局で内包コーナー『ごちそうさま』のみを1992年9月25日までネットしている事から、サービス放送期間中の当該時間帯(月-金・12:00-13:55)は鹿児島テレビ未放送の別番組に差し替えられていた。
  • また、当時は鹿児島テレビが夕方以外の時間帯に『NNNニュース』をネットしている事への兼ね合いもあり、当該時間帯のニュース番組は放送を控える形でフィラーを流していた。

資本構成

主要株主

数字は2011年8月4日時点での出資比率。[4]

主要取引銀行

関連事業

  • KYTオートピア ほか

主な番組

自社制作番組

現在

過去

日本テレビ系の時差ネット番組

再放送番組

他系列番組

現在

テレビ東京系

過去

アニメ番組

KYTでは開局から2000年ごろまで平日夕方にアニメ枠を設定していた。

放送されたアニメ番組

深夜アニメ

不定期に深夜アニメを放送することがある。過去には『エンジェル・ハート』や『逆境無頼カイジ』が放送された(いずれも金曜日)。

KYT夕方のドラマ館

2002年4月に『ニュースプラス1』の17時台ネット開始までは、平日の夕方16時台にテレビドラマ再放送枠を設けていた。専用の静止画オープニングも存在した、『NEWSリアルタイム』開始時に17時台のネットを打ち切ったため再開。 17時台の枠で放送される作品は日本テレビや読売テレビ制作の連続ドラマ再放送に限らず、TBSフジテレビ関西テレビテレビ朝日が制作会社と共同制作した作品(制作放送局の権利が失効した作品)も放送されている。特にTBS系で放送されたドラマは、ドリマックス・テレビジョン(旧・木下プロダクション)が制作した作品が多く放送されている。また、台湾韓国のテレビドラマも再放送枠で放送される場合がある。

予告や番組詳細も告知せずに放送される場合がほとんどであったが、2010年11月 - 12月の『タルジャの春』においては番組宣伝CMの放送を開始したほか公式サイト・データ放送にて番組ページも設けられた。なお、2012年春から『news every.』17時台のネットを開始したため、現在は再び廃枠。平日深夜や週末などに単発不定期で国内ドラマの再放送を行っている。

これまで再放送された他系列のテレビドラマ

TBS系(MBCの再放送)

フジテレビ(KTSの再放送)

関西テレビ(フジ系・KTSの再放送)

テレビ朝日系(KKBの再放送)

韓国ドラマ

開局時に新規放送を始めた番組

全てが日本テレビ系列(◆印の番組を除き、いずれもサービス放送期間中よりネット開始)

開局時に鹿児島テレビから移行された番組

全てが日本テレビ系列(プライムタイムの番組がメイン)

鹿児島テレビで打ち切り後に放送が再開された番組

全てが日本テレビ系列(サービス放送期間中のネットはなし)

開局時に南日本放送から移行された番組

全てが日本テレビ系列

  • サスペンス劇場 - 1992年4月2日 - 1992年9月24日は『木曜サスペンス劇場』としてキー局よりも2日遅れ、1992年10月2日 - 1994年3月25日は『MBCサスペンス劇場』(金曜深夜)としてキー局よりも3日遅れで放送。また、それ以前はKTSで『日曜サスペンス劇場』(1982年10月 - 1985年3月、キー局よりも5日遅れ) → 『金曜サスペンス劇場』(1990年4月 - 1992年3月、金曜深夜にキー局よりも3日遅れ)として放送されていた(1985年4月 - 1990年3月の5年間、鹿児島県での放送は休止)。
  • 全日本プロレス中継
  • 全国高等学校サッカー選手権大会 - KYT開局後も数年間MBCと共同制作、並行放送[7]
  • 健康増進時代日本医師会提供) - KYT開局後も最終回までMBCで放送。後番組の『Oh!診』からKYTに移行。

南日本放送で打ち切り後に放送が再開された番組

全てが日本テレビ系列

開局後に他局で放送された日本テレビ系の番組

KKBで放送

アナウンサー

男性

女性

以前在籍したアナウンサー

男性

女性

技術関係

技術協力会社 鹿児島ビジョン

情報カメラ

歴代キャッチフレーズ

  • 1994年 - I'm birth land KYT
  • 1999年 - 5つ星宣言
  • 2000年頃 - DREAM'N KYT(ドリーミンKYT)
  • 2002年 - 夢いろ色KYT
  • 2003年以降 - サクッとKYT(2003、2004年は"the 10th anniversary"が冒頭に加えられた)
  • 2013年以降 - いつでも4で♪KYT

放送開始・終了

局名告知のこと。開始(フィラー明け)、終了(フィラー開始前)ともに30秒間ずつ放送される。日テレNEWS24フィラーとして放送しているが、2013年9月には放送設備の大規模工事のために一時的に放送休止枠を設けていた。放送休止を伴う小規模工事は週末を中心に随時行われている。

アナログ放送の放送開始・終了時に使用されている社屋CGは開局当初からそのままであり(中継局紹介などのマイナーチェンジはある)、過去にはアイキャッチとしても使用されていた。地上デジタル放送ではサービス放送期間中はアナログ放送のものを流用し、"JOUI-TV" と案内されてしまっていたが、本放送開始(2006年12月)以降は専用の映像が用意されている。

アナログ放送の現在の放送開始時に使用されている曲(テレビドラマ『ヴァンサンカン・結婚』の劇中BGM)は開局当初、放送終了時に使用されていた。また、鹿児島シティエフエムの番組内のコーナー音楽としても使用されている。

天気ループ

鹿児島県内の各地点と宮崎・熊本・東京の天気情報を一部時間帯で表示する。デジタル・アナログでは大きい表示差があった。

  • (臨時)テストパターンとOPの間のお天気カメラの映像
  • ZIP!
    • 一部の時間帯、天気予報、CM(提供表示を含む)は表示無し。
  • ズームイン!!サタデー
    • 一部の時間帯、天気予報、CM(提供表示を含む)は表示無し。
  • ユメイロ@ネット
    • 一部の時間帯、天気予報、CMは表示無し。表示位置は16:9の右上で、『ZIP!』ならびに『ズームイン!!』用と比べて表示地域が少ない。

テレビ欄での取り扱い

ほとんどの新聞のテレビ欄では「KYT 鹿児島読売」と表記されているが、西日本新聞では「KYT 鹿児島読売テレビ」、日本経済新聞は「鹿児島読売 KYT」とそれぞれ表記されている。なお産経新聞九州・山口特別版は「鹿児島読売テレビ」と表記されている。

読売新聞鹿児島版の場合、左からNHK総合Eテレの次の3番目に掲載され、4番目はKYTが開局するまでNNN系列だったKTSを掲載している(読売は長崎県版もNIBの次の列にNIBが開局するまでNNNに属していたKTNを掲載している)。地元の南日本新聞や、朝日新聞毎日新聞聖教新聞の鹿児島県版及び南海日日新聞は各紙とも左から6番目、日本経済新聞は左から4番目、西日本新聞は左から8番目[8]に掲載されている。

放送区域外である宮崎県の場合、宮崎日日新聞、毎日はハーフサイズで掲載されているが、読売、朝日、日経、西日本は地元局と同じくフルサイズで掲載されている。産経新聞及び九州地区のスポーツ新聞各紙では福岡県のテレビ欄を優先的にフルサイズで掲載し、KYTなど九州・山口各局の番組欄はハーフサイズで掲載されている。なお、九州スポーツにはKYTの番組欄は掲載されていなかったが、2011年7月24日のデジタル放送の完全移行からは他の平成新局と共に掲載されている。

その他の鹿児島県の県域放送局

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

参考文献

  • 『南日本新聞』 南日本新聞社、1994年3月23日(サービス放送開始の広告)、31日(開局前日の特集記事)、4月1日(開局広告)。

外部リンク

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  1. いずれも宮崎日日新聞番組表におけるチャンネル案内(2011年7月のアナログテレビ放送終了以前)に基づく。
  2. KYT開局当日の『ズームイン!!朝!』には、NNN九州地区基幹局である福岡放送アナウンサーの古賀ゆきひとも鹿児島からの中継で出演した。
  3. このうち、『サスペンス劇場』と『全日本プロレス中継』は、鹿児島テレビ(KTS)の1992年4月改編時の日テレ系番組大量打ち切りに伴い、同局の編成から外れる形で南日本放送(MBC)へ移動したモノ。
  4. http://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/media/index/chizyou.htm
  5. 午後は○○おもいッきりテレビ』は、内包コーナー『ごちそうさま』のみを鹿児島テレビ(KTS)が1992年9月25日まで放送している事から、サービス放送期間中のネットは行わず、開局日の1994年4月1日より放送を開始した。
  6. 但し、『日曜夕刊』は『KYT日曜夕刊』のタイトルで、ローカル版ニュースのみをサービス放送期間中の1994年3月27日に放送。全国版ニュースの『NNN日曜夕刊』は鹿児島テレビ(KTS)でのネット履歴が1985年3月31日まであるため、同期間中のネットは行われていない。
  7. その一方で、1994年3月までNNSに加盟していたKTSは当大会に参加していない。
  8. 西日本新聞は南九州(宮崎・鹿児島)両県共通のテレビ欄のため、宮崎2局の次に鹿児島4局を掲載している。